JP2008253571A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の技術介入により音発生部から出力される楽音の音源数を変化させることを可能にして、聴覚を通じての遊技演出を向上させる。
【解決手段】遊技球の特定入賞口18への入球を検出するV入賞検出センサ21と、特定遊技状態にあるとき、V入賞検出センサ21が遊技球の入球を検出する都度、特定遊技状態の継続数を増加させるとともに、楽音源情報を出力可能な演出制御部26と、演出制御部26から出力される楽音源情報に応じた音を出力可能なスピーカ10とを備える。演出制御部26は、複数種類の楽音源情報が記憶されたメモリ261bを含み、特定入賞口に遊技球が入球したことを契機に、メモリ161bから少なくとも1種類の楽音源情報を読み出して、特定遊技状態の継続数に応じた楽音源情報を重畳させて出力する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技球が打ち込まれる遊技領域に、遊技球が入球可能な特定入賞口と、遊技者にとって不利な第1状態から有利な第2状態またはその逆へ変化可能な入賞口とを設け、遊技球が特定入賞口に入球することによって、入賞口が第1状態から第2状態に変化する特定遊技状態が発生可能とした弾球遊技機に関する。
従来、弾球遊技機において、遊技領域に設けた入賞口に遊技球が入球したことを契機に、遊技状態に対応する楽音(BGM)をスピーカから出力するとともに、楽器等の音源を順次重畳していくことで、楽音の音の拡がり(音域や音量)を徐々に拡大させることによって、聴覚を通じた演出を向上させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−6737号公報
しかし、上述のような弾球遊技機においては、楽音の楽器等の楽音源数は遊技機に設けられた制御部の制御によって決定されるもので、遊技者の技術介入により楽音源数を変化させることは不可能であるため、聴覚を通じての演出が早期に飽きられてしまうおそれがある。
本発明は、上述の従来の問題に鑑みてなされたもので、遊技者の技術介入により楽音の音源数を変化させることを可能にして、聴覚を通じての遊技演出をより向上させることができるようにした弾球遊技機を提供することにある。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技球が打ち込まれる遊技領域に、遊技球が入球可能な特定入賞口と、遊技者にとって不利な第1状態から有利な第2状態またはその逆へ変化可能な開閉入賞口とを備え、遊技球の前記特定入賞口への入球を契機に、前記入賞口が前記第1状態から前記第2状態に変化する特定遊技状態が発生するようにした弾球遊技機において、遊技球の前記特定入賞口への入球を検出する検出手段と、前記特定遊技状態にあるとき、前記検出手段が遊技球の入球を検出する都度、前記特定遊技状態の継続数を増加させるとともに、楽音源情報を出力可能な制御部と、前記制御部から出力される前記楽音源情報に応じた音を出力可能な音発生部とを備え、前記制御部は、複数種類の前記楽音源情報が記憶されたメモリを含み、前記検出手段が遊技球の入球を検出したことを契機に、前記メモリから少なくとも1種類の前記楽音源情報を読み出して、前記特定遊技状態の継続数に応じた前記楽音源情報を重畳させて出力する。
(2)上記(1)項において、前記制御部は、前記検出手段が遊技球の入球を検出したことを契機に、前記楽音源情報を所定期間出力し、前記所定期間内に、前記検出手段が遊技球の入球を検出したときのみ前記特定遊技状態の継続数に応じた前記楽音源情報を重畳させて出力する。
(3)上記(1)または(2)項において、前記制御部は、前記特定遊技状態の継続数が増す毎に、異なる楽音源情報を重畳させて出力する。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、前記制御部は、前記特定遊技状態の継続数を記憶する継続数記憶手段を含み、前記所定期間内に前記検出手段が遊技球の入球を検出しないとき、前記所定期間経過後に前記継続数記憶手段に記憶された継続数をクリアする。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によると、特定遊技状態の継続数に応じた楽音源情報を重畳させて出力するものであるから、特定遊技状態のとき、特定入賞口に遊技球を入球させること、すなわち遊技者の技術介入により、音発生部から出力される楽音源情報数を増加させることができ、聴覚を通じての演出を向上させることができる。
また、特定遊技状態の継続数に応じて、楽音源数が順次重畳されるものであるから、特定遊技状態の継続数が増す都度、聴覚を通じての演出を盛り上げることができる。
請求項2記載の発明によると、楽音が出力される所定期間内に、遊技球を特定入賞口に入球させたときのみ楽音源を重畳させるものであるから、遊技者の技術介入度合いがより高くなり、聴覚を通じての演出をより向上させることができる。
請求項3記載の発明によると、特定遊技状態の継続数が増す毎に、異なる楽音源情報を重畳して出力するものであるから、特定遊技状態の継続数が増す毎に、音発生部から出力される楽音の迫力を増大させることができる。
請求項4記載の発明によると、所定期間内に検出手段が遊技球の入球を検出しないとき、所定期間経過後に継続数記憶手段に記憶された継続数をクリアするものであるから、遊技者は所定時間内に遊技球を特定入賞口に入球させることに心掛けることとなり、遊技の興趣がより向上する。
以下、本発明に係わる一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した弾球遊技機の正面図である。なお、以下の説明においては、図1において図面手前を「前方または表面」とし、図面奥を「後方または裏面」とし、左方を「左方」とし、右方を「右方」とする。
弾球遊技機をなすパチンコ機1は、遊技施設に据え付けられる外枠2と、外枠2内に固定され、表面に外側ガイドレール3と内側ガイドレール4とによって包囲された円形状の遊技領域5を形成した遊技盤6と、遊技盤6の表面を開閉し得るように外枠2に支持された枠状の前扉7とを備えている。
前扉7は、中央にガラス8が嵌め込まれた窓部となっており、その窓部の周囲には、複数のランプ9やスピーカ10が設けられている。
前扉7の下方には、遊技球を貯留可能な球貯留皿11と、球貯留皿11に貯留されている遊技球を遊技領域5に打ち込むときに操作する発射ハンドル12が設けられている。
遊技領域5には、多数の釘(図示略)と、風車(図示略)と、センター役物13と、上段4個の開閉入賞口14a〜14dと、中段5個の開閉入賞口15a〜15eと、下段3個の開閉入賞口16a〜16cとが配置されている。さらに遊技領域5の最下部には、遊技領域5に打ち込まれた遊技球を遊技機1の裏面側に排出するアウト口17が設けられている。
球貯留皿11に貯留されている遊技球は、発射ハンドル12を回動操作することによって前扉7の裏面側に設けられた発射装置29(図2参照)から発射されて、外側ガイドレール3及び内側ガイドレール4により誘導されて遊技領域5に打ち込まれ、遊技釘及び風車に当接しながら流下する。
各開閉入賞口14a〜14d、15a〜15e、16a〜16cは、遊技領域5に打ち込まれた遊技球が入球不能または入球し難い閉鎖状態、すなわち遊技者にとって不利な第1状態と、遊技球が入球し易い開放状態、すなわち遊技者にとって有利な第2状態に変化可能である。遊技球が各開閉入賞口14a〜14d、15a〜15e、16a〜16cに入球することによって、遊技機1の裏側に設けられた払出装置27(図2参照)から予め定めた数の遊技球が賞球として球貯留皿11に払い出される。
センター役物13の左右側部には、遊技領域5に打ち込まれた遊技球がセンター役物13内へ進入可能とする進入路13a、13aが設けられ、また、センター役物13内の下部中央部には、特定入賞口をなすV入賞口18が設けられ、V入賞口18の左右には、小当り入賞口19、19が設けられている。
遊技領域5に打ち込まれた遊技球が、進入路13aを通ってセンター役物13内に進入してV入賞口18に入球した場合には、特定の楽音を30秒間(この時間は、遊技機1の形態に応じて適宜変更可能である)、音発生部をなすスピーカ10から出力して特定遊技状態になったことを遊技者に報知するとともに、上段全ての開閉入賞口14a〜14dと、中段の3個の開閉入賞口15b、15c、15dと、下段の真ん中1個の開閉入賞口16bが開放して遊技者に有利な特定遊技状態が発生する。
特定遊技状態においては、遊技球が上段左側の開閉入賞口14aまたは14bに入球すると中段左側1個の開閉入賞口15aが開放し、上段右側の開閉入賞口14cまたは14dに入球すると中段右側1個の開閉入賞口15eが開放し、中段真ん中の開閉入賞口15cに入球すると下段真ん中の開閉入賞口16bが開放し、中段左から2番目の開閉入賞口15bに入球すると下段左側の開閉入賞口16aが開放し、また中段右から2番目の開閉入賞口15dに入球すると下段右側の開閉入賞口16cが開放する。これにより、特定遊技状態が発生した場合は、遊技者は短時間で大量の賞球を得ることができ、遊技者にとって有利な遊技状態となる。したがって、遊技者は、一般的に、特定遊技状態が発生するように、センター役物13の進入路13aを狙って遊技球を発射する。なお、開放状態の開閉入賞口に遊技球が入球すると、その開閉入賞口は閉鎖状態となる。
特定遊技状態が発生したときから30秒、すなわち特定の楽音がスピーカ10から出力されている期間内に、再びV入賞口18に遊技球が入球した場合には、特定遊技状態が2回継続したことを意味する2連チャンとなり、開閉入賞口14a〜14d、15b、15c、15d、16bのうち閉鎖状態にある開閉入賞口は再び開放状態となる。そして、特定遊技状態が2連チャンとなった場合には、1回目の特定遊技状態のときに出力された楽音にさらに別の楽音を重畳させて再び30秒間出力される。さらに、特定遊技状態が2連チャンのとき、上述と同様に30秒以内にV入賞口18に入球すると、3連チャンとなり、2連チャンのときに出力された楽音にさらに別の楽音を重畳させて出力される。これが5連チャンまで継続すると、5連チャン目にボーカルを加えたオーケストラが完成して迫力ある楽音がスピーカ10から出力されることとなる。
左側の小当り入賞口19に入球した場合には、中段の左側開閉入賞口15aのみが開放する。また、右側の小当り入賞口19に入球した場合には、中段の右側開閉入賞口15eのみが開放する。したがって、小当りの場合には、特定遊技状態に比して、得られる利益は少ない。
図2は、パチンコ機1を制御するための制御系のブロック図である。制御系は、遊技に関する基本的なプログラムが記憶され主制御部20を中心に構成され、主制御部20からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部20の入力インターフェイスには、遊技球がV入賞口18に入球したことを検出する検出手段をなすV入賞検出センサ21と、遊技球が小当り入賞口19に入球したことを検出する小当り検出センサ22と、遊技球が開閉入賞口14a〜14d、15a〜15e、16a〜16cに入球したことを検出する入賞検出センサ23がそれぞれ接続され、また、同じく出力インターフェイスには、各開閉入賞口14a〜14d、15a〜15e、16a〜16cをそれぞれ開閉動作させるためのソレノイド24と、遊技の進行状況を集中管理するためのホールコンピュータ25と、遊技状態に応じてランプ9、スピーカ10を制御する制御部をなす演出制御部26と、払出装置27を制御する払出制御部28がそれぞれ接続されている。払出制御部28には、発射装置29を制御する発射制御部30が接続されている。
なお、各開閉入賞口14a〜14d、15a〜15e、16a〜16cは、ソレノイド24により開閉動作するものに代えて、遊技球が入球したときの遊技球の自重をもって開閉動作するものとしても良い。この場合は、ソレノイド24は省略される。
主制御部20は、V入賞検出センサ21からのV入賞信号を入力すると、上述の開閉入賞口14a〜14d、15b、15c、15d、16bを開放させるべく開放駆動信号をソレノイド24に出力するとともに、演出制御部26にV入賞信号を送信する。
図3に示すように、演出制御部26は、音制御用の音源制御部261と、音源生成部262とを含み、主制御部20からのV入賞信号に基づいて、特定遊技状態の連チャン数(継続数)に応じた楽音源情報を30秒間出力する。楽音源情報には、各種楽器をサンプリングした音源情報及び楽曲情報が含まれている。
音源制御部261は、主制御部20から出力されるV入賞信号に基づいて連チャン数をカウントして記憶する継続数記憶手段をなす連チャンカウンタ261aと、連チャンカウンタ261aのカウント値に対応する楽音源情報を記憶したメモリ261bと、タイマ261cとを含み、主制御部20からのV入賞信号を入力すると、連チャンカウンタ261aのカウント値を1加算するとともに、連チャンカウンタ261aのカウント値に対応する制御データをメモリ261bから読み出し、読み出した楽音源情報を音源生成部262に出力する。また、それと同時にタイマ261cが30秒間作動し、30秒経過した時点で、音源生成部262への楽音源情報の出力を停止する。
音源生成部262は、複数の楽曲データ及び複数の音源を記憶する音源ROMと、サウンド生成、楽音の演奏開始、停止及び楽曲の設定等を行なうシーケンサ1〜5を含み、音源制御部261からの連チャンカウンタ261aのカウント値に対応する楽音源情報を入力すると、そのカウント値に対応するシーケンサが動作する。
音源生成部262のシーケンサ1には、1回目の特定遊技状態に対応するピアノ、オルガン等の鍵盤楽器の音源情報が記録され、シーケンサ2には、特定遊技状態の2連チャンに対応するバイオリン、チェロ等の弦楽器の音源情報が記憶され、シーケンサ3には、同じく3連チャンに対応するフルート、トロンボーン等の管楽器の音源情報が記録され、シーケンサ4には、同じく4連チャンに対応するティンパニー、シンバル等の打楽器による音源情報が記録され、また、シーケンサ5には、同じく5連チャンに対応する歌声情報が記録されている。なお、各シーケンサに記憶される楽音情報は適宜変更可能である。
次に、特定遊技状態における楽音源出力制御の流れを図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1において、遊技領域5に打ち込まれた遊技球が、センター役物13のV入賞口18に入球すると、V入賞検出センサ21からのV入賞信号に基づいて、主制御部20は、上述の開閉入賞口14a〜14d、15b、15c、15d、16bを開放させるべく開放制御信号をソレノイド24に出力するとともに、V入賞信号を演出制御部26に送信してステップS2に移行する。
ステップS2において、演出制御部26の連チャンカウンタ261aのカウント値が0でない場合、すなわち、特定遊技状態が連チャン状態である場合には、ステップS12に移行して、タイマ261cをリセットして、スピーカ10からの楽音の出力を一旦停止させた後、ステップS3に移行する。また、連チャンカウンタ261aのカウント値が0の場合、すなわち特定遊技状態が1回目である場合には、ステップS3に移行して、連チャンカウンタ261aのカウント値を1加算する。
ステップS4において、連チャンカウンタ261aのカウント値が1の場合には、ステップS13に移行して、演出制御部26のシーケンサ1(ピアノ、オルガン等の鍵盤楽器)のみをONにする。そして、ステップS9に移行して、タイマ261cをセットして、シーケンサ1の楽音源情報を30秒間スピーカ10から出力し、ステップS10において、30秒経過した場合には、ステップS11に移行して、連チャンカウンタ261aのカウント値をクリアにするとともに、スピーカ10からの楽音出力を停止してこのルーチンは終了する。また、ステップS10において、30秒が経過していない場合には、ステップS17に移行する。ステップS17においては、楽音の出力時間を減算して、ステップS1に戻り2連チャンのルーチンを実行する。
ステップS4において、連チャンカウンタ261aのカウント値が1でない場合には、ステップS5に移行する。ステップS5において、連チャンカウンタ261aのカウント値が2、すなわち特定遊技状態が2連チャンの場合には、ステップS14に移行して、シーケンサ1に加えてシーケンサ2(バイオリン、チェロ等の弦楽器)もONにする。そして、ステップS9に移行して、タイマ261cを再びセットして、シーケンサ1と2の楽音源情報を重畳させた楽音を30秒間スピーカ10から出力する。ステップS10において、演奏時間が30秒経過した場合には、ステップS11に移行して、連チャンカウンタ261aのカウント値をクリアして、このルーチンは終了する。また、ステップS10において、30秒が経過していない場合には、ステップS17に移行する。ステップS17においては、楽音の出力時間を減算して、ステップS1に戻り3連チャンのルーチンを実行する。
ステップS5において、連チャンカウンタ261aのカウント値が2でない場合には、ステップS6に移行する。ステップS6において、連チャンカウンタ261aのカウント値が3の場合には、ステップS15に移行して、演出制御部26のシーケンサ1、2に加えてさらにシーケンサ3(フルート、トロンボーン等の管楽器)もONにする。そして、ステップS9に移行して、タイマ261cを再びセットして、シーケンサ1と2と3との楽音源情報を重畳させた楽音を30秒間スピーカ10から出力する。ステップS10において、演奏時間が30秒経過した場合には、ステップS11に移行して、連チャンカウンタ261aのカウント値をクリアして、このルーチンは終了する。また、ステップS10において、30秒が経過していない場合には、ステップS17に移行する。ステップS17においては、楽音の出力時間を減算して、ステップS1に戻り4連チャンのルーチンを実行する。
ステップS6において、連チャンカウンタ261aのカウント値が3でない場合には、ステップS7に移行する。ステップS7において、連チャンカウンタ261aのカウント値が4の場合には、ステップS16に移行して、演出制御部26のシーケンサ1、2、3に加えてさらにシーケンサ4(ティンパニー、シンバル等の打楽器)もONにする。そして、ステップS9に移行して、タイマ261cを再びセットして、シーケンサ1と2と3と4との楽音源情報を重畳させた楽音を30秒間スピーカ10から出力する。ステップS10において、演奏時間が30秒経過した場合には、ステップS11に移行して、連チャンカウンタ261aのカウント値をクリアして、このルーチンは終了する。また、ステップS10において、30秒が経過していない場合には、ステップS17に移行する。ステップS17においては、楽音の出力時間を減算して、ステップS1に戻り5連チャンのルーチンを実行する。
ステップS7において、連チャンカウンタ261aのカウント値が4でない場合、すなわち特定遊技状態を限度の5連チャン達成した場合には、ステップS8に移行する。ステップS8においては、シーケンサ1、2、3、4に加えてさらにシーケンサ5(歌声)もONにして、全てのシーケンサ1〜5をONにする。これにより、シーケンサ1〜5の全ての楽音源情報が重畳し、歌声を加えたオーケストラの楽音源情報が出力される。そして、ステップS9に移行して、タイマ261cを再びセットして、全シーケンサ1〜5の楽音源情報を重畳させた迫力ある音楽がスピーカ10から出力されることとなる。これにより、遊技者は、5連チャンを達成した場合、迫力ある音楽を聴きながら遊技を楽しむことができる。そして、ステップS10において、演奏時間が30秒経過した場合には、ステップS11に移行して、連チャンカウンタ261aのカウント値をクリアして、このルーチンは終了する。
なお、上記実施形態においては、5連チャンが達成された場合、5連チャン以外のときと同様に30秒経過すると音楽の出力が停止するようにしているが、5連チャンが達成された場合には、他の連チャンのときよりも長い時間音楽を出力するようにしても良い。
上述のように、特定遊技状態の継続数に応じた楽音源情報を重畳させて出力するものであるから、特定遊技状態のとき、特定入賞口18に遊技球を入球させること、すなわち遊技者の技術介入により、特定遊技状態の連チャン数(継続数)を増加させることによって、スピーカ10から出力される楽音の音源数を増加させることができ、聴覚を通じての遊技演出性を向上させることができる。また、特定遊技状態の連チャン数に応じて、楽音源数が順次重畳されるものであるから、特定遊技状態の継続数が増す都度、迫力ある楽音を出力させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)楽音源情報の音源を適宜変更する。
(ii)特定遊技状態における継続数の限度数を適宜変更する。
(iii)入賞口の数を適宜変更する。
(iv)特定遊技状態の継続数が増す毎に、複数種類の楽音源を順次重畳させる。
(v)タイマ261cの作動時間を適宜変更する。
本発明を適用した弾球遊技機の正面図である。 弾球遊技機を制御するための制御系のブロック図である。 演出制御部のブロック図である。 楽音源出力制御の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
1 パチンコ機(弾球遊技機)
2 外枠
3 外側ガイドレール
4 内側ガイドレール
5 遊技領域
6 遊技盤
7 前扉
8 ガラス
9 ランプ
10 スピーカ(音発生部)
11 球貯留皿
12 発射ハンドル
13 センター役物
13a 進入路
14a〜14d 開閉入賞口
15a〜15e 開閉入賞口
16a〜16c 開閉入賞口
17 アウト口
18 V入賞口(特定入賞口)
19 小当り入賞口
20 主制御部
21 V入賞検出センサ(検出手段)
22 小当り検出センサ
23 入賞検出センサ
24 ソレノイド
25 ホールコンピュータ
26 演出制御部(制御部)
27 払出装置
28 払出制御部
29 発射装置
30 発射制御部
261 音源制御部
261a 連チャンカウンタ(継続数記憶手段)
261b メモリ
261c タイマ
262 音源生成部

Claims (4)

  1. 遊技球が打ち込まれる遊技領域に、遊技球が入球可能な特定入賞口と、遊技者にとって不利な第1状態から有利な第2状態またはその逆へ変化可能な開閉入賞口とを備え、遊技球の前記特定入賞口への入球を契機に、前記入賞口が前記第1状態から前記第2状態に変化する特定遊技状態が発生するようにした弾球遊技機において、
    遊技球の前記特定入賞口への入球を検出する検出手段と、
    前記特定遊技状態にあるとき、前記検出手段が遊技球の入球を検出する都度、前記特定遊技状態の継続数を増加させるとともに、楽音源情報を出力可能な制御部と、
    前記制御部から出力される前記楽音源情報に応じた音を出力可能な音発生部とを備え、
    前記制御部は、複数種類の前記楽音源情報が記憶されたメモリを含み、前記検出手段が遊技球の入球を検出したことを契機に、前記メモリから少なくとも1種類の前記楽音源情報を読み出して、前記特定遊技状態の継続数に応じた前記楽音源情報を重畳させて出力することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記制御部は、前記検出手段が遊技球の入球を検出したことを契機に、前記楽音源情報を所定期間出力し、前記所定期間内に、前記検出手段が遊技球の入球を検出したときのみ前記特定遊技状態の継続数に応じた前記楽音源情報を重畳させて出力することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記制御部は、前記特定遊技状態の継続数が増す毎に、異なる楽音源情報を重畳させて出力することを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
  4. 前記制御部は、前記特定遊技状態の継続数を記憶する継続数記憶手段を含み、前記所定期間内に前記検出手段が遊技球の入球を検出しないとき、前記所定期間経過後に前記継続数記憶手段に記憶された継続数をクリアすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の弾球遊技機。
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