JPH09106371A - キューによるデータ処理法 - Google Patents

キューによるデータ処理法

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JPH09106371A
JPH09106371A JP7263747A JP26374795A JPH09106371A JP H09106371 A JPH09106371 A JP H09106371A JP 7263747 A JP7263747 A JP 7263747A JP 26374795 A JP26374795 A JP 26374795A JP H09106371 A JPH09106371 A JP H09106371A
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JP7263747A
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Yoshihiko Shigeno
好彦 重野
Masahiro Ohara
正裕 大原
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム内の複数のアプリケーションプログ
ラムを作動させて必要なデータをストアするに際し、迅
速な処理を可能とする。 【解決手段】 実メモリー10上にストアキュー45を形成
し、アプリケーションプログラム21,22,23が作成又は修
正したデータは前記ストアキュー45にストアさせるもの
とし、所定のタイミングで前記ストアキュー45をサーチ
するストア処理プログラム41をバックグランドに待機さ
せ、このストア処理プログラム41により前記ストアキュ
ー45にデータファイルの存在を検出したときはそのファ
イル名とデータ内容とを前記ストアキュー45から取り出
して前記実メモリー10にストアし、且つ、このデータフ
ァイルをストアした実メモリー10の番地とファイル名と
の対応をメモリー番地対応表51に記録することとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータによ
り複数のアプリケーションプログラムを作動させる場合
において、アプリケーションプログラムに必要なデータ
のストアやロードを行う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、コンピュータにおいては、ウイン
ドウなどを用いて1つのシステム内で複数のアプリケー
ションプログラムを作動させることが多くなり、複数の
アプリケーションプログラムを同時に作動させることも
行われるようになってきた。そして、このシステム内で
作動させるアプリケーションプログラムには、データフ
ァイルを作成するプログラムや、適宜、データファイル
にアクセスして必要なデータを読み出しつつ処理を行う
プログラムなど、種々のアプリケーションプログラムが
1つのシステム内に組み込まれることがある。
【0003】この場合、図4に示すように、システムプ
ログラム20を実メモリー10にセットすると共に、このシ
ステムで使用する第1アプリケーションプログラム21や
第2アプリケーションプログラム22及び第3アプリケー
ションプログラム23などをも実メモリー10にセットする
ものである。そして、複数のアプリケーションプログラ
ム21,22,23を含むシステムプログラム20によりシステム
を立ち上げる場合、実メモリー10にセットされるシステ
ムプログラム20により、実メモリー10にメモリー番地対
応表51を作成することが多く行われている。又、この各
アプリケーションプログラム21,22,23のプログラム名と
この各アプリケーションプログラム21,22,23をセットし
た実メモリー10のメモリー番地との対応を前記メモリー
番地対応表51に登録し、アプリケーションプログラムで
ある第1アプリケーションプログラム21乃至第3アプリ
ケーションプログラム23をこのシステム内で作動させる
ことができるようにしている。
【0004】更に、システムプログラム20や複数のアプ
リケーションプログラム21,22,23と共に、各アプリケー
ションプログラム21,22,23で使用するデータのデータフ
ァイル31,32,33も実メモリー10にセットし、この各デー
タファイルのファイル名とデータファイルをセットした
実メモリー10上のメモリー番地との対応も前記メモリー
番地対応表51に記録する。
【0005】そして、例えば、第3アプリケーションプ
ログラム23によりデータを作成又は訂正したときは、こ
のデータを実メモリー10に記録し、データファイルをス
トアした番地とそのファイル名との対応を記録したメモ
リー番地対応表51の内容を更新することとしている。
又、このシステムで第1アプリケーションプログラム21
を作動させ、必要なデータAが記録されている第1デー
タファイル31にアクセスしてデータを読み出すときは、
図5に示すように、メモリー番地対応表51に記録された
ファイル名からデータAを検索し、データAのメモリー
番地を読み込んでファイル名をデータAとする第1デー
タファイル31にアクセスし、第1データファイル31の内
容であるデータをロードして第1アプリケーションプロ
グラム21の作動を行うようにしている。
【0006】更に、第2アプリケーションプログラム22
を作動させてファイル名をデータAやデータBとする第
1データファイル31や第2データファイル32にアクセス
してデータをロードするときも、メモリー番地対応表51
を用い、第1データファイル31や第2データファイル32
のファイル名であるデータAやデータBをメモリー番地
対応表51で検索し、第1データファイル31や第2データ
ファイル32が実メモリー10にセットされている各データ
ファイル31,32のメモリー番地をメモリー番地対応表51
から読み込み、各データファイル31,32にアクセスして
そのデータを利用するものである。
【0007】尚、外部メモリーなどからシステムプログ
ラム20を実メモリー10にロードしたとき、各アプリケー
ションプログラム21,22,23や各データファイル31,32は
そのサイズに応じて適宜に実メモリー10にセットされ、
各プログラムファイルやデータファイルの実メモリー10
にセットしたメモリー番地をそのファイル名に対応させ
てメモリー番地対応表51に記録するものである。従っ
て、メモリー番地対応表51に記録される各ファイルのメ
モリー番地は、システムプログラム20を実メモリー10に
ロードしたときの実メモリー10の状況に応じて定まるこ
とになる。
【0008】又、システムを外部メモリーなどにセーブ
するときは、システムプログラム20や各アプリケーショ
ンプログラム21,22,23、及び、各データファイル31,32,
33のファイル名とその内容及びサイズを外部メモリーな
どに保存しておくようにするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、システ
ム内の各アプリケーションプログラムを作動させてアプ
リケーションプログラムにより必要なデータをストアす
るに際し、アプリケーションプログラムでシステムプロ
グラムの一部を利用してデータストアを行わせると、一
つのアプリケーションプログラムでデータのストアを行
っているときに他のアプリケーションプログラムがデー
タをストアしようとすると、システムプログラムのスト
ア処理が先のアプリケーションプログラムにより使用さ
れているため、両アプリケーションプログラムのストア
のタイミングを図る必要が生じる。又、一つのアプリケ
ーションプログラムでデータのストアを行っているとき
に他のアプリケーションプログラムがデータをストアし
ようとすると、先にストア処理を開始したアプリケーシ
ョンプログラムのストア処理が終了するまで、後からス
トア処理を行おうとしたアプリケーションプログラムの
処理が中断され、後からストア処理を行おうとしたアプ
リケーションプログラムが待機状態となることもあっ
た。
【0010】更に、アプリケーションプログラムに必要
なデータをロードするに際し、アプリケーションプログ
ラムによりシステムプログラムの一部を利用し、メモリ
ー番地対応表を用いてデータを実メモリーに格納した番
地を検索することは、アプリケーションプログラムの数
やデータファイルの数が増加すると、データファイルの
検索処理に時間がかかり、このデータのロード処理を行
っている際に他のアプリケーションプログラムがデータ
のロードを行おうとすると待機時間が長くなり、更に、
他のアプリケーションプログラムと重複して同一のデー
タをロードする場合は、同一処理を繰り返して同一のデ
ータのロードを行うこととなり、ロード処理のために多
くの時間が必要となることもあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、実メモリー上
にストアキューを形成し、アプリケーションプログラム
により作成又は修正したデータは、ストアキューにスト
アさせるものとし、所定のタイミングでストアキューを
サーチするストア処理プログラムをバックグランドに待
機させ、このストア処理プログラムがサーチによりスト
アキューにデータファイルの存在を検出したときは、そ
のファイル名とデータ内容とをストアキューから取り出
して実メモリーの所定領域にストアし、メモリー番地対
応表にストアしたメモリー番地とファイル名との対応を
記録することとする。
【0012】又、本発明は、実メモリー上にロードキュ
ーとロードバッファとを形成し、アプリケーションプロ
グラムによりデータを読み出すに際し、アプリケーショ
ンプログラムが読み出すデータファイルのファイル名を
ロードキューにストアするものとし、且つ、アプリケー
ションプログラムにロードバッファからデータを読み出
させるものとし、所定のタイミングでロードキューのフ
ァイル名リストを検索してファイル名の重複を避けつつ
データファイルを実メモリーから読み出し、このデータ
ファイルのデータをロードバッファに書き込むロード処
理プログラムをバックグランドに待機させ、ロード処理
プログラムがロードキューにリストされたファイル名の
データをメモリー番地対応表を利用して実メモリーから
データを読み出し、ロードバッファにデータをストアす
るようにさせることとする。
【0013】このように、本発明は、アプリケーション
プログラムが作成又は修正したデータをストアするに際
し、アプリケーションプログラムにはストアキューにデ
ータをストアさせ、ストア処理プログラムによりストア
キューから実メモリー上の所定領域にデータをストアさ
せる故、アプリケーションプログラムのストア処理は、
データをストアキューにストアすることにより完了し、
アプリケーションプログラムは他のアプリケーションプ
ログラムのストア処理とのタイミング調整を行うことな
くストア処理を行って他の処理を行うことができ、又
は、全ての処理を終了することができる。そして、スト
アキューにストアされたデータは、ストア処理プログラ
ムにより適宜順番に実メモリーにストアされ、メモリー
番地対応表への書き込みをストア処理プログラムにより
行う故、複数のアプリケーションプログラムにより個別
にデータをストアする場合であっても、ストアの順番及
びタイミングをストア処理プログラムで順次処理し、呼
び出しのためのメモリー番地対応表の変更や作成をスト
ア処理プログラムで行ってデータの再利用を図ることが
できる。
【0014】又、ロードキューとロードバッファとを設
け、アプリケーションプログラムで所要のデータファイ
ルを呼び出すとき、データファイルのファイル名をロー
ドキューにストアし、ロード処理プログラムでロードキ
ューにストアされた順に、且つ、重複を避けて実メモリ
から所要のデータファイルをロードバッファにロードす
る方法は、実メモリーからの読みだし時間の節約が可能
となり、アプリケーションプログラムは、ロードバッフ
ァにロードされたデータにアクセスして作動することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、図1に示
すように、システムプログラム20とこのシステムプログ
ラム20で使用する第1アプリケーションプログラム21や
第2アプリケーションプログラム22更に第3アプリケー
ションプログラム23などの各アプリケーションプログラ
ム、及び、各アプリケーションプログラム21,22,23で使
用する第1データファイル31や第2データファイル32更
に第3データファイル33などの各データファイルをシス
テムプログラム20と共に実メモリー10にセットするもの
である。更に、各アプリケーションプログラムのプログ
ラム名とそのアプリケーションプログラムをセットした
実メモリー10の番地とを対応させたプログラム名のリス
ト及び各データファイルのファイル名とそのファイルを
セットした実メモリー10の番地とを対応させたファイル
名のリストを内容としたメモリー番地対応表51を作成す
ることも従来と同様である。そして本実施の形態は、更
に、ストアーキュー45やロードキュー46及びロードバッ
ファ47も実メモリー10に領域を確保して作成するもので
ある。
【0016】又、このシステムプログラム20の一部に
は、ストア処理プログラム41とロード処理プログラム42
とを設けておくものである。そして、前記ストアーキュ
ー45は、各アプリケーションプログラム21,22,23で作成
されたデータの内容とこのデータファイルのファイル名
とを一時的にストアする一種のバッファとして形成する
ものである。更に、システムプログラム20の一部に設け
たストア処理プログラム41は、ストアーキュー45に書き
込まれたデータを書き込まれた順番に従って、順次実メ
モリー10のデータ保存領域の内の空き領域に移すと共
に、そのファイル名をメモリー番地対応表51に登録し、
且つ、そのファイルをセットした実メモリー10の番地も
メモリー番地対応表51に記録するものである。
【0017】又、ロードキュー46は、各アプリケーショ
ンプログラム21,22,23が必要とするデータファイルのフ
ァイル名を一時的にストアする一種のバッファとして形
成するものである。そして、ロード処理プログラム42
は、ロードキュー46にストアされたファイル名を順次読
み込み、このファイル名のデータファイルをメモリー番
地対応表51でサーチしてそのファイルの実メモリー10上
の番地を検索し、そのデータファイルをロードバッファ
47にストアするものである。
【0018】尚、ロード処理プログラム42は、ロードキ
ュー46にストアされたファイル名を読み込むに際し、ロ
ードキュー46に書き込まれた順番に従って先頭のファイ
ル名を読み込んでメモリー番地対応表51の検索を行う
も、この読み込みにおいて、ロードキュー46にストアさ
れた全てのファイル名をサーチし、先頭のファイル名と
同一のファイル名のものがあればこれも消去し、ロード
バッファ47の先頭にストアされたファイル名のファイル
がセットされている実メモリー10上の番地をメモリー番
地対応表51を用いて検索し、このデータファイルをロー
ドバッファ47にロードすることにより、データ保存領域
からロードバッファ47にデータをロードする作業の重複
を避けるようにしている。
【0019】従って、第1アプリケーションプログラム
21によりデータを作成し、このデータのファイルである
第1データファイル31にデータAとするファイル名をつ
けて実メモリー10のデータ保存領域にストアするに際
し、第1アプリケーションプログラム21には、データA
とした第1データファイル31の内容とファイル名とをス
トアーキュー45にストアさせるものとすれば、バックグ
ランドに待機させるように設けたストア処理プログラム
41により所定のタイミングでストアーキュー45をサーチ
し、ストアーキュー45にデータファイルが存在するとき
はストア処理プログラム41によりデータ保存領域の内の
空き領域をサーチして第1データファイル31の内容を実
メモリー10のデータ保存領域にストアし、このデータを
ストアした実メモリー10上の番地とデータAとするファ
イル名とをメモリー番地対応表51に記録する。
【0020】このように、ストア処理プログラム41によ
りメモリー番地対応表51に記録しておけば、後にこのデ
ータを呼び出すことを可能として第1データファイル31
を実メモリー10にストアすることができる。又、第1ア
プリケーションプログラム21などのアプリケーションプ
ログラムは、データを実メモリー10のデータ保存領域に
ストアするに際し、ストアーキュー45にデータをストア
するのみであり、従来のごとく、システムプログラム20
の一部とリンクしてストア処理を行う必要がなく、アプ
リケーションプログラムはストア処理を迅速に行うこと
ができる。
【0021】更に、第1アプリケーションプログラム21
が第1データファイル31のストアを行い、ストア処理プ
ログラム41がストアーキュー45にストアされたこの第1
データファイル31をデータ保存領域にストアする処理を
行っている場合に、第2アプリケーションプログラム22
が作成又は修正したファイル名をデータBとする第2デ
ータファイル32のデータをストアする場合であっても、
第2アプリケーションプログラム22は第2データファイ
ル32の内容とファイル名とをストアーキュー45にストア
することによってストア処理を終了することができる。
【0022】又、第2アプリケーションプログラム22や
第3アプリケーションプログラム23でデータをロードす
るときは、図3に示すように、例えば第2アプリケーシ
ョンプログラム22が第1データファイル31と第2データ
ファイル32とにアクセスする必要があれば、第1データ
ファイル31のファイル名であるファイルA及び第2デー
タファイル32のファイル名であるファイルBをロードキ
ュー46にストアし、又、第3アプリケーションプログラ
ム23が第1データファイル31にアクセスする必要があれ
ば第3アプリケーションプログラム23は第1データファ
イル31のファイル名であるファイルAをロードキュー46
にストアするものである。このように、第2アプリケー
ションプログラム22や第3アプリケーションプログラム
23にはアクセスすべきデータファイルのファイル名をロ
ードキュー46にストアさせ、データへのアクセスは、第
2アプリケーションプログラム22や第3アプリケーショ
ンプログラム23にロードバッファ47にそのファイル名の
データファイルが存在するか否かをサーチさせ、存在す
るときはそのデータファイルの内容にアクセスしてデー
タを使用させるものである。
【0023】そして、ロード処理プログラム42は、常に
バックグランドで待機させ、所定のタイミングでロード
キュー46のサーチを行い、ロードキュー46にファイル名
がストアされているとメモリー番地対応表51によりその
ファイル名の記録されているメモリー番地を検索し、そ
のファイル名のデータファイルをロードバッファ47にセ
ットするものである。
【0024】又、このロード処理プログラム42でロード
キュー46をサーチしてデータファイルをロードバッファ
47にセットするに際し、ロードキュー46に複数のファイ
ル名がストアされている場合、前述のようにロードキュ
ー46に最初にストアされたファイル名から処理を行うよ
うにストアされたファイル名の順番に従ってメモリー番
地対応表51による検索処理を行うものである。そして、
この検索処理を行った先頭のファイル名をロードキュー
46から削除すると共に、先頭のファイル名と同名のファ
イル名がロードキュー46に存在するときは、このファイ
ル名も合わせて削除し、ロードキュー46に複数のファイ
ル名がストアされているとき、重複してメモリー番地対
応表51を検索する作業を行うことが無いようにしてスト
アされた順番に従って順次実メモリー10のデータ保存領
域から必要とされたデータファイルをロードバッファ47
にセットするものである。
【0025】更に、このロード処理プログラム42は、デ
ータファイルをロードバッファ47にセットするに際し、
ファイル名とデータ内容とをロードバッファ47に書き込
むものであり、同一のファイル名のデータがロードバッ
ファ47に存在するときは、同一のファイル名のデータ内
容を新たにセットするデータ内容に書き換え、同一のフ
ァイル名のデータファイルがロードバッファ47に存在し
ないときは、ロードバッファ47のエリアを拡張するよう
にしてファイル名とデータ内容とをロードバッファ47に
セットするものである。
【0026】そして、各アプリケーションプログラム2
1,22,23は、必要とするデータファイルのファイル名を
ロードキュー46にストアした後、ロードバッファ47にア
クセスして必要なデータのファイルを利用し、必要なデ
ータを読み込んで作業を継続することができる。従っ
て、各アプリケーションプログラム21,22,23は、データ
をロードするに際し、必要なデータファイルのファイル
名をロードキュー46にストアし、ロードバッファ47の内
容をサーチして必要なデータにアクセスすることがで
き、メモリー番地対応表51を検索することなくデータを
利用して処理を継続することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、メモリー上
にストアキューを形成し、アプリケーションプログラム
により作成又は修正したデータは、ストアキューにスト
アさせるものとし、ストア処理プログラムがサーチによ
りストアキューにデータファイルの存在を検出したとき
はファイル名とデータ内容とをストアキューから取り出
して実メモリーの所定領域にストアし、メモリー番地対
応表に記録するものであるから、アプリケーションプロ
グラムは、データをストアするに際し、ストアーキュー
にデータをストアするのみであり、従来のごとく、シス
テムプログラムの一部とリンクしてストア処理を行う必
要がなく、ストア処理を迅速に行うことができる。
【0028】そして、このようにシステムプログラムに
設けるストア処理プログラムにより自動的にデータのス
トア処理を行う故、複数のアプリケーションプログラム
によりストア処理を行わせるためのタイミング処理を回
避することができ、資源の有効利用を図ることができ
る。又、請求項2に記載した発明は、メモリー上にロー
ドキューとロードバッファとを形成し、データを読み出
すに際しては、アプリケーションプログラムが読み出す
データファイルのファイル名をロードキューにストアさ
せ、且つ、ロードバッファからデータを読み出させるも
のとし、又、ロードキューのファイル名を検索してファ
イル名の重複を避けつつデータファイルをメモリーから
読み出し、このデータファイルのデータをロードバッフ
ァに書き込むロード処理プログラムを設け、このロード
処理プログラムにロードキューにリストされたファイル
名のデータをメモリー番地対応表を利用してメモリーか
らデータを読み出させてロードバッファにストアさせる
ものであるから、アプリケーションプログラムは、デー
タをロードするに際し、必要なデータファイルのファイ
ル名をロードキューにストアし、ロードバッファの内容
をサーチして必要なデータをロードすることができる。
そして、ロード処理プログラムでメモリー番地対応表を
検索してデータをロードするに際し、重複を避けてデー
タファイルを呼び出すこととしているから、迅速なロー
ド処理を行うことができる。
【0029】更に、このようにシステムプログラムに設
けるロード処理プログラムによって自動的にデータのロ
ード処理を行わせる故、重複した作業を回避つつ資源の
有効利用を測ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理方法におけるメモリー
マップの模式図。
【図2】本発明に係るデータ処理方法におけるデータス
トアの処理手順を示す模式図。
【図3】本発明に係るデータ処理方法におけるデータロ
ードの処理手順を示す模式図。
【図4】従来の複数プログラムを含むシステムの一例を
示すメモリーマップの模式図。
【図5】従来の複数プログラムを含むシステムのデータ
呼出しに際するデータ検索を示す模式図。
【符号の説明】 10 実メモリー 20 システムプログラム 21,22,23,24 アプリケーションプログラム 31,32,33 データファイル 41 ストア処理プログラム 42 ロード処理プログラム 45 ストアキュー 46 ロードキュー 47 ロードバッファ 51 メモリー番地対応表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実メモリー上にストアキューを形成し、
    アプリケーションプログラムにより作成又は修正したデ
    ータは、前記ストアキューにストアさせるものとし、所
    定のタイミングで前記ストアキューをサーチするストア
    処理プログラムをバックグランドに待機させ、このスト
    ア処理プログラムがサーチにより前記ストアキューにデ
    ータファイルの存在を検出したときは、このストア処理
    プログラムによりそのファイル名とデータ内容とを前記
    ストアキューから取り出して前記実メモリーの所定領域
    にストアし、且つ、ストアキューから取り出したデータ
    ファイルのファイル名とこのデータファイルをストアし
    た実メモリーの番地との対応をメモリー番地対応表に記
    録することを特徴とするキューによるデータ処理法。
  2. 【請求項2】 実メモリー上にロードキューとロードバ
    ッファとを形成し、アプリケーションプログラムにより
    データを読み出すに際し、前記アプリケーションプログ
    ラムが読み出すデータファイルのファイル名を前記ロー
    ドキューにストアさせるものとし、且つ、前記アプリケ
    ーションプログラムには前記ロードバッファからデータ
    を読み出させるものとし、所定のタイミングで前記ロー
    ドキューのファイル名リストを検索してファイル名の重
    複を避けつつそのファイル名のデータファイルを前記実
    メモリーから読み出してこのデータファイルのデータを
    前記ロードバッファに書き込むロード処理プログラムを
    バックグランドに待機させ、このロード処理プログラム
    によりロードキューにリストされたファイル名のデータ
    をメモリー番地対応表を利用してロードバッファにスト
    アさせるようにすることを特徴とするキューによるデー
    タ処理法。
JP7263747A 1995-10-12 1995-10-12 キューによるデータ処理法 Withdrawn JPH09106371A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20030107