JP2013155442A - 樹脂剤塗布装置 - Google Patents

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佳之 藤川
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Abstract

【課題】生地などの被塗布材に対して接着剤等の樹脂剤を塗布するに際し、樹脂剤を確実に塗布することができ、また当然に、生地を傷めるようなことがないようにする。
【解決手段】内部に樹脂通路21が形成されたヘッド本体15と、前記ヘッド本体15に設けられて樹脂通路21からの樹脂剤を被塗布材Wへ向けて吐出するノズル17と、を有し、前記ノズル17は被塗布材Wとの距離を変化させる方向に沿って前記ヘッド本体15に対して出退自在に保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱可塑性樹脂等の樹脂剤を生地に塗布する場合などに好適に使用することのできる、樹脂剤塗布装置に関するものである。
生地を接合するにあたり、縫製に代えて接着剤により接着する方法が採用されることがある(例えば、特許文献1等参照)。この接着に用いる接着剤には、接着速度や接着強度、生地とのなじみ性などの面で熱可塑性の樹脂剤を用いるのが好適であることを、本発明者は知見している。
特許文献2には、テーブル上に支持させた塗布対象物に対して、テーブルをX軸方向やY軸方向に水平移動させながら塗布物を塗布できるような塗布装置が開示されている。この塗布装置は、塗布ヘッドを水平軸まわりに回転自在(下端の吐出口が振り子状に揺動可能)で、且つ上下動自在に保持させたものとなっている。また塗布ヘッドの下面には定距離保持部材(ボールベアリング)が設けられており、塗布対象物に表面凹凸が生じていた場合でも、塗布対象物と塗布ヘッドとの距離を一定に保つことができるものと説明されている。なお、この特許文献2において、塗布対象物や塗布物が具体的に何であるかは明らかにされていない。
特開2010−179211号公報 特開平5−115825号公報
特許文献2に開示された従来の塗布装置は、塗布ヘッド下面の定距離保持部材を塗布対象物に接触させた状態で、塗布対象物(テーブル)を水平移動させ、このとき定距離保持部材が塗布対象物の表面凹凸に倣って上下動するのに伴わせて、塗布ヘッド全体に上下動や振り子状回転を行わせる構成である。
ところが、塗布ヘッドは、ブロック体状に形成された本体内部に塗布物の通路が設けられ、本体下部の吐出口へ塗布物を導くようになったものであるから、塗布ヘッド全体としての質量は大きくなっている(自荷重が重い)。それ故、塗布対象物を生地とする場合では、生地表面に生じた表面凹凸は微小で且つ柔軟性を有しているために、塗布対象物(テーブル)の水平移動時には、定距離保持部材が単に生地の表面凹凸を押し潰すだけとなることが予測される。
すなわち、生地に接着剤を塗布するような場合に際して、特許文献2に開示された従来の塗布装置を用いたとしても、塗布ヘッドが表面凹凸に倣った微妙な上下動や振り子状回転をすることは期待できず、甚だしい場合には、生地を引っ掛けて傷めてしまうおそれさえもあった。
のみならず、表面凹凸の凹部の位置で接着剤の塗布切れ(かすれ等の未塗布となる不良)が発生したり、反対に凸部の位置で接着剤が吐出口まわりに付着しやすくなる等の問題が生じるおそれもあった。このような様々な理由から、従来の塗布装置は、生地への接着剤塗布には使用できなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、生地などの被塗布材に対して接着剤等の樹脂剤を塗布するに際し、樹脂剤を確実に塗布することができ、また当然に、生地を傷めるようなことがないようにした樹脂剤塗布装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る樹脂剤塗布装置は、内部に樹脂通路が形成されたヘッド本体と、前記ヘッド本体に設けられて樹脂通路からの樹脂剤を被塗布材へ向けて吐出するノズルと、を有し、前記ノズルは被塗布材との距離を変化させる方向に沿って前記ヘッド本体に対し
て出退自在に保持されていることを特徴とする。
前記ノズルは、前記ヘッド本体に向けて退入するときには前記樹脂通路内の樹脂剤を加圧する構成とすることができる。
前記ヘッド本体には、温度センサが設けられていると共に、この温度センサの出力に応じて前記樹脂通路及び/又は前記ノズル内へ導入された樹脂剤の温度管理を可能にするヒータが設けられたものとするのが好適である。
前記ノズルは、前記ヘッド本体に対してバネにより押出方向へ付勢されたものとすればよい。
或いは、前記ノズルは、前記ヘッド本体に対してバネにより引き寄せ方向へ付勢されたものとしてもよい。
前記ノズルには、前記被塗布材との接近時に当該ノズルよりも先に被塗布材に接触する接地ストッパが設けられたものとするのが好適である。
前記ノズルは、吐出口を取り囲んだ管部の管肉厚が0を超え3mm以下に形成されたものとするのが好適である。
前記ノズルには、吐出口を取り囲む先端外周面に先細りのテーパを形成する面取りが施されており、前記面取りが被塗布材との間で成す面取り角度は20度以上とされたものとするのが好適である。
本発明に係る樹脂剤塗布装置では、生地などの被塗布材に対して接着剤等の樹脂剤を塗布するに際し、樹脂剤を確実に塗布することができ、また生地を傷めるようなことを防止できるものである。
本発明に係る樹脂剤塗布装置の第1実施形態を示した側断面図であって(A)は被塗布材の表面へ塗布層を形成させる状況を示しており(B)は被塗布材中へ樹脂剤を含浸させる状況を示している。 ノズルの拡大断面図である。 樹脂剤塗布装置の使用例を示した斜視図である。 本発明に係る樹脂剤塗布装置の第2実施形態を示した側断面図である。 本発明に係る樹脂剤塗布装置の第3実施形態を示した要部側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1及び図2は、本発明に係る樹脂剤塗布装置1の第1実施形態を示している。この樹脂剤塗布装置1は、図3に例示するように被塗布材Wを支持する支持台2(例えば、帯ベルトコンベヤの上部張り側ベルト)の上方で、ヘッド移動機構5及び昇降機構6を介して設けられる。
なお、ヘッド移動機構5は、支持台2を跨いだ状態でX方向へ移動可能とされた走行枠10と、この走行枠10上をX方向と交差するY方向へ移動可能とされた走行台11とを有したもので、走行枠10及び走行台11の移動の組み合わせによって、樹脂剤塗布装置1をX方向、Y方向、及びXYの合成方向へ平面移動可能にしている。また、昇降機構6は、走行台11に対して樹脂剤塗布装置1を昇降させるものである。
そのため、この樹脂剤塗布装置1により、生地等の被塗布材Wに対して、曲線カーブや角折れ状のコーナーに沿って接着剤などの樹脂剤を線引き状に塗布することが可能である。勿論、樹脂剤を点状、或いは点線状に塗布することも可能であり、また線状の塗布を隙間無く繰り返すようにすることで面状の塗布状態にすることも可能である。
なお、被塗布材Wとしての生地の材質は何ら限定されるものではなく、天然素材でも化繊素材でもよいし、場合によっては不織布やフェルトなどでもよい。また、生地の形態として編地としても織地としてもよい。更には、被塗布材Wを供給する形態としても、ロール状態から連続して巻き出される帯状のものとしてもよいし、予め所定形状に切り出されたパーツ生地(ピース)状のものとしてもよい。
図3に例示した被塗布材Wは、ロール状態から連続して巻き出された帯状の生地であっ
て、次工程などで切り出すパーツ生地をインクジェット捺染などによりパーツパターンPとして表示させたものとしてある。この被塗布材Wに対し、パーツパターンPの外周全周又は外周の一部を縁取るようなラインL1〜L4に、樹脂材を塗布するものとしている。
一方で、塗布する樹脂剤についても、特にその材質が限定されるものではなく、用途的にも接着剤であることが限定されるものではない(塗料などとしてもよい)。
以下では、樹脂剤が熱可塑性を有するものである場合を説明する。熱可塑性の樹脂剤としては、常温では粘度が高く(硬く)、加熱することによってゲル状まで粘度が低下(軟化)する特性を有したものとする。ゲル状と言っても、塊状に塗布して塗布面を斜めに傾けても流動せず、物理的に均せば広がる程度の粘度のものを言う。また、加熱を続けなければ軟化状態を維持することができず、加熱を停止すれば直ちに硬化状態に戻るようなものとする。
本第1実施形態の樹脂剤塗布装置1(図1)は、被塗布材Wに対して接触した状態を維持しつつ樹脂剤を塗布する接触式のものである。本第1実施形態の樹脂剤塗布装置1は、ヘッド本体15を構造の核として構成されたものであって、このヘッド本体15に対して温度センサ16と、ノズル17と、ヒータ18とが設けられている。
ヘッド本体15は、例えば鉄、真鍮、銅などの伝熱性に優れた金属材によりブロック体として形成されており、その内部には、上下両面間を垂直方向に貫通する状態で樹脂通路21が形成されている。この樹脂通路21は、ヘッド本体15の下面で開口する開口端から所定高さの領域(後述するノズル17の摺動筒部28が挿入される領域)において、内径が一定のストレート孔とされている。
本第1実施形態では、樹脂剤塗布装置1の上部に上部支持体22が設けられ、この上部支持体22を介して樹脂剤塗布装置1が昇降機構6と連結されたものとしてある。そして、樹脂剤塗布装置1とは離隔して設けられるスクリュウポンプやギヤポンプなどの樹脂供給装置(図示略)により、加熱されて軟化状態とされた樹脂剤が、この上部支持体22内を経由した後に、樹脂剤塗布装置1内(すなわち、ヘッド本体15の樹脂通路21)へ供給されるようになっている。
このヘッド本体15には前記したようにヒータ18が設けられているため、樹脂通路21内に供給された樹脂剤は、加熱状態が継続され、ゲル状の軟化状態が維持されるものである。本第1実施形態において、ヒータ18は電熱式として、ヘッド本体15の外周面を取り囲むような状態で設けてある。なお、ヘッド本体15を全周的に取り囲むようにする必要はなく、樹脂通路21まわりの複数箇所(2〜4箇所等)に、小型のヒータ18を埋め込むようにしてもよい。
温度センサ16は、ヘッド本体15の樹脂通路21へ供給された樹脂剤の温度を直接的、又は間接的に検出するためのものである。この温度センサ16は、センサ先端部(感温部)16aを樹脂通路21へ指向させるようにして、ヘッド本体15(例えば、その外周側面)に突き刺す状態で設けられている。
図例では、センサ先端部16aが樹脂通路21へ達しない深さで設けられたものとしてあり、実質的にはヘッド本体15の温度を検出し、この検出温度を通じて(間接的に)、樹脂通路21内の樹脂剤の温度を監視するようにしてある。このようにすることで、樹脂剤の温度を直接的に測定する場合に比べ、温度分布に生じるバラツキを排除して、平均樹脂温度を検出できる利点がある。
但し、センサ先端部16aを樹脂通路21内へ達する深さとしても、樹脂剤に対して管路抵抗となるおそれがない場合であって、且つ、検出温度の精度として不具合が出ない場合であれば、センサ先端部16aを樹脂通路21内へ露出させ、樹脂剤と接触させるようにしてもよい。
この温度センサ16からの出力に応じて、樹脂通路21内やノズル17内へ導入された樹脂剤の温度管理をすればよい。この温度管理は、ヒータ18への通電をオンオフさせたり、印加電圧をコントロールしたりすることで実施可能である。
ノズル17は、ヘッド本体15の樹脂通路21へ供給された樹脂剤を支持台2上の被塗布材Wへ向けて吐出するところであって、内部に樹脂剤用の吐出路23が形成されている
。本第1実施形態において、ノズル17はヘッド本体15の下面部で下向きに配置されており、吐出路23は、吐出口23a(下端開口)へ近接するほど拡径されるテーパ形状となっている。
ノズル17は、図2に示すように、吐出口23aを取り囲む管部の管肉厚(本第1実施形態では吐出路23をテーパ状としているので最大口径となる下端の管肉厚t1とする)が、0を超え3mm以下となるように形成されている。この管肉厚t1が3mmを超えていると、被塗布材Wを支持した支持台2上でヘッド本体15を移動させる際に、ノズル17には、進行方向の後面部(進行方向とは反対側の面)となる管外周面に接着剤が付着し、徐々に、上方へ向けて成長する現象が生じる。
この現象は次の理由で生じるものと推察される。すなわち、ノズル17から吐出される接着剤は空気に触れたり被塗布材Wと接触したりすることで冷却が始まり、ノズル17との接着作用が増すことになる。従って、ノズル17において、吐出口23aを取り囲む管部の管肉厚(管肉厚t1等)が分厚いと、それだけノズル17に対して接着剤が接触する接触面積も増加し、接着剤の接着量(=接着作用)も増大する傾向となる。
結果として、吐出口23aを取り囲む管部の管肉厚が分厚い場合、ノズル17が移動すればするほど、進行方向後面側の管外周面に対する接着剤の付着成長も速くなり、この接着剤の付着が更に呼び水となって、接着剤の付着成長も益々助長されるようになるのではないか、との理由である。
これらの意味において、管肉厚t1を3mm以下とする必要がある。なお、ノズル17の吐出路23をストレート孔とする場合は、吐出口23aを取り囲む管部の管肉厚はt2となるので、この管肉厚t2が0を超え3mm以下となるように形成する。
ノズル17に対し、吐出口23aを取り囲む先端外周面に先細りのテーパを形成する面取りを施すことにより、上記の各種問題を防止することもできる。この面取りを施すには、被塗布材Wとの間で成す面取り角度θが20度以上となるようにするのが好適となる。20度に満たない場合は、上記の各種問題が発生するおそれがある。
当然に、ノズル17における吐出口23aまわりの管肉厚tを3mm以下とし、且つ、ノズル17の吐出口23aまわりに面取り角度θが20度以上の面取りを施すようにすれば、上記の各種問題を防止する効果はなお一層、高くなる。
このようなノズル17には、当該ノズル17をヘッド本体15から外方(図例では下方)へ押し出すための押圧機構25と、この押圧機構25によるノズル17の押出(下降)ストロークを制限するためのストローク制限機構26とが備えられている。
なお、以下では、ヘッド本体15からノズル17を押し出す方向を「下方」又は「下部」と言い換え、この押出を戻す方向を「上方」又は「上部」と言い換えて説明を続ける。
押圧機構25は、ノズル17の外周面で張り出して設けられたフランジ部27と、このフランジ部27よりも上方へ向けて突出する摺動筒部28と、この摺動筒部28に外嵌されたコイルバネ29とを有して、コイルバネ29による伸長方向のバネ力でノズル17を下方へ押し下げる構成となっている。
摺動筒部28は外径が一定のストレート筒とされており、その上部側がヘッド本体15の樹脂通路21へ挿入されるようになっている。摺動筒部28の外周面と樹脂通路21の内周面との周間には、ヘッド本体15に対してノズル17がガタツキを生じずに軽快に上下動する状態を確保しつつ、この周間に樹脂剤が詰まってノズル17の上下動を阻害しないようにできる、微少のクリアランスが保持されている。
すなわち、この摺動筒部28が樹脂通路21内を摺動することで、ヘッド本体15に対するノズル17の上下動(出退動作)が自在な状態に保持されるようになっている。
コイルバネ29は、上端部がヘッド本体15の下面に当接し、下端部がノズル17のフランジ部27に係合する状態で摺動筒部28に嵌められている。そのため、ノズル17を上方へ押し上げたとき(摺動筒部28を樹脂通路21内へ押し込んだとき)に、このコイルバネ29は圧縮して弾発力(ノズル17を下方へ押し下げようと付勢するバネ力)を強めるようになっている。
ストローク制限機構26は、ヘッド本体15に対して上下動自在に保持されたガイドロ
ッド32と、このガイドロッド32の下端部に連結されたノズル止め板33と、ガイドロッド32の上端部に設けられた抜止部材34とを有して、ノズル17の下方移動をノズル止め板33からガイドロッド32、抜止部材34へと伝えて、この抜止部材34で下限設定する構成となっている。
ガイドロッド32は、ノズル17を取り囲むようにしつつ互いに等間隔となる配置で複数本(2本以上)設けるのが好適である。図例では4本としてあり、ヘッド本体15を上下方向に貫通させてある。
ノズル止め板33は、ノズル17は通すがフランジ部27は通さない大きさのノズル受口35を有しており、このノズル受口35の開口上縁部でフランジ部27と係合させるか、又はノズル受口35とノズル17とをねじ連結等させるようになっている。
なお、本第1実施形態では、このノズル止め板33に対し、その下方へ突出する接地ストッパ36を設けてある。この接地ストッパ36は、軸心を上下方向へ向けたネジ構造によりノズル止め板33に取り付けてあり、このネジ構造の螺合度合いを変えることでノズル止め板33から下方へ突出する突出量を調節できるようになっている。
これにより、この接地ストッパ36は、その下端をノズル17の下端よりも下方へ突出させたりノズル17の下端と同等又は上方へ待避させたりの切り換えが可能となっている。当然に、接地ストッパ36の下端をノズル17の下端よりも下方へ突出させる場合には、接地ストッパ36の下端が突出する量を大きくしたり小さくしたりの調節が可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る樹脂剤塗布装置1では、質量の小さな(自荷重の軽い)ノズル17がヘッド本体15に対して上下動可能(出退自在)とされており、また、ノズル17に対して押圧機構25やストローク制限機構26が備えられているので、次のような効果を考察することができる。
すなわち、いま、昇降機構6により、ヘッド本体15を下降させるに際して、接地ストッパ36又はノズル17が被塗布材Wと当接した後、更にヘッド本体15を少し下降させたとする。このとき、ノズル17が下降を停止してもヘッド本体15が下降することで、コイルバネ29が圧縮によりバネ力を強め、またノズル17は、ヘッド本体15に対して相対的に上昇(退入)していることになる。
この状況下では、ヘッド本体15に対してノズル17が上昇するのに応じて、ヘッド本体15の樹脂通路21内へ摺動筒部28が押し込まれている。従って、樹脂通路21内の樹脂剤が摺動筒部28の上端部(円環状の端面)で押し上げられ、摺動筒部28やノズル17内を満たす樹脂剤は加圧されるようになる。
そのため、ノズル17がヘッド本体15に対して上昇すればするほど(樹脂通路21内へ摺動筒部28が押し込まれるほど)、ノズル17の内圧は高くなる現象が起こる。ノズル17の上昇は、ヘッド本体15の下降時だけでなく、凹凸を有する被塗布材W上でヘッド本体15を一定高さで移動させたときの凸部通過時にも生じる可能性がある。すなわち、被塗布材Wに対して樹脂剤を塗布する場合にあって、被塗布材Wの凸部塗布時には凹部塗布時よりも高い内圧になると言える。多くの場合、被塗布材Wの凸部は、凹部に比べて樹脂剤が含浸し難い箇所であると言うこともできる。
このようにノズル17の内圧が上昇すると、この内圧と、樹脂供給装置(図示略)からヘッド本体15の樹脂通路21に供給される樹脂剤の供給圧との間の差圧が縮小又は解消されることになる。そのため、被塗布材Wの凸部を塗布するときにはノズル17から被塗布材Wへ向けた樹脂剤の吐出量が制限される(少なくなる)ようになる。
加えて、質量の大きなヘッド本体15は上下動させずに、質量の小さなノズル17だけを上下動させるので、ノズル17の上下動(出退動作)は軽快であり、小さな表面凹凸や柔軟な表面凹凸にも敏感に追従できるようになっている。
従って、被塗布材Wの凹部に樹脂剤を塗布含浸させるときと、被塗布材Wの凸部に樹脂剤を塗布含浸させるときとで樹脂剤の吐出量が自動的に調節され、それらの結果として、凹部に塗布される樹脂剤の表面と、凸部に塗布される樹脂剤の表面とが均されて平面化するような作用を期待できる。
なお、接地ストッパ36の突出量調節において、接地ストッパ36の下端がノズル17の下端よりも下方へ突出するように設定した場合では、ノズル17が被塗布材Wから一定のクリアランスを保持させて浮き上がった状態にすることができる。
そのため、図1(A)で示すように、被塗布材Wに対して樹脂剤の塗布層Rを積層させる(上乗せさせる)ような状態に塗布することができる。塗布層Rの厚さ(逆に言えば、被塗布材Wに対して樹脂剤を含浸させる程度)をどの程度にするかは、接地ストッパ36の突出量を適宜調節すればよいものである。
これに対し、接地ストッパ36の突出量調節において、接地ストッパ36の下端がノズル17の下端と同等又は上方へ待避するように設定した場合では、ノズル17が被塗布材Wに当接する状態にすることができる。そのため、図1(B)で示すように、樹脂剤の塗布層Rの略全部を被塗布材Wに対して含浸させるような状態に塗布することができる。
なお、図1(A)及び(B)において、樹脂材の塗布層R上を移動方向下流側(図中左側)の接地ストッパ36が乗るように図示しているが、この時点で塗布層Rは既に冷却硬化した状態にあり、何ら問題はない。
次に、上記構成の樹脂剤塗布装置1について、その動作状況を説明する。
図3に示すように、支持台2上に被塗布材Wが搬入されると、ヘッド移動機構5が樹脂剤塗布装置1を被塗布材W上の所定の塗布開始位置へ位置付ける。
次に、樹脂供給装置(図示略)によって樹脂剤塗布装置1へ加熱軟化状態にある樹脂剤を供給する。また、この樹脂剤塗布装置1では、ヒータ18へ通電して、ヘッド本体15の樹脂通路21からノズル17にわたる樹脂剤を加熱させる。
このとき、温度センサ16によって直接、又は間接に検出される樹脂温度により判断して、自動又は作業員による操作として、ヒータ18への通電を適宜コントロールして、樹脂通路21やノズル17内の樹脂剤の粘度が過剰に柔らかくなったり、反対に過剰に硬くなったりすることがないように温度管理する。
昇降機構6は、接地ストッパ36又はノズル17が被塗布材Wと当接した後も、更に樹脂剤塗布装置1を少し下降させる。ここにおいて、被塗布材Wに接地ストッパ36が当接する状態とするかノズル17が当接する状態とするかは、被塗布材W上に樹脂剤の塗布層Rを積層させるか(図1(A)参照)、又は塗布層Rの略全部を被塗布材Wに含浸させるか(図1(B)参照)に応じて、適宜設定しておけばよい。
次に、ヘッド移動機構5により、被塗布材Wに対し、樹脂剤を塗布しようとする部位(ラインL1〜L4など)に倣って樹脂剤塗布装置1を平面移動させる。そして、この樹脂剤塗布装置1から、被塗布材Wに樹脂剤を塗布してゆく。
なお、ヘッド移動機構5による樹脂剤塗布装置1の平面移動は、言うまでもなく、X方向の単独移動やY方向の単独移動又はそれらの交互組み合わせ移動として行ってもよいし、X方向とY方向とを合成した斜め方向又は曲線方向の移動として行ってもよい。従って、前記したパーツパターンPのラインL1〜L4などに限定されるものではない。また、曲率半径の小さなカーブや角折れ(直角や鋭角などでも可能)に沿って綺麗に、また確実に樹脂剤を線引き状に塗布することができる。
この樹脂剤塗布装置1では、ノズル17が上下動する構成であるので、被塗布材Wに生じている凹凸に対して対応できるだけでなく、支持台2の上面が完全な水平レベルに設定されていないとき、すなわち、支持台2が傾いていることでその上面に高低差が生じているようなときでも、この高低差を吸収するような樹脂剤の塗布が可能となる利点がある。
図4は、本発明に係る樹脂剤塗布装置1の第2実施形態を示している。本第2実施形態の樹脂剤塗布装置1は、被塗布材Wに対して非接触の状態を維持しつつ樹脂剤を塗布する非接触式のものである。
本第2実施形態の樹脂剤塗布装置1は、ヘッド本体15に対して温度センサ16と、ノズル17と、ヒータ18とが設けられている点で前記した接触式の樹脂剤塗布装置1(図1)と同じである。
本第2実施形態の樹脂剤塗布装置1(非接触式)が、第1実施形態の樹脂剤塗布装置1(接触式)と最も異なるところは、ヘッド本体15に対してノズル17をバネにより引き
寄せ方向へ付勢する(上方へ引き上げる)ための引上機構52が備えられている点にある。
なお、ヘッド本体15からノズル17を押し出す方向を「下方」又は「下部」と言い換え、この押出を戻す方向を「上方」又は「上部」と言い換える点は、第1実施形態の場合と同様とする。
引上機構52は、ノズル17の外周面で張り出して設けられたフランジ部27と、このフランジ部27よりも上方へ向けて突出する摺動筒部28と、ノズル17に対してフランジ部27よりも下側に係合又は連結された吊り板53と、この吊り板53をヘッド本体15から吊り下げるように連結されたコイルバネ54とを有して、コイルバネ54の引っ張り方向のバネ力で、ノズル17を上方へ引き上げる構成となっている。
本第2実施形態では、ヘッド本体15に対して上下方向に貫通するバネ収納孔56を設けて、このバネ収納孔56にコイルバネ54を収納させている。また、コイルバネ54の上端部はヘッド本体15の上面に固定する上蓋57に吊りボルト58を介して係合させ、またコイルバネ54の下端部は、吊り板53にアンカーボルト59を介して係合させる構造を採用してある。
なお、本第2実施形態の樹脂剤塗布装置1においても、ヘッド本体15に対して上下動自在に保持されたガイドロッド62を設け、このガイドロッド62の下端部を、前記吊り板53に連結させるようにしている。
ガイドロッド62は、ノズル17を取り囲むようにしつつ互いに等間隔となる配置で複数本(2本以上)設けるのが好適である。
また、ノズル17の吐出路23には、経路途中を径小にくびらせた径小部23bを形成させておき、ノズル17内(吐出路23)を通過する樹脂剤の流れに、径小部23bを通過する際の管路抵抗が加わるようにしてある。径小部23bの上流側(図4上側)及び下流側(図4下側)は、ともにテーパ状に形成してある。
本第2実施形態の樹脂剤塗布装置1を用いて被塗布材Wへ樹脂剤を塗布する場合には、ノズル17が被塗布材Wから一定のクリアランスを保持させて浮き上がった状態で塗布を行うものとする。
このような引上機構52を備える構成とされたノズル17では、次のような作用が得られる。
すなわち、ノズル17には常にコイルバネ54による上方への引き上げ作用が生じるようになっているので、吊り板53がヘッド本体15の下面に近接可能となる範囲でノズル17は上昇するようになる。しかし、ヘッド本体15の樹脂通路21へ樹脂剤を供給している間は、樹脂通路21内において摺動筒部28の上端部(円環状の端面)を樹脂剤が押すようになり、この押し作用でノズル17は下方へ押し下げられる。
結果として、ノズル17は、コイルバネ54による引っ張り作用と、樹脂剤による供給圧とが互いを打ち消すように調和して、ノズル17は、上昇限度と下降限度との上下間(作用的な釣り合い位置)で停止するようになる。
なお、ノズル17を下方へ押し下げようとして作用する樹脂剤の供給圧には、ノズル17の吐出路23に形成された径小部23bで生起される管路抵抗や、ノズル17から被塗布材Wに吐出された後の樹脂剤が、ノズル17から新たに吐出しようとする樹脂剤を邪魔するように滞留する部分で生じる吐出反射作用も加わって、コイルバネ54の引っ張り作用との調和が図られるようになる。
このような状況下にあって、凹凸を有する被塗布材W上でヘッド本体15を一定高さで移動させながら被塗布材Wに樹脂剤を塗布してゆくと、ノズル17が凸部を通過するときに、前記した吐出反射作用が強まる方向へ変動する。それ故、この吐出反射作用が強まることに伴ってノズル17が上方へ押されるようになる。すなわち、ヘッド本体15の樹脂通路21内へ摺動筒部28が押し込まれるようになる。
そのため、樹脂通路21内を満たしている樹脂剤が摺動筒部28の上端部、及び径小部23bによる断面縮小量に対応して押し上げられるようになり、摺動筒部28内乃至ノズル17内に及ぶ樹脂剤が加圧される現象が生起する。
従って、第1実施形態の場合と同様であり、被塗布材Wに対して樹脂剤を塗布する場合にあって、被塗布材Wの凸部塗布時には凹部塗布時よりも高い内圧になると言える。
このようにノズル17の内圧が上昇すると、この内圧と、樹脂供給装置(図示略)からヘッド本体15の樹脂通路21に供給される樹脂剤の供給圧との間の差圧が縮小又は解消されることになる。そのため、被塗布材Wの凸部を塗布するときにはノズル17から被塗布材Wへ向けた樹脂剤の吐出量が制限される(少なくなる)ようになる。
加えて、質量の大きなヘッド本体15は上下動させずに、質量の小さなノズル17だけを上下動させるので、ノズル17の上下動(出退動作)は軽快であり、小さな表面凹凸や柔軟な表面凹凸にも敏感に追従できるようになっている。
従って、被塗布材Wの凹部に樹脂剤を塗布含浸させるときと、被塗布材Wの凸部に樹脂剤を塗布含浸させるときとで樹脂剤の吐出量が自動的に調節され、それらの結果として、凹部に塗布される樹脂剤の表面と、凸部に塗布される樹脂剤の表面とが均されて平面化するような作用を期待できる。
図5は、本発明に係る樹脂剤塗布装置1の第3実施形態を示している。本第3実施形態の樹脂剤塗布装置1は、樹脂剤塗布装置1(図1)と同様に、被塗布材Wに対して接触した状態を維持しつつ樹脂剤を塗布する接触式のものである。
本第3実施形態の樹脂剤塗布装置1では、ヘッド本体15に対して、その下方へ突出するようにして別部材から成る固定ノズル65が設けられており、ノズル17の摺動筒部28をこの固定ノズル65に対して下から外嵌させるようになっている。これらの点で、第1実施形態の樹脂剤塗布装置1(図1)と異なっている。なお、ノズル17は、固定ノズル65に沿って上下動自在に保持されており、こにより、ノズル17はヘッド本体15に対して出退自在であると言える。
その他の構成や作用効果は第1実施形態の樹脂剤塗布装置1と同じであり、同一作用を生ずるもの同一符号を付することで、ここでの詳説は省略する。
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、被塗布材Wは、紙や樹脂フィルムなどとしてもよい。
昇降機構6は、支持台2に対して樹脂剤塗布装置1を上下動させるものとして説明したが、樹脂剤塗布装置1に対して支持台2を上下動させる構成としてもよい。
ヘッド本体15に対し、ノズル17が側方(例えば水平方向など)へ向けて設けられた構成として、起立した面(垂直面など)に樹脂剤を塗布するようにしてもよい。
樹脂剤としては粘度の低いもの(常温でも流動するようなもの)を採用することが可能である。この場合では、ヘッド本体15において、ヒータ18や温度センサ16を省略することができる。
1 樹脂剤塗布装置
2 支持台
5 ヘッド移動機構
6 昇降機構
10 走行枠
11 走行台
15 ヘッド本体
16 温度センサ
16a センサ先端部
17 ノズル
18 ヒータ
21 樹脂通路
22 上部支持体
23 吐出路
23a 吐出口
23b 径小部
25 押圧機構
26 ストローク制限機構
27 フランジ部
28 摺動筒部
29 コイルバネ
32 ガイドロッド
33 ノズル止め板
34 抜止部材
35 ノズル受口
36 接地ストッパ
52 引上機構
53 吊り板
54 コイルバネ
56 バネ収納孔
57 上蓋
58 吊りボルト
59 アンカーボルト
62 ガイドロッド
65 固定ノズル
L1〜L4 ライン
P パーツパターン
R 塗布層
W 被塗布材
t1(又はt2) 管肉厚
θ 面取り角度

Claims (8)

  1. 内部に樹脂通路が形成されたヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に設けられて樹脂通路からの樹脂剤を被塗布材へ向けて吐出するノズルと、を有し、
    前記ノズルは被塗布材との距離を変化させる方向に沿って前記ヘッド本体に対して出退自在に保持されていることを特徴とする樹脂剤塗布装置。
  2. 前記ノズルは、前記ヘッド本体に向けて退入するときには前記樹脂通路内の樹脂剤を加圧する構成となっていることを特徴とする請求項1記載の樹脂剤塗布装置。
  3. 前記ヘッド本体には、温度センサが設けられていると共にこの温度センサの出力に応じて前記樹脂通路及び/又は前記ノズル内へ導入された樹脂剤の温度管理を可能にするヒータが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の樹脂剤塗布装置。
  4. 前記ノズルは、前記ヘッド本体に対してバネにより押出方向へ付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の樹脂剤塗布装置。
  5. 前記ノズルは、前記ヘッド本体に対してバネにより引き寄せ方向へ付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の樹脂剤塗布装置。
  6. 前記ノズルには、前記被塗布材との接近時に当該ノズルよりも先に被塗布材に接触する接地ストッパが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の樹脂剤塗布装置。
  7. 前記ノズルは、吐出口を取り囲んだ管部の管肉厚が0を超え3mm以下に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の樹脂剤塗布装置。
  8. 前記ノズルには、吐出口を取り囲む先端外周面に先細りのテーパを形成する面取りが施されており、前記面取りが被塗布材との間で成す面取り角度は20度以上とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の樹脂剤塗布装置。
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