JPH06244543A - 接着剤塗布装置用の接着剤塗布ノズル - Google Patents

接着剤塗布装置用の接着剤塗布ノズル

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JPH06244543A
JPH06244543A JP2803393A JP2803393A JPH06244543A JP H06244543 A JPH06244543 A JP H06244543A JP 2803393 A JP2803393 A JP 2803393A JP 2803393 A JP2803393 A JP 2803393A JP H06244543 A JPH06244543 A JP H06244543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
circuit board
electronic circuit
guide stopper
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2803393A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sueki
誠 末木
Masayuki Seno
眞透 瀬野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤を電子回路基板に塗布した後、塗布ノ
ズルが上昇する際に発生する接着剤の飛沫が、電子回路
基板上に広範囲にわたって飛散することを防止する。 【構成】 接着剤の塗布ノズル11の外周にほぼ同軸に保
持用のバネ14を介してガイドストッパー13が設けられて
いる。接着剤のタンク12は図示せざる昇降装置に接続さ
れ、接着剤16を電子回路基板上に塗布する際、ガイドス
トッパーの外筒部13Cで接着剤16の飛散を防ぎ、また、
ガイドストッパー13内の空気を吸引口15から強制吸引す
ることによって、接着剤16の飛沫を電子回路基板上へ落
下するのをさらに防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、近年増加しているリー
ドレス電子部品実装に用いられ、電子回路基板上に搭載
したリードレス電子部品が半田で固定されるまでの工程
において位置ずれを起こさないよう塗布する仮止めのた
めの接着剤塗布装置用の接着剤塗布ノズルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路基板は小型化のためリー
ドのない電子部品を搭載することが増えてきた。その
際、電子部品と電子回路基板上の導電箔とを半田で固定
するまでの工程において、電子回路基板搬送時の振動な
どによって電子部品が位置ずれを起こさないように仮止
めとして導電箔のない所に接着剤を塗布して電子部品を
固定していた。
【0003】以下に、従来の接着剤の塗布に関して説明
する。
【0004】図5は従来の接着剤塗布装置の構成概要を
示す斜視外観図である。図5において、1は接着剤の塗
布ノズル、2は接着剤が入っているタンク、3は接着剤
の塗布ノズル1とタンク2を上下方向Zに駆動するため
の駆動部、4は左右方向Xに駆動するための駆動部、5
は前後方向Yに駆動するための駆動部である。これらの
3方向X,Y,Zの駆動部により塗布ノズル1を電子回
路基板(図略)の所定の位置に移動させ、接着剤を塗布し
ている。
【0005】以上のように、構成されている接着剤塗布
装置について、その動作を図6の動作状態図を用いて説
明する。まず、駆動部4,5によって所定の位置にきた
塗布ノズル1は、駆動部3により図6(a)から(b)のよう
に降下し、ストッパー6が電子回路基板7に当接し、塗
布ノズル1と電子回路基板7との間隔を一定に保ち接着
剤8を電子回路基板7に塗布する。その後、駆動部3に
より塗布ノズル1,タンク2は図6(c)のように上昇す
る。そして、次の塗布位置に駆動部4,5により移動さ
せる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、接着剤を塗布した後、塗布ノズルが上昇すると
きに、電子回路基板上の接着剤と塗布ノズルの接着剤が
粘着力,凝縮力により分離するまでに図6(c)の8aに示
すように糸を引き、切れた瞬間に接着剤の飛沫8bが電
子回路基板7上に飛散していた。この飛散した接着剤が
電子回路基板7上の導電箔9上に付着して、導電不良を
引き起こすという問題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、接着
剤が飛散しても電子回路基板上の塗布した接着剤の近傍
にのみ付着し、導電箔には付着しないようにすることを
目的とする。
【0008】さらに、飛散した接着剤の飛沫を強制吸引
することによって落下を防ぎ、電子回路基板上に付着し
ないようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の接着剤塗布装置用の接着剤塗布ノズルは、接
着剤を電子回路基板に塗布後、塗布ノズルが上昇すると
きに発生する接着剤の飛沫が電子回路基板の広範囲に飛
散することを防止するガイドストッパーと、接着剤の飛
沫を吸引する吸引口を有していることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、接着剤を電子回路基板に塗布
し、塗布ノズルが上昇するときに発生する接着剤の飛沫
の飛散範囲をガイドストッパー内に限定することがで
き、導電箔に飛散することを防止し、接着剤による電子
部品と導電箔との導通不良を防ぐことができる。すなわ
ち、飛沫はガイドストッパー内の電子回路基板上に付着
するか、ガイドストッパーに付着する。
【0011】また、ガイドストッパーに設けられた吸引
口からの接着剤の飛沫を吸引させることによって、電子
回路基板上への接着剤の飛散をさらに防止できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例における接着剤塗布
装置用の接着剤塗布ノズルの構造を示す断面図である。
図1(a)の第1の実施例において、11は接着剤16の塗布
ノズルであり、11Aは塗布ノズルの下端である。12は接
着剤のタンク、13は、塗布ノズル11と電子回路基板との
間隔を一定にし、接着剤16の飛散を防ぐガイドストッパ
ーであり、13Aはガイドストッパーの下端、13Bはガイ
ドストッパーの内底面、13Cはガイドストッパーの外筒
部である。14はタンク12とガイドストッパー13を保持し
ているバネである。タンク12は前記図5で説明した上下
方向の駆動部3である昇降装置に接続している。
【0013】上記塗布ノズル11とガイドストッパー13は
摺動して相対位置が可変であり、塗布ノズル11の下端11
Aはガイドストッパーの下端13Aより上方にある。
【0014】また、図1(b)の第2の実施例において、1
5は塗布ノズル11の周囲の空気を吸引する吸引口であ
り、ガイドストッパー13に吸引口15と連通する空気流通
路15Aが形成されている。
【0015】以上のように構成された第1の実施例(図
1(a))の塗布ノズルの動作について、図2ないし図4を
用いて説明する。まず、図2(a)のように電子回路基板1
7の所定の位置にきた接着剤の塗布ノズル11は降下す
る。図2(b)のように電子回路基板17にガイドストッパ
ーの下端13Aが当接する。さらに、図3(a)においてタ
ンク12がガイドストッパーの内底面13Bに当接するまで
降下した後、接着剤16を電子回路基板17上に塗布する。
その後図3(b)において、タンク12すなわち塗布ノズル1
1が上昇し、さらガイドストッパー13が上昇する。この
ように図3(b)のときに発生する接着剤16の飛沫16bは、
ガイドストッパーの外筒部13Cによって遮られ、電子回
路基板17の導電箔18に付着することを防ぐことができ
る。
【0016】そして、図4に示すように電子回路基板17
上には、隣接する導電箔18に付着することなく所定の位
置に接着剤16を塗布することができる。
【0017】次に第2の実施例(図1(b))の場合、上記
第1の実施例の動作に加えて、接着剤を塗布した後、塗
布ノズル11の上昇時に吸引口15から空気流通路15Aを通
してガイドストッパーの外筒部13C内のノズル周辺の空
気を吸引することによって接着剤の飛沫を同時に吸引
し、電子回路基板上への飛散をさらに防止することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の接着剤塗
布装置用の接着剤塗布ノズルは、その周囲にあるガイド
ストッパーによって接着剤の飛沫が広範囲にわたって飛
散することなく接着剤の塗布を行えるので、接着剤の飛
沫による導通不良のような障害を起こすことを防止でき
る。
【0019】また、ガイドストッパー内の空気を吸引す
ることによって、さらに接着剤の飛散を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における接着剤塗布装置用の
接着剤塗布ノズルの構造を示す断面図である。
【図2】図1の接着剤の塗布ノズルの動作を説明する状
態図である。
【図3】図1の接着剤の塗布ノズルの動作を説明する状
態図である。
【図4】図1の接着剤の塗布ノズルの動作を説明する状
態図である。
【図5】従来の接着剤塗布装置の構成概要を示す斜視外
観図である。
【図6】図5の動作状態を示す図である。
【符号の説明】
11…接着剤の塗布ノズル、 11A…塗布ノズルの下端、
12…接着剤のタンク、13…ガイドストッパー、 13A
…ガイドストッパーの下端、 13B…ガイドストッパー
の内底面、 13C…ガイドストッパーの外筒部、 14…
バネ、 15…吸引口、 15A…空気流通路、 16…接着
剤、 16b…飛沫、 17…電子回路基板、18…導電箔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路基板に搭載した電子部品の仮止
    め用として塗布する接着剤の塗布ノズルと、前記塗布ノ
    ズルの外周にはほぼ同軸に保持用のバネを介して設けら
    れたガイドストッパーとを有し、前記塗布ノズルとガイ
    ドストッパーは摺動して相対位置が可変であり、塗布ノ
    ズルの下端はガイドストッパーの下端より上方にあり、
    前記ガイドストッパーが電子回路基板に当接したとき、
    電子回路基板と塗布ノズルの間隔が一定な位置関係にあ
    るように構成したことを特徴とする接着剤塗布装置用の
    接着剤塗布ノズル。
  2. 【請求項2】 前記ガイドストッパーは接着剤を電子回
    路基板に塗布する前記塗布ノズルの周囲の空気を吸引す
    る吸引口を有することを特徴とする請求項1記載の接着
    剤塗布装置用の接着剤塗布ノズル。
JP2803393A 1993-02-17 1993-02-17 接着剤塗布装置用の接着剤塗布ノズル Pending JPH06244543A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH091024A (ja) * 1995-06-20 1997-01-07 Nec Corp ディスペンサ装置
JPH11179265A (ja) * 1997-09-18 1999-07-06 Sez Semiconductor Equip Zubehoer Fuer Die Halbleiterfertigung Gmbh 滴下防止装置
JP2004216290A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Tdk Corp ペースト塗布用ノズル、ペースト塗布装置、及び塗布方法
JP2013155442A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Gunze Ltd 樹脂剤塗布装置
JP2017220599A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品装着装置および部品装着方法
JP2020089208A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 コネクトオール株式会社 積層コアの製造方法、接着剤塗布装置及び積層コアの製造装置

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