JPH0910572A - 混練装置 - Google Patents

混練装置

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Publication number
JPH0910572A
JPH0910572A JP16775195A JP16775195A JPH0910572A JP H0910572 A JPH0910572 A JP H0910572A JP 16775195 A JP16775195 A JP 16775195A JP 16775195 A JP16775195 A JP 16775195A JP H0910572 A JPH0910572 A JP H0910572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kneading
screw
cylinder
divided
kneading device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16775195A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuhisa Abe
悦久 阿部
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SHINKO SELLBICK KK
Original Assignee
SHINKO SELLBICK KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHINKO SELLBICK KK filed Critical SHINKO SELLBICK KK
Priority to JP16775195A priority Critical patent/JPH0910572A/ja
Publication of JPH0910572A publication Critical patent/JPH0910572A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な回転制御操作のみで各種の混練状態を得
る。 【構成】 シリンダ1とシリンダ1に内蔵されたスクリ
ュ2とを備える。シリンダ1,スクリュ2の一方または
双方を回転させ、シリンダ1,スクリュ2の間に形成さ
れた混練間隙5で材料を混練する。スクリュ2,シリン
ダ1の一方または双方を複数に分割して、シリンダ1,
スクリュ2の間に非同期的に材料を混練駆動可能な複数
の混練間隙5を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混練装置に関す
る。さらに詳しくは、合成樹脂材,食品等のゾル状,ゲ
ル状,粉状,粒状等からなる材料を混練する装置の混練
制御構造に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、混練装置としては、例えば、シリ
ンダとシリンダに内蔵されたスクリュとを備え、シリン
ダ,スクリュの一方または双方を回転させ、シリンダ,
スクリュの間に形成された混練間隙で材料を混練するも
のが知られている。
【0003】この従来の混練装置は、混練間隙を材料の
供給側から排出側まで連通させ、材料を連続的に混練す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の混練装置
では、材料を想定した混練状態に確実に混練するため
に、混練間隙を形成する種々の構造のシリンダ,スクリ
ュを選択,組合わせしたり、複雑な制御機構を付設した
りしなければならないという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、簡単な回転制御操作のみで各種の混練状
態を得ることのできる混練装置を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る混練装置は、次のような手段を採用す
る。
【0007】即ち、請求項1では、シリンダとシリンダ
に内蔵されたスクリュとを備え、シリンダ,スクリュの
一方または双方を回転させ、シリンダ,スクリュの間に
形成された混練間隙で材料を混練する混練装置におい
て、スクリュ,シリンダの一方または双方を複数に分割
して、シリンダ,スクリュの間に非同期的に材料を混練
駆動可能な複数の混練間隙を形成したことを特徴とす
る。
【0008】また、請求項2では、請求項1の混練装置
において、スクリュは同軸線上で同心円形に分割された
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項3では、請求項1の混練装置
において、スクリュ,シリンダの一方または双方は軸線
方向に同径円形に分割されたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る混練装置の実
施の形態を図面に基いて説明する。
【0011】図1乃至図3は、本発明に係る混練装置の
第1実施例を示すものである。
【0012】この実施例では、シリンダ1に内蔵された
スクリュ2を同軸線上で同心円形に2つに分割し、スク
リュ2を径方向に積層したような構造としてある。そし
て、分割された両スクリュ21,22の先端部は、円錐
形に形成されている。なお、材料の供給部3はシリンダ
1の胴部に設けられ、材料の排出部4はシリンダ1の円
錐形の先端部に設けられ、材料の混練間隙5はスクリュ
21,22に刻設された螺旋溝になっている。
【0013】この実施例は、図示されていない駆動部に
より、両スクリュ21,22を個別に回転制御すること
ができるようになっている。即ち、各スクリュ21,2
2の回転速度,回転方向を自由に制御できるようになっ
ている。従って、混練間隙5は、非同期的に混練可能な
2つの混練間隙51,52によって構成されていること
になる。
【0014】この実施例によると、図2に示すように、
両スクリュ21,22を同一方向に回転速度を異ならせ
て回転させると、両混練間隙51,52の連通が断続さ
れることになる。この連通の断続は、排出部4では混練
された材料の排出量の定量,排出速度の変更となり、外
側のスクリュ22の混練間隙52では材料の混練圧力の
変更となり、材料の混練を複雑に制御することができる
ことになる。なお、両混練間隙51,52の容積a,b
を異ならせておくと、さらに複雑な制御が可能になる。
【0015】また、図3に示すように、両スクリュ2
1,22を逆方向に回転させても、両混練間隙51,5
2の連通が断続されることになる。なお、この連通の断
続は、極めて高速に行われる。
【0016】また、スクリュ21,22の一方を停止さ
せたり、両スクリュ21,22を間欠的に回転させたり
すると、材料の混練をさらに複雑に制御することができ
ることになる。
【0017】図4は、本発明に係る混練装置の第2実施
例を示すものである。
【0018】この実施例では、前述の第1実施例の内側
のスクリュ21の先端を突出させるような構造で、内側
のスクリュ21の内側に同軸線上で同心円形にもう1つ
のスクリュ23を設けてスクリュ2を3つに分割し、ス
クリュ21の内側に設けたスクリュ23とシリンダ1と
の間にもう1つの混練間隙53を形成している。
【0019】この実施例によると、各スクリュ21,2
2,23を駆動部により同一方向、または逆方向に回転
させることにより夫々のスクリュ21,22,23の混
練間隙51,52,53の連通が断続されるので、材料
の混練を前述の第1実施例よりもさらに複雑に制御する
ことができる上、スクリュ23がシリンダ1の排出部4
の近傍まで延びて材料を混練することから、シリンダ1
の先端部分で材料が硬化することを防止することができ
る。
【0020】図5は、本発明に係る混練装置の第3実施
例を示すものである。
【0021】この実施例では、スクリュ2を軸線方向に
同径円形の2つのスクリュ21,22に分割して、両ス
クリュ21,22を軸方向に積層したような構造として
ある。
【0022】この実施例によると、各スクリュ21,2
2を駆動部により同一方向に、または逆方向に回転させ
ることにより夫々のスクリュ21,22の混練間隙5
1,52の連通が断続される。従って、前述の第1実施
例と同様の作用,効果が奏される。また、第1,第2実
施例に比し、スクリュ2の組付け構造を簡素にできる。
【0023】図6は、本発明に係る混練装置の第4実施
例を示すものである。
【0024】この実施例では、スクリュ2を同軸線上で
同心円形に2つに分割するとともに、シリンダ1をも軸
線方向に2つに分割してある。従って、混練間隙5は、
内側のスクリュ21と先端側のシリンダ11との間に形
成された混練間隙51と、外側のスクリュ22と先端側
のシリンダ11との間に形成された混練間隙52と、外
側のスクリュ22と後端側のシリンダ12との間に形成
された混練間隙54との3つで構成されることになる。
【0025】この実施例によると、スクリュ2を構成す
る各スクリュ21,22の回転作動の他に、シリンダ1
の先端側のシリンダ11にも回転を加えることによっ
て、材料の混練を前述の第1〜3実施例よりもさらに複
雑に制御することができる。
【0026】以上、図示した実施例の外に、混練間隙5
をシリンダ1側に刻設したり、混練間隙5を螺旋溝に加
えてまたは螺旋溝に代えてシリンダ1,スクリュ2の間
のクリアランスとする実施例とすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明に係る混練装置は、
各請求項共通として、シリンダ,スクリュの間に非同期
的に材料を混練駆動可能な複数の混練間隙が形成されて
いるため、簡単な回転制御操作のみで各種の混練状態を
得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る混練装置の第1実施例を示す断面
図である。
【図2】図1の作用状態を示す要部の簡略正面図であ
る。
【図3】図1の他の作用状態を示す要部の簡略正面図で
ある。
【図4】本発明に係る混練装置の第2実施例を示す断面
図である。
【図5】本発明に係る混練装置の第3実施例を示す断面
図である。
【図6】本発明に係る混練装置の第4実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 スクリュ 5 混練間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダとシリンダに内蔵されたスクリ
    ュとを備え、シリンダ,スクリュの一方または双方を回
    転させ、シリンダ,スクリュの間に形成された混練間隙
    で材料を混練する混練装置において、スクリュ,シリン
    ダの一方または双方を複数に分割して、シリンダ,スク
    リュの間に非同期的に材料を混練駆動可能な複数の混練
    間隙を形成したことを特徴とする混練装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の混練装置において、スクリュ
    は同軸線上で同心円形に分割されたことを特徴とする混
    練装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の混練装置において、スクリ
    ュ,シリンダの一方または双方は軸線方向に同径円形に
    分割されたことを特徴とする混練装置。
JP16775195A 1995-07-03 1995-07-03 混練装置 Withdrawn JPH0910572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16775195A JPH0910572A (ja) 1995-07-03 1995-07-03 混練装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16775195A JPH0910572A (ja) 1995-07-03 1995-07-03 混練装置

Publications (1)

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JPH0910572A true JPH0910572A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15855431

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16775195A Withdrawn JPH0910572A (ja) 1995-07-03 1995-07-03 混練装置

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JP (1) JPH0910572A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012509762A (ja) * 2008-11-27 2012-04-26 コミサリア ア レネルジ アトミ−ク エ オエネルジー アルテルナティヴ 組成勾配を有する物体を形成するための粉体混合物を堆積させる装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012509762A (ja) * 2008-11-27 2012-04-26 コミサリア ア レネルジ アトミ−ク エ オエネルジー アルテルナティヴ 組成勾配を有する物体を形成するための粉体混合物を堆積させる装置及び方法

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Effective date: 20020903