JP2005173067A - 液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、滴下注入法を用いて基板間に液晶を封止する液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置に関し、液晶表示装置の製品不良を低減させ、安定した製造プロセスを確立できる滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置を提供することを目的とする。
【解決手段】予め得られたセルギャップ厚の分布に基づき、セルギャップ厚が相対的に狭い左側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下量を少なくし、セルギャップ厚が相対的に広い右側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下量を多くするように液晶滴下を制御する。あるいは、1滴の滴下量は変えずに、左側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下回数を減少させ、右側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下回数を増加させるように液晶滴下を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、滴下注入法を用いて基板間に液晶を封止する液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置に関する。
アクティブマトリクス型のカラー液晶表示装置は、絶縁性の基板に薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)等が形成されたTFT基板と、カラーフィルタ(CF;Color Filter)等が形成されたCF基板とを有している。液晶表示装置の製造工程のうち基板貼り合わせ工程では、TFT基板とCF基板のいずれか一方の外周部にシール剤を塗布形成する。次に、両基板を重ね合わせてから、加圧−加熱装置や真空加熱装置等の基板貼り合わせ装置を用いて加圧して貼り合わせ、所定のセルギャップ厚の貼り合わせ基板を形成する。シール剤を硬化させた後の液晶注入工程では、真空注入法を用いて貼り合わせ基板のセルギャップに液晶を注入してから液晶注入口を封止する。
ところが、真空注入法では、基板サイズが大きくなるのに従いギャップ中に均一に液晶を注入するのが困難になる。また、液晶パネルの低コスト化を促進させるため、製造工程を簡略化して量産性を向上させることが求められている。そこで、これらの課題を解決する方法として、以下のような滴下注入法による液晶注入が用いられるようになってきている。滴下注入法では、一方の基板の外周に光硬化性樹脂又は光及び熱硬化性樹脂からなるシール剤を枠状に塗布する。次に、基板上のシール剤の枠内の複数箇所に所定の滴下間隔で所定量の液晶を滴下する。他方の基板上には、接着剤をコーティングした球状スペーサ(接着スペーサ)を散布する。次に、2枚の基板を基板貼り合わせ装置に搬入し、一方の基板を下定盤に保持させ、他方の基板を上定盤に保持させる。次に、真空中で上下定盤を接近させ、両基板を貼り合わせて貼り合わせ基板を作製する。次に、真空チャンバ内に大気を導入して大気圧に戻し、貼り合わせ基板内外の圧力差を利用してセルギャップを決定する。次に、紫外光(UV光)を照射し、あるいはその後に加熱してシール剤を硬化させる。なお、球状スペーサの散布に代えて、基板上に樹脂等で柱状スペーサを形成し、スペーサ散布工程を省略する方法もある。
特開2001−281678号公報
上述のように、滴下注入法では、液晶を滴下した基板を貼り合せた後、UV光を照射してシール剤を硬化させる。そのため、液晶の滴下位置がシール剤に近過ぎると、基板の貼り合せによって拡散した液晶が硬化前のシール剤を押し破って外部に漏れ出すことがある。また、硬化前のシール剤は成分が溶出し易いため、硬化前のシール剤に液晶が接するとシール剤成分で汚染されて液晶の劣化が生じてしまうことがある。一方で、液晶の滴下位置がシール剤から遠過ぎると、液晶がシール剤際まで十分に拡散できず液晶の注入されない空泡領域が生じてしまう。シール剤成分で汚染されて劣化した液晶や空泡が表示領域に達すると表示むらや表示不良の領域が生じて表示品質が低下してしまう。
本発明の目的は、液晶表示装置の製品不良を低減させ、安定した製造プロセスを確立できる滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置を提供することにある。
上記目的は、シール剤を塗布した基板上に液晶を滴下し、前記基板の液晶滴下面側を対向基板に対向させて真空中で貼り合わせてから大気圧に戻すことにより液晶注入を行う滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法において、貼り合わせた前記基板及び前記対向基板間のセルギャップ厚に応じて、前記液晶の前記基板上への滴下位置又は滴下量を制御することを特徴とする液晶表示装置の製造方法によって達成される。
本発明によれば、滴下注入法を用いて基板間に液晶を封止する液晶表示装置の製造方法において、液晶表示装置の製品不良を低減させ、安定した製造プロセスを確立できるようになる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置について図1乃至図6を用いて説明する。図1を用いて、液晶表示装置の基板貼り合わせ工程及び液晶注入工程について説明する。図1(a)に示すように、配向膜処理を施した2枚の基板2、4のうち例えばTFT基板2の外周部に、例えば光硬化性樹脂からなるシール剤10を枠状に塗布する。シール剤10は、TFT基板2上に高さが30±5μm程度に形成される。TFT基板2に対向配置するCF基板4には、樹脂製の柱状スペーサを形成するか球状スペーサを接着散布しておく。
次に、ディスペンサ(不図示)を用いて、TFT基板2上に枠状に形成されたシール剤10の内側に所定の滴下間隔で所定量の液晶22を滴下する。
次に、TFT基板2とCF基板4とを基板貼り合わせ装置6内に搬入する。図1(a)に示すように、TFT基板2を基板貼り合わせ装置6の下定盤16に静電吸着等により保持させ、CF基板4を上定盤18に静電吸着等により保持させる。
次に、図1(b)に示すように、基板貼り合わせ装置6の内部を徐々に減圧するとともに上定盤18を下定盤13に接近させる。
次に、図1(c)に示すように、両基板2、4間を十分に接近させ、両基板2、4に形成されている位置合わせ用マークを位置合わせ用カメラ24で撮像して位置合わせして両基板2、4を貼り合わせる。このとき、上定盤18及び下定盤16間には例えば150kgf(=1.47×10N)の押圧力が作用する。
次に、CF基板4を上定盤18から開放した後、図1(d)に示すように、基板貼り合わせ装置6内を約1atm(=101.325kPa)の大気圧に戻す。これにより、スペーサを介して対向するTFT基板2とCF基板4とは大気圧によりさらに加圧されて、TFT基板2とCF基板4との間隙(セルギャップ)が均一になるとともに、液晶22がシール剤10の枠内で均一に拡散する。
次に、図1(e)に示すように、光硬化性樹脂からなるシール剤10に紫外(UV)光源26からUV光を照射してシール剤10を硬化させ、液晶表示パネル28が完成する。
ところで、上定盤18と下定盤16との対向面の平行度が低く、下定盤16のTFT基板2の載置面に対して上定盤18のCF基板4の載置面が傾斜していると、TFT基板2とCF基板4との対向面も傾斜してセルギャップが不均一になる。セルギャップが不均一になるとシール剤10の枠内で液晶22は不均一に拡散する。図2は、上定盤18と下定盤16との対向面の平行度が低い場合の液晶22の拡散状態を示す断面図である。図2(a)において、下定盤16に対して上定盤18の左側が低くなるように傾斜していると、左側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に狭くなる。このため、当該狭いセルギャップ厚の領域の液晶22は他の領域に比較して液晶量が過多になると共に拡散速度が相対的に高くなる。一方、右側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に広くなる。このため、当該広いセルギャップ厚の領域の液晶22は他の領域に比較して液晶量が過少になると共に拡散速度が相対的に低くなる。
この結果、図2(b)に示すように、左側のシール剤10近傍のセルギャップが相対的に狭い領域では、未硬化のシール剤10に液晶22が接触してしまい、シール剤10の成分が液晶22中に溶出して液晶22を汚染する汚染領域30が生じる可能性がある。一方、右側のシール剤10近傍のセルギャップが相対的に広くなった領域では、液晶22はシール剤10に近づく程拡散速度が低下して、ついにはシール剤10に到達する前に拡散が停止してしまい、シール剤10枠内に液晶22が注入されない未注入領域32が生じる可能性がある。
そこで本実施の形態では、シール剤10を塗布したTFT基板2上に液晶20を滴下し、TFT基板2の液晶滴下面側をCF基板4に対向させて真空中で貼り合わせてから大気圧に戻すことにより液晶注入を行う滴下注入法において、貼り合わせたTFT基板2及びCF基板4間のセルギャップ厚を予め求めておいて、液晶22のTFT基板2(又はCF基板4)上への滴下位置又は滴下量を制御するようにしている。特に本実施形態では、予め求めたセルギャップ厚の分布に応じて、滴下位置、滴下量、又は滴下回数、あるいはそれらを組み合わせて制御する点に特徴を有している。
図3は、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図である。図3(a)は、液晶22の1滴の滴下量を均等にした基準滴下制御状態を示しており、図3(b)は、シール剤10近傍を含む領域に滴下する液晶22の滴下量を基準滴下状態から変更した滴下制御状態を示しており、図3(c)は、シール剤10近傍を含む領域での液晶22の滴下回数を変更した滴下制御状態を示している。
まず、セルギャップ厚を測定するためのセルギャップ厚測定用液晶表示パネル28を図1に示す製造方法を用いて複数枚製造する。セルギャップ厚測定用液晶表示パネル28を製造する際の液晶滴下は、総滴下量、滴下位置、1滴当たりの滴下量は設計値に基づく基準滴下制御とする(図3(a)参照)。次に、製造された複数のセルギャップ厚測定用液晶表示パネル28のシール剤10枠内の複数箇所のセルギャップ厚を測定してその分布を求める。以下、本実施の形態では、TFT基板2及びCF基板4が図2に示したような傾斜でセルギャップ厚の分布を有する場合を例にとって説明する。
図3(b)は、予め得られたセルギャップ厚の分布に基づき、液晶22の滴下位置は変えずにシール剤10近傍を含む領域に滴下する液晶22の滴下量を変更した滴下制御状態を示している。予測されたセルギャップ厚分布は、左側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップが相対的に狭く、右側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップが相対的に広くなる。従って、左側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下量を少なくし、右側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下量を多くするように液晶滴下を制御する。セルギャップの平均厚さはシール剤10枠内に滴下される液晶22の総滴下量で変化するので、基準滴下状態に対して総滴下量が変わらないように液晶22の各滴下位置での1滴当たりの滴下量は調整しておく。
図3(b)に示す滴下制御でTFT基板2上に液晶22を滴下して、図1に示す方法でTFT基板2とCF基板4とを貼り合わせると、図2(a)に示すのと同様に、TFT基板2に対してCF基板4の左側が低くなるように傾斜して左側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に狭くなるが、当該領域の液晶22の滴下量を少なくしてあるため、他の領域に比較して液晶量が過多にならないと共に拡散速度も基準滴下制御状態にほぼ等しくなる。一方、右側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に広くなるが、当該領域の液晶22の滴下量を多くしてあるため、他の領域に比較して液晶量が過少にならないと共に拡散速度も基準滴下制御状態にほぼ等しくなる。
この結果、セルギャップ内の液晶22の液晶滴下量及び拡散速度が位置によらず均一で基準滴下制御状態にほぼ等しくなるので、未硬化のシール剤10に液晶22が接触して汚染領域30が生じたり、シール剤10枠内に液晶22が注入されない未注入領域32が生じたりしない液晶表示パネル28を製造することができる。
図3(c)は、予め得られたセルギャップ厚の分布に基づき、シール剤10近傍を含む領域での液晶22の滴下回数を変更した滴下制御状態を示している。この滴下制御は、1滴の滴下量は変えずに基準滴下制御と同一にしておいて、セルギャップ厚が相対的に狭い左側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下回数を減少させ、右側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下回数を増加させる。
図3(c)に示す滴下制御でTFT基板2上に液晶22を滴下して、図1に示す方法でTFT基板2とCF基板4とを貼り合わせると、図2(a)に示すのと同様に、TFT基板2に対してCF基板4の左側が低くなるように傾斜して左側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に狭くなるが、当該領域の液晶22の滴下回数を減少させて滴下量を少なくしてあるため、他の領域に比較して液晶量が過多にならないと共に拡散速度も基準滴下制御状態にほぼ等しくなる。一方、右側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に広くなるが、当該領域の液晶22の滴下回数を増加させて滴下量を多くしてあるため、他の領域に比較して液晶量が過少にならないと共に拡散速度も基準滴下制御状態にほぼ等しくなる。
また、シール剤10枠内の総滴下数を基準滴下制御の滴下数と同数にすれば、液晶22の総滴下量は基準滴下制御と同量になり、セルギャップの平均厚さを基準滴下制御状態と同じにすることができる。
こうすることにより、セルギャップ内の液晶22の液晶滴下量及び拡散速度が位置によらず均一で基準滴下制御状態にほぼ等しくなるので、未硬化のシール剤10に液晶22が接触して汚染領域30が生じたり、シール剤10枠内に液晶22が注入されない未注入領域32が生じたりしない液晶表示パネル28を製造することができる。
図4は、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図であり、予め得られたセルギャップ厚の分布に基づき、シール剤10近傍を含む領域での液晶22の滴下位置を変更した滴下制御状態を示している。この滴下制御は、1滴の滴下量は変えずに基準滴下制御と同一にしておいて、セルギャップ厚が相対的に狭い左側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下位置を近傍のシール剤10から遠ざけ、セルギャップ厚が相対的に広い右側のシール剤10近傍を含む領域の液晶22の滴下位置を近傍のシール剤10に近づける。
図4に示す滴下制御でTFT基板2上に液晶22を滴下して、図1に示す方法でTFT基板2とCF基板4とを貼り合わせると、図2(a)に示すのと同様に、TFT基板2に対してCF基板4の左側が低くなるように傾斜して左側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に狭くなるが、当該領域の液晶22の滴下位置を近傍のシール剤10から遠ざけてあるため、当該狭いセルギャップ厚の領域の液晶22は他の領域に比較して拡散速度が相対的に高くなるが、距離があるため未硬化のシール剤10に到達する時期を基準滴下制御状態にほぼ等しくすることができる。一方、右側のシール剤10近傍を含む領域のセルギャップは相対的に広くなるが、当該領域の液晶22の滴下位置を近傍のシール剤10に近づけてあるため、当該広いセルギャップ厚の領域の液晶22は他の領域に比較して拡散速度が相対的に低くなるが、距離がないため未硬化のシール剤10に到達する時期を基準滴下制御状態にほぼ等しくすることができる。
また、シール剤10枠内の総滴下数を基準滴下制御の滴下数と同数にすれば、液晶22の総滴下量は基準滴下制御と同量になり、セルギャップの平均厚さを基準滴下制御状態と同じにすることができる。こうすることにより、未硬化のシール剤10に液晶22が接触して汚染領域30や未注入領域32が生じない液晶表示パネル28を製造できる。
次に、本実施の形態の液晶表示装置の製造方法に用いる液晶滴下装置について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、液晶滴下装置に用いるディスペンサ34の概略構成を示す斜視図である。図5において、ディスペンサ34は、中空の直方体形状の筐体36を有しており、直方体形状の中心軸をほぼ鉛直方向に向けて使用するようになっている。筐体36内には、筐体36の中心軸にほぼ平行に中空円筒形状のシリンジ38が配置されている。シリンジ38の一端部は、液晶22の滴下を制御する滴下制御用バルブ40を介して、筐体36の鉛直下方端に設けられたノズル42に接続されている。滴下制御用バルブ40近傍の筐体36側壁には、液晶タンク44内の液晶22を筐体36に供給する供給制御用バルブ46が設けられ、供給管48を介してシリンジ38に液晶22が流入できるようになっている。
シリンジ38の他端部内部には、シリンジ38内壁に外壁が接触する細長い棒状のプランジャーロッド50の一端部が挿入されている。プランジャーロッド50は鉛直方向に移動可能に支持されている。シリンジ38内に供給された液晶22は、プランジャーロッド50先端の移動量に依存してノズル42から滴下するようになっており、外力を受けない限り液晶22自身の表面張力によりノズル42から吐出しないようになっている。
筐体36内には、筐体36の中心軸にほぼ平行にボールネジ52が配置されている。ボールネジ52の一端部は筐体36に設けられた軸端軸受け装置(不図示)に回転可能に支持され、他端部はモータ56の回転軸に接続されている。ボールネジ52にはボール軸受けを介してスライダ54が取り付けられている。モータ56を駆動してボールネジ52を回転させることにより、スライダ54を鉛直方向に移動させることができるようになっている。モータ56にステッピングモータやサーボモータを用いることにより高精度で高い分解能でスライダ54の鉛直方向の位置決めをすることができる。プランジャーロッド50の他端部はスライダ54に固定されている。スライダ54を高精度で鉛直方向に移動させて位置決めすることによりプランジャーロッド50先端の移動量を正確に制御でき、これによりシリンジ38及びノズル42内に満たされた液晶22を押し下げて、ノズル42先端部から滴下する液晶の1滴の量を広範囲で高分解能で制御できるようになっている。
制御部58は、モータ56、供給制御用バルブ46及び滴下制御用バルブ40を制御して、ディスペンサ34が所定量の液晶22を基板(不図示)上に滴下するように制御する。制御手順としては、滴下制御用バルブ40を閉じた状態で供給制御用バルブ46を開き、次いで、モータ56を駆動してボールネジ52を所定の回転方向に回転させてプランジャーロッド50を初期位置に戻す。これにより、液晶タンク44内の液晶22がシリンジ38内に吸入され、シリンジ38内部が液晶22で満たされる。次に、供給制御用バルブ46を閉じて滴下制御用バルブ40を開く。次いで、モータ56を駆動してボールネジ52を所定量回転させてスライダ54を鉛直下方に所定量移動させてプランジャーロッド50先端でシリンジ38内に満たされた液晶22を押し下げる。これにより、ノズル42先端部から所定量の液晶22が滴下される。以上の動作を繰り返すことにより、順次、液晶22を基板上に滴下することができる。モータ56の回転量を滴下毎に変化させることで、基板上に滴下される液晶22の滴下量を任意に変化させることができる。
次に、ディスペンサ34を用いた液晶滴下装置60の概略構成について図6を用いて説明する。図6は、液晶滴下装置60の概略構成を示す斜視図である。液晶滴下装置60は、TFT基板2を載置できる平板状の基板ステージ62と、基板ステージ62上方に配置されたディスペンサ34とを有している。基板ステージ62は制御部58で制御され、ディスペンサ34に対してxy面内で相対的に移動できるようになっている。また、図中に示すx軸方向及びy軸方向の移動量は、液晶22の滴下中において任意に可変できるようになっている。制御部58は記憶部64を有している。記憶部64には、セルギャップ幅の分布に基づく液晶22の滴下位置及び1滴当たりの滴下量が記憶されている。
次に、液晶滴下装置60の動作について説明する。まず、初期状態でディスペンサ34がTFT基板2上の所定位置(例えば、図6の左下側の角部)に位置決めされるように、制御部28は基板ステージ62を制御する。次に、記憶部64に記憶された液晶22の滴下量及び滴下位置の情報に基づいて、制御部58はディスペンサ34を制御して、TFT基板2上のシール剤10枠内に1滴の液晶22aを滴下する。次に、制御部58は、滴下位置情報に基づいて、基板ステージ62をディスペンサ34に対してxy面内を相対移動させて所定位置に位置決めする。次いで、制御部58はディスペンサ34を滴下量の情報に基づいて制御し、1滴の液晶22bを滴下させる。以上の動作を繰り返し、TFT基板2上に液晶22を順次滴下する。記憶部64には、液晶22の滴下位置及び1滴当たりの滴下量が記憶されているので、液晶22の滴下位置及び滴下量を1滴毎に制御することができる。例えば、シール剤10近傍に液晶22を滴下する場合のみ、1滴当たりの滴下量を減らすことや、シール剤10から遠ざけたり近づけたりして液晶22を滴下することが可能になる。なお、ディスペンサ34を基板ステージ62に対して相対的に移動できる構成にしてももちろんよい。
本実施の形態によれば、予め求めたセルギャップ厚の分布に応じて、滴下位置、滴下量、又は滴下回数、あるいはそれらを組み合わせて液晶滴下を制御することができる。これにより、シール剤10近傍を含む領域のセルギャップが相対的に狭くても、液晶22がシール剤10に接触してシール剤10の成分が溶け出し、液晶22が汚染される可能性を十分に低減することができる。また、シール剤10近傍を含む領域のセルギャップが相対的に広くても、液晶22がシール剤10際まで到達できるので、液晶22が注入されない領域が発生する可能性を十分に低減することができる。さらに、セルギャップ厚に分布が生じていても、セルギャップ内全体に液晶22を均一に拡散することができる。さらにまた、液晶滴下装置60は、TFT基板2上への液晶22の滴下工程において、1滴当たり滴下量や滴下位置を任意に可変できる。例えば、1滴当たりの滴下量が固定された従来のディスペンサでは、所定位置での液晶22の滴下量を増加させようとすると、当該位置に液晶22を複数回滴下しなければならない。しかし、本実施形態の液晶滴下装置60であれば、1滴当たりの滴下量を容易に増減して滴下できるので、1回の滴下で所望滴下量の液晶22を滴下することができる。これにより、液晶22の滴下工程のタクトタイムを増加することなく、液晶表示装置の製品不良を低減できる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置について図7乃至図9を用いて説明する。図7は、基板面が撓んで歪みが生じているTFT基板2及びCF基板4における滴下液晶22の拡散状態を示す断面図である。図7(a)は、TFT基板2及びCF基板4のセルギャップ内での液晶22の拡散途中の状態を示す断面図であり、図7(b)は、液晶22がシール剤10枠内で拡散した状態を示す断面図である。図1乃至図4に示した第1の記実施の形態の液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置60の構成要素と同一の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
TFT基板2は、TFT基板2面内の所定領域を静電吸着や真空吸着して下定盤16に載置される。同様に、CF基板4は、CF基板4面内の所定領域を静電吸着や真空吸着して上定盤18に載置される。ところが、図7(a)に示すように、吸着むらによりTFT基板2及びCF基板4面内で吸着領域と非吸着領域とが生じ、TFT基板2及びCF基板4に歪みが生じることがある。また、TFT基板2とCF基板4との位置合わせ用マークの形成位置にずれが生じていると、TFT基板2とCF基板4とを貼り合せた時にTFT基板2及びCF基板4に歪みが生じることがある。このような歪みが基板面に生じるとセルギャップ厚に分布が生じてしまう。セルギャップが相対的に狭い領域の液晶22は他の領域に比較して液晶量が過多になると共に拡散速度が相対的に高くなる。一方、セルギャップが相対的に広い領域の液晶22は他の領域に比較して液晶量が過少になると共に拡散速度が相対的に低くなる。
この結果、図7(b)に示すように、セルギャップが相対的に狭い領域がシール剤10近傍に生じると、未硬化のシール剤10に液晶22が接触してしまい、シール剤10の成分が液晶22中に溶出して液晶22を汚染する汚染領域30が生じる可能性がある。一方、セルギャップが相対的に広い領域では、液晶22が拡散しきらずに液晶22が注入されない未注入領域32が生じる可能性がある。そこで本実施の形態では、予め求めたセルギャップ厚の分布に応じて、滴下位置、滴下量、又は滴下回数、あるいはそれらを組み合わせて制御する。
図8は、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図であり、液晶22の1滴の滴下量を滴下位置毎に変更した状態を示している。液晶22の滴下量を変更するに際し、まず、第1の実施の形態と同様の方法で予めセルギャップを測定し、セルギャップ厚の分布を把握する。図7に示すように、TFT基板2とCF基板4の貼り合わせ基板の中心から左側のセルギャップが相対的に狭く、右側のセルギャップが相対的に広い場合、図8に示すように、セルギャップが相対的に狭い左側の領域の液晶22の滴下量を少なくし、セルギャップが相対的に広い右側の領域の液晶22の滴下量を多くする。
こうすることにより、第1の実施の形態と同様にセルギャップ内の液晶22の液晶滴下量及び拡散速度が位置によらず均一で基準滴下制御状態にほぼ等しくなるので、未硬化のシール剤10に液晶22が接触して汚染領域30が生じたり、シール剤10枠内に液晶22が注入されない未注入領域32が生じたりしない液晶表示パネル28を製造することができる。
また、第1の実施の形態の図3(c)で説明したように、液晶22の1滴毎の滴下量を変更せずに、セルギャップ幅の狭い領域では、液晶22の滴下回数を減らし、一方、セルギャップ幅の広い右側のシール剤10近傍の液晶22の滴下回数を増加させる方法であっても、同様の効果を奏する。
図9は、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図であり、予め得られたセルギャップ厚の分布に基づき、シール剤10近傍を含む領域での液晶22の滴下位置の間隔を変更した滴下制御状態を示している。図7に示すように、TFT基板2とCF基板4の貼り合わせ基板の中心から左側のセルギャップが相対的に狭く、右側のセルギャップが相対的に広い場合、図9に示すように、セルギャップが相対的に狭い左側の領域では液晶22の滴下間隔を広げて、セルギャップが相対的に広い右側の領域では液晶22の滴下間隔を狭めるようにする。
こうすることにより、第1の実施の形態や本実施形態の図8に示すのと同様にセルギャップ内の液晶22の液晶滴下量及び拡散速度が位置によらず均一で基準滴下制御状態にほぼ等しくなるので、未硬化のシール剤10に液晶22が接触して汚染領域30が生じたり、シール剤10枠内に液晶22が注入されない未注入領域32が生じたりしない液晶表示パネル28を製造することができる。
なお、本実施の形態による液晶滴下装置は、上記実施の形態の液晶滴下装置60と同様なので説明は省略する。
本実施の形態によれば、セルギャップ厚の分布に基づいて、液晶22の滴下量を増減したり、液晶22の滴下位置を変更したりできる。そのため、セルギャップ厚が不均一であっても、シール剤10による液晶22の汚染や、局所的な液晶22の未注入領域の発生を十分に低減することができる。さらに、セルギャップ厚に分布が生じていても、セルギャップ内全体に液晶22を均一に拡散させることができる。また、液晶滴下装置60を適用することができるので、液晶22の滴下工程のタクトタイムを増加することなく、液晶表示装置の製品不良を低減できる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置について図10及び図11を用いて説明する。上記第1及び第2の実施の形態では、液晶表示パネル28毎に滴下注入法を適用する場合について説明したが、本実施の形態では、複数の液晶表示パネル28を同時に製造する多面取り基板(マザー基板)に対して滴下注入法を用いている点に特徴を有している。図10は、TFT基板用マザー基板66及びCF基板用マザー基板68をマザー基板用下定盤70及びマザー基板用上定盤72にそれぞれ載置した状態の断面図である。TFT基板用マザー基板66及びCF基板用マザー基板68は例えば液晶表示パネル28を4枚取れる大きさを有しているため、鉛直上方側に配置されるCF基板用マザー基板68には特に歪みが生じ易い。このため、TFT基板用マザー基板66とCF基板用マザー基板68とを貼り合わせると、セルギャップ厚に分布が生じ、マザー基板66、68周囲のセルギャップは狭くなり、中央部のセルギャップは広くなる。
この状態で、図10(b)に示すように、TFT基板用マザー基板66上に塗布されたシール剤10a、10b、10c、10dの各枠内の液晶22の滴下位置と滴下量を図3(a)に示した基準滴下制御で行う。こうすると、マザー基板66、68周囲のセルギャップは狭くなり、中央部のセルギャップは広くなっているため、TFT基板用マザー基板66周囲近傍に塗布されたシール剤10a、10b、10c、10d近傍では未硬化のシール剤成分で液晶22が汚染され、一方、TFT基板用マザー基板66中央部に塗布されたシール剤10a、10b、10c、10d近傍では、液晶22が注入されない領域が生じる可能性がある。
そこで本実施の形態では、シール剤10a、10b、10c、10d枠内に滴下する液晶22の滴下位置及び滴下量をそれぞれ変更する。図11は、シール剤10a、10b、10c、10d毎に液晶22の滴下位置及び滴下量を変更した状態の斜視図である。図11(a)は、滴下位置を変更した状態を示す斜視図であり、図11(b)は、滴下量を変更した状態を示す斜視図である。
図11(a)に示すように、TFT基板用マザー基板66周囲に塗布されたシール剤10a〜10d近傍に滴下する液晶22の滴下位置をそれぞれ近傍のシール剤10a〜10dから遠ざけて、TFT基板用マザー基板66中央部に塗布されたシール剤10a〜10d近傍に滴下する液晶22の滴下位置をそれぞれ近傍のシール剤10a〜10dに近づければ、液晶22の汚染や液晶22の未注入領域の発生を防止できる。同様に、図11(b)に示すように、TFT基板用マザー基板66周囲近傍に塗布されたシール剤10a〜10d近傍に滴下する液晶22の滴下量を少なくし、TFT基板用マザー基板66中央部に塗布されたシール剤10a〜10d近傍に滴下する液晶22の滴下量を多くすれば、液晶22の汚染や液晶22の未注入領域の発生を防止できる。
本実施の形態によれば、1枚のTFT基板用マザー基板66及びCF基板用マザー基板68から複数の液晶表示パネル28を同時に製造する場合であっても、セルギャップ厚の分布に基づいて、液晶22の滴下量を増減したり、液晶22の滴下位置を変更したりできる。そのため、貼り合わせたマザー基板66、68のセルギャップ厚が不均一であっても、シール剤10による液晶22の汚染や、局所的な液晶22の未注入領域の発生を十分に低減することができる。さらに、セルギャップ厚に分布が生じていても、セルギャップ内全体に液晶22を均一に拡散させることができる。また、液晶滴下装置60を適用することができるので、液晶22の滴下工程のタクトタイムを増加することなく、液晶表示装置の製品不良を低減できる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
上記実施の形態では、セルギャップの測定結果に基づいて液晶22の滴下量や滴下位置を決定しているが、本発明はこれに限られない。例えば、下定盤16のTFT基板2載置面と上定盤18のCF基板4載置面との間隔を複数箇所で測定し、これに基づいて液晶22の滴下量や滴下位置を決定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、セルギャップ厚が分布を有する液晶表示パネル28を例にとって説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、平均のセルギャップ厚が大きい液晶表示パネル28を製造する場合には液晶22の総滴下量を増加させるが、シール剤10近傍に滴下した液晶22がシール剤10の形成材料で汚染される可能性がある。そこで、シール剤10近傍の領域に滴下する液晶22の滴下位置をシール剤10から遠ざけるようにすれば、シール剤10の硬化前に液晶22がシール剤10に到達するのを予防できる。これにより、未硬化のシール剤10による液晶22の汚染領域30の発生を抑えた高いセルギャップの液晶表示パネル28を製造することができる。
また、平均のセルギャップ厚が狭い液晶表示パネル28を製造する場合には液晶22の総滴下量を減少させるが、液晶22がシール剤10に到達できずに液晶22の未注入領域が生じる可能性がある。そこで、シール剤10近傍に滴下する液晶22の滴下位置をシール剤10に近づけるようにすれば、液晶22がシール剤10に到達することができる。これにより、液晶22の未注入領域が生じないセルギャップの狭い液晶表示パネル28を製造することができる。
また、上記実施の形態では、セルギャップ厚の分布に基づいて、液晶22の滴下量や滴下位置を決定しているが、本発明はこれに限られない。例えば、シール剤10の硬化時間に基づいて、液晶22の滴下量や滴下位置を決定してもよい。滴下注入法では、TFT基板2とCF基板4とを貼り合わせると、液晶22はセルギャップ内を急速に拡散する。その後、所定のセルギャップ厚に近づくと液晶22の拡散は緩やかになり、最終的にはセルギャップ内全体を液晶22で満たす。TFT基板2とCF基板4との貼り合せ工程が終了してもシール剤10が硬化するまで、液晶22はセルギャップ内を緩やかに拡散している。従って、液晶22の拡散到達位置は、貼り合せ工程開始からシール剤硬化までの時間に比例する。貼り合せ工程での加圧時間を延長した場合、シール剤10が硬化するまでの時間は長くなり、その間に液晶が未硬化のシール剤10まで達して液晶22が汚染されてしまう可能性がある。そこで、貼り合せ工程での加圧時間を延長する場合には、シール剤10近傍の領域に滴下する液晶22の滴下位置をシール剤10から遠ざければ、シール剤10硬化前に液晶22が到達しなくなり、液晶22の汚染を防止できる。
また、上記実施の形態では、液晶22の汚染や未注入領域の発生を防止するために、滴下量と滴下位置とのいずれか一方を可変にしているが、本発明はこれに限られない。例えば、液晶22の滴下量と滴下位置とを共に可変にしても、同様の効果を奏する。
以上説明した実施の形態による液晶表示装置の製造方法及びそれに用いる液晶滴下装置は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
シール剤を塗布した基板上に液晶を滴下し、前記基板の液晶滴下面側を対向基板に対向させて真空中で貼り合わせてから大気圧に戻すことにより液晶注入を行う滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法において、
貼り合わせた前記基板及び前記対向基板間のセルギャップ厚に応じて、前記液晶の前記基板上への滴下位置又は滴下量を制御すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記2)
付記1記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記セルギャップ厚の分布に応じて、前記滴下位置又は滴下量を制御すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記3)
付記2記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記セルギャップ厚が相対的に狭い領域での前記滴下量を少なくすること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記4)
付記3記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記狭い領域での前記液晶の1滴当たりの滴下量を少なくすること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記5)
付記3又は4に記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記狭い領域での前記液晶の滴下回数を減少させること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記6)
付記5記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記狭い領域での前記滴下位置の間隔を広くすること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記7)
付記3乃至6のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記狭い領域が前記シール剤近傍を含む場合は、前記滴下位置を前記シール剤から遠ざけること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記8)
付記2記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記セルギャップ厚が相対的に広い領域での前記滴下量を多くすること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記9)
付記8記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記広い領域での前記液晶の1滴当たりの滴下量を多くすること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記10)
付記8又は9に記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記広い領域での前記液晶の滴下回数を増加させること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記11)
付記10記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記広い領域での前記滴下位置の間隔を狭くすること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記12)
付記8乃至11のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記広い領域が前記シール剤近傍を含む場合は、前記滴下位置を前記シール剤に近づけること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記13)
付記1乃至12のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記シール剤の硬化時間に基づいて、前記シール剤近傍の前記滴下位置を制御すること
を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(付記14)
シール剤を塗布した基板上に液晶を滴下し、前記基板の液晶滴下面側を対向基板に対向させて真空中で貼り合わせてから大気圧に戻すことにより液晶注入を行う滴下注入法で用いられる液晶滴下装置において、
前記液晶を滴下するディスペンサと、
前記ディスペンサの前記液晶の滴下量を制御する制御部と
を有することを特徴とする液晶滴下装置。
(付記15)
付記14記載の液晶滴下装置において、
前記制御部は、滴下毎に1滴の前記滴下量を制御すること
を特徴とする液晶滴下装置。
(付記16)
付記14又は15に記載の液晶滴下装置において、
前記基板を載置する基板ステージをさらに有し、
前記制御部は、前記ディスペンサと前記基板ステージとの相対位置決めを制御すること
を特徴とする液晶滴下装置。
本発明の第1の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、基板貼り合わせ工程及び液晶注入工程を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、上定盤18と下定盤16との対向面の平行度が低い場合の液晶22の拡散状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図である。 本発明の第1の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図である。 本発明の第1の実施の形態による液晶滴下装置60に用いるディスペンサ34の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態による液晶滴下装置60の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、歪が生じているTFT基板2及びCF基板4における液晶22の拡散状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図である。 本発明の第2の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、TFT基板2上に液晶22を滴下した状態の断面図である。 本発明の第3の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、TFT用マザー基板66及びCF用マザー基板68をマザー基板用下定盤70及びマザー基板用上定盤72にそれぞれ載置した状態の断面図である。 本発明の第3の実施の形態による滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法であって、シール剤10a、10b、10c、10d毎に液晶22の滴下位置及び滴下量を変更した状態の斜視図である。
符号の説明
2 TFT基板
4 CF基板
6 基板貼り合わせ装置
10 シール剤
14 ガラス基板
16 下定盤
18 上定盤
22 液晶
24 位置合わせ用カメラ
26 UV光源
28 液晶表示パネル
30 汚染領域
32 未注入領域
34 ディスペンサ
36 筐体
38 シリンジ
40 滴下制御用バルブ
42 ノズル
44 液晶タンク
46 供給制御用バルブ
48 供給管
50 プランジャーロッド
52 ボールネジ
54 スライダ
56 モータ
58 制御部
60 液晶滴下装置
62 基板ステージ
64 記憶部
66 TFT基板用マザー基板
68 CF基板用マザー基板
70 マザー基板用下定盤
72 マザー基板用上定盤

Claims (10)

  1. シール剤を塗布した基板上に液晶を滴下し、前記基板の液晶滴下面側を対向基板に対向させて真空中で貼り合わせてから大気圧に戻すことにより液晶注入を行う滴下注入法を用いた液晶表示装置の製造方法において、
    貼り合わせた前記基板及び前記対向基板間のセルギャップ厚に応じて、前記液晶の前記基板上への滴下位置又は滴下量を制御すること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置の製造方法において、
    前記セルギャップ厚の分布に応じて、前記滴下位置又は滴下量を制御すること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  3. 請求項2記載の液晶表示装置の製造方法において、
    前記セルギャップ厚が相対的に狭い領域での前記滴下量を少なくすること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  4. 請求項2又は3に記載の液晶表示装置の製造方法において、
    前記狭い領域が前記シール剤近傍を含む場合は、前記滴下位置を前記シール剤から遠ざけること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  5. 請求項2記載の液晶表示装置の製造方法において、
    前記セルギャップ厚が相対的に広い領域での前記滴下量を多くすること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 請求項5記載の液晶表示装置の製造方法において、
    前記広い領域での前記液晶の1滴当たりの滴下量を多くすること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  7. 請求項5又は6に記載の液晶表示装置の製造方法において、
    前記広い領域が前記シール剤近傍を含む場合は、前記滴下位置を前記シール剤に近づけること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法において、
    前記シール剤の硬化時間に基づいて、前記シール剤近傍の前記滴下位置を制御すること
    を特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  9. シール剤を塗布した基板上に液晶を滴下し、前記基板の液晶滴下面側を対向基板に対向させて真空中で貼り合わせてから大気圧に戻すことにより液晶注入を行う滴下注入法で用いられる液晶滴下装置において、
    前記液晶を滴下するディスペンサと、
    前記ディスペンサの前記液晶の滴下量を制御する制御部と
    を有することを特徴とする液晶滴下装置。
  10. 請求項9記載の液晶滴下装置において、
    前記制御部は、滴下毎に1滴の前記滴下量を制御すること
    を特徴とする液晶滴下装置。
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