JP2002114036A - 内装材 - Google Patents

内装材

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JP2002114036A
JP2002114036A JP2000306340A JP2000306340A JP2002114036A JP 2002114036 A JP2002114036 A JP 2002114036A JP 2000306340 A JP2000306340 A JP 2000306340A JP 2000306340 A JP2000306340 A JP 2000306340A JP 2002114036 A JP2002114036 A JP 2002114036A
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JP
Japan
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rib
ribs
trim
free end
interior material
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Application number
JP2000306340A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Kabashima
竜也 樺島
Satoshi Fukumoto
聡 福元
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Nissan Shatai Co Ltd
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝部材を廃止して原価低減を図ると共に干
渉音が発生しない内装材を提供する。 【解決手段】 骨格部材2の室内側の面2aを覆うトリ
ム芯材11と、該トリム芯材11に形成されてなる機構
部品用開口6とより少なくとも構成されてなると共に前
記トリム芯材11の裏面11aの前記開口6の周囲に前
記骨格部材2に当接するリブ13が立設されてなる内装
材10において、前記リブ13は、該リブ13の自由端
部13aが前記骨格部材2の面2aに常に圧接させるよ
うに形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機、
船舶、列車などの乗り物或いは劇場など一般家屋に装備
される内装材の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の「内装材」の一例である自動車用
のドアトリム1は、図8乃至図10に示すように、ドア
インナパネル2など骨格部材の室内側の面2aを覆うト
リム芯材3と、該トリム芯材3を覆う場合又は覆わない
場合のある化粧部材4とより少なくとも構成されてな
る。該ドアトリム1には、インサイドハンドルやレギェ
レータハンドルなどの機構部品用開口5、6とが開設さ
れてなる。また、前記ドアトリム1のトリム芯材3の裏
面3a側で、前記インサイドハンドル用開口5、レギュ
レータハンドル用開口6の周囲には、リブ7、8が立設
され、該リブ7,8の自由端部に不織布などの緩衝部材
9が配されている(類似技術として、実開平3−892
0号公報参照)。
【0003】かかるドアトリム1をドアインナパネル2
など骨格部材に支持すると、前記ドアインナパネル2の
室内側の面2aに、緩衝部材9を介してドアトリム1の
リブ7,8の自由端部が当接している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
緩衝部材9を一つ一つのリブ7,8の自由端部に配さな
ければならないため、取付工数を多く必要とし、部品代
も含めて原価高騰の一原因になり、改善が求められてい
る。また、緩衝部材9を単に廃止すれば、ドアトリム1
のトリム芯材3の裏面3a側から立設されたリブ7,8
の自由端部が、ドアインナパネル2の室内側の面2aに
干渉して、干渉音を発生させるおそれがある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、緩衝部材を廃止して原価低減
を図ると共に干渉音が発生しない内装材を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、骨格部材の室内側の面を
覆うトリム芯材と、該トリム芯材に形成されてなる機構
部品用開口とより少なくとも構成されてなると共に前記
トリム芯材の裏面の前記開口の周囲に前記骨格部材に当
接するリブが立設されてなる内装材において、前記リブ
は、該リブの自由端部が前記骨格部材の面に常に圧接さ
せるように形成されてなる。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、リブの自
由端部が、前記骨格部材の面に常に圧接させるように形
成されてなるので、該リブの自由端部と骨格部材の面と
の間で浮くことが無くなり、トリム芯材がべこつくこと
を防止できる。また、リブの自由端部が、骨格部材の面
に強干渉することによって、低級音が発生しないことに
なる。緩衝部材が不要な分原価が低減できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の内装材であって、前記リブは、前記開口に対して断続
的に形成されてなる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加え、前記リブが、自由に撓むことが出
来るので、リブの深さ方向のばらつきを吸収できること
になる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の内装材であって、前記リブには、所定以
上リブが撓むのを防止したストッパ部材を近接して形成
されてなる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2の発明の効果に加え、ストッパ部材がリブ
に近接して形成されてなるので、該ストッパ部材によっ
て前記リブが所定以上撓まなくなり、リブの劣化が防止
できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3何れか1項に記載の内装材であって、前記リブの
自由端部は、鋭利な刃物状に形成されてなる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項3何れか1項の発明の効果に加え、リブがよ
り簡易に撓むことになるので、骨格部材の面に対する密
着度が増すことになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を用いて、本発明の
第1実施形態の構成を説明する。従来例と同一の部材は
同一符号を用いて、重複する説明を省略する。
【0015】符号10は、「内装材」の一例であるドア
トリムで、該ドアトリム10は、ドアインナパネル2な
ど骨格部材の室内側の面2aを覆うトリム芯材11と、
該トリム芯材11を覆う場合又は覆わない場合のある化
粧部材4とより少なくとも構成されてなる。該ドアトリ
ム10には、インサイドハンドルやレギェレータハンド
ルなどの機構部品用開口5、6とが開設されてなる。ま
た、前記ドアトリム10のトリム芯材11の裏面11a
側で、前記インサイドハンドル用開口5、レギュレータ
ハンドル用開口6の周囲には、リブ12,13が立設さ
れている。
【0016】前記リブ12,13について、リブ13を
代表して説明すると、該リブ13の自由端部13aが、
図3に示すように、ドアインナパネル2の位置より室外
側に突出する位置まで延在形成されてなるので、図4に
示すように、ドアインナパネル2にドアトリム10を取
り付けると、前記リブ13は撓み、該リブ13の自由端
部13aは、前記ドアインナパネル2の室内側の面2a
に常に圧接させることになる。
【0017】また、該リブ12,13は、リブ12,1
3が閉ループ状に形成されてなると共に該閉ループ上
に、スリット14を複数形成してあるので、リブ12,
13自体は、開口5,6に対して断続的に形成されてな
る。
【0018】このような実施形態では、リブ12,13
の自由端部13a(リブ12の自由端部は図示を省略し
たので符号は省略する。以下同じ)が、前記ドアインナ
パネル2の室内側の面2aに常に圧接させるように形成
されてなるので、該リブ12,13の自由端部13aと
ドアインナパネル2の室内側の面2aとの間で浮くこと
が無くなり、トリム芯材11がべこつくことを防止でき
る。
【0019】また、リブ12,13の自由端部13a
が、ドアインナパネル2の室内側の面2aに強干渉する
ことによって、低級音が発生しないことになる。また、
従来のように、緩衝部材が不要な分原価が低減できる。
【0020】前記リブ12,13の自由端部13aが、
自由に撓むことが出来るので、リブ12,13の深さ方
向のばらつきを吸収できることになる。
【0021】図5及び図6は、本発明の第2実施形態を
示す。この実施形態では、リブにストッパ部材を形成し
ている点が、第1実施形態と異なる。第1実施形態と同
一部材は、同一符号を用いて説明する。
【0022】符号20、21,22は、前記リブ13の
外側、つまり、開口6と反対側の位置に形成したストッ
パ部材で、第1ストッパ部材20は、前記リブ13より
横断面T字になるように一体に突出形成されたもの、第
2ストッパ部材21は、前記リブ13に所定の幅を介し
て平行に形成されたもの、第3ストッパ部材22は、前
記リブ13に所定の幅を介した位置にボス状に形成され
たもので、何れも所定以上リブ13が撓むのを防止した
ストッパ機能を有するものである。前記ストッパ部材2
0,21,22は、全て同じもの、例えば第1ストッパ
部材20のみが複数形成されてなるものでも、逆に第1
ストッパ部材20のみが無いものでも良く、要は適宜の
ストッパ部材20,21,22を用いればよいものであ
る。また、前記説明は、リブ13のみについて説明した
が、前記リブ12に対しても同じである。しかし、リブ
13に対するストッパ部材もリブ12に対するストッパ
部材も考え方が同じであるので、図示及び説明を省略し
たものである。
【0023】かかる第2実施形態によれば、ストッパ部
材20,21,22がリブ12,13に近接して形成さ
れてなるので、図6に示すように、該ストッパ部材2
0,21,22によって前記リブ12,13が所定以上
撓まなくなり、リブ12,13の劣化が防止できる。
【0024】また、図7に示すように、前記リブ13、
(12)の自由端部13aを、鋭利な刃物状に形成され
ても良い。
【0025】かかる場合は、リブ13,(12)がより
簡易に撓むことになるので、ドアインナパネル2の室内
側の面2aに対する密着度が増すことになる。
【0026】なお、本発明は、自動車用を例にして説明
したが、自動車に限らず、航空機、船舶、列車などの乗
り物或いは劇場など一般家屋に装備される内装材であっ
ても良いことは勿論である。また、機構部品として、イ
ンサイドハンドルやレギェレータハンドルを例にして説
明したが、他の部品であっても良い。更に、ドアトリム
を例にして説明したが、同じ自動車であっても、バック
ドアトリム、サイドトリムなどであっても良いことは、
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のドアトリムの正面図。
【図2】図1の要部の拡大図。
【図3】図2のSA−SA線に沿った組立前のドアトリ
ムのリブとドアインナパネルの面との関係を示す断面
図。
【図4】図2のSA−SA線に沿った組立後のドアトリ
ムのリブとドアインナパネルの面との関係を示す断面
図。
【図5】本発明の第2実施形態の図2相当拡大図。
【図6】図5の矢視Bにかかる斜視図及び作用図。
【図7】図6のリブの自由端部を薄くした例の斜視図。
【図8】従来例のドアトリムの正面図。
【図9】図8の要部の拡大図。
【図10】図9のSC−SC線に沿った組立後のドアト
リムのリブとドアインナパネルの面との関係を示す断面
図。
【符号の説明】
1 「内装材」としてのドアトリム 2 「骨格部材」としてのドアインナパネル 2a ドアインナパネルの室内側の面 3、11 トリム芯材 11a トリム芯材の裏面 5、6 機構部品用開口 7,8、12,13 リブ 13a リブの自由端部 20,21,22 ストッパ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福元 聡 神奈川県平塚市天沼10番1号 日産車体株 式会社内 Fターム(参考) 3D023 BA01 BB08 BC01 BD03 BE35

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨格部材の室内側の面を覆うトリム芯材
    と、該トリム芯材に形成されてなる機構部品用開口とよ
    り少なくとも構成されてなると共に前記トリム芯材の裏
    面の前記開口の周囲に前記骨格部材に当接するリブが立
    設されてなる内装材において、 前記リブは、該リブの自由端部が前記骨格部材の面に常
    に圧接させるように形成されてなることを特徴とする内
    装材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内装材であって、 前記リブは、前記開口に対して断続的に形成されてなる
    ことを特徴とする内装材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の内装材で
    あって、 前記リブには、所定以上リブが撓むのを防止したストッ
    パ部材を近接して形成されてなることを特徴とする内装
    材。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3何れか1項に記載
    の内装材であって、 前記リブの自由端部は、鋭利な刃物状に形成されてなる
    ことを特徴とする内装材。
JP2000306340A 2000-10-05 2000-10-05 内装材 Pending JP2002114036A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137590A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Nissan Motor Co Ltd 内装構造および内装部材組付方法
JP2011051509A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Honda Motor Co Ltd 車両用ドア
JP2014205445A (ja) * 2013-04-15 2014-10-30 河西工業株式会社 車両用内装部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008137590A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Nissan Motor Co Ltd 内装構造および内装部材組付方法
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