JPH0646775U - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
- Publication number
- JPH0646775U JPH0646775U JP5991593U JP5991593U JPH0646775U JP H0646775 U JPH0646775 U JP H0646775U JP 5991593 U JP5991593 U JP 5991593U JP 5991593 U JP5991593 U JP 5991593U JP H0646775 U JPH0646775 U JP H0646775U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気的遊技用部品とそれを制御する基板ボッ
クスとの間での配線接続作業に伴なう誤配線の発生を極
力防止する。 【構成】 回転ドラム式表示装置16が設けられている
遊技盤14側に、回転ドラム式表示装置16の制御回路
を収納した基板ボックス28を設けた。
クスとの間での配線接続作業に伴なう誤配線の発生を極
力防止する。 【構成】 回転ドラム式表示装置16が設けられている
遊技盤14側に、回転ドラム式表示装置16の制御回路
を収納した基板ボックス28を設けた。
Description
【0001】
本考案は、パチンコ遊技機やコイン遊技機やアレンジ式パチンコ遊技機等で代 表される弾球遊技機に関する。詳しくは、前面枠側に遊技盤が着脱自在に装着さ れ、該遊技盤の表面に形成された遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なわれる弾 球遊技機に関する。
【0002】
この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知られているものに、たとえ ば、ソレノイドによって開閉駆動される電気的遊技用部品の一例のチューリップ が遊技盤に備えられたものや、モータ等によって駆動制御される電気的遊技用部 品の一例の可変表示装置が遊技盤に備えられたものがあった。
【0003】 そして、従来では、前記電気的遊技用部品が備えられた遊技盤を弾球遊技機の 前面枠側に着脱自在に装着し、遊技場に設置された弾球遊技機を新しい遊技機に 交換する際に、前記電気的遊技用部品が備えられた遊技盤のみを取り外して新し い電気的遊技用部品が備えられている遊技盤と交換して取付けるように構成さい ていた。このように構成することにより、交換部品を少なくし台交換に要する費 用を減少せんとしていた。
【0004】
一方、前述した遊技盤が前面枠に対し着脱自在に装着されているいわゆる分離 式の弾球遊技機においては、遊技盤に備えられている電気的遊技用部品の制御回 路を収納した基板ボックスを機構板側に装着しており、その基板ボックスと前記 電気的遊技用部品とを電気配線等により接続し、電気的遊技用部品の前記制御回 路による電気的な制御が行なわれるように構成されていた。しかし、前述した遊 技場での遊技盤の交換の際には、製造メーカから前記電気的遊技用部品が備えら れた遊技盤とその電気的遊技用部品の機種に合った制御回路を収納した基板ボッ クスとが別々に送られてくるのであり、遊技場においては、送られてきた遊技盤 を前面枠側に取付けるとともに基板ボックスを機構板側に取付け、それら電気的 遊技用部品と基板ボックスとを電気配線により接続する必要があり、その配線作 業の際に配線接続ミスが生ずる場合があり、誤配線による故障が多発する欠点が あった。また、営業中に玉詰まりや故障等に起因して機構板を開く場合にはその 機構板に取付けられている基板ボックスと前面枠側に取付けられている電気的遊 技用部品とを接続している配線を一旦外さなければならないばかりでなく、玉詰 まり等が解消して機構板を閉じた後は配線を再度接続しなければならず、配線接 続作業の際に誤配線が生ずる欠点があった。
【0005】 本考案は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、電気的遊技 用部品とそれを制御する基板ボックスとの間での配線接続作業に伴なう誤配線の 発生を極力防止できる弾球遊技機を提供することである。
【0006】
本考案は、前面枠側に遊技盤が着脱自在に装着され、該遊技盤の表面に形成さ れた遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なわれる弾球遊技機であって、 前記遊技盤表面に臨みかつその後方部分が前記遊技盤の裏面に突出した状態で 前記遊技盤側に設けられた電気的遊技用部品と、 前記遊技盤側に設けられ、前記電気的遊技用部品の制御回路を収納した基板ボ ックスとを含むことを特徴とする。
【0007】
本考案によれば、電気的遊技用部品が、遊技盤表面に臨みかつその後方部分が 遊技盤の裏面に突出した状態で遊技盤側に設けられている。そして、その電気的 遊技用部品の制御回路を収納した基板ボックスが、遊技盤側に設けられている。
【0008】
以下には、図面を参照して、この考案の一実施例について詳細に説明をする。 なお、以下の実施例の説明では、この考案が適用される弾球遊技機として、パチ ンコ遊技機を例にとって説明するが、この考案は、他の弾球遊技機、たとえばコ イン遊技機やアレンジ式パチンコ遊技機等にも同様に適用できることを念のため に指摘しておく。
【0009】 図1は、この考案の一実施例が適用されたパチンコ遊技機10の正面図である 。図1を参照して、パチンコ遊技機10は、矩形の額縁状の前面枠12を備え、 該前面枠12には、その裏面側から遊技盤14が着脱自在に装着されている。遊 技盤14のほぼ中央部には、電気的に駆動される電気的遊技用部品の一例の回転 ドラム式表示装置16が配設されている。回転ドラム式表示装置16は、3つの 回転ドラム18a ,18b ,18c が電気的に駆動され、停止されることによっ て所定の文字や記号や図柄等が可変表示されるものである。回転ドラム式表示装 置16は、さらに、ディジタル表示器20その他の電気的な表示部材等も備えて いる。
【0010】 回転ドラム式表示装置16の下方には、やはり電気的に駆動制御される遊技用 部品の1つの可変入賞球装置(いわゆる電動式ヤクモノ)22が設けられている 。可変入賞球装置22は、電気的に制御されるソレノイド(図示せず)によって 開閉板24が前方に回動した開成状態と、遊技盤14の盤面と面一になった閉成 状態とに駆動制御される装置である。
【0011】 図2は、この考案の一実施例が適用されたパチンコ遊技機10の背面図である 。図2を参照して、この実施例の特徴は、遊技盤14の裏面側であって、前述し た回転ドラム式表示装置16または可変入賞球装置22等のように電気的に駆動 制御される遊技用部品、たとえば回転ドラム式表示装置16に対応する裏面側に 、取付部材26を配設し、該取付部材26に基板ボックス28を着脱自在に取付 けたことである。
【0012】 図3ないし図5を参照して、この実施例の構成を詳細に説明する。図3は、パ チンコ遊技機10を裏面側から見た斜視図で、機構板30を開いた状態が示され ている。図4は、図3の取付構造の分解斜視図である。また、図5は、機構板3 0を閉じた状態のパチンコ遊技機10の裏面側から見た斜視図である。
【0013】 遊技盤14の裏面側ほぼ中央部には、入賞玉誘導カバー32が設けられ、そこ から後方に回転ドラム式表示装置16の主要部が露出している。取付部材26は 、回転ドラム式表示装置16を取り囲むように形成された矩形の枠部材で、たと えば鉄板またはアルミニウム板が折曲げられて作られている。そして、当該取付 部材26は、遊技盤14の裏面に直接ビス等によって固着されている。 取付部 材26の後方側(パチンコ遊技機10の表面側を前方としたときの後方側)には 取付枠34が取付けられ、さらにその後方側に、基板ボックス28が着脱自在に 装着されている。
【0014】 取付枠34は、取付部材26に対して、たとえばビス等で取付けられている。 取付枠34の左右両側面に形成されたビス等が挿通される取付孔36は、図4に 示すように、パチンコ遊技機10の前後方向に延びる長孔になっている。これは 、取付部材26内に収まる回転ドラム式表示装置16等の前後方向の厚みに応じ て、取付枠34の取付深さを調整可能にしたものである。これによって、回転ド ラム式表示装置16の厚みが厚く、取付部材26の後方にその一部が突出する場 合でも、取付枠34の取付位置を調整することにより、後述する基板ボックス2 8の取付けの障害にならない。
【0015】 次に、取付枠34に対する基板ボックス28の取付構造について、図6を参照 して詳しく説明をする。
【0016】 取付枠34は、図示のように、矩形の筐体形状をしており、その背面側(パチ ンコ遊技機の表面側を正面としたときの背面側)には窓孔38があけられている 。窓孔38は、基板ボックス28内の回路基板と回転ドラム式表示装置16(図 4参照)等との電気的接続用の配線等を通すためのものである。取付枠34の背 面上下には、横長手方向に平行に延びる規制部材40a ,40b がそれぞれ固着 され、さらにその上にはより幅の広い規制部材42a ,42b が固着されている 。規制部材42a ,42b は、図示のように、規制部材40a ,40b よりも互 いに対向する側に突出するように固着されている。したがって、取付枠34と規 制部材40a と規制部材42a とによって、および、取付枠34と規制部材40 b と規制部材42b とによって、それぞれ、次に述べる基板ボックス28のフラ ンジ44a ,44b を受入れるレール受用隙間が形成されている。
【0017】 基板ボックス28は、その前方側の上下縁が外方に曲成され、フランジ44a ,44b が形成されている。このフランジ44a ,44b は、摺動用レールとし て作用し、上述のように、取付枠34のレール受用隙間に挿入されるものである 。なお、規制部材40a と40b との対向する間隔Dは、基板ボックス28のフ ランジ44a ,44b の上端縁から下端縁までの間隔d よりもわずかに大きく選 ばれると共に、規制部材40a ,40b の厚み(前後方向の厚み)は、フランジ 44a ,44b の厚みよりもわずかに大きく選ばれていることはもちろんである 。
【0018】 より詳しく言えば、取付枠34と規制部材40a ,40b および42a ,42 b とによって形成されたレール受用隙間に、基板ボックス28のフランジ44a ,44b が矢印Xのように、左側から差込まれ、基板ボックス28が矢印X方向 に摺動されることによって、基板ボックス28は取付枠34に取付けられる。な お、この場合、基板ボックス28の取付位置を規定するために、レール受け用隙 間の右端をストッパ等によって塞いでもよい。
【0019】 図3および図5に戻って、以上のようにして取付けられた基板ボックス28は 、機構板30が閉じられた状態では、機構板30の逃し孔46を経てパチンコ遊 技機10の後方側に露出する。つまり、機構板30と基板ボックス28とは直接 接触しない。したがって、多量のパチンコ玉を処理することにより、パチンコ玉 同士の衝突等により生じる静電気が帯電しやすい機構板30から、帯電した静電 気が基板ボックス28に放電されることはほとんどない。
【0020】 また、機構板30にではなく、遊技盤14の裏面側に、取付部材26および取 付枠34を介して基板ボックス28を直接かつ着脱自在に取付けたため、特に製 造段階において、回転ドラム式表示装置16等の電気的に制御される遊技用部品 の動作テスト等が簡単にできるという利点がある。すなわち、製造段階の最終工 程等おいて、実際の制御回路基板によって回転ドラム式表示装置16等の遊技用 部品が所望の動作をするか否かの検査をする際、制御回路基板の内蔵された基板 ボックス28を装着することにより、簡単に検査ができるという利点がある。
【0021】 なお、この実施例では、基板ボックス取付部材として、取付部材26と取付枠 34との2つの部材を用いたが、両者を一体的に構成することもできる。
【0022】 また、この実施例では、機構板30の逃し孔46から基板ボックス28が後方 側に露出するような構成にしたが、機構板30の逃し孔46に対応する部分を、 後方側に脹らませ、逃し孔46を形成しないような構成としてもよい。
【0023】 さらにまた、図7に示すように、取付枠34に回転ドラム式表示装置16等の 電気的に駆動制御される遊技用部品に配線が接続された第1のコネクタ48を設 け、他方基板ボックス28の摺動方向先端縁に上記第1のコネクタ48に結合す る第2のコネクタ50を設け、該第2のコネクタ50に回路基板52の出力側配 線を接続した構成とすれば、基板ボックス28の摺動と同時にコネクタ48と5 0との結合を完了させることができ、より作業性の良いものとすることができる 。
【0024】
本考案によれば、電気的遊技用部品が遊技盤側に設けられているとともに、そ の電気的遊技用部品の制御回路を収納した基板ボックスも遊技盤側に設けられて いるために、製造メーカにおいて、同一の遊技盤に備えられている電気的遊技用 部品と基板ボックスとの間での電気配線を行なった状態でその遊技盤を遊技場に 出荷することができるようにし、遊技場において、遊技盤を交換する際に電気的 遊技用部品と基板ボックスとが既に配線接続されたものを入荷できるようにし、 遊技場における煩雑な配線接続作業が極力回避できるようになった。その結果、 遊技場における配線接続作業ミスに起因した誤配線が極力防止できる。
【図1】この考案の一実施例が適用されたパチンコ遊技
機の正面図である。
機の正面図である。
【図2】この考案の一実施例が適用されたパチンコ遊技
機の背面図である。
機の背面図である。
【図3】この発明の一実施例の取付構造を説明するため
の図で、パチンコ遊技機の機構板を開いた状態における
背面側から見た斜視図である。
の図で、パチンコ遊技機の機構板を開いた状態における
背面側から見た斜視図である。
【図4】図3の取付構造の分解斜視図である。
【図5】図3の取付構造を説明するパチンコ遊技機にお
いて、機構板を閉じた状態を示す。
いて、機構板を閉じた状態を示す。
【図6】基板ボックスと取付枠との取付構造を説明する
図である。
図である。
【図7】この考案の他の実施例を示す図である。
10はパチンコ遊技機、14は遊技盤、16は回転ドラ
ム式表示装置、26は取付部材、28は基板ボックス、
30は機構板、34は取付枠、40a ,40b,42a
,42b は規制部材、44a ,44b はフランジを示
す。
ム式表示装置、26は取付部材、28は基板ボックス、
30は機構板、34は取付枠、40a ,40b,42a
,42b は規制部材、44a ,44b はフランジを示
す。
Claims (1)
- 【請求項1】 前面枠側に遊技盤が着脱自在に装着さ
れ、該遊技盤の表面に形成された遊技領域に打玉を打込
んで遊技が行なわれる弾球遊技機であって、 前記遊技盤表面に臨みかつその後方部分が前記遊技盤の
裏面に突出した状態で前記遊技盤側に設けられた電気的
遊技用部品と、 前記遊技盤側に設けられ、前記電気的遊技用部品の制御
回路を収納した基板ボックスとを含むことを特徴とす
る、弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5991593U JPH0646775U (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5991593U JPH0646775U (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646775U true JPH0646775U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=13126909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5991593U Pending JPH0646775U (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646775U (ja) |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP5991593U patent/JPH0646775U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960730 |