JPH0910391A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH0910391A
JPH0910391A JP7108628A JP10862895A JPH0910391A JP H0910391 A JPH0910391 A JP H0910391A JP 7108628 A JP7108628 A JP 7108628A JP 10862895 A JP10862895 A JP 10862895A JP H0910391 A JPH0910391 A JP H0910391A
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Eriko Sato
英理子 佐藤
Shoji Sato
昭治 佐藤
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TAIYO ERETSUKU KK
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TAIYO ERETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 当たり確率が変動する遊技機において、連チ
ャン回数に応じて音声出力を変化させる。 【構成】 高確率状態では、比較的短い間隔で次々と当
たりが発生し特定遊技が実行される(連チャンする)可
能性が十分ある。音声決定サブルーチンでは、このよう
な場合に応じて、連チャン3回まで(ステップ501:
NO)、連チャン6回まで(ステップ503:NO)、
連チャン9回まで(ステップ505:NO)、連チャン
10回以上(ステップ505:YES)の4段階に合わ
せて、4種類の音声パターン1〜4が決定され、特別遊
技に際しては、その音声パターンに対応する音声出力が
なされる。連チャン回数に応じた音声が出力されるの
で、各回の特別遊技自体は同じであることにより、遊技
者が感じる不満は解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば遊技盤の中央に設けられた
図柄表示装置に予め設定された特別図柄が表示される
と、遊技者に有利な特別遊技(大当たり動作)を実行す
る遊技機がある。この特別遊技中には、例えば、特別図
柄が表示されるとアタッカーと呼ばれる大入賞口が開口
され、大入賞口に遊技球が約10個入賞すると開放動作
は終了させられる。このとき大入賞口内の特定領域と呼
ばれる領域に遊技球が1個でも入賞していれば、大入賞
口は再度開口される。そして、この動作は、通常、1回
の特別遊技中に最大16回繰り返される。尚、この特別
遊技中は、通常、図柄表示装置に表示される図柄は変動
されない。
【0003】この種の遊技機の中には、複数種類の特別
図柄中で特に定められた確率変動図が表示されたときに
は、1回の特別遊技が終了すると、次の特別遊技が開始
されるまでの間、図柄表示装置に特別図柄が表示される
確率、すなわち特別遊技が実行される確率を向上させる
ものがあり、比較的短い間隔で特定遊技を実行するよう
にして、遊技者の興趣を高めるものがある。この形態の
遊技機は確率変動機とも呼ばれ、通常、この確率変動は
所定回数(例えば、2回又は3回)繰り返される。
【0004】さらに、この確率変動機において、確率向
上期間中に確率変動図柄が表示されると、確率向上期間
を延長することにより、遊技者の興趣を高めようとする
遊技機(例えば特開平6−170045号公報)があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この特開平6−170
045号公報に開示される遊技機では、確率向上期間中
には特別図柄が表示されやすく、比較的短い間隔で特定
遊技が実行される(俗にいう連チャンする)のである
が、多回数の連チャンがあっても各回の特別遊技自体は
同じであり、遊技者にとってはややものたりない面があ
った。
【0006】本発明の目的は、このような遊技者の不満
を解消することが可能な遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の遊技機は、複数種類の図
柄を表示する図柄表示装置と、前記図柄表示装置に表示
される図柄を決定する図柄決定手段と、前記決定される
図柄が予め設定された特別図柄となった際に遊技者に有
利な特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、前記特別
図柄が予め設定された確率変動図柄であると、前記特別
遊技が所定回数開始されるか又は終了するまでは、前記
図柄決定手段により決定される図柄が前記特別図柄とな
る確率を、少なくとも前記特別遊技中以外の期間におい
て向上させる確率向上手段と、該確率向上手段により前
記確率が向上された高確率期間中に前記図柄決定手段に
より決定される図柄が前記確率変動図柄となったときに
前記所定回数の値を更新する回数更新手段とを備える遊
技機において、前記図柄決定手段によって前記高確率期
間中に決定される図柄が前記特別図柄であることに起因
して実行される前記特別遊技の回数に応じた識別信号を
出力する識別信号出力手段を設けたことを特徴とする。
【0008】ここで、高確率期間中とは、確率変動図柄
の表示により特別遊技が所定回数開始されるか又は終了
するまでの期間、及びこの期間中に再度確率変動図柄が
表示されて高確率状態が延長され継続される期間をい
い、この期間内での特別遊技中の確率状態は高確率、低
確率のどちらでもよく、確率状態は問わない。
【0009】また、識別信号としては、映像、光、音声
が例示され、識別信号出力手段としては液晶表示盤、ラ
ンプ、回転灯、スピーカ等が例示され、図柄表示装置を
識別信号出力手段として利用することもできる。請求項
2記載の遊技機は、請求項1記載の遊技機において、前
記識別信号出力手段は、前記識別信号として音声を出力
することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の遊技機におい
ては、識別信号出力手段は、図柄決定手段によって高確
率期間中に決定される図柄が特別図柄であることに起因
して実行される特別遊技の回数に応じた識別信号を出力
する。
【0011】識別信号は、前述の映像、光、音声が例示
されるが、具体的な出力形態としては、液晶表示盤に連
チャン回数そのものを表示することや連チャン回数に応
じて変化する映像を表示すること、連チャン回数に応じ
て特別なランプを点灯したり、回転灯を点灯すること、
各種の音声を出力すること等が例示される。
【0012】このように、連チャン回数に応じた識別信
号が出力されるので、各回の特別遊技自体が同じである
ことにより、遊技者が感じる不満は解消される。また、
ランプや音声を用いれば、その遊技機の周辺の遊技者も
他人の連チャンを知ることになる。したがって、周辺の
遊技者の対抗心や競争心を煽る等の波及効果もある。
【0013】請求項2記載の遊技機においては、識別信
号出力手段は、識別信号として音声を出力する。ここで
出力される音声としては、「連チャン3回目、おめでと
う」等と連チャン回数そのものを出力すること、連チャ
ン回数を重ねる毎に異なる音楽を出力すること、連チャ
ン回数が設定数(例えば5回)になると明らかにそれと
判る特別な音楽を出力することなどが例示され、これら
を組み合わせてもよい。
【0014】このように、連チャン回数に応じた音声が
出力されるので、各回の特別遊技自体が同じであること
により、遊技者が感じる不満は解消される。また、その
遊技機の周辺の遊技者も他人の連チャンを知ることにな
る。したがって、周辺の遊技者の対抗心や競争心を煽る
等の波及効果もある。
【0015】
【実施例】次に、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。本実施例のパチンコ機10の正面図である図
1に示すように、パチンコ機10には、前面をガラス板
12で覆われた遊技盤14が組み付けられており、ガラ
ス板12と遊技盤14との間に遊技領域16が形成され
ている。
【0016】遊技盤14の中央部には、図柄表示装置3
0の一部となる液晶表示盤32が装着されている。この
図柄表示装置30は、0〜9の10種類の数字および
A、C、E、F、Hのアルファベットから構成される3
桁の図柄配列を液晶表示盤32に表示可能であり、00
0〜HHHまでの3375種類の図柄配列を表示でき
る。また、本実施例では、000、111、222、3
33、444、555、666、777、888、99
9、AAA、CCC、EEE、FFF、HHHの15種
類の図柄配列が大当たり表示用の当たり配列(特別図
柄)として設定されている。したがって、残りは外れ図
柄となり、全図柄配列に対する当たり配列の割合は、1
5/3375=1/225である。
【0017】また、図柄表示装置30は、液晶表示盤3
2に、これら図柄配列の背景映像となる動画像や図柄配
列を含まない各種の画像を表示させることができる。液
晶表示盤32の下方には始動入賞口34が設けられてお
り、その下方にはアタッカーと称される大入賞口36が
配されている。また、遊技盤14には風車や周知の入賞
口等(図示略)が設置されている。なお、パチンコ機1
0の全体的な構成や本発明に関係のない各部は従来技術
に従っているので図示および説明は省略する。
【0018】次に、パチンコ機10の制御系について図
2を参照して説明する。図2に示すように、図柄表示装
置30の液晶表示盤32は、映像データプロセッサ(V
DP)38を介して制御部40に接続されている。映像
データプロセッサ38は、制御部40から提供されるデ
ータに従ってマトリクスデータを生成し、このマトリク
スデータに基づく映像を液晶表示盤32に表示させるた
めの機構である。
【0019】制御部40は、周知のCPU、ROM、R
AM等(いずれも図示略)を備えるマイクロコンピュー
タとして構成されており、予めROMに格納されている
各種のプログラムやデータを使用して、各種の演算処理
や制御処理を行うことができる。この制御部40は、本
発明の図柄決定手段、特別遊技実行手段、確率向上手段
および回数更新手段として機能する。
【0020】制御部40には、カウンタ42、44、4
6が接続されている。カウンタ42は、0〜(152
1)の225種類のカウント値C1を昇順に且つ繰り返
し算出する。カウンタ44は、0〜14の15種類のカ
ウント値C2を昇順に且つ繰り返し算出する。カウンタ
46は、0〜(153 −1)までの153 種類のカウン
ト値C3を昇順に且つ繰り返し算出する。また、これら
カウンタ42、44、46は、制御部40からの要求が
あると、その時のカウント値C1、C2、C3を制御部
40に出力することができる。
【0021】制御部40は、カウント値C1を当たり外
れの判定用に、カウント値C2を特別図柄の配列決定用
に、カウント値C3を外れ図柄の配列決定用に使用す
る。なお、本実施例では、当たり外れの判定における当
たりの確率は、当たり値が0〜(152 −1)の範囲で
設定される1種類の数値(本実施例では111)とされ
る低確率(1/225)と当たり値が0〜(152
1)の範囲で設定される10種類の数値(本実施例では
111〜120)とされる高確率(10/225)の2
段階に設定されており、どちらかの確率で当たりが判定
される。
【0022】また、制御部40には、音声合成回路48
が接続されており、この音声合成回路48にはスピーカ
50が接続されている。音声合成回路48は、制御部4
0から送られてくるディジタルデータに基づいてアナロ
グの音声信号を合成可能で、この音声信号をスピーカ5
0によって外部出力できる。つまり、制御部40、音声
合成回路48およびスピーカ50により、本発明の識別
信号出力手段が構成されている。
【0023】さらに、制御部40は、パチンコ機10の
各部の作動を制御する主制御装置を兼ねており、始動入
賞口34からの始動信号、大入賞口36からの入賞信号
を始めとして、パチンコ機10の各所に配されたセンサ
類からの信号が入力され、大入賞口36の開閉を始めと
してパチンコ機10の各部の稼動を制御する信号を出力
することができる。
【0024】次に、上述した構成になるパチンコ機10
の動作について、制御部40による制御処理に従って説
明する。まず、図3に従って制御部40で実行されるメ
インルーチンについて説明する。パチンコ機10の電源
が投入されると、制御部40は、図3に示されるメイン
ルーチンを開始し、確率変動フラグF1を0にセットす
る(ステップ301)。
【0025】続いて、制御部40は、当たり判定の確率
値を低確率(1/225)に設定し、連チャンフラグF
2を0にセットする(ステップ302)。次に、制御部
40は、始動入賞口34からの始動信号を待つ(ステッ
プ303)。なお、ここで始動信号がなければ他の処理
に回って、適宜の時間を経過した後にこのルーチンに戻
る構成とすることも可能である。
【0026】始動信号を受信したならば、制御部40
は、次のステップ304に進んで、図4に示される図柄
決定サブルーチンを実行する。図4に示すように、図柄
決定サブルーチンを開始すると、制御部40はカウンタ
42、44、46の各カウント値C1、C2、C3を読
み込む(ステップ401)。続いて、制御部40は、カ
ウント値C1に基づいて当たり外れを判定する。この判
定は、カウント値C1が当たり値と一致するか否かによ
り行われ、低確率では、カウント値C1=111であれ
ば当たりである。また、高確率では、カウント値C1=
111〜120であれば当たりである。
【0027】ここで当たりと判定した場合、制御部40
はステップ403に進んで、カウント値C2に基づいて
特別図柄の配列を決定する。この配列の決定は、カウン
ト値C2が0であれば、特別図柄の配列は000、カウ
ント値C2=1なら配列は111、カウント値C2=3
なら配列は222のように決定される。
【0028】なお、始動入賞口34への入賞のタイミン
グは予測できないので、制御部40は予測不可能なタイ
ミングでカウント値C1、C2を読込むことになる。つ
まり、制御部40において当たり判定に使用されるカウ
ント値C1および特別図柄の配列決定に使用されるカウ
ント値C2は、予測不可能なタイミングで選択され、実
態として乱数となっている。
【0029】一方、判定が外れの場合には、制御部40
は、カウンタ46のカウント値C3に対応する外れ図柄
の配列を、000〜HHHまでの3375種類の図柄配
列から選択する。ただし、この図柄配列中には、特別図
柄となる図柄配列が含まれているので、そのような図柄
配列が選択された場合には、カウント値C3に1を加算
した数値に対応する外れ図柄の配列を選択し直す。
【0030】制御部40は、ステップ403またはステ
ップ404の処理の後、メインルーチンに戻る。図3に
示すように、制御部40は、図柄決定サブルーチンで決
定した図柄配列を映像データプロセッサ38に送信し、
液晶表示盤32に表示させる。なお、この図柄配列の表
示は、従来技術と同様に、3桁の図柄を変動表示した
後、1桁ずつ静止表示し、最後に3桁とも静止表示させ
る構成である。
【0031】次に、制御部40は、図柄決定サブルーチ
ンで決定された図柄が特別図柄であれば(ステップ30
6:YES)、次のステップ307に移行し、外れ図柄
であれば(ステップ306:NO)、ステップ303に
回帰する。ステップ307に進むと、制御部40は、図
5に示される音声決定サブルーチンを実行する。
【0032】図5に示すように、音声決定サブルーチン
を開始すると、制御部40は、連チャンフラグF2>2
を判定する(ステップ501)。ここで、連チャンフラ
グF2が2以下であれば(ステップ501:NO)、制
御部40は、ステップ502に進んで音声パターン1を
選択する。
【0033】連チャンフラグF2が2を越えていれば
(ステップ501:YES)、制御部40は、ステップ
503に進んで、連チャンフラグF2>5を判定する。
ここで、連チャンフラグF2が5以下であれば(ステッ
プ503:NO)、制御部40は、ステップ504に進
んで音声パターン2を選択する。
【0034】連チャンフラグF2が5を越えていれば
(ステップ503:YES)、制御部40は、ステップ
505に進んで、連チャンフラグF2>8を判定する。
ここで、連チャンフラグF2が8以下であれば(ステッ
プ505:NO)、制御部40は、ステップ506に進
んで音声パターン3を選択する。また、連チャンフラグ
F2が8を越えていれば(ステップ505:YES)、
制御部40は、ステップ507に進んで、音声パターン
4を選択する。
【0035】制御部40は、ステップ502、504、
506または507の処理の後、メインルーチンに戻
る。図3に示すように、ステップ308では、制御部4
0は当たり配列が「111」、「333」、「55
5」、「777」、「999」のいずれかの特定図柄で
あるかを判定する。ここで当たり配列が特定図柄であれ
ば(ステップ308:YES)、制御部40は、確率変
動フラグF1を2にセットして(ステップ309)、ス
テップ310に進む。また、当たり配列が特定図柄でな
ければ(ステップ308:NO)、制御部40は、ステ
ップ310に進む。すなわち、15種類の特別図柄の内
「111」、「333」、「555」、「777」、
「999」の5種類の特定図柄が、本発明の確率変動図
柄となっている。
【0036】ステップ310においては、制御部40
は、大入賞口36を開放させるなど、周知の特別遊技の
ための処理を実行する。この際、制御部40は、上述の
音声決定サブルーチンで選択された音声パターン1〜4
の音声データを音声合成回路48に送出する。音声合成
回路48は、この音声データに基づいて音声信号を合成
し、スピーカ50に送出し、外部出力させる。
【0037】この特別遊技のための処理を終えると、制
御部40は、確率変動フラグF1=0かを判定する(ス
テップ311)。ここで、確率変動フラグF1=0であ
れば(ステップ311:YES)、制御部40はステッ
プ302に回帰する。一方、確率変動フラグF1≠0で
あれば(ステップ311:NO)、制御部40は、ステ
ップ312に進んで、確率変動フラグF1を1だけデク
リメントし、連チャンフラグF2を1だけインクリメン
トする。さらに、制御部40は、当たり確率を高確率
(10/225)にセットして(ステップ313)、ス
テップ303に回帰する。
【0038】以上のように、特別図柄の配列が特定図柄
であると(ステップ308:YES)、連チャンフラグ
F2が2にセットされる(ステップ309)。このため
ステップ311では、確率変動フラグF1≠0と判定さ
れるので、当たり確率が高確率とされる(ステップ31
3)。この高確率状態で始動信号が入力されると、図柄
決定サブルーチン(図4、ステップ402)で当たりと
なる確率が高くなる。したがって、比較的短い間隔で当
たりが発生し特定遊技が実行されることになる。
【0039】この実施例では、一旦セットされた確率変
動フラグF1が0にされるには、特定図柄以外の特別図
柄による当たりが2回続くことが必要である。つまり、
この2回の当たりのうち少なくとも1回が特定図柄(確
率変動図柄)であれば、高確率状態は途切れないことに
なる。このため、比較的短い間隔で次々と当たりが発生
し特定遊技が実行される(連チャンする)可能性が十分
ある。音声決定サブルーチンでは、このような場合に応
じて、連チャン3回まで(連チャンフラグF2=0〜
2)、連チャン6回まで(連チャンフラグF2=3〜
5)、連チャン9回まで(連チャンフラグF2=6〜
8)、連チャン10回以上(連チャンフラグF2>8)
の4段階に合わせて、4種類の音声パターン1〜4が決
定され、特別遊技に際しては、その音声パターンに対応
する音声出力がなされる。
【0040】このように、連チャン回数に応じた音声が
出力されるので、各回の特別遊技自体は同じであること
により、遊技者が感じる不満は解消される。また、その
連チャンしているパチンコ機10の周辺の遊技者が、他
人の連チャンを知ることになる。したがって、周辺の遊
技者の対抗心や競争心を煽る等の波及効果もある。
【0041】以上、実施例に従って、本発明について説
明したが、本発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに
実施できることは言うまでもない。例えば、実施例では
遊技機としてパチンコ機を採用しているが、アレンジボ
ール式パチンコ機でも実施できる。
【0042】また、実施例では、音声パターンを4段
階、4種類に切り換えているが、5段階以上とすること
や、2または3段階とすることも可能である。この際、
液晶表示盤に各音声パターンに応じた映像を表示させて
もよい。音声パターンを変える手法としては、音楽自体
を変える、音楽の音量を変化させる、連チャン回数を音
声出力する等様々であるが、要は、連チャン回数が更新
されたことを遊技者や周囲に認識させることができれ
ば、音声出力の形態は何でもよい。
【0043】このような音声出力は、特別遊技中だけ出
力する方式、特別遊技と特別遊技の間の高確率中だけ出
力する方式、連チャン開始となる最初の特別遊技から高
確率期間が終了して低確率状態に戻るまでの間を通じて
出力を継続する(当然ながら出力内容は変化する)方式
等が考えられ、これらを組み合わせることも可能であ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の遊
技機は、連チャン回数に応じた識別信号が出力されるの
で、各回の特別遊技自体が同じであることにより、遊技
者が感じる不満は解消される。
【0045】また、ランプや音声を用いれば、その遊技
機の周辺の遊技者も他人の連チャンを知ることになる。
したがって、周辺の遊技者の対抗心や競争心を煽る等の
波及効果もある。請求項2記載の遊技機は、連チャン回
数に応じた音声が出力されるので、各回の特別遊技自体
が同じであることにより、遊技者が感じる不満は解消さ
れる。
【0046】また、その遊技機の周辺の遊技者も他人の
連チャンを知ることになる。したがって、周辺の遊技者
の対抗心や競争心を煽る等の波及効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図である。
【図2】 実施例のパチンコ機の制御系のブロック図で
ある。
【図3】 実施例のパチンコ機において制御部が実行す
るメインルーチンのフローチャートである。
【図4】 実施例のパチンコ機において制御部が実行す
る図柄決定サブルーチンのフローチャートである。
【図5】 実施例のパチンコ機において制御部が実行す
る音声決定サブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・パチンコ機(遊技機)、 14・・・遊技盤、 16・・・遊技領域、 32・・・液晶表示盤(図柄表示装置)、 34・・・始動入賞口、 36・・・大入賞口、 38・・・映像データプロセッサ(図柄表示装置)、 40・・・制御部(図柄決定手段、特別遊技実行手段、
確率向上手段、回数更新手段、識別信号出力手段)、 42・・・カウンタ、 44・・・カウンタ、 46・・・カウンタ、 48・・・音声合成回路(識別信号出力手段)、 50・・・スピーカ(識別信号出力手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を表示する図柄表示装置
    と、 前記図柄表示装置に表示される図柄を決定する図柄決定
    手段と、 前記決定される図柄が予め設定された特別図柄となった
    際に遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技実行手
    段と、 前記特別図柄が予め設定された確率変動図柄であると、
    前記特別遊技が所定回数開始されるか又は終了するまで
    は、前記図柄決定手段により決定される図柄が前記特別
    図柄となる確率を、少なくとも前記特別遊技中以外の期
    間において向上させる確率向上手段と、 該確率向上手段により前記確率が向上された高確率期間
    中に前記図柄決定手段により決定される図柄が前記確率
    変動図柄となったときに前記所定回数の値を更新する回
    数更新手段とを備える遊技機において、 前記図柄決定手段によって前記高確率期間中に決定され
    る図柄が前記特別図柄であることに起因して実行される
    前記特別遊技の回数に応じた識別信号を出力する識別信
    号出力手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記識別信号出力手段は、前記識別信号
    として音声を出力することを特徴とする請求項1記載の
    遊技機。
JP7108628A 1995-04-28 1995-05-02 遊技機 Expired - Lifetime JP2736029B2 (ja)

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JP7108628A JP2736029B2 (ja) 1995-04-28 1995-05-02 遊技機

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