JP2004216290A - ペースト塗布用ノズル、ペースト塗布装置、及び塗布方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペースト塗布用ノズル3は、ノズルホルダ4内に摺動可能に保持されている。ノズルホルダ4は、ペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29が塗布対象物25の表面25aと対向するように第1の支柱9に移動可能に支持されている。ペースト塗布用ノズル3には平坦面29に開口を有するペースト孔31が形成されており、ペースト孔31はペースト35を収納している。ペースト35は開口33において露出しており、平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てることによって、表面25aにペースト35が塗布され、塗布点41が形成される。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、塗布対象物の表面にペーストを塗布するペースト塗布用ノズル、ペースト塗布装置、及び塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディスプレイは大画面化、精細化しており画素数は増大の一途を辿っている。これに伴い、ディスプレイの製造時において、パターン配線やカラーフィルタにおける欠陥の発生を抑制する必要が生じている。このような欠陥部分を修正する方法としては、例えば特許文献1に開示された液晶基板の欠陥修正方法がある。この方法は、針の先端にペーストを付着させ、欠陥部分に針の先端を接触させることによりペーストを塗布するものである。また、特許文献2に開示された回路基板のリペア方法は、インクジェット方式の液滴付与装置により導電性材料溶液を電気的接続不良箇所に付与し、修正する方法である。また、特許文献3に開示されたペースト状物質の塗布方法は、ペースト状物質を充填したバーレル及び精密ノズルからなる吐出部先端に液点を形成し、被塗布面に近接して滴下するものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−292442号公報
【特許文献2】
特開平11−233009号公報
【特許文献3】
特開平11−329221号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、ペーストを1回塗布する毎に針の先端にペーストを付着させる必要がある。また、特許文献3に開示された方法では、1回塗布する毎に精密ノズルの吐出部先端に液点が形成されるのを待つ必要がある。これらの方法には、複数箇所の欠陥部分を修正する場合にその所要時間が長くなり、作業効率が悪化するという共通の問題がある。
【0005】
また、特許文献2に開示された方法においては、ノズルから導電性材料溶液をインクジェット方式により強制的に出射する構成となっている。しかしながら、微細な吐出部先端から微少量の導電性材料溶液を出射するためには高性能な制御装置が必要になるので、構成が複雑になる。
【0006】
本発明は、簡易な構成であり、且つペーストを塗布するための所要時間が短いペースト塗布用ノズル、ペースト塗布装置、及び塗布方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるペースト塗布用ノズルは、塗布対象物の表面にペーストを塗布するペースト塗布用ノズルであって、平坦な面が形成された先端部と、ペーストが収納されるとともに先端部の平坦な面に開口を有するペースト孔とを備え、先端部の平坦な面が塗布対象物の表面に押し当てられることにより、ペースト孔に収納されたペーストを塗布対象物の表面に塗布することを特徴とする。
【0008】
本発明によるペースト塗布用ノズルでは、ペースト孔に収納されたペーストが先端部の平坦な面に形成された開口において露出する。そして、先端部の平坦な面が塗布対象物の表面に押し当てられることにより、開口において露出したペーストが塗布対象物の表面に接し、塗布対象物の表面にペーストが塗布される。本ペースト塗布用ノズルは、先端部に形成された平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てることによりペーストを塗布するので、ペーストを先端に付着させる時間や液点が形成されるのを待つ時間を必要としない。これにより、ペーストを塗布するための所要時間を短くできる。また、本ペースト塗布用ノズルは、強制的にペーストを押し出す構成を必要としないので、簡易な構成とすることができる。
【0009】
また、ペースト塗布用ノズルは、先端部の平坦な面が、円形状であることを特徴としてもよい。これによって、微細な先端部を容易に加工できる。
【0010】
また、ペースト塗布用ノズルは、先端部の平坦な面が、矩形状であることを特徴としてもよい。これによって、ペーストを連続して塗布する際に、ペーストの重なる部分を減らすことができる。
【0011】
本発明によるペースト塗布装置は、塗布対象物の表面にペーストを塗布するペースト塗布装置であって、平坦な面が形成された先端部と、前記ペーストが収納されるとともに前記先端部の前記平坦な面に開口を有するペースト孔とを備えるペースト塗布用ノズルと、塗布対象物の表面とペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面とが互いに対向するように塗布対象物を支持する支持台とを備え、ペースト塗布用ノズルが支持台に対し接近及び隔離可能に設けられており、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面が塗布対象物の表面に押し当てられることにより、ペースト孔に収納されたペーストを塗布対象物の表面に塗布することを特徴とする。
【0012】
本発明によるペースト塗布装置では、ペースト塗布用ノズルを支持台に接近させ、ペースト塗布用ノズルの先端部に形成された平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てることによりペーストを塗布するので、ペーストを先端に付着させる時間や液点が形成されるのを待つ時間を必要としない。これにより、ペーストを塗布するための所要時間を短くできる。また、本ペースト塗布装置は、強制的にペーストを押し出す構成を必要としないので、簡易な構成とすることができる。
【0013】
また、ペースト塗布装置は、ペースト塗布用ノズルを収容するノズルホルダをさらに備え、ノズルホルダは、ペースト塗布用ノズルを支持台に対する接近及び隔離方向に沿って摺動可能に保持することを特徴としてもよい。または、ペースト塗布装置は、ペースト塗布用ノズルを支持する支柱をさらに備え、支柱は、ペースト塗布用ノズルを支持台に対する接近及び隔離方向に沿って摺動可能に支持することを特徴としてもよい。
【0014】
これらのペースト塗布装置では、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てたときに、ペースト塗布用ノズルが、ノズルホルダまたは支柱の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動する。これにより、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てる際の押圧力を細かく制御する必要がなくなるので、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てる機構を簡易に構成できる。また、ペースト塗布用ノズルの自重に応じて、先端部の平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てる押圧力が変化するので、ペースト塗布用ノズルの質量を調整するだけの簡易な方法により押圧力を調整できる。なお、ペースト塗布用ノズルと塗布対象物との間の押圧力を、ペースト塗布用ノズルに設けたバネや油圧機構などによって調整してもよい。このとき、ペースト塗布用ノズルの先端部に圧力センサを設け、この圧力センサによって検出された押圧力に基づいて、バネの弾性力や油圧力を制御すると好適である。
【0015】
本発明によるペースト塗布方法は、塗布対象物の表面にペーストを塗布するペースト塗布方法であって、平坦な面が形成された先端部と、ペーストが収納されるとともに先端部の平坦な面に開口を有するペースト孔とを備えるペースト塗布用ノズルを用い、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てることにより、ペースト孔に収納されたペーストを塗布対象物の表面に塗布することを特徴とする。
【0016】
本発明によるペースト塗布方法は、ペースト塗布用ノズルの先端部に形成された平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てることによりペーストを塗布するので、ペーストを先端に付着させる時間や液点が形成されるのを待つ時間を必要としない。これにより、ペーストを塗布するための所要時間を短くできる。また、本ペースト塗布方法は、強制的にペーストを押し出す装置を必要としないので、簡易な装置を用いて実現することができる。ただし、例えばインクジェット方式のように、熱や空気圧等によって強制的にペーストを押し出すような装置を用いることも可能である。
【0017】
また、ペースト塗布方法は、ペースト塗布用ノズルを収容するノズルホルダをさらに用い、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てたときに、ペースト塗布用ノズルがノズルホルダの移動量を打ち消す方向に相対的に摺動することを特徴としてもよい。または、ペースト塗布方法は、ペースト塗布用ノズルを支持する支柱をさらに用い、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てたときに、ペースト塗布用ノズルが支柱の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動することを特徴としてもよい。
【0018】
これらのペースト塗布方法により、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てる際の押圧力を細かく制御する必要がなくなるので、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てる工程を簡易な装置を用いて実現できる。また、ペースト塗布用ノズルの自重に応じて、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦な面を塗布対象物の表面に押し当てる押圧力が変化するので、ペースト塗布用ノズルの質量を調整するだけの簡易な方法により押圧力を調整できる。なお、ペースト塗布用ノズルと塗布対象物との間の押圧力を、ペースト塗布用ノズルに設けたバネや油圧機構などを用いて調整してもよい。このとき、ペースト塗布用ノズルの先端部に設けられた圧力センサを用い、この圧力センサによって検出された押圧力に基づいて、バネの弾性力や油圧力を制御すると好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面とともに本発明によるペースト塗布用ノズル、ペースト塗布装置、及び塗布方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
【0020】
図1は、本発明によるペースト塗布装置の実施形態を示す斜視図であり、図2(a)は、図1に示すペースト塗布用ノズル3付近の縦断面図である。このペースト塗布装置1は、ペースト塗布用ノズル3によって塗布対象物25にペーストを塗布するものであり、例えば配線基板における配線パターンの断線などの欠陥部分を修正するのに用いられる。あるいは、ディスプレイ画面のカラーフィルタの非着色部分を修正するのに用いられる。ここで、図1においては、装置の手前側に向かってX軸の正方向が、鉛直方向上向きにZ軸の正方向がそれぞれ定義されるように、直交座標系XYZを定義する。
【0021】
図2(a)に示すように、ペースト塗布用ノズル3は、平坦面29が形成された先端部5を有している。先端部5は、下方ほど細くなるようなテーパ状に形成されている。そして、先端部5の最下端には、柱状のペースト塗布用ノズル3の軸と交差する方向に平坦面29が形成されている。先端部5のうち、平坦面29を含む一部または全部は、例えばステンレスや超鋼などの金属やルビーなどの鉱石により形成されている。特に、ルビーは硬度が高く加工性がよいので好適である。
【0022】
また、ペースト塗布用ノズル3には、ペースト孔31が形成されている。ペースト孔31は、その深さ方向が柱状のペースト塗布用ノズル3の軸に沿うように形成されている。また、ペースト孔31は、ペースト塗布用ノズル3を上下に貫通するように形成されている。ペースト孔31は、先端部5の平坦面29に開口33を有する。ペースト孔31はペースト35を収納しており、開口33においてペースト35が露出している。なお、ペースト35としては、導電性を有する導電性ペーストや、物体の表面を着色する塗料などが用いられる。また、ペースト孔31は、ペースト塗布用ノズル3の上面に開口34を有する。ペースト35は、この開口34を介して補充される。なお、ペースト35の揮発を防ぐために、必要に応じて開口34を塞ぐキャップを設けてもよい。
【0023】
図2(b)及び(c)は、ペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29を下方から見た図である。図2(b)を参照すると、先端部5の平坦面29の外形は円形状を呈している。あるいは、図2(c)に示されるように、先端部5の平坦面29の外形は矩形状を呈していてもよい。
【0024】
ペースト塗布用ノズル3は、鉛直方向に摺動可能にノズルホルダ4に保持されている。ノズルホルダ4は、下部が開口した中空状に形成されており、ペースト塗布用ノズル3の先端部5が側方から見える状態(つまり、ノズルホルダ4の開口から先端部5が突出した状態)でペースト塗布用ノズル3を収容している。
【0025】
また、ノズルホルダ4の側壁には2つのネジ穴が形成されており、ネジ穴にはネジ37が挿入されている。ネジ37は、ノズルホルダ4内部の中空部分にその先端を突き出した状態でノズルホルダ4に固定される。一方、ペースト塗布用ノズル3は、ネジ37の先端付近に当接する係止部分39を側面に有しており、ネジ37の先端付近と係止部分39とが接している状態でペースト塗布用ノズル3が静止している。すなわち、ペースト塗布用ノズル3の自重がネジ37に支えられることにより、先端部5の上下方向位置が保持されている。この係止部分39を形成するには、例えば、柱状のペースト塗布用ノズル3の下半分の外径を上半分の外径よりも小さく形成するとよい。あるいは、ペースト塗布用ノズル3の側面に凸状部分を形成してもよい。なお、ペースト塗布用ノズル3は、ネジ37を外すことによりノズルホルダ4から脱却される。
【0026】
再び図1を参照すると、ノズルホルダ4は、ペースト塗布用ノズル3の先端部5に形成された平坦面29がZ軸の負方向すなわち下方を向くように第1の支柱9に支持されている。ここで、ノズルホルダ4はボールスライド7を介して第1の支柱9に支持されており、ノズルホルダ4は、上下方向に移動可能となっている。
【0027】
第1の支柱9は上下方向に延びており、土台17に固定された第2の支柱13に支持されている。また、第1の支柱9は、上下方向に移動可能なようにレール11を介して支持されている。第2の支柱13には一軸ロボットが取り付けられており、第1の支柱9は上下方向の任意の位置に移動される。また、第1の支柱9の側面下部には、塗布対象物25におけるペースト塗布部分を観察するための拡大鏡15が設置されている。第2の支柱13は、ペースト塗布装置1の土台17に固定されている。
【0028】
塗布対象物25を支持する支持台19は、塗布対象物25の表面25aとペースト塗布用ノズル3の先端部5に形成された平坦面29とが互いに対向するように、塗布対象物25を支持する構成となっている。ここで、前述したようにノズルホルダ4は上下方向に移動可能なように第1の支柱9に支持されているので、ペースト塗布用ノズル3は支持台19に対し接近及び隔離可能となっている。また、支持台19は、XYテーブル27上に載置されている。XYテーブル27は、支持台19をX方向に移動させる機構21a、及び支持台19をY方向に移動させる機構21bを備えている。また、XYテーブル27は、土台17上に固定された台23上に載置されている。このXYテーブル27は、図示しない電子制御手段によって塗布対象物25をX軸方向及びY軸方向に自動的に移動させる構成としてもよい。
【0029】
以上が、ペースト塗布装置1の構成である。次に、本発明によるペースト塗布方法の実施形態を説明する。このペースト塗布方法は、例えば上記したペースト塗布装置1を用いて好適に実施される。
【0030】
まず、本ペースト塗布方法の準備段階を説明する。図1に示した第1の支柱9をZ軸の正方向に移動させ、支持台19上に塗布対象物25をセットする。塗布対象物25としては、例えば配線基板やディスプレイ画面用のカラーフィルタといったものが挙げられる。そして、塗布対象物25においてペースト35が塗布される塗布対象部分は、配線基板であれば例えば配線パターンの断線部分であり、カラーフィルタであれば例えば非着色部分である。支持台19上に塗布対象物25をセットするときは、塗布対象部分が存在する表面25aを上面にする。
【0031】
次に、ノズルホルダ4のネジ37を外して、ノズルホルダ4からペースト塗布用ノズル3を脱却する。そして、ペースト塗布用ノズル3のペースト孔31にペースト35を収納する。このとき、塗布対象物25が配線基板であれば、ペースト35として導電性ペーストを用いる。また、塗布対象物25がカラーフィルタであれば、ペースト35として塗料を用いる。こうしてペースト35を収納したのち、ペースト塗布用ノズル3をノズルホルダ4に挿入してネジ37を締める。以上の方法により、ペースト孔31にペースト35を収納したペースト塗布用ノズル3がペースト塗布装置1に装備され、本ペースト塗布方法の準備が完了する。
【0032】
図3(a)〜(c)は、本ペースト塗布方法を説明するための図である。上記した準備を終えた後、まず第1の支柱9をZ軸の負方向に移動させる。図3(a)は、第1の支柱9を移動させた状態を示している。このとき、ペースト塗布用ノズル3は、先端部5の平坦面29と塗布対象物25の表面25aとが互いに対向した状態で静止している。また、ペースト孔31の開口33において、ペースト35が露出している。次に、ペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29が塗布対象物25における塗布対象部分25bに押し当てられるように、拡大鏡15を通して塗布対象物25の表面25aを観察しながらXYテーブル27によって塗布対象物25をX方向及びY方向に移動させる。
【0033】
続いて、ボールスライド7をスライドさせることにより、第1の支柱9に対して相対的に下方へノズルホルダ4及びペースト塗布用ノズル3を移動させ、ペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てる。図3(b)は、平坦面29を表面25aに押し当てた状態を示している。このとき、平坦面29と表面25aとの間に生じた微小な隙間にペースト35が一定量しみ出して、塗布対象部分25bにペースト35が塗布される。微小な隙間にペースト35がしみ出すのは、ペースト35の表面張力によるものと推測される。
【0034】
また、図3(a)に示した状態においては、ネジ37の先端付近と係止部分39とが接している状態でペースト塗布用ノズル3がノズルホルダ4に支えられているので、ノズルホルダ4が所定の位置より下方に移動すると、ネジ37と係止部分39とが離れ、図3(b)に示すようにペースト塗布用ノズル3の自重が塗布対象物25に支えられる状態となる。すなわち、平坦面29が表面25aに押し当てられる際に、ペースト塗布用ノズル3が下方へのノズルホルダ4の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動する。
【0035】
続いて、ノズルホルダ4及びペースト塗布用ノズル3を上方に移動させて先端部5の平坦面29と塗布対象物25の表面25aとを離す。図3(c)は、平坦面29と表面25aとを離した状態を示している。こうして、塗布対象物25における塗布対象部分25bにペースト35が塗布されて塗布点41が形成される。なお、塗布対象物25に塗布対象部分25bが複数ある場合、もしくはペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29の面積よりも塗布対象部分25bの面積のほうが大きい場合には、ペースト35を連続して繰り返し塗布するとよい。このとき、第1の支柱9の上下方向位置を固定したままノズルホルダ4及びペースト塗布用ノズル3を上下方向に移動させるとともに、塗布対象物25をXYテーブル27によって移動させることにより、ペースト35を連続して塗布する。
【0036】
以上に説明した本実施形態によるペースト塗布用ノズル3、ペースト塗布装置1、及びペースト塗布方法は、以下の効果を有する。すなわち、本実施形態では、開口33が形成された平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てることによりペースト35を塗布するので、特許文献1(特開平8−292442号公報)や特許文献3(特開平11−329221号公報)に開示された技術のように、ペーストを先端に付着させる時間や液点が形成されるのを待つ時間を必要としない。これにより、ペースト35を塗布するための所要時間を短くできる。また、本実施形態では、特許文献2(特開平11−233009号公報)に開示された技術のように、インクジェット方式やディスペンサといった構成により強制的にペースト35を押し出す必要がない。これによって、簡易な構成により一定量のペースト35を塗布することができる。
【0037】
図4(a)及び(b)は、塗布対象物25として配線基板をペースト塗布用ノズル3により修正する場合を説明するための図である。図4(a)を参照すると、配線パターン43に断線部分43aが生じている。ここへペースト塗布用ノズル3によって導電性のペースト35を塗布することにより、図4(b)に示される状態となる。図4(b)を参照すると、配線パターン43の断線部分43aを繋ぐように塗布点41が連続して複数形成されることにより、断線部分43aが修正されている。本実施形態によれば、このような複数の連続した塗布点41を、簡易な構成且つ短い時間で形成することができる。
【0038】
また、上記したペースト塗布装置1及びペースト塗布方法では、ペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てたときに、ペースト塗布用ノズル3が、ノズルホルダ4の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動する。これにより、平坦面29を表面25aに押し当てる際の押圧力を細かく制御する必要がなくなるので、簡易な構成によって平坦面29を表面25aに押し当てることができる。また、ペースト塗布用ノズル3の自重に応じて、平坦面29を表面25aに押し当てる押圧力が変化するので、ペースト塗布用ノズル3の質量を調整するだけの簡易な方法により押圧力を調整できる。
【0039】
また、従来、インクジェット方式やディスペンサなどにおいてはノズル先端と塗布対象物との微細な距離を制御するための装置が必要となるが、本ペースト塗布装置1及びペースト塗布方法では、平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てたときにペースト塗布用ノズル3がノズルホルダ4の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動するため、平坦面29と表面25aとの微細な距離を制御する必要がない。このため、塗布対象物25の表面25aに凹凸が存在する場合でも細かな距離制御機構を必要とせず、簡易な構成により好適にペーストを塗布することができる。
【0040】
また、ペースト塗布用ノズル3では、平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てていない状態においては、ペースト孔31の開口33においてのみペースト35が露出している。これにより、ペースト35がほぼ密閉され、ペースト35の粘度などの状態を容易に保つことができる。また、ペースト塗布用ノズル3では、ペースト孔31に収納されたペースト35を使い切ることができるので、高価なペースト35を無駄なく使うことができる。
【0041】
また、ペースト塗布用ノズル3では、先端部5の平坦面29が円形状を呈することによって、微細な先端部5を容易に加工できる。また、先端部5の平坦面29が矩形状を呈することによって、塗布点41が矩形状に形成されるので、ペースト35を連続して塗布することにより塗布点41を隣接して複数形成するような場合に、ペースト35が重なる部分を減らすことができる。
【0042】
ここで、図5(a)及び(b)は、塗布対象物25としてカラーフィルタを本ペースト塗布用ノズル3により修正する場合を説明するための図である。図5(a)を参照すると、カラーフィルタ45に欠陥部分として非着色部分45aが生じている。ここへ、着色物質を含むペースト35を、平坦面29が矩形に形成されているペースト塗布用ノズル3を用いて非着色部分45aを隙間なく塗布することにより、図5(b)に示される状態となる。図5(b)を参照すると、カラーフィルタ45の非着色部分45aに矩形の塗布点41が隙間なく複数形成されることにより、非着色部分45aが修正されている。このとき、塗布点41が矩形に形成されることによって、ペースト35を隙間なく塗布する場合に塗布点41同士が重なる部分が小さくなり、色むらの少ない補修が可能となる。
【0043】
ここで、上記したペースト塗布装置、及び塗布方法の変形例を説明する。図6は、本変形例によるペースト塗布装置のペースト塗布用ノズル3付近の縦断面図である。図6を参照すると、ペースト塗布用ノズル3はノズルホルダ4に固定されている。すなわち、ペースト塗布用ノズル3の側面にはネジ穴が形成されており、ネジ37によってペースト塗布用ノズル3をノズルホルダ4の内壁に押しつけて固定している。
【0044】
第1の支柱9は上下方向に移動可能なように第2の支柱13に支持されており、ペースト塗布用ノズル3は支持台19に対し接近及び隔離可能となっている。ノズルホルダ4は、ボールスライド8を介して第1の支柱9に支持されており、上下方向に摺動可能となっている。
【0045】
図7(a)〜(c)は、本変形例によるペースト塗布方法を説明するための図である。まず、図3(a)に示されるように、ペースト塗布用ノズル3は、先端部5の平坦面29と塗布対象物25の表面25aとが互いに対向した状態で静止している。このとき、ボールスライド8は、摺動可能範囲の下端に位置している。次に、拡大鏡15を通して塗布対象物25の表面25aを観察しながらXYテーブル27によって塗布対象物25をX方向及びY方向に移動させる。
【0046】
続いて、図示しない一軸ロボットを用いて第1の支柱9を下方へ移動させることにより、ノズルホルダ4及びペースト塗布用ノズル3を下方へ移動させ、ペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てる。図7(b)は、平坦面29を表面25aに押し当てた状態を示している。こうして、塗布対象部分25bにペースト35が塗布される。
【0047】
また、ノズルホルダ4はボールスライド8を介して第1の支柱9に摺動可能なように支えられているので、第1の支柱9が所定の位置より下方に移動すると、図3(b)に示すようにペースト塗布用ノズル3及びノズルホルダ4の自重が塗布対象物25に支えられる状態となる。すなわち、平坦面29が表面25aに押し当てられる際に、ペースト塗布用ノズル3及びノズルホルダ4が下方への第1の支柱9の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動する。
【0048】
続いて、第1の支柱9を上方に移動させて、ペースト塗布用ノズル3の先端部5の平坦面29と塗布対象物25の表面25aとを離す。図3(c)は、平坦面29と表面25aとを離した状態を示している。こうして、塗布対象物25における塗布対象部分25bにペースト35が塗布されて塗布点41が形成される。
【0049】
上記した変形例では、ペースト塗布用ノズル3の先端部5における平坦面29を塗布対象物25の表面25aに押し当てたときに、ペースト塗布用ノズル3及びノズルホルダ4が、第1の支柱9の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動する。これにより、平坦面29を表面25aに押し当てる際の押圧力を細かく制御する必要がなくなるので、簡易な構成によって平坦面29を表面25aに押し当てることができる。また、ペースト塗布用ノズル3及びノズルホルダ4の自重に応じて、平坦面29を表面25aに押し当てる押圧力が変化するので、ペースト塗布用ノズル3及びノズルホルダ4の質量を調整するだけの簡易な方法により押圧力を調整できる。
【0050】
ここで、上記したペースト塗布用ノズル、ペースト塗布装置、及び塗布方法の実施例を説明する。本実施例は、配線基板を塗布対象物とし、配線パターンの断線部分を修正する例である。本実施例では、ペースト塗布用ノズル3における平坦面29を円形状とし、その直径を0.1mmとした。そして、平坦面29におけるペースト孔31の開口径を0.05mmとした。ペースト35としては温度22℃において粘度10.9[Pa・sec]となる金ペースト(商品名:パーフェクトゴールド、真空冶金株式会社製)を用い、この金ペーストに溶剤としてテルペン誘導体(商品名:ターピオネール、ヤスハラケミカル株式会社製)を約3%添加し、攪拌することにより導電性のペースト35を作成した。
【0051】
この導電性ペースト35をペースト塗布用ノズル3のペースト孔31に収納し、ペースト塗布用ノズル3を所定の待機高さに移動させた。そして、配線基板の断線部分がペースト塗布用ノズル3の平坦面29の真下に位置するように、拡大鏡15を用いて断線部分を確認しながらXYテーブル27を調整した。ペースト塗布用ノズル3を所定の待機高さから下方に移動させ、平坦面29を配線基板の表面に押し当てることによって、平坦面29の外形に応じた塗布点41を形成した。続いて、塗布点41のすぐ隣にペースト35を塗布するために、ペースト塗布用ノズル3を1mm程度上方へ移動させ、XYテーブル27を用いて配線基板の位置を調整してから、再度ペースト塗布用ノズル3を下方へ移動させてペースト35を塗布した。この動作を繰り返すことにより、配線基板の断線部分にペースト35を短い時間に連続して塗布することができた。そして、ペースト塗布後、所定の条件下で塗布点41を焼成することにより、塗布点41に導電性が生じて断線部分が修正され、所望の電気回路とすることができた。
【0052】
本発明によるペースト塗布用ノズル、ペースト塗布装置、及び塗布方法は、上記した実施形態及び実施例に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記した実施形態のペースト塗布用ノズル3では、平坦面29の形状を円形状または矩形状としているが、平坦面29の形状はこれに限らず様々な形状とすることができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明は、簡易な構成であり、且つペーストを塗布するための所要時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるペースト塗布装置の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は、ペースト塗布用ノズル付近の縦断面図である。図2(b)及び図2(c)は、ペースト塗布用ノズルの先端部における平坦面を下方から見た図である。
【図3】図3(a)〜図3(c)は、ペースト塗布方法を説明するための図である。
【図4】図4(a)及び図4(b)は、塗布対象物として配線基板をペースト塗布用ノズルにより修正する場合を説明するための図である。
【図5】図5(a)及び図5(b)は、塗布対象物としてカラーフィルタをペースト塗布用ノズルにより修正する場合を説明するための図である。
【図6】図6は、ペースト塗布装置の変形例におけるペースト塗布用ノズル付近の縦断面図である。
【図7】図7(a)〜図7(c)は、ペースト塗布方法の変形例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ペースト塗布装置、3…ペースト塗布用ノズル、4…ノズルホルダ、5…先端部、7、8…ボールスライド、9…第1の支柱、11…レール、13…第2の支柱、15…拡大鏡、17…土台、19…支持台、25…塗布対象物、27…XYテーブル、29…平坦面、31…ペースト孔、33…開口、35…ペースト、37…ネジ、39…係止部分、41…塗布点。
Claims (9)
- 塗布対象物の表面にペーストを塗布するペースト塗布用ノズルであって、
平坦な面が形成された先端部と、前記ペーストが収納されるとともに前記先端部の前記平坦な面に開口を有するペースト孔とを備え、
前記先端部の前記平坦な面が前記塗布対象物の前記表面に押し当てられることにより、前記ペースト孔に収納された前記ペーストを前記塗布対象物の前記表面に塗布することを特徴とするペースト塗布用ノズル。 - 前記先端部の前記平坦な面が、円形状であることを特徴とする請求項1に記載のペースト塗布用ノズル。
- 前記先端部の前記平坦な面が、矩形状であることを特徴とする請求項1に記載のペースト塗布用ノズル。
- 塗布対象物の表面にペーストを塗布するペースト塗布装置であって、
平坦な面が形成された先端部と、前記ペーストが収納されるとともに前記先端部の前記平坦な面に開口を有するペースト孔とを備えるペースト塗布用ノズルと、
前記塗布対象物の前記表面と前記ペースト塗布用ノズルの前記先端部における前記平坦な面とが互いに対向するように前記塗布対象物を支持する支持台と
を備え、
前記ペースト塗布用ノズルが前記支持台に対し接近及び隔離可能に設けられており、前記ペースト塗布用ノズルの前記先端部における前記平坦な面が前記塗布対象物の前記表面に押し当てられることにより、前記ペースト孔に収納された前記ペーストを前記塗布対象物の前記表面に塗布することを特徴とするペースト塗布装置。 - 前記ペースト塗布用ノズルを支持する支柱をさらに備え、
前記支柱は、前記ペースト塗布用ノズルを前記支持台に対する前記接近及び隔離方向に沿って摺動可能に支持することを特徴とする請求項4に記載のペースト塗布装置。 - 前記ペースト塗布用ノズルを収容するノズルホルダをさらに備え、
前記ノズルホルダは、前記ペースト塗布用ノズルを前記支持台に対する前記接近及び隔離方向に沿って摺動可能に保持することを特徴とする請求項4に記載のペースト塗布装置。 - 塗布対象物の表面にペーストを塗布するペースト塗布方法であって、
平坦な面が形成された先端部と、前記ペーストが収納されるとともに前記先端部の前記平坦な面に開口を有するペースト孔とを備えるペースト塗布用ノズルを用い、
前記ペースト塗布用ノズルの前記先端部における前記平坦な面を前記塗布対象物の前記表面に押し当てることにより、前記ペースト孔に収納された前記ペーストを前記塗布対象物の前記表面に塗布することを特徴とするペースト塗布方法。 - 前記ペースト塗布用ノズルを支持する支柱をさらに用い、
前記ペースト塗布用ノズルの前記先端部における前記平坦な面を前記塗布対象物の前記表面に押し当てたときに、前記ペースト塗布用ノズルが前記支柱の移動量を打ち消す方向に相対的に摺動することを特徴とする請求項7に記載のペースト塗布方法。 - 前記ペースト塗布用ノズルを収容するノズルホルダをさらに用い、
前記ペースト塗布用ノズルの前記先端部における前記平坦な面を前記塗布対象物の前記表面に押し当てたときに、前記ペースト塗布用ノズルが前記ノズルホルダの移動量を打ち消す方向に相対的に摺動することを特徴とする請求項7に記載のペースト塗布方法。
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