JPH09104539A - 板紙類の連続給紙装置 - Google Patents

板紙類の連続給紙装置

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JPH09104539A
JPH09104539A JP28803095A JP28803095A JPH09104539A JP H09104539 A JPH09104539 A JP H09104539A JP 28803095 A JP28803095 A JP 28803095A JP 28803095 A JP28803095 A JP 28803095A JP H09104539 A JPH09104539 A JP H09104539A
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JP
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board
polymer
paperboard
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lift base
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JP28803095A
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Hisayasu Sugimoto
尚安 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷機,窓貼機等に設けられる板紙類の連続
給紙装置であって、板紙補給のために作業を中断させる
ような時間的ロスをなくし、作業性を向上させる。 【解決手段】 昇降台4に多数枚の板紙を重ねてなる板
紙重合体40が載置され、該板紙重合体の板紙を上端部
のものから順に給送するに従い該昇降台が上昇し上端部
の板紙の高さが略々一定に保持されるようにした板紙類
の連続給紙装置において、前記昇降台4とは独立して昇
降動し得る副昇降台20を設け、該副昇降台はアクチュ
エータ30により水平に進退動するように設けられた片
持基部32に複数本の支持棒33を水平片持状に設けて
なり、前記昇降台4の上面に前記アクチュエータ30の
作動により該支持棒33を側方より差し込み得る溝8が
形成され、該昇降台4上に載置された板紙重合体40を
該支持棒33に支持させることにより該板紙重合体を所
要高さに保持しつつ該昇降台4を下降させ新らたな板紙
重合体を該昇降台上に載置できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉印刷機,打抜
機,窓貼機等に一定の大きさに切断された板紙類を連続
的に給送する連続給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一定の大きさに切断された用紙を例えば
印刷機に次々と送給する装置は、周知のように、昇降台
上にその用紙等(以下、板紙という)を多数枚重ねて載
置し、その板紙を真空吸引パッドまたはゴムローラ等の
搬送手段によって上端部のものから順に送給するように
している。そして板紙が送給されるに従い昇降台が少し
宛上昇し上端部の板紙の高さが常に略々一定に保持され
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の板紙類の
連続給紙装置では、昇降台上の板紙がなくなると、板紙
の送給がいったん停止され、該昇降台を下降させ新らた
な板紙重合体を該昇降台上に載せてから該昇降台を再上
昇させねばならなかった。このためその間に印刷等の作
業が中断される状況であった。
【0004】そこで本発明は、このような板紙補給のた
めに作業を中断させるような時間的ロスをなくし、作業
性を向上させる板紙類の連続給紙装置を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明に係る
板紙類の連続給紙装置は、昇降台に多数枚の板紙を重ね
てなる板紙重合体が載置され、該板紙重合体の板紙を上
端部のものから順に給送するに従い該昇降台が上昇し上
端部の板紙の高さが略々一定に保持されるようにした板
紙類の連続給紙装置において、前記昇降台とは独立して
昇降動し得る副昇降台を設け、該副昇降台はアクチュエ
ータにより水平に進退動するように設けられた片持基部
に複数本の支持棒を水平片持状に設けてなり、前記昇降
台は上面に前記アクチュエータの作動により該支持棒を
側方より差し込み得る溝が形成され、該昇降台上に載置
された板紙重合体を該支持棒に支持させることにより該
板紙重合体を所要高さに保持しつつ該昇降台を下降させ
新らたな板紙重合体を該昇降台上に載置できるようにし
たことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の一例を
図面に従い説明する。図1にこの板紙類の連続給紙装置
の要部を斜視図にて示し、図2にその水平断面図、図3
以下にその作動状態を順に示した。図中、1,1は板紙
重合体を矢印の方向より搬送するためフロワに水平に設
けられた一対の平行なベルトコンベヤ、2,2は該ベル
トコンベヤの一側に垂直に樹立された一対のガイド柱、
3,3は該ガイド柱2,2のさらに外側に樹立されたガ
イド柱である。
【0007】4はガイド柱2,2に沿い垂直に昇降動可
能なるように設けられた昇降台である。該昇降台4は一
対の棚受片5,5の基部6,6がガイド柱2,2の外周
に摺動可能に貫挿されている。そして該棚受片5,5間
に幅板状の3本の支持部材7を前記ベルトコンベヤ1,
1がその間に介入できるだけの間隔を有するように固着
している。そして該支持部材7は後述する支持棒を遊挿
し得る溝8が上面に形成され横断面凹形をなしている。
9はスプロケット軸10とスプロケット11,11とス
プロケット12とチエン13,13とモータ14とチエ
ン15とからなる昇降台4の駆動装置で、チエン13,
13により昇降台4が吊下され、モータ14の駆動によ
りスプロケット軸10が回転するとチエン13,13に
吊下された昇降台4が昇降動し所望の高さで停止できる
ように構成されている。
【0008】20はガイド柱2,2に沿い前記昇降台4
とは独立して昇降動可能なるように設けられた副昇降
台、21はその駆動装置で、該駆動装置21は前記駆動
装置9と同様にスプロケット軸22とスプロケット2
3,23とスプロケット24とチエン25,25とモー
タ26とチエン27とからなり、モータ26によりスプ
ロケット軸22が回転するとチエン25,25に吊下さ
れた副昇降台20が昇降動し所望の高さで該副昇降台2
0を停止させることができる。
【0009】副昇降台20は一対の棚受片28,28の
基部29,29が夫々ガイド柱2,2の外周に摺動可能
に貫挿され、その一方の棚受片28の外側にアクチュエ
ータたるロッドレスシリンダ30が水平に固着され、該
ロッドレスシリンダ30の作動片31に幅板状の片持基
部32が固着され、該片持基部32に3本の角柱状の支
持棒33を水平片持状に設けている。なお36は支持棒
33の先端部を受支するため棚受片28の上縁に形成さ
れた切欠である。また他方の棚受片28は上縁に該支持
棒33が遊嵌し得る切欠34が形成され、該切欠34の
一側には支持棒33の動きを検出するセンサ35が設け
られている。なお該各支持棒33は前記各支持部材7の
溝8に差し込み得るように支持部材7と同じ所定の間隔
を有するように片持基部32に固着されている。
【0010】このため、いま図3に示したように、昇降
台4を下降させた状態にてベルトコンベヤ1,1上に板
紙重合体40を搬入した後、該昇降台4を上昇させ、該
板紙重合体40の上端部の板紙が印刷機等に送給される
に従い図4に示したように該昇降台4を副昇降台20の
高さまで上昇させ停止させる。そしてロッドレスシリン
ダ30を作動させ支持棒33を昇降台4の側方より溝8
中に差し込み、図5に示したように該支持棒33の先端
を棚受片28の切欠34中まで突き込む。そして該副昇
降台20を上昇させ、図6に示したように支持棒33上
に板紙重合体40を支持させると共に該板紙重合体40
の上端部のものが印刷機等に送給されるに従い該副昇降
台20をさらに上昇させる。こうして板紙重合体40を
副昇降台20に支持させている間に図7に示したように
昇降台4を下降させ、図8に示したようにベルトコンベ
ヤ1,1上に新らたな板紙重合体40を搬入した後、該
昇降台4を上昇させ図9に示したように該板紙重合体4
0の上端部のものを副昇降台20に支持されている板紙
重合体40の下端部のものに重合させ、ロッドレスシリ
ンダ30を反対向に作動させて図10に示したように支
持棒33を両板紙の間より引き抜く。なお上記板紙の重
合は支持棒33に加わっていた板紙重合体40の荷重が
軽くなることで該支持棒33が上方に少し動きそれがセ
ンサ35により検出されることにより検知できる。そし
て該副昇降台20を図11に示したように所定の待機位
置まで下降させる。そして上端部の板紙が送給されるに
従い昇降台4が副昇降台20の高さまで上昇して来るの
を待ってロッドレスシリンダ30を作動させ該副昇降台
20の支持棒33を再び図5に示したように該昇降台4
の溝8中に差し込み、該支持棒33上に新らたな板紙重
合体40が支持されるようにする。そして再び図6,図
7に示したように昇降台4を下降させ、以下図8〜図1
1に示したように同様にこの各過程を繰り返すことによ
り、板紙の送給を中断させることなく連続送給する。な
お、図10に示したように支持棒33を引き抜くに際し
て板紙重合体40が横移動しないようにするため棚受片
28の内面に該各支持棒33の間隔より上方に突出する
止め板(図示せず)を設けてもよい。
【0011】
【発明の効果】このように本発明に係る板紙類の連続給
紙装置によれば、板紙類の送給を中断させることなく完
全に連続的に行い得るようになるので、印刷や打抜,窓
貼等の後続する機械を中断させることなく連続的に作動
させることができ、作業性を向上させる有益な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板紙類の連続給紙装置の要部を示
した斜視図。
【図2】図1の水平断面図。
【図3】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図4】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図5】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図6】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図7】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図8】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図9】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図10】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【図11】本発明の作動状態の概略を示した正面図。
【符号の説明】
2 ガイド柱 3 ガイド柱 4 昇降台 5 棚受片 7 支持部材 8 溝 9 駆動装置 20 副昇降台 21 駆動装置 28 棚受片 30 ロッドレスシリンダ 32 片持基部 33 支持棒 34 切欠 40 板紙重合体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降台に多数枚の板紙を重ねてなる板紙
    重合体が載置され、該板紙重合体の板紙を上端部のもの
    から順に給送するに従い該昇降台が上昇し上端部の板紙
    の高さが略々一定に保持されるようにした板紙類の連続
    給紙装置において、前記昇降台とは独立して昇降動し得
    る副昇降台を設け、該副昇降台はアクチュエータにより
    水平に進退動するように設けられた片持基部に複数本の
    支持棒を水平片持状に設けてなり、前記昇降台は上面に
    前記アクチュエータの作動により該支持棒を側方より差
    し込み得る溝が形成され、該昇降台上に載置された板紙
    重合体を該支持棒に支持させることにより該板紙重合体
    を所要高さに保持しつつ該昇降台を下降させ新らたな板
    紙重合体を該昇降台上に載置できるようにしたことを特
    徴とする板紙類の連続給紙装置。
JP28803095A 1995-10-09 1995-10-09 板紙類の連続給紙装置 Pending JPH09104539A (ja)

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JP28803095A JPH09104539A (ja) 1995-10-09 1995-10-09 板紙類の連続給紙装置

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JPH09104539A true JPH09104539A (ja) 1997-04-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009513454A (ja) * 2003-07-03 2009-04-02 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 結束されていないシート材料の連続的枚葉装置および枚葉方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009513454A (ja) * 2003-07-03 2009-04-02 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 結束されていないシート材料の連続的枚葉装置および枚葉方法
US7874554B2 (en) 2003-07-03 2011-01-25 Giesecke & Devrient Gmbh Continuous separation of loose sheets
JP4718457B2 (ja) * 2003-07-03 2011-07-06 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 結束されていないシート材料の連続的枚葉装置および枚葉方法

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