JPH10308952A - 映像方式変換回路 - Google Patents

映像方式変換回路

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JPH10308952A
JPH10308952A JP9117026A JP11702697A JPH10308952A JP H10308952 A JPH10308952 A JP H10308952A JP 9117026 A JP9117026 A JP 9117026A JP 11702697 A JP11702697 A JP 11702697A JP H10308952 A JPH10308952 A JP H10308952A
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JP
Japan
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signal
color difference
circuit
conversion circuit
averaging
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JP9117026A
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Inventor
Takeshi Inoue
剛 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0135Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/641Multi-purpose receivers, e.g. for auxiliary information
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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    • G09G2310/02Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
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    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像信号の水平成分を間引くと共に、信
号を多重化処理をすることによって、フィールドメモリ
を節約する。 【解決手段】 本発明の映像方式変換回路は、RGB信
号を輝度信号Y、第1の色差信号および第2の色差信号
に変換した後に、走査線の水平方向の平均化を行い、さ
らに、走査線の水平方向の走査線を間引き、その後に垂
直平均化を行うように構成される。さらに、映像方式変
換回路は第1の色差信号および第2の色差信号に対して
走査線の間引きを行った後のこれらの色差信号を多重化
するマルチプレクサを備えるように構成される。さら
に、輝度信号Y、第1の色差信号および第2の色差信号
に対して走査線の間引きを行った後の輝度信号Y、色差
信号を多重化するマルチプレクサを備えることもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像方式変換回路に
関するものであり、より詳細にはある映像方式の信号を
他の映像方式の信号に変換する映像方式変換回路に関す
るものである。さらに詳しく述べれば、本発明は、たと
えば、パソコンで用いられるRGB映像方式の信号をテ
レビジョンで用いられるNTSCの信号に変換する映像
方式変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の画像表示技術では、パーソナルコ
ンピュータ画面に映し出す画像データをテレビジョン受
像機に画像として映し出すことができる。しかし、パー
ソナルコンピュータの走査方式(以下VGA(Variable
Grafics Array)方式ともいう)とテレビジョンの走査
方式(NTSC方式とPAL方式があるが、以下、総称
してNTSC方式ともいう)には次のような違いがあ
る。パーソナルコンピュータの走査方式とテレビジョン
の走査方式は異なるので、その間で2つの異なる方式間
の変換が必要である。まず、パーソナルコンピュータの
走査方式とテレビジョンの走査方式その違いについて、
簡単に説明する。パーソナルコンピュータに画像を表示
する場合、上のラインから下のラインに、また、それぞ
れのラインについては、左から右へ順番に画像データを
走査して映し出す順次走査方式がとられている。一方、
テレビジョン方式では、1ラインごとに飛び越して走査
する飛び越し走査方式がとられている。飛び越し走査方
式とは、走査線525ラインのうち、第1フィールドの
走査線(1ライン目、3ライン目、5ライン目、…、5
25ライン目)、つまり奇数番目の走査線上に映像を表
示し、次に第2フィールドの走査線(2ライン目、4ラ
イン目、6ライン目、…、524ライン目)、つまり偶
数番目の走査線上に映像を表示するという走査方式であ
る。
【0003】図24はVGA方式からNTSC方式に変
換する場合の概略を示す図である。図24において、左
側はVGA方式による走査を示し、右側はNTSC方式
の走査を示す。VGA方式からNTSC方式に変換する
場合は、図24に示すように、第1のVGA方式の画面
の奇数走査線のみをNTSC方式の第1フィールドの走
査線として用いて、第2のVGA方式の画面の走査線は
偶数走査線のみをNTSC方式の第2フィールドの走査
線として用いるような変換が行われる。すなわち、VG
A方式の2画面でNTSC方式の1画面が構成される。
【0004】以下に、図23に特開平8−242427
号に開示された従来の映像方式変換回路について説明す
る。図23は、VGA方式の入力RGB信号がNTSC
方式の輝度信号Y,色差信号(B−Y),(R−Y)信
号に変換される例を示す。なお、色差信号には上記の輝
度信号Y,色差信号(B−Y),(R−Y)信号以外に
I信号、Q信号で表現される方式およびU信号、V信号
で表現される方式がある。これらの表現方法はRGB信
号からこれらの色差信号を算出する時の算出係数が多少
異なるものであり実質的な差はない。本発明はこれらの
3つのいずれの方式にも適用できるが、本明細書では一
貫して、輝度信号Y,色差信号(B−Y),(R−Y)
信号を例に用いて説明する。本発明は、他の方式につい
てもは全く同じように適用することができることはいう
までもない。
【0005】図23において、101,102,103
はそれぞれR信号(赤色信号)、G信号(緑色信号)、
およびB信号(青色信号)が順次入力するVGA方式の
RGB入力端子である。RGB信号は3つの信号で1つ
の画素を構成する信号である。このR信号、G信号、お
よびB信号はそれぞれ輝度成分及び色成分を有している
ので、NTSC方式の信号よりもデータ量が多いもので
ある。100はRGB信号の各々をアナログ/デジタル
変換(A/D変換)するためのA/D変換器である。2
00はA/D変換された各RGB信号を入力し、テレビ
ジョンのNTSC方式(またはPAL方式)の信号であ
る輝度信号Y、2つの色差信号(R−Y)および(B−
Y)を出力するためのマトリクス変換器である。
【0006】400はマトリクス変換器200から入力
された輝度信号Yの垂直走査線を平均化し、NTSC方
式の平均化された輝度信号Yを出力すると共に、色差信
号(B−Y),(R−Y)の水平方向の平均化を行う水
平方向フィルタ回路420、およびそのうちのいずれか
を選択的に取り出すセレクタ350を含む垂直フィルタ
回路である。401,407はNTSC方式の平均化さ
れた輝度信号Yの走査線をそれぞれ1クロック遅延する
ための遅延メモリである。402は入力された現在のN
TSC方式の輝度信号Yと遅延メモリ401で遅延され
た1クロック前のNTSC方式の輝度信号Y1、および
現在のNTSC方式の輝度信号Yが遅延メモリ407に
よってさらに遅延された2クロック前のNTSC方式の
輝度信号Y2をそれぞれ加算して3つの信号を平均化す
る加算回路である。
【0007】420は、NTSC方式の色差信号(B−
Y),(R−Y)の水平方向の平均化処理を行う水平方
向フィルタ回路である。この水平方向フィルタ回路42
0はNTSC方式の色差信号(B−Y),(R−Y)の
水平方向の複数ビットを平均化する回路であり、水平方
向の色むらを抑えるために設けられている。350は色
差信号(B−Y),(R−Y)の水平方向の平均化を行
った信号のうちのいずれかを選択的に取り出すセレクタ
350である。
【0008】500は、垂直フィルタ回路400および
セレクタ350から出力されたNTSC方式の輝度信号
Yおよび色差信号Cをそれぞれ1ライン分記憶するフィ
ールドメモリである。550は垂直フィルタ回路400
からのNTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号Cをフ
ィールドメモリ500に書込むための書込み制御回路で
ある。560はフィールドメモリ500に書き込まれた
NTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号Cを読み出す
ための読み出し制御回路である。650は輝度信号Yと
色差信号Cとから、輝度信号Yおよび色差信号(B−
Y),(R−Y)を生成する変換回路である。700は
変換回路650から読み出されたNTSC方式の輝度信
号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)をディジタ
ル/アナログ変換するディジタル/アナログ(D/A)
変換回路である。このD/A変換されたNTSC方式の
輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)がテ
レビジョン装置に供給される。このようにして、VGA
方式のRGB信号はテレビジョンのNTSC方式の輝度
信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)に変換さ
れ、テレビジョン装置によって表示される。
【0009】以下に、従来の映像方式変換回路に動作に
ついて説明する。上記のように構成された従来の映像方
式変換回路において、RGB入力端子101,102,
103にそれぞれ入力したR信号(赤色信号)、G信号
(緑色信号)、およびB信号(青色信号)は、それぞれ
A/D変換器100でA/D変換され、マトリクス変換
器200に供給される。マトリクス変換器200では、
入力された各RGB信号を、テレビジョンのNTSC方
式(またはPAL方式)の信号である輝度信号Y、2つ
の色差信号(R−Y)および(B−Y)に変換して出力
する。
【0010】マトリクス変換器200から出力された各
輝度信号Yは垂直フィルタ回路400に入力され輝度信
号Y1となり、遅延401で1クロック遅延され輝度信
号Y2が生成され、および遅延メモリ407で1クロッ
ク分遅延され輝度信号Y3が生成され、これらの3つの
輝度信号Y1,Y2,Y3は加算回路402で加算、平
均化され遅延された輝度信号Yとして出力される。一
方、マトリクス変換器200から出力された色差信号
(B−Y),(R−Y)は水平方向フィルタ回路420
で水平方向の平均化処理が行われ、それぞれ出力され
る。3セレクタ350は水平方向フィルタ回路420か
ら出力されたNTSC方式の色差信号(B−Y),(R
−Y)のいずれかを選択して色差信号Cとして出力す
る。
【0011】垂直フィルタ回路400およびセレクタ3
50から出力されたNTSC方式の輝度信号Yおよび色
差信号Cはフィールドメモリ500に入力され、それぞ
れ1Hラインメモリに蓄積される。NTSC方式の輝度
信号Yおよび色差信号Cの書込みは書込み制御回路55
0によって行われ、読み出しは読み出し制御回路560
によって行われる。ここで、書込み制御回路550は書
込み信号に同期して動作し、一方、読み出し制御回路5
60はテレビジョン信号に同期した読み出し信号によっ
て動作する。
【0012】フィールドメモリ500から読み出された
NTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号Cは、変換回
路650で輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R
−Y)に変換され、D/A変換回路700でディジタル
/アナログ変換(D/A変換)され、このD/A変換さ
れたNTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号(B−
Y),(R−Y)がテレビジョン装置に供給され、テレ
ビジョン装置によって表示される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の映像方式変換回路では、輝度情報Yおよび色差信号
Cに対して、輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),
(R−Y)に対して水平方向の間引き処理がなされてい
ないので、フィールドメモリは1ライン分のメモリを用
意しておかなければならなかったために、大きな容量の
フィールドメモリが必要となるという問題があった。
【0014】本発明は水平方向の平均化処理を行った後
に水平方向の走査線の間引きを行いその後に垂直方向の
平均化を行う映像方式変換回路を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明の映
像方式変換回路は、RGB信号を輝度信号、第1の色差
信号および第2の色差信号(R−Y),(B−Y)信号
に変換した後に、走査線の水平方向の平均化を行い、そ
の後に垂直平均化を行うように構成される。
【0016】さらに、本発明の第2の発明の映像方式変
換回路は、走査線の水平方向の平均化の後に、第1の色
差信号および第2の色差信号に対して走査線の間引きを
行い、その後に垂直平均化を行うように構成される。
【0017】さらに、本発明の第3の発明の映像方式変
換回路は、走査線の水平方向の平均化の後に、輝度信
号、第1の色差信号および第2の色差信号に対して走査
線の間引きを行い、その後に垂直平均化を行うように構
成される。
【0018】さらに、本発明の第4の発明の映像方式変
換回路において、走査線の水平方向の平均化を行う水平
方向平均化回路は、輝度信号および第1の色差信号およ
び第2の色差信号のそれぞれについて、入力信号を1ク
ロック遅延させる第1の遅延回路と、第1の遅延回路の
出力信号を1クロック遅延させる第2の遅延回路と、入
力信号、第1の遅延回路によって遅延された信号および
第2の遅延回路によって遅延された信号を加算しその加
算結果を平均化出力として出力する加算器を有するよう
に構成される。
【0019】さらに、本発明の第5の発明の映像方式変
換回路は、さらに、第1の色差信号の加算器出力を2ク
ロックラッチさせる第1の遅延回路と、第2の色差信号
の加算器出力を2クロックラッチさせる第2の遅延回路
とを有する間引き回路を備えるように構成される。
【0020】さらに、本発明の第6の発明の映像方式変
換回路は、さらに、輝度信号の加算器の出力を2クロッ
クラッチさせる第1の遅延回路と、第1の色差信号の加
算器出力を4クロックラッチさせる第2の遅延回路と、
第2の色差信号の加算器出力を4クロックラッチさせる
第3の遅延回路とを有する間引き回路を備えるように構
成される。
【0021】さらに、本発明の第7の発明の映像方式変
換回路において、間引き回路は、書込み側のクロックの
2分周回路および4分周回路を有するクロック発生回路
を備えるように構成される。
【0022】さらに、本発明の第8の発明の映像方式変
換回路は、第1の色差信号および第2の色差信号に対し
て走査線の間引きを行った後の第1の色差信号および第
2の色差信号を多重化するマルチプレクサを備えるよう
に構成される。
【0023】さらに、本発明の第9の発明の映像方式変
換回路は、輝度信号、第1の色差信号および第2の色差
信号に対して走査線の間引きを行った後の輝度信号、第
1の色差信号および第2の色差信号を多重化するマルチ
プレクサを備えるように構成される。
【0024】さらに、本発明の第10の発明の映像方式
変換回路は、垂直方向の平均化に対しては、輝度信号お
よび多重化された第1の色差信号および第2の色差信号
に対応する2つの平均化回路を有するように構成され
る。
【0025】さらに、本発明の第11の発明の映像方式
変換回路は、垂直方向の平均化に対しては、多重化され
た輝度信号および第1の色差信号および第2の色差信号
に対応する1つの平均化回路を有するように構成され
る。
【0026】さらに、本発明の第12の発明の映像方式
変換回路は、垂直方向の平均化に対しては、輝度信号お
よび第1の色差信号および第2の色差信号に対応する3
つの平均化回路を有するように構成される。
【0027】さらに、本発明の第13の発明の映像方式
変換回路は、さらに、2つの垂直平均化回路に対応した
2つのフィールドメモリを有するように構成される。
【0028】さらに、本発明の第14の発明の映像方式
変換回路は、さらに、1つの垂直平均化回路に対応した
1つのフィールドメモリを有するように構成される。
【0029】さらに、本発明の第15の発明の映像方式
変換回路は、さらに、3つの垂直平均化回路に対応した
3つのフィールドメモリを有するように構成される。
【0030】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1の映像方式
変換回路を示す図である。図1において、101,10
2,103はそれぞれR信号(赤色信号)、G信号(緑
色信号)、およびB信号(青色信号)が順次入力するV
GA方式のRGB入力端子である。100はRGB信号
の各々をA/D変換するためのA/D変換器である。2
00はA/D変換された各RGB信号を入力し、テレビ
ジョンのNTSC方式(またはPAL方式)の信号であ
る輝度信号Y、2つの色差信号R−YおよびB−Yを出
力するためのマトリクス変換器である。
【0031】300aは、水平方向平均化回路である。
水平方向平均化回路300aはマトリクス変換器200
から入力されたNTSC方式に変換された輝度信号Yお
よび色差信号(B−Y),(R−Y)を受けて、水平方
向の走査線ラインを平均化する回路である。330aは
水平方向間引き回路である。水平方向間引き回路330
aは色差信号(B−Y),(R−Y)の水平方向の走査
線を間引く機能を有する。320は水平変換比を水平方
向間引き回路330aに供給する水平変換比設定回路で
ある。水平方向間引き回路330aおよび水平変換比設
定回路320の詳細は後述する。360aは水平方向間
引き回路330aから出力されたNTSC方式の色差信
号(B−Y),(R−Y)を多重化するマルチプレクサ
である。
【0032】400aは水平方向平均化回路300aか
ら入力された輝度信号Yおよびマルチプレクサ360a
から入力された多重化色差信号Mをそれぞれ平均化し、
平均化された各NTSC方式の輝度信号Yおよび多重化
色差信号Mを出力する垂直フィルタ回路である。401
はNTSC方式の平均化された輝度信号Yの走査線を1
クロック遅延するための遅延メモリである。402は入
力された現在のNTSC方式の輝度信号Y1と遅延メモ
リ401で遅延された1クロック前のNTSC方式の輝
度信号Y2を加算して2つの信号を平均化する加算回路
である。403はNTSC方式の平均化された色差信号
Cの走査線を1クロック遅延するための遅延メモリであ
る。404は入力された現在のNTSC方式の色差信号
M1と遅延メモリ403で遅延された1クロック前のN
TSC方式の色差信号M2を加算して2つの信号を平均
化する加算回路である。
【0033】500は、垂直フィルタ回路400aから
出力されたNTSC方式の輝度信号Yおよび多重化色差
信号Mをそれぞれ1ライン分記憶するフィールドメモリ
である。550は垂直フィルタ回路400aからのNT
SC方式の輝度信号Yおよび多重化色差信号Mをフィー
ルドメモリ500に書込むための書込み制御回路であ
る。560はフィールドメモリ500に書き込まれたN
TSC方式の輝度信号Yおよび多重化色差信号Mを読み
出すための読み出し制御回路である。600は、輝度信
号Yおよび多重化色差信号Mから輝度信号Yおよび色差
信号(B−Y),(R−Y)を生成するデマルチプレク
サである。700はデマルチプレクサ600から読み出
されたNTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号(B−
Y),(R−Y)をディジタル/アナログ変換するディ
ジタル/アナログ(D/A)変換回路である。このD/
A変換されたNTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号
(B−Y),(R−Y)がテレビジョン装置に供給され
る。このようにして、VGA方式のRGB信号はテレビ
ジョンのNTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号(B
−Y),(R−Y)に変換され、テレビジョン装置によ
って表示される。
【0034】以下に、上記のように構成された本発明の
映像方式変換回路出の動作について説明する。図1にお
いて、RGB入力端子101,102,103にそれぞ
れ入力したR信号(赤色信号),G信号(緑色信号),
およびB信号(青色信号)は、それぞれA/D変換器1
00でA/D変換され、マトリクス変換器200に供給
される。マトリクス変換器200では、入力された各R
GB信号を、テレビジョンのNTSC方式(またはPA
L方式)の信号である輝度信号Y、2つの色差信号(B
−Y),(R−Y)に変換して出力する。なお、色差信
号には上記の輝度信号Y,色差信号(B−Y),(R−
Y)信号以外にI信号、Q信号で表現される方式および
U信号、V信号で表現される方式がある。これらの表現
方法はRGB信号からこれらの色差信号を算出する時の
算出係数が多少異なるものであり実質的な差はない。本
発明はこれらの3つのいずれの方式にも適用できる。
【0035】図2はRGB入力端子101に入力される
VGA方式のRGB信号の詳細な信号波形を示す図であ
る。R信号、G信号およびB信号は同じような構成の信
号であるので、ここでは総称してRGB信号という。図
2において、VGA方式のRGB信号は、NTSC方式
では1フレーム525本の水平走査線があり、PAL方
式では625本の走査線がある。本発明においては、入
力信号がNTSC方式であろうとPAL方式であろうと
変換処理上の違いはないので、NTSC方式を例にとっ
て説明する。図2(a)は、RGB信号をマクロ的に表
わした信号シーケンスであり、図2(b)はRGB信号
をミクロ的に表わした信号シーケンスである。RGB信
号はまず最初に垂直同期信号VDがきて、その後に水平
同期信号HDによって挟まれた画像信号がくる。この垂
直ラインの数は480ラインであり、垂直同期信号VD
の区間が45ラインに相当するので、合計で垂直ライン
は525本になる。図2(a),(b)中のL1および
L2はそれぞれペデスタルレベルおよびシンクレベルで
ある。ペデスタルレベルL1は、画像データの黒レベル
を示すレベルである。図2(b)に示すように、ペデス
タルレベルL1より上に画像データのレベルがきて、そ
の最大レベルL3は画像データの白レベルを示すレベル
である。シンクレベルは垂直同期信号VDと水平同期出
力HDの最低レベルを示すレベルである。
【0036】図3(a)は、NTSC方式の輝度信号
Y、色差信号(B−Y)、(R−Y)はNTSC信号を
マクロ的に表わした信号シーケンスであり、図2(b)
はNTSC信号をミクロ的に表わした信号シーケンスで
ある。NTSC信号はまず最初に垂直同期信号VDがき
て、その後に水平同期信号HDによって挟まれた画像信
号がくる。NTSC信号においては、第1フィールドは
奇数番目の走査線が表示され、第2フィールドは偶数番
目の走査線が表示される。
【0037】図4(a)は映像信号のタイミングを示す
図である。図4(a)において、Aはフロントポーチ、
Bは同期幅、Cはバックポーチ、Dはブランキング期
間、Eは表示期間、Fは周期を表わす。VGA信号およ
びNTSC信号に対するこれらのA〜Fの値は図4
(b)および図4(c)に示す。図4(b)はVGA信
号に対する上記のA〜Fの値を示す図である。図4
(c)はNTSC信号に対する上記のA〜Fの値を示す
図である。図4(b)と図4(c)とのもっとも大きな
違いは、前者の周期Fが31.778μs(31.47MHz)で
あるのに対して、後者は63.5μs(15.734MHz)であ
ることである。すなわち、NTSC方式においては、イ
ンターレース方式を採用しているために、その周期はV
GA方式の周期の2倍となっている。なお、垂直方向の
走査線数は、前者が480本、後者が485本である。
このように、比較すると分かるように、VGA信号をN
TSC信号に変換する場合は、VGA信号の走査線2本
からNTSC信号の走査線1本を生成すればよい。しか
も、NTSC信号はインターレース方式であるので、V
GA方式の走査線は交互にNTSC方式の奇数番目およ
び偶数番目の走査線に割り当てられる。
【0038】図5はトリクス変換器200の詳細回路を
示す図である。図5において、入力端子201,20
2,203から入力したD/A変換されたRGB信号
は、それぞれ係数乗算器207,208,209に入力
し、図6に示される式(1)〜(3)中の係数A11〜
A33を用いて乗算が行われ、その乗算結果は加算器2
10で加算され、NTSC方式の輝度信号Yおよび色差
信号(B−Y),(R−Y)が出力端子204,20
5,206から出力される。
【0039】図6は、RGB信号からNTSC方式の輝
度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)を生成
する一般式およびその式中の係数A11〜A33の値を
示す図である。NTSC方式の輝度信号Yは式(1)に
よって生成され、色差信号(B−Y)は式(2)によっ
て生成され、色差信号(R−Y)は式(3)によって生
成される。たとえば、A11は、図6中の表の構成値の
欄に記載されるように、R信号を2ビットシフト(1/
4)した信号、5ビットシフト(1/32)した信号、
6ビットシフト(1/64)した信号を加算して作られ
る。他の係数も図6中の表の構成値の欄に記載されるよ
うにして作られる。I信号、Q信号も同様にして作られ
るが、公知事項であるのでここではその説明を省略す
る。
【0040】図7はマトリクス変換器200に入力され
るRGB信号と生成されたNTSC方式の輝度信号Yお
よび色差信号(B−Y),(R−Y)との時間関係を示
す図である。この図に示すようにRGBの各信号R0,
R1,R2・・・、G0,G1,G2,・・・,B0,
B1,B2,・・・は同時に並行して入力し、生成され
たNTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号(B−
Y),(R−Y)はRGB信号から一定時間遅れている
が同様に並行して、Y0,Y1,Y2・・・、U0,U
1,U2,・・・,V0,V1,V2,・・・として出
力される。
【0041】図8は、実施の形態1の水平方向平均化回
路300aおよび水平方向間引き回路330aの詳細回
路を示す図である。端子301から入力したマトリクス
変換器200からの出力であるNTSC方式の輝度信号
Y1はDフリップフロップ311に入力し1クロック遅
延され遅延信号Y2として出力され、この遅延信号Y2
はDフリップフロップ312に入力され、遅延され遅延
信号Y3として出力される。これらの入力信号Y1、遅
延信号Y2およびY3は加算器313に入力され、平均
化された後、遅延輝度信号Y4として出力される。同様
に、端子302から入力したマトリクス変換器200か
らの出力であるNTSC方式の色差信号(B−Y)はD
フリップフロップ314にU1として入力し1クロック
遅延され遅延信号U2として出力され、この遅延信号U
2はDフリップフロップ315に入力され、1クロック
遅延されて、遅延信号U3として出力される。この入力
信号U1、遅延信号U2およびU3は加算器316に入
力され、平均化された後、遅延色差信号U4として出力
される。また、端子303から入力したマトリクス変換
器200からの出力であるNTSC方式の色差信号(R
−Y)はDフリップフロップ317にV1として入力し
1クロック遅延され遅延信号V2として出力され、この
遅延信号V2はDフリップフロップ318に入力され、
遅延された後、遅延信号V3として出力される。これら
の入力信号V1、遅延信号V2およびV3は加算器31
9に入力され、平均化された後、遅延色差信号V4とし
て出力される。
【0042】加算器316および319からの遅延色差
信号U、Vはそれぞれ、水平方向間引き回路330a中
のDフリップフロップ351および353に入力され、
そこで1/2周波数クロック(1/2CLK)によっ
て、それぞれ2クロックの時間ラッチされ、色差信号
(B−Y),(R−Y)として端子306,307から
出力される。この色差信号(B−Y),(R−Y)はマ
ルチプレクサ360aに入力され、多重化され、多重化
色差信号Mとして垂直フィルタ回路400へ出力され
る。
【0043】図9(a)は水平変換比設定回路320の
詳細回路を示す図である。図9(a)において、321
は書込み側クロック発生回路、323,324はそれぞ
れ2分周器、4分周器である。ロック発生回路321で
発生されたクロックは、直接、または分周器323,3
24でそれぞれ2分周、4分周され、出力端子321,
322,323から出力される。図9(b)はクロック
発生回路321で発生されるクロック波形CL、分周器
323,324から出力される各クロック1/2CLお
よび1/4CLを示す図である。
【0044】垂直フィルタ回路400aから出力された
NTSC方式の輝度信号Yおよび多重化色差信号Mはフ
ィールドメモリ500に入力され、それぞれ1Hライン
メモリに蓄積される。NTSC方式の輝度信号Yおよび
多重化色差信号Mの書込みは書込み制御回路550によ
って行われ、読み出しは読み出し制御回路560によっ
て行われる。
【0045】フィールドメモリ500から読み出された
NTSC方式の輝度信号Yおよび多重化色差信号Mはデ
マルチプレクサ600で分離され、輝度信号Yおよび色
差信号(B−Y),(R−Y)が得られる。この分離信
号である輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−
Y)はD/A変換回路700でディジタル/アナログ変
換され、テレビジョン装置に供給され、テレビジョン装
置によって表示される。
【0046】図10は、図1および図8に示される水平
方向平均化回路300a、水平方向間引き回路330a
およびマルチプレクサ360aにおける信号の流れを示
す図である。水平方向平均化回路300aにおいて、遅
延過程は輝度信号Y、色差信号(B−Y)、(R−Y)
について全て同じであるので、遅延過程はU信号のみに
ついて説明する。図10(a)は端子304に入力する
クロックである。図10(b)は端子302から入力
し、Dフリップフロップ314に入力される色差信号U
1である。D0,D1,D2,D3,・・・・は色差信
号Uのデータストリームを示す。図10(c)はDフリ
ップフロップ314でさらに1クロックだけ遅延された
信号U2を示す。図10(d)はDフリップフロップ3
15でさらに1クロックだけ遅延された信号U3を示
す。図10(e)は上で得られた信号U1,U2,U3
を重み付けして加算した結果得られた信号U4を示す。
この重み付けは、たとえば、3ライン中、中央のライン
のデータは1/2し、その前後のラインのデータは1/
4するように決められる。従って、これを式で表わす
と、B0=D0/4+D1/2+D2/4となる。図
中、B0はそれぞれ同時刻のデータD0,D1,D2に
重み付けを行って加算されたデータである。B1,B
2,B3,・・・・についても同様に計算される。
【0047】図10(f)は水平方向間引き回路330
aに入力されるクロックを示す。このクロックは水平方
向平均化回路300aに入力されるクロックを2分周し
た周波数を有するクロックである。加算器316で得ら
れた色差信号U4は水平方向間引き回路330a中のD
フリップフロップ351に入力され、図10(g)のよ
うなデータUC0が得られる。データUC0はデータB
0と同じであるが、Dフリップフロップ351に入力す
るクロックが2分周されているので、2クロック分ラッ
チされている。端子303に入力した色差信号Vも同様
にして、Dフリップフロップ353から図10(h)に
示すような2クロック分ラッチされたデータVC0が得
られる。このDフリップフロップ351からの出力Yと
Dフリップフロップ353からの出力Vは、次段のマル
チプレクサ360aで多重化され、図10(i)に示す
ように、データUC0,VCO,UC1,VC2,UC
3,VC3・・・のように並んだ多重化色差信号Mが得
られる。
【0048】水平方向平均化回路300aから得られた
輝度信号Yおよびマルチプレクサ360aから得られた
多重化色差信号Mは、それぞれ垂直フィルタ回路400
aに入力される。図1に示すように、垂直フィルタ回路
400aに入力した輝度信号Yは、入力されたそのまま
の輝度信号Y1と遅延メモリ401で1クロック遅延さ
れた輝度信号Y2とが加算器402で加算され、平均化
が行われ、輝度信号Yとして出力される。一方、垂直フ
ィルタ回路400aに入力した多重化色差信号Mは、入
力されたそのままの色差信号M1と遅延メモリ403で
1クロック遅延された色差信号M2とが加算器404で
加算され平均化され、多重化色差信号Mとして出力され
る。
【0049】図11は、遅延メモリを2つ用いた垂直フ
ィルタ回路400aを示す図である。図1における垂直
フィルタ回路400aは遅延メモリを1つ用いている
が、図11に示すように遅延メモリを2つ用いてもよ
い。すなわち、3ライン分のデータを用いて、1ライン
分のデータを作ることによって平均化を行うこともでき
る。このような平均化処理をすることによって、現在の
ラインと直前のラインと2つ前のラインの重み付けされ
たデータを加算して1ラインの出力データを生成する。
このように、垂直方向に隣合う表示データの複数ライン
の表示データを平均化処理をすることによって、垂直方
向に隣合う表示データの輝度が急峻にならずにすみ、人
間の目ではちらつきを感じないようにすることができ
る。図11に示す垂直フィルタ回路400aにおいて、
411は入力端子、401,407は遅延メモリ、40
2は加算器、412は出力端子である。図11の垂直フ
ィルタ回路400aは図23に示す従来の垂直フィルタ
回路400中の輝度信号Yを遅延させる部分の回路と同
じであるので詳細な説明は省略する。
【0050】図1において、フィールドメモリ500
は、垂直フィルタ回路400aから出力されたNTSC
方式の輝度信号Yおよび多重化色差信号Mをそれぞれ1
ライン分記憶する。書込み制御回路550は垂直フィル
タ回路400aからのNTSC方式の輝度信号Yおよび
多重化色差信号Mをフィールドメモリ500に書込むた
めの書込み制御を行う。読み出し制御回路560はフィ
ールドメモリ500に書き込まれたNTSC方式の輝度
信号Yおよび多重化色差信号Mを読み出すための読み出
し制御を行う。
【0051】図12はフィールドメモリ500の書込み
制御および読み出し制御を説明するための図である。図
12において、501は垂直フィルタ回路400aから
の輝度信号Yまたは多重化色差信号Mが入力する入力端
子である。フィールドメモリ500は輝度信号Yでも多
重化色差信号Mでも動作は同じであるので、輝度信号Y
を例にとって説明する。端子501に入力した輝度信号
Yは書込み制御回路550の制御のもとにフィールドメ
モリアレイ503に書込まれる。次に、書込み制御につ
いて説明する。書込みアドレス生成回路551で生成さ
れたアドレス、書込みクロック生成回路553で生成さ
れた書込みクロック(WCLK)、および書込みイネー
ブル生成回路552で生成された書込みイネーブル信号
(WINB)が書込みアドレスデコーダ504に送出さ
れる。アドレスデコーダ504は、イネーブル出力信号
を受けたときに、書き込みクロックに同期して輝度信号
Yを書込みアドレス生成回路551で生成されるアドレ
スに対応するフィールドメモリアレイに書込む。
【0052】一方、フィールドメモリアレイ503に書
き込まれた輝度信号Yは読み出しアドレスデコーダ50
5の制御の基に読み出される。次に、読み出し制御につ
いて説明する。読み出しアドレス生成回路561で生成
されたアドレス、読み出しクロック生成回路563で生
成された読み出しクロック(RCLK)、および読み出
しイネーブル生成回路562で生成された読み出しイネ
ーブル信号(RINB)が読み出しアドレスデコーダ5
05に送出される。読み出しアドレスデコーダ505
は、イネーブル出力信号を受けたときに、読み出しクロ
ックに同期して輝度信号Yを読み出しアドレス生成回路
561で生成されるアドレスに対応するフィールドメモ
リアレイから読み出す。読み出された輝度信号Yは出力
端子502に供給される。
【0053】図13は、図12の書込み制御回路55
0、読み出し制御回路560で生成される各書込みおよ
び読み出し信号と書込みデータおよび読み出しデータ間
の関係を示すタイミングチャートである。本発明におけ
るVGA信号とNTSC信号との関係は、上述したよう
に、VGA信号の2画面ごとにNTSC信号の1画面が
対応するので、書込みクロック(WCLK)の周波数は
読み出しクロック(RCLK)の周波数の2倍になって
いる。
【0054】図13(a)は、期間Tの間にフィールド
メモリアレイ503に書き込まれる輝度信号Yまたは多
重化色差信号Mの1ライン分の書込みデータを示す。書
込み制御回路550側において、1ライン分のデータ
は、図13(b)に示す書込みイネーブル信号(WIN
B)が論理「L」のときに、すなわち時間Tの間だけ、
書込みクロック(WCLK)によってフィールドメモリ
アレイ503に書き込まれる。
【0055】図13(d)は、期間2Tの間にフィール
ドメモリアレイ503から読み出される輝度信号Yまた
は多重化色差信号Mの1ライン分の読み出しデータを示
す。読み出し制御回路560側において、1ライン分の
データは、図13(e)に示す読み出しイネーブル信号
(RINB)が論理「L」のときに、すなわち時間2T
の間だけ、読み出しクロック(RCLK)によってフィ
ールドメモリアレイ503から読み出される。
【0056】フィールドメモリアレイ503がFIFO
(first-in first-out、先入れ先出し)で構成される場
合は、図13(a)のようにデータが書込まれた次のク
ロック以降にデータを読み出すことができるので、図1
3(a)に示すように、2T時間たったときにすぐに次
のデータを書込むことができる。
【0057】図17(a)は実施の形態1のフィールド
メモリ500に使用されるフィールドメモリセルアレイ
の必要量を示したものである。実施の形態1において
は、輝度信号Y用の1ラインのフィールドメモリセルア
レイと多重化色差信号M用の1ラインのフィールドメモ
リセルアレイの2つが必要となるが、色差信号M用のフ
ィールドメモリセルアレイは色差信号(B−Y),(R
−Y)の2つに対して1ライン分のフィールドメモリセ
ルアレイで足りる。
【0058】図14はデマルチプレクサ600を示す図
である。デマルチプレクサ600においては、端子60
1からの輝度信号Yはそのまま通過し、端子603に出
力される。端子602からの多重化色差信号Mはデマル
チプレクサ部606によって、多重化色差信号Mから色
差信号(B−Y),(R−Y)に分離化され、それぞれ
端子604,605から出力される。
【0059】デマルチプレクサ600から出力されたN
TSC方式の輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),
(R−Y)はD/A変換回路700によってディジタル
/アナログ変換される。このD/A変換されたNTSC
方式の輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−
Y)はテレビジョン装置に供給される。このようにし
て、VGA方式のRGB信号はテレビジョンのNTSC
方式の信号Y、(B−Y),(R−Y)に変換され、テ
レビジョン装置によって表示される。
【0060】実施の形態1においては、垂直方向の走査
線の平均化を行う前に水平方向の走査線の平均化および
間引きを行うので、フィールドメモリにおける1Hライ
ンメモリのメモリ容量を減少できる。従って、従来例と
比べると1ラインメモリ分のメモリ容量が減少できる。
【0061】実施の形態2.図15は本発明の実施の形
態2の映像方式変換回路を示す図である。図15におい
て、端子101,102,103から入力したR信号
(赤色信号),G信号(緑色信号),およびB信号(青
色信号)はA/D変換器100に入力し、それぞれA/
D変換される。A/D変換器100からのA/D変換さ
れた各RGB信号はマトリクス変換器200に入力さ
れ、テレビジョンのNTSC方式(またはPAL方式)
の信号である輝度信号Y、2つの色差信号(B−Y),
(R−Y)に変換されて水平方向平均化回路300bに
出力される。
【0062】図16は実施の形態2における水平方向平
均化回路300b、水平方向間引き回路330bを示す
図である。実施の形態2は実施の形態1と比べマルチプ
レクサ360aがない点が異なる。図16において、水
平方向平均化回路300bは、実施の形態1と同様に、
端子301から入力したマトリクス変換器200からの
出力であるNTSC方式の輝度信号Y1はDフリップフ
ロップ311に入力し1クロック遅延され遅延信号Y2
として出力され、この遅延信号Y2はDフリップフロッ
プ312に入力され、遅延され遅延信号Y3として出力
される。これらの入力信号Y1、遅延信号Y2およびY
3は加算器313に入力され、加算および平均化された
後、輝度信号Yとして出力される。同様に、端子30
2,303に入力した色差信号(B−Y),(R−Y)
についても同様にして平均化された色差信号(B−
Y),(R−Y)が生成される。
【0063】水平方向平均化回路300bの加算器31
3からの遅延信号Y4は端子305から輝度信号Yとし
て出力される。一方、加算器316および319からの
遅延信号U4、V4は、それぞれ水平方向間引き回路3
30b中のDフリップフロップ351および353に入
力され、そこで加算器316および319からの色差信
号(B−Y),(R−Y)出力は1/2周波数クロック
(1/2CLK)によって、それぞれ2クロックの時間
ラッチされ、色差信号(B−Y),(R−Y)として端
子306,307から出力される。この時に、色差信号
(B−Y),(R−Y)の各々に対して間引き処理が行
われる。この間引き処理された色差信号(B−Y),
(R−Y)は多重化せずに、垂直フィルタ回路400b
へ出力される。
【0064】垂直フィルタ回路400bは、水平方向平
均化回路300bから入力された輝度信号Yおよび色差
信号(B−Y),(R−Y)をそれぞれ平均化し、平均
化された各NTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号
(B−Y),(R−Y)を出力する。垂直フィルタ回路
400b中の遅延メモリ401,加算回路402からな
る第1の平均化回路、遅延メモリ403,加算回路40
4からなる第2の平均化回路、遅延メモリ405,加算
回路406からなる第3の平均化回路は実施の形態1の
図1中の遅延メモリ401,加算回路402からなる平
均化回路と同じであるので説明を省略する。
【0065】実施の形態2においては、垂直フィルタ回
路400bから出力される信号はNTSC方式の輝度信
号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)であるの
で、フィールドメモリ500において、書込み制御回路
550によってそれぞれのフィールドメモリアレイに蓄
積され、読み出し制御回路560によてそれぞれのフィ
ールドメモリアレイ503から読み出され、NTSC方
式の輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)
として取り出される。フィールドメモリ500の構成お
よび動作は実施の形態1と同じであるので、詳細な説明
は省略する。実施の形態2においては、フィールドメモ
リ500からの出力がNTSC方式の輝度信号Yおよび
色差信号(B−Y),(R−Y)であるので、実施の形
態1で用いられたデマルチプレクサ600は不要とな
る。
【0066】なお、図17(b)は実施の形態2のフィ
ールドメモリ500に使用されるフィールドメモリセル
アレイの必要量を示したものである。実施の形態2にお
いては、輝度信号Y用のフィールドメモリセルアレイと
色差信号(B−Y),(R−Y)用のフィールドメモリ
セルアレイの3つが必要となるが、色差信号(B−
Y),(R−Y)の2つに対してはそれぞれ1/2ライ
ン分のフィールドメモリセルアレイで足りる。
【0067】フィールドメモリ500からのNTSC方
式の輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)
の各出力は直接D/A変換回路700に送出され、そこ
でD/A変換され、NTSC方式の輝度信号Yおよび色
差信号(B−Y),(R−Y)としてテレビジョン装置
に出力される。
【0068】実施の形態2においては、第1の色差信号
および第2の色差信号において垂直水平方向間引が行わ
れているので、フィールドメモリ500の容量が小さい
もので足りる。従来例においては、3ラインを記憶する
メモリ容量が必要であったが、本発明の実施の形態2に
よれば、たとえば、1/2の間引きが行われると仮定す
ると、色差信号(B−Y),(R−Y)に対してフィー
ルドメモリが図17(b)に示すようにそれぞれ半分で
済む。従って、全体として2ライン分のフィールドメモ
リの容量で足りるので、フィールドメモリの節約ができ
る。
【0069】実施の形態3.図18は本発明の実施の形
態3の映像方式変換回路を示す図である。図18におい
て、端子101,102,103から入力したR信号
(赤色信号),G信号(緑色信号),およびB信号(青
色信号)はA/D変換器100に入力し、それぞれA/
D変換される。A/D変換器100からのA/D変換さ
れた各RGB信号はマトリクス変換器200に入力さ
れ、テレビジョンのNTSC方式(またはPAL方式)
の信号である輝度信号Y、2つの色差信号(B−Y),
(R−Y)に変換されて水平方向平均化回路300cへ
出力される。
【0070】図19は実施の形態3における水平方向平
均化回路300c、水平方向間引き回路330cおよび
マルチプレクサ360cを示す図である。図19におい
て、水平方向平均化回路300cは、実施の形態1と同
様に、端子301から入力したマトリクス変換器200
からの出力であるNTSC方式の輝度信号Y1はDフリ
ップフロップ311に入力し1クロック遅延され遅延信
号Y2として出力され、この遅延信号Y2はDフリップ
フロップ312に入力され、遅延され遅延信号Y3とし
て出力される。これらの入力信号Y1、遅延信号Y2お
よびY3は加算器313に入力され、平均化された後、
輝度信号Yとして出力される。同様に、端子302,3
03に入力した色差信号(B−Y),(R−Y)につい
ても同様にして平均化された色差信号(B−Y),(R
−Y)が生成される。
【0071】水平方向平均化回路300cの加算器31
3,316および319からの遅延信号Y4,U4、V
4は、それぞれ水平方向間引き回路330c中のDフリ
ップフロップ354,351および353に入力され、
そこで加算器313,316および319からの輝度信
号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)出力は1/
2周波数クロック(1/2CLK)によって、それぞれ
2クロックの時間ラッチされ、輝度信号Y,色差信号
(B−Y),(R−Y)として端子306,307,3
08から出力される。この時に、輝度信号Yおよび色差
信号(B−Y),(R−Y)の各々に対して間引き処理
が行われる。この間引き処理された輝度信号Y,色差信
号(B−Y),(R−Y)はマルチプレクサ360cに
送出され、そこで多重化され、多重化信号Mとして垂直
フィルタ回路400cへ出力される。
【0072】多重化信号M中には、全ての輝度信号Yお
よび色差信号(B−Y),(R−Y)が多重化されてい
るので、垂直フィルタ回路400cにおいては、1つの
垂直平均化回路によって多重化信号Mを処理できる。図
19は実施の形態3における垂直フィルタ回路400
c、水平方向間引き回路330cおよびマルチプレクサ
360cを示す図である。図19において、マルチプレ
クサ360cからの多重化信号Mは垂直フィルタ回路4
00cに入力して多重化信号M1となり、1Hメモリ4
01で1クロック遅延された信号M2と加算回路402
で加算され、垂直平均化が行われ、垂直平均化多重化信
号Mとして出力される。
【0073】図20は、間引き処理のタイミングチャー
トを示す。図20の(b),(c),(d)はそれぞれ
各加算器313,316,319から出力された平均化
出力信号Y4,U4,V4を示す。加算器313から出
力された平均化出力信号Y4のデータをE0,E1,E
2,E3,・・・・とし、加算器316から出力された
平均化出力信号U4のデータをD0,D1,D2,D
3,・・・・とし、加算器319から出力された平均化
出力信号V4のデータをF0,F1,F2,F3,・・
・・とする。Dフリップフロップ354には図20
(e)に示すようなCLK/2が入力され、Dフリップ
フロップ351,353には図20(f)に示すような
CLK/4が入力される。従って、加算器313からの
輝度信号Y4のデータE0,E1,E2,E3,・・・
・は、周波数が1/2になり出力端子306から、DH
0,DH1,DH2,DH3,・・・・のように出力さ
れる。一方、加算器316からの色差信号U4のデータ
D0,D1,D2,D3,・・・・は、周波数が1/4
になり出力端子307から、UC0,UC2,UC4,
・・・・のように出力される。また、加算器319から
の色差信号V4のデータF0,F1,F2,F3,・・
・・は、周波数が1/4になり出力端子308から、V
C0,VC2,VC4,・・・・のように読み出され
る。これらの輝度信号データDH0,DH1,DH2,
DH3,・・・・、色差信号データUC0,UC2,U
C4,・・・・、色差信号データVC0,VC2,VC
4,・・・・は、次段のマルチプレクサ360cに入力
され、そこで多重化され、図20(j)に示すような多
重化信号M(DH0,UC0,DH1,VC0,DH
2,UC2,DH3,VC2,・・・・のような信号列
が生成され、垂直フィルタ回路400cに送出される。
【0074】実施の形態3においては、従来例に用いら
れたセレクタ350を用いることなく、水平方向平均化
回路300cから出力された輝度信号Yおよび色差信号
(B−Y),(R−Y)は多重化された後に垂直フィル
タ回路400cに送出される。
【0075】垂直フィルタ回路400cは、輝度信号Y
および色差信号(B−Y),(R−Y)の垂直平均化を
多重化信号のままで処理できるので、遅延メモリ401
および加算回路402が1つづつあれば足りるので、遅
延メモリが節約できる。すなわち、1つの垂直平均化回
路で多重化信号Mを処理できる。
【0076】実施の形態3においては、垂直フィルタ回
路400cから出力される信号はNTSC方式の輝度信
号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)が多重化さ
れた信号であるので、多重化された信号に対応した1つ
のフィールドメモリ500を備えれば足りる。従って、
フィールドメモリ500において、輝度信号Yおよび色
差信号(B−Y),(R−Y)のそれぞれについて読み
出し制御および書込み制御をする必要がないので、フィ
ールドメモリ500のメモリが節約できると共に、書込
み制御回路550および読み出し制御回路560の制御
が簡単になるメリットがある。
【0077】さらに、すべての輝度信号Yおよび色差信
号(B−Y),(R−Y)において水平方向の間引が行
われているので、フィールドメモリ500の容量が小さ
いもので足りる。従来例においては、3ラインを記憶す
るメモリ容量が必要であったが、本発明の実施の形態3
によれば、たとえば、1/2の間引きが行われると仮定
すると、1.5ライン分のフィールドメモリの容量で足
りる。
【0078】実施の形態4.図21は本発明の実施の形
態4の映像方式変換回路を示す図である。図21におい
て、端子101,102,103から入力したR信号
(赤色信号),G信号(緑色信号),およびB信号(青
色信号)はA/D変換器100に入力し、それぞれA/
D変換される。A/D変換器100からのA/D変換さ
れた各RGB信号はマトリクス変換器200に入力さ
れ、テレビジョンのNTSC方式(またはPAL方式)
の信号である輝度信号Y、2つの色差信号(B−Y),
(R−Y)に変換されて水平方向平均化回路300dに
出力される。2つの色差信号はI,Q方式によって変換
されてもよい。
【0079】図22は実施の形態4における水平方向平
均化回路300d、水平方向間引き回路330dを示す
図である。図22において、水平方向平均化回路300
dは、実施の形態2と同様に、端子301から入力した
マトリクス変換器200からの出力であるNTSC方式
の輝度信号Y1はDフリップフロップ311に入力し1
クロック遅延され遅延信号Y2として出力され、この遅
延信号Y2はDフリップフロップ312に入力され、遅
延され遅延信号Y3として出力される。これらの入力信
号Y1、遅延信号Y2およびY3は加算器313に入力
され、加算および平均化された後、輝度信号Yとして出
力される。同様に、端子302,303に入力した色差
信号(B−Y),(R−Y)についても同様にして平均
化された色差信号(B−Y),(R−Y)が生成され
る。
【0080】水平方向平均化回路300dの加算器31
3,316および319からの遅延信号Y4,U4、V
4は、それぞれ水平方向間引き回路330d中のDフリ
ップフロップ354,351および353に入力され、
そこで加算器313,316および319からの輝度信
号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)出力は1/
2周波数クロック(1/2CLK)によって、それぞれ
2クロックの時間ラッチされ、輝度信号Y,色差信号
(B−Y),(R−Y)として端子306,307,3
08から出力される。この時に、輝度信号Yおよび色差
信号(B−Y),(R−Y)の各々に対して間引き処理
が行われる。この間引き処理された輝度信号Y,色差信
号(B−Y),(R−Y)は多重化せずに、垂直フィル
タ回路400dへ出力される。
【0081】垂直フィルタ回路400dは、水平方向平
均化回路300dから入力された輝度信号Yおよび色差
信号(B−Y),(R−Y)をそれぞれ平均化し、平均
化された各NTSC方式の輝度信号Yおよび色差信号
(B−Y),(R−Y)を出力する。遅延メモリ40
1,加算回路402からなる第1の平均化回路、遅延メ
モリ403,加算回路404からなる第2の平均化回
路、遅延メモリ405,加算回路406からなる第3の
平均化回路は実施の形態1の図1中の遅延メモリ40
1,加算回路402からなる平均化回路と同じであるの
で説明を省略する。
【0082】実施の形態4においては、垂直フィルタ回
路400dから出力される信号はNTSC方式の輝度信
号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)であるの
で、フィールドメモリ500において、書込み制御回路
550によってそれぞれのフィールドメモリアレイに蓄
積され、読み出し制御回路560によってそれぞれのフ
ィールドメモリアレイ503から読み出され、NTSC
方式の輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−
Y)として取り出される。フィールドメモリ500の構
成および動作は実施の形態1と同じであるので、詳細な
説明は省略する。実施の形態4においては、フィールド
メモリ500からの出力がNTSC方式の輝度信号Yお
よび色差信号(B−Y),(R−Y)であるので、実施
の形態3で用いられたデマルチプレクサ600cは不要
となる。
【0083】なお、図17(d)は実施の形態4のフィ
ールドメモリ500に使用されるフィールドメモリセル
アレイの必要量を示したものである。実施の形態4にお
いては、輝度信号Y用のフィールドメモリセルアレイと
色差信号(B−Y),(R−Y)用のフィールドメモリ
セルアレイの3つが必要となる。
【0084】フィールドメモリ500からのNTSC方
式の輝度信号Yおよび色差信号(B−Y),(R−Y)
の各出力は直接D/A変換回路700に送出され、そこ
でD/A変換され、NTSC方式の輝度信号Yおよび色
差信号(B−Y),(R−Y)としてテレビジョン装置
に出力される。
【0085】実施の形態4においては、輝度信号Yおよ
び色差信号(B−Y),(R−Y)において水平方向間
引が行われているので、フィールドメモリ500の容量
が小さいもので足りる。従来例においては、3ラインを
記憶するメモリ容量が必要であったが、本発明の実施の
形態4によれば、たとえば、1/2の間引きが行われる
と仮定すると、それぞれ1/2ライン分のフィールドメ
モリの容量で足りる。従って、図17(d)に示すよう
に、全体では1.5フィールドメモリで済むことにな
り、フィールドメモリの節約ができる。
【0086】
【発明の効果】本発明の第1の発明の映像方式変換回路
は、RGB信号を輝度信号Y、第1の色差信号および第
2の色差信号に変換した後に、走査線の水平方向の平均
化を行い、その後に垂直平均化を行うように構成される
ので、フィールドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0087】さらに、本発明の第2の発明の映像方式変
換回路は、走査線の水平方向の平均化の後に、第1の色
差信号および第2の色差信号に対して走査線の間引きを
行い、その後に垂直平均化を行うように構成されるの
で、フィールドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0088】さらに、本発明の第3の発明の映像方式変
換回路は、走査線の水平方向の平均化の後に、輝度信号
Y、第1の色差信号および第2の色差信号に対して走査
線の間引きを行い、その後に垂直平均化を行うように構
成されるので、フィールドメモリのメモリ容量を減少で
きる。
【0089】さらに、本発明の第4の発明の映像方式変
換回路における、走査線の水平方向の平均化を行う水平
方向平均化回路は、輝度信号Yおよび第1の色差信号お
よび第2の色差信号のそれぞれについて、第1の遅延回
路と、第2の遅延回路と、入力信号、第1の遅延回路に
よって遅延された信号および第2の遅延回路によって遅
延された信号を加算しその加算結果を平均化出力として
出力する加算器を有するように構成されるので、水平画
像信号が平均化されるので、画質を落とすことなくフィ
ールドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0090】さらに、本発明の第5の発明の映像方式変
換回路は、さらに、第1の色差信号の加算器出力を2ク
ロックラッチさせる第1の遅延回路と、第2の色差信号
の加算器出力を2クロックラッチさせる第2の遅延回路
とを有する間引き回路を備えるように構成されるので、
フィールドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0091】さらに、本発明の第6の発明の映像方式変
換回路は、さらに、輝度信号Yの加算器の出力を2クロ
ックラッチさせる第1の遅延回路と、第1の色差信号の
加算器出力を4クロックラッチさせる第2の遅延回路
と、第2の色差信号の加算器出力を4クロックラッチさ
せる第3の遅延回路とを有する間引き回路を備えるよう
に構成されるので、フィールドメモリのメモリ容量を減
少できる。
【0092】さらに、本発明の第7の発明の映像方式変
換回路における間引き回路は、書込み側のクロックの2
分周回路および4分周回路を有するクロック発生回路を
備えるように構成されるので、フィールドメモリのメモ
リ容量を減少できる。
【0093】さらに、本発明の第8の発明の映像方式変
換回路は、第1の色差信号および第2の色差信号に対し
て走査線の間引きを行った後の第1の色差信号および第
2の色差信号を多重化するマルチプレクサを備えるよう
に構成されるので、フィールドメモリのメモリ容量を減
少できる。
【0094】さらに、本発明の第9の発明の映像方式変
換回路は、輝度信号Y、第1の色差信号および第2の色
差信号に対して走査線の間引きを行った後の輝度信号
Y、第1の色差信号および第2の色差信号を多重化する
マルチプレクサを備えるように構成されるので、フィー
ルドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0095】さらに、本発明の第10の発明の映像方式
変換回路は、垂直方向の平均化に対しては、輝度信号Y
および多重化された第1の色差信号および第2の色差信
号に対応する2つの平均化回路を有するように構成され
るので、フィールドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0096】さらに、本発明の第11の発明の映像方式
変換回路は、垂直方向の平均化に対しては、多重化され
た輝度信号Yおよび第1の色差信号および第2の色差信
号に対応する1つの平均化回路を有するように構成され
るので、フィールドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0097】さらに、本発明の第12の発明の映像方式
変換回路は、垂直方向の平均化に対しては、輝度信号Y
および第1の色差信号および第2の色差信号に対応する
3つの平均化回路を有するように構成されるので、フィ
ールドメモリのメモリ容量を減少できる。
【0098】さらに、本発明の第13の発明の映像方式
変換回路は、さらに、2つの垂直平均化回路に対応した
メモリ量の少ない2つのフィールドメモリを有するよう
に構成されるので、フィールドメモリのメモリ容量を減
少できる。
【0099】さらに、本発明の第14の発明の映像方式
変換回路は、さらに、1つの垂直平均化回路に対応した
メモリ量の少ない1つのフィールドメモリを有するよう
に構成されるので、フィールドメモリのメモリ容量を減
少できる。
【0100】さらに、本発明の第15の発明の映像方式
変換回路は、さらに、3つの垂直平均化回路に対応した
メモリ量の少ない3つのフィールドメモリを有するよう
に構成されるので、フィールドメモリのメモリ容量を減
少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の映像方式変換回路を
示す図である。
【図2】 VGA方式のRGB信号の信号波形を示す図
である。
【図3】 NTSC方式の信号波形を示す図である。
【図4】 映像信号のタイミングを示す図である。
【図5】 マトリクス変換器200の詳細回路を示す図
である。
【図6】 RGB信号からNTSC方式の輝度信号Yお
よび色差信号(B−Y),(R−Y)を生成する一般式
およびその式中の係数A11〜A33の値を示す図であ
る。
【図7】 マトリクス変換器200に入力されるRGB
信号と生成されたNTSC方式の輝度信号Yおよび色差
信号(B−Y),(R−Y)との時間関係を示す図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態1の水平方向平均化回路
300aおよび水平方向間引き回路330aの詳細回路
を示す図である。
【図9】 水平変換比設定回路320の詳細回路を示す
図である。
【図10】 図8の回路における信号の流れを示す図で
ある。
【図11】 垂直フィルタ回路400に遅延メモリを2
つ用いた例を示す図である。
【図12】 フィールドメモリ500の書込み制御およ
び読み出し制御を説明するための図である。
【図13】 図12の書込み制御回路550、読み出し
制御回路560で生成される各書込みおよび読み出し信
号と書込みデータおよび読み出しデータ間の関係を示す
タイミングチャートである。
【図14】 本発明の実施の形態1のデマルチプレクサ
600aを示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態2の映像方式変換回路
を示す図である。
【図16】 本発明の実施の形態2における水平方向平
均化回路300b、水平方向間引き回路330bを示す
図である。
【図17】 フィールドメモリ500に使用されるフィ
ールドメモリセルアレイの必要量を示したものである。
【図18】 本発明の実施の形態3の映像方式変換回路
を示す図である。
【図19】 実施の形態3における水平方向平均化回路
300cおよび水平方向間引き回路330cを示す図で
ある。
【図20】 本発明の実施の形態3における間引き処理
のタイミングチャートを示す。
【図21】 本発明の実施の形態4の映像方式変換回路
を示す図である。
【図22】 本発明の実施の形態4における水平方向平
均化回路300d、水平方向間引き回路330dを示す
図である。
【図23】 従来の映像方式変換回路を示す図である。
【図24】 VGA方式からNTSC方式への変換の概
略を示す図である。
【符号の説明】
100…A/D変換器、200…マトリクス変換器、3
00a〜d…水平方向平均化回路、311,312,3
14,315,317,318…Dフリップフロップ、
313,316,319…加算器、320…水平変換比
設定回路、330a〜330d…水平方向間引き回路、
360…マルチプレクサ、400a〜400d…垂直フ
ィルタ回路、401,402,403…遅延メモリ、4
02,404,406…加算器、500…フィールドメ
モリ、503…フィールドメモリアレイ、504…書込
みアドレスデコーダ、505…読み出しアドレスデコー
ダ、550…書込み制御回路、560…読み出し制御回
路、600…デマルチプレクサ、606…デマルチプレ
クサ部、700…D/A変換回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RGB信号を輝度信号、第1の色差信号
    および第2の色差信号に変換する映像方式変換回路にお
    いて:RGB信号を輝度信号、第1の色差信号および第
    2の色差信号に変換した後に、走査線の水平方向の平均
    化を行い、その後に垂直平均化を行うことを特徴とする
    映像方式変換回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像方式変換回路におい
    て:走査線の水平方向の平均化の後に、第1の色差信号
    および第2の色差信号に対して走査線の間引きを行い、
    その後に垂直平均化を行うことを特徴とする映像方式変
    換回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の映像方式変換回路におい
    て:走査線の水平方向の平均化の後に、輝度信号、第1
    の色差信号および第2の色差信号に対して走査線の間引
    きを行い、その後に垂直平均化を行うことを特徴とする
    映像方式変換回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の映像方式変換回路におい
    て:さらに、前記走査線の水平方向の平均化を行う水平
    方向平均化回路は、 輝度信号を1クロック遅延させる第1の遅延回路と、前
    記第1の遅延回路の出力信号を1クロック遅延させる第
    2の遅延回路と、入力輝度信号、第1の遅延回路によっ
    て遅延された輝度信号および第2の遅延回路によって遅
    延された輝度信号を加算しその加算結果を平均化出力と
    して出力する第1の加算器と、 第1の色差信号を1クロック遅延させる第3の遅延回路
    と、前記第1の遅延回路の出力信号を1クロック遅延さ
    せる第4の遅延回路と、入力色差信号、第3の遅延回路
    によって遅延された輝度信号および第4の遅延回路によ
    って遅延された色差信号を加算しその加算結果を平均化
    出力として出力する第2の加算器と、 第2の色差信号を1クロック遅延させる第5の遅延回路
    と、前記第5の遅延回路の出力信号を1クロック遅延さ
    せる第6の遅延回路と、入力色差信号、第5の遅延回路
    によって遅延された輝度信号および第6の遅延回路によ
    って遅延された色差信号を加算しその加算結果を平均化
    出力として出力する第3の加算器と、を備えたことを特
    徴とする映像方式変換回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の映像方式変換回路におい
    て:さらに、前記の第2の加算器の出力を2クロックラ
    ッチさせる第1の遅延回路と、 前記の第3の加算器の出力を2クロックラッチさせる第
    2の遅延回路とを有する間引き回路を備えたことを特徴
    とする映像方式変換回路。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の映像方式変換回路におい
    て:さらに、前記の第1の加算器の出力を2クロックラ
    ッチさせる第1の遅延回路と、 前記の第2の加算器の出力を4クロックラッチさせる第
    2の遅延回路と、 前記の第3の加算器の出力を4クロックラッチさせる第
    3の遅延回路とを有する間引き回路を備えたことを特徴
    とする映像方式変換回路。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の映像方式変換回
    路において:前記の間引き回路は、書込み側のクロック
    の2分周回路および4分周回路を有するクロック発生回
    路を備えたことを特徴とする映像方式変換回路。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の映像方式変換回路におい
    て:前記第1の色差信号および第2の色差信号に対して
    走査線の間引きを行った後の第1の色差信号および第2
    の色差信号を多重化するマルチプレクサを備えたことを
    特徴とする映像方式変換回路。
  9. 【請求項9】 請求項3記載の映像方式変換回路におい
    て:前記輝度信号、第1の色差信号および第2の色差信
    号に対して走査線の間引きを行った後の輝度信号、第1
    の色差信号および第2の色差信号を多重化するマルチプ
    レクサを備えたことを特徴とする映像方式変換回路。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の映像方式変換回路にお
    いて:前記の垂直方向の平均化に対しては、前記輝度信
    号および多重化された第1の色差信号および第2の色差
    信号に対応する2つの垂直平均化回路を有することを特
    徴とする映像方式変換回路。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の映像方式変換回路にお
    いて:前記の垂直方向の平均化に対しては、多重化され
    た輝度信号および第1の色差信号および第2の色差信号
    に対応する1つの垂直平均化回路を有することを特徴と
    する映像方式変換回路。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の映像方式変換回路にお
    いて:前記の垂直方向の平均化に対しては、輝度信号お
    よび第1の色差信号および第2の色差信号に対応する3
    つの垂直平均化回路を有することを特徴とする映像方式
    変換回路。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の映像方式変換回路に
    おいて:さらに、前記2つの垂直平均化回路に対応した
    2つのフィールドメモリを有することを特徴とする映像
    方式変換回路。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の映像方式変換回路に
    おいて:さらに、前記1つの垂直平均化回路に対応した
    1つのフィールドメモリを有することを特徴とする映像
    方式変換回路。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の映像方式変換回路に
    おいて:さらに、前記3つの垂直平均化回路に対応した
    3つのフィールドメモリを有することを特徴とする映像
    方式変換回路。
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