JP2004017340A - テーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタ - Google Patents

テーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、後にラベルを剥がすための摘み部を適切に成形できるラベル片を作成できるテーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタを提供することをその課題としている。
【解決手段】本発明は、端部に摘み部302を有して貼付対象物に対し引き剥がし可能なラベル301を得るために、折り返して貼り合せることにより摘み部302を成形可能な摘み成形領域312を端部に有するラベル片311を作成可能なテーププリンタのテープ処理方法において、剥離紙付きの印刷テープTのラベル片311に相当する部分に印刷を行う印刷工程と、印刷工程後に、ラベル片311に相当する部分を印刷テープTから切り離す切断工程と、を備え、印刷工程は、摘み成形領域312の折り返し位置321を示す指標を印刷する折り返し指標印刷工程を有していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、剥離紙付きの印刷テープに印刷し、印刷した印刷テープを切断してラベル片を得るテーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のテーププリンタは、入力した印刷データに基づいて、印刷手段で装着した印刷テープのラベルに相当する部分に印刷を行いながら印刷テープを適宜送っていき、印刷終了後に所定の位置で印刷テープを切断して、ラベルとなるラベル片を作成するものである。そして、従来のテーププリンタは、作成したラベルが貼付後に剥がされることを想定してラベルを作成するものではなかった。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】
ところが、実際は作成したラベルを貼付後に剥がすことも多く、例えば、作成したラベルを付箋紙のように用いる場合のように、ラベルを作成している時点で、作成したラベルを貼付後に剥がすことが予めわかっている場合もある。かかる場合、従来のテーププリンタで作成されたラベルは、剥がされることを想定したラベルではないので、貼付したラベルを剥がす際にラベルは元より、ラベルの貼付対象物を傷つける可能性が高いという問題が生じる。また、ラベルの粘着材がラベルの貼付対象物に残ってしまうという問題も考えられる。
【0004】
そこで、作成したラベルを予め剥がすことがわかっている場合には、専用の印刷テープを用い、ラベルの端部の余白部分を折り返して貼り合わせることで、ラベルを剥がすための摘み部を予め形成しておくことが考えられる。しかし、かかる場合、ラベルを作成するときに折り返し分と印刷テープの幅を考慮した上でラベルの余白量を設定しなければならず煩雑である。また、ラベルの端部の折り返しは目分量により行わなければならないので、折り返し位置を判断することが困難で、折り返し部分にラベルのキャラクタがかかってしまい、適切なラベルが作成できないなどといった不具合も生じる。
【0005】
以上のことを鑑み、本発明は、後にラベルを剥がすための摘み部を適切に成形できるラベル片を作成できるテーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタを提供することをその課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、端部に摘み部を有して貼付対象物に対し引き剥がし可能なラベルを得るために、折り返して貼り合せることにより摘み部を成形可能な摘み成形領域を端部に有するラベル片を作成可能なテーププリンタのテープ処理方法において、剥離紙付きの印刷テープのラベル片に相当する部分に印刷を行う印刷工程と、印刷工程後に、ラベル片に相当する部分を印刷テープから切り離す切断工程と、を備え、印刷工程は、摘み成形領域の折り返し位置を示す指標を印刷する折り返し指標印刷工程を有していることを特徴とする。
【0007】
また、端部に摘み部を有して貼付対象物に対し引き剥がし可能なラベルを得るために、折り返して貼り合せることにより摘み部を成形可能な摘み成形領域を端部に有するラベル片を作成可能なテーププリンタにおいて、剥離紙付きの印刷テープのラベル片に相当する部分に印刷を行う印刷手段と、印刷終了後にラベル片に相当する部分を印刷テープから切り離しラベル片を得る切断手段と、摘み成形領域を端部に付加したラベル片を作成することを設定する摘み付加手段と、を備え、印刷手段は、摘み付加手段において摘み成形領域を付加したラベル片を作成することが設定されたときには、摘み成形領域の折り返し位置を示す指標を印刷することを特徴とする。
【0008】
これらの構成によれば、ラベル片の端部、すなわち摘み成形領域を折り返して貼り合わせて摘み部を作成するときに、摘み成形領域の折り返し位置を示す指標を目印として利用して適切な位置でラベル片を折り曲げることができ、適切に摘み部を作成することができる。
【0009】
この場合、摘み成形領域は、ラベルの表側となる表領域と、ラベルの裏側となる裏領域とから形成されており、折り返し指標印刷工程は、表領域を塗り潰し印刷することが好ましい。
【0010】
また、摘み成形領域は、ラベルの表側となる表領域と、ラベルの裏側となる裏領域とから形成されており、指標として、印刷手段は、表領を塗り潰し印刷することを特徴とすることが好ましい。
【0011】
これらの構成によれば、ラベル片の表領域が塗り潰し印刷されるために、塗り潰しにより示される表領域と裏領域との境界をラベル片を折り曲げる際の目印として利用できると共に、ラベルの摘み部が塗り潰された領域によって示されるので、摘み部と貼付部とを明確に区別することができる。また、塗り潰す色は複数色から選択することができ、ユーザは好みの色を選択したり、塗り潰した色に基づいたラベルの使い分けができるため、ラベルの利便性および表現力を向上させることができる。
【0012】
この場合、印刷工程は、摘み成形領域とラベル片の非摘み成形領域との境界位置を示す指標を印刷する境界指標印刷工程をさらに備えることが好ましい。
【0013】
また、この場合、摘み付加手段において摘み成形領域を付加したラベル片を作成することが設定されたときには、印刷手段は、摘み成形領域とラベル片の非摘み成形領域との境界位置を示す指標をさらに印刷することが好ましい。
【0014】
これらの構成によれば、ラベル片に摘み部(摘み成形領域)と貼付部(貼付領域)との境界位置を示す指標が印刷されるので、この指標により、摘み部を形成したラベルの摘み部と貼付部とを判別することができ、ラベルを剥がす際の利便性を増すことができる。
【0015】
これらの場合、印刷工程は、表領域に、摘み部を意味するキャラクタを印刷するキャラクタ印刷工程をさらに備えることが好ましい。
【0016】
また、これらの場合、摘み付加手段において摘み成形領域を付加したラベル片を作成することが設定されたときは、印刷手段は、表領域に摘み部を意味するキャラクタを印刷することが好ましい。
【0017】
これらの構成によれば、摘み部の表領域に摘み部を意味するキャラクタが印刷されるので、摘み部と貼付部を区別することができると共に、ユーザはラベルの摘み部をより確実に認識することができる。
【0018】
これらの場合、摘み付加手段は、摘み成形領域の付加位置をラベル片の前端、後端および前後両端のいずれかに設定可能に構成されていることが好ましい。
【0019】
この構成によれば、摘み部の位置をラベル片の前端、後端および前後両端のいずれかに選択可能に構成されているので、ユーザの好みや利用目的に応じた位置に摘み部を設けることができるので、ラベルの利便性を向上させることができる。
【0020】
これらの場合、摘み付加手段は、摘み部のサイズを設定可能に構成されていることが好ましい。
【0021】
この構成によれば、摘み部のサイズを設定可能に構成されているので、ユーザは、好み、作成するラベル長さ、ラベル幅等を考慮して摘み部サイズを設定することができる。例えば、ユーザが摘み部のサイズを直接数値入力し、この値に基づいて摘み形成領域のサイズを設定してもよい。また、予め摘み部のサイズが選択肢として設定されており、ユーザが選択肢から摘み部のサイズを選択すると、選択に応じた摘み成形領域のサイズに設定されるようにしてもよい。なお、選択肢として用意されている摘み部のサイズは、固定値として定めてもよいし、相対値として定めてもよい。相対値とする場合には、装着された印刷テープの幅に対応させたサイズに設定可能にしてもよいし、作成されるラベル片の長さに対応させて相対的に設定するものであってもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の一実施形態のテーププリンタについて詳細に説明する。
【0023】
図1は本実施形態におけるテーププリンタ全体の外観斜視図であり、図2は本実施形態におけるテーププリンタの開閉カバー11を開放したときの外観斜視図である。図2に示すように、テーププリンタ1の前部上面部に、開閉カバー11が設けられており、開閉カバー11の内側には入力した印刷データを視認するためのディスプレイ101が備えられている。そして、テーププリンタ1の前部上面にはキーボード81が設けられており、図1に示すように、開閉カバー11を閉めるとキーボード81がカバーリングされるようになっている。
【0024】
また、テーププリンタ1の後部左上面には、開閉ボタン15により開放される開閉蓋16が設けられ、内部に印刷テープTを収容したテープカートリッジCを装着するためのポケット31が形成されている。そして、テーププリンタ1の左側面には、印刷済みの印刷テープTを排出するテープ排出口17が形成されており、テープ排出口17に臨んで印刷テープTを切断するためのテープカッタ113が設けられている。
【0025】
図3に示すように、テーププリンタ1は基本的な構成として、キーボート81やディスプレイ101を備え、ユーザとのインターフェイスを行う操作部4、後述する印刷ヘッド34を備えて印刷を行う印刷部2、テープカッタ113により印刷後に印刷テープTの切断を行う切断部5、各種センサを有して各種検出を行う検出部6、各種ドライバを介して各部を駆動する駆動部7、およびテーププリンタ1の各部を制御する制御部8を備えている。
【0026】
このテーププリンタ1は、ラベル片(ラベル)を作成するためのもので、キーボード81等により入力された印刷データに基づいて、テープカートリッジCから印刷テープTを繰り出しながら、印刷テープTに印刷を行うと共に、印刷済みの印刷テープTをテープ排出口17から送り出し、印刷終了後に所定の位置で印刷テープTをテープカッタ113で切断することにより、ラベル片を作成する。
【0027】
なお、このテーププリンタ1に用いられるテープカートリッジCは、印刷テープTとインクリボンRとを収容しており、収容する印刷テープTの幅等に合わせて複数種のものが用意されている。そして、テープカートリッジCには、ポケット31に装着したときに印刷ヘッド34が遊挿される貫通開口C1が設けられており、テープカートリッジCの裏面には、収容する印刷テープTの幅や印刷テープTの種類を識別するための小孔が複数設けられている。
【0028】
印刷テープTは、裏面に形成された粘着面を剥離紙で覆われており、印刷後にラベルとして貼付できるようになっている。そして、印刷テープTは、幅が異なる複数種のものが用意されているだけではなく、印刷用の印刷テープTと、ユーザが後から書き込みできるよう表面を加工した印刷テープTとが用意されている。また、後に引き剥がすことを想定せず、通常のラベルとして利用するための印刷テープTの他、作成したラベル片を引き剥がして、例えば付箋紙様に利用可能とするために、裏面に形成された粘着面の粘着力を弱めた印刷テープTも用意されている。
【0029】
印刷テープTとインクリボンRは、貫通開口C1の位置で相互に重なり合った状態で走行する。そして、印刷済みの印刷テープTのみがテープ排出口17から外部に排出され、インクリボンRは内部で巻き取られるようになっている(図1参照)。
【0030】
次に、テーププリンタ1の各構成について順に説明する。印刷部2は、印刷テープTを送り出しながら印刷を行うもので、図1に示すように、テープカートリッジCを装着するためのポケット31と、送りモータ32(図示省略)を駆動源としてテープカートリッジCから印刷テープTを繰り出しながら送るテープ送り部33と、ヘッドカバーで覆われると共にサーマルヘッドから構成される印刷ヘッド34とを備えている。印刷ヘッド34を発熱駆動させると文字等のキャラクタが印刷テープTに印刷され、これと同期してテープ送り部33は印刷テープTを適宜送り出している。
【0031】
なお、図示は省略したが、ポケット31には、テープカートリッジCの印刷テープTの幅を検出するテープ識別センサ121が設けられており、テープカートリッジCの裏面に設けられた小孔の配列(ビットパターン)を検出するようになっている。また、このテーププリンタ1にはこの他にも各種センサが設けられており、例えば、印刷ヘッド34の表面温度を検出するヘッド温度検出センサ123や、送りモータ32の回転速度を検出する回転速度センサ122が設けられている。
【0032】
操作部4は、各種キーからなるキーボード81と、印刷データを含む印刷情報を表示する表示画面102を有するディスプレイ101とを備えている。キーボード81は、アルファベットキー群、記号キー群等を有する文字キー群82の他、各種動作を指定するための機能キー群83などが配列されている。
【0033】
機能キー群83には、印刷動作を指示するための印刷キー93、テキスト入力時のデータ確定や改行、選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー94、各種指示を取り消すための取り消しキー97、各キーの役割変更等に用いられるシフトキー95、およびカーソル移動や表示画面102の表示範囲を移動させるための4個のカーソルキー96(96U、96D、96R、96L)が設けられている。また、機能キー群83には、メニュー表示を行うためのメニューキー91や摘み部成形領域312(後述する)を付加設定するための摘み設定キー92も含まれている。
【0034】
切断部5は、テープカッタ113として、印刷テープTを切断して切り離す(フルカットする)フルカット用カッタ113aと、印刷テープTまたは剥離紙のいずれか一方のみを切断する(ハーフカットする)ハーフカット用カッタ113bとを備えている。そして、切断部5は、フルカット用カッタ113aを有すフルカット手段111と、ハーフカット用カッタ113bを有すハーフカット手段112とを備えており、フルカット手段111にはフルカット用カッタ113aを切断動作させるフルカット用カッタモータ114aが、ハーフカット手段112にはハーフカット用カッタ113bを切断動作させるハーフカット用カッタモータ114bが備えられている。そして、印刷テープTは、ハーフカット手段112でハーフカットされた後、フルカット手段111でフルカットされてテープ排出口17から排出される。
【0035】
検出部6は、前述のテープ識別センサ121、回転速度センサ122、ヘッド温度検出センサ123など各種センサを備えている。そして、各種センサからの検出信号を制御部8に送り、これに基づいて制御部8が各部を制御できるようにしている。なお、これらのセンサは実状に合わせて設ければよい。
【0036】
駆動部7は、制御部8から出力される制御信号に基づいて、各部を駆動するもので、ディスプレイ101を駆動するディスプレイドライバ131や、印刷ヘッド34を駆動するヘッドドライバ132、テーププリンタ1内の各モータを駆動するモータドライバ133等を有している。
【0037】
制御部8は、CPU141、ROM142、キャラクタジェネレーションROM(CG−ROM)143、RAM144、周辺制御回路(P−CON)145を備え、互いに内部バス147により接続されている。ROM142は、CPU141で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域の他、色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを含む制御データを記憶する制御データ領域を有している。CG−ROM143はテーププリンタ1に用意されている文字、記号、図形等のフォントデータを記憶していて、文字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。
【0038】
RAM144は、電源ボタン12の操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくようにバックアップ回路(図示省略)によって電源の供給を受けており、各種レジスタ群や、ユーザがキーボード81から入力した文字等のテキストデータを記憶するテキストデータ領域、表示画面102の表示画像データを記憶する表示画像データ記憶領域、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ領域の他、印刷履歴データ領域やその他の色変換バッファなどの各種変換バッファ領域などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
【0039】
P−CON145には、CPU141の機能を補うと共に周辺回路とのインターフェイス信号を取り扱うための論理回路、ゲートアレイやカスタムLSIなどが組み込まれている。P−CON145は、各種センサやキーボード81と接続され、各種検出信号およびキーボード81からの各種指令や印刷データなどをそのまま、あるいは加工して内部バス147に取り込むと共に、CPU141と連動して、CPU141等から内部バス147に出力されたデータや制御信号をテーププリンタ1各部に出力する。
【0040】
そして、CPU141は、ROM142内の制御プログラムに従って、P−CON145を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力して、CG−ROM143からのフォントデータ、RAM144内の各種データ等を処理し、P−CON145を介して制御信号をテーププリンタ1各部に出力する。これにより、CPU141は、印刷の位置制御や表示画面102の表示制御等を行うと共に、印刷ヘッド34を制御して所定の印刷条件で印刷テーTに印刷するなど、テーププリンタ1全体を制御している。
【0041】
次に、テーププリンタ1の制御全体の処理フローについて図4を参照しながら説明する。まず、電源が入れられるなどして処理が開始すると、要求されている初期状態にテーププリンタ1を戻すための初期設定が行われ(S1)、次に、表示画面に初期画面が表示される(S2)。初期画面表示が終了して、キー入力割込みが許可されると、キー入力割込み待機状態(S3:No)となり、キー入力が可能となる。キー入力によりキー入力割り込みが発生すると(S3:Yes)、割込み処理に移行し(S4)、その割込み処理が終了すると、再度キー入力割り込み待機状態(S3:No)となる。なお、キー入力されたか否かの判断分岐(S3)および各種割込み処理(S4)は、概念的に示した処理である。
【0042】
このように、テーププリンタ1では、主な処理を割込み処理によって行うので、印刷画像作成準備および印刷の準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キー93を押すことにより、印刷処理割込みが発生して、印刷処理が起動して印刷がなされるので、ユーザは印刷に至るまでの操作手順を任意に選択できる。
【0043】
ところで、従来のテーププリンタでは、作成したラベルが貼付後に貼付対象物から引き剥がされることを想定しておらず、ラベル片をそのままラベルとして用いていたため、従来のテーププリンタで作成したラベルを貼付後に引き剥がすことは困難であった。しかし、実際上、テーププリンタで作成したラベルは貼付後に引き剥がされることも多く、例えば、作成したラベルを付箋紙の様に利用する場合等のように、貼付したラベルを予め引き剥がすことがわかっている場合もある。そこで、本実施形態のテーププリンタ1は、引き剥がすための摘み部を有する摘み部付ラベル301を成形できる摘み部付ラベル片311を作成できるようになっている(図8参照)。なお、当然のことながら摘み部成形しない摘み部無ラベル片331も作成することができるようになっており、摘み設定メニューまたは摘み設定キー92によって、ラベルの摘み部の有無を設定できるようになっている。
【0044】
まず、本実施形態のテーププリンタ1が作成する、摘み部付ラベル片について説明する。この摘み部付ラベル片311は、摘み部付ラベル301を成形可能なラベル片で、図8(a)、(b)に示すように、端部に摘み部302を成形するための摘み成形領域312と、非摘み成形領域315から成り立っており、摘み成形領域312の中心を折り返し、貼り合わせることで摘み部付ラベル301の摘み部302を成形できるようになっている。摘み成形領域312は、摘み部302が成形されたときに摘み部付ラベル301の表側となる表領域313と、表領域313に貼り合わされ摘み部付ラベル301の裏側となる裏領域314と、から構成されている。
【0045】
次に、摘み設定メニューについて説明する。摘み設定メニューは、作成するラベル片に摘み成形領域を設けるか否かを設定するためのものである。図5に示すように、テキスト入力画面(D1)のときに、メニュー表示キー91によりメニュー表示させ(S11)、そのメニュー項目から「摘み」をカーソルキー96によりネガ表示させる。そして、「摘み」をネガ表示させた状態で、選択キー94を押す(選択する)(S12)と、摘み設定画面が表示され(D2)、摘み設定メニューが表示される。摘み設定メニューでは、選択肢として(摘みの)「あり」、「なし」が表示され、作成するラベルの摘みの有無を設定できるようになっている。なお、以下、選択肢(メニュー項目)からの選択設定は、カーソルキー96および選択キー94により行うものとする。
【0046】
摘み設定メニューで「あり」を選択する(S13)と、摘み部付ラベル作成モードにモード切替されると共に、表示画面102が設定詳細画面(D3)に切り替わり、成形する摘み部302の詳細設定を行う摘み詳細設定メニューが表示される(図5参照)。図6に示すように、摘み詳細設定メニューは5つの選択肢を有しており、摘み詳細設定メニューのメニュー項目として、成形する摘み部302の長さを設定する「摘み長」、摘み部付ラベル301に設ける摘み部302の位置を設定する「位置」、摘み成形領域312に印刷する指標を設定する「指標」、これらを初期設定値に自動設定する「自動」、および設定を終了させる「終了」が表示される。
【0047】
摘み詳細設定メニューの「摘み長」は、装着した印刷テープTの幅に対して相対的に定められた長さの摘み部302を成形できる摘み成形領域312の長さを設定するためのもので、ユーザの好みや作成するラベル片の用途に基づいて、摘み成形領域312の長さを適宜設定できるようになっている。「摘み長」を選択すると、成形する摘み部302の長さを設定する摘み長設定画面が表示され、図6および図7に示すように、「▲1▼多め」、「▲2▼普通」、「▲3▼少なめ」の3つの選択肢が表示される。なお、摘み長設定画面では、まず初期設定値として「▲2▼普通」が入力仮確定を表すネガ表示で表示されている。
【0048】
メニュー項目「位置」は、摘み部付ラベル片311に設ける摘み成形領域312の位置を設定するためのもので、ユーザのラベル利用目的および好みに応じて摘み成形領域312の位置を設定できる。メニュー項目「位置」が選択されると、摘み位置設定画面が表示され、図6および図7に示すように、選択肢として「▲1▼前」、「▲2▼後」、「▲3▼前・後」が表示される。「▲1▼前」を選択すると、前端に摘み成形領域312が設けられた摘み部付ラベル片311が作成され、「▲3▼前・後」を選択すると、前端および後端の両方に摘み成形領域312が設けられた摘み部付ラベル片311が作成される(図8(b)参照)。なお、初期設定値は「▲2▼後」となっている。
【0049】
メニュー項目「指標」は、2階層で構成されており、第1階層では、摘み成形領域312の折曲げ位置、すなわち表領域313と裏領域314との境界の設定を行い、第2階層では、第1階層での選択に対応させて、摘み成形領域312に印刷する指標の設定を行う。具体的には、メニュー項目「指標」の第1階層には、選択肢として「なし」、「□折曲げ」、「△折曲げ」が用意されており、「なし」が選択されると、折曲げ位置に関する設定は行われず、「□折曲げ」が選択されると摘み成形領域312を左右に二分する中心線を折曲げ位置として設定する(図6ないし図8参照)。また、「△折曲げ」が選択されると、摘み成形領域312を二分する対角線の位置に折曲げ位置を設定する(図8(c)参照)。
【0050】
そして、第1階層で「□折曲げ」または「△折曲げ」が選択されると、これに対応する第2階層として、摘み成形領域312に折曲げ位置321を示す折曲げ指標のみを印刷することを設定する「折曲げ指標」と、折曲げ指標に加えて、摘み成形領域312と非摘み成形領域315との境界位置322を示す境界指標を印刷することを設定する「折曲げ指標+境界指標」と、図8(d)に示すように、摘み成形領域312の表領域313を塗り潰し印刷することを設定する「塗り潰し」と、が表示される。また、第1階層で「なし」が選択されると、境界指標のみを印刷することを設定する「境界指標」と、摘み成形領域312に指標印刷を行わないことを設定する「なし」が表示される。なお、印刷される指標は、図8(f)に示すように、位置をユーザに示せるものであれば特定のものに限定されない。また、第2階層で「塗り潰し」を選択時には、これに対応させた第3階層を設け、ユーザの好みに応じて、塗り潰しに用いる色を複数色から選択できるようにしてもよい。メニュー項目「指標」の初期設定は、「□折曲げ」、「塗り潰し」となっている。
【0051】
また、この他の選択肢として、摘み詳細設定メニューに、表領域313にキャラクタを挿入することを設定するメニュー項目「キャラクタ挿入」を備えている。メニュー項目「キャラクタ挿入」は、選択肢として、「指示キャラクタ」と「指示キャラクタ」とを有している。「指示キャラクタ」は、表領域313に「つまみ」のような摘み部302を表す旨の文字等の指示キャラクタを挿入することを設定するものである(図8(e)参照)。一方、「任意キャラクタ」では、表領域313に任意のキャラクタを挿入可能で、非摘み成形領域315とは別に、表領域313に任意のキャラクタを入力して挿入できる選択肢と、表領域313と非摘み成形領域315とを一体の領域としてキャラクタを挿入する選択肢とを有している。
【0052】
「指示キャラクタ」を用いれば、「つまみ」のような指示キャラクタを表領域313に挿入することにより、ラベルの引き剥がし時に、摘み部付ラベル301の摘み部302を容易に判断することができるようになる。また、本実施形態のテーププリンタでは、「任意キャラクタ」を用いて、表領域313に任意のキャラクタを入力できるようにし、摘み部付ラベル301の摘み部302をインデックスとしても利用できるようにしている。更に、「任意キャラクタ」と「塗り潰し」を併用することもでき、「任意キャラクタ」による任意なキャラクタの挿入と、「塗り潰し」による塗り潰し部分の色分けとによってインデックスを表現でき、利便性のよいインデックスを作成することができるようになっている(図9(a)、(b)参照)。
【0053】
なお、摘み詳細設定メニューで、「摘み長」、「位置」、および「指標」の設定を行った後は、表示画面102は再び詳細設定画面に戻り、「終了」を選択することにより設定を完了することができるようになっている。そして、設定を完了すると、テキスト入力画面に切り替わり、表示画面の上部には摘み部が設定された旨の表示がなされる(図7、D16参照)。
【0054】
次に、摘み設定キー92について説明する。摘み設定キー92は、摘み部付ラベル片作成モードに直接モード切替すると共に、前述した摘み詳細設定メニューの「摘み長」、「位置」、および「指標」を順次設定できるようにしたものである。
【0055】
摘み設定キー92を用いて、摘み長:普通、摘み位置:後端、指標:□折曲げ、塗り潰しの摘み部付ラベル片を作成するまでの一連の流れについて説明する。図7に示すように、テキストデータ「ABCDE」が入力されたテキスト入力画面(D12)で摘み設定キー92が押される(S21)と、摘み部付ラベル片作成モードに切り替えられ、メニュー項目「摘み長」を設定するための摘み長設定画面(D13)が表示される。そして、摘み長設定画面(D13)で「▲2▼普通」が選択する(S22)と、次に位置設定画面(D14)が表示される。位置設定画面(D14)の選択肢から「▲2▼後」を選択する(S23)と、指標設定画面でメニュー項目「指標」の第1階層の選択肢が表示される(D15)。ここで、「▲2▼□折曲げ」を選択する(S24)と、「▲2▼□折曲げ」に対応する第2階層の選択肢が表示される。そして、「塗り潰し」を選択し、メニュー項目「指標」設定が終了すると、再びテキスト入力画面(D16)に戻り、表示画面102の上部には摘み部が設定された旨の表示がなされる。
【0056】
この状態で、印刷キー93を押す(S25)と、印刷ヘッド34が印刷テープの摘み部付ラベル片311に相当する部分の印刷を開始する。この場合、まず、印刷テープTの非摘み成形領域315に相当する部分に入力したテキストデータ「ABCDE」の印刷を行い、次に摘み成形領域312の表領域313に相当する部分を塗り潰し印刷を行う。このときの表領域313の長さは、メニュー項目「摘み長」で設定された「▲2▼普通」に基づいて行われる。そして、表領域313の塗り潰し印刷が終了した後、表領域313の長さと同じ長さ印刷テープを送り、これを切断(フルカット)すると、摘み長:普通、摘み位置:後端、指標:□折曲げ、塗り潰しの摘み部付ラベル片を得ることができる(図7参照)。
【0057】
そして、この摘み部付ラベル片311の剥離紙を剥がした後、摘み成形領域312の表領域313と裏領域314との境界位置を折り返し、貼り合わせることで摘み部付ラベルを成形することができる。そして、塗り潰し印刷により、表領域313と裏領域314との境界位置が明確になっているので、この境界位置を目印として折り返すことにより、摘み部302を適切に成形することができる。また、摘み部付ラベル301の表側の摘み部302(表領域313)のみが塗り潰し印刷されることになるので、ラベル引き剥がし時に摘み部302を明確に認識することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0058】
なお、非摘み成形領域315と摘み成形領域312との境界位置の剥離紙をハーフカットした後、印刷テープTを切断してもよい。このようにすれば、まず、摘み成形領域312の剥離紙を剥がして摘み部302を成形することができるので、非摘み成形領域315の粘着面が他の部分に粘着したりすることがなく、容易に摘み部302を形成することができる。
【0059】
最後に、テーププリンタ1で作成した摘み部付ラベル片311から成形した摘み部付ラベル301の使用例を挙げる。
【0060】
例えば、裏面の粘着力を弱めた印刷テープTを用いて摘み部付ラベル301を作成し、図10に示すように、封筒の口を摘み部付ラベル(図10(b)参照)で封止すれば、開封時に封筒を損傷したり、粘着材が封筒に残ることがないので、摘み部付ラベル301は、封筒を複数回利用したい場合などにおいて有効である。また、会社内でのやり取りのように、封筒によって頻繁にやり取りが行われる場合には、封筒に予め所望の宛先を印刷しておき、矢印を印刷した摘み部付ラベル(図10(c)参照)で宛先を指すことができる。例えば、部署Aと部署Bとのやり取りが頻繁に行われる場合、封筒に予め部署Aと部署Bを印刷しておく。部署Aから部署Bに封筒を送るときには、部署Bに矢印を指してラベルを貼付する。そして、部署Bから部署Aに封筒を返信する際には、ラベルの摘み部を摘んでラベルを引き剥がし、部署Aに矢印を指すように再びラベルを貼付する。このようにすれば封筒を傷つけることがなく、封筒を複数回利用できるので、宛先を書く手間を省くことができる。
【0061】
また、図9(a)、(b)に示すように、上述した指示キャラクタに代え、摘み部付ラベル片311の表領域313にインデックスの指標を印刷することによって、本実施形態のテーププリンタ1で作成した摘み部付ラベル301をファイル等の文書を整理するためのインデックスとして利用することができる。この場合、例えば整理する文書が増えたり、文書の変更が生じるなどして、インデックスの位置を変更する必要が生じたとしても、文書に貼付したインデックスのラベルを容易に引き剥がすことができるため、ラベルを貼付していた文書を損傷することがない。そして、引き剥がしたラベルを所望する位置に貼付して、インデックスとして再び利用することができるため、インデックスとなるラベルを再び作成する手間も省けユーザの利便性を向上させることができる。なお、インデックスとして利用する摘み部付ラベル301を作成する場合には、粘着力を弱めた専用の印刷テープTで作成することが好ましい。
【0062】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のテーププリンタのテープ処理方法およびテーププリンタでは、摘み部を成形するための摘み成形領域が付加されると共に、摘み成形領域の折り返し位置を示す指標が印刷されたラベル片を得ることができるため、予め作成したラベルを貼付後に引き剥がすことを想定した、摘み部付ラベルを適切に成形することができるラベル片を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すテーププリンタの外観斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すテーププリンタの開閉カバー開放時の外観斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るテーププリンタの制御系のブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るテーププリンタの制御全体を概念的処理で示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係るテーププリンタにおいて、メニューから「摘み」を選択したときの表示画面および操作の流れの一部分を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るテーププリンタにおける、摘み詳細設定メニューの一覧図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るテーププリンタにおいて、摘み設定キーを押したときの表示画面および操作の流れを示した図である。
【図8】実施形態のテーププリンタで作成されるラベルおよびラベル片を示した図である。(a)はラベルの外観斜視図、(b)は摘み成形領域の付加位置を示した図、(c)は摘み成形領域の折曲げ位置を示した図、(d)は「塗り潰し」を選択した際に得られるラベル片を示した図、(e)は指示キャラクタを印刷したラベル片を示した図、(f)は摘み成形領域に印刷される指標の例を示した図である。
【図9】本発明により得られるラベルをインデックスとして利用した際の説明図である。
【図10】本発明により得られるラベルの利用例を示した図である。
【符号の説明】
1 テーププリンタ          2 印刷部
4 操作部              5 切断部
8 制御部             34 印刷ヘッド
92 摘み設定キー         113 テープカッタ
301 摘み部付ラベル        302 摘み部
311 摘み部付ラベル片       312 摘み成形領域
313 表領域            314 裏領域
315 非摘み成形領域        321 折曲げ位置
322 境界位置
C テープカートリッジ        T 印刷テープ
R インクリボン

Claims (10)

  1. 端部に摘み部を有して貼付対象物に対し引き剥がし可能なラベルを得るために、折り返して貼り合せることにより前記摘み部を成形可能な摘み成形領域を端部に有するラベル片を作成可能なテーププリンタのテープ処理方法において、
    剥離紙付きの印刷テープのラベル片に相当する部分に印刷を行う印刷工程と、
    印刷工程後に、前記ラベル片に相当する部分を前記印刷テープから切り離す切断工程と、を備え、
    前記印刷工程は、前記摘み成形領域の折り返し位置を示す指標を印刷する折り返し指標印刷工程を有していることを特徴とするテーププリンタのテープ処理方法。
  2. 前記摘み成形領域は、前記ラベルの表側となる表領域と、前記ラベルの裏側となる裏領域とから形成されており、
    前記折り返し指標印刷工程は、前記表領域を塗り潰し印刷することを特徴とする請求項1に記載のテーププリンタのテープ処理方法。
  3. 前記印刷工程は、前記摘み成形領域と前記ラベル片の非摘み成形領域との境界位置を示す指標を印刷する境界指標印刷工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のテーププリンタのテープ処理方法。
  4. 前記印刷工程は、前記表領域に、摘み部を意味するキャラクタを印刷するキャラクタ印刷工程をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のテーププリンタのテープ処理方法。
  5. 端部に摘み部を有して貼付対象物に対し引き剥がし可能なラベルを得るために、折り返して貼り合せることにより前記摘み部を成形可能な摘み成形領域を端部に有するラベル片を作成可能なテーププリンタにおいて、
    剥離紙付きの印刷テープの前記ラベル片に相当する部分に印刷を行う印刷手段と、
    印刷終了後に前記ラベル片に相当する部分を前記印刷テープから切り離し前記ラベル片を得る切断手段と、
    前記摘み成形領域を端部に付加したラベル片を作成することを設定する摘み付加手段と、を備え、
    前記印刷手段は、前記摘み付加手段において前記摘み成形領域を付加した前記ラベル片を作成することが設定されたときには、前記摘み成形領域の折り返し位置を示す指標を印刷することを特徴とするテーププリンタ。
  6. 前記摘み成形領域は、前記ラベルの表側となる表領域と、前記ラベルの裏側となる裏領域とから形成されており、
    前記指標として、前記印刷手段は、前記表領を塗り潰し印刷することを特徴とする請求項5に記載のテーププリンタ。
  7. 前記摘み付加手段において前記摘み成形領域を付加した前記ラベル片を作成することが設定されたときには、前記印刷手段は、前記摘み成形領域と前記ラベル片の非摘み成形領域との境界位置を示す指標をさらに印刷することを特徴とする請求項5に記載のテーププリンタ。
  8. 前記摘み付加手段において前記摘み成形領域を付加した前記ラベル片を作成することが設定されたときは、前記印刷手段は、前記表領域に摘み部を意味するキャラクタを印刷することを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のテーププリンタ。
  9. 前記摘み付加手段は、前記摘み成形領域の付加位置を前記ラベル片の前端、後端、および前後両端のいずれかに選択設定可能に構成されていることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載のテーププリンタ。
  10. 前記摘み付加手段は、前記摘み部のサイズを設定可能に構成されていることを特徴とする請求項5ないし9のいずれかに記載のテーププリンタ。
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