JPH091024A - ディスペンサ装置 - Google Patents

ディスペンサ装置

Info

Publication number
JPH091024A
JPH091024A JP15315495A JP15315495A JPH091024A JP H091024 A JPH091024 A JP H091024A JP 15315495 A JP15315495 A JP 15315495A JP 15315495 A JP15315495 A JP 15315495A JP H091024 A JPH091024 A JP H091024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
coating
fluid
suction nozzle
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15315495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2739839B2 (ja
Inventor
Katsuhiro Murakami
勝弘 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7153154A priority Critical patent/JP2739839B2/ja
Publication of JPH091024A publication Critical patent/JPH091024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2739839B2 publication Critical patent/JP2739839B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】流動体をディスペンサにより吐出後吸引する塗
布において、吐出・吸引を行うための気体圧力の制御に
依存せずに、塗布被膜の厚さを調節する。 【構成】吐出ノズル1の外周に、このノズル先端1aと
鉛直方向に差を設けた吸引ノズル先端2aを持つ吸引ノ
ズル2により、吸引終了時の塗布液状態を一定とし、さ
らにノズルと基板との距離を変える調整部とにより、こ
の距離を変更することで、塗布量の制御を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板上に電子部品を固定
するため接着剤を塗布する電子部品固定用接着剤の塗
布、基板上の電子部品を保護するために塗布する保護樹
脂の塗布、または基板上に形成された電子回路の一部を
電解液を介して電気特性を測定するための電解液の塗布
など、を行うためのディスペンサ装置に関し、特に吐出
ノズルの周囲に設けた吸引ノズルと、基板と塗布部との
距離を調整する機構を具備するディスペンサ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスペンサ装置のシリ
ンジ部、ノズル部においては、塗布流動体を入れたシリ
ンジと吐出ノズルから構成されており、圧力制御された
気体を塗布流動体に加えることにより塗布を行なってい
る。特に精密微少塗布装置においては図4に示すよう
に、塗布流動体を入れたシリンジ5と吐出ノズル11と
の内側に塗布流動体を吸引する吸引ノズル12を設けた
構造のディスペンサ装置が特開平4−186719号公
報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したディ
スペンサ用ノズルでは、高粘度の流動体を塗布すると吸
引ノズルが吐出ノズルの内側にあるため、図5のように
塗布領域の周辺部は、吸引しきれずに流動体13の被膜
が厚く残る。
【0004】また、吸引・圧力と時間との関係をそれぞ
れ制御された気体によって行われるため、吐出された流
動体量と吸引された流動体量はこの気体の制御性に依存
する。このため最終塗布量は、前述の気体の制御能力に
直接左右され、特に微少量の塗布の場合には高性能な気
体の制御装置が必要となり、この能力を超える場合には
塗布量の制御精度が低下することになる。
【0005】さらに、吸引ノズル内に大気圧程度の気体
がある状態で流動体を吐出すると吐出時に、吐出流動体
は図6のようなドーナツ状の形となり、流動体の内側に
気体が入り込む。この状態から吸引を行うと、吸引ノズ
ル内に流動体と気体が不連続に吸引される。このため吸
引される流動体量の制御が不可能となり所定の最終塗布
量を得られなくなる。
【0006】また、同一基板上の複数箇所に塗布する場
合、1点を塗布した後、2点目の塗布位置にノズルを水
平移動させると、1点目で塗布された流動体の塗布領域
周辺がノズル先端より高いために被膜とノズルが干渉し
塗布後の流動体を変形させてしまう。これを避けるため
には、ディスペンサを基板から離した後ノズルを水平移
動させる必要がある。従って、この動作は塗布箇所の数
だけ増加することになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスペンサ装
置は、上述した問題点を解決するため吐出用ノズルの外
周部に取り付けた吸引ノズルを設ける。また吐出ノズル
先端と吸引ノズル先端外周部に取り付けた吸引ノズルを
設ける。また吐出ノズル先端と吸引ノズル先端位置とに
鉛直方向に対し差を設けたこと。また吸引ノズル先端と
被塗布部との距離を変化させる高さ調整部を有すること
を特徴とする。
【0008】
【実施例】本発明について図1,図2(a)〜(c),
図3(a)〜(e)を参照して説明する。図1は、本発
明の第1の実施例の全体構成を示す斜視図であり、図2
は図1のノズル近傍の動作説明の断面図である。図1及
び図2において本実施例の構成を説明する。図1におい
て、流動体を塗布される基板7は、ステージ6に固定さ
れ、さらにステージ6は水平機構部8によって水平移動
が可能である。図2(a)〜(c)に示すように内径お
よそ0.7mmの吸引ノズル2の内側に内径0.3mm
の吐出ノズル1があり、これら吸引ノズル2と吐出ノズ
ル1は、流動体を入れるためのシリンジ5に固定されて
いる。このシリンジ5は、分解能が数μm〜数十μm程
度の高さ調整機構部9に取り付けられ基板7との距離を
変更できる。高さ調整機構部9,シリンジ5,吐出ノズ
ル1,吸引ノズル2は、上下機構部10により、一定の
ストロークだけ上下動作が可能である。
【0009】次に本装置を用いた塗布動作について説明
する。図2(a)は、塗布前の状態である。上下機構部
10によってシリンジが加工しシリンジ内の流動体を吐
出ノズル1から圧力制御された気体により吐出する。こ
の塗布液が図2(b)のように吸引ノズルを引ったとこ
ろで吐出動作を終了させる。次に、図2(c)に示すよ
うに塗布液3を吸引ノズル2により吸引する。この動作
終了後に、上下機構部10によってシリンジを上昇させ
最初の状態に戻す。本実施例によれば、0.2mm3
度の微少塗布を行うことが出来る。
【0010】さらに、同一基板上の複数箇所に塗布を行
う場合の本発明の第2の実施例を説明する。図3(a)
〜(e)は、塗布動作を説明するノズル近傍の断面図で
ある。吐出ノズル先端1aと鉛直方向におよそ2mmの
差を設けた吸引ノズル先端2aを備える。そのほかの構
成は、図1と同じである。図3(a)は、塗布前の状態
である。上下機構部10によりシリンジを基板上の塗布
位置に移動後加工させ、図3(b)のように塗布液3が
吸引ノズルの先端2aを被うまで塗布液3を吐出する。
次に、図3(c)に示すように吸引ノズル内を大気圧よ
り陰圧にすることで吸引を行い、吸引ノズル先端2aの
周囲の気体が吸入され始めた直後の状態が図3(c)と
なる。その後、塗布液3の形状はその表面張力により変
化し、図3(d)のように吐出ノズル先端1aと吸引ノ
ズル先端2aのそれぞれから離れた位置で安定する。次
に水平機構部10により、例えば図3(e)の移動方向
4の向きに基板を移動させ同一基板内の新たな塗布位置
で固定し、図3(b)から図3(d)までの動作を繰り
返す。さらに塗布が必要な場合には、図3(e),
(b),(c),(d),(e)の動作を必要な塗布数
だけ繰り返し、最後の塗布が終了したら上下機構部10
によりシリンジ5を上昇させ、最初の状態である図3
(a)に戻す。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載する効果を持つ。
【0012】吸引ノズルを吐出ノズルの周囲に設けるこ
とで塗布領域の周辺を吸引でき、高粘度の流動体の塗布
においても厚い被膜部を残すという問題が無く、塗布量
を粘度よく制御できる。さらに、流動体の内部に吸引ノ
ズルが無いため、吐出時に吸引ノズル内が大気圧でも塗
布液に気体を混入することがない。
【0013】次に、吸引ノズルと基板との距離を調節す
る高さ調整機構部を設けることで、吸引ノズルに気体が
吸引されるまで吸引を行っても塗布量の調整はノズル高
さを変えることで可能となり、吐出・吸引のための気体
の圧力・時間の制御装置の能力に依存せずに塗布量を制
御できる。
【0014】同一基板上に複数箇所の塗布を行う場合に
おいても吐出ノズル先端と吸引ノズル先端は鉛直方向に
差を設けてあるため、吸引終了後の塗布液は吸引ノズル
から離れるのはもちろんであるが吐出ノズルからも離れ
る。また、厚い被膜部を残していないため、ノズルと基
板との高さはそのままで次にの塗布位置に移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスペンサ装置の構成図。
【図2】(a),(b),(c)は本発明の第1の実施
例の塗布動作時の吐出・吸引ノズル近傍状態を示した断
面図。
【図3】(a),(b),(c),(d),(e)は本
発明の第2の実施例の塗布動作時の吐出・吸引ノズル近
傍状態を示した断面図。
【図4】従来の吸引ノズルを持つディスペンサの断面
図。
【図5】従来のディスペンサによる吸引後の塗布液形状
を示した断面図。
【図6】従来のディスペンサによる吐出時の塗布液形状
を示した断面図。
【符号の説明】
1 吐出ノズル 1a 吐出ノズル先端 2 吸引ノズル 2a 吸引ノズル先端 3 塗布液 4 移動方向 5 シリンジ 7 基板 8 水平機構部 9 高さ調整機構部 11 吐出ノズル 12 吸引ノズル 13 流動体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動体を吐出後吸引することにより流動
    体を塗布するディスペンサ装置において、吐出ノズルの
    外周部に吸引ノズルを設けたディスペンサ装置。
  2. 【請求項2】 該吸引ノズル先端位置と該叶出ノズル先
    端位置とに鉛直方向に対して差を設けた請求項1記載の
    ディスペンサ装置。
  3. 【請求項3】 該吸引ノズル先端と被塗布部との距離を
    変化させる高さ調整部を有する請求項1または請求項2
    記載のディスペンサ装置。
JP7153154A 1995-06-20 1995-06-20 流動体の塗布方法 Expired - Lifetime JP2739839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7153154A JP2739839B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 流動体の塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7153154A JP2739839B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 流動体の塗布方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH091024A true JPH091024A (ja) 1997-01-07
JP2739839B2 JP2739839B2 (ja) 1998-04-15

Family

ID=15556212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7153154A Expired - Lifetime JP2739839B2 (ja) 1995-06-20 1995-06-20 流動体の塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2739839B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132401A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Ias Inc ノズルおよび液体回収方法
CN102836789A (zh) * 2012-09-25 2012-12-26 衡水英利新能源有限公司 打胶机喷嘴
JP2014030813A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Fujitsu Ltd 塗布ノズル、塗布装置、及び塗布方法
JP5956053B2 (ja) * 2013-02-14 2016-07-20 株式会社島津製作所 微細パターニング用表面化学処理装置
JP2020089208A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 コネクトオール株式会社 積層コアの製造方法、接着剤塗布装置及び積層コアの製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244543A (ja) * 1993-02-17 1994-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接着剤塗布装置用の接着剤塗布ノズル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244543A (ja) * 1993-02-17 1994-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接着剤塗布装置用の接着剤塗布ノズル

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132401A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Ias Inc ノズルおよび液体回収方法
JP4496202B2 (ja) * 2006-11-27 2010-07-07 株式会社 イアス ノズルおよび液体回収方法
JP2014030813A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Fujitsu Ltd 塗布ノズル、塗布装置、及び塗布方法
CN102836789A (zh) * 2012-09-25 2012-12-26 衡水英利新能源有限公司 打胶机喷嘴
JP5956053B2 (ja) * 2013-02-14 2016-07-20 株式会社島津製作所 微細パターニング用表面化学処理装置
JP2020089208A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 コネクトオール株式会社 積層コアの製造方法、接着剤塗布装置及び積層コアの製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2739839B2 (ja) 1998-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3260511B2 (ja) シール剤描画方法
KR100506642B1 (ko) 디스플레이 패널의 패턴 형성방법 및 형성장치
KR100281018B1 (ko) 평판표시패널의제조방법및평판표시패널
JP4330785B2 (ja) 液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置の製造装置
JP2006352144A (ja) 高効率フォトレジストコーティング
JP2003245582A (ja) 薄膜形成装置と薄膜形成方法、液晶装置の製造装置と液晶装置の製造方法と液晶装置、及び薄膜構造体の製造装置と薄膜構造体の製造方法と薄膜構造体、及び電子機器
JPH09164357A (ja) 液体塗布装置
WO2000030767A1 (en) A photoresist coater
US20070128355A1 (en) Method for coating photoresist material
JPH091024A (ja) ディスペンサ装置
JP2005173067A (ja) 液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置
US11305311B2 (en) Coating method, coating apparatus and method for manufacturing component
JP3199239B2 (ja) プラズマディスプレイ用部材の製造方法および装置
JP5127127B2 (ja) 塗膜形成方法
JPH0910657A (ja) 薄膜形成装置
JPH11162808A (ja) 回転塗布装置用塗液供給装置
JP4324998B2 (ja) 塗布装置および塗布方法並びにプラズマディスプレイの製造方法および製造装置
US20020072251A1 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JPH10221698A (ja) ペーストパターン形成装置および液晶パネル製造装置
JP3656387B2 (ja) カラー表示pdpの蛍光体形成方法および装置
JPH03152A (ja) 塗布装置
CA2311842A1 (en) Method of manufacturing a liquid discharge head, liquid discharge head manufactured by the same method, and method of manufacturing a minute mechanical apparatus
JP2000107671A (ja) 薬液塗布膜厚の均一化方法、その方法を具現する為の装置及びその装置を具備する薬液塗布装置
JP3134742B2 (ja) 塗布装置および塗布方法並びにカラーフィルタの製造装置および製造方法
JPH10156254A (ja) 塗布方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971224