JPH0435257Y2 - - Google Patents

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JPH0435257Y2
JPH0435257Y2 JP13603587U JP13603587U JPH0435257Y2 JP H0435257 Y2 JPH0435257 Y2 JP H0435257Y2 JP 13603587 U JP13603587 U JP 13603587U JP 13603587 U JP13603587 U JP 13603587U JP H0435257 Y2 JPH0435257 Y2 JP H0435257Y2
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JP
Japan
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covering
ring
cover
handle cover
covering part
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JP13603587U
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JPS6440766U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は自動車等のステアリングハンドルの
リング部に装着してその表面を被覆するハンドル
カバーに係り、特にリング部の直径の大小に関係
なく装着できるようにしたハンドルカバーに関す
る。
<従来の技術> 従来、自動車等のステアリングハンドルのリン
グ部は、環状の芯金のまわりにABS,PP等の合
成樹脂や、発泡ウレタン等の軟質材料を被覆成形
して形成されている。これらのハンドルは吸湿性
がないため、運転条件により発汗したときなどに
は手が滑り易くなるおそれがあつた。そのため、
一般には吸湿性を有する天然皮革、合成皮革等の
帯状部材を、リング部の直径に合せて環状のハン
ドルカバーを形成し、そのハンドルカバーをリン
グ部全周に被覆状に装着して、手の滑りを防止す
るように行われていた。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、ステアリングハンドルは車種によつて
夫々異なり、そのため、ハンドルカバーはそれら
のリング部の径に合わた多種類の寸法のものが生
産されていた。
従つて、ハンドルカバーは多品種生産となつて
生産性が低くなるとともに、その生産は個々の寸
法別の見込み需要で行われるので、寸法によつて
は需要に過不足が生ずるという問題があつた。
<問題点を解決するための手段> この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、環状に形成されてステアリング
ハンドルのリング部を被覆するハンドルカバーで
あつて、高分子弾性部材からなる伸縮部を介して
環状に形成されるとともに上記リング部を被覆可
能な被覆部と、その被覆部の一端に延設されると
ともに、上記伸縮部が小さな伸長状態から大きな
伸長状態の間において伸長しているときその伸縮
部の外表面を被覆可能に設けられた長さ調整部
と、を具備したハンドルカバーである。
<作用> この考案は上記のように構成されたものであ
り、ハンドルカバーが比較的小径のステアリング
ハンドルのリング部に被覆装着されると、伸縮部
は小さな伸長状態となつて緊張し、被覆部をリン
グ部外周に圧接する。そして、長さ調整部は伸縮
部の外表面を覆うとともに、その先端部は被覆部
の一端部と重なる。
また、比較的大径のリング部に被覆装着される
と、伸縮部は大きな伸長状態となつて緊張し、被
覆部をリング部外周に圧接する。そして、長さ調
整部は大きく伸長した伸縮部の外表面を覆うとと
もに、その先端部は被覆部の一端部と重なる。
<実施例> 以下、この考案の一実施例を第1図に基づいて
説明する。
図において1はハンドルカバーであり、ハンド
ルカバー1は、帯状の被覆部2と、被覆部2の一
端に延設された長さ調整部4と、被覆部2ととも
に環状形を形成する伸縮部6と、緊締紐9等によ
り構成されている。
被覆部2は、実施例では吸湿性を有する天然皮
革、合成皮革等により帯状に形成されており、そ
の長手側縁部には、緊締紐9を挿通する多数の紐
孔3が所定間隔をおいて穿設されている。また、
その両側縁は、把持感触を良くするための縁取り
テープ5が縫合されている。
長さ調整部4は、被覆部2と一体に形成され所
定の長さが付与されており、被覆部2と同様に紐
孔3、縁取りテープ5が設けられている。
伸縮部6は、実施例では薄肉のウレタンゴムか
らなり、被覆部2の幅員よりも稍小さい幅員の帯
状に形成されている。この伸縮部6は、一端部が
被覆部2と長さ調整部4との連続部分における接
合部7において、ミシン糸により逢着されてお
り、他端部は被覆部2の他端部の接合部8におい
て同様に逢着されている。
そして、接合部7,8を介して被覆部2と伸縮
部6とにより形成される環状形の外周長は、伸縮
部6が収縮状態のとき、ステアリングハンドルの
リング部10の想定される最小の外周長122cmよ
りも稍小さい117cmに形成されている。また、被
覆部2と長さ調整部4先端部とで形成される環状
形の外周長は、リング部10の想定される最大の
外周長135cmよりも稍大きい140cmに形成されてい
る。このとき、伸縮部6は弾性限度内の伸長状態
にあるように形成されている。
緊締紐9は、1本の長尺の紐状部材であり、各
紐孔3に挿通されて、被覆部2、長さ調整部4を
リング部10に密着緊締するように形成されてい
る。
このように構成されたハンドルカバー1によれ
ば、伸縮部6を伸長させてステアリングハンドル
のリング部10に覆せることにより、リング部1
0直径の大小に係りなく、伸縮部6の収縮によつ
て被覆部2、伸縮部6がリング部10に密着状態
となる。そして、緊締紐9を紐孔3に順次挿通す
るとともにリング部10を包み込むように巻きつ
け、被覆部2と長さ調整部4とをリング部10に
密着させて緊締する。このとき、被覆部2と長さ
調整部4との重なり部分においては、緊締紐9は
重なり合つた両者の紐孔3に貫通して緊締され
る。
そして、リング部10の直径が比較的小径の場
合は、伸縮部6は小さな伸長状態となり、長さ調
整部4と被覆部2との重なり長は比較的長く、伸
縮部6の外表面は長さ調整部4により覆われる。
(第2図参照)。
一方、リング部10の直径が比較的大径の場合
は、伸縮部6が大きな伸長状態となり、長さ調整
部4と被覆部2との重なり長は短くなり、伸長し
た伸縮部6の外表面は長さ調整部4により覆われ
る(第3図参照)。
尚、この考案は上述の説明および図例に制限さ
れることなく、この考案の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更すること
ができる。例えば、縁取りテープの有無は限定す
るものではなく、また、伸縮部と被覆部との接合
は、ミシン糸等による逢着以外の接合であつても
よい。
<考案の効果> この考案によるハンドルカバーは以上のような
構成によりなるものであり、伸縮部の伸長度合に
より、異なつた直径のリング部を有する各種のス
テアリングハンドルに適合して、被覆装着するこ
とができる。
そのため、異なつた寸法のハンドルカバーを多
種類生産する必要がなくなり、同一種類のハンド
ルカバーを多量に生産できるので、生産性を向上
させることができるとともに、寸法別の需要が偏
ることがあつても、従来のように需給に過不足を
生ずることがない等の効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例のハンドルカバーの
斜視図、第2図はそのハンドルカバーを小径のリ
ング部へ装着した状態を示す部分正面図、第3図
は同じく大径のリング部へ装着した状態を示す部
分正面図である。 1……ハンドルカバー、2……被覆部、4……
長さ調整部、6……伸縮部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 環状に形成されてステアリングハンドルのリン
    グ部を被覆するハンドルカバーであつて、 高分子弾性部材からなる伸縮部を介して環状に
    形成されるとともに前記リング部を被覆可能な被
    覆部と、 その被覆部の一端に延設されるとともに、前記
    伸縮部が小さな伸長状態から大きな伸長状態の間
    において伸長しているときその伸縮部の外表面を
    被覆可能に設けられた長さ調整部と、を具備した
    ことを特徴とするハンドルカバー。
JP13603587U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0435257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13603587U JPH0435257Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13603587U JPH0435257Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6440766U JPS6440766U (ja) 1989-03-10
JPH0435257Y2 true JPH0435257Y2 (ja) 1992-08-20

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ID=31396173

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JP13603587U Expired JPH0435257Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200450681Y1 (ko) * 2008-11-07 2010-10-21 최상식 다양한 직경의 핸들에 사용 가능하며 탈부착이 용이한 자동차 핸들 커버

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Publication number Publication date
JPS6440766U (ja) 1989-03-10

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