JPH0910737A - 有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処理方法 - Google Patents
有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処理方法Info
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- JPH0910737A JPH0910737A JP16076795A JP16076795A JPH0910737A JP H0910737 A JPH0910737 A JP H0910737A JP 16076795 A JP16076795 A JP 16076795A JP 16076795 A JP16076795 A JP 16076795A JP H0910737 A JPH0910737 A JP H0910737A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防い
で、効率良く有機廃棄物を発酵処理することができる有
機廃棄物の処理方法を提供することを目的としている。 【構成】有機廃棄物の処理方法は、生ゴミ等の有機廃棄
物3を本体2内で攪拌させながら、該有機廃棄物3を本
体2内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の処理方法におい
て、本体2内に投入された有機廃棄物3を高温に加熱し
て該有機廃棄物3を乾燥させて雑菌を減少させ、その
後、該有機廃棄物3を放熱させて冷却した後、該有機廃
棄物3に微生物を加えて該有機廃棄物3を発酵させたも
のである。
で、効率良く有機廃棄物を発酵処理することができる有
機廃棄物の処理方法を提供することを目的としている。 【構成】有機廃棄物の処理方法は、生ゴミ等の有機廃棄
物3を本体2内で攪拌させながら、該有機廃棄物3を本
体2内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の処理方法におい
て、本体2内に投入された有機廃棄物3を高温に加熱し
て該有機廃棄物3を乾燥させて雑菌を減少させ、その
後、該有機廃棄物3を放熱させて冷却した後、該有機廃
棄物3に微生物を加えて該有機廃棄物3を発酵させたも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機廃棄物処理装置及
び有機廃棄物の処理方法に係り、特に、有機廃棄物を処
理する本体内を高湿状態から防ぐようにして有機廃棄物
を分解処理する有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処
理方法に関する。
び有機廃棄物の処理方法に係り、特に、有機廃棄物を処
理する本体内を高湿状態から防ぐようにして有機廃棄物
を分解処理する有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ゴミ等の有機廃棄物を攪拌させ
ながら、該有機廃棄物を水と炭酸ガスに分解させる有機
廃棄物処理装置がある。
ながら、該有機廃棄物を水と炭酸ガスに分解させる有機
廃棄物処理装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この有機廃棄物処理装
置においては、生ゴミ等の有機廃棄物を攪拌させなが
ら、該有機廃棄物を水と炭酸ガスに分解させるため、発
酵等により処理室内が、高温多湿となり雑菌が発生して
有機廃棄物が腐敗し、悪臭をもたらすという問題点があ
った。
置においては、生ゴミ等の有機廃棄物を攪拌させなが
ら、該有機廃棄物を水と炭酸ガスに分解させるため、発
酵等により処理室内が、高温多湿となり雑菌が発生して
有機廃棄物が腐敗し、悪臭をもたらすという問題点があ
った。
【0004】本発明は、前記した従来の問題点を除去す
るようにした有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処理
方法を提供することを目的としている。
るようにした有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処理
方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の有機廃棄物処理装置は、生ゴミ等の有機廃
棄物を収納すると共に空気取り入れ口を有する本体と、
この本体内に設けられ、前記有機廃棄物を攪拌する攪拌
手段と、外気を前記本体内に導く外気導入通路と、この
外気導入通路内へ外気を吸引して前記本体内へ排出する
外気吸引ファンと、この外気導入通路内に供給された外
気を加熱する外気加熱手段と、本体内の空気を前記本体
外へ導く排気通路と、この排気通路内へ前記本体内の空
気を吸引して前記本体外へ排出する排出ファンと、前記
本体内に前記有機廃棄物が投入されると、前記外気吸引
ファン及び前記加熱手段を作動させて前記外気導入通路
を介して前記本体内に熱風を供給して、前記有機廃棄物
を高速乾燥させ、その後、前記加熱手段の作動を停止さ
せ、前記外気導入通路を介して前記本体内に外気を供給
して、前記有機廃棄物を放熱させて冷却する制御手段を
設けたものである。また、本発明の有機廃棄物の処理方
法は、生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させなが
ら、該有機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機
廃棄物の処理方法において、前記本体内に投入された前
記有機廃棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥さ
せ、その後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その
後、該有機廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵
させるものである。
に、本発明の有機廃棄物処理装置は、生ゴミ等の有機廃
棄物を収納すると共に空気取り入れ口を有する本体と、
この本体内に設けられ、前記有機廃棄物を攪拌する攪拌
手段と、外気を前記本体内に導く外気導入通路と、この
外気導入通路内へ外気を吸引して前記本体内へ排出する
外気吸引ファンと、この外気導入通路内に供給された外
気を加熱する外気加熱手段と、本体内の空気を前記本体
外へ導く排気通路と、この排気通路内へ前記本体内の空
気を吸引して前記本体外へ排出する排出ファンと、前記
本体内に前記有機廃棄物が投入されると、前記外気吸引
ファン及び前記加熱手段を作動させて前記外気導入通路
を介して前記本体内に熱風を供給して、前記有機廃棄物
を高速乾燥させ、その後、前記加熱手段の作動を停止さ
せ、前記外気導入通路を介して前記本体内に外気を供給
して、前記有機廃棄物を放熱させて冷却する制御手段を
設けたものである。また、本発明の有機廃棄物の処理方
法は、生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させなが
ら、該有機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機
廃棄物の処理方法において、前記本体内に投入された前
記有機廃棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥さ
せ、その後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その
後、該有機廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵
させるものである。
【0006】また、本発明の有機廃棄物の処理方法は、
生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させながら、該有
機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の
処理方法において、前記本体内に投入された前記有機廃
棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却した後、該有機廃棄
物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させ、発酵した
前記有機廃棄物の一部を前記本体内に残し、前記本体内
に残した有機廃棄物に新たな生ゴミ等の有機廃棄物を加
えた後、該有機廃棄物を高温に加熱して乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その後、該有機
廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させるもの
である。
生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させながら、該有
機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の
処理方法において、前記本体内に投入された前記有機廃
棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却した後、該有機廃棄
物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させ、発酵した
前記有機廃棄物の一部を前記本体内に残し、前記本体内
に残した有機廃棄物に新たな生ゴミ等の有機廃棄物を加
えた後、該有機廃棄物を高温に加熱して乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その後、該有機
廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させるもの
である。
【0007】
【作用】上記のように構成された有機廃棄物処理装置に
おいては、本体内に有機廃棄物が投入されると、制御手
段により、外気吸引ファン及び加熱手段が作動し、外気
導入通路を介して前記本体内に熱風が供給され、前記有
機廃棄物を高速乾燥させ、その後、前記加熱手段の作動
を停止させ、前記外気導入通路を介して前記本体内に外
気を供給して、前記有機廃棄物を放熱させて冷却するこ
とができる。
おいては、本体内に有機廃棄物が投入されると、制御手
段により、外気吸引ファン及び加熱手段が作動し、外気
導入通路を介して前記本体内に熱風が供給され、前記有
機廃棄物を高速乾燥させ、その後、前記加熱手段の作動
を停止させ、前記外気導入通路を介して前記本体内に外
気を供給して、前記有機廃棄物を放熱させて冷却するこ
とができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。1は、生ゴミ(残飯、麺類、魚、野菜屑、肉、果
物、鶏卵殻、魚の骨等)等の有機廃棄物3を本体2内で
攪拌させながら、該有機廃棄物3を本体2内で分解(乾
燥、発酵)させる有機廃棄物処理装置である。
る。1は、生ゴミ(残飯、麺類、魚、野菜屑、肉、果
物、鶏卵殻、魚の骨等)等の有機廃棄物3を本体2内で
攪拌させながら、該有機廃棄物3を本体2内で分解(乾
燥、発酵)させる有機廃棄物処理装置である。
【0009】2は、本体で、本体2は生ゴミ等の有機廃
棄物3を収納すると共に空気取り入れ口(図示せず)を
有している。
棄物3を収納すると共に空気取り入れ口(図示せず)を
有している。
【0010】本体2には、生ゴミ等の有機廃棄物3を投
入する投入口2a、投入口2aを開閉する投入扉2b、処理さ
れ残った固形分を本体2外へ排出する排出扉2cを有して
いる。
入する投入口2a、投入口2aを開閉する投入扉2b、処理さ
れ残った固形分を本体2外へ排出する排出扉2cを有して
いる。
【0011】本体2の略中央よりやや上方にには、回転
軸5が設けられ、回転軸5は、減速機付きモータ6、ス
プロケット7、チェーン8を介して回転する。回転軸5
には、有機廃棄物3を攪拌する攪拌手段(例えば、パド
ル9)が複数設けられている。
軸5が設けられ、回転軸5は、減速機付きモータ6、ス
プロケット7、チェーン8を介して回転する。回転軸5
には、有機廃棄物3を攪拌する攪拌手段(例えば、パド
ル9)が複数設けられている。
【0012】本体2には、本体2内の温度を一定(例え
ば、微生物の活動が活発となる40℃〜60℃)に調節
する温度調整手段が設けられている。この温度調整手段
は、例えば、ヒーター10と、設定した値を検知するサー
モスタット(図示せず)によりヒーター10をオン、オフ
することにより行われる。
ば、微生物の活動が活発となる40℃〜60℃)に調節
する温度調整手段が設けられている。この温度調整手段
は、例えば、ヒーター10と、設定した値を検知するサー
モスタット(図示せず)によりヒーター10をオン、オフ
することにより行われる。
【0013】また、本体2の上方部には、本体2内の空
気を本体2外へ導く排気通路11が設けられ、排気通路11
の一端は本体2内に、他端は外気に、それぞれ臨んでい
る。
気を本体2外へ導く排気通路11が設けられ、排気通路11
の一端は本体2内に、他端は外気に、それぞれ臨んでい
る。
【0014】この排気通路11内には排出ファン12が設け
られ、排出ファン12は排気通路11内へ本体2内の空気を
吸引して本体2外へ排出するものである。
られ、排出ファン12は排気通路11内へ本体2内の空気を
吸引して本体2外へ排出するものである。
【0015】また、排気通路11内には消臭器13が配置さ
れている。この消臭器13は、内部を図示しないが、例え
ば、二価鉄、または、活性炭を粒状形に形成し、該粒状
形を積層したもので、その間隙を流体が通過することに
より、該流体に含まれる臭いを分解又は吸着するもので
ある。
れている。この消臭器13は、内部を図示しないが、例え
ば、二価鉄、または、活性炭を粒状形に形成し、該粒状
形を積層したもので、その間隙を流体が通過することに
より、該流体に含まれる臭いを分解又は吸着するもので
ある。
【0016】また、本体2には、外気を本体2内に導く
外気導入通路14が設けられ、外気導入通路14は中途で分
岐し、分岐した先端は有機廃棄物3を収納する収納室15
にそれぞれ臨んでいる。中途で分岐した外気導入通路14
には、開閉弁30が設けられている。
外気導入通路14が設けられ、外気導入通路14は中途で分
岐し、分岐した先端は有機廃棄物3を収納する収納室15
にそれぞれ臨んでいる。中途で分岐した外気導入通路14
には、開閉弁30が設けられている。
【0017】この外気導入通路14には、外気吸引ファン
16が設けられ、外気吸引ファン16により、外気導入通路
14内へ外気を吸引して本体2内へ排出するようになって
いる。16’は外気吸引ファン16を駆動するモータであ
る。
16が設けられ、外気吸引ファン16により、外気導入通路
14内へ外気を吸引して本体2内へ排出するようになって
いる。16’は外気吸引ファン16を駆動するモータであ
る。
【0018】また、外気導入通路14には、外気加熱手段
(例えば、ヒータ17)が設けられ、ヒータ17は、外気導
入通路14内に供給された外気を、例えば、約100℃〜
約250℃に加熱する。
(例えば、ヒータ17)が設けられ、ヒータ17は、外気導
入通路14内に供給された外気を、例えば、約100℃〜
約250℃に加熱する。
【0019】本体2内に有機廃棄物3が投入される(投
入したことを、例えば、図示しない投入スイッチを押す
ことにより)と、制御手段20により、外気吸引ファン16
及び外気加熱手段(例えば、ヒータ17)をある一定時間
(例えば、8時間)作動させて、外気導入通路14を介し
て本体2内に熱風を供給して、有機廃棄物3を高速乾燥
させ、その後、外気加熱手段(例えば、ヒータ17)の作
動を停止させ、外気導入通路14を介して本体2内に外気
を供給して(例えば、制御手段20により開閉弁30を開と
して)、例えば、3時間、有機廃棄物3を放熱させて冷
却することを自動的に行うことができる。
入したことを、例えば、図示しない投入スイッチを押す
ことにより)と、制御手段20により、外気吸引ファン16
及び外気加熱手段(例えば、ヒータ17)をある一定時間
(例えば、8時間)作動させて、外気導入通路14を介し
て本体2内に熱風を供給して、有機廃棄物3を高速乾燥
させ、その後、外気加熱手段(例えば、ヒータ17)の作
動を停止させ、外気導入通路14を介して本体2内に外気
を供給して(例えば、制御手段20により開閉弁30を開と
して)、例えば、3時間、有機廃棄物3を放熱させて冷
却することを自動的に行うことができる。
【0020】そして、放熱冷却した有機廃棄物3には、
微生物(例えば、好気性菌主体の微生物群 商品名AO
菌、微生物群の働きを活発化する微生物活性剤 商品名
AKー2)を加えて、本体2内の温度を、例えば、40
℃〜60℃の範囲の適宜の値に保持し、減速機付きモー
タ6を、例えば、13時間、作動させて、回転軸5を回
転させ、攪拌手段(例えば、パドル9)により有機廃棄
物3を攪拌する。
微生物(例えば、好気性菌主体の微生物群 商品名AO
菌、微生物群の働きを活発化する微生物活性剤 商品名
AKー2)を加えて、本体2内の温度を、例えば、40
℃〜60℃の範囲の適宜の値に保持し、減速機付きモー
タ6を、例えば、13時間、作動させて、回転軸5を回
転させ、攪拌手段(例えば、パドル9)により有機廃棄
物3を攪拌する。
【0021】有機廃棄物3が攪拌されると、有機廃棄物
3の発酵が促進されると共に発酵が均一化され、最終的
には、投入された有機廃棄物3は1/5〜1/8の体積
に減少し、処理された有機廃棄物3は一次発酵肥料とす
ることができる。
3の発酵が促進されると共に発酵が均一化され、最終的
には、投入された有機廃棄物3は1/5〜1/8の体積
に減少し、処理された有機廃棄物3は一次発酵肥料とす
ることができる。
【0022】従って、この実施例(図1乃至図3)によ
れば、本体2内に投入された有機廃棄物3を高温に加熱
して該有機廃棄物3を乾燥させて雑菌を減少させ、有機
廃棄物3の腐敗防止を図り、その後、該有機廃棄物3を
放熱させて冷却し、該有機廃棄物3に微生物を加えて該
有機廃棄物3を発酵(例えば、好気性菌発酵により分
解)させ、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防い
で、効率良く有機廃棄物を発酵処理することができる。
れば、本体2内に投入された有機廃棄物3を高温に加熱
して該有機廃棄物3を乾燥させて雑菌を減少させ、有機
廃棄物3の腐敗防止を図り、その後、該有機廃棄物3を
放熱させて冷却し、該有機廃棄物3に微生物を加えて該
有機廃棄物3を発酵(例えば、好気性菌発酵により分
解)させ、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防い
で、効率良く有機廃棄物を発酵処理することができる。
【0023】なお、発酵した有機廃棄物の一部(例え
ば、1/3)を本体2内に残し、本体2内に残した有機
廃棄物3に新たな生ゴミ等の有機廃棄物3を加えた後、
前述と同様に、該有機廃棄物3を高温に加熱して乾燥さ
せ、その後、該有機廃棄物3を放熱させて冷却し、その
後、該有機廃棄物3に微生物(例えば、好気性菌主体の
微生物群 商品名AO菌、微生物群の働きを活発化する
微生物活性剤 商品名AKー2)を加えて該有機廃棄物
3を発酵させる。このようにすれば、発酵した有機廃棄
物3の一部を水分調整剤として利用することができ、有
機廃棄物3を効率良く乾燥させることができる。
ば、1/3)を本体2内に残し、本体2内に残した有機
廃棄物3に新たな生ゴミ等の有機廃棄物3を加えた後、
前述と同様に、該有機廃棄物3を高温に加熱して乾燥さ
せ、その後、該有機廃棄物3を放熱させて冷却し、その
後、該有機廃棄物3に微生物(例えば、好気性菌主体の
微生物群 商品名AO菌、微生物群の働きを活発化する
微生物活性剤 商品名AKー2)を加えて該有機廃棄物
3を発酵させる。このようにすれば、発酵した有機廃棄
物3の一部を水分調整剤として利用することができ、有
機廃棄物3を効率良く乾燥させることができる。
【0024】なお、上述の実施例(図1乃至図3)で
は、生ゴミ等の有機廃棄物3は投入口2aより本体2内へ
単に、投入されるのみであったが、次に示す実施例(図
4乃至図7)では、投入された生ゴミ等の有機廃棄物3
を粉砕機31で粉砕することができる。
は、生ゴミ等の有機廃棄物3は投入口2aより本体2内へ
単に、投入されるのみであったが、次に示す実施例(図
4乃至図7)では、投入された生ゴミ等の有機廃棄物3
を粉砕機31で粉砕することができる。
【0025】特に、有機廃棄物3中に、肉、骨等の大き
な固まりが含まれている場合、該有機廃棄物3を粉砕機
31で粉砕することにより、後の、乾燥、発酵処理に要す
る処理時間が短縮され、処理量を増加させることができ
る。
な固まりが含まれている場合、該有機廃棄物3を粉砕機
31で粉砕することにより、後の、乾燥、発酵処理に要す
る処理時間が短縮され、処理量を増加させることができ
る。
【0026】粉砕機31は、ホッパー32と、このホッパー
32内に設けた回転ドラム33と、該回転ドラム33上に設け
た可動側カッター34と、固定側カッター35、36とを有し
ている。なお、場合により、固定側カッター35、36の
内、いずれか一方の固定側カッター35(又は、36)を省
略しても良い。
32内に設けた回転ドラム33と、該回転ドラム33上に設け
た可動側カッター34と、固定側カッター35、36とを有し
ている。なお、場合により、固定側カッター35、36の
内、いずれか一方の固定側カッター35(又は、36)を省
略しても良い。
【0027】従って、本実施例(図4乃至図7)におい
ては、ホッパー32内に投入された生ゴミ等の有機廃棄物
3は粉砕機31で粉砕された後、本体2内に供給される。
本体2内に供給された後は、上述の実施例(図1乃至図
3)と同様にして、有機廃棄物3を乾燥、発酵処理する
ことができる。
ては、ホッパー32内に投入された生ゴミ等の有機廃棄物
3は粉砕機31で粉砕された後、本体2内に供給される。
本体2内に供給された後は、上述の実施例(図1乃至図
3)と同様にして、有機廃棄物3を乾燥、発酵処理する
ことができる。
【0028】なお、有機廃棄物3が本体2内に供給され
た後、有機廃棄物3を乾燥、発酵処理する説明について
は、上述の実施例(図1乃至図3)と同様であるからそ
の説明は省略する。
た後、有機廃棄物3を乾燥、発酵処理する説明について
は、上述の実施例(図1乃至図3)と同様であるからそ
の説明は省略する。
【0029】
【発明の効果】本発明の有機廃棄物処理装置は、生ゴミ
等の有機廃棄物を収納すると共に空気取り入れ口を有す
る本体と、この本体内に設けられ、前記有機廃棄物を攪
拌する攪拌手段と、外気を前記本体内に導く外気導入通
路と、この外気導入通路内へ外気を吸引して前記本体内
へ排出する外気吸引ファンと、この外気導入通路内に供
給された外気を加熱する外気加熱手段と、本体内の空気
を前記本体外へ導く排気通路と、この排気通路内へ前記
本体内の空気を吸引して前記本体外へ排出する排出ファ
ンと、前記本体内に前記有機廃棄物が投入されると、前
記外気吸引ファン及び前記加熱手段を作動させて前記外
気導入通路を介して前記本体内に熱風を供給して、前記
有機廃棄物を高速乾燥させ、その後、前記加熱手段の作
動を停止させ、前記外気導入通路を介して前記本体内に
外気を供給して、前記有機廃棄物を放熱させて冷却する
制御手段を設けたから、本体内に投入された有機廃棄物
を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させて雑菌を減少
させ、その後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、該有
機廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させるこ
とができ、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防い
で、効率良く有機廃棄物を発酵処理することができる。
等の有機廃棄物を収納すると共に空気取り入れ口を有す
る本体と、この本体内に設けられ、前記有機廃棄物を攪
拌する攪拌手段と、外気を前記本体内に導く外気導入通
路と、この外気導入通路内へ外気を吸引して前記本体内
へ排出する外気吸引ファンと、この外気導入通路内に供
給された外気を加熱する外気加熱手段と、本体内の空気
を前記本体外へ導く排気通路と、この排気通路内へ前記
本体内の空気を吸引して前記本体外へ排出する排出ファ
ンと、前記本体内に前記有機廃棄物が投入されると、前
記外気吸引ファン及び前記加熱手段を作動させて前記外
気導入通路を介して前記本体内に熱風を供給して、前記
有機廃棄物を高速乾燥させ、その後、前記加熱手段の作
動を停止させ、前記外気導入通路を介して前記本体内に
外気を供給して、前記有機廃棄物を放熱させて冷却する
制御手段を設けたから、本体内に投入された有機廃棄物
を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させて雑菌を減少
させ、その後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、該有
機廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させるこ
とができ、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防い
で、効率良く有機廃棄物を発酵処理することができる。
【0030】また、本発明の有機廃棄物の処理方法は、
生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させながら、該有
機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の
処理方法において、前記本体内に投入された前記有機廃
棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その後、該有機
廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させたか
ら、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防いで、効
率良く有機廃棄物を発酵処理することができる。
生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させながら、該有
機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の
処理方法において、前記本体内に投入された前記有機廃
棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その後、該有機
廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させたか
ら、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防いで、効
率良く有機廃棄物を発酵処理することができる。
【0031】また、本発明の有機廃棄物の処理方法は、
生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させながら、該有
機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の
処理方法において、前記本体内に投入された前記有機廃
棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却した後、該有機廃棄
物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させ、発酵した
前記有機廃棄物の一部を前記本体内に残し、前記本体内
に残した有機廃棄物に新たな生ゴミ等の有機廃棄物を加
えた後、該有機廃棄物を高温に加熱して乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その後、該有機
廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させたか
ら、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防いで、効
率良く有機廃棄物を発酵処理することができ、また、発
酵した前記有機廃棄物の一部を前記本体内に残し、前記
本体内に残した有機廃棄物に新たな生ゴミ等の有機廃棄
物を加えた後、該有機廃棄物を高温に加熱して乾燥さ
せ、その後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その
後、該有機廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵
させるから、発酵した有機廃棄物の一部を水分調整剤と
して利用することができ、有機廃棄物を効率良く乾燥さ
せることができる。
生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させながら、該有
機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる有機廃棄物の
処理方法において、前記本体内に投入された前記有機廃
棄物を高温に加熱して該有機廃棄物を乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却した後、該有機廃棄
物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させ、発酵した
前記有機廃棄物の一部を前記本体内に残し、前記本体内
に残した有機廃棄物に新たな生ゴミ等の有機廃棄物を加
えた後、該有機廃棄物を高温に加熱して乾燥させ、その
後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その後、該有機
廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させたか
ら、雑菌の発生に伴う有機廃棄物の腐敗臭を防いで、効
率良く有機廃棄物を発酵処理することができ、また、発
酵した前記有機廃棄物の一部を前記本体内に残し、前記
本体内に残した有機廃棄物に新たな生ゴミ等の有機廃棄
物を加えた後、該有機廃棄物を高温に加熱して乾燥さ
せ、その後、該有機廃棄物を放熱させて冷却し、その
後、該有機廃棄物に微生物を加えて該有機廃棄物を発酵
させるから、発酵した有機廃棄物の一部を水分調整剤と
して利用することができ、有機廃棄物を効率良く乾燥さ
せることができる。
【図1】図1は、本発明の一実施例の有機廃棄物処理装
置の概略的側面図である。
置の概略的側面図である。
【図2】図2は、図1のAーA線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図3】図3は、図2のBーB線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図4】図4は、本発明の他の一実施例の有機廃棄物処
理装置の概略的側面図である。
理装置の概略的側面図である。
【図5】図5は、図4のCーC線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図6】図6は、図5のDーD線による概略的断面図で
ある。
ある。
【図7】図7は、図5のホッパー部の概略的平面図であ
る。
る。
【符号の説明】 2 本体 3 有機廃棄物
Claims (3)
- 【請求項1】生ゴミ等の有機廃棄物を収納すると共に空
気取り入れ口を有する本体と、 この本体内に設けられ、前記有機廃棄物を攪拌する攪拌
手段と、 外気を前記本体内に導く外気導入通路と、 この外気導入通路内へ外気を吸引して前記本体内へ排出
する外気吸引ファンと、 この外気導入通路内に供給された外気を加熱する外気加
熱手段と、 本体内の空気を前記本体外へ導く排気通路と、 この排気通路内へ前記本体内の空気を吸引して前記本体
外へ排出する排出ファンと、 前記本体内に前記有機廃棄物が投入されると、前記外気
吸引ファン及び前記加熱手段を作動させて前記外気導入
通路を介して前記本体内に熱風を供給して、前記有機廃
棄物を高速乾燥させ、その後、前記加熱手段の作動を停
止させ、前記外気導入通路を介して前記本体内に外気を
供給して、前記有機廃棄物を放熱させて冷却する制御手
段とを設けたことことを特徴とする有機廃棄物処理装
置。 - 【請求項2】生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させ
ながら、該有機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる
有機廃棄物の処理方法において、 前記本体内に投入された前記有機廃棄物を高温に加熱し
て該有機廃棄物を乾燥させ、その後、該有機廃棄物を放
熱させて冷却し、その後、該有機廃棄物に微生物を加え
て該有機廃棄物を発酵させることを特徴とする有機廃棄
物の処理方法。 - 【請求項3】生ゴミ等の有機廃棄物を本体内で攪拌させ
ながら、該有機廃棄物を前記本体内で乾燥、発酵させる
有機廃棄物の処理方法において、 前記本体内に投入された前記有機廃棄物を高温に加熱し
て該有機廃棄物を乾燥させ、その後、該有機廃棄物を放
熱させて冷却した後、該有機廃棄物に微生物を加えて該
有機廃棄物を発酵させ、 発酵した前記有機廃棄物の一部を前記本体内に残し、前
記本体内に残した有機廃棄物に新たな生ゴミ等の有機廃
棄物を加えた後、 該有機廃棄物を高温に加熱して乾燥させ、その後、該有
機廃棄物を放熱させて冷却し、その後、該有機廃棄物に
微生物を加えて該有機廃棄物を発酵させることを特徴と
する有機廃棄物の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076795A JPH0910737A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16076795A JPH0910737A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910737A true JPH0910737A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15722022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16076795A Pending JPH0910737A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 有機廃棄物処理装置及び有機廃棄物の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0910737A (ja) |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16076795A patent/JPH0910737A/ja active Pending
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