JPH09100600A - 中空シートパネルおよびこれを用いた間仕切壁パネル等 - Google Patents
中空シートパネルおよびこれを用いた間仕切壁パネル等Info
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- JPH09100600A JPH09100600A JP7287966A JP28796695A JPH09100600A JP H09100600 A JPH09100600 A JP H09100600A JP 7287966 A JP7287966 A JP 7287966A JP 28796695 A JP28796695 A JP 28796695A JP H09100600 A JPH09100600 A JP H09100600A
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- panel
- partition wall
- partition
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量でかつ遮音性に優れ、任意箇所への金具
類等の取付も可能な中空シートパネル並びにこれを用い
た間仕切壁パネルおよびパーティションを提供する。 【解決手段】 中空シートパネル１は、ハニカム状の樹
脂製の中空シート２と、この中空シート２に積層された
アルミ薄板３とでなる。中空シート２とアルミ薄板３と
は、溶着または接着する。アルミ薄板３は、例えば０．
５mm厚程度のものとする。間仕切壁パネル４は、矩形に
枠組されたパネルフレーム５の両面に中空シートパネル
１を張ったものである。間仕切壁パネル４と同様な構成
でパーティションとしても良い。この他に、中空シート
パネル１を厚手のものとしてコアに使用し、その外周に
フレームを設けて間仕切壁パネルまたはパーティション
としても良い。
類等の取付も可能な中空シートパネル並びにこれを用い
た間仕切壁パネルおよびパーティションを提供する。 【解決手段】 中空シートパネル１は、ハニカム状の樹
脂製の中空シート２と、この中空シート２に積層された
アルミ薄板３とでなる。中空シート２とアルミ薄板３と
は、溶着または接着する。アルミ薄板３は、例えば０．
５mm厚程度のものとする。間仕切壁パネル４は、矩形に
枠組されたパネルフレーム５の両面に中空シートパネル
１を張ったものである。間仕切壁パネル４と同様な構成
でパーティションとしても良い。この他に、中空シート
パネル１を厚手のものとしてコアに使用し、その外周に
フレームを設けて間仕切壁パネルまたはパーティション
としても良い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅等の建物に
おける各種面材や、その他の種々目的に使用される中空
シートパネル並びにこれを用いた間仕切壁パネルおよび
室内仕切り用のパーティション等に関する。
おける各種面材や、その他の種々目的に使用される中空
シートパネル並びにこれを用いた間仕切壁パネルおよび
室内仕切り用のパーティション等に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、間仕切壁や、室内仕切り用のパー
ティション等において、面材には各種の合板等が使用さ
れている。また、間仕切壁パネルでは、外周のパネルフ
レームや中桟の他に、カーテンレールや各種の壁掛け物
の取付用下地桟を埋め込んでいる。
ティション等において、面材には各種の合板等が使用さ
れている。また、間仕切壁パネルでは、外周のパネルフ
レームや中桟の他に、カーテンレールや各種の壁掛け物
の取付用下地桟を埋め込んでいる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、合板では高い
遮音性が得られないため、間仕切壁パネルや、あるいは
遮音が必要な箇所に使用するパーティションでは、パネ
ル内に遮音材を施す必要があり、製造に手間がかかるう
え、コスト高になるという問題点がある。また、合板を
使用した間仕切壁パネルでは、面材自体に木ねじ等によ
る固定強度が得られないため、カーテンレールや、タオ
ル掛け、壁掛け式電気機器等の金具類等を取付ける場合
に、予め取付用の下地材を埋め込んでおく必要がある。
そのため、製造に手間がかかるうえ、壁面への被取付物
の取付箇所が下地材のある箇所に限定され、建物完成後
の取付位置の変更が難しいという問題点がある。さら
に、一般の合板を面材に用いた間仕切壁パネルやパーテ
ィションでは、重量が重く、可動壁とすることが難し
い。
遮音性が得られないため、間仕切壁パネルや、あるいは
遮音が必要な箇所に使用するパーティションでは、パネ
ル内に遮音材を施す必要があり、製造に手間がかかるう
え、コスト高になるという問題点がある。また、合板を
使用した間仕切壁パネルでは、面材自体に木ねじ等によ
る固定強度が得られないため、カーテンレールや、タオ
ル掛け、壁掛け式電気機器等の金具類等を取付ける場合
に、予め取付用の下地材を埋め込んでおく必要がある。
そのため、製造に手間がかかるうえ、壁面への被取付物
の取付箇所が下地材のある箇所に限定され、建物完成後
の取付位置の変更が難しいという問題点がある。さら
に、一般の合板を面材に用いた間仕切壁パネルやパーテ
ィションでは、重量が重く、可動壁とすることが難し
い。
【０００４】この発明の目的は、軽量でかつ遮音性に優
れ、任意箇所への金具類等の取付も可能な中空シートパ
ネル並びにこれを用いた間仕切壁パネルおよびパーティ
ションを提供することである。
れ、任意箇所への金具類等の取付も可能な中空シートパ
ネル並びにこれを用いた間仕切壁パネルおよびパーティ
ションを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の中空シートパ
ネルは、ハニカム状の樹脂製の中空シートと、この中空
シートに積層されたアルミ薄板とを備えたものである。
アルミ薄板は、中空シートをサンドイッチ状に挟んで中
空シートの両面に積層することが好ましいが、中空シー
トの片面のみに積層しても良い。中空シートとアルミ薄
板とは、中空シートの成形時にアルミ薄板を溶着させて
も良く、また接着剤で貼付けても良い。このように、中
空シートとアルミ薄板とを積層することで、中空シート
の空気層で高い遮音性が得られる。しかも、中空シート
のハニカム構造とアルミ薄板との組み合わせであるた
め、曲げ等に対する強度も優れたものとなる。また、ア
ルミ薄板は、ある程度の厚みを有するものであれば、タ
ッピングビス等をねじ込んでも固定強度が得られる。そ
のため、軽量物であれば、各種の物を任意箇所にビス止
めすることができる。アルミ薄板を中空シートの両面に
積層した場合は、反りが生じることが防止できる。
ネルは、ハニカム状の樹脂製の中空シートと、この中空
シートに積層されたアルミ薄板とを備えたものである。
アルミ薄板は、中空シートをサンドイッチ状に挟んで中
空シートの両面に積層することが好ましいが、中空シー
トの片面のみに積層しても良い。中空シートとアルミ薄
板とは、中空シートの成形時にアルミ薄板を溶着させて
も良く、また接着剤で貼付けても良い。このように、中
空シートとアルミ薄板とを積層することで、中空シート
の空気層で高い遮音性が得られる。しかも、中空シート
のハニカム構造とアルミ薄板との組み合わせであるた
め、曲げ等に対する強度も優れたものとなる。また、ア
ルミ薄板は、ある程度の厚みを有するものであれば、タ
ッピングビス等をねじ込んでも固定強度が得られる。そ
のため、軽量物であれば、各種の物を任意箇所にビス止
めすることができる。アルミ薄板を中空シートの両面に
積層した場合は、反りが生じることが防止できる。
【０００６】間仕切壁パネルとして、上記構成の中空シ
ートパネルをパネルフレームに張られる面材に使用した
場合は、その遮音性で隣室間に必要とされる遮音性が確
保でき、遮音処理が簡単で済む。しかも、中空シートパ
ネルにビスが効くため、カーテンレールや、タオル掛
け、壁掛け式電話、その他の電気機器の金具類等、ある
程度軽量な物であれば、壁面に取付けるにつき下地材を
埋め込むことが不要となる。そのため間仕切壁パネルの
製造が容易となる。しかも、下地材位置に限定されず、
任意箇所に前記金具類等の取付が可能となる。パーティ
ションとして、上記構成の中空シートパネルをフレーム
に張られる面材に使用した場合も、その遮音性で両側の
仕切空間の間に必要とされる遮音性が確保できる。ま
た、軽量物であれば、任意箇所にタッピングビス等で取
付けることもできる。
ートパネルをパネルフレームに張られる面材に使用した
場合は、その遮音性で隣室間に必要とされる遮音性が確
保でき、遮音処理が簡単で済む。しかも、中空シートパ
ネルにビスが効くため、カーテンレールや、タオル掛
け、壁掛け式電話、その他の電気機器の金具類等、ある
程度軽量な物であれば、壁面に取付けるにつき下地材を
埋め込むことが不要となる。そのため間仕切壁パネルの
製造が容易となる。しかも、下地材位置に限定されず、
任意箇所に前記金具類等の取付が可能となる。パーティ
ションとして、上記構成の中空シートパネルをフレーム
に張られる面材に使用した場合も、その遮音性で両側の
仕切空間の間に必要とされる遮音性が確保できる。ま
た、軽量物であれば、任意箇所にタッピングビス等で取
付けることもできる。
【０００７】間仕切壁パネルとする場合に、中空シート
パネルをコアとし、その外周にパネルフレームを設けて
も良い。この構成の場合は、前記と同様に遮音性が得ら
れ、また任意箇所への軽量物の取付けが可能となるう
え、間仕切壁パネルが非常に簡素な構造で、かつ軽量の
ものとなる。そのため、可動間仕切壁パネルとすること
もできる。パーティションとする場合も、中空シートパ
ネルをコアとし、その外周にフレームを設けたものとし
ても良い。この構成の場合も、優れた遮音性、任意箇所
への軽量物の取付可能化、および軽量化が図れ、かつ構
造が非常に簡素なものとなる。
パネルをコアとし、その外周にパネルフレームを設けて
も良い。この構成の場合は、前記と同様に遮音性が得ら
れ、また任意箇所への軽量物の取付けが可能となるう
え、間仕切壁パネルが非常に簡素な構造で、かつ軽量の
ものとなる。そのため、可動間仕切壁パネルとすること
もできる。パーティションとする場合も、中空シートパ
ネルをコアとし、その外周にフレームを設けたものとし
ても良い。この構成の場合も、優れた遮音性、任意箇所
への軽量物の取付可能化、および軽量化が図れ、かつ構
造が非常に簡素なものとなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図１に基
づいて説明する。図１（Ａ）は中空シートパネルの端面
図である。中空シートパネル１は、ハニカム状の樹脂製
の中空シート２と、この中空シート２の片面に積層され
たアルミ薄板３とでなる。アルミ薄板３は、図１（Ｃ）
のように中空シート２をサンドイッチ状に挟んで中空シ
ート２の両面に積層しても良い。中空シート２とアルミ
薄板３とは、中空シート２の成形時にアルミ薄板３を溶
着させても良く、また接着剤で貼付けても良い。中空シ
ート２は、両側の板状部２ａ，２ａと、これら板状部２
ａ，２ａ間を繋ぐ多数のリブ部２ｂとを一体に成形した
ものである。リブ部２ｂは、中空シート２の全長に渡っ
て連続した薄肉の屈曲板状とされ、各リブ部２ｂの屈曲
方向は一対ずつ対向し合う方向となっている。なお、リ
ブ部２ｂは、平板状であっも、また円弧状断面やパイプ
状のものであっても良い。中空シート２の厚みｔ１は、
使用目的に応じて、例えば数ミリから数十mmのものが使
用される。アルミ薄板３の厚みｔ２は、３０〜５０μ程
度、あるいは３００〜５００μ程度のものを用いること
ができ、この例では０．５mm厚のものとしてある。中空
シート２の材質となる樹脂は、例えばポリプロピレン等
が好ましく、ポリエチレン等であっても良い。
づいて説明する。図１（Ａ）は中空シートパネルの端面
図である。中空シートパネル１は、ハニカム状の樹脂製
の中空シート２と、この中空シート２の片面に積層され
たアルミ薄板３とでなる。アルミ薄板３は、図１（Ｃ）
のように中空シート２をサンドイッチ状に挟んで中空シ
ート２の両面に積層しても良い。中空シート２とアルミ
薄板３とは、中空シート２の成形時にアルミ薄板３を溶
着させても良く、また接着剤で貼付けても良い。中空シ
ート２は、両側の板状部２ａ，２ａと、これら板状部２
ａ，２ａ間を繋ぐ多数のリブ部２ｂとを一体に成形した
ものである。リブ部２ｂは、中空シート２の全長に渡っ
て連続した薄肉の屈曲板状とされ、各リブ部２ｂの屈曲
方向は一対ずつ対向し合う方向となっている。なお、リ
ブ部２ｂは、平板状であっも、また円弧状断面やパイプ
状のものであっても良い。中空シート２の厚みｔ１は、
使用目的に応じて、例えば数ミリから数十mmのものが使
用される。アルミ薄板３の厚みｔ２は、３０〜５０μ程
度、あるいは３００〜５００μ程度のものを用いること
ができ、この例では０．５mm厚のものとしてある。中空
シート２の材質となる樹脂は、例えばポリプロピレン等
が好ましく、ポリエチレン等であっても良い。
【０００９】この構成の中空シートパネル１によると、
中空シート２内の空気層で高い遮音性が得られる。しか
も、中空シート２のハニカム構造とアルミ薄板３との組
み合わせであるため、曲げ等に対する強度も優れたもの
となる。また、アルミ薄板３は、ある程度の厚みを有す
るものであれば、タッピングビス等をねじ込んでも固定
強度が得られる。そのため、軽量物であれば、各種の物
を任意箇所にビス止めすることができる。
中空シート２内の空気層で高い遮音性が得られる。しか
も、中空シート２のハニカム構造とアルミ薄板３との組
み合わせであるため、曲げ等に対する強度も優れたもの
となる。また、アルミ薄板３は、ある程度の厚みを有す
るものであれば、タッピングビス等をねじ込んでも固定
強度が得られる。そのため、軽量物であれば、各種の物
を任意箇所にビス止めすることができる。
【００１０】図１（Ｂ）は、図１（Ａ）の中空シートパ
ネル１を用いた間仕切壁パネルを示す。中空シートパネ
ル１は、図１（Ｃ）の構成のものであっても良い。この
間仕切壁パネル４は、矩形に枠組したパネルフレーム５
の両面に中空シートパネル１を張り、その外面に壁紙等
の化粧シート（図示せず）を貼付けたものとしてある。
中空シートパネル１はアルミ薄板３側をパネル外面側に
向ける。パネルフレーム５は、木製のものであっても、
あるいはアルミ型材等の軽量合金，軽金属や樹脂製のも
のであっても良い。なお、中空シートパネル１は、パネ
ルフレーム５の片面だけに張り、他の片面は別の面材を
張っても良い。
ネル１を用いた間仕切壁パネルを示す。中空シートパネ
ル１は、図１（Ｃ）の構成のものであっても良い。この
間仕切壁パネル４は、矩形に枠組したパネルフレーム５
の両面に中空シートパネル１を張り、その外面に壁紙等
の化粧シート（図示せず）を貼付けたものとしてある。
中空シートパネル１はアルミ薄板３側をパネル外面側に
向ける。パネルフレーム５は、木製のものであっても、
あるいはアルミ型材等の軽量合金，軽金属や樹脂製のも
のであっても良い。なお、中空シートパネル１は、パネ
ルフレーム５の片面だけに張り、他の片面は別の面材を
張っても良い。
【００１１】このように間仕切壁パネル４に中空シート
パネル１を使用した場合は、その遮音性で隣室間に必要
とされる遮音性が確保でき、遮音処理が簡単で済む。し
かも、中空シートパネル１にビスが効くため、カーテン
レールや、タオル掛け、壁掛け式電話、その他の電気機
器等の金具類など、壁面に取付けるにつき、下地材を埋
め込むことが不要であり、間仕切壁パネル４の製造が容
易となる。しかも、下地材位置に限られず、任意箇所に
前記金具類等の取付が可能となる。
パネル１を使用した場合は、その遮音性で隣室間に必要
とされる遮音性が確保でき、遮音処理が簡単で済む。し
かも、中空シートパネル１にビスが効くため、カーテン
レールや、タオル掛け、壁掛け式電話、その他の電気機
器等の金具類など、壁面に取付けるにつき、下地材を埋
め込むことが不要であり、間仕切壁パネル４の製造が容
易となる。しかも、下地材位置に限られず、任意箇所に
前記金具類等の取付が可能となる。
【００１２】図２は、図１（Ａ）の中空シートパネル１
を用いたパーティションを示す。このパーティション６
は、矩形に枠組したフレーム７の内側突出部７ａの両面
に中空シートパネル１を張り、その外面に壁紙等の化粧
シート（図示せず）を貼付けたものとしてある。中空シ
ートパネル１はアルミ薄板３側をパネル外面側に向け
る。フレーム７は、木製のものであっても、あるいはア
ルミ型材等の軽量合金や樹脂製のものであっても良い。
中空シートパネル１は、フレーム７の片面だけに張り、
他の片面は別の面材を張っても良い。また、中空シート
パネル１は、図１（Ｃ）の両面にアルミ薄板３を有する
ものであっても良い。このようにパーティション６に前
記中空シートパネル１を使用した場合も、その遮音性で
両側の仕切空間の間に必要とされる遮音性が確保でき
る。また、軽量物であれば、任意箇所にタッピングビス
等で取付けることもできる。
を用いたパーティションを示す。このパーティション６
は、矩形に枠組したフレーム７の内側突出部７ａの両面
に中空シートパネル１を張り、その外面に壁紙等の化粧
シート（図示せず）を貼付けたものとしてある。中空シ
ートパネル１はアルミ薄板３側をパネル外面側に向け
る。フレーム７は、木製のものであっても、あるいはア
ルミ型材等の軽量合金や樹脂製のものであっても良い。
中空シートパネル１は、フレーム７の片面だけに張り、
他の片面は別の面材を張っても良い。また、中空シート
パネル１は、図１（Ｃ）の両面にアルミ薄板３を有する
ものであっても良い。このようにパーティション６に前
記中空シートパネル１を使用した場合も、その遮音性で
両側の仕切空間の間に必要とされる遮音性が確保でき
る。また、軽量物であれば、任意箇所にタッピングビス
等で取付けることもできる。
【００１３】図３は、中空シートパネルをコアとして用
いた間仕切壁パネルを示す。この間仕切壁パネル８は、
厚手の中空シートパネル１Ａを用い、その外周にパネル
フレーム９を組付けたものである。中空シートパネル１
Ａおよびパネルフレーム９は、壁紙等の化粧シート１０
を外面に貼付けてある。中空シートパネル１Ａは、樹脂
製の中空シート２の両面にアルミ薄板３を積層したもの
としてある。中空シート２は図１（Ａ）のものと同様で
ある。パネルフレーム９は、各辺のフレーム材を堅固に
接合して矩形に枠組したものであっても、単に中空シー
トパネル１Ａの外周に添えて固定したものであっても良
い。また、パネルフレーム９は、木製、アルミ型材製、
樹脂製等のいずれのものであっても良い。このように中
空シートパネル１Ａをコアとして間仕切壁パネル８を構
成した場合は、前記と同様に遮音性が得られ、また任意
箇所への軽量物の取付けが可能となるうえ、間仕切壁パ
ネル８が非常に簡素な構造で、かつ軽量のものとなる。
そのため、可動間仕切壁パネルとすることもできる。
いた間仕切壁パネルを示す。この間仕切壁パネル８は、
厚手の中空シートパネル１Ａを用い、その外周にパネル
フレーム９を組付けたものである。中空シートパネル１
Ａおよびパネルフレーム９は、壁紙等の化粧シート１０
を外面に貼付けてある。中空シートパネル１Ａは、樹脂
製の中空シート２の両面にアルミ薄板３を積層したもの
としてある。中空シート２は図１（Ａ）のものと同様で
ある。パネルフレーム９は、各辺のフレーム材を堅固に
接合して矩形に枠組したものであっても、単に中空シー
トパネル１Ａの外周に添えて固定したものであっても良
い。また、パネルフレーム９は、木製、アルミ型材製、
樹脂製等のいずれのものであっても良い。このように中
空シートパネル１Ａをコアとして間仕切壁パネル８を構
成した場合は、前記と同様に遮音性が得られ、また任意
箇所への軽量物の取付けが可能となるうえ、間仕切壁パ
ネル８が非常に簡素な構造で、かつ軽量のものとなる。
そのため、可動間仕切壁パネルとすることもできる。
【００１４】図４は、中空シートパネルをコアとして用
いたパーティションを示す。このパーティション１１
は、厚手の中空シートパネル１Ａを用い、その外周にフ
レーム１２を組付けたものである。中空シートパネル１
Ａおよびフレーム１２は、壁紙等の化粧シート（図示せ
ず）を外面に貼付けてある。中空シートパネル１Ａは、
樹脂製の中空シート２の両面にアルミ薄板３を積層した
ものとしてあり、中空シート２は図１（Ａ）のものと同
様である。パネルフレーム１２は、各辺のフレーム材を
堅固に接合して矩形に枠組したものであっても、単に中
空シートパネル１の外周に添えて固定した化粧用のもの
であっても良い。また、フレーム１２は、木製、アルミ
型材製、樹脂製等のいずれのものであっても良い。この
ように中空シートパネル１Ａをコアとしてパーティショ
ン１１を構成した場合も、優れた遮音性、任意箇所への
軽量物の取付可能化、および軽量化が図れ、かつ構造が
非常に簡素なものとなる。なお、図３および図４の間仕
切壁パネルおよびパーティションにおいて、両面にアル
ミ薄板３を用いた中空シートパネル１Ａの代わりに、図
１（Ａ）の片面のみにアルミ薄板３を設けた中空シート
パネル１を使用してもよい。
いたパーティションを示す。このパーティション１１
は、厚手の中空シートパネル１Ａを用い、その外周にフ
レーム１２を組付けたものである。中空シートパネル１
Ａおよびフレーム１２は、壁紙等の化粧シート（図示せ
ず）を外面に貼付けてある。中空シートパネル１Ａは、
樹脂製の中空シート２の両面にアルミ薄板３を積層した
ものとしてあり、中空シート２は図１（Ａ）のものと同
様である。パネルフレーム１２は、各辺のフレーム材を
堅固に接合して矩形に枠組したものであっても、単に中
空シートパネル１の外周に添えて固定した化粧用のもの
であっても良い。また、フレーム１２は、木製、アルミ
型材製、樹脂製等のいずれのものであっても良い。この
ように中空シートパネル１Ａをコアとしてパーティショ
ン１１を構成した場合も、優れた遮音性、任意箇所への
軽量物の取付可能化、および軽量化が図れ、かつ構造が
非常に簡素なものとなる。なお、図３および図４の間仕
切壁パネルおよびパーティションにおいて、両面にアル
ミ薄板３を用いた中空シートパネル１Ａの代わりに、図
１（Ａ）の片面のみにアルミ薄板３を設けた中空シート
パネル１を使用してもよい。
【００１５】
【発明の効果】この発明の中空シートパネルは、ハニカ
ム状の樹脂製の中空シートと、この中空シートに積層さ
れたアルミ薄板とを備えたものであるため、軽量でかつ
遮音性に優れ、任意箇所への金具類等の取付も可能なも
のとなる。そのため、建物内の各部の面材やその他の広
範な用途に使用できる。この中空シートパネルをフレー
ムに張って間仕切壁パネルまたはパーティションとした
場合は、簡単な構造で遮音性に優れ、任意箇所への金具
類等の取付が可能な間仕切壁パネルやパーティションと
なる。この中空シートパネルをコアとしてその外周にフ
レームを設け、間仕切壁パネルまたはパーティションと
した場合は、一層構成が簡素なものとなり、製造も簡単
で、かつ軽量化が図れる。
ム状の樹脂製の中空シートと、この中空シートに積層さ
れたアルミ薄板とを備えたものであるため、軽量でかつ
遮音性に優れ、任意箇所への金具類等の取付も可能なも
のとなる。そのため、建物内の各部の面材やその他の広
範な用途に使用できる。この中空シートパネルをフレー
ムに張って間仕切壁パネルまたはパーティションとした
場合は、簡単な構造で遮音性に優れ、任意箇所への金具
類等の取付が可能な間仕切壁パネルやパーティションと
なる。この中空シートパネルをコアとしてその外周にフ
レームを設け、間仕切壁パネルまたはパーティションと
した場合は、一層構成が簡素なものとなり、製造も簡単
で、かつ軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）はこの発明の一実施形態にかかる中空シ
ートパネルの端面図、（Ｂ）は同中空シートパネルを用
いた間仕切壁パネルの切欠斜視図、（Ｃ）は他の実施形
態にかかる中空シートパネルの端面図である。
ートパネルの端面図、（Ｂ）は同中空シートパネルを用
いた間仕切壁パネルの切欠斜視図、（Ｃ）は他の実施形
態にかかる中空シートパネルの端面図である。
【図２】同中空シートパネルを用いたパーティションの
切欠斜視図である。
切欠斜視図である。
【図３】同中空シートパネルを用いた他の実施形態にか
かる間仕切壁パネルの断面図である。
かる間仕切壁パネルの断面図である。
【図４】同中空シートパネルを用いた他の実施形態にか
かるパーティションの断面図である。
かるパーティションの断面図である。
１，１Ａ…中空シートパネル、２…中空シート、３…ア
ルミ薄板、４…間仕切壁パネル、５…パネルフレーム、
６…パーティション、７…フレーム、８…間仕切壁パネ
ル、９…パネルフレーム、１１…パーティション、１２
…フレーム
ルミ薄板、４…間仕切壁パネル、５…パネルフレーム、
６…パーティション、７…フレーム、８…間仕切壁パネ
ル、９…パネルフレーム、１１…パーティション、１２
…フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｃ 2/38 Ｅ０４Ｃ 2/38 Ｐ
Claims (6)
- 【請求項１】 ハニカム状の樹脂製の中空シートと、こ
の中空シートに積層されたアルミ薄板とを備えた中空シ
ートパネル。 - 【請求項２】 アルミ薄板は、中空シートをサンドイッ
チ状に挟んで中空シートの両面に設けた請求項１記載の
中空シートパネル。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２記載の中空シー
トパネルをパネルフレームに張った間仕切壁パネル。 - 【請求項４】 請求項１または請求項２記載の中空シー
トパネルをフレームに張った室内仕切り用のパーティシ
ョン。 - 【請求項５】 請求項１または請求項２記載の中空シー
トパネルをコアとし、その外周にパネルフレームを設け
た間仕切壁パネル。 - 【請求項６】 請求項１または請求項２記載の中空シー
トパネルをコアとし、その外周にフレームを設けた室内
仕切り用のパーティション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7287966A JPH09100600A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 中空シートパネルおよびこれを用いた間仕切壁パネル等 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7287966A JPH09100600A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 中空シートパネルおよびこれを用いた間仕切壁パネル等 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100600A true JPH09100600A (ja) | 1997-04-15 |
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ID=17724064
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| JP7287966A Pending JPH09100600A (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 中空シートパネルおよびこれを用いた間仕切壁パネル等 |
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|---|---|
| JP (1) | JPH09100600A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN107762006A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-03-06 | 合肥华举建筑装饰工程有限公司 | 复合膨胀珍珠岩轻质隔墙板施工方法 |
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-
1995
- 1995-10-09 JP JP7287966A patent/JPH09100600A/ja active Pending
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