JP2588331Y2 - 間仕切りパネル - Google Patents
間仕切りパネルInfo
- Publication number
- JP2588331Y2 JP2588331Y2 JP1993000818U JP81893U JP2588331Y2 JP 2588331 Y2 JP2588331 Y2 JP 2588331Y2 JP 1993000818 U JP1993000818 U JP 1993000818U JP 81893 U JP81893 U JP 81893U JP 2588331 Y2 JP2588331 Y2 JP 2588331Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition panel
- core
- electric wiring
- panel
- tube
- Prior art date
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、住宅用、会議室用、展
示会場用等に用いられる内部間仕切りパネルで、しか
も、パネル内に電気配線経路管を備えた間仕切りパネル
に関するものである。
示会場用等に用いられる内部間仕切りパネルで、しか
も、パネル内に電気配線経路管を備えた間仕切りパネル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、間仕切りパネルとして、例え
ば図3に示すように、厚紙、ベニア板、金属の薄板等の
表面材(22,22) により、角材で枠組して補強材を組合せ
たいわゆるフラッシュ構造の芯材(21)(骨材とも呼称す
る)を前記の表面材で両面から貼り合わせて、その表面
材上に化粧紙を貼着するか或いは塗料による塗装仕上げ
した間仕切りパネルが公知である。
ば図3に示すように、厚紙、ベニア板、金属の薄板等の
表面材(22,22) により、角材で枠組して補強材を組合せ
たいわゆるフラッシュ構造の芯材(21)(骨材とも呼称す
る)を前記の表面材で両面から貼り合わせて、その表面
材上に化粧紙を貼着するか或いは塗料による塗装仕上げ
した間仕切りパネルが公知である。
【0003】これらの間仕切りパネルは、施工の際に任
意の寸法に切断加工をすると、切断箇所によって芯材の
強度低下が発生する。このため強度、保温性、音響特性
がよいハニカムコア等の芯材を、表面材で両側からサン
ドイッチした間仕切りパネルが近年多用されている。
意の寸法に切断加工をすると、切断箇所によって芯材の
強度低下が発生する。このため強度、保温性、音響特性
がよいハニカムコア等の芯材を、表面材で両側からサン
ドイッチした間仕切りパネルが近年多用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
いずれの間仕切りパネルにおいても、電気配線に対する
考慮がなされておらず、配線の必要を迫られると、例え
ばパネルの表面材を剥がして芯材を切り込むか或いは芯
材に孔をあけて直接パネル内に配線するかして(図示は
しない)、配管、配線していた。この場合後日どこに配
線したか表面材を剥がさないと判らなくなってしまう問
題が起きていた。また、パネル表面に直接電気配線経路
管を固定するか、床に配管して配線やコンセントを引き
出していが、美観を損なうことや床の配管は足を引っ掛
けたりして危険な状態となり、住宅用、会議室用、展示
会場用等いずれの場合も間仕切りパネルの電気配線を難
しくしていた。
いずれの間仕切りパネルにおいても、電気配線に対する
考慮がなされておらず、配線の必要を迫られると、例え
ばパネルの表面材を剥がして芯材を切り込むか或いは芯
材に孔をあけて直接パネル内に配線するかして(図示は
しない)、配管、配線していた。この場合後日どこに配
線したか表面材を剥がさないと判らなくなってしまう問
題が起きていた。また、パネル表面に直接電気配線経路
管を固定するか、床に配管して配線やコンセントを引き
出していが、美観を損なうことや床の配管は足を引っ掛
けたりして危険な状態となり、住宅用、会議室用、展示
会場用等いずれの場合も間仕切りパネルの電気配線を難
しくしていた。
【0005】そこで本考案は、予め間仕切りパネル内に
電気配線経路管を所定の位置に埋設して、美観を損なわ
ず、安全でしかも電気配線が容易に出来るようにした新
規な間仕切りパネルを提供するものである。
電気配線経路管を所定の位置に埋設して、美観を損なわ
ず、安全でしかも電気配線が容易に出来るようにした新
規な間仕切りパネルを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本考案は、ハニカムコアなどを芯材(11)として両面
からベニヤ板などの表面材(12,12) を張り合わせた間仕
切りパネル(15)内に、該表面材のいずれかの側縁から内
側の所定位置(S) に、電気配線経路管として芯材の厚さ
と同じ高さの角筒状の紙管(10)を埋め込んだ構成からな
り、施工の際も、施工後においても容易に電気配線を可
能とした新規な間仕切りパネルである。
めに本考案は、ハニカムコアなどを芯材(11)として両面
からベニヤ板などの表面材(12,12) を張り合わせた間仕
切りパネル(15)内に、該表面材のいずれかの側縁から内
側の所定位置(S) に、電気配線経路管として芯材の厚さ
と同じ高さの角筒状の紙管(10)を埋め込んだ構成からな
り、施工の際も、施工後においても容易に電気配線を可
能とした新規な間仕切りパネルである。
【0007】
【作用】本考案は、間仕切りパネル内に芯材の厚さと同
じ高さの角筒状の紙管(10)からなる電気配線経路管を埋
設したもので、しかも、この電気配線経路管がパネル表
面材(12,12) のいずれかの側縁から内側の所定位置(S)
に設けられているので、予め電気配線をしておいても間
仕切り施工後、配線位置がすぐ判ると共に、側縁からの
所定位置上方又は下方のいずれの表面からも配線を引き
出すことができ、しかも、表面材との接着力を向上さ
せ、強度の低下を防ぐことができる。
じ高さの角筒状の紙管(10)からなる電気配線経路管を埋
設したもので、しかも、この電気配線経路管がパネル表
面材(12,12) のいずれかの側縁から内側の所定位置(S)
に設けられているので、予め電気配線をしておいても間
仕切り施工後、配線位置がすぐ判ると共に、側縁からの
所定位置上方又は下方のいずれの表面からも配線を引き
出すことができ、しかも、表面材との接着力を向上さ
せ、強度の低下を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図に基づき説明する。図1
は、本考案の実施例における角筒状の紙管による電気配
線経路管が設けられた間仕切りパネルの説明図(A) とそ
のT−T断面説明図(B) である。
は、本考案の実施例における角筒状の紙管による電気配
線経路管が設けられた間仕切りパネルの説明図(A) とそ
のT−T断面説明図(B) である。
【0009】従来から間仕切りパネルの芯材として、紙
製、木質製、金属製等があるが、本考案においては、図
1に示すように、厚さ40mmのハニカムコア、コルゲ
ートコア、ロールコアなどのいわゆるペーパーコア(11)
を使用し、表面材(12,12) として厚さ2.5mmのベニ
ヤ板をコアの両側から接着剤により貼り合わせたもので
ある。これらは施工時の切断の際、加工性がよく切断後
の面強度も損なわれない軽量パネルである。
製、木質製、金属製等があるが、本考案においては、図
1に示すように、厚さ40mmのハニカムコア、コルゲ
ートコア、ロールコアなどのいわゆるペーパーコア(11)
を使用し、表面材(12,12) として厚さ2.5mmのベニ
ヤ板をコアの両側から接着剤により貼り合わせたもので
ある。これらは施工時の切断の際、加工性がよく切断後
の面強度も損なわれない軽量パネルである。
【0010】上記の芯材(11)としてのペーパーコアを表
面材のベニヤ板(12,12) で貼り合わせる際、ベニヤ板の
側縁から内側の150mmの位置に角筒状の紙管(10)を
埋め込み電気配線経路管としたものである。この紙管(1
0)は40mm×40mmの角筒状で、芯材の厚さと同じ
高さにして表面材との接着力を向上させ、また、強度の
低下を防ぐものである。更にペーパーコア(11)の長さ及
び幅と角筒状の紙管(10)の長さは表面材(12,12) の長さ
(N)と幅(W) 寸法と同じでもよいが僅かに短かくする
と、施工の際、芯材及び紙管を傷めることがなくなる。
面材のベニヤ板(12,12) で貼り合わせる際、ベニヤ板の
側縁から内側の150mmの位置に角筒状の紙管(10)を
埋め込み電気配線経路管としたものである。この紙管(1
0)は40mm×40mmの角筒状で、芯材の厚さと同じ
高さにして表面材との接着力を向上させ、また、強度の
低下を防ぐものである。更にペーパーコア(11)の長さ及
び幅と角筒状の紙管(10)の長さは表面材(12,12) の長さ
(N)と幅(W) 寸法と同じでもよいが僅かに短かくする
と、施工の際、芯材及び紙管を傷めることがなくなる。
【0011】図2は、本考案の実施例における角筒状の
紙管による電気配線経路管を埋設した間仕切りパネルの
バリエーションを示す説明図である。図2(A),(B),(C)
に示すように、パネルの長さ(N) はいずれも2500m
mとして、幅(W) は(A) が900mm、(B) が600m
m、(C) が300mmであるが、電気配線経路管はどの
場合もバネルの表面材(12,12) 側縁から内側の所定位置
(S) 150mmに埋設したものである。
紙管による電気配線経路管を埋設した間仕切りパネルの
バリエーションを示す説明図である。図2(A),(B),(C)
に示すように、パネルの長さ(N) はいずれも2500m
mとして、幅(W) は(A) が900mm、(B) が600m
m、(C) が300mmであるが、電気配線経路管はどの
場合もバネルの表面材(12,12) 側縁から内側の所定位置
(S) 150mmに埋設したものである。
【0012】本考案の実施例においては、上述のペーパ
ーコアを用いた軽量間仕切りパネルを使用したが、これ
に限定するするものではなく、いずれの間仕切りパネル
においても電気配線経路管を設けることが可能であり適
宜選択することができる。
ーコアを用いた軽量間仕切りパネルを使用したが、これ
に限定するするものではなく、いずれの間仕切りパネル
においても電気配線経路管を設けることが可能であり適
宜選択することができる。
【0013】
【考案の効果】本考案の間仕切りパネルは、予めパネル
内に角筒状の紙管による電気配線経路管を埋設したもの
で、改めて間仕切りパネルを加工しなくとも容易に電気
配線ができる。また、この電気配線経路管をパネル表面
材の側縁から内側の所定位置に設けることで、施工後に
おいてもパネル表面から電気配線経路管の位置が簡単に
判り、しかも、配管及び配線がパネル内にされるので表
面に露出しないため、危険性がなくなり美観を損なわな
い。しかも、芯材の厚さと同じ高さの角筒状の紙管を使
用したので、表面材との接着力を向上させ、強度の低下
を防ぐことができる等の種々の効果を生み出す間仕切り
パネルである。
内に角筒状の紙管による電気配線経路管を埋設したもの
で、改めて間仕切りパネルを加工しなくとも容易に電気
配線ができる。また、この電気配線経路管をパネル表面
材の側縁から内側の所定位置に設けることで、施工後に
おいてもパネル表面から電気配線経路管の位置が簡単に
判り、しかも、配管及び配線がパネル内にされるので表
面に露出しないため、危険性がなくなり美観を損なわな
い。しかも、芯材の厚さと同じ高さの角筒状の紙管を使
用したので、表面材との接着力を向上させ、強度の低下
を防ぐことができる等の種々の効果を生み出す間仕切り
パネルである。
【図1】本考案の実施例における角筒状の紙管による電
気配線経路管を埋設した間仕切りパネルの説明図(A) と
そのT−T断面説明図(B) である。
気配線経路管を埋設した間仕切りパネルの説明図(A) と
そのT−T断面説明図(B) である。
【図2】(A),(B),(C) は本考案の実施例における角筒状
の紙管による電気配線経路管を埋設した間仕切りパネル
のバリエーションを示す説明図である。
の紙管による電気配線経路管を埋設した間仕切りパネル
のバリエーションを示す説明図である。
【図3】(A),(B) は従来の角材を用いた芯材の間仕切り
パネルの説明図である。
パネルの説明図である。
10 …角筒状の紙管(電気配線経路管) 11 …ペーパーコア 12,22…ベニヤ板(表面材) 15,25…間仕切りパネル 21 …芯材(角材) N …長さ W …幅 S …側縁からの紙管の所定位置
Claims (1)
- 【請求項1】ハニカムコアなどを芯材として、両面から
ベニヤ板などの表面材を貼り合わせて構成された間仕切
りパネルにおいて、該間仕切りパネル(15)内で、かつ、
表面材(12,12) のいずれかの端縁から内側の所定位置
(S) に、芯材の厚さと同じ高さの角筒状の紙管からなる
電気配線経路管(10)を埋設したことを特徴とする間仕切
りパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000818U JP2588331Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 間仕切りパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000818U JP2588331Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 間仕切りパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656256U JPH0656256U (ja) | 1994-08-05 |
JP2588331Y2 true JP2588331Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=11484256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000818U Expired - Fee Related JP2588331Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 間仕切りパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588331Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP1993000818U patent/JP2588331Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656256U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |