JPH09107557A - コンピュータビデオ信号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信号を導出する装置及び方法 - Google Patents

コンピュータビデオ信号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信号を導出する装置及び方法

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JPH09107557A
JPH09107557A JP8117259A JP11725996A JPH09107557A JP H09107557 A JPH09107557 A JP H09107557A JP 8117259 A JP8117259 A JP 8117259A JP 11725996 A JP11725996 A JP 11725996A JP H09107557 A JPH09107557 A JP H09107557A
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JP
Japan
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signal
subcarrier
subcarrier frequency
television
computer
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JP8117259A
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Sunny Y Zhang
ワイ ツァン サニー
Justin J Lin
ジェイ リン ジャスティン
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AI TECH INTERNATL
AI TECH INT
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AI TECH INTERNATL
AI TECH INT
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/44Colour synchronisation
    • H04N9/45Generation or recovery of colour sub-carriers

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータビデオ信号からテレビジョンカ
ラー副搬送波周波数信号を導出する技術を提供する。 【解決手段】 コンピュータは水平同期信号成分を含む
ビデオ信号を生成する。副搬送波周波数発生器は水平同
期信号成分から画素クロック信号及び副搬送波相対位相
信号を生成してデジタルエンコーダへ印加する。該エン
コーダはビデオ信号、画素クロック信号、及び副搬送波
相対位相信号を処理してアナログベースバンドテレビジ
ョン信号を生成する。副搬送波周波数発生器の変換回路
は水平同期信号を受信して画素クロック信号を生成し、
タイミング源は参照クロック信号を生成し、偏差補償回
路は信号比較回路は画素クロック信号及び参照クロック
信号を処理してカウント信号を導出する。比カウンタ回
路はカウント信号を処理してデジタルエンコーダが処理
する副搬送波相対位相信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはコンピ
ュータビデオ信号をテレビジョンビデオ信号に変換する
ことに関する。より詳しくは、本発明は比較的不正確な
コンピュータ水平同期ビデオ信号を処理し、デジタルカ
ラーテレビジョンエンコーダによって処理するための正
確なカラー副搬送波周波数信号を導出することに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにおけるビデオ信号フォー
マットは、テレビジョンにおけるビデオ信号フォーマッ
トとは直接的には両立しない。従って、コンピュータビ
デオ信号をテレビジョンに直接中継することはできな
い。コンピュータビデオ信号を、テレビジョンが使用で
きるような信号に変換すると有利である。例えば、コン
ピュータビデオ信号をテレビジョンビデオ信号に変換す
ると、コンピュータデータをテレビジョン上に表示させ
るか、またはそれをビデオカセットレコーダ(VCR)
に記録するのに有用である。この能力は、例えば発表者
及び聴衆の両者がコンピュータデータを見る必要がない
ようなライブでの発表とか、テレビジョン上でビデオゲ
ームを楽しむとか、またはコンピュータにとって比較的
安価なテレビジョン画面を活用することが望ましいよう
な類似の関連において有利である。コンピュータビデオ
信号からテレビジョンビデオ信号への変換は、必然的に
アナログRGB信号から複合ビデオ信号への変換を伴
う。この動作には、コンピュータ画像または図形データ
(RGB、YCbCR、またはカラー指標付きの形状
の)を、被変調カラー副搬送波を用いる標準アナログベ
ースバンドテレビジョン(NTSCまたはPAL)信号
またはS−VHS信号に変換するビデオエンコーダが必
要である。
【0003】コンピュータビデオ信号をテレビジョン信
号に変換する技術は公知である。図1は一つの変換プロ
セスを示す。コンピュータ20はR、G、B信号と、水
平同期信号と、垂直同期信号とを生成する。次に飛び越
し走査処理デバイス22を使用して非飛び越し走査コン
ピュータ信号を飛び越し走査信号に変換する。次いで、
飛び越し走査信号をメモリ24内に記憶させる。2つの
型のメモリを使用することができる。スレーブモードメ
モリ内には、ビデオフレームの幾つかの線(ライン)が
記憶されるだけである。マスタモードメモリ内には、全
ビデオフレームが記憶される。マスタモードメモリデバ
イスはスレーブモードメモリより遙かに高いメモリ要求
を有しており、従ってスレーブモードメモリより高価で
ある。メモリ24内に記憶されたデータはアナログエン
コーダ26へ中継される。アナログエンコーダ26はデ
ータを処理してテレビジョン32のためのビデオ信号を
生成する。アナログエンコーダ26における処理は、入
力にコンピュータ20から水平同期信号を受けている位
相同期ループ(PLL)28によって生成される画素ク
ロックに頼っている。アナログエンコーダ26は発振器
30から副搬送波周波数信号(F sc)も受けてい
る。
【0004】アナログエンコーダ26において、分離し
た発振器30を直接所要の副搬送波周波数にセットする
ことができる。このオプションはデジタルエンコーダの
場合には使用できない。デジタルエンコーダは、アナロ
グエンコーダよりも正確であるので有利である。不幸な
ことには、デジタルエンコーダは実現困難である。この
困難は、デジタルエンコーダにおいては単一のシステム
クロックを使用しなければならないという事実によって
もたらされるのである。従って、副搬送波周波数はコン
ピュータ20からのクロック信号から導出しなければな
らない。換言すれば、副搬送波周波数にセットされた分
離した発振器30を活用することはできない。コンピュ
ータ20からのクロック信号に頼ることに伴う問題は、
副搬送波周波数に関して比較的不正確であることであ
る。図1に示すように、エンコーダは画素クロック及び
カラー副搬送波周波数(F sc)に頼っている。フレ
ームレート、フィールドレート、垂直及び水平タイミン
グは全て画素クロックから直接導出され、一方カラー情
報はカラー副搬送波信号によって輸送される。テレビジ
ョンは、これら2つの信号に対して異なる精度要求を課
す。画素クロックに誤差があると水平及び垂直タイミン
グ誤差がもたらされるが、殆どのテレビジョン及びビデ
オカセットレコーダはこれらの誤差を許容できる。一
方、殆どのテレビジョン及びビデオカセットレコーダに
おいては、カラー副搬送波信号は約± 200Hz以内で正
確でなければならない。テレビジョン標準は、カラー副
搬送波周波数を± 10 Hz以内で正確にすることを規定
している。
【0005】マスタモードメモリは全ビデオフレームを
記憶しているから、それはコンピュータドメインとテレ
ビジョンドメインとの間の時間バッファとして動作す
る。ビデオフレームをマスタモードメモリ内に記憶させ
るために必要なタイミング回路は、正確なカラー副搬送
波周波数信号を生成するのに使用することができる。従
って、デジタルエンコーダをマスタモードメモリデバイ
ス内に好都合に使用することができる。一方、スレーブ
モードメモリデバイスにおいては、データはメモリデバ
イスをオンザフライ式に通過する。従って、コンピュー
タ領域(ドメイン)とテレビジョン領域との間に時間バ
ッファは存在しない。代わりとして、コンピュータ領域
からテレビジョン領域への移行は、水平同期信号からカ
ラー副搬送波周波数信号を導出することによって達成し
なければならない。詳述すれば、カラー副搬送波周波数
信号は、始めに水平同期信号にある定数を乗じて画素ク
ロックを求めることによって導出しなければならない。
次いで、画素クロックを使用してカラー副搬送波周波数
信号を生成しなければならない。カラー副搬送波周波数
信号は水平同期信号から導出されるから、水平同期信号
は正確であることが重要である。不幸なことには、コン
ピュータからの水平同期信号は正確ではなく、通常は
(ボード・トゥ・ボードで)±1%まで変化する。水平
同期信号が不正確であるとカラー副搬送波周波数信号が
不正確になり、テレビジョンは所要のカラー情報を再現
できなくなる。
【0006】従って、不正確な水平同期信号からテレビ
ジョンカラー副搬送波周波数信号を正確に導出すること
が高度に望まれている。このようにすれば、安価なメモ
リを有するスレーブモードメモリは、デジタルエンコー
ダを使用してコンピュータビデオ信号をカラーテレビジ
ョン信号に変換できる。それによって、デジタルエンコ
ーダはコンピュータビデオ信号を高度に正確に再現して
標準テレビジョン上に表示するようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、コンピュータビデオ信
号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信号を導出す
る技術である。コンピュータは、水平同期信号成分を含
むコンピュータビデオ信号を生成する。水平同期信号成
分は副搬送波周波数発生器に印加されて画素クロック信
号と、副搬送波相対位相信号とが作られ、これらはデジ
タルエンコーダへ印加される。デジタルエンコーダは、
コンピュータビデオ信号、画素クロック信号、及び副搬
送波相対位相信号を処理してアナログベースバンドテレ
ビジョン信号を生成する。副搬送波周波数発生器は、周
波数変換回路、タイミング源、及び偏差補償回路を含
む。変換回路は、水平同期信号を受信して画素クロック
信号を生成する。タイミング源は、参照クロック信号を
生成するのに使用される。偏差補償回路は、画素クロッ
ク信号及び参照クロック信号を処理してカウント信号を
導出する信号比較回路を含む。次いで、比カウンタ回路
がカウント信号を処理して副搬送波相対位相信号を生成
し、デジタルエンコーダによって処理させる。本発明の
本質及び目的は、以下の添付図面に基づく実施例の詳細
な説明からより一層理解できるであろう。なお、添付図
面を通して対応する部品には同一の番号を付してある。
【0008】
【実施例】図2に、本発明による副搬送波周波数発生器
40を示す。図示のように副搬送波周波数発生器40
は、コンピュータ20から水平同期信号(HS)を受信
している。この信号に応答して副搬送波周波数発生器4
0はカラー副搬送波相対位相信号と、画素クロックとを
生成する。生成された両信号はデジタルエンコーダ42
へ印加され、デジタルエンコーダ42はテレビジョン3
2のためのアナログベースバンドテレビジョン信号を発
生する。このように、アナログエンコーダを使用する従
来技術のデバイスとは異なり、本発明はデジタルエンコ
ーダ42の正確さを享受する。更に本発明によれば、副
搬送波周波数発生器40は、正確な副搬送波周波数信号
を導出するためにデジタルエンコーダが使用できる副搬
送波相対位相信号を生成するので、デジタルエンコーダ
をスレーブモードメモリ24と共に使用することができ
る。スレーブモードメモリ24を使用することによっ
て、制限されたメモリを有するデバイス内に副搬送波周
波数発生器40を使用することができ、それによってデ
バイスの費用を低減させることができる。図3は、図2
の飛び越し走査処理デバイス22、メモリ24、副搬送
波周波数発生器40、及びデジタルエンコーダ42のよ
り詳細な図である。飛び越し走査処理デバイス22は公
知の技術に従って動作することができる。図3では、飛
び越し走査処理デバイス22はコンピュータ(図示して
ない)から、アナログ赤(R)、緑(G)、及び青
(B)ビデオ信号を受信するように示されている。更に
飛び越し走査処理デバイス22は、コンピュータから垂
直同期信号(VS)及び水平同期信号(HS)をも受信
している。タイミング制御回路50は垂直同期信号及び
水平同期信号を使用して制御信号を生成し、それらを線
52へ供給する。第1の位相同期ループ(PLL 1)
54は水平同期信号を処理して書き込みクロック信号を
生成し、それを線56上に供給する。
【0009】アナログ・デジタル変換器60は、アナロ
グRGB信号を対応するデジタルRGB信号に変換し、
それらをRGB−YUV変換器62へ印加する。RGB
−YUV変換器62は、公知の技法でRGB信号をYU
Vカラー空間に変換する。YUVカラー空間信号はカラ
ーデシメーションフィルタ64へ印加され、カラーデシ
メーションフィルタ64は画像アーティファクトを生成
することなく画像信号を基準化(スケール)する。この
実施例ではカラーデシメーションフィルタ64の出力は
2線分記憶メモリ66へ印加される。次に公知の技術で
ある垂直フィルタ68を使用して画像データの3線分を
平均し、フリッカを減少させた平均YUV信号を生成す
る。このYUV信号はスレーブモードメモリデバイス2
4へ印加される。スレーブモードメモリデバイス24
は、そのデータをデジタルエンコーダ42へロードす
る。ここまでの処理はビデオ処理分野において公知であ
る。本発明は、水平同期信号入力のみに基づいて、正確
なカラー副搬送波相対位相信号及び画素クロックをデジ
タルエンコーダ42へ供給することを指向する。この機
能は、本発明の副搬送波周波数発生器40によって与え
られるのである。
【0010】図3に示すように、副搬送波周波数発生器
40は周波数変換回路70を含む。周波数変換回路70
は、ここでは位相同期ループ(PLL 2)として実現
されており、コンピュータ(図示してない)から水平同
期信号を受信している。水平同期信号にある定数を乗ず
ることによって、画素クロック信号が生成される。図3
に示すように、生成された画素クロックはデジタルエン
コーダ42に印加される。また生成された画素クロック
は、偏差補償回路74にも印加される。偏差補償回路7
4への別の入力はタイミング源72からの参照クロック
である。タイミング源72はどのような周波数の、どの
ような正確なタイミング源であってもよい。図4に、本
発明による偏差補償回路の一実施例を示す。偏差補償回
路74は、信号比較回路75及びP/Qカウンタ77を
含む。信号比較回路75の目的は、サイクルカウント値
Pを生成することである。値Pは、次式を使用して副搬
送波周波数値を導出するために使用される。 Fsc=(P/Q)Fpix (式1) (式1)において、Fscは副搬送波周波数であり、Qは
P/Qカウンタ77内で使用される所定の値であり、そ
してFpix は画素クロックの周波数である。
【0011】信号比較回路75は、時間値t及び参照ク
ロックの周波数に基づいて値Pを生成する。詳述すれ
ば、値Pは次のように定義される。 P=FR t (式2) (式2)において、FR は参照クロックの周波数であ
り、そしてtは次のように定義される。 t=(1/Fpix )〔Q(Fsc/FR )〕 (式3) (式3)において、Fpix は画素クロックの周波数であ
り、QはP/Qカウンタにおいて使用される予め定めら
れた値であり、Fscは副搬送波周波数(NTSCでは
3.58 MHz、PALでは 4.43 MHz)であり、そし
てFR は参照クロックの周波数である。(式3)を(式
2)へ代入すると、 P=(Fsc/Fpix )Q (式4) が得られる。(式4)から分かるように、Pの値を求め
るには、FscとQとの積をFpix で除せばよい。値Fsc
及びQは既知であり、従って制御論理回路78内に記憶
させておくことができる。所望の周波数Fscが既知であ
ることに注目されたい。しかしながらこの情報だけで
は、周波数が変化する画素クロック信号から副搬送波周
波数信号を再構築することはできない。
【0012】(式4)の演算は、図4に示す信号比較回
路75によって実行される。図4のタイマ76は画素ク
ロックによって作動させられ、項tによって限定される
時間の間動作する。(式3)から分かるように、量t
は、信号比較回路75への入力信号である画素クロック
及び参照クロックの関数である。また量tは、値Q及び
副搬送波周波数Fscの関数でもある。これらの値は既知
である。従って、制御論理回路78はこれらの値(また
はそれらの積)を記憶できるのである。(式3)の項
(1/Fpix )は、画素クロックの各クロックサイクル
の時間であることに注目されたい。項〔Q(Fsc
R )〕は、タイマ76によって実行されるクロック移
行の合計数を定義する。換言すれば、画素クロックは
〔Q(F sc/FR )〕移行の間タイマ76を駆動するの
である。この時間中、カウンタ80は参照クロック内の
信号移行の数を計数する。即ち、時間の始まりに制御論
理回路78はカウンタ80を動作可能にし、時間の終わ
りに制御論理回路78はカウンタ80を動作不能にす
る。その時点でカウンタ80は時間tの間に発生した信
号移行の数を記憶する。このサイクルカウントはP項と
等価である。サイクルカウントは、マルチプレクサ82
を使用することによってカウンタ80から読み出すこと
ができる。マルチプレクサ82の選択線は制御論理回路
78によって作動させられる。例えば、もし 24 ビット
カウント値がカウンタによって記憶されているものとす
れば、このカウント値はマルチプレクサ82によって8
ビットの増分で読み出すことができる。マルチプレクサ
82は、カウンタ80からデータを入手するための安価
な方法を提供する。
【0013】マルチプレクサ82の出力は信号線83に
印加され、画素クロックによってそれぞれクロックされ
ている加算器88及びQレジスタ86からなるP/Q比
カウンタ77へ供給される。この型の比カウンタは公知
である。同じく公知の2段比カウンタも使用することが
できる。公知のように、Qレジスタ86の内容は所定の
範囲の値に抑えられる。もしQレジスタ86への入力が
Qを超えるか、またはQに等しければ、Qは内容から減
算され、それによってモジュロ除算演算が遂行される。
今説明中の場合には、レジスタの如何なるあふれもカラ
ー副搬送波周波数信号の全サイクルの完了に対応する。
本応用においては剰余、即ち副搬送波位相だけが必要で
あるから、完了した全サイクルの数には関心はなく、従
ってそれを追跡することはない。Qレジスタ86の出力
は、Q番目の副搬送波周期における副搬送波周波数波形
の相対位相を示している。線90に印加されるこの出力
信号を、副搬送波相対位相信号と称しているのである。
副搬送波相対位相信号は、この実施例では図5のエンコ
ーダ42の一部として示されている2つのROM 92
及び94へ導かれる。副搬送波相対位相信号は各ROM
をアドレスするために使用される。各ROMアドレス
は、対応するアナログ信号出力値を有している。つま
り、ROM 92及び94の出力は所望の正弦及び余弦
副搬送波周波数信号である。デジタルエンコーダ42に
おける副搬送波周波数信号の残余の処理に関して以下に
説明する。
【0014】信号比較回路75、P/Q比カウンタ7
7、及びROMルックアップテーブルの動作は、数学的
に(式1)の演算、即ちFsc=(P/Q)Fpix を遂行
するのである。本発明によれば、副搬送波周波数信号F
scは、P、Q、及びFpix 信号から構築されていること
に注目されたい。また、画素クロック(Fpix )の周波
数が変化すると、本発明の回路から供給される項Pも変
化して画素クロックの周波数変動を受入れることにも注
目されたい。使用される最終的な副搬送波周波数は既知
であるが、本発明はこの信号を変化する画素クロックか
ら生成する。本発明によれば、変化する画素クロックは
信号比較回路75によって生成される変化するP値だけ
オフセットされる。本発明により導出される副搬送波周
波数信号は、デジタルエンコーダ42によって処理する
ことができる。従来技術のデバイスは水平同期信号から
正確な副搬送波周波数信号を生成しないから、従来技術
のデバイスはデジタルエンコーダ42を活用することは
できない。本発明に使用するのに適するデジタルエンコ
ーダを図5に示してある。ROM 92及び94からの
出力信号はそれぞれ、変調器96及び102へ印加され
る。各変調器は、YUV信号の一部で副搬送波周波数信
号を変調する。詳述すれば、メモリ24からのYUV信
号は分離フィルタ100へ印加され、フィルタ100は
個々のY、U、及びV信号を生成する。U信号は低域通
過フィルタ98に印加され、次いで変調器96を通して
副搬送波周波数信号を変調する。同様に、V信号は低域
通過フィルタ104に印加され、次いで変調器102を
通して副搬送波周波数信号を変調する。変調器の出力は
加算器106において組合わされ、クロミナンス信号
(C)が生成される。
【0015】輝度信号は、画素クロックを同期発生器1
14に印加することによって、デジタルエンコーダ47
内において生成される。同期発生器114の出力は加算
器112に印加される。加算器112は、遅延回路11
0を介してY信号をも受信している。この加算器が輝度
信号(Y)を発生する。輝度信号(Y)及びクロミナン
ス信号(C)は加算器116において組合わされ、複合
ビデオ信号(Y+C)が生成される。輝度信号(Y)、
クロミナンス信号(C)、及び複合ビデオ信号(Y+
C)はそれぞれデジタル・アナログ変換器108へ印加
される。デジタル・アナログ変換器108の出力は、ア
ナログ輝度信号(Y)、アナログクロミナンス信号
(C)、及びアナログ複合ビデオ信号(Y+C)であ
り、これらは標準テレビジョンによって処理することが
できるアナログベースバンドテレビジョン信号を構成す
る。以上の本発明の特定の実施例の説明は、単なる例示
に過ぎない。これらの実施例は、本発明を以上に説明し
た精密な形状に限定するものではなく、明らかに以上の
説明から多くの変更が可能である。これらの実施例は、
本発明の原理を説明するために、そしてそれによって当
分野に精通していれば、本発明及び種々の変更を施した
種々の実施例を企図された特定の用途に適するよう最良
に使用できるように選択したものである。本発明の範囲
は特許請求野範囲によって限定されるものであることを
理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータビデオ信号をテレビジョンビデオ
信号に変換する、従来技術のアナログデバイスを示す図
である。
【図2】コンピュータビデオ信号をテレビジョンビデオ
信号に変換する、デジタルエンコーダを有するスレーブ
モードデバイスの一実施例を示す図である。
【図3】図2のデバイスの一部の詳細回路図である。
【図4】本発明の偏差補償回路の一実施例を示す図であ
る。
【図5】本発明により使用可能なデジタルエンコーダを
示す図である。
【符号の説明】
20 コンピュータ 22 飛び越し走査処理デバイス 24 メモリ 26 アナログエンコーダ 28 PLL 30 発振器 32 テレビジョン 40 副搬送波周波数発生器 42 デジタルエンコーダ 50 タイミング制御回路 54 PLL 1 60 アナログ・デジタル変換器 62 RGB−YUV変換器 64 カラーデシメーションフィルタ 66 2線分記憶メモリ 68 垂直フィルタ 70 PLL 2 72 タイミング源 74 偏差補償回路 75 信号比較回路 76 タイマ 77 P/Qカウンタ 78 制御論理回路 80 カウンタ 82 マルチプレクサ 86 Qレジスタ 88 加算器 92、94 ROM 96、102 変調器 98、104 低域通過フィルタ 100 分離フィルタ 106 加算器 108 デジタル・アナログ変換器 110 遅延回路 112 加算器 114 同期発生器 116 加算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号からテレビジョンカラー副
    搬送波周波数信号を導出する装置において、 デジタルエンコーダと、水平同期信号を生成するコンピ
    ュータとの間を接続する副搬送波周波数発生器を備え、
    上記副搬送波周波数発生器は、 上記コンピュータから水平同期信号を受信し、それから
    画素クロック信号を生成する周波数変換回路と、 参照クロック信号を生成するタイミング源と、 上記画素クロック信号と上記参照クロック信号とを処理
    し、上記テレビジョンカラー副搬送波周波数信号を生成
    するための副搬送波相対位相信号を導出する偏差補償回
    路とを含むことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 水平同期信号をテレビジョンカラー副搬
    送波周波数信号に変換する方法において、 水平同期信号から画素クロック信号を導出する段階と、 参照クロック信号を生成する段階と、 上記参照クロック信号と上記画素クロック信号とを比較
    して副搬送波相対位相信号を求める段階と上記副搬送波
    相対位相信号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信
    号を再構築する段階とを含むことを特徴とする方法。
JP8117259A 1995-05-15 1996-05-13 コンピュータビデオ信号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信号を導出する装置及び方法 Pending JPH09107557A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/441544 1995-05-15
US08/441,544 US5526055A (en) 1995-05-15 1995-05-15 Apparatus and method to derive a television color subcarrier frequency signal from a computer video signal

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09107557A true JPH09107557A (ja) 1997-04-22

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ID=23753305

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8117259A Pending JPH09107557A (ja) 1995-05-15 1996-05-13 コンピュータビデオ信号からテレビジョンカラー副搬送波周波数信号を導出する装置及び方法

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US (1) US5526055A (ja)
EP (1) EP0743798A3 (ja)
JP (1) JPH09107557A (ja)

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