JPH09102356A - ゴム栓装着具 - Google Patents

ゴム栓装着具

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JPH09102356A
JPH09102356A JP25890995A JP25890995A JPH09102356A JP H09102356 A JPH09102356 A JP H09102356A JP 25890995 A JP25890995 A JP 25890995A JP 25890995 A JP25890995 A JP 25890995A JP H09102356 A JPH09102356 A JP H09102356A
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rubber plug
fitting
housing
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rubber
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタハウジングの所定の端子挿入孔に、簡
単且つ確実に複数のダミー栓をまとめて装着できる装着
具を提供する。 【解決手段】コネクタハウジングが嵌合可能な嵌合板2
を設けた。嵌合板2に予めダミー栓を保持しておく保持
部4を形成した。保持部4は、端子挿入孔の配列に対応
させて配置した。コネクタハウジングを嵌合板2に嵌合
させたときに、ダミー栓が端子挿入孔に挿入するように
した。さらに、この状態で、保持部4からダミー栓が外
れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防水コネクタの
端子挿入孔にダミー用のゴム栓を装着する際に用いられ
る道具に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】コネ
クタは、一般に、予め電線端に取り付けられた端子金具
と、これが挿入されるハウジングとを有している。コネ
クタには、雄型および雌型のものがあり、これらを互い
に嵌め合わすことによって、すなわち、雄型ハウジング
と雌型ハウジングとを嵌め合わすことによって、雄型の
端子金具と雌型の端子金具とが接触し、電気回路におけ
る電気的接続を達成することができる。通常、コネクタ
は複数極を備えている。すなわち、ハウジングには、一
般に複数の端子挿入孔が整列形成されており、これら各
端子挿入孔に対応する端子金具が挿入装着されることに
よって、多極コネクタが構成されるようになっている。
【0003】コネクタの中には、防水コネクタとよばれ
るタイプのものがある。防水コネクタは、ハウジング内
を防水状態に保って雄雌の端子金具同士を接触させ、電
気的接続を達成するものである。この防水構造について
具体的に説明すると、防水コネクタは、端子金具が設け
られた電線にゴム栓を装着し、端子金具を端子挿入孔に
挿入する際にゴム栓も一緒に端子挿入孔に押し込む。つ
まり、ゴム栓を端子挿入孔に押し込むことによって、ゴ
ム栓の外周面が端子挿入孔の内周面に圧接し、これによ
り防水を行うようになっている。
【0004】ところで、多極コネクタの場合、ハウジン
グに複数の端子挿入孔が形成されているが、それらのす
べてに端子金具が挿入されるとは限らず、所定の端子挿
入孔にのみ端子金具が挿入装着される場合がある。たと
えば、16極コネクタの場合、16極用のハウジング
に、8本あるいは10本の端子金具しか挿入されない場
合がある。かかる場合には、使用されない端子挿入孔を
塞ぐ必要がある。なぜなら、使用されない端子挿入孔が
開放されたままでは、ここから水が入り、防水コネクタ
としての機能を発揮できないからである。
【0005】従来から、この使用されない端子挿入孔に
ダミー用のゴム栓を押し込むことによって、使用されな
い端子挿入孔を塞ぐようにしている。ダミー用のゴム栓
としては、上記電線に装着されるゴム栓とは別のもので
あり、作業者が一つづつ手で端子挿入孔に押し込んでい
た。しかし、端子挿入孔およびゴム栓は、一般に外形が
小さなものであるため、手でゴム栓を押し込む作業は、
指先で丁寧に行わなければならず、非常にしずらいとい
う問題があった。しかも、上述のように、16極用のハ
ウジングに8本の端子金具しか挿入されない場合では、
8個ものゴム栓を一つづつ挿入しなければならないう
え、ゴム栓を挿入する端子挿入孔を間違うと、コネクタ
同士を嵌合させたときに電気的接続が達成されなくなる
ので、挿入すべき端子挿入孔を間違わないように慎重に
作業をしなければならず、作業者にとっては大変面倒で
骨の折れる仕事となっていた。
【0006】そこで、この発明の目的は、ハウジングの
使用されない端子挿入孔に簡単容易にゴム栓を挿入する
ことができるゴム栓装着具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明の目的を達成するため、請求項1に係るゴム
栓装着具は、防水コネクタのハウジングに形成された複
数の端子挿入孔のうち所定の端子挿入孔に防水用のゴム
栓を装着する際に使用されるゴム栓装着具であって、ベ
ースと、ベースに突設され、上記ハウジングと一方向に
沿って嵌合し得る嵌合部と、嵌合部に設けられ、ゴム栓
を端子挿入孔に対向させた状態で保持すると共に、嵌合
部とハウジングとが嵌合した状態で、保持したゴム栓を
上記一方向に沿わせて対応する端子挿入孔へ挿入させる
ゴム栓保持部とを有することを特徴とするものである。
【0008】この構成によれば、次の作用を奏する。ゴ
ム栓が装着されるべき端子挿入孔に対応する位置にある
ゴム栓保持部によって、予めゴム栓を保持させておく。
このとき、嵌合部は、ベースから突出しているから、こ
の嵌合部に設けられたゴム栓保持部に簡単にゴム栓を保
持させることができる。詳しく言うと、仮に、嵌合部が
ベースから突出していなければ、作業者は、ゴム栓を手
で摘んでベース内部に存在するゴム栓保持部に当該ゴム
栓を保持させなければならなくなり、この予め保持させ
る作業そのものが容易でなくなる。これに対して本請求
項に係る発明では、係る不都合がない。次いで、ゴム栓
保持部にゴム栓を保持させた状態で、ハウジングを所定
の一方向に沿わせて上記嵌合部に嵌合させる。このと
き、ゴム栓は、保持された状態でハウジングの端子挿入
孔と対向配置されているから、当該ゴム栓は、対応する
端子挿入孔に挿入される。
【0009】 本発明の目的を達成するため、請求項
2に係るゴム栓装着具は、請求項1記載のゴム栓装着具
において、ゴム栓保持部は、ゴム栓が載置される、上記
一方向に略直交する方向に沿って配置された底面板部
と、底面板部に載置されたゴム栓の周囲を取り囲む周壁
面部とにより区画形成されたゴム栓収容室を含んでお
り、嵌合部とハウジングとが嵌合される際に、上記底面
板部が上記一方向に沿ってハウジング側へ相対移動する
のを許容する移動機構が備えられていることを特徴とす
るものである。
【0010】この構成によれば、請求項1に係る発明と
同様の作用を奏する。特に、本請求項に係る発明では、
ゴム栓は、底面板部に載置され、且つ周壁面部によって
取り囲まれた状態でゴム栓収容室内に収容保持される。
そして、嵌合部とハウジングとを嵌合させると、移動機
構によって、底面板部が上記一方向に沿って相対的にハ
ウジング側へ移動される。これにより、ゴム栓収容室に
収容されたゴム栓は、確実にハウジングの端子挿入孔に
押し込まれる。
【0011】 本発明の目的を達成するため、請求項
3に係るゴム栓装着具は、請求項2記載のゴム栓装着具
において、ゴム栓保持部は、上記複数の端子挿入孔のそ
れぞれに対応して複数設けられており、各移動機構は、
ベースに設けられ、嵌合部を上記一方向に沿わせてスラ
イド可能に支持するスライド支持部と、嵌合部がスライ
ド支持部によって支持された状態で嵌合部を上記一方向
に沿って貫通する貫通孔に挿入される、ベースに立設さ
れた立設棒とを含み、上記貫通孔の内周壁は、上記周壁
面部を兼ね、且つ上記立設棒の、上記一方向側端面は、
上記底面板部を兼ねていることを特徴とするものであ
る。
【0012】この構成によれば、請求項2に係る発明と
同様の作用を奏する。特に、本請求項に係る発明では、
ゴム栓を予め必要な数だけ保持しておくことができる。
また、嵌合部がベースのスライド支持部に沿って、すな
わち上記一方向に沿ってスライドすることができる。一
方、ベースには立設棒が立設されており、この立設棒
は、嵌合部に形成された貫通孔を貫通している。つま
り、嵌合部は、立設棒に案内された状態でスライド移動
することができる。さらに、立設棒が貫通孔に貫通する
ことにより、貫通孔の内周壁は、上記周壁面部を構成
し、立設棒の、上記一方向側端面、すなわち先端面は、
上記底面板部を構成する。つまり、貫通孔の内周壁と立
設棒の先端面とにより、ゴム栓収容室が区画されてい
る。
【0013】そして、ハウジングを嵌合部に嵌合させて
当該嵌合部側へ押し付けると、嵌合部が上記一方向に沿
ってベース側へスライド移動する。その結果、立設棒の
先端面が相対的にハウジング側へ近接移動することとな
る。つまり、ハウジングを嵌合部に嵌合させることによ
って、ゴム栓が立設棒の先端面に載置されたまま、貫通
孔の内周壁に案内された状態で確実に端子挿入孔に押し
込まれる。
【0014】 本発明の目的を達成するため、請求項
4に係るゴム栓装着具は、請求項2または3記載のゴム
栓装着具において、上記底面板部の配置位置を上記一方
向に沿って調整し、ゴム栓収容室の深さを変えることが
できる深さ調整機構が備えられていることを特徴とする
ものである。この構成によれば、請求項2または3に係
る発明と同様の作用を奏する。加えて、深さ調整機構に
より、底面板部の配置位置を変えて、ゴム栓収容室の深
さを変えることができる。これにより、収容すべきゴム
栓の長さ寸法に合わせて、ゴム栓を保持することができ
る。
【0015】 本発明の目的を達成するため、請求項
5に係るゴム栓装着具は、請求項1ないし4のいずれか
に記載のゴム栓装着具において、ゴム栓保持部は、当該
ゴム栓保持部によるゴム栓の保持を阻止する部材を装着
することができる阻止部材装着部を有していることを特
徴とするものである。この構成によれば、請求項1ない
し4のいずれかに係る発明と同様の作用を奏する。加え
て、阻止部材装着部に、ゴム栓の保持を阻止する部材を
装着することができる。これにより、誤って、ゴム栓を
保持すべきでないゴム栓保持部に、ゴム栓を保持してし
まうのを防止することができる。
【0016】 本発明の目的を達成するため、請求項
6に係るゴム栓装着具は、請求項1ないし5のいずれか
に記載のゴム栓装着具において、ベースおよび嵌合部の
少なくとも一方には、ハウジングが所定の向きにのみ嵌
合部に嵌合し得るように、ハウジングの外形形状に対応
させた凹部が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0017】この構成によれば、請求項1ないし5のい
ずれかに係る発明と同様の作用を奏する。加えて、ハウ
ジングを嵌合部に嵌合させようとしたとき、ハウジング
の外縁部がベースおよび嵌合部の少なくとも一方に形成
された凹部に対応してはじめて嵌合が達成される。ま
た、この凹部は、ハウジングを所定の向きに嵌合させた
場合にのみハウジングの外縁部に対応することができ
る。従って、所定の向きと異なる向きにハウジングを嵌
合させようとしても、嵌合することができない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係るゴム栓装着具(以下、「装着
具」という。)Aの外観斜視図である。また、図2は、
装着具Aの分解斜視図である。これらの図を参照して、
装着具Aの概略を説明する。
【0019】この装着具Aは、16極防水コネクタにお
いて、ハウジングの使用されない端子挿入孔に防水用の
ダミーのゴム栓を挿入装着する際に使用される道具であ
る。具体的には、嵌合板2の保持部4にゴム栓3を必要
な数だけ保持させ、この状態で上方からハウジング6を
嵌め込むことによって(図5,図6参照)、上記保持さ
れたゴム栓3をハウジング6の使用されない端子挿入孔
に挿入することができるようになっている。
【0020】(1) 装着具Aの各部の説明 図1および図2を参照して、装着具Aは、ベース1と、
ベース1に対して上下方向にスライド移動可能に設けら
れた嵌合板2と、嵌合板2に形成され、ゴム栓3を保持
するための複数の保持部4と、嵌合板2のスライド移動
を許容する移動機構5とを備えている。
【0021】ベース1は、細長の略直方体状のブロック
からなる。ベース1には、その上面11に略長方形状に
開口された溝12が形成されている。この溝12は、有
底の溝であって、前記開口の周縁から真っ直ぐ下方へ窪
んだ形状となっている。溝12の壁面12aには、2つ
の切込部が形成されている。すなわち、第1の切込部1
21は、ベース1の前面13側に位置する壁面(図示せ
ず)の略中央に形成されており、当該壁面からベース1
の前面13側へさらに窪まされた形状となっている。一
方、第2の切込部122は、ベース1の後面側(前面1
3と対向する面側)に位置する壁面132の略中央に形
成されており、当該壁面132からベース1の後面側へ
さらに窪まされた形状となっている。
【0022】溝12の底面123には、16個のねじ孔
124が形成されている。このねじ孔124は、それぞ
れ8個づつ2列に並んで形成されている。すなわち、底
面123における上記前面13側に一の列が配置され、
後面側に他の列が配置されている。つまり、このねじ孔
124の配列形態は、嵌合板2に嵌合されるハウジング
6(図5参照)に形成された端子挿入孔61の配列形態
に対応されている。
【0023】これらねじ孔124には、それぞれ立設棒
17が立設されている。立設棒17の下方には、雄ねじ
部171が形成されている。この雄ねじ部171がねじ
孔124にねじ込まれることによって、立設棒17は、
ベース1に固定されている。また、立設棒17は、ねじ
孔124にねじ込むことによって固定されているから、
立設棒17を回すことによって、その高さを調整するこ
とができるようになっている。つまり、立設棒17とね
じ孔124との螺合構造は、収容室41の深さを調整す
るための、深さ調整機構7を構成している。
【0024】嵌合板2は、細長薄肉のブロック状をして
おり、上記溝12にぴったりと嵌め込まれる基部21
と、基部21の上面211に上方に突出形成された突出
部22とを有している。突出部22は、ハウジング6
(図5参照)が嵌合板2に嵌合されたときに、ハウジン
グ6内に進入するようになっている。上記上面211の
前面212側および後面側には、図に示すような切欠部
213が形成されている(後面側の切欠部は、図示して
いない。)。これら切欠部213等が形成された位置
は、ベース1に形成された第1および第2の切込部12
1,122の位置に対応している。つまり、第1および
第2の切込部121,122と、切欠部213等とによ
り、所定形状の凹部15,16が構成されている。この
凹部15,16の作用効果については、後述する。
【0025】嵌合板2には、突出部22の上面221か
ら上下方向に貫通する貫通孔23が16個形成されてい
る。これら貫通孔23は、上面221における上記前面
212および後面側にそれぞれ8個づつ2列に並んで形
成されている。つまり、これら貫通孔23の配列形態
は、嵌合板2に嵌合されるハウジング6(図5参照)に
形成された端子挿入孔61の配列形態に対応されてい
る。すなわち、上記各ねじ孔124と、各貫通孔23
と、各端子挿入孔61との配列形態が相互に一致してい
る。
【0026】嵌合板2は、基部21を溝12に嵌め込む
ことによって、溝12内で上下方向にスライドすること
がきるようになっている。詳しく説明すると、基部21
の側面部214が溝12の壁面12aに当接しており、
この壁面12aが、嵌合板2をスライド支持するための
支持部を構成している。本実施形態では、基部21と溝
12の底面123との間に、ばね18が介在されてい
る。そして、嵌合板2を溝12に嵌め込み、押え板19
をベース1の上面11にボルト111を用いて締結して
いる。これにより、嵌合板2は、ベース1に取り付けら
れており、常時上方側へ付勢されて、基部21の端部が
押え板19に当接している。
【0027】嵌合板2を溝12に嵌め込むことによっ
て、立設棒17は、下方から貫通孔23に進入するよう
になっている。そして、上記貫通孔23と、立設棒17
とにより、ゴム栓3(図5参照)を保持するための保持
部4が構成されている。また、この保持部4には、貫通
孔23の周壁面231と、貫通孔23に進入した立設棒
17の先端面172とにより、ゴム栓3が収容される収
容室41が区画形成されている。
【0028】また、各立設棒17の先端面172には、
立設棒17の軸方向に沿って小さなねじ孔175が形成
されている。このねじ孔175には、小ねじ176(図
3参照)がねじ込めるようになっている。このねじ孔1
75に小ねじ176をねじ込むことによって、当該小ね
じ176が収容室41内に配置された状態となる。これ
により、保持部4は、ゴム栓3を保持することができな
くなるようになっている。
【0029】移動機構5は、上記支持部、すなわち溝1
2の壁面12aと、立設棒17とを含んで構成されてい
る。すなわち、嵌合板2をばね18の弾性力に抗して下
方に押さえつけると、基部21の側面部214が溝12
の壁面に摺接し、嵌合板2は、下方へ移動する。このと
き、立設棒17は、貫通孔23に貫通しているから、嵌
合板2は、立設棒17に案内された状態となる。これに
より、嵌合板2の円滑な上下移動を確保することができ
る。
【0030】(2) 作用・効果 次に、本実施形態に係る装着具Aの使い方について、そ
の作用効果と共に説明する。本実施形態では、16極防
水コネクタのハウジング6(図5参照)に10本の端子
金具が挿入される場合、すなわち、16個の端子挿入孔
を有するハウジング6に、6個のゴム栓3を装着する場
合について説明する。
【0031】 図3を参照して、装着具Aを所要の作
業台上に載置し、所定の保持部4に、ゴム栓3を保持さ
せる。この所定の保持部4とは、ハウジング6の、ゴム
栓3が装着されるべき端子挿入孔に対応する位置にある
保持部4である。保持部4にゴム栓3を保持させる作業
は、ゴム栓3を指で摘んで、上方から収容室41に落と
し込むようにする。そして、所定の保持部4の収容室4
1に、一つづつ合計6個のゴム栓3を収容する(図4参
照)。
【0032】このとき、ゴム栓3は、突出形成されてい
る嵌合板2の突出部22の上方から収容室41へ収容す
るので、ゴム栓3を保持部4に保持させる作業が簡単で
ある。詳しく言うと、仮に、突出部22のような突出し
た部分が嵌合板2に形成されていなければ、収容室41
は、嵌合板2の内部(外縁部分よりも奥まった位置)に
形成されることになる。このため、作業者は、ゴム栓3
を手で摘んで嵌合板2内の奥まった位置にある収容室4
1にゴム栓3を収容しなければならなくなり、ゴム栓3
を予め保持させる作業そのものが容易でなくなるが、本
実施形態では、係る作業上の不都合がない。
【0033】また、図3および図4に示すように、ゴム
栓3を保持させる際に、その前段階として、上記小ねじ
176を装着しておくこともできる。この小ねじ176
の装着は、立設棒17に形成されたねじ孔175に小ね
じ176をねじ込むことによって簡単に行うことができ
る。小ねじ176をねじ込む位置は、端子金具が挿入さ
れるハウジング6の端子挿入孔、すなわち、ゴム栓3を
装着する必要のない端子挿入孔に対応する位置である。
これにより、保持部4によるゴム栓3の保持を阻止する
ことが可能である。その結果、ゴム栓3を間違った端子
挿入孔に装着してしまうという不具合を回避することが
できる。なお、本実施形態では、ゴム栓3の保持を阻止
する部材として上記小ねじ176を用いたが、ねじに限
らず、ピン部材でも良いし、ゴム栓等を用いても良い。
要するに、ゴム栓3の保持を阻止できるような部材を用
いることができる。
【0034】 図5は、保持部4とハウジング6との
位置関係を示す模式図である。図5を参照して、図4の
状態では、ゴム栓3は、立設棒17の先端面172上に
載置されていると共に貫通孔23の周壁面231にその
周囲を取り囲まれており、いわゆるがたつきを生じさせ
ることなく、確実に保持されている。図6を参照して、
図4の状態から、ハウジング6を上方から白抜き矢印の
方向に沿って嵌合板2に嵌合させる。これにより、嵌合
板2の突出部22がハウジング6内に進入し、ゴム栓3
は、図7に示すように、端子挿入孔61に圧入された状
態となる。その後、ハウジング6を上方へ引き上げる
と、ゴム栓3は、保持部4から離されて端子挿入孔61
内に残ったままとなる。その結果、図8に示すように、
ゴム栓3は、対応する端子挿入孔61に装着される。
【0035】 このように、本実施形態に係る装着具
Aによれば、予め必要数のゴム栓3を、保持部4によっ
て保持させておき、この状態で嵌合板2にハウジング6
を嵌合させることによって、装着すべきゴム栓3を所定
の端子挿入孔61に挿入することができる。つまり、所
定の端子挿入孔61のすべてに、簡単容易にまとめて、
しかも正確に挿入装着することができる。
【0036】さらに、本実施形態では、上記作用効果に
加えて、次のような作用効果を奏する。 ゴム栓3は、立設棒17の先端面172に載置さ
れ、且つ貫通孔23の周壁面231によって取り囲まれ
た状態で収容される。従って、ゴム栓3にがたつくきを
生じさせることなく、確実に保持することができる。そ
の結果、ゴム栓3が傾いてしまうことに起因した、端子
挿入孔61への装着不良を防ぐことができる。
【0037】 そして、嵌合板2にハウジング6を嵌
合させてそのまま押し付けると、移動機構5によって嵌
合板2が下方へ下がり、立設棒17の先端面172が相
対的にハウジング6側へ移動される。これにより、上記
がたつくきを防ぐためにゴム栓3が収容室41に確実に
収容されていても、ゴム栓3を押し出すような状態で、
確実に端子挿入孔61に押し込むことができる。これに
より、端子挿入孔への不完全な装着を防止することがで
きる。
【0038】特に、本実施形態では、移動機構5は、立
設棒17によって案内しながら、嵌合板2を溝12の壁
面に摺接させて下方へ移動させるものであるから、嵌合
板2を円滑に移動させることができると共に、構造が非
常に簡単で、装着具Aのコストの上昇を抑えることがで
きるという利点がある。もっとも、この移動機構5に代
えて、立設棒17を上方に突出移動可能な構造とし、こ
れにより、ゴム栓3を上方に押し出すようにすることも
できる。
【0039】 また、深さ調整機構7により、収容室
41の深さを変えることができる。これにより、ゴム栓
3の長さ寸法が変わっても、これに容易に対応して当該
寸法が変更されたゴム栓を確実に保持することができ、
その結果、寸法が変わってもゴム栓を確実に端子挿入孔
に挿入することができる。特に、本実施形態では、立設
棒17を回すことによって、その先端面172の高さを
調整することができるので、深さ調整機構7の構造が極
めて簡単であり、装着具Aのコストの上昇を抑えること
ができるという利点がある。もっとも、この高さ調整機
構7は、無くすこともできる。すなわち、たとえば立設
棒17を直接ベース1に固着しても良く、このようにし
ても、本発明の目的を達成することができる。
【0040】 上述したように、ベース1に形成され
た第1および第2の切込部121,122と、嵌合板2
に形成された切欠部213等とにより、所定形状の凹部
15,16が形成されており、この凹部15,16は、
ハウジング6の外形形状に対応させることができる。こ
れにより、ハウジング6を嵌合板2に嵌合させようとし
たとき、ハウジング6の外縁部が凹部15,16にぴっ
たりと合致した場合にのみ嵌合板2とハウジング6との
嵌合が達成される。
【0041】従って、図6に示す向きと異なる向きにハ
ウジング6を嵌合させようとしても嵌合することができ
ないので、逆向きに嵌合させることによる、ゴム栓3の
装着ミスを確実に防ぐことができるという利点がある。
なお、これら凹部15,16は、いずれか一方のみ設け
るだけでも良い。また、凹部15,16を無くしても、
本発明の目的を達成することができる。
【0042】 その他、嵌合板2は、ばね18によっ
て常時上方へ付勢されているから、ハウジング6を嵌合
させた後に嵌合板2から外せば、嵌合板2は、必ず元の
位置に復帰することができる。これにより、連続したゴ
ム栓装着作業をする場合に、一々嵌合板2を元の位置に
戻さなければならないという煩わしい作業を強いられる
ことがなく、円滑に連続作業をすることができる。
【0043】なお、本実施形態では、6個のゴム栓3を
装着する場合について説明したが、他の個数のゴム栓3
を装着する場合でも、同様の作業によって行うことがで
きる。その他、この発明の範囲内で種々の設計変更を施
すことができる。(3) その他の仕様のゴム栓装着具について 次に、他の仕様の装着具について説明する。図9ないし
図11は、上記装着具Aとは仕様の異なる装着具Bであ
る。この装着具Bの特徴とするところは、上記装着具A
が、複数のゴム栓3を一度にハウジング6に装着するこ
とができるのに対して、本装着具Bは、一つづつ装着す
るときに使用するものであり、特に、装着すべきゴム栓
が1つあるいは2つ等の少数である場合に適している。
図9を参照して、この装着具Bでは、先端に単一のゴム
栓3を保持し、この状態で、本体100の先端部101
を端子挿入孔61(図8参照)に押し込むことによっ
て、ゴム栓3を装着することができるようになってい
る。以下、詳しく説明する。
【0044】図10は、装着具Bの断面図である。図9
および図10を参照して、この装着具Bは、本体100
と、これに内装されたプシュロッド200と、プッシュ
ロッド200を操作するノブ300と、プッシュロッド
200を図中右側へ付勢するばね400とを有してい
る。本体100は、丸棒を加工することによって構成さ
れている。先ず、図9に注目して、本体100の先端部
101の形状について説明する。先端部101は、いわ
ゆるクレビス状に形成されている。加工の手順として
は、先に、本体100の先端102に、本体100の外
径よりも少し小さい径の孔を設ける。この孔は、先端1
02から本体100の軸方向に沿って所定長さだけ形成
する。そして、先端部101の周面を、軸方向に沿って
カットし、カット面103を形成する。このカット面1
03は、互いに対向する位置に形成する。
【0045】以上の加工を施すことによって、先端部1
01には、軸方向に延びる、互いに対向配置された一対
の突片104,105が形成される。これら突片10
4,105と、上記孔の底面部107とによって、ゴム
栓3が収容保持される収容室106が構成される。次い
で、図10を参照して、上記孔に連続して貫通孔108
をあける。すなわち、上記孔の底面部107から本体1
00の軸方向に沿って、本体100を貫通する貫通孔1
08をあける。この貫通孔108は、本体100内の所
定位置まで延び、そこで縮径されて縮径部109が構成
されている。
【0046】プッシュロッド200は、上記貫通孔10
8に、軸方向にスライド可能な状態で収容されている。
プッシュロッド200は、段付き丸棒からなり、大径部
201と、これが縮径された小径部202とを有してい
る。大径部201は、貫通孔108にぴったりと収容さ
れており、この状態で、小径部202は、縮径部109
にぴったりと収容されている。これにより、プッシュロ
ッド200は、貫通孔108内をスライド可能ではある
が、大径部201と小径部202との間の段部が、貫通
孔108の縮径された部分に当接すれば、それ以上スラ
イドすることができないようになっている。すなわち、
図10では、プッシュロッド200は、図示した位置か
ら左側へのスライドは可能であるが、右側へのスライド
は規制されている。
【0047】ノブ300は、プッシュロッド200の小
径部202の端部203に取り付けられる、いわばキャ
ップのようなものである。ノブ300の端面301に
は、取付孔302が設けられている。この取付孔302
にプッシュロッド200が押し込まれており、これによ
り、両者が固着されている。ばね400は、圧縮コイル
ばねであって、本体100の後端面とノブ300との間
に介在されている。これにより、常時は、ノブ300が
右側へ押圧されており、その結果、プッシュロッド20
0の先端210は、常時本体100内に退避した状態と
なっている。また、図10の状態から、ばね400の弾
性力に抗してノブ300を左側に押すと、プッシュロッ
ド200が左側へスライドするようになっている(図1
1参照)。
【0048】次に、この装着具Bの使い方について説明
する。先ず、図11を参照して、プッシュロッド200
の先端210は、本体100の貫通孔108内に常時退
避しているから、ゴム栓3を収容保持するための収容室
106(図10参照)が形成されている。そして、単一
のゴム栓3をこの収容室106に収容する。このとき、
図10に示すように、ゴム栓3の端部は、若干貫通孔1
08内に挿入し、プッシュロッド200の先端210に
当接させる。これにより、ゴム栓3を確実に収容保持す
ることができる。
【0049】次いで、この状態から、本体100を手に
持ち、本体100の先端部101をハウジング6の所定
の端子挿入孔61(図8参照)、すなわち、ゴム栓3を
装着すべき端子挿入孔61に挿入する。そして、ノブ3
00を押す(図11の状態)。ノブ300を押すことに
よって、プッシュロッド200が図に示すように左側へ
スライドし、その結果、プッシュロッド200の先端2
10に押されてゴム栓3が端子挿入孔61に押し込まれ
る。このようにしてゴム栓3を装着することができる。
【0050】以上のように本装着具Bによれば、特に、
装着すべきゴム栓3が少数の場合に適しており、簡単容
易且つ確実にゴム栓3を一つづつ端子挿入孔に挿入する
ことができる。従って、ゴム栓3を指先で摘んで、狭い
スペースしかないハウジング6の端子挿入孔61に挿入
しなければならないという煩わしい作業をする必要がな
い。しかも、プッシュロッド200の先端210は、常
時、貫通孔108内に常時退避しているから、常時装着
すべきゴム栓3をセットする体勢にある。従って、ゴム
栓3を装着した後、作業者が一々プッシュロッド200
を元の位置に戻す必要がなく、作業を円滑に行うことが
できる。
【0051】つまり、上記一実施形態で示した装着具A
では、多数のゴム栓を一度に保持することができる。従
って、装着具Aでは、装着すべきゴム栓が多数の場合
に、これらをまとめて端子挿入孔に装着することができ
るという顕著な効果を発揮できるものであるが、装着す
べきゴム栓の数が1つまたは2つぐらいでは、上記顕著
な効果を発揮することができず、いわば、オーバークォ
リティな状態となってしまう。これに対して本装着具B
は、装着具Aのような多数のゴム栓をまとめて装着する
という機能はないが、装着すべきゴム栓の数が1つまた
は2つの場合に、作業者に上記煩わしい作業を強いるこ
となく簡単にゴム栓3を装着することができ、しかも、
非常にコスト安価に製造することができるというという
利点がある。
【0052】なお、上記ばね400は、無くすこともで
きる。この場合には、一のゴム栓3を装着した後に、プ
ッシュロッド200を元の状態(図10に示すように、
右側へ引っ張った状態)に戻してその先端210を貫通
孔108内に退避させれば良い。
【0053】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ゴム栓を
予め嵌合部に設けられた所定のゴム栓保持部によって保
持させておき、この状態で嵌合部にコネクタのハウジン
グを嵌合させることによって、装着すべきゴム栓をハウ
ジングに挿入装着することができる。つまり、ハウジン
グの、端子金具が挿入されない端子挿入孔に、簡単容易
に挿入装着することができる。
【0054】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様の効果を奏する。加えて、嵌合部とハウ
ジングとを嵌合させると、移動機構により底面板部が相
対的に移動されることによって、ゴム栓が確実に端子挿
入孔に押し込まれるから、挿入ミスを防いで確実にゴム
栓を端子挿入孔に挿入することができる。請求項3に係
る発明によれば、請求項2に係る発明と同様の効果を奏
する。加えて、予め必要数のゴム栓を保持しておくこと
ができる。これにより、ハウジングの、端子金具が挿入
されない端子挿入孔のすべてに、簡単容易にまとめて挿
入装着することができる。また、ハウジングを嵌合部に
嵌合させることによって、ゴム栓を、立設棒の先端面に
載置したまま貫通孔の内周壁によって案内して確実に端
子挿入孔へ押し込むことができるという利点がある。
【0055】請求項4に係る発明によれば、請求項2ま
たは3に係る発明と同様の効果を奏する。加えて、深さ
調整機構により、ゴム栓収容室の深さを変えることがで
きる。これにより、収容すべきゴム栓の長さ寸法が変わ
っても、これに容易に対応してゴム栓を確実に保持する
ことができるという利点がある。請求項5に係る発明に
よれば、請求項1ないし4のいずれかに係る発明と同様
の効果を奏する。加えて、ゴム栓の保持を阻止する部材
を装着することにより、誤って、ゴム栓が保持されない
ゴム栓保持部にゴム栓を保持してしまうのを防止するこ
とができる。これにより、端子金具が挿入される端子挿
入孔に、誤ってゴム栓を装着してしまうという作業ミス
を防ぐことができる。
【0056】請求項6に係る発明によれば、請求項1な
いし5のいずれかに係る発明と同様の効果を奏する。加
えて、ハウジングを嵌合部に嵌合させようとしたとき、
ハウジングを所定の向きで嵌合させないと嵌合させるこ
とができないから、逆向きに嵌合させることによる、ゴ
ム栓の装着ミスを確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る装着具の外観斜視図
である。
【図2】装着具の分解斜視図である。
【図3】装着具にゴム栓を保持させる作業を示す斜視図
である。
【図4】装着具にゴム栓を保持した状態を示す斜視図で
ある。
【図5】保持部によるゴム栓の保持構造を模式的に示す
断面図である。
【図6】ゴム栓がセットされた装着具にハウジングを嵌
め込む作業を示す斜視図である。
【図7】ゴム栓が保持部から端子挿入孔に挿入された状
態を模式的に示す断面図である。
【図8】ゴム栓が装着されたハウジングの斜視図であ
る。
【図9】他の仕様に係る装着具の斜視図である。
【図10】ゴム栓を保持した状態の、他の仕様に係る装
着具の断面図である。
【図11】保持したゴム栓を押し出した状態を示す、他
の実施形態に係る装着具の断面図である。
【符号の説明】
A 装着具 B 装着具 1 ベース 12 溝 12a 壁面 123 底面 124 ねじ孔 15 凹部 16 凹部 17 立設棒 172 先端面 175 ねじ孔 176 小ねじ 2 嵌合板 22 突出部 23 貫通溝 231 周壁面 3 ゴム栓 4 保持部 41 収容室 5 移動機構 6 ハウジング 61 端子挿入孔 7 深さ調整機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防水コネクタのハウジングに形成された複
    数の端子挿入孔のうち所定の端子挿入孔に防水用のゴム
    栓を装着する際に使用されるゴム栓装着具であって、 ベースと、 ベースに突設され、上記ハウジングと一方向に沿って嵌
    合し得る嵌合部と、 嵌合部に設けられ、ゴム栓を端子挿入孔に対向させた状
    態で保持すると共に、嵌合部とハウジングとが嵌合した
    状態で、保持したゴム栓を上記一方向に沿わせて対応す
    る端子挿入孔へ挿入させるゴム栓保持部とを有すること
    を特徴とするゴム栓装着具。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゴム栓装着具において、 ゴム栓保持部は、 ゴム栓が載置される、上記一方向に略直交する方向に沿
    って配置された底面板部と、底面板部に載置されたゴム
    栓の周囲を取り囲む周壁面部とにより区画形成されたゴ
    ム栓収容室を含んでおり、 嵌合部とハウジングとが嵌合される際に、上記底面板部
    が上記一方向に沿ってハウジング側へ相対移動するのを
    許容する移動機構が備えられていることを特徴とするゴ
    ム栓装着具。
  3. 【請求項3】請求項2記載のゴム栓装着具において、 ゴム栓保持部は、上記複数の端子挿入孔のそれぞれに対
    応して複数設けられており、 各移動機構は、 ベースに設けられ、嵌合部を上記一方向に沿わせてスラ
    イド可能に支持するスライド支持部と、 嵌合部がスライド支持部によって支持された状態で嵌合
    部を上記一方向に沿って貫通する貫通孔に挿入される、
    ベースに立設された立設棒とを含み、 上記貫通孔の内周壁は、上記周壁面部を兼ね、且つ上記
    立設棒の、上記一方向側端面は、上記底面板部を兼ねて
    いることを特徴とするゴム栓装着具。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のゴム栓装着具にお
    いて、 上記底面板部の配置位置を上記一方向に沿って調整し、
    ゴム栓収容室の深さを変えることができる深さ調整機構
    が備えられていることを特徴とするゴム栓装着具。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のゴム
    栓装着具において、 ゴム栓保持部は、 当該ゴム栓保持部によるゴム栓の保持を阻止する部材を
    装着することができる阻止部材装着部を有していること
    を特徴とするゴム栓装着具。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載のゴム
    栓装着具において、 ベースおよび嵌合部には、ハウジングが所定の向きにの
    み嵌合部に嵌合し得るように、ハウジングの外形形状に
    対応させた凹部が形成されていることを特徴とするゴム
    栓装着具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110635335A (zh) * 2018-06-25 2019-12-31 矢崎总业株式会社 防水插塞插入装置和带有防水插塞的连接器壳体的制造方法

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