JPH09103543A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH09103543A
JPH09103543A JP25435296A JP25435296A JPH09103543A JP H09103543 A JPH09103543 A JP H09103543A JP 25435296 A JP25435296 A JP 25435296A JP 25435296 A JP25435296 A JP 25435296A JP H09103543 A JPH09103543 A JP H09103543A
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board box
board
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gaming machine
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板ボックス内に収納された制御回路基板と
電気的部品との配線接続ミスを防止するとともに接続作
業の効率化を図る。 【解決手段】 制御回路基板52を収納している基板ボ
ックス28が取付枠34を介して取付けられ、取付枠3
4に対し基板ボックス28を横スライドさせて取付ける
ことにより、第1のコネクタ48と第2のコネクタ50
とが自動的に接続されて制御回路基板52とそれによっ
て制御される電気的部品との電気的な接続が行なわれる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機やアレンジ式パチンコ遊技機等
で代表される遊技機に関し、詳しくは、電気的部品を含
む遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、ソレノイドやモー
タ等によって駆動される電気的部品が設けられたものが
あった。そしてこの電気的部品を制御可能な制御回路基
板を収納する基板ボックスがたとえば遊技盤裏面側等の
所定箇所に設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、この従来の遊技
機においては、前記基板ボックスを前記所定箇所に取付
けた後、その基板ボックスに収納されている制御回路基
板と前記電気的部品とを配線接続していた。ところが、
この配線接続の段階で接続すべき配線を間違って配線接
続するという配線接続ミスが生ずる欠点があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、基板ボックス内に収納された
制御回路基板と電気的部品との配線接続ミスを防止しか
つ接続作業の効率化を図ることのできる遊技機を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気的部品を
含む遊技機であって、基板ボックス取付部材を介して取
付けられ、前記電気的部品を制御可能な制御回路基板を
収納した基板ボックスと、前記電気的部品に電気的に接
続される第1のコネクタと、収納している前記制御回路
基板に接続され、前記第1のコネクタと接続可能な第2
のコネクタとを含み、前記基板ボックス取付部材に前記
基板ボックスを取付けることにより、前記第1のコネク
タと前記第2のコネクタとが自動的に接続されることを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、基板ボックス取付部材を介し
て取付けられる基板ボックス内に電気的部品を制御可能
な制御回路基板が収納されている。前記電気的部品に電
気的に接続される第1のコネクタが設けられている。収
納している制御回路基板に接続され、前記第1のコネク
タと接続可能な第2のコネクタが設けられている。そし
て、基板ボックス取付部材に前記基板ボックスを取付け
ることにより、前記第1のコネクタと前記第2のコネク
タとが自動的に接続される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の一実施の形態について詳細に説明をする。なお、
以下の実施の形態の説明では、この発明が適用される遊
技機として、パチンコ遊技機を例にとって説明するが、
この発明は、他の遊技機、たとえばコイン遊技機やアレ
ンジ式パチンコ遊技機等にも同様に適用できることを念
のために指摘しておく。
【0008】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れたパチンコ遊技機10の正面図である。図1を参照し
て、パチンコ遊技機10は、矩形の額縁状の前面枠12
を備え、該前面枠12には、その裏面側から遊技盤14
が着脱自在に装着されている。遊技盤14のほぼ中央部
には、電気的部品の一例の回転ドラム式表示装置16が
配設されている。回転ドラム式表示装置16は、3つの
回転ドラム18a ,18b ,18c が電気的に駆動さ
れ、停止されることによって所定の文字や記号や図柄等
が可変表示されるものである。回転ドラム式表示装置1
6は、さらに、ディジタル表示器20その他の電気的な
表示部材等も備えている。
【0009】回転ドラム式表示装置16の下方には、や
はり電気的に駆動制御される遊技用部品の1つの可変入
賞球装置(いわゆる電動式ヤクモノ)22が設けられて
いる。可変入賞球装置22は、電気的に制御されるソレ
ノイド(図示せず)によって開閉板24が前方に回動し
た開成状態と、遊技盤14の盤面と面一になった閉成状
態とに駆動制御される装置である。
【0010】図2は、この発明の一実施の形態が適用さ
れたパチンコ遊技機10の背面図である。図2を参照し
て、この実施の形態の特徴は、遊技盤14の裏面側であ
って、前述した回転ドラム式表示装置16または可変入
賞球装置22等のように電気的に駆動制御される遊技用
部品、たとえば回転ドラム式表示装置16に対応する裏
面側に、取付部材26を配設し、該取付部材26に基板
ボックス28を着脱自在に取付けたことである。
【0011】図3ないし図5を参照して、この実施の形
態の構成を詳細に説明する。図3は、パチンコ遊技機1
0を裏面側から見た斜視図で、機構板30を開いた状態
が示されている。図4は、図3の取付構造の分解斜視図
である。また、図5は、機構板30を閉じた状態のパチ
ンコ遊技機10の裏面側から見た斜視図である。
【0012】遊技盤14の裏面側ほぼ中央部には、入賞
玉誘導カバー32が設けられ、そこから後方に回転ドラ
ム式表示装置16の主要部が露出している。取付部材2
6は、回転ドラム式表示装置16を取り囲むように形成
された矩形の枠部材で、たとえば鉄板またはアルミニウ
ム板が折曲げられて作られている。そして、当該取付部
材26は、遊技盤14の裏面に直接ビス等によって固着
されている。 取付部材26の後方側(パチンコ遊技機
10の表面側を前方としたときの後方側)には取付枠3
4が取付けられ、さらにその後方側に、基板ボックス2
8が着脱自在に装着されている。
【0013】取付枠34は、取付部材26に対して、た
とえばビス等で取付けられている。取付枠34の左右両
側面に形成されたビス等が挿通される取付孔36は、図
4に示すように、パチンコ遊技機10の前後方向に延び
る長孔になっている。これは、取付部材26内に収まる
回転ドラム式表示装置16等の前後方向の厚みに応じ
て、取付枠34の取付深さを調整可能にしたものであ
る。これによって、回転ドラム式表示装置16の厚みが
厚く、取付部材26の後方にその一部が突出する場合で
も、取付枠34の取付位置を調整することにより、後述
する基板ボックス28の取付けの障害にならない。
【0014】次に、取付枠34に対する基板ボックス2
8の取付構造について、図6を参照して詳しく説明をす
る。
【0015】取付枠34は、図示のように、矩形の筐体
形状をしており、その背面側(パチンコ遊技機の表面側
を正面としたときの背面側)には窓孔38があけられて
いる。窓孔38は、基板ボックス28内の回路基板と回
転ドラム式表示装置16(図4参照)等との電気的接続
用の配線等を通すためのものである。取付枠34の背面
上下には、横長手方向に平行に延びる規制部材40a ,
40b がそれぞれ固着され、さらにその上にはより幅の
広い規制部材42a ,42b が固着されている。規制部
材42a ,42b は、図示のように、規制部材40a ,
40b よりも互いに対向する側に突出するように固着さ
れている。したがって、取付枠34と規制部材40a と
規制部材42a とによって、および、取付枠34と規制
部材40b と規制部材42b とによって、それぞれ、次
に述べる基板ボックス28のフランジ44a ,44b を
受入れるレール受用隙間が形成されている。
【0016】基板ボックス28は、その前方側の上下縁
が外方に曲成され、フランジ44a,44b が形成され
ている。このフランジ44a ,44b は、摺動用レール
として作用し、上述のように、取付枠34のレール受用
隙間に挿入されるものである。なお、規制部材40a と
40b との対向する間隔Dは、基板ボックス28のフラ
ンジ44a ,44b の上端縁から下端縁までの間隔d よ
りもわずかに大きく選ばれると共に、規制部材40a ,
40b の厚み(前後方向の厚み)は、フランジ44a ,
44b の厚みよりもわずかに大きく選ばれていることは
もちろんである。
【0017】より詳しく言えば、取付枠34と規制部材
40a ,40b および42a ,42b とによって形成さ
れたレール受用隙間に、基板ボックス28のフランジ4
4a,44b が矢印Xのように、左側から差込まれ、基
板ボックス28が矢印X方向に摺動されることによっ
て、基板ボックス28は取付枠34に取付けられる。な
お、この場合、基板ボックス28の取付位置を規定する
ために、レール受用隙間の右端をストッパ等によって塞
いでもよい。
【0018】前記フランジ44a,44b,規制部材4
0a,40b,42a,42bにより、前記基板ボック
スを前記基板ボックス取付部材に対し位置決めした状態
で取付ける手段であって、当該位置決め取付位置に前記
基板ボックスを移動させることにより前記第2のコネク
タが前記第1のコネクタと接続される位置となるように
構成されている位置決め取付手段が構成されている。
【0019】図3および図5に戻って、以上のようにし
て取付けられた基板ボックス28は、機構板30が閉じ
られた状態では、機構板30の逃し孔46を経てパチン
コ遊技機10の後方側に露出する。つまり、機構板30
と基板ボックス28とは直接接触しない。したがって、
多量のパチンコ玉を処理することにより、パチンコ玉同
士の衝突等により生じる静電気が帯電しやすい機構板3
0から、帯電した静電気が基板ボックス28に放電され
ることはほとんどない。
【0020】また、機構板30にではなく、遊技盤14
の裏面側に、取付部材26および取付枠34を介して基
板ボックス28を直接かつ着脱自在に取付けたため、特
に製造段階において、回転ドラム式表示装置16等の電
気的に制御される遊技用部品の動作テスト等が簡単にで
きるという利点がある。すなわち、製造段階の最終工程
等おいて、実際の制御回路基板によって回転ドラム式表
示装置16等の遊技用部品が所望の動作をするか否かの
検査をする際、制御回路基板の内蔵された基板ボックス
28を装着することにより、簡単に検査ができるという
利点がある。
【0021】なお、この実施の形態では、基板ボックス
取付部材として、取付部材26と取付枠34との2つの
部材を用いたが、両者を一体的に構成することもでき
る。
【0022】また、この実施の形態では、機構板30の
逃し孔46から基板ボックス28が後方側に露出するよ
うな構成にしたが、機構板30の逃し孔46に対応する
部分を、後方側に脹らませ、逃し孔46を形成しないよ
うな構成としてもよい。
【0023】さらにまた、図7に示すように、取付枠3
4に回転ドラム式表示装置16等の電気的に駆動制御さ
れる遊技用部品に配線が接続された第1のコネクタ48
を設け、他方基板ボックス28の摺動方向先端縁に上記
第1のコネクタ48に結合する第2のコネクタ50を設
け、該第2のコネクタ50に回路基板52の出力側配線
を接続した構成とすれば、基板ボックス28の摺動と同
時にコネクタ48と50との結合を完了させることがで
き、より作業性の良いものとすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、基板ボックスを基板ボ
ックス取付部材に取付けることにより、自動的に第1の
コネクタと第2のコネクタとが接続されて制御回路基板
とそれを制御する電気的部品との電気的な接続が行なわ
れるために、接続配線ミスが防止できるとともに接続作
業が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたパチンコ
遊技機の正面図である。
【図2】この発明の一実施の形態が適用されたパチンコ
遊技機の背面図である。
【図3】この発明の一実施の形態の取付構造を説明する
ための図で、パチンコ遊技機の機構板を開いた状態にお
ける背面側から見た斜視図である。
【図4】図3の取付構造の分解斜視図である。
【図5】図3の取付構造を説明するパチンコ遊技機にお
いて、機構板を閉じた状態を示す。
【図6】基板ボックスと取付枠との取付構造を説明する
図である。
【図7】この発明の他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
10はパチンコ遊技機、14は遊技盤、16は電気的部
品の一例の回転ドラム式表示装置、26は取付部材、2
8は基板ボックス、30は機構板、34は取付枠、40
a ,40b ,42a ,42b は規制部材、44a ,44
b はフランジ、52は制御回路基板、48は第1のコネ
クタ、50は第2のコネクタを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的部品を含む遊技機であって、 基板ボックス取付部材を介して取付けられ、前記電気的
    部品を制御可能な制御回路基板を収納した基板ボックス
    と、 前記電気的部品に電気的に接続される第1のコネクタ
    と、 収納している前記制御回路基板に接続され、前記第1の
    コネクタと接続可能な第2のコネクタとを含み、 前記基板ボックス取付部材に前記基板ボックスを取付け
    ることにより、前記第1のコネクタと前記第2のコネク
    タとが自動的に接続されることを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記基板ボックス取付部材に対し前記基
    板ボックスを位置決めした状態で取付ける手段であっ
    て、前記基板ボックスを当該位置決め取付位置に移動さ
    せることにより前記第2のコネクタが前記第1のコネク
    タに接続される位置となるように構成されている位置決
    め取付手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1記
    載の遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014193199A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014193198A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014193199A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機
JP2014193198A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kyoraku Sangyo Co Ltd 遊技機

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