JPH02194242A - パーテーションなどの壁材 - Google Patents

パーテーションなどの壁材

Info

Publication number
JPH02194242A
JPH02194242A JP31243388A JP31243388A JPH02194242A JP H02194242 A JPH02194242 A JP H02194242A JP 31243388 A JP31243388 A JP 31243388A JP 31243388 A JP31243388 A JP 31243388A JP H02194242 A JPH02194242 A JP H02194242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
plate
shaped core
frame
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31243388A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Murakami
正博 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP31243388A priority Critical patent/JPH02194242A/ja
Publication of JPH02194242A publication Critical patent/JPH02194242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は間仕切り用のパーテーションや外壁材などに用
いられる壁材に関する。
〔従来の技術〕
従来、間仕切り用パーテーションはハニカム構造の板状
コアの両面にそれぞれパネル材を配設すると共に、板状
コアの周縁部を金属製のフレームで取り囲んだ構成にな
っていて、フレームは板状コアにビスなどの締結具で固
定されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ハニカム構造の板状コアはそれ自体が高価であ
るためパーテーションの価格上昇を招き、また、板状コ
アをハニカム構造にしたことによる軽量化の効果がフレ
ームが金属製であることにより減殺され、パーテーショ
ン全体の軽量化が十分に達成されなかった。
一方、近時の住宅、特に新設のマンションなどにおいて
はパーテーションで室内を区画しておき、入居に当たっ
て既設のパーテーションを撤去し顧客の好みに応じた本
格的な壁材を施工するといった事例もあり、従来のパー
テーションではそれが高価であるためにそのような要求
に十分に対処できないことがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、板状コア
に段ボールを用いることによって価格の大幅な低減化を
達成し、しかもフレームの重量を従来の金属製のものに
比べて大幅に軽減することができ、また、強度的にも十
分に耐用可能なパーテーションなどの壁材を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の壁材は、段ボールを積層してなる板状コアの両
面にそれぞれパネル材が配設されていると共に、それら
のパネル材の周縁部の相互間に形成された空間に上記板
状コアを取り囲む合成樹脂製のフレームが設けられ、さ
らに上記板状コアの周縁部に合成樹脂が含浸され、その
合成樹脂含浸層と上記フレームとが互いに連続する合成
樹脂層を形成しているものである。
また、上記壁材において、外縁部を凹凸状に形成した複
数枚の段ボールを上記外縁部の凹所が互いにラップする
状態に積層することにより板状コアを形成し、上記凹所
が合成樹脂層によって埋められている壁材も本発明の範
囲内である。
〔作 用〕
上記構成の壁材は板状コアおよびフレームがそれぞれ軽
量で安価な段ボールおよび合成樹脂よりなるために非常
に軽量でかつ安価なものになる。
また、板状コアの周縁部に合成樹脂が含浸されているた
め、最も大きな強度が要求される板状コアの周縁部が合
成樹脂含浸層により補強され、全体として十分な剛性と
強度を有するに至り、しかもその合成樹脂含浸層とフレ
ームとが互いに連続する合成樹脂層を形成しているため
、合成樹脂含浸層によって板状コアとフレームとが強固
に結合される。
また、外縁部が凹凸状の段ボールを積層した板状コアの
周縁部に合成樹脂を含浸させた壁材にあっては、それぞ
れの段ボールの凹所のラップ部分を埋めている合成樹脂
層が板状コアの厚み方向に貫通した状態になるため、各
段ボールの積層面に加わる剪断力に対して特に大きな強
度を発揮すると同時に板状コアの全体の剛性と強度が一
段と高まり、さらに板状コアに加わる力が分散しやすく
なる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例による間仕切り用パーテーショ
ンPの斜視図、第2図は上記パーテーションの内部構造
を示す切欠斜視図、第3図は説明図である。パーテーシ
ョンPは段ボール製の板状コア1の両面にそれぞれパネ
ル材2,2が配設され、それらのパネル材2.2の周縁
部の相互間に上記板状コア1を取り囲む合成樹脂製のフ
レーム3が設けられたもので、左右の側端面や上下の端
面には必要に応じて接続金具4や縁板5が取り付けられ
る。
板状コア1に用いられている段ボール1aは波形の中心
原紙の両面または片面にライナー(表面紙)を貼り合わ
せた周知のものであり、上記板状コア1はそのような段
ボール1aを中心原紙の波の繰返し方向が互いに直角に
なるように複数枚積層したものである。このような板状
コア1において、上記波の繰返し方向は縦横になるよう
にしても斜めになるようにしてもよい。この板状コア1
の周縁部には合成樹脂が含浸されている。第3図に板状
コア1の周縁部の合成樹脂が含浸されている部分IAと
合成樹脂が含浸されていない部分IBとの境界を一点鎖
線aで示しである。
フレーム3はパネル材282の相互間に形成された空間
に合成樹脂を注入することによって形成されたものであ
って、このフレーム3が上記板状コア1の周縁部に含浸
された合成樹脂に一体に連続し、これによりフレーム3
が合成樹脂含浸層により板状コアと結合される。フレー
ム3の形成工程および合成樹脂含浸工程は同時に行うこ
とが可能である。すなわち、第4図のように接続金具4
や縁板5をパネル材2.2に取り付けた後、パネル材2
.2の周縁部と板状コア1の端面と接続金具4または縁
板5との間に形成される空間Sに合成樹脂を注入または
圧入などの方法で充填すれば、その合成樹脂の一部が板
状コア1の周縁部に含浸し、その後の合成樹脂の硬化に
よりフレーム3と合成樹脂含浸層とが形成される。また
、接続金具4や縁板5の代わりに型材を用いることも可
能である。フレーム3や合成樹脂含浸層をこれとは異な
る方法で形成してもよい。たとえば、板状コア3の周縁
部に合成樹脂を含浸させることと、フレーム3を合成樹
脂で製作することとを別々の工程で行い、フレーム3を
合成樹脂含浸層に熱融着などの手段で結合することによ
り両者が互いに連続する合成樹脂層を形成するようにし
てもよい、この方法を採用する場合には、合成樹脂含浸
層とフレーム3とに同一種類の熱可塑性合成樹脂または
相溶性のある異種類の熱可塑性合成樹脂を用いる必要が
ある。
ところで、板状コアlに用いられる段ボール1aは外縁
部がまっすぐなものであってもよいが、第5図のように
外縁部を凹凸状に形成したものでもよい。同図の段ボー
ル1aを複数枚積層して板状コア1を形成する場合、第
6図のようにそれぞれの段ボール1aをそれらの外縁部
の凹所10゜10が互いにラップする状態に積層してお
くと、上述した合成樹脂含浸工程を行うことによって上
記凹所10・・・が合成樹脂層によって埋められ、・凹
所10,10同士Φラップ個所10aでは合成樹脂層が
板状コア1の厚み方向に貫通した状態になる。この場合
、フレーム3は板状コア1全体の大きさを補正するため
に設ける程度でもよく、したがって数−程度の厚みであ
ってもよい。また、上記凹所10の形状はU字形であっ
ても、三角形であっても、その他の形状であってもよい
が、園側の台形状のように内側に向かって拡幅する部分
を含む形状としておけば、壁材の周縁を外側へ引き抜く
力がかかっても合成樹脂層をより強固に段ボール1aに
結合させておくことができる。さらに、凹所10,10
がラップする状態は各段ポール1a・・・の対応する凹
所10.10の一部分だけがラップする状態であっても
、全体がラップする状態であってもよい。
パネル材2にはたとえば石膏ボードや鋼板(塗装鋼板)
のような不燃性のものを好適に使用できるが、耐火構造
が不必要な場合には合板や合成樹脂板、木材であっても
よい。
なお、板状コア1を形成している複数枚の段ボールla
同士ならびに板状コア1とパネル材2とはただ単に重ね
合わせただけのものであっても、互いに貼り合わせたも
のであってもよい。
以1の間仕切り用パーテーションにおいて、板状コア1
は最も大きな強度が要求される周縁部が合成樹脂含浸層
によって補強されており、しかもその合成樹脂含浸層と
フレーム3とが互いに連続する合成樹脂層を形成して板
状コア1とフレーム3とを強固に結合しているため、板
状コアl全体としては合成樹脂含浸層の補強作用とフレ
ーム3による補強作用とが相乗して大きな剛性と強度を
有するものになる。したがって、複数枚の段ボール1a
をその中心原紙の波の繰返し方向が直交するように重ね
合わせただけのものでは従来のハニカム構造の板状コア
に比べて強度が劣るとしても、上記の相乗作用によりハ
ニカム構造の板状コアに比べて遜色のない強度を確保で
きた。特に、第6図で説明した構造の板状コア1を採用
した場合には、板状コア1の厚み方向に貫通した合成樹
脂層が各段ボール1a・・・の積層面に加わる剪断力に
対して特に大きな強度を発揮し、同時に板状コアlの全
体の剛性と強度が一段と高まり、さらに板状コア1に加
わる力が分散しやすくなるために大きな外力が加えられ
た場合でも容易に破壊することのない強度を確保できた
。これに加え、第6図の板状コア1によると、凹所10
に埋め込まれている合成樹脂層を利用してビス立てを行
えるため、接続金具4や縁板5などを板状コアlにビス
止めするような場合には確実なビス止め作用が得られる
利点がある。また、板状コア1に段ボール1aを用いた
ことによりハニカム構造のものに比べて大幅な低価格化
を達成でき、しかもフレーム3に合成樹脂を用いたこと
により軽量化と低価格化とが達成できた。
第7図および第8図は本発明の間仕切り用パーテーショ
ンPを用いて施工した間仕切りBを示している。この施
工例においてはパーテーションPが複数枚使用され、そ
れぞれが互いに接続されている。また、それぞれのパー
テーションPは天井付きの上部レール10と床面に配設
された下部レール11との間に嵌め込まれており、かつ
迫上げ機構12によって上部レール10に押し付けられ
ている。なお、パーテーションPには一側の側端面に第
1図に示した接続金具4が取り付けられていると友に、
他側の側端面にその接続金具4の相手方である接続金具
(不図示)が取り付けられているのであって、パーテー
ションP同士の接続は、相隣接するパーテーションPの
相互間において、接続金具4とその相手方である接続金
具とを接続し、両者の間にシーリング材を装備すること
により行われる。
以上は本発明の壁材を間仕切り用パーテーションとして
の利用例を説明したものであるが、本発明の壁材はこれ
に限らず外壁材や内壁材としても利用できるものである
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ハニカム構造のものに比
べてそれ自体の強度が劣る段ボールを板状コアに用いて
いるにもかかわらず、板状コアの周縁部が合成樹脂含浸
層により補強されていることによりその強度が改善され
て全体としては十分に耐用可能な強度が確保され、しか
もその合成樹脂含浸層によって板状コアと合成樹脂製の
フレームが一体化されていることが強度の一層の改善効
果をもたらされ、特に、請求項2の発明によれば板状コ
アの強度と力の分散作用がさらに改善されるという卓越
した効果が得られる。また、フレームは金属に比べて軽
量で安価な合成樹脂により形成され、しかも板状コアは
安価な段ボールにより形成されているので、全体として
も軽量でかつ安価なものになる。そして、フレームをビ
スなどの締結具を用いて板状コアに結合する必要がない
ので、部品点数の削減と製作の手間が省けるといった効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による間仕切り用パーテーショ
ンPの斜視図、第2図は上記パーテーションの内部構造
を示す切欠斜視図、第3図は合成樹脂が含浸されている
部分の説明図、第4図は合成樹脂含浸層とフレームとを
形成する工程を説明するための切欠斜視図、第5図は段
ボールの形状の一興体例を示した部分斜視図、第6図は
第5図の段ボールを積層することにより形成された板状
コアの要部を示す部分正面図、第7図は間仕切りの施工
例を示す正面図、第8図は同平面図である。 l・・・板状コア、1a・・・段ボール、2・・・パネ
ル材、3・・・フレーム、IA・・・合成樹脂が含浸さ
れている部分、10・・・凹所、S・・・空間、B・・
・間仕切り、P・・・パーテーション。 第1図 特許出願人  村 上  正 博 代 理 人  弁理士 鈴江孝− 第 第 図 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、段ボールを積層してなる板状コアの両面にそれぞれ
    パネル材が配設されていると共に、それらのパネル材の
    周縁部の相互間に形成された空間に上記板状コアを取り
    囲む合成樹脂製のフレームが設けられ、さらに上記板状
    コアの周縁部に合成樹脂が含浸され、その合成樹脂含浸
    層と上記フレームとが互いに連続する合成樹脂層を形成
    していることを特徴とするパーテーションなどの壁材。 2、請求項1のパーテーションなどの壁材において、板
    状コアは外縁部が凹凸状に形成された複数枚の段ボール
    を上記外縁部の凹所が互いにラップする状態に積層する
    ことにより形成され、かつ、上記凹所が合成樹脂層によ
    って埋められていることを特徴とするパーテーションな
    どの壁材。
JP31243388A 1988-09-20 1988-12-09 パーテーションなどの壁材 Pending JPH02194242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31243388A JPH02194242A (ja) 1988-09-20 1988-12-09 パーテーションなどの壁材

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23591488 1988-09-20
JP63-235914 1988-09-20
JP31243388A JPH02194242A (ja) 1988-09-20 1988-12-09 パーテーションなどの壁材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02194242A true JPH02194242A (ja) 1990-07-31

Family

ID=26532391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31243388A Pending JPH02194242A (ja) 1988-09-20 1988-12-09 パーテーションなどの壁材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02194242A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5425207A (en) * 1994-02-22 1995-06-20 Shayman; Harry I. Method of constructing buildings and other structures using corrugated material
US5426908A (en) * 1994-02-22 1995-06-27 Shayman; Harry I. Method of construction using corrugated material
JPH09100600A (ja) * 1995-10-09 1997-04-15 Daiwa House Ind Co Ltd 中空シートパネルおよびこれを用いた間仕切壁パネル等

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5425207A (en) * 1994-02-22 1995-06-20 Shayman; Harry I. Method of constructing buildings and other structures using corrugated material
US5426908A (en) * 1994-02-22 1995-06-27 Shayman; Harry I. Method of construction using corrugated material
JPH09100600A (ja) * 1995-10-09 1997-04-15 Daiwa House Ind Co Ltd 中空シートパネルおよびこれを用いた間仕切壁パネル等

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4223053A (en) Truss core panels
US6481172B1 (en) Structural wall panels
US6205729B1 (en) Asymmetric structural insulated panel
US20090255213A1 (en) Sandwich panel with closed edge and methods of fabricating
WO2010071398A1 (en) Nail-plated composite structural system
CN109610642A (zh) 一种具有复合轻质墙体的装配式房屋
EP1573141B1 (en) Large composite structures and a process for fabricating large composite structures
JP5993129B2 (ja) 建築用パネルの下地材への取付構造
JPH02194242A (ja) パーテーションなどの壁材
US20090282777A1 (en) Angle joint for sandwich panels and method of fabricating same
CN210758331U (zh) 一种多层堆叠的装配式建筑结构板体制作模具
CN209305776U (zh) 双面瓦楞隔音墙板
US3363391A (en) Heat and sound insulating panels
JPH0636109Y2 (ja) 壁材の取付構造
JP3470836B2 (ja) 床パネル
CN219825714U (zh) 装配墙
CN214169570U (zh) 隔间板结构
JPH0885178A (ja) ハニカムサンドイッチパネル
JPH0972166A (ja)
US20140260085A1 (en) Columnar structural component and method of forming
EP4245939A1 (en) Multi-floor builiding strucure
JP3938856B2 (ja) パネルの重ね構造によるシェル等の特殊建築物
US20140260053A1 (en) Columnar structural component and method of forming
JP2000248738A (ja) 型 枠
KR20230107985A (ko) 컨테이너 하우스용 벽면 적층판넬