JP2006103137A - 文字情報処理装置、文字情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

文字情報処理装置、文字情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 点字による認識性に影響を与えることなく、墨字と点字とを共通の処理シート上に見栄え良く配置できる文字情報処理装置、文字情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体を提供する。
【解決手段】 共通する処理シートに対して墨字印刷と点字打刻とを行うに際して、1以上のキーワードを含む墨字の墨字データを入力し、前記墨字データに基づいて、前記墨字印刷を行うとともに、前記キーワードの1つを前記墨字の打刻部分として部分指定して、前記打刻部分のみの墨字データに基づいて、前記点字打刻を行うことを特徴とする。
【選択図】 図13

Description

本発明は、共通の処理シートに墨字の印刷と点字の打刻とを行う文字情報処理装置、文字情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
従来、視覚障害者が認識可能な点字と、視覚障害を有しない晴眼者が視認可能な墨字(点字に対し、通常の印刷文字を指す)とを、同一の処理シート(テープ)に対して並べて(または重ねて)配置して、視覚障害者と晴眼者の両者が認識可能な処理シート(点字ラベル)が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、墨字印刷と点字打刻とを同一の文字情報に基づいて実行して、それらが並ぶ処理シートを作成できる文字情報処理装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−275206号公報 特開平11−301033号公報
ところで、墨字では、漢字等を使用して文字数を削減できるほか、比較的小さな文字サイズまで読み取れるために小さくし易いのに比べて、点字では、1文字に対して複数マスを使用するものが有るほか、触読する特性上、マスのサイズをあまり小さくできない。このため、同一の文字情報の墨字と点字とを共通の処理シート上に配置すると、墨字に比べて点字が極端に長くなる問題がある。
一方、点字では、キーワードのみに要約して表現することが、一般的に行われている。例えば「長野県塩尻市中央1-1-10 めぐみ点字図書館」という文字情報も、同一市内の他の図書館と区別する文字情報であることが分かっていれば、「めぐみ」あるいは「めぐみ図書館」だけでも必要十分な同等の情報となり得る。また、区別する他の対象に応じて「めぐみ館」や「点字図書館」等でも良い。
本発明は、点字による認識性に影響を与えることなく、墨字と点字とを共通の処理シート上に見栄え良く配置することができる文字情報処理装置、文字情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の文字情報処理装置は、共通する処理シートに対して墨字印刷と点字打刻とを行う文字情報処理装置であって、1以上のキーワードを含む墨字の墨字データを入力する墨字入力手段と、前記墨字データに基づいて、前記墨字印刷を行う印刷手段と、前記キーワードの1つを前記墨字の打刻部分として部分指定する打刻部分指定手段と、前記打刻部分のみの墨字データに基づいて、前記点字打刻を行う打刻手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の文字情報処理方法は、共通する処理シートに対して墨字印刷と点字打刻とを行う文字情報処理方法であって、1以上のキーワードを含む墨字の墨字データを入力し、前記墨字データに基づいて、前記墨字印刷を行うとともに、前記キーワードの1つを前記墨字の打刻部分として部分指定して、前記打刻部分のみの墨字データに基づいて、前記点字打刻を行うことを特徴とする。
この文字情報処理装置および文字情報処理方法では、墨字印刷の元になる墨字データ(文字情報)を入力し、それに基づいて墨字印刷を行うので、処理シートに対して文字情報の全てを表現する墨字印刷ができ、また、墨字の一部であるキーワードの1つを打刻部分として部分指定して、その部分のみの墨字データに基づいて点字打刻を行うので、文字情報の一部を表現する点字打刻ができる。この場合、墨字側では全ての文字情報を表現するため、全体として文字情報を失うことが避けられるとともに、省略等によって見栄えが損なわれることもない。一方の点字側では、上述の「めぐみ」や「めぐみ図書館」などのように、連続(範囲)あるいは飛び飛びとなるキーワードの指定を工夫することによって、全ての文字情報を表現する墨字側と同等の情報量を有する情報を表現でき、また、表現する文字情報を省略することによって、点字に要する領域(範囲)が小さくなり、処理シートの見栄えが損なわれる可能性が低くなる。また、この場合、点字のための文字情報は、部分指定のみによって容易且つ効率的に得られる。したがって、点字による認識性に影響を与えることなく、容易且つ効率的に、墨字と点字とを共通の処理シート上に見栄え良く配置できる。なお、この場合のキーワードの部分指定の方法としては、従来からの「キーワード検索」等の方法でも良いし、下記に示す方法でも良い。
また、上述の文字情報処理装置において、前記墨字の属性情報として規定された複数種の属性情報のうちの予め決定された1種の属性情報を、前記墨字の全体に対するデフォルト属性情報として設定するデフォルト属性設定手段と、前記キーワードの任意の1つに対して、前記複数種の属性情報のうちの前記デフォルト属性情報に代わる任意の1種の属性情報を、部分属性情報として設定する部分属性設定手段と、をさらに備え、前記打刻部分指定手段は、前記複数種の属性情報のうちの任意の1種を属性指定情報として指定する打刻属性指定手段と、前記属性指定情報と一致する前記部分属性情報が存在するときに、その部分属性情報が設定されたキーワードを前記打刻部分と決定する打刻部分決定手段と、を有することが好ましい。
この文字情報処理装置では、墨字全体にデフォルト属性情報を設定でき、キーワードには、任意の1種の部分属性情報を設定でき、その一方で、任意の1種の属性情報を属性指定情報として指定できるので、キーワードの部分属性情報と属性指定情報とを一致させることにより、容易且つ効率的にキーワードの部分指定ができ、点字による認識性に影響を与えることなく、墨字と点字とを見栄え良く配置できる。例えば上述の「長野県塩尻市中央1-1-10 めぐみ点字図書館」では、全体をデフォルトの同一文字サイズや同一フォント(明朝体等)とし、デフォルトの「漢字」の入力に対して、キーワードとなる「めぐみ」のみ仮名(ひらがな)とし、属性指定情報として「ひらがな」を指定することにより、「めぐみ」のみを容易且つ効率的に指定できる。この場合、墨字全体と同等の情報量を有するキーワード「めぐみ」なので、墨字と点字との双方で概ね同等の情報量を有する処理シートとなる。また、従来からの一般的なキーワード検索等がまさに検索(部分指定)等のためだけの処理なのに対して、キーワードの「めぐみ」のみを平仮名とすることは、墨字全体に対してその部分を目立たせて墨字印刷を見栄え良くする処理も兼ねるので、全体として処理・操作の効率化が図れる。なお、例えば上述の例において属性指定情報としてデフォルトに一致する文字サイズ等を属性指定情報として指定すれば、墨字全体を打刻部分として指定することもできる。
また、上述の文字情報処理装置において、前記部分属性設定手段は、前記墨字データの入力中および入力後の少なくともいずれかにおいて、前記部分属性情報を設定可能なものであり、且つ、前記属性指定情報の指定の前後に拘わらず、独立して設定可能であることが好ましい。
この文字情報処理装置では、まず、墨字データの入力中に部分属性情報を設定可能な場合、入力終了時点で設定も終了しているので、その後は、属性指定情報を指定するだけで、容易且つ効率的に部分指定ができる。また、入力後に部分属性情報を設定可能な場合、設定する部分属性情報を、墨字の入力終了後に考えても良く、また、それを変更することもできるので、融通性が高く柔軟に対応しやすくなる。もちろん、両方の時点で設定可能であることが最も好ましい。そして、これらの場合、部分属性情報の設定と属性指定情報の指定とを、それらの先後に関係なく独立して行うことができ、双方が完了した時点で打刻部分の部分指定が終了するので、操作性が高くなる。
また、属性指定情報を指定する上述の各文字情報処理装置において、前記部分属性設定手段は、前記墨字の任意の一部を新たなキーワードとして部分指定可能なキーワード指定手段を有することが好ましい。
この文字情報処理装置では、墨字の任意の一部を新たなキーワードとして部分指定できるので、墨字入力前からその中のキーワードが決まっていなくても良く、また、新たに指定したキーワードに対して部分属性情報を設定でき、操作性が良く、各種の墨字に対して柔軟に対応しやすくなる。なお、ここでいう「部分指定」には、例えば上述の「めぐみ図書館」を「め」「ぐ」「み」「図」「書」「館」のように文字毎に指定したり、「め」「ぐみ」「図書」「館」のように任意の部分に分けて指定したり、「めぐみ」「図書館」のように範囲毎にまとめて指定したりする場合を含む。
また、属性指定情報を指定する上述の各文字情報処理装置において、前記複数種の属性情報には、文字サイズ、文字書体および文字装飾のいずれかに関して前記デフォルト属性情報を含む複数種の属性情報が含まれることが好ましい。
この文字情報処理装置では、複数種の属性情報には、文字サイズ、文字書体および文字装飾のいずれか(以下「文字サイズ等」)に関してデフォルト属性情報を含む複数種の属性情報が含まれるため、例えば墨字全体に1種の文字サイズ等を設定し、部分属性情報として、墨字の一部(キーワード)に、全体とは異なる文字サイズ等を設定し、属性指定情報としてその文字サイズ等を指定すれば、そのキーワードを容易且つ効率的に部分指定ができ、容易且つ効率的に処理シートを作成できる。また、この場合、目立つ文字サイズ等をキーワードに設定することにより、それを目立たせて、さらに見栄えの良い処理シートとすることもできる。
また、上述の各文字情報処理装置において、前記処理シート上の前記墨字印刷の領域および前記点字打刻の領域の少なくとも一方の配置を、他方に対応して割り付けるために、前寄せ、中寄せおよび後寄せのうちの複数種の割付方法のうちの任意の1を選択する割付選択手段をさらに備えたことが好ましい。
この文字情報処理装置では、前寄せ、中寄せおよび後寄せのうちの2種以上(複数種)の割付方法のうちの任意の1を選択することにより、墨字印刷の領域および点字打刻の領域の少なくとも一方の配置を、他方に対応して割り付けられるので、これらの割付の工夫(選択)によって、共通の処理シート上に、墨字と点字とを容易且つ見栄え良く配置することができる。
また、本発明のプログラムは、上述のいずれかの文字情報処理装置を機能させること、または、上述の文字情報処理方法を実行可能なことを特徴とする。また、本発明の記憶媒体は、上述のプログラムを、プログラム処理可能な装置によって読出可能に記憶することを特徴とする。
このプログラムでは、上述のいずれかの文字情報処理装置を機能させることができるので、または、上述の文字情報処理方法を実行可能なので、プログラム処理可能な装置によって処理されることにより、または、プログラム処理可能な装置によって記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、
点字による認識性に影響を与えることなく、墨字と点字とを共通の処理シート上に見栄え良く配置できる。
以下、本発明の一実施形態に係るラベル作成装置(文字情報処理装置)について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2に示すように、このラベル作成装置1は、手持ち部分13を有する装置ケース2により外郭が形成され、装置ケース2は、前部ケース2aと後部ケース2bとが一体形成されている。前部ケース2aは、墨字印刷部120を有し、テープカートリッジCから繰り出されるテープ(処理シート)Tに対して墨字印刷を行う。また、後部ケース2bは、点字打刻部150を有し、ユーザがテープTを手差し挿入した墨字印刷後のテープTに対して点字打刻を行う。
前部ケース2aの前部上面には各種入力キーを備えたキーボード3が配置されると共に、後部上面には開閉蓋21が取り付けられ、開閉蓋21には長方形のディスプレイ4が配設されている。また、開閉蓋21の内側左部にテープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部6(墨字印刷部120)が窪入形成されており、テープカートリッジCは、蓋体開放ボタン14の押下により開閉蓋21が開放された状態でカートリッジ装着部6に着脱自在に装着される。また、開閉蓋21には、これを閉止した状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓21aが形成されている。
前部ケース2aの右側部には、電源供給のための電源供給口11と、パソコン等の図外の外部装置と接続するための接続口(インタフェース)12が形成されており、接続することにより、外部装置からの文字情報に基づいて墨字印刷や点字打刻を行い得るようになっている。また、前部ケース2aの左側部には、カートリッジ装着部6と外部とを連通する印刷テープ排出口22が形成され、この印刷テープ排出口22には、墨字印刷部120から送り出したテープTを切断するための切断部140が臨んでいる。そして、切断部140によりテープTの後端部が切断されることにより、印刷テープ排出口22から墨字印刷後のテープTが排出される。
また、ラベル作成装置1は、図3に示すように、制御系から見た基本的な構成として、キーボード3およびディスプレイ4を有して、文字情報の入力や各種情報の表示などマンマシンインタフェースを司る操作部110と、テープカートリッジC、印刷ヘッド7および印刷送りモータ121を有して、テープTおよびインクリボンRを搬送しながらテープT上に墨字印刷を行う墨字印刷部120と、フルカッタ142およびハーフカッタ144並びにこれらをそれぞれ駆動するフルカッタモータ141およびハーフカッタモータ143を有して、印刷済みテープTを切断する切断部140と、を備えている。
また、ソレノイド47、打刻ピン41および打刻送りモータ151を有して、テープTを搬送しながらテープTに点字打刻を行う点字打刻部150と、テープT(テープカートリッジC)の種別を検出するテープ識別センサ171、点字打刻部150においてテープTの先端を検出する先端検出センサ91、同じく点字打刻部150においてテープTに印刷された前後識別情報Dを検出する前後識別センサ92、印刷送りモータ121の回転速度を検出する印刷部回転速度センサ172、および打刻送りモータ151の回転速度を検出する打刻部回転速度センサ173を有して、各種検出を行う検出部170と、をさらに備えている。
また、ディスプレイドライバ181、ヘッドドライバ182、印刷送りモータドライバ183、カッタモータドライバ184、打刻ドライバ185および打刻送りモータドライバ186を有し、各部を駆動する駆動部180と、各部と接続され、ラベル作成装置1全体を制御する制御部200と、をさらに備えている。
制御部200は、CPU210、ROM220、RAM230および入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」という)250を備え、互いに内部バス260により接続されている。ROM220は、墨字印刷処理や点字打刻処理等の各種処理をCPU210で制御するための制御プログラムを記憶する制御プログラムブロック221と、墨字印刷を行うための文字フォントデータや点字打刻を行うための点字フォントデータの他、前後識別情報Dを墨字印刷するためのデータや点字データの打刻制御のための制御データ等を記憶する制御データブロック222とを有している。
RAM230は、フラグ等として使用される各種ワークエリアブロック231の他、生成された墨字データを記憶する墨字データブロック232と、生成された点字データを記憶する点字データブロック233と、ディスプレイ4に表示するための表示データを記憶する表示データブロック234と、設定された墨字印刷領域(印刷配置部)Epと点字打刻領域(打刻配置部)Ebのレイアウトを記憶するレイアウトブロック235と、設定されたレイアウトに応じて点字データを180°回転させた状態で打刻する場合に使用する反転点字データB´(図9参照)を記憶する反転点字データブロック236と、を有し、制御処理のための作業領域として使用される。また、RAM230は電源が切断されても記憶したデータを保持しておくように常にバックアップされている。
IOC250には、CPU210の機能を補うと共に各種周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。これにより、IOC250は、キーボード3からの入力データや制御データあるいは検出部170の各種センサ値を、そのまま或いは加工して内部バス260に取り込むと共に、CPU210と連動して、CPU210から内部バス260に出力されたデータや制御信号を、そのまま或いは加工して駆動部180に出力する。
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、IOC250を介してラベル作成装置1内の各部から各種信号・データを入力するとともに、入力した各種信号・データに基づいてRAM230内の各種データを処理し、IOC250を介してラベル作成装置1内の各部に各種信号・データを出力することにより、墨字印刷処理や点字打刻処理の制御などを行う。
例えば、CPU210は、キーボード3より文字情報が入力されると、これに基づいて墨字データPおよび点字データBを生成し、必要に応じて両データ間での長さ等の調整を行うとともに、反転点字データB’を用意する(図9参照)。また、調整前または調整後の墨字データ(余白データを含む)Pを墨字データブロック232に記憶すると共に、同じく調整前または調整後の点字データ(余白データを含む)Bを点字データブロック233に記憶し、反転点字データB’を反転点字データブロック236に記憶する。
また、キーボード3から墨字印刷および点字打刻の指示を取得すると、印刷送りモータ121の駆動を開始し、印刷部回転速度センサ172の検出結果に応じて印刷ヘッド7を駆動することにより、墨字データPに基づく墨字印刷を行うと共に、予め制御データブロック222内に記憶されているデータに基づいて、挿入するテープTの前後識別情報Dの印刷も行う。その後、墨字データに基づいて(必要に応じて調整済みの)所定長さのテープ送りを行い、フルカッタ142によりテープ後端部を切断して、印刷テープ排出口22からテープTを排出する。
また、図1〜図3を参照して、引き続き(リセット操作や電源オフ操作が無い状態で)、ユーザによる手差し挿入により、短冊状に切断されたテープTが打刻テープ挿入口31に挿入されると、打刻ユニット80およびテープ送り機構60を駆動することにより、点字データBまたは反転点字データB′に基づいて点字打刻を行う。そして、打刻終了後、打刻送りモータ151の駆動により、点字データB等に基づく調整済みの所定長さのテープ送りを行って、打刻テープ排出口32からテープTを排出する。なお、打刻ユニット80による打刻開始は、先端検出センサ91によるテープ先端の検出をトリガとするのではなく、ユーザがキーボード3上の打刻開始キーを押下することにより手動開始させることも可能である。
ここで、図4を参照し、テープT上に形成される点字B(6点点字B)について説明する。
点字器や点字タイプライタ等で慣用されている1文字(1マス)や文字間(マス間)の仕様(以下「民間仕様」)によれば、同図に示すように、6点点字Bは、縦3個×横2個の6個の点(打刻ポイント:いわゆる「1の点」〜「6の点」と呼ばれる6個の点:図右上に注記)で1マス201が構成され、6個の点のうちの打刻点および非打刻点のパターンにより、この1マス201で、1文字または濁点等の属性を表現するものである、例えば図4(a)は、1の点、2の点、5の点、6の点を打刻点とし、3の点、4の点を非打刻点とすることにより、文字情報「し」を表現する点字(点字データ)Bを示す図である。
なお、点字Bには、このような仮名文字や数字等を表す6点点字Bの他、漢字を表す8点点字(1マスが縦4個×横2個の点で構成される点字)も使用されている。ここでは、6点点字Bを形成する場合を例に挙げて説明するが、8点点字を形成するラベル作成装置においても本発明は適用可能である。
6点点字Bは、1マス201が縦3個×横2個の配置パターンで6個の打刻ポイント201a〜201fに分割されており、縦方向のピッチが略2.4mm、マス内の横方向のピッチが略2.1mm、マス間のピッチは略3.3mmとなっている。同図では、6個の打刻ポイント201a〜201fのうち「し」を表現すべく4個の打刻ポイント201a、201b、201e、201fが選択的に打刻されて、テープT上に例えば角の丸まった円筒形、半球形、円錐形、四角錐形等の断面形状(図4(b)参照)を有する4個の打刻凸部202a、202b、202e、202fが形成されている。なお、6点点字Bを打刻するためには、1マス201の大きさ(テープ幅方向長さ)から換算して、最低限テープ幅12mm(テープT3)が必要となっている。
また、実施形態のラベル作成装置1は、打刻ユニット80として相互に交換可能な2種類のユニットが用意されており、一方は直径が略1.4mmの小形の小打刻凸部203を形成し、他方は直径が略1.8mmの大形の大打刻凸部204を形成する。大小2種類の打刻凸部203、204は、その用途によって使い分けられるものであり、例えば、小打刻凸部203が点字Bの読み取りに慣れた者(先天盲者)向けであって、大打刻凸部204が初心者(中途失明者)向けである。
図1〜図3を参照して、さらに詳述する。キーボード3には、文字キー群3a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群3bが配列されている。文字キー群3aは、墨字印刷や点字打刻を行うための文字情報を入力するためのものであり、JIS配列に基づいたフルキー構成となっている。また、機能キー群3bには、一般のワープロ等と同様に、処理の取り消し等のための取消キー、カーソル移動用のカーソルキー、各種選択画面における選択肢の決定やテキスト入力時の改行のための確定(エンター)キーなどが含まれる。
また、さらに機能キー群3bには、墨字印刷や点字打刻を実行させるための印刷・実行キー(印刷キー)、点字打刻部150におけるテープTの送り開始を指示する送り開始キー、手動により点字打刻を行わせる打刻開始キーの他、墨字印刷や点字打刻を行うための処理モードを選択するモードキー、墨字印刷領域(印刷配置部)Epと点字打刻領域(打刻配置部)Ebの配置を設定するレイアウトキー、その配置結果を印刷等の実行前にスクロール表示させるためのスクロールキー、墨字スタイル設定のための墨字スタイルキー、墨字内での点字で表現する範囲を設定する点字変換キーなどが含まれる。
モードキーによって選択される処理モードとしては、入力された文字情報に基づいて墨字印刷および点字打刻を行う第1処理モード(図8(a)参照)、入力された文字情報に基づいて墨字印刷のみを行う第2処理モード(同図(b)参照)、入力された文字情報に基づいて点字打刻のみを行う第3処理モード(同図(c)参照)があり、いずれか1つの処理モードが選択される。
ディスプレイ4は、横方向(X方向)約12cm×縦方向(Y方向)5cmの長方形の形状の内側に、192ドット×80ドットの表示画像を表示可能であり、ユーザがキーボード3から文字情報を入力して、墨字データや点字データを作成・編集したりする際に用いられる。また、各種エラーやメッセージ(指示内容)を表示し、ユーザに報知する。
墨字印刷部120において、カートリッジ装着部6には、ヘッドカバー20a内にサーマルヘッドから成る印刷ヘッド7が内蔵されたヘッドユニット20と、印刷ヘッド7に対峙するプラテン駆動軸25と、インクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸23と、テープリール17の位置決め突起24と、を備えている。また、カートリッジ装着部6の下側には、プラテン駆動軸25および巻き取り駆動軸23を回転させる印刷送りモータ121が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース51内部にテープリール17とリボンリール19とを収容して構成されており、テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。また、ヘッドカバー20aに差し込むための貫通孔55が形成されており、テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応して、プラテン駆動軸25に嵌合されて回転駆動するプラテンローラ53が配置されている。また、リボンリール19から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー20aを周回して、リボンリール19に近接配置されたリボン巻き取りリール54に巻き取られるようになっている。
テープカートリッジCがカートリッジ装着部6に装着されると、ヘッドカバー20aに貫通孔55が、位置決め突起24にテープリール17の中心孔が、プラテン駆動軸25にプラテンローラ53が、巻き取り駆動軸23にリボン巻き取りリール54の中心孔がそれぞれ差し込まれ、テープTおよびインクリボンRを挟み込んで印刷ヘッド7がプラテンローラ53に当接して墨字印刷が可能になる。そして、墨字印刷後のテープTは、印刷テープ排出口22に送られる。
テープTは、裏面に粘着剤層(粘着層)が設けられた基材テープ(基材シート:情報形成層)Tbと、この粘着剤層を覆うように基材テープTbに貼付された剥離テープ(剥離シート:剥離層)Teとから構成されている。基材テープTbは、表側から、インクリボンRから感熱転写されるインクの定着性を高めた受像層と、基材テープTbの主体を為すポリエチレンテレフタレート(PET)製のフィルムで構成された基材層と、粘着剤で構成された粘着剤層と、を積層して構成されている。剥離テープTeは、基材テープTbをラベルとして使用する時まで粘着剤層に埃などが付着しないようにするためのものであって、表面にシリコン処理がなされた上質紙(実施形態のものはPET製)などで構成されている。
また、テープTは、テープ種別(テープ幅、テープ色、墨字インク色、テープ材質など)が異なる複数種のものが用意されており、この種別を指標する複数の孔(図示省略)がカートリッジケース51の裏面に設けられている。また、複数の孔に対応してカートリッジ装着部6には、これらを検出するテープ識別センサ(マイクロスイッチ)171が複数設けられており、このテープ識別センサ171の状態を検出することで、テープ種別を判別できるようになっている。なお、本実施形態では、テープ幅24mm(テープT1)、テープ幅18mm(テープT2)、テープ幅12mm(テープT3)の3種を例に挙げて説明する(図6参照)。
次に、切断部140において、フルカッタ142は、詳細は図示しないが、上下方向にスライドカット可能な斜刃のカッタ刃を有するスライド形式のもので、フルカッタモータ141を駆動源とするクランク機構を介して、カッタ刃(カッタホルダ)を、テープTの幅方向にスライド動作させるようになっている。カッタ刃がスライド動作すると、これに臨むテープTの基材テープTbおよび剥離テープTeの両方を切断、すなわちテープTをフルカットするようになっている。
また、同様に、ハーフカッタ144は、フルカッタ142と概ね同形状のスライドカット可能な斜刃のカッタ刃を有するスライド形式のもので、テープ送り上流側(テープカートリッジCに近い側)に配設され、ハーフカッタモータ143を駆動源とするクランク機構を介して、テープTの幅方向にスライド動作可能に構成されている。この場合、カッタ刃の突出量は、フルカッタ142の場合と異なり、基材テープTbのみをカットする突出量に調整され、カッタ刃がスライド動作すると、これに臨むテープTの基材テープTbのみを切断、すなわちテープTをハーフカットするようになっている。
一方、後部ケース2bには、その内部に点字打刻を行うアッセンブリ(点字打刻部150)が組み込まれ、その上面は点字打刻部150(具体的には、テープ走行路70、打刻ユニット80およびテープ送り機構60)が露出するように十字状に開放されている。また、この切り欠き開口部30の右部にはユーザによりテープTが手差し挿入される打刻テープ挿入口31が形成され、左部には点字打刻後のテープTが排出される打刻テープ排出口32が形成されている。
点字打刻部150は、3個の打刻ピン41(図5(b)参照)により点字打刻を行う打刻ユニット80と、打刻テープ挿入口31に挿入されたテープTを打刻テープ排出口32に向けて送るテープ送り機構60と、テープTが搬送されるテープ走行路70とを有し、テープ送り機構60の駆動によりテープ走行路70に沿って送られていくテープTに対し、打刻ユニット80により3個の打刻ピン41を選択的に駆動することで点字Bが形成される。
次に、打刻ユニット80は、図5に示すように、テープTの裏面側に配設されると共に上記3個の打刻ピン41が組み込まれた打刻部材(打刻ヘッド)81と、テープTを挟んで打刻部材81と対向する位置で打刻ピン41を受ける打刻受け部材82とを備え、テープ走行路70の幅方向における図示下端部に固定配置されている。
打刻部材81は、テープ幅方向(同図(a)における上下方向)に沿って、2.4mmの間隔で配列された3個の打刻ピン41を備えており、6個のうち縦3個の打刻ポイント201a〜201c(または201d〜201f)に対応していると共に、ソレノイド47を駆動源とした直線運動をガイドするガイド部材45によって、テープTに対し垂直に保持されている。打刻ピン41の頭部41aは、打刻した打刻凸部202の形状が角の丸まった円筒形、半球形、円錐形、四角錐形等の断面形状(図4(b)参照)となるような形状に形成されている。
ここで、ソレノイド47によりプランジャー48が直線運動を行うと、アーム部材46が支持部材49を支点として回動し、打刻ピン41がテープTに対し垂直方向に直線運動を行う。そして、3個のアーム部材46にそれぞれ接続された3個のソレノイド47は、三角形状の角部に位置するようにそれぞれ配設されている。一方、打刻受け部材82は、3個の打刻ピン41と対向する面42aに、3個の打刻ピン41に対応する3個の打刻受け凹部43が形成されている。そして、この打刻ピン41と打刻受け部材82とにより、テープTに打刻凸部202を形成する。
また、点字打刻部150は、図6に示すように、テープTの搬送をガイドするガイド部材71、72と、テープTの先端を検出する透過型の先端検出センサ91と、テープTの前後を識別するための前後識別情報Dを検出する反射型の前後識別センサ92(検出センサ)と、をさらに備えている。前後識別情報Dとしては、図示のとおり、テープTの先端部且つ図示下端部付近に点「・」が印刷されており、これによってテープの挿入方向(前側)が指標されている。
打刻テープ挿入口31には、テープ幅の大きいものからテープT1、T2、T3(テープ幅24、18、12mm)が挿入可能であり、最大テープ幅のテープT1については上下ガイド71、72によってガイドされ、それ以外のテープT2、T3については、下ガイド部材71のみによってガイドされ、ユーザによりその先端がテープ送り機構60(送りローラ61)に到達するまで(挿入可能な位置まで)手差し挿入される。そして、キーボード3上のテープ送り開始キーの押下によりテープ送り機構60によるテープ送りが開始される。
次に、図7〜図9を参照し、ラベル作成装置1の全体処理について説明する。図7に示すように、電源キーの押下(電源オン)により処理が開始すると、まず、前回の電源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S10)、テープ識別センサ171(図3参照)によりテープ種別を検出し(S11)、続いて、ユーザによるキーボード3からの(またはパソコン等の外部装置からの)データ入力により文字情報が入力され、編集画面等として各種の情報が表示される(S12)。
ここで、キーボード3からのモード選択指示(モードキー入力)により(または外部装置からの指示入力により)、モード選択割込が発生すると(INTM)、処理モード選択の処理が起動され、第1処理モード(墨点併記)、第2処理モード(墨字のみ)および第3処理モード(点字のみ)のいずれかが選択される(S13)。
また、レイアウト設定指示(レイアウトキー入力)により(または外部装置からの指示入力により)、レイアウト設定割込が発生すると(INTL)、レイアウト設定の処理が起動され(S30)、墨字スタイル設定指示(墨字スタイルキー入力)により(または外部装置からの指示入力により)、墨字スタイル設定割込が発生すると(INTS)、墨字スタイル設定が起動され(S31)、点字変換設定指示(点字変換キー入力)により(または外部装置からの指示入力により)、点字変換設定割込が発生すると(INTA)、点字変換設定が起動され(S32)、印刷/実行指示(印刷キー入力)により(または外部装置からの指示入力により)、印刷割込が発生すると(INTG)、実行前設定の処理が起動される(S14)。
ここで、実行前設定(S14)では、実際の墨字印刷や点字打刻に際してその時点で必要とされる割付配置等の設定や各設定の最終確認等が行われる。なお、モード選択割込、レイアウト設定割込、墨字スタイル設定割込、点字変換設定割込などがないまま、印刷割込が発生したときには(INTG)、デフォルトとして前回の設定のモード(初期設定では、第1処理モード、点字下段、墨点並行、標準、明朝8mm等)が選択される。そして、実行前設定(S14)が終了すると、実際の墨字印刷や点字打刻の処理を開始する。
すなわち、図7および図8(a)に示すように、第1処理モードの場合(S13:(a))、墨字印刷部120による墨字Pの印刷(墨字印刷)を行った後(S15)、テープカットと印刷テープ排出口22からのテープTの排出を行い(S16)、ディスプレイ4上に打刻テープ挿入口31へのテープ挿入指示を表示する(S17)。なお、この指示表示は、インジケータやLEDによって行っても良い。
テープ挿入指示に従って、ユーザによりテープTが打刻テープ挿入口31に挿入(手差し挿入)されると、点字打刻部150により点字Bの打刻(点字打刻)を行った後(S18)、打刻テープ排出口32から打刻済みテープTを排出し(S19)、処理を終了する(S27)。この場合、点字打刻部150では、前後識別情報Dの検出を行い、検出結果と設定されたレイアウトに応じた点字打刻方向に基づいて、テープ挿入方向が間違っている場合には、点字打刻を行わないようにしている。なお、設定により、前後識別情報Dの印刷を省略することも可能であり、また、その検出を行うか否かを選択できるようにしても良い(以下、説明および図面において、前後識別情報Dは、適宜、省略する)。
また、第2処理モードの場合(S13:(b))、墨字印刷部120による墨字印刷の後(S20)、テープカット・排出を行い(S21)、処理を終了する(S27)。すなわち、第2処理モードでは、図8(b)に示すように、装着されたテープカートリッジCから繰り出されたテープTが墨字印刷部120へ送られることによって墨字Pを印刷する。
また、第3処理モードの場合(S13:(c))、ディスプレイ4上に打刻テープ挿入口31へのテープ挿入指示を表示し(S24)、ユーザによるテープ挿入により点字打刻を行った後(S25)、打刻テープ排出口32から打刻済みテープTを排出し(S26)、処理を終了する(S27)。すなわち、第3処理モードでは、図8(c)に示すように、短冊状のテープ(任意の長さにカットされたテープ)Tが手差し挿入により点字打刻部150に送られて、点字Bを打刻する。また、この場合も、第1処理モードの場合と同様に、点字打刻部150において、前後識別情報Dの検出結果と設定されたレイアウトの点字打刻方向に対して挿入方向が間違っている場合、点字打刻を行わないようにしている。
なお、手差し挿入のための短冊状のテープTを入手するために、テープ挿入指示(S24)の前に、図7および図8(c)に点線で図示のように、第1処理モードの墨字印刷の代わりの空印刷(何も印刷しないでテープ送りのみ)を行った後(S22)、テープカット・排出を行い(S23)、排出されたテープカット後のテープTを、手差し挿入用の短冊状のテープTとして利用しても良い。また、点字打刻部150の上流側にテープカートリッジCを装着し、テープカートリッジCから繰り出された長尺状のテープに点字打刻を行わせることも可能である。また、墨字印刷と点字打刻は、同じ文字情報に基づいて印刷/打刻するのではなく、異なる文字情報に基づいて実行することも可能である。
次に、レイアウト設定(S30)では、テープ幅検出結果(S11)および処理モード選択結果(S13)に基づいて、主な設定として、テープT上における墨字印刷領域(印刷配置部)Epや点字打刻領域(打刻配置部)Ebの相対位置や(図9、図14等参照)、各配置部の長さ(印刷配置部長さPL、打刻配置部長さBL、共通配置部長さCL等)が設定され(図13(c)等参照)、その他、墨字印刷の文字サイズなど、一般的なテープ印刷装置やワープロ等と同様の設定が行われる。
そして、特に第1処理モード(墨点併記)の場合、図9に示すように、テープ幅の検出結果が24mm(テープT1)の場合は(同図(a)参照)、印刷配置部Epが上段,打刻配置部Ebが下段(a―1:以下「点字下段」)、または印刷配置部Epが下段,打刻配置部Ebが上段(a―2:以下「点字上段」)のいずれかのレイアウトが選択される。
また、テープ幅18mm(テープT2)の場合も(図9(b)参照)、点字下段(b―1)、点字上段(b―2)のいずれかが選択されることとなるが、この場合、テープ幅に合わせて印刷配置部Epのテープ幅方向長さが短くなる。なお、これらのテープT1やテープT2の場合、墨字と点字とを並行に配置するレイアウト(以下「墨点並行」)以外に、自由に(例えば大きく)印刷した墨字の一部に点字を重ねるレイアウト(以下「墨点重ね」)を選択して、設定できるようになっている。
なお、テープ幅12mm(テープT3)の場合は(図9(c)参照)、テープ幅が点字1マス201の大きさ(テープ幅方向長さ)を打刻可能な最低の長さであるため(図4(a)参照)、点字上段・下段の選択、墨点並行/重ねの選択・設定に拘わらず、印刷配置部Epと打刻配置部Ebが重なり合ったレイアウトのみとなる。
次に、ラベル作成時の操作およびそれにより作成される各種ラベルの例について、さらに具体的に詳述する。
まず、例えば図10に示すように、テキスト編集開始前の初期状態では、検出したテープ幅(例えば24mm)と編集を開始する1行目の行番号を表示するとともに、1行目の1文字目の入力を促すカーソルKを表示する(テキスト編集画面:画面D00:以下、ディスプレイ4の表示画面の状態を画面Dxxとし、Dxxのみで説明および図示する。)。
ここで、操作例として、文字キーおよび漢字変換キー等により、例えば1行目の文字(キャラクタ)列として「長野県塩尻市中央」が入力されると、その内容を表示する(D01:図7のS12の状態:図示および以下に説明する「テキスト編集画面」も全てS12の状態)。また、ラベル作成装置1では、ユーザは、キー入力による各種指示等や入力データを取消キーまたは削除キーによって取り消すことができ、例えば上述の状態(D01)では、8文字入力なので、8回の削除キーの押下(1回に1文字ずつの削除)により、あるいは1行目確定前なので取消キーの押下により、元の状態(D01)に戻すことができる。以下に説明する各画面等についても、同様なので、これらについて、以下では説明は省略する。
この状態から(D01)、続いて同様に、文字列「1-1-10」が入力されると、その内容を表示する(D02)。ここで、1行目終了として確定(エンター)キーが押されると、1行目を確定して、2行目を示す行番号を表示するとともに、2行目の1文字目の入力を促す(D03)。ここから同様に、文字列「めぐみ点字図書館」が入力されると、その内容を表示する(D04)。
この状態から、すなわち1行目「長野県塩尻市中央1-1-10」および2行目「めぐみ点字図書館」が入力された状態から(D04)、印刷キーが押下されると(図7のINTG)、第1処理モード(墨点併記)が選択され、墨点並行の場合には、テープ幅24mmを12mmずつの2つに分けてその一方に、上記2行の墨字を印刷して、他方に、上記2行の墨字に相当する点字を連ねた1行の点字を打刻する。墨点重ねの場合、テープ幅24mmの全幅を使用して2行の文字列を印刷し、点字側は同様に1行となる。
これらの場合、図示は省略するが、点字側の打刻配置部Ebがテープ長手方向に2行分だけ長々と連なり、打刻配置部長さBLの方が印刷配置部長さPLより長くなるので、共通配置部長さCL=BLの長さのラベルを作成することになる。なお、第2処理モード(墨字のみ)の場合は上記第1処理モードの場合の墨字のみの処理、第3処理モード(点字のみ)の場合は点字のみの処理を行ったラベルを作成することになる。
ところで、ラベル作成装置1では、上述のような墨字の全文でなく、一部のみを範囲指定して、その範囲の墨字に相当する分だけの点字を打刻することもできる。なお、ここでは、範囲指定とは言っても、1カ所の範囲ばかりでなく、複数回の範囲指定により複数箇所に飛び飛びの部分を合わせて指定(部分指定)することができるが、以下では理解を容易にするため、1カ所(「めぐみ」の範囲)のみを範囲(部分)指定するものとして説明し、複数箇所については後に補足説明する。
そして、上述の処理が、図7で触れた点字変換設定(S32)であり、以下に詳述する。一方、墨字スタイル設定(S31)では、墨字全文内の一部を範囲指定して、その部分のスタイル(書体フォントや文字飾りや文字サイズ等を含む)を変更することができる。そして、点字変換設定(S32)では、この墨字スタイル設定(S31)との組合せによって、多様な範囲指定ができるようになっている。
この場合、例えば図11に示すように、前述の2行入力後の状態から(D04:図10と共通)、墨字スタイルキーが押されると(図7の墨字スタイル設定割込(INTS))、図示は省略するが、墨字スタイルの設定画面に移行し、そこで例えば「めぐみ」を範囲指定して「強調処理」(太字化)を行うと、その終了後にその設定結果を表示する(D10)。
この状態から、点字変換キーが押されると(図7の点字変換設定割込(INTA))、点字変換設定のため、その第1階層の選択画面に遷移する(D11)。
ここでは、選択肢として、「1.全文」「2.部分」(一部)のいずれかを、カーソル操作によって選択・指定できる(画面遷移直後は前回指定の選択肢をデフォルトとしてカーソル指定して表示:初期設定は「1.全文」)。なお、以下の各種の選択画面においても、基本的に画面遷移直後は、前回指定の選択肢をデフォルトとしてカーソル指定して表示するものとして、説明は省略し、適宜初期設定のみ付記する。
全文に相当する点字を打刻する場合についてはすでに前述したので、ここでは、上記の状態から(D11)、カーソル操作により「2.部分」がカーソル指定されてエンターキーの押下により選択(以下単に「選択確定」という)されたとすると、点字(変換)範囲として「部分」を設定して、次に、点字変換対象(点字変換範囲、点字変換部分)として指定する属性を選択する選択画面(第2階層)に遷移する(D13)。
この選択画面では、選択肢として、「1.書体」「2.飾り字」「3.強調」「4.斜体」「5.最大文字サイズ」、のいずれかをカーソル操作で選択・指定できる(初期設定は「3.強調」)。ここでは、「3.強調」が選択確定されたとすると、「強調」を設定して、テキスト編集画面(文字情報入力状態)に戻る(D14:D10と同じ:図7ではS12の状態)。
次に、この状態から(D14)、印刷キーが押され、印刷割込が発生すると(図7のINTG)、第1処理モード(墨点併記)且つ墨点並行の場合には、例えば図13(c)に示すように、テープ幅24mmの半分の12mmの領域の一方に、「めぐみ」を強調(太字化)した上記2行の墨字を印刷して、他方に、「めぐみ」の墨字に相当する点字を打刻する。また、例えばテープ幅24mmで墨点重ねの場合、その24mmの全幅を使用して2行の文字列を印刷し、点字側は同様に12mmの領域に打刻する。
これらの場合、点字として打刻されるのは、「めぐみ」に相当する分だけなので、短くて済み、打刻配置部長さBLの方が印刷配置部長さPLより短くなるので、共通配置部長さCL=PLの長さのラベルL10を作成することになる。なお、第2処理モード(墨字のみ)の場合は墨字のみ、第3処理モード(点字のみ)の場合は点字のみ、の同様の処理を行ったラベルを作成することになる。
なお、上述の例では、点字変換設定(図7のS32:図11のD11以降)の方を墨字スタイル設定(図7のS31:図11のD10〜D11)より後に行ったが、順番を逆にして先に行うこともできる。この場合、例えば図12に示すように、前述の2行入力後の状態から(D04:図10と共通)、点字変換キーが押されると(図7の点字変換設定割込(INTA))、点字変換設定のため、その第1階層の選択画面に遷移し、同様の操作・処理により、「部分」および「強調」を設定して(D20〜D22:図11のD11〜D13と同じ)、テキスト編集画面(文字情報入力状態)に戻る(D23:画面およびテキスト編集状態はD04と同じ:図7ではS12の状態)。
この状態から、墨字スタイルキーが押されると(図7の墨字スタイル設定割込(INTS))、図示は省略するが、墨字スタイルの設定画面に移行し、そこで例えば「めぐみ」を範囲指定して「強調処理」(太字化)を行うと、その終了後にその設定結果を表示する(D24:図11のD10やD14と同じ:図7ではS12の状態)。
そして、この状態から(D24)、印刷キーが押され、印刷割込が発生すると(図7のINTG)、例えば図13(c)に示すラベルL20(=L10)が作成される。すなわち、順番に関わらず、図13に示すように、墨字スタイルの「強調処理」の設定(同図(a)参照)と、点字変換対象(点字変換対象文字の属性(スタイル))の指定(同図(b)参照)の双方を行った後に、印刷・打刻を実行することにより、同図(c)のラベルL10(=L20)を作成できる。
なお、上述の例では、打刻配置部Ebの打刻配置部長さBLを、共通配置部長さCL(=PL)の中央に配置(中央寄せ:中寄せ:センタリング)したが、レイアウト設定(図7のS30)により、図14に示すように、「中央寄せ」(同図(a)参照)の他に、「左寄せ」(前寄せ)としたり(同図(b)参照)、「右寄せ」(後寄せ)としたり(同図(c)参照)、することもできる。
また、上述の例では、範囲指定する墨字スタイルを「強調」(太字化)としたが、図15に示すように、墨字データの一部(上述の例と同様に主要部である「めぐみ」の部分)に「斜体」を設定し(同図(a)のD30)、点字変換対象(文字の属性)として「斜体」を指定し(同図(b)参照)、それらの双方を行った後に、印刷・打刻を実行することにより、同図(c)のラベルL30を作成できる。
同様に、図16に示すように、墨字データの一部に他の文字より大きな「文字サイズ」を設定し(同図(a)のD40)、点字変換対象(文字の属性)として「最大文字サイズ」を指定し(同図(b)参照)、それらの双方を行った後に、印刷・打刻を実行することにより、同図(c)のラベルL40を作成できる。
なお、他の属性である「書体」や「飾り字」(図11のD13、図)を選択指定した場合には、さらに下位階層の選択画面に遷移して、例えば「書体」では、その下位として、「漢字」「かな」「英数字」等、また、例えば「飾り字」では、その下位として、「淡文字」「白文字」等を選択できる。
また、さらに他種類のスタイル(属性)の中から選択可能としても良く、この場合、例えば図17に示すように、多階層に分類(グループ分け)し、さらに各種の範囲指定の仕方ができるようにしても良い。この場合、例えば「文字モード」の下位(選択画面)で「文字単位」を選択し、その下位で「斜体・強調」を選択し、その下位で「強調」や「斜体」を選択すれば、上述の図13や図15の例と同様になり、また、「文字単位」の下位で「文字サイズ」を選択し、その下位で文字サイズの値を選択すれば、図16の例と同様のことができる。
また、上述の各例では、入力された墨字の一部(「めぐみ」:キーワード)を範囲指定して、それに対して「強調」等の処理を行って打刻範囲としたが、これらの処理を行わなくても、例えば図13〜図16の各(b)や図17に示す「書体」(文字書体)において、「かな」(ここでは平仮名)を打刻範囲の属性として指定すれば、入力された墨字のまま、「めぐみ」のみを範囲指定でき、同様の点字打刻ができる。
また、逆に言えば、墨字入力時に打刻範囲を意識して、主要部(キーワード)を「かな」で入力したり、強調等の処理を行いながら入力することによって、上述の各例を同様のことを行うこともできる。
また、範囲指定の説明に入る前にも少し触れたが、複数回の範囲指定により複数箇所に飛び飛びの部分を合わせて指定(部分指定)することができる。この意味で、ここでは「部分指定」が「範囲指定」の上位概念となる。
この場合、例えば上述の「めぐみ点字図書館」のうちの「めぐみ図書館」に相当する部分を部分指定する場合、「めぐみ」と「図書館」のように範囲毎にまとめて指定することもできるほか、「め」「ぐ」「み」「図」「書」「館」を文字毎に指定して、強調等の属性を設定したり、「め」「ぐみ」「図書」「館」のように任意の部分に分けて指定して、属性を設定することもできる。もちろん、「めぐみ館」のように部分指定するような場合も同様である。
上述のように、本実施形態のラベル作成装置1では、入力された墨字データ(テキストデータ:文字情報)の全てを表現する墨字印刷ができ、また、主要部(キーワード:例えば上述の「めぐみ」)などの一部を、打刻範囲(打刻部分)として範囲(部分)指定して、それに対応する点字打刻を行うので、文字情報の一部を表現する点字打刻ができる。
この場合、全ての文字情報を表現する墨字印刷なので、全体として文字情報を失うことが避けられるとともに、省略等によって見栄えが損なわれることもない。また一方では、文字情報の一部のみを表現する点字打刻なので、部分指定を主要部のみにするなどの工夫によって、墨字側と同等の情報量を有する情報を表現しつつ、文字情報を省略した点字打刻なので、それに要する領域(打刻配置部)が小さくなり、視覚的な空白部分が目立たなくなって、テープ(処理シート)Tの見栄えが損なわれない。
また、この場合、点字のための文字情報は、部分指定のみによって容易且つ効率的に得られる。したがって、共通する処理シートに対して、文字情報の全てを表現する墨字印刷と文字情報の一部を表現する点字打刻とを行って、見栄えの良い処理シートを容易且つ効率的に作成できる。
また、墨字データの一部(主要部等)に、範囲(部分)属性情報として、例えば全体の文字サイズ等とは異なる文字サイズ等を設定し、それ以前あるいは以後に、属性指定情報として、その文字サイズ等を指定すれば、部分属性情報と属性指定情報とが一致(属性一致)するので、その部分属性情報の部分を打刻部分とすることにより、その墨字データの一部を容易且つ効率的に部分指定ができ、容易且つ効率的に処理シートを作成できる。また、この場合、部分属性情報の設定と属性指定情報の指定との両方が完了した時点で打刻部分の部分指定が終了するので、いずれを先に行っても良く、操作性が良好である。なお、これらの他、従来からの「キーワード検索」と同様の方法により、主要部となるキーワード「めくみ」等を検索して部分指定することもできる。
また、上述した実施形態において採用された文字情報処理装置としての機能あるいは各種処理方法(文字情報処理方法など)は、上述のラベル作成装置1ばかりでなく、プログラム処理可能な各種の装置によって処理されるプログラムとして適用でき、その種のプログラムを記憶するための記憶媒体にも適用でき、この種のプログラムを記憶しておいて、あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、点字による認識性に影響を与えることなく、墨字と点字とを共通の処理シート上に見栄え良く配置でき、見栄えの良い処理シートを容易且つ効率的に作成できる。
また、上記の記憶媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
実施形態に係るラベル作成装置の外観斜視図。 図1のラベル作成装置の開蓋状態の外観斜視図。 図1のラベル作成装置の制御系の概略ブロック図。 6点点字の説明図および打刻凸部の断面図。 打刻ユニットの平面図および断面図。 点字打刻部におけるテープの搬送を説明する説明図。 ラベル作成装置の全体処理のフローチャート。 図7の処理モードに関する補足説明図。 図7のテープ幅の相違に関する補足説明図。 文字情報入力のテキスト編集時の操作の説明図。 墨字スタイル設定および点字変換設定時の操作の説明図。 逆の順序で設定する場合の、図11と同様の説明図。 図11、図12の例と対応して作成されるラベルの説明図。 別の例を示す、図13と同様の説明図。 さらに別の例を示す、図13と同様の説明図。 さらに別の例を示す、図13と同様の説明図。 墨字スタイル設定の別の例を示す説明図。
符号の説明
1…ラベル作成装置(文字情報処理装置) 2…装置ケース 3…キーボード 4…ディスプレイ 7…印刷ヘッド 110…操作部 120…墨字印刷部 140…切断部 142…フルカッタ 144…ハーフカッタ 150…点字打刻部 170…検出部 180…駆動部 200…制御部 B…点字 BL…打刻配置部長さ C…テープカートリッジ CL…共通配置部長さ Eb…点字打刻領域(打刻配置部) Ec…共通処理領域(共通配置部) Ep…墨字印刷領域(印刷配置部) Lxx…ラベル P…墨字 PL…印刷配置部長さ T、T1、T2、T3……テープ

Claims (9)

  1. 共通する処理シートに対して墨字印刷と点字打刻とを行う文字情報処理装置であって、
    1以上のキーワードを含む墨字の墨字データを入力する墨字入力手段と、
    前記墨字データに基づいて、前記墨字印刷を行う印刷手段と、
    前記キーワードの1つを前記墨字の打刻部分として部分指定する打刻部分指定手段と、
    前記打刻部分のみの墨字データに基づいて、前記点字打刻を行う打刻手段と、
    を備えたことを特徴とする文字情報処理装置。
  2. 前記墨字の属性情報として規定された複数種の属性情報のうちの予め決定された1種の属性情報を、前記墨字の全体に対するデフォルト属性情報として設定するデフォルト属性設定手段と、
    前記キーワードの任意の1つに対して、前記複数種の属性情報のうちの前記デフォルト属性情報に代わる任意の1種の属性情報を、部分属性情報として設定する部分属性設定手段と、
    をさらに備え、
    前記打刻部分指定手段は、
    前記複数種の属性情報のうちの任意の1種を属性指定情報として指定する打刻属性指定手段と、
    前記属性指定情報と一致する前記部分属性情報が存在するときに、その部分属性情報が設定されたキーワードを前記打刻部分と決定する打刻部分決定手段と、
    を有することを特徴とする、請求項1に記載の文字情報処理装置。
  3. 前記部分属性設定手段は、前記墨字データの入力中および入力後の少なくともいずれかにおいて、前記部分属性情報を設定可能なものであり、且つ、前記属性指定情報の指定の前後に拘わらず、独立して設定可能であることを特徴とする、請求項2に記載の文字情報処理装置。
  4. 前記部分属性設定手段は、前記墨字の任意の一部を新たなキーワードとして部分指定可能なキーワード指定手段を有することを特徴とする、請求項2または3に記載の文字情報処理装置。
  5. 前記複数種の属性情報には、文字サイズ、文字書体および文字装飾のいずれかに関して前記デフォルト属性情報を含む複数種の属性情報が含まれることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の文字情報処理装置。
  6. 前記処理シート上の前記墨字印刷の領域および前記点字打刻の領域の少なくとも一方の配置を、他方に対応して割り付けるために、前寄せ、中寄せおよび後寄せのうちの複数種の割付方法のうちの任意の1を選択する割付選択手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の文字情報処理装置。
  7. 共通する処理シートに対して墨字印刷と点字打刻とを行う文字情報処理方法であって、
    1以上のキーワードを含む墨字の墨字データを入力し、前記墨字データに基づいて、前記墨字印刷を行うとともに、前記キーワードの1つを前記墨字の打刻部分として部分指定して、前記打刻部分のみの墨字データに基づいて、前記点字打刻を行うことを特徴とする文字情報処理方法。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の文字情報処理装置を機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを、プログラム処理可能な装置によって読出可能に記憶することを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010259466A (ja) * 2009-04-29 2010-11-18 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2012081322A (ja) * 2012-01-30 2012-04-26 Fujishoji Co Ltd 遊技機

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