JPH09105251A - 車両用ストライカ - Google Patents

車両用ストライカ

Info

Publication number
JPH09105251A
JPH09105251A JP8252497A JP25249796A JPH09105251A JP H09105251 A JPH09105251 A JP H09105251A JP 8252497 A JP8252497 A JP 8252497A JP 25249796 A JP25249796 A JP 25249796A JP H09105251 A JPH09105251 A JP H09105251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
cover
striker
metal base
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8252497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3054086B2 (ja
Inventor
Jiro Inoue
二郎 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP25249796A priority Critical patent/JP3054086B2/ja
Publication of JPH09105251A publication Critical patent/JPH09105251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3054086B2 publication Critical patent/JP3054086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストライカの完全被覆。 【解決手段】 金属台板の中央にコの字型係合杆の両脚
部を固定したストライカに対し、防水、防塵のため該ス
トライカの前記金属台板の表面にカバーを取付けたもの
において、該カバーは、前記両脚部の内側を包囲する内
側カバーと前記両脚部の外側を包囲する環状外側カバー
とに分割形成したことを特徴とする車両用ストライカ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ストライカに関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、実願昭63−115819号
(実開平2−36573号)のマイクロフィルムには、
金属台板aの中央にコの字型係合杆bの両脚部c、cを
固定したストライカdに対し、防水、防塵のため該スト
ライカdの前記金属台板aの表面にカバーeを取付けた
ものにおいて、該カバーeは一つものの構成で、中央に
コの字型係合杆bに押し付けると、弾力的に開くスリッ
トfを設け、前記スリットfを前記コの字型係合杆bに
押し付けていったん開くようにしてカバーeを取付ける
ものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、カ
バーeは一つものの構成であるから、中央にコの字型係
合杆bを押し付けると、弾力的に開くスリットfを必要
とする。このスリットfは、取付け後弾力的に閉じる構
成であるが、完全には閉じないから、雨水、洗車の水が
侵入し、その水に塵埃が混入して汚水となり、乗降のと
き、高価な被服に付着して汚染させる課題がある。しか
し、コの字型係合杆bがあっても、スリットfを設けな
いでカバーeをすることはできるから、雨水、洗車の水
の侵入しないカバーeとすることは容易にできる。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、金属
台板の中央にコの字型係合杆の両脚部を固定したストラ
イカに対し、防水、防塵のため該ストライカの前記金属
台板の表面にカバーを取付けたものにおいて、該カバー
は、前記両脚部の内側を包囲する内側カバーと前記両脚
部の外側を包囲する環状外側カバーとに分割形成したこ
とを特徴とする車両用ストライカとしたものである。ま
た、前記内側カバーと前記環状外側カバーとの接合部
は、前記環状外側カバーの方が上になるように重合させ
た車両用ストライカとしたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は金属台板であり中央にコの字型係合杆2の両脚部
3、3を挿通して固定し、金属台板1の上下両端に透孔
4、4を形成し、金属台板1とコの字型係合杆2により
ストライカ5を形成する。
【0006】6はストライカ5と車体7(ドアパネル)
との間に挿着される制振台板(金属または樹脂製のベ−
スプレート)であり、制振台板6は前記金属台板1より
も稍々大きく、金属台板1の透孔4、4と合致する位置
に透孔8、8を形成し、上下両端には金属台板1側に屈
曲した屈曲部9、9を設け該屈曲部9、9に係合孔1
0、10を形成する。前記制振台板6は、ストライカ5
と重合させて車体7に当接し、螺子11、11を、金属
台板1の透孔4、4と制振台板6の透孔8、8とに挿入
し、車体7に形成した螺子孔12、12に螺合して止着
する。
【0007】しかして、前記金属台板1の表側を覆うカ
バーは、公知のものと異なり、コの字型係合杆2の両脚
部3、3を基準に、両脚部3、3の内側を覆う内側カバ
ー13と両脚部3、3の外側を覆う環状外側カバー19
の2個に分割形成される。内側カバー13は、元来ゴム
のようなものだから、少し力を込めて突っ込むと容易に
装着できるが、実施例のように、2つ折りに形成し、コ
の字型係合杆2の内側14に嵌合させてから展開させる
と、前記コの字型係合杆2の内側14に容易に取付けら
れる。内側カバー13の外周縁には、肉薄の重合部15
と、コの字型係合杆2の両脚部3、3の内側半分が嵌合
する円弧切欠部16、16を形成する。肉薄の重合部1
5は、円弧切欠部16、16を除き、全周に亘って形成
される。なお、前記円弧切欠部16、16は、コの字型
係合杆2の両脚部3のカシメ膨出部3' の上に浮いて係
合させるので、裏面側の中央には、小突起18を形成し
て内側カバー13がガタ付かないようにする。
【0008】環状外側カバー19は、合成樹脂製であり
前記金属台板1の外側を覆い、前記内側カバー13の肉
薄の重合部15に二重に重って前記内側カバー13を押
さえるとともに前記金属台板1の表側を覆う。したがっ
て、見ばえがよくなる。環状外側カバー19の中央には
窓孔20が形成され、窓孔20の内周面には前記コの字
型係合杆2の両脚部3、3のカシメ膨出部3' の上に係
合する円弧切欠部21、21と、前記内側カバー13の
重合部15に二重に重なる肉薄の重合部22を形成し、
外周には、前記金属台板1の外周縁を覆う側縁23を設
ける。
【0009】該側縁23の内面には、該側縁23を前記
金属台板1側に押し付けたとき、前記制振台板6の屈曲
部9、9に形成した係合孔10、10か、前記金属台板
1に係合する係合部24、25をそれぞれ形成する。
【0010】
【作用】次に作用を述べる。金属台板1の中央にコの字
型係合杆2の両脚部3、3を挿通して固定することによ
りストライカ5を形成する。このとき両脚部3、3に
は、図1及び図14のようなカシメ膨出部3' が形成さ
れる。つぎに、前記ストライカ5と車体7との間に、ス
トライカ5の金属台板1よりは面積が稍々大きく、金属
台板1に形成した透孔4、4と合致する位置に透孔8、
8を形成し、上下両端には金属台板1側に屈曲した屈曲
部9、9を設け、該屈曲部9、9には係合孔10、10
を形成した制振台板6を挿入し、該制振台板6を車体7
に当接し、螺子11、11を、金属台板1の透孔4、4
と制振台板6の透孔8、8とにそれぞれ挿入したのち、
車体7に形成した螺子孔12、12に螺合して、ストラ
イカ5を止着する。なお、前記、制振台板6は、閉扉音
を小さくする目的で用いられるもので、防水、防塵とは
無関係だから、取付けないこともある。
【0011】つぎに、実施例では、内側カバー13を折
線17(図12)のところより2つ折りして、図2のよ
うにコの字型係合杆2の内側14に嵌合し、2つ折れ内
側カバー13の頂部を上から押すと内側カバー13は平
坦になると同時に左右の円弧切欠部16、16は、コの
字型係合杆2の両脚部3、3のカシメ膨出部3' の直上
内側に嵌合し、図14のように内側カバー13は浮き上
って取付けられ、裏面側の中央に設けられた小突起18
は、内側カバー13の浮き上りを支受する。
【0012】つぎに、合成樹脂製の環状外側カバー19
を被せると、環状外側カバー19の中央の窓孔20の内
周面に形成した円弧切欠部21、21は、コの字型係合
杆2の両脚部3、3のカシメ膨出部3' の直上外側に嵌
合し、重合部22は前記内側カバー13の重合部15に
二重に重なってこれを押さえ付けるものである。
【0013】そして、環状外側カバー19の側縁23の
内面には、側縁23を金属台板1側に押したとき、制振
台板6の屈曲部9、9に形成した係合孔10、10に係
合する係合部24、25がそれぞれ形成されているか
ら、簡単に止着でき、結局、本願は、ストライカ5の外
面を隙間なく包囲し、雨水、洗車水、塵埃の侵入を防止
する。
【0014】
【発明の効果】前記のとおり、従来公知の、実願昭63
−115819号(実開平2−36573号)のマイク
ロフィルムには、金属台板aの中央にコの字型係合杆b
の両脚部c、cを固定したストライカdに対し、前記金
属台板aの表面にカバーeを取付けたものにおいて、該
カバーeは一つものの構成で、中央に弾力的に開くスリ
ットfを設け、前記スリットfを前記コの字型係合杆b
に押し付けていったん開くようにしてカバーeを取付け
るものが記載されている。しかし、前記公知のカバーe
のスリットfは、取付け後弾力的に閉じる構成である
が、完全には閉じないから、雨水、洗車の水が侵入し、
その水に塵埃が混入して汚水となり、乗降のとき、高価
な被服に付着して汚染させる課題がある。しかるに、本
発明は、金属台板の中央にコの字型係合杆の両脚部を固
定したストライカに対し、防水、防塵のため該ストライ
カの前記金属台板の表面にカバーを取付けたものにおい
て、該カバーは、前記両脚部の内側を包囲する内側カバ
ーと前記両脚部の外側を包囲する環状外側カバーとに分
割形成したことを特徴とする車両用ストライカとしたも
のであるから、公知例のようにコの字型係合杆が割って
係合するスリットを有するカバーではないので、雨水、
洗車の水、塵埃の侵入を防止し、乗降のときの、高価な
被服の汚染を防止する。また、前記内側カバーと前記環
状外側カバーとの接合部は、前記環状外側カバーの方が
上になるように重合させた車両用ストライカとしたもの
であるから、接合部の隙間はなくなり、かつ、内側カバ
ーを完全に固定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体分解斜視図。
【図2】 内側カバーの挿着状態図。
【図3】 制振台板の正面図。
【図4】 A−A断面図。
【図5】 制振台板の右側面図。
【図6】 環状外側カバーの正面図。
【図7】 環状外側カバーの平面図。
【図8】 C−C断面図。
【図9】 B−B断面図。
【図10】 環状外側カバーの背面図。
【図11】 内側カバーの正面図。
【図12】 内側カバーの背面図。
【図13】 内側カバーの側面図。
【図14】 全体の組立図。
【図15】 全体の斜視図。
【図16】 スリットのある公知例図。
【符号の説明】
1…金属台板、2…コの字型係合杆、3…両脚部、3'
…カシメ膨出部、4…透孔、5…ストライカ、6…制振
台板、7…車体、8…透孔、9…屈曲部、10…係合
孔、11…螺子、12…螺子孔、13…内側カバー、1
4…内側、15…重合部、16…円弧切欠部、17…折
線、18…小突起、19…環状外側カバー、20…窓
孔、21…円弧切欠部、22…重合部、23…側縁、2
4、25…突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属台板の中央にコの字型係合杆の両脚
    部を固定したストライカに対し、防水、防塵のため該ス
    トライカの前記金属台板の表面にカバーを取付けたもの
    において、該カバーは、前記両脚部の内側を包囲する内
    側カバーと前記両脚部の外側を包囲する環状外側カバー
    とに分割形成したことを特徴とする車両用ストライカ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記内側カバーと前
    記環状外側カバーとの接合部は、前記環状外側カバーの
    方が上になるように重合させた車両用ストライカ。
JP25249796A 1996-09-03 1996-09-03 車両用ストライカ Expired - Fee Related JP3054086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25249796A JP3054086B2 (ja) 1996-09-03 1996-09-03 車両用ストライカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25249796A JP3054086B2 (ja) 1996-09-03 1996-09-03 車両用ストライカ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22223391A Division JP2612787B2 (ja) 1991-08-07 1991-08-07 車両用ストライカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09105251A true JPH09105251A (ja) 1997-04-22
JP3054086B2 JP3054086B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=17238204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25249796A Expired - Fee Related JP3054086B2 (ja) 1996-09-03 1996-09-03 車両用ストライカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3054086B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2772820A1 (fr) * 1997-12-22 1999-06-25 Valeo Systemes De Fermetures Procede de fixation, sur la carrosserie, d'une gache de serrure de vehicule automobile, et sous-ensemble de gache pour la mise en oeuvre dudit procede
JP2009007824A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Kawajun Co Ltd 台座カバー、台座及び台座構造体
JP2010095164A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 自動車用ドアラッチ装置
WO2021120042A1 (zh) * 2019-12-18 2021-06-24 秦佳军 一种汽车车门锁扣

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2772820A1 (fr) * 1997-12-22 1999-06-25 Valeo Systemes De Fermetures Procede de fixation, sur la carrosserie, d'une gache de serrure de vehicule automobile, et sous-ensemble de gache pour la mise en oeuvre dudit procede
JP2009007824A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Kawajun Co Ltd 台座カバー、台座及び台座構造体
JP2010095164A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 自動車用ドアラッチ装置
WO2021120042A1 (zh) * 2019-12-18 2021-06-24 秦佳军 一种汽车车门锁扣

Also Published As

Publication number Publication date
JP3054086B2 (ja) 2000-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04193622A (ja) ガラスランの取付構造
US5098150A (en) Visor cover hinge
JP2612787B2 (ja) 車両用ストライカ
JPH09105251A (ja) 車両用ストライカ
CA2128739C (en) Gasket rib lock for door handle assembly
JP3089163B2 (ja) ドアチェックリンク機構のカバー構造
JP2000085351A (ja) 車両用合成樹脂製バイザー及びバイザーが取り付けられた車両
JPH08230468A (ja) 自動車用バックドアの防水構造
JPS6127725A (ja) 自動車用ドア構造
JPH063927Y2 (ja) ウインドガラスロック装置
JP2575619Y2 (ja) 防水グロメット
JP3092895B2 (ja) 内装材取付構造
JPS5826173Y2 (ja) 自動車用ドアガラスガイド装置
JPS647050Y2 (ja)
JP2603096Y2 (ja) ピラ−ガ−ニッシュの取付構造
JP2605755Y2 (ja) 自動車用ドアサッシュ部構造
JPS6221458Y2 (ja)
JPH0436970Y2 (ja)
JPH0248737Y2 (ja)
JPH0323503Y2 (ja)
JP2591551Y2 (ja) 自動車用アウトドアハンドル装置
KR100193070B1 (ko) 가변성 드레인 홀을 가진 경음기
JPH0999739A (ja) 車両用ドアハーネス配索構造
JPS6348435Y2 (ja)
JP2002114036A (ja) 内装材

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000321

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees