JPH09108008A - 締め付け固定装置及びその製造方法 - Google Patents
締め付け固定装置及びその製造方法Info
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- JPH09108008A JPH09108008A JP8267495A JP26749596A JPH09108008A JP H09108008 A JPH09108008 A JP H09108008A JP 8267495 A JP8267495 A JP 8267495A JP 26749596 A JP26749596 A JP 26749596A JP H09108008 A JPH09108008 A JP H09108008A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/14—Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
- A43C11/1406—Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
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- A43C11/1406—Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
- A43C11/142—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack
- A43C11/1426—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack characterised by the attachment of the rack to the footwear
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14549—Coating rod-like, wire-like or belt-like articles
- B29C45/14565—Coating rod-like, wire-like or belt-like articles at spaced locations, e.g. coaxial-cable wires
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スポーツ靴用の締め付け固定装置を低コスト
かつ短時間で製造可能とする。 【解決手段】 締め付け固定装置（１）は、フレキシブ
ルな接続要素（５）によって互いに連結された２つ以上
の要素（６、７）からなる。この装置の製造方法は、２
つ以上の要素（６、７）を同時製造する工程を含む。
かつ短時間で製造可能とする。 【解決手段】 締め付け固定装置（１）は、フレキシブ
ルな接続要素（５）によって互いに連結された２つ以上
の要素（６、７）からなる。この装置の製造方法は、２
つ以上の要素（６、７）を同時製造する工程を含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、締め付け固定装置
の製造方法及びこの方法で製造される製品に関する。
の製造方法及びこの方法で製造される製品に関する。
【０００２】
【関連する技術】スキー靴、ローラスケート、アイスス
ケートまたは登山靴などのスポーツ用の靴では、締め付
け固定装置が用いられる。一般に、締め付け固定装置
は、互いに別体でかつ互いに接続された複数の要素を有
するレバーからなる。これらの要素は、互いに協同して
靴のフラップを連結する。
ケートまたは登山靴などのスポーツ用の靴では、締め付
け固定装置が用いられる。一般に、締め付け固定装置
は、互いに別体でかつ互いに接続された複数の要素を有
するレバーからなる。これらの要素は、互いに協同して
靴のフラップを連結する。
【０００３】１９８１年８月３１日付けで出願された米
国特許出願第０６／２９７，８１１号に開示された閉じ
装置は、締め付け固定されるフラップの一方に一端がピ
ボット止めされたレバー要素を有している。このレバー
要素の中央部分には牽引要素の一端が関節結合され、牽
引要素の他端にはフック部材が設けられている。フック
部材は、靴の、締め付け固定されるフラップの他方に設
けられた係合座部に結合可能にされている。牽引要素
は、その有効長さを調整する手段と、一つ以上の実質的
にフレキシブルな部分とを有している。
国特許出願第０６／２９７，８１１号に開示された閉じ
装置は、締め付け固定されるフラップの一方に一端がピ
ボット止めされたレバー要素を有している。このレバー
要素の中央部分には牽引要素の一端が関節結合され、牽
引要素の他端にはフック部材が設けられている。フック
部材は、靴の、締め付け固定されるフラップの他方に設
けられた係合座部に結合可能にされている。牽引要素
は、その有効長さを調整する手段と、一つ以上の実質的
にフレキシブルな部分とを有している。
【０００４】この装置の構成要素の全てはアルミニウム
から構成されるが、これらの要素の適用対象である靴に
対する要件に応じて、プラスチックスで構成しても良
い。これら要素をアルミニウムから構成する場合には、
対応する板を打ち抜くことにより、これら要素を製造す
る。この工程に続いて、美観上の及び機械的な要件に応
じて個々の要素に仕上げ処理が施される。
から構成されるが、これらの要素の適用対象である靴に
対する要件に応じて、プラスチックスで構成しても良
い。これら要素をアルミニウムから構成する場合には、
対応する板を打ち抜くことにより、これら要素を製造す
る。この工程に続いて、美観上の及び機械的な要件に応
じて個々の要素に仕上げ処理が施される。
【０００５】幾つかの要素をプラスチックスで構成する
必要がある場合には、射出成形にて製造する。上述の場
合のように、成形により製造した後に、機械的または美
観の観点から各種要素に仕上げ処理を施しても良い。突
起、スナップ止め用の座部などの回転要素または結合要
素が必要な場合、部品がプラスチックからなるか或いは
アルミニウムからなるかには関係なしに、いずれの場合
にも、ピンなどの追加要素を用いて、部品を相互に組み
立てねばならない。
必要がある場合には、射出成形にて製造する。上述の場
合のように、成形により製造した後に、機械的または美
観の観点から各種要素に仕上げ処理を施しても良い。突
起、スナップ止め用の座部などの回転要素または結合要
素が必要な場合、部品がプラスチックからなるか或いは
アルミニウムからなるかには関係なしに、いずれの場合
にも、ピンなどの追加要素を用いて、部品を相互に組み
立てねばならない。
【０００６】従来の締め付け固定装置、特にスポーツ靴
用のものは、主に、複数の別体構造の要素と、これら要
素の相互結合に必要な追加要素とから構成される。
用のものは、主に、複数の別体構造の要素と、これら要
素の相互結合に必要な追加要素とから構成される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来法には相当の
欠点がある。すなわち、個々の部品を製造した後に、美
観上および構造上の仕上げを行い、更に、一連の作業工
程により各種部品を組み立てる必要がある。作業工程の
多くは手作業である。各作業工程には時間を要し、装置
の全体コストが増大する要因になる。
欠点がある。すなわち、個々の部品を製造した後に、美
観上および構造上の仕上げを行い、更に、一連の作業工
程により各種部品を組み立てる必要がある。作業工程の
多くは手作業である。各作業工程には時間を要し、装置
の全体コストが増大する要因になる。
【０００８】本発明の目的は、スポーツ靴用の締め付け
固定装置たとえばレバーなどを低コストかつ短時間で製
造可能な方法を提供することによって、上述の技術的問
題点を解決し、上述の従来技術の欠点を解消することに
ある。上記目的の範囲内において、重要な目的は、締め
付け固定装置を構成する部品の数を低減することであ
る。
固定装置たとえばレバーなどを低コストかつ短時間で製
造可能な方法を提供することによって、上述の技術的問
題点を解決し、上述の従来技術の欠点を解消することに
ある。上記目的の範囲内において、重要な目的は、締め
付け固定装置を構成する部品の数を低減することであ
る。
【０００９】別の重要な目的は、締め付け固定装置に対
する処理に要する機械の数を低減可能にすることであ
る。別の重要な目的は、完成して靴への組み付けの準備
が整った締め付け固定装置を得るのに必要な処理工程を
低減可能な方法を提供することである。別の重要な目的
は、製造コストが非常に低廉である製品を製造可能な方
法を提供することである。
する処理に要する機械の数を低減可能にすることであ
る。別の重要な目的は、完成して靴への組み付けの準備
が整った締め付け固定装置を得るのに必要な処理工程を
低減可能な方法を提供することである。別の重要な目的
は、製造コストが非常に低廉である製品を製造可能な方
法を提供することである。
【００１０】別の目的は、使用上の信頼性および安全性
に富むスポーツ靴用の締め付け固定装置などの製品を製
造可能で、かつ、製造コストが低廉で、かつ、製品が装
着される靴の特定領域への適合性を最適化可能な方法を
提供することである。
に富むスポーツ靴用の締め付け固定装置などの製品を製
造可能で、かつ、製造コストが低廉で、かつ、製品が装
着される靴の特定領域への適合性を最適化可能な方法を
提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上述の目的、及び、後述
するその他の目的は、フレキシブルな接続要素により互
いに連結され締め付け固定装置を構成する少なくとも２
つの要素を同時に製造する工程を備えた、締め付け固定
装置の製造方法により達成される。本発明の更なる特徴
および利点は、添付図面に示す非限定的に例示した特定
の実施例の詳細な説明から明らかになるであろう。
するその他の目的は、フレキシブルな接続要素により互
いに連結され締め付け固定装置を構成する少なくとも２
つの要素を同時に製造する工程を備えた、締め付け固定
装置の製造方法により達成される。本発明の更なる特徴
および利点は、添付図面に示す非限定的に例示した特定
の実施例の詳細な説明から明らかになるであろう。
【００１２】
【発明の実施の形態】添付図面を参照すると、参照符号
１で示す締め付け固定装置を製造する方法は、第１射出
成形工程を備える。この工程は、上方部分３と下方部分
４とからなる型２により実施される。型２には、射出工
程後に締め付け固定装置１を成形するための適合形の座
部が設けられている。
１で示す締め付け固定装置を製造する方法は、第１射出
成形工程を備える。この工程は、上方部分３と下方部分
４とからなる型２により実施される。型２には、射出工
程後に締め付け固定装置１を成形するための適合形の座
部が設けられている。
【００１３】型２に挿入されたテープまたはケーブル５
などのフレキシブルな接続要素に対して、上述の第１射
出成形工程が行われる。この第１射出成形工程により、
締め付け固定装置１を構成する少なくとも２つの要素が
製造される。これに関連して、添付図面に実施例を図示
する。図示した実施例は、例えばレバーアーム６及び牽
引要素７の製造に係わり、随意には、レバーアーム６の
関節結合用の支持体８の製造にも係わる。支持体８は、
靴の第１フラップ９へのロックのための手段を有する。
などのフレキシブルな接続要素に対して、上述の第１射
出成形工程が行われる。この第１射出成形工程により、
締め付け固定装置１を構成する少なくとも２つの要素が
製造される。これに関連して、添付図面に実施例を図示
する。図示した実施例は、例えばレバーアーム６及び牽
引要素７の製造に係わり、随意には、レバーアーム６の
関節結合用の支持体８の製造にも係わる。支持体８は、
靴の第１フラップ９へのロックのための手段を有する。
【００１４】レバーアーム６は、テープまたはケーブル
５にオーバーラップ射出成形される。牽引要素７も、テ
ープまたはケーブル５に適当間隔でオーバーラップ射出
成形される。随意には、図３に示すように、牽引要素と
は反対側に支持体８をオーバーラップ射出成形すること
ができる。好ましくは、レバーアーム６は、締め付け固
定装置が閉じられる間に第１フラップ９から離反する方
向に向く表面１０に、軸方向凹部１１を有している。こ
の凹部１１は、図４及び図７に示すように装置が閉じら
れる間、テープまたはケーブル５用の座部を構成する。
５にオーバーラップ射出成形される。牽引要素７も、テ
ープまたはケーブル５に適当間隔でオーバーラップ射出
成形される。随意には、図３に示すように、牽引要素と
は反対側に支持体８をオーバーラップ射出成形すること
ができる。好ましくは、レバーアーム６は、締め付け固
定装置が閉じられる間に第１フラップ９から離反する方
向に向く表面１０に、軸方向凹部１１を有している。こ
の凹部１１は、図４及び図７に示すように装置が閉じら
れる間、テープまたはケーブル５用の座部を構成する。
【００１５】牽引要素７は、テープまたはケーブル５に
よりレバーアーム６に結合される端とは反対側の端に、
湾曲した突起１２からなる一時係合手段を有している。
この突起１２は、靴の第２フラップ１３に関連づけられ
る相補形状のグリップ手段と相互作用する。例えば、グ
リップ手段は、第２フラップ１３に堅固に連結され或い
は同フラップから突出した歯１５により構成され、或い
は、図８に示すようにラック１４により構成され、或い
は、図９に示すように、フラップ１３と一体に製造され
る歯１５により構成される。
よりレバーアーム６に結合される端とは反対側の端に、
湾曲した突起１２からなる一時係合手段を有している。
この突起１２は、靴の第２フラップ１３に関連づけられ
る相補形状のグリップ手段と相互作用する。例えば、グ
リップ手段は、第２フラップ１３に堅固に連結され或い
は同フラップから突出した歯１５により構成され、或い
は、図８に示すようにラック１４により構成され、或い
は、図９に示すように、フラップ１３と一体に製造され
る歯１５により構成される。
【００１６】支持体８は、第１フラップ９に関して反対
側に、２つのウィング１７の載置および回転を可能とす
る２つの湾曲肩部１６を有している。両ウィング１７
は、レバーアーム６から牽引要素７へ向けて互いに平行
に突出している。支持体８は、一対の肩部１６とは反対
側に、第１フラップ９へのロックのための手段を有して
いる。この手段はタブ１８により構成され、タブ１８に
は環状凹部１９が設けられている。環状凹部１９は、第
１フラップ９が離脱自在に係合する座部として作用す
る。
側に、２つのウィング１７の載置および回転を可能とす
る２つの湾曲肩部１６を有している。両ウィング１７
は、レバーアーム６から牽引要素７へ向けて互いに平行
に突出している。支持体８は、一対の肩部１６とは反対
側に、第１フラップ９へのロックのための手段を有して
いる。この手段はタブ１８により構成され、タブ１８に
は環状凹部１９が設けられている。環状凹部１９は、第
１フラップ９が離脱自在に係合する座部として作用す
る。
【００１７】第１射出成形工程の後、本方法では、レバ
ーアーム６から離反する方向へ牽引要素７及び支持体８
から突出するフレキシブルな接続要素５の両端をブラン
キングするための第２工程が実施される。第２工程は、
適合形のブランキング工具２０により実施される。この
第２工程により、完成済みの、従って直ぐに使用に供し
得る装置を得る。
ーアーム６から離反する方向へ牽引要素７及び支持体８
から突出するフレキシブルな接続要素５の両端をブラン
キングするための第２工程が実施される。第２工程は、
適合形のブランキング工具２０により実施される。この
第２工程により、完成済みの、従って直ぐに使用に供し
得る装置を得る。
【００１８】そして、この装置は、適合形のリムーバブ
ル式容器２３内に好適に保管可能である。この代わり
に、第１射出成形工程の後で、締め付け固定装置の要素
を備えたテープまたはケーブル５を、適合形のリール２
２に巻き付けることができる。リール２２は、本装置が
適用される製品の組立に際して後で使用される。
ル式容器２３内に好適に保管可能である。この代わり
に、第１射出成形工程の後で、締め付け固定装置の要素
を備えたテープまたはケーブル５を、適合形のリール２
２に巻き付けることができる。リール２２は、本装置が
適用される製品の組立に際して後で使用される。
【００１９】また、テープまたはフレキシブルなケーブ
ル５は、第１射出工程前に同様のリール２２から巻き解
くことができる。上記方法によれば、フレキシブルな接
続要素により部品を互いに連結してなる締め付け固定装
置を製造可能である。また、この方法によれば、レバー
アーム６と牽引要素７との間の間隔を、随意には、レバ
ーアーム６と牽引要素７と支持体８との間の間隔を適正
なものにすることにより、靴のフラップに対して締め付
け固定装置をオペレータが容易にかつ迅速に組み付ける
ことができ、レバーアーム６を回転可能になしてフラッ
プを締め付け固定できるようになる。
ル５は、第１射出工程前に同様のリール２２から巻き解
くことができる。上記方法によれば、フレキシブルな接
続要素により部品を互いに連結してなる締め付け固定装
置を製造可能である。また、この方法によれば、レバー
アーム６と牽引要素７との間の間隔を、随意には、レバ
ーアーム６と牽引要素７と支持体８との間の間隔を適正
なものにすることにより、靴のフラップに対して締め付
け固定装置をオペレータが容易にかつ迅速に組み付ける
ことができ、レバーアーム６を回転可能になしてフラッ
プを締め付け固定できるようになる。
【００２０】以上のように、従来の締め付け固定装置の
接続要素の大部分を除去可能であると共に、完成した装
置を得るのに必要な製造工程を、従って、処理に要する
機械の数を低減可能な方法が実際に提供できることが明
らかになった。更に、締め付け固定装置の組立てが非常
に容易であるので、保管性が向上しかつ簡易になった。
実際、締め付け固定装置を構成する部品は接続要素によ
り相互に連結されている。このため、オペレータによる
靴への組み付け作業が更に簡単になる。
接続要素の大部分を除去可能であると共に、完成した装
置を得るのに必要な製造工程を、従って、処理に要する
機械の数を低減可能な方法が実際に提供できることが明
らかになった。更に、締め付け固定装置の組立てが非常
に容易であるので、保管性が向上しかつ簡易になった。
実際、締め付け固定装置を構成する部品は接続要素によ
り相互に連結されている。このため、オペレータによる
靴への組み付け作業が更に簡単になる。
【００２１】最後に、使用される機械の数が少なくな
り、製造工程数も少なくなり、更には、組立が非常に容
易かつ簡単であるので、締め付け固定装置の製造コスト
が相当に低減可能である。更に、レバーアームと牽引要
素との間のフレキシブルな接続により、靴に対して締め
付け固定装置を位置決めする上での適合性が向上し、ま
た、衝撃吸収性が向上して締め付け固定装置部品の変形
や破損を生じることがない。
り、製造工程数も少なくなり、更には、組立が非常に容
易かつ簡単であるので、締め付け固定装置の製造コスト
が相当に低減可能である。更に、レバーアームと牽引要
素との間のフレキシブルな接続により、靴に対して締め
付け固定装置を位置決めする上での適合性が向上し、ま
た、衝撃吸収性が向上して締め付け固定装置部品の変形
や破損を生じることがない。
【００２２】本発明による方法および締め付け固定装置
は、当然に種々に変形可能であり、その全ては同一発明
概念の範囲内に入る。本装置の個々の部品の構成材料お
よび寸法は、具体的な要件に応じて当然に最適化可能で
ある。
は、当然に種々に変形可能であり、その全ては同一発明
概念の範囲内に入る。本装置の個々の部品の構成材料お
よび寸法は、具体的な要件に応じて当然に最適化可能で
ある。
【００２３】
【発明の効果】本発明による締め付け固定装置の製造方
法は、締め付け固定装置を構成しかつフレキシブルな接
続要素により互いに連結された少なくとも２つの要素を
同時に製造する工程を備えるので、締め付け固定装置を
低コストかつ短時間で製造可能である。特に、締め付け
固定装置に対する処理工程の数およびこの処理に要する
機械の数を低減可能である。また、本発明の製造方法に
よれば、使用上の信頼性および安全性に富むスポーツ靴
用の締め付け固定装置などの製品を製造可能である。ま
た、製品が装着される靴の特定領域への製品の適合性を
最適にできる。
法は、締め付け固定装置を構成しかつフレキシブルな接
続要素により互いに連結された少なくとも２つの要素を
同時に製造する工程を備えるので、締め付け固定装置を
低コストかつ短時間で製造可能である。特に、締め付け
固定装置に対する処理工程の数およびこの処理に要する
機械の数を低減可能である。また、本発明の製造方法に
よれば、使用上の信頼性および安全性に富むスポーツ靴
用の締め付け固定装置などの製品を製造可能である。ま
た、製品が装着される靴の特定領域への製品の適合性を
最適にできる。
【００２４】本発明による締め付け固定装置は、フレキ
シブルな接続要素により互いに連結された少なくとも２
つの要素を備えるので、低コストかつ短時間で製造可能
であり、また、使用上の信頼性および安全性に富む。
シブルな接続要素により互いに連結された少なくとも２
つの要素を備えるので、低コストかつ短時間で製造可能
であり、また、使用上の信頼性および安全性に富む。
【図１】本発明の方法を実施するための製造ラインの概
略側面図である。
略側面図である。
【図２】射出成形工程の後で得た締め付け固定装置の概
略図である。
略図である。
【図３】締め付け固定装置の断面側面図である。
【図４】靴のフラップに関連づけられた装置を、閉じ状
態で示す図である。
態で示す図である。
【図５】靴のフラップに関連づけられた装置を、中間閉
じ状態で示す図である。
じ状態で示す図である。
【図６】図４に示した状態にある締め付け固定装置の頂
面図である。
面図である。
【図７】図４に示した位置にある締め付け固定装置の側
方斜視図である。
方斜視図である。
【図８】更なる実施例による締め付け固定装置の側面図
である。
である。
【図９】更なる実施例による締め付け固定装置の側面図
である。
である。
１ 締め付け固定装置 ５ ケーブル（接続要素） ６ レバーアーム ７ 牽引要素 ８ 支持体 ９ フラップ １０ レバーアームの表面 １１ 軸方向凹部 １６ 湾曲端 １８ タブ １９ 環状凹部 ２２ リール
Claims (15)
- 【請求項１】 締め付け固定装置を構成しかつフレキシ
ブルな接続要素により互いに連結された少なくとも２つ
の要素を同時に製造する工程を備えることを特徴とす
る、締め付け固定装置の製造方法。 - 【請求項２】 前記締め付け固定装置の前記少なくとも
２つの要素を前記フレキシブルな接続要素に射出成形す
る第１工程を備えることを特徴とする請求項１に記載の
締め付け固定装置の製造方法。 - 【請求項３】 前記締め付け固定装置を構成する前記
少なくとも２つの要素を射出成形済みである前記フレキ
シブルな接続要素をブランキングする第２工程と、これ
に続く、リムーバブル式収容器への保管工程とを備える
ことを特徴とする請求項２に記載の締め付け固定装置の
製造方法。 - 【請求項４】 前記第１工程の後で、前記締め付け固定
装置を構成する前記少なくとも２つの要素を備えた前記
フレキシブルな接続要素を、適合形のリールに巻くこと
により前記締め付け固定装置を保管する工程を備えるこ
とを特徴とする請求項２に記載の締め付け固定装置の製
造方法。 - 【請求項５】 前記第１工程に先だって、前記フレキシ
ブルな接続要素をリールから巻き解く工程を備えること
を特徴とする請求項２に記載の締め付け固定装置の製造
方法。 - 【請求項６】 レバーアームと牽引要素とをケーブルに
オーバーラップ射出成形することを特徴とする請求項１
に記載の締め付け固定装置の製造方法。 - 【請求項７】 ケーブルに支持体をオーバーラップ射出
成形することを特徴とする請求項１に記載の締め付け固
定装置の製造方法。 - 【請求項８】 フレキシブルな接続要素により互いに連
結された少なくとも２つの要素を備えることを特徴とす
る締め付け固定装置。 - 【請求項９】 前記接続要素をテープまたはケーブルに
より構成したことを特徴とする請求項８に記載の締め付
け固定装置。 - 【請求項１０】 前記少なくとも２つの要素を前記接続
要素上に射出成形し、また、前記少なくとも２つの要素
は、レバーアームと牽引要素とを備えることを特徴とす
る請求項８または９に記載の締め付け固定装置。 - 【請求項１１】 前記少なくとも２つの要素は、レバー
アームの関節結合用の支持体を更に備え、前記支持体
は、靴のフラップの一方へのロックのための手段を有す
ることを特徴とする請求項８に記載の締め付け固定装
置。 - 【請求項１２】 前記支持体は、反フラップ側に、前記
レバーアームの一端の載置および回転を可能とする湾曲
端を有することを特徴とする請求項１１に記載の締め付
け固定装置。 - 【請求項１３】 タブにより構成され靴のフラップの一
方へのロックのための手段を備え、前記タブは反湾曲端
側に突出し、前記タブには、前記フラップ用の取り外し
可能な係合座部として作用する環状凹部が設けられるこ
とを特徴とする請求項１２に記載の締め付け固定装置。 - 【請求項１４】 前記レバーアームは、前記フラップか
ら離反する方向へ向いた表面に、前記締め付け固定装置
を閉じる間に前記接続要素用の座部として作用する軸方
向凹部を有することを特徴とする請求項１３に記載の締
め付け固定装置。 - 【請求項１５】 前記牽引要素は、前記レバーアームに
接続された端とは反対側の端に、靴の接合されるべきフ
ラップの他方に関連づけた相補形状のグリップ手段との
一時係合のための手段を有することを特徴とする請求項
１４に記載の締め付け固定装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT95TV000118A IT1279450B1 (it) | 1995-10-10 | 1995-10-10 | Procedimento per l'ottenimento di un dispositivo di serraggio e prodotto ottenuto con detto procedimento |
| IT95A000118 | 1995-10-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108008A true JPH09108008A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=11419745
Family Applications (1)
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