JP4450411B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4450411B2
JP4450411B2 JP2003382085A JP2003382085A JP4450411B2 JP 4450411 B2 JP4450411 B2 JP 4450411B2 JP 2003382085 A JP2003382085 A JP 2003382085A JP 2003382085 A JP2003382085 A JP 2003382085A JP 4450411 B2 JP4450411 B2 JP 4450411B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lottery
winning
symbol
stop
symbol display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003382085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005143624A (ja
Inventor
元嗣 大崎
学 岩見
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2003382085A priority Critical patent/JP4450411B2/ja
Publication of JP2005143624A publication Critical patent/JP2005143624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4450411B2 publication Critical patent/JP4450411B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
一般によく知られた「セブン機」と称されるパチンコ遊技機として、スタート入賞口(始動入賞口ともいう)に入賞すると、乱数抽選によって大当たり判定が行われ、この判定結果に基づき、可変表示装置に当たり図柄が表示される。大当たり入賞となると、機種毎に定められた大当たり遊技が実行される。大当たりの遊技として、所定のラウンド数だけ大入賞口(アタッカーともいう)の開放動作の継続が約束され、遊技者が大量出玉を獲得する種類の遊技機がある。そして、例えば特許文献1に示すように確率変動機能を搭載したパチンコ遊技機がある。この種のパチンコ遊技機では、特定図柄で大当たりしたとき、その大当たり終了後、確率変動モードを発動するようにしている。特定図柄での大当たりが連続すれば、俗にいう連チャンとなって遊技者は大量の出玉を獲得できる。
特開平8−318030号公報
しかしながら、このようなパチンコ遊技機では、大当たりの抽選処理は、乱数抽選(完全確率方式の抽選)によって行われるため、意図的に大当たりの出現を偏らせることはできなかった。また、確率変動機能を搭載したパチンコ遊技機においても、確率変動期間中の抽選確率は常に一定であり、完全確率方式であることには変わりない。確率変動期間中の遊技も一定レベルの大当たりが発生するのみで遊技者にとってはいまひとつ面白味に欠ける面があった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、大当たりの出現に偏りをもたせて、遊技にメリハリを生じ、遊技の興趣を高めたパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明パチンコ遊技機は、
スタート入賞口への入賞に応じて当たりか否かの当否抽選を実行する当否抽選手段と、
スタート入賞口への入賞に応じて図柄変動を開始し、所定の停止条件の成立に応じて図柄変動を停止して前記当否抽選の結果を示す図柄を表示する当たり図柄表示手段と、
スタート入賞口への入賞に応じて当たり図柄表示手段の図柄変動を停止するか否かの抽選を実行する停止抽選手段と、
当たり図柄表示手段が、当否抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり図柄を表示したときに当たりを発生させる当たり発生手段と、
スタート入賞口への入賞に応じて図柄変動を開始した後、前記停止条件が未成立の状態では所定時間が経過したときに図柄変動を停止してハズレ図柄を表示し、前記停止条件が成立している状態では当否抽選の結果が大当たりか否かを判定し、大当たりでない場合には所定時間が経過したときに図柄変動を停止してハズレ図柄を表示する一方、大当たりの場合には当たり図柄表示手段による図柄変動の停止と同期して図柄変動を停止して大当たり図柄を表示するダミー図柄表示手段と、
停止抽選手段による抽選の結果が当選となる確率が高い第1確率モードと、この第1確率モードよりも当該確率が低い第2確率モードとの何れか1つのモードを抽選で設定することにより、停止抽選手段による抽選で当選する確率を変動させる停止確率変動手段と、を備え
当たり図柄表示手段は、停止抽選手段による抽選の結果が当選の場合に前記停止条件が成立したと判定して図柄変動を停止することを特徴とする。
上記本発明のパチンコ遊技機は、所定の停止条件の成立に応じて図柄変動を停止して当否抽選の結果を示す図柄を表示する当たり図柄表示手段を備えている。そして、停止条件の成立する確率を変動させるようにしている。これにより、例えば停止する確率が高い場合には当たりの出現頻度も高くなり、一方停止する確率が低い場合には当たりの出現頻度も低くなる。結果的に当たりの出現頻度が偏ることになり遊技にメリハリが生まれ、遊技の興趣も向上する。また、当たり図柄表示手段とは別にダミー図柄表示手段を設けて、前記停止条件が未成立の状態では所定時間が経過したときに図柄変動を停止してハズレ図柄を表示し、前記停止条件が成立している状態では当否抽選の結果が大当たりか否かを判定し、大当たりでない場合には所定時間が経過したときに図柄変動を停止してハズレ図柄を表示するようにしている。一般のこの種パチンコ遊技機と同様に図柄の変動、停止表示を行うようにしている。従って、当たり図柄表示手段がなかなか停止しない場合であっても、遊技者を飽きさせることはない。
また、停止確率変動手段により、停止抽選手段による抽選の結果が当選となる確率が高い第1確率モードと、この第1確率モードよりも当該確率が低い第2確率モードとの何れか1つのモードが抽選で設定される。第1確率モードに設定されれば当たりの出現頻度が高くなり、第2確率モードに設定されれば当たりの出現頻度が低くなり、遊技にメリハリをつけて遊技性を向上できる。また、第1確率モードと第2確率モードとの間でモード移行をするか否かの抽選を行うようにしており、当たりの出現し易い状況も変化し、さらに遊技性を高めることができる。
またダミー図柄表示手段は、前記停止条件が成立している状態において当否抽選の結果が大当たりと判定した場合には当たり図柄表示手段による図柄変動の停止と同期して図柄変動を停止して大当たり図柄を表示する。このように、当たり図柄表示手段が停止して当否抽選結果を示すとき、例えば当たりを示すときにはダミー図柄表示手段においても同期して当たり図柄を表示することができる。遊技者はダミー図柄表示手段を見ることにより、当たりを認識することができる。ダミー図柄表示手段を遊技者に目立つ箇所に配置すれば、当たり図柄表示手段は遊技盤の面上の遊技者に目立たない箇所に配置してもよい。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示すパチンコ遊技機の実施例を参照して説明する。図1は、本発明のパチンコ遊技機1の正面模式図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状の遊技領域を形成している。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央付近に液晶表示部6が配設されている。液晶表示部6には、3つのキャラクタ(数字)で構成された図柄が変動表示されるダミー図柄表示部10及び2つの記号で構成された図柄が変動表示される当たり図柄表示部12が設けられている。液晶表示部6の下方には、スタート入賞口7が配置されている。そのスタート入賞口7の下方には、当該パチンコ遊技機1が大当たりしたときに開放するアタッカー(大入賞口)8と、玉を回収するためのアウト口9が設けられている。
次に、図2に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、遊技プログラムを格納したROM23、RAM24、入出力回路(I/O)25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30、この遊技制御装置20に電源を供給する電源回路31を含み構成される。
玉の通過を検知したとき検知信号を出力する検知スイッチとして、スタート入賞検出器32、アタッカー入賞検出器33が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。アタッカー開放用ソレノイド34が入出力回路25を介してCPU22に接続されており、アタッカー8を開閉するときに制御される。表示制御基板26ではCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて液晶表示部6のダミー図柄表示部10、当たり図柄表示部12の表示を制御する。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ40から音声が出力される。ランプ制御基板28ではCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じてランプ41を制御する。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球の払出装置42を制御する。発射制御基板30では同様に玉の発射装置43を制御する。
CPU22(当否抽選手段)は、所定のスタート条件の成立に応じて当たりか否かの抽選を実行する機能を有している。当たり図柄表示部12(当たり図柄表示手段)は、スタート条件の成立に応じて図柄変動を開始し、所定の停止条件の成立に応じて図柄変動を停止して当否抽選の結果を示す図柄を表示する機能を有している。CPU22(当たり発生手段)は、当たり図柄表示部12が当たり図柄を表示したときに当たりを発生させる機能を有している。ダミー図柄表示部10(ダミー図柄表示手段)は、スタート条件の成立に応じて図柄変動を開始した後、停止条件の成否とは無関係に図柄変動を停止し、停止条件が未成立の状態では当否抽選結果と無関係な図柄を表示する機能を有している。CPU22(停止確率変動手段)は、停止条件の成立する確率を変動させる機能を有している。
CPU22(停止抽選手段)は、スタート条件の成立に応じて当たり図柄表示部12の図柄変動を停止するか否かの抽選を実行する機能を有している。CPU22(停止確率変動手段)は、停止する確率が高い第1確率モードと、第1確率モードよりも停止する確率が低い第2確率モードとのいずれかに設定する機能を有している。CPU22(停止確率変動手段が含むモード移行抽選手段)は、第1確率モードと第2確率モードとの間でモードを移行するか否かの抽選を実行する機能を有している。ダミー図柄表示部10(ダミー図柄表示手段)は、当たり図柄表示部12が停止して当否抽選結果を示すときには、同期して当否抽選結果に関係した図柄を表示する機能を有している。
図3は液晶表示部6の表示例を示す。中央にダミー図柄表示部10、下方にダミー保留玉表示部11を設けている。このダミー保留玉表示部11では、ダミー図柄表示部10が図柄変動中にスタート入賞口7に玉が入賞したときに得られるダミー図柄抽選結果を保留情報としてRAM24に記憶し、記憶された保留数を表示するものである。図3(a)において4個を表している。本実施例では保留数の上限は4個に設定されている。
ダミー保留玉表示部11の右側には当たり図柄表示部12を設けている。当たり図柄表示部12では、10種類の記号が2列それぞれ変動表示するようにしている。記号は、本実施例では「○、●、□、■、◇、◆、△、▲、☆、★」の10種類としている。2列とも同じ記号が揃った場合(例えば「○○」、「◇◇」等いわゆるぞろ目の場合)、当たりとしている。当たり確率は、1/10(100通りのうち10通りが当たり)に設定されている。
なお、ダミー図柄表示部10では、「0〜999」まで1000通りの数字が表示される。本実施例では例えば「777」、「333」等のぞろ目が当たりに設定されている。
次に、図5〜図7に示すフローチャートに従って制御フローについて説明する。図5は抽選処理のフローを示す。ステップS1において、スタート入賞口7に入賞があったか否かを判定する。YESの場合(入賞あり)、ステップS2において、当たり図柄表示部12が図柄変動中か否かを判定する。NOの場合(図柄停止中の場合)、大当たり抽選を実行する(ステップS3)。
大当たり抽選について説明する。スタート入賞口7に付設されたスタート入賞検出器32により玉を検出すると、入賞検知信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検知信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が大当たり判定用カウンタから乱数値を取得し、その乱数値が大当たり乱数に一致するか否かを判定することにより大当たり抽選を行っている。大当たり抽選処理で乱数値が大当たり乱数である場合、大当たり条件成立とする。大当たり抽選結果はRAM24に記憶される(ステップS4)。
ステップS2においてNOの場合(図柄変動中の場合)、大当たり抽選は行われない。ステップS5において、モードに応じて確率で停止抽選を実行する。本実施例では、当たり図柄表示部12の図柄変動を停止するか否を抽選で決定している。停止抽選に当選しない限り当たり図柄表示部12の図柄変動は停止しない設定となっている。停止抽選は専用カウンタを用いて行っている。
本実施例では、停止抽選のモードが複数設定されている。停止する確率が高い高確率モード(第1確率モード)と、この高確率モードよりも停止する確率が低い低確率モード(第2確率モード)とのいずれか1つが設定される。本実施例では、高確率モードは1/10で当選する設定とし、低確率モードは1/100で当選する設定としている。続いて、ステップS6において、停止抽選が当選か否かを判定する。YESの場合(当選の場合)、図柄停止フラグを「ON」にする(ステップS7)。なお、ステップS6においてNOの場合(当選でない場合)、ステップS8に移行する。
次に、ステップS8において、ダミー図柄保留数が「4」に達しているか否かを判定する。NOの場合、抽選処理は終了し、YESの場合、ダミー図柄抽選を実行する(ステップS9)。ダミー図柄抽選は専用のカウンタを用いて行う。ダミー図柄抽選結果はRAM24に記憶される(ステップS10)。
あわせてステップS11において、停止抽選モード移行抽選を実行する。本実施例では、高確率モードと低確率モードとの間でモードの移行をするか否かの抽選を行っている。本実施例では、モード移行抽選確率は、高確率モードから低確率モードへの移行が1/30の当選確率とし、低確率モードから高確率モードへの移行が1/100の当選確率としている。モード移行抽選は専用のカウンタを用いて行う。続いて、ステップS12において、モード移行抽選が当選か否かを判定する。NOの場合、抽選処理を終了する。YESの場合(当選の場合)、モード移行処理を実行する。
次に、図6は当たり図柄変動処理のフローを示している。ステップS21において、大当たりフラグが「ON」か否かを判定する。YESの場合(「ON」の場合)、当たり図柄変動処理を終了する。NOの場合(「ON」でない場合)、当たり図柄表示部12が図柄変動中か否かを判定する。NOの場合(図柄停止中の場合)、大当たり抽選結果の記憶があるか否かを判定する(ステップS23)。NOの場合(記憶がない場合)、当たり図柄変動処理を終了する。YESの場合(記憶がある場合)、大当たり抽選結果を読み込む(ステップS24)。当たり図柄表示部12の図柄変動を開始する(ステップS25)。
次に、ステップS26において、図柄停止フラグが「ON」か否かを判定する。停止抽選に当選すると、図柄停止フラグが「ON」になるようにしている。NOの場合(「ON」でない場合)、当たり図柄変動処理を終了する。YESの場合(「ON」の場合)、所定時間経過後に当たり図柄表示部12の図柄変動を停止する(ステップS27)。次に、ステップS28において、当たり図柄表示部12の停止図柄が大当たりか否かを判定する。NOの場合(ハズレの場合)、当たり図柄変動処理を終了する。YESの場合(大当たりの場合)、大当たりフラグを「ON」にする。大当たりが成立すると公知の大当たり処理が実行される。
なお、ステップS22においてYESの場合(図柄変動中の場合)、ステップS26に移行し、図柄停止フラグが「ON」か否かを判定する。以降は前述のステップが実行される。
次に、図7はダミー図柄変動処理のフローを示している。ステップS31において、大当たりフラグが「ON」か否かを判定する。YESの場合(「ON」場合)、ダミー図柄変動処理を終了する。NOの場合(「ON」でない場合)、ステップS32において、ダミー抽選結果の記憶があるか否かを判定する。NOの場合(記憶がない場合)、ダミー図柄変動処理を終了する。YESの場合(記憶がある場合)、ダミー抽選結果の記憶を読み込む。続いてダミー図柄表示部10の図柄変動を開始する。あわせて保留玉を「1」デクリメントする。ダミー保留玉表示部11の保留数が「1」減少して表示される。
次に、ステップS36において、図柄停止フラグが「ON」か否かを判定する。NOの場合(「ON」でない場合)、所定時間経過後にダミー図柄表示部10の図柄変動を停止する(ステップS40)。YESの場合(「ON」の場合)、ステップS37において、大当たり抽選結果が大当たりか否かを判定する。NOの場合(大当たりでない場合)、所定時間経過後にダミー図柄表示部10の図柄変動を停止する(ステップS40)。YESの場合(大当たりの場合)、ダミー抽選結果を大当たりに変更する。本実施例では、大当たり抽選結果が大当たりの場合、ダミー抽選結果の記憶を書き換える処理を行っている。そして、当たり図柄表示部12の変動停止と同期してダミー図柄表示部10の変動を停止する(ステップS39)。当たり図柄表示部12が大当たり図柄(例えば「◇◇」)を停止表示するのとあわせてダミー図柄表示部10においても大当たり図柄(「777」を停止表示する(図3(b)参照)。
図4はダミー図柄表示部10及び当たり図柄表示部12のスタート入賞と変動・停止の関係を示すタイミングチャートである。スタート入賞(1)があって停止抽選が実行され、停止抽選結果がハズレの場合、当たり図柄表示部12の変動は継続される(停止しない)。ダミー図柄表示部10では所定時間経過後変動を停止する。ダミー図柄表示部12では大当たり抽選結果に無関係な図柄、例えばハズレ図柄を表示する。スタート入賞(2)〜(4)は、停止抽選結果がハズレの場合を示し、上記と同様の変動・停止が行われる。
そして、スタート入賞(5)において、停止抽選結果が当選の場合、当たり図柄表示部12が変動を停止する。本実施例では、停止抽選に当選すると大当たり抽選結果が示される。従って、停止抽選に当選しない限り大当たり抽選結果は示されない。大当たり抽選結果が大当たりの場合、当たり図柄表示部12では大当たり図柄を停止表示する。これと同期して、ダミー図柄表示部10においても大当たり図柄を停止表示する。ダミー図柄表示部10では、当たり図柄表示部12が大当たり抽選結果を示すときには同期して大当たり抽選結果に関係した図柄を表示する。従って、停止抽選結果が当選で、大当たり抽選結果がハズレの場合には、ダミー図柄表示部10ではハズレ図柄の表示をする。
停止抽選に当選しない限り大当たり抽選結果が示されないが、ダミー図柄表示部10においては、変動・停止が行われ、遊技者が遊技に飽きたりすることもない。また、ダミー図柄表示部10ではリーチ演出を行うこともできる。
本実施例では、大当たりの当選確率は1/10と高く設定されており、停止抽選に当選した場合、大当たりに当選する確率は高い。そして、停止抽選モードが高確率モードの場合には、停止確率が1/10と高い。モード移行抽選はスタート入賞毎に実行され、モード移行抽選に当選して高確率モードの状態となれば、大当たりの出現頻度が高い状態となる。一方、低確率モードの状態となれば、大当たりの出現頻度が低下し、大当たりの出現が偏ることになる。
なお、当たり図柄表示部12が図柄変動中にスタート入賞口7に入賞があっても保留をしない設定としている。当たり図柄表示部12が停止中にスタート入賞口7に入賞があったときに有効となるようにしている。
このように、当たり図柄表示部12の図柄変動を停止するか否かを決定する停止抽選を行うようにしている。そして、停止する確率が高い高確率モードと、この高確率モードよりも停止する確率が低い低確率モードとのいずれかに設定される。高確率モードに設定されれば大当たりの出現頻度が高くなり、低確率モードに設定されれば大当たりの出現頻度が低くなる。結果的に大当たりの出現頻度が偏ることになり遊技にメリハリが生まれ、遊技の興趣も向上する。また、当たり図柄表示部12とは別にダミー図柄表示部10を設けて、停止抽選の結果とは無関係に図柄変動を停止し、停止抽選に当選しない状態では大当たり抽選結果に無関係な図柄を表示するようにしている。一般のこの種パチンコ遊技機と同様に図柄の変動、停止表示を行うようにしている。従って、当たり図柄表示部12がなかなか停止しない場合であっても、遊技者を飽きさせることはない。また、高確率モードと低確率モードとの間でモード移行をするか否かの抽選を行うようにしており、大当たりの出現し易い状況も変化し、さらに遊技性を高めることができる。
また、当たり図柄表示部12が停止して大当たり抽選結果を示すとき、例えば大当たりを示すときにはダミー図柄表示部10においても同期して大当たり図柄を表示することができる。遊技者はダミー図柄表示部10を見ることにより、大当たりを認識することができる。
なお、当たり図柄表示部12は、本実施例では液晶表示部6に設けているが、これに限定されるものではない。ダミー図柄表示部10を遊技者に目立つ箇所に配置すれば、当たり図柄表示部12は遊技盤の面上の遊技者に目立たない箇所に配置してもよい。
また、停止抽選モード移行抽選の結果を遊技者に報知する報知手段を設けてもよい。例えばダミー図柄表示部10を報知手段として兼用し、モード移行抽選に当選したときは、特定のモード移行図柄を表示すればよい。
なお、当たり図柄表示部12が図柄変動中にスタート入賞した場合は大当たり抽選を実行しないようにしたが、大当たり抽選を実行し、その抽選結果を保留情報として記憶するようにしてもよい。この場合は、当たり図柄表示部12の図柄変動が停止する毎に、記憶した保留情報に基づいて次の図柄変動を開始することになる。
本発明のパチンコ遊技機の正面模式図。 パチンコ遊技機の電気的構成の一例を示すブロック図。 液晶表示部の表示例を示す説明図。 ダミー図柄及び当たり図柄のスタート入賞と変動・停止の関係を示すタイミングチャート。 抽選処理を示すフローチャート。 当たり図柄変動処理を示すフローチャート。 ダミー図柄変動処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 液晶表示部
7 スタート入賞口
10 ダミー図柄表示部(ダミー図柄表示手段)
12 当たり図柄表示部(当たり図柄表示手段)
22 CPU(当否抽選手段、当たり発生手段、停止確率変動手段、停止抽選手段、モード移行抽選手段)

Claims (1)

  1. スタート入賞口への入賞に応じて当たりか否かの当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記スタート入賞口への入賞に応じて図柄変動を開始し、所定の停止条件の成立に応じて図柄変動を停止して前記当否抽選の結果を示す図柄を表示する当たり図柄表示手段と、
    前記スタート入賞口への入賞に応じて前記当たり図柄表示手段の図柄変動を停止するか否かの抽選を実行する停止抽選手段と、
    前記当たり図柄表示手段が、前記当否抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり図柄を表示したときに当たりを発生させる当たり発生手段と、
    前記スタート入賞口への入賞に応じて図柄変動を開始した後、前記停止条件が未成立の状態では所定時間が経過したときに図柄変動を停止してハズレ図柄を表示し、前記停止条件が成立している状態では前記当否抽選の結果が大当たりか否かを判定し、大当たりでない場合には所定時間が経過したときに図柄変動を停止してハズレ図柄を表示する一方、大当たりの場合には前記当たり図柄表示手段による図柄変動の停止と同期して図柄変動を停止して大当たり図柄を表示するダミー図柄表示手段と、
    前記停止抽選手段による抽選の結果が当選となる確率が高い第1確率モードと、この第1確率モードよりも当該確率が低い第2確率モードとの何れか1つのモードを抽選で設定することにより、前記停止抽選手段による抽選で当選する確率を変動させる停止確率変動手段と、を備え
    前記当たり図柄表示手段は、前記停止抽選手段による抽選の結果が当選の場合に前記停止条件が成立したと判定して図柄変動を停止することを特徴とするパチンコ遊技機。
JP2003382085A 2003-11-12 2003-11-12 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP4450411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003382085A JP4450411B2 (ja) 2003-11-12 2003-11-12 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003382085A JP4450411B2 (ja) 2003-11-12 2003-11-12 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005143624A JP2005143624A (ja) 2005-06-09
JP4450411B2 true JP4450411B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=34691251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003382085A Expired - Fee Related JP4450411B2 (ja) 2003-11-12 2003-11-12 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4450411B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4945933B2 (ja) * 2005-06-21 2012-06-06 株式会社竹屋 遊技機
JP5637793B2 (ja) * 2010-09-30 2014-12-10 株式会社藤商事 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005143624A (ja) 2005-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006304922A (ja) パチンコ遊技機
JP2007111278A (ja) パチンコ遊技機
JP4834325B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4349566B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2007117660A (ja) パチンコ遊技機
JP3278474B2 (ja) 遊技機
JP2006296572A (ja) パチンコ遊技機
JPH06170049A (ja) 遊技機
JP4450411B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4445462B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4545781B2 (ja) 遊技機
JP4538265B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2002165969A (ja) パチンコ機
JP2007159697A (ja) パチンコ遊技機
JP2005095515A (ja) パチンコ遊技機
JP2005192851A (ja) パチンコ遊技機
JP2007190421A (ja) 遊技機
JP2000350818A (ja) 遊技機
JP2006181069A (ja) パチンコ遊技機
JP4607238B2 (ja) 遊技機
JP4607241B2 (ja) 遊技機
JP4607249B2 (ja) 遊技機
JP4157498B2 (ja) 遊技機
JP4607240B2 (ja) 遊技機
JPH06170048A (ja) 遊技機の表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4450411

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160205

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees