JP2834488B2 - 家屋における表面仕上材の施工方法 - Google Patents

家屋における表面仕上材の施工方法

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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、たとえば一戸建て住宅等の家屋における表
面仕上材の施工方法に係わり、特に、表面をステンレス
箔により貼った石膏複合ボードにより家屋の壁面を仕上
げるようにした表面仕上材の施工方法に関する。
「従来の技術」 一般に、一戸建てプレハブ住宅等の工業化住宅では、
その躯体や外装および内装関係の部材等を規格化するこ
とによって現場での施工作業の省力化や簡略化が図られ
ているが、工業化住宅の内装については、現場での大工
作業に任せている場合が多く、一般には、躯体程プレハ
ブ化、部品化が進展していないのが実状である。したが
って、床、天井、壁といった部位は、下地をパネル化し
ているケースにとどまり、さらにその内装関係のプレハ
ブ化に対しては、従来よりその開発が待たれていた。
ところで、このような一戸建てプレハブ住宅等の内装
には、たとえば壁パネルの内面に貼られるような内装下
地を作成する建材ボードや、建具枠、額縁といった造作
部品あるいはクロスのような壁の仕上材等があるが、中
でも内装下地となる建材ボードは、現場での施工が大掛
かりなものとなり、またその後のクロス等の表面仕上も
面倒なため、そのプレハブ化に対する要望が大きかっ
た。
従来、内装下地を形成する建材ボードには、種々の素
材のものが利用されているが、中でも石膏板の両面に厚
紙をサンドイッチ状に接着させた石膏ボードは、高い防
火性と、良好な遮音性、寸法安定性をもち、施工性に優
れ、なおかつ、安価であるといった利点をもつため、従
来より内装下地材料などとして広く用いられている。
ところで、このような石膏ボードには、吸音板として
穴あけ加工したものや、化粧加工した紙やプラスチック
シート等を張り合わせた化粧石膏ボード、あるいは防水
性を付加して外壁材としての利用を可能としたシージン
グ石膏ボードなど種々の構成のものがあるが、たとえば
金属系サイディングなどに比べると高級感が少なく、ま
た耐衝撃性の点で劣るといった不満があった。
なお、これらの不具合を解決する手段として、前記石
膏ボードの表面に金属板(例えば0.4〜0.6mm厚のアルミ
ニウム板等)を張った石膏複合ボードなどが提案されて
いるが、このような従来の石膏複合ボードでは、金属板
があるためにその加工性が悪くなり、また外観的にも単
調である上に、施工性および防水性の面で解決すべき問
題点が残されていた。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は前述した従来技術における次のような課題を
解決せんとするものである。
すなわち、従来建材ボードとして利用されている石膏
ボードでは、仕上材として用いた場合に、金属系サイデ
ィングなどと比べて高級感が少なく、また耐衝撃性の面
で劣るといった点であり、また、金属板を組み合わせた
複合石膏ボードにあってもその加工性が悪く、外観的に
も単調で、施工にも手間がかかり、防水性の面で未だ解
決すべき問題点が残されていることである。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
その目的とするところは、強度、耐久性、耐水性および
美観等を向上することができるとともに、施工が簡単
で、コストを低減し得る家屋における表面仕上材の施工
方法を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するために本発明は、形成すべき表
面仕上材の基体をなす板状の石膏ボードと、この石膏ボ
ードの表面全面を覆うようにして接着固定されたステン
レス箔とからなる表面仕上材を、家屋の壁面に沿って施
工する方法であって、予め、壁面の出隅部に臨む石膏ボ
ードの内面に出隅部に沿って延在しかつ先端がステンレ
ス箔の裏面まで達する大きさの断面V字状の切欠部を形
成するとともに、壁面の入隅部に臨む石膏ボードの内面
に入隅部に沿って延在しかつステンレス箔の裏面まで達
するスリットを形成しておき、前記表面仕上材を家屋の
壁面に沿って貼りつける際に、壁面の出隅部において
は、石膏ボード内面の切欠部に沿ってステンレス箔を山
折りするとともに、壁面の入隅部においては、ステンレ
ス箔を谷折りして、表面仕上材の石膏ボードを家屋の壁
面に貼り付けることを特徴とするものである。
なお、前記表面仕上材の施工方法において、壁面の出
隅部に臨む石膏ボードの内面に形成する断面V字状の切
欠部を複数密に形成しておくと、壁面の出隅部に添わせ
て表面仕上材を貼る際に、出隅部に位置する表面仕上材
の部分を円弧状に湾曲させることができるので、出隅部
のコーナーを緩やかな曲線に施工することが可能にな
る。
また、同様にして、壁面の入隅部に臨む石膏ボードの
内面に形成するスリット複数密に形成しておくと、壁面
の入隅部に添わせて表面仕上材を貼る際に、入隅部に位
置する表面仕上材の部分を円弧状に湾曲させることがで
きるので、入隅部のコーナーを緩やかな曲線に施工する
ことが可能になる。
「作用」 本発明にかかる表面仕上材の施工方法にあっては、基
体をなす石膏ボードの表面に、展延性に富む薄紙状のス
テンレス箔が接着されてなる表面仕上材を用い、この表
面仕上材を、山折りもしくは谷折りすることにより壁面
の出隅部および入隅部に添わせて壁面に貼り付けていく
ことができるので、メタリック感のある表面仕上ならび
に内装下地を現場で容易に施工することができる。
また、このような表面仕上材により施工された壁面
は、外面全面がステンレス箔に覆われるため、その防水
性を向上することができ、さらには、ステンレス箔によ
り石膏ボードの強度が補われ、ボード全体の耐衝撃性お
よび強度が向上するとともに、耐候性および耐久性をも
向上することができる。
「実施例」 以下、本発明の実施例を第1図ないし第5図を参照し
て説明する。
第1図は、本発明方法を用いて出隅部、入隅部のある
壁面を表面仕上した状態を示す斜視図であり、この実施
例においては、基体をなす石膏ボード1の表面全面にエ
ンボス加工の施されたステンレス箔2を、工場等におい
て予め接着固定してなる表面仕上材Aを、家屋の壁面W
を構成するパネル本体3に沿って取り付け、これによっ
て、ステンレス箔2の表面仕上の部分と、内装下地とな
る石膏ボード1の部分とを同時に施工したものである。
この際、表面仕上材Aにおける壁面Wの出隅部に臨む
石膏ボード1の内面には、出隅部に沿って延在しかつ先
端がステンレス箔2の裏面まで達する大きさの断面V字
状の切欠部1aを形成するとともに、壁面Wの入隅部に臨
む石膏ボード1の内面には入隅部に沿って延在しかつス
テンレス箔2の裏面まで達するスリット1bを複数密に形
成しておく(第2図(イ)参照)。
そして、その場合において、石膏ボード1の切欠部1a
の部分は、予め片面45゜程度のテーパ面に形成してお
き、これによって、出隅部のステンレス箔2をほぼ90゜
山折りできるように配慮しておく。
ここで、テーパ面を形成する切欠部1aの角度αとして
は、出隅部の角度に対応させる意味から片面45゜程度の
角度とするのが望ましいが、出隅部が鈍角に突出してい
る場合には、その出隅部の角度に応じてたとえば45゜〜
50゜程度もしくはそれより緩、また急な傾斜であっても
差し支えないが、いずれにしても、山折りする部分が壁
面の出隅部に応じた形態となるようなテーパ面に形成し
ておく必要がある。
なお、前記表面仕上材Aの具体的構成としては、第3
図および第4図などに示す如く、基体をなす石膏ボード
1と、この石膏ボード1の表面全体に接着層4を介して
貼られたステンレス箔2とを主体として構成されてい
る。
ここで、前記石膏ボード1は、石膏1cを芯材として両
面をボード用原紙1dで被覆し、板状に成形することによ
り構成される(第3図参照)。また、実施例では、壁面
Wの出隅部に臨む位置に片面45゜のテーパ面を持った切
欠部1aを形成し、入隅部を直角に折り曲げる位置だけを
1つのスリット1bとし、入隅部において内面を円弧状に
湾曲させる部分には、複数(図示例では6個)のスリッ
ト1bを間隔に開けて形成しておく。
なお、壁面Wの出隅部を第4図に示すように、円弧状
に湾曲させた曲面とする場合には、所定の角度をもった
テーパ面を有する切欠部1aを複数密に形成しておき、こ
れを外側に向け曲げるようにしても良い。このような構
成とすれば、壁面Wの出隅部に添わせて表面仕上材Aを
貼る際に、出隅部に位置する表面仕上材Aの部分円弧状
に湾曲させることができるので、出隅部のコーナーを緩
やかな曲線に施工することが可能になる。
一方、ステンレス箔2は、ステンレスを35〜50μの厚
さの薄紙状にうち延ばしたもので、実施例ではスタッコ
状にエンボス加工が施されており、また、石膏ボード1
の表面および周囲の側面をそれぞれ包むようにして石膏
ボード1の裏面まで巻かれている(第3図参照)。
なお、ステンレス箔2の厚みとしては、前述したよう
に35〜50μの範囲が好ましい。ステンレス箔2の厚みを
このような範囲としたのは、その厚みが35μ以下では、
ステンレス箔2自身の強度が弱くなり、50μ以上では、
ステンレス箔2が厚くなって加工性が落ちコスト的に高
くなるからである。
そして、前記石膏ボード1とステンレス箔2とを一体
化する接着層4は、石膏ボード1とステンレス箔2との
間に形成される空隙を埋めるような充填性の高い接着剤
(たとえばエポキシ系の接着剤等)により形成されるも
ので、このような接着剤を石膏ボード1の表面およびス
テンレス箔2の裏面の少なくとも一方に塗布し、石膏ボ
ード1とステンレス箔2とを重ね合わせることにより構
成される。
しかして、このような表面仕上材の施工方法を用いて
実際に壁面の表面仕上げをするには、たとえば第5図
(イ)に示すような垂直な凹凸のない壁面Wでは、その
両側の入隅部に臨む石膏ボード1の内面に複数のスリッ
ト1bを密に形成しておいて、表面仕上材Aの両側を円弧
状に湾曲するように谷折りして、壁面Wを構成するパネ
ル本体3に表面仕上材Aを貼り付ければ良い。なお、こ
のような構成によって壁面の表面仕上をすると、壁面W
の入隅部に添わせて表面仕上材Aを貼る際に、入隅部に
位置する表面仕上材Aの部分を円弧状に湾曲させること
ができるので、入隅部のコーナーを緩やかな曲線に施工
することが可能になる。
また、第5図(ロ)に示すような壁面Wの途中に出隅
部を形成するような場合には、壁面Wの出隅部および入
隅部に臨む石膏ボード1の内面にそれぞれ切欠部1aおよ
びスリット1bをそれぞれ形成しておき、壁面Wに沿って
表面仕上材Aを貼り付ける際に、壁面の出隅部において
は、石膏ボード1の内面の切欠部1aに沿ってステンレス
箔2を山折りするとともに、壁面Wの入隅部において
は、ステンレス箔2を谷折りして、表面仕上材の石膏ボ
ード1を家屋の壁面Wを構成するパネル本体4に貼り付
ける。なお、図面では、2枚の表面仕上材Aが壁面に沿
って貼られており、それぞれの端面が互いに突き合わさ
れて壁面Wの表面が仕上げられている。
そして、図示例では、壁面Wの途中に形成された出隅
部にはさまれた位置にこのはさまれた空間を覆う蓋体5
を取り付けると、ここに所定の収納空間が形成される。
このような方法を採用すると、石膏ボード1の表面に
対して、予めステンレス箔2を貼り付けてなる表面仕上
材Aを現場で施工するだけで、内装下地となる石膏ボー
ド1の施工とメタリック感のある表面仕上が同時の行
え、現場での内装工事における作業性を向上することが
できる。
そして、このようにして施工された壁の表面仕上は、
高い防火性と、良好な遮音性、寸法安定性をもつ、施工
性に優れた石膏ボード1を基材とし、強度が大きく、耐
水性および耐候性に優れたステンレス箔2を表面材とし
ているので、外力に対して高い耐久性を有している。
特に、石膏ボード1とステンレス箔2とは、充填性の
高い接着剤からなる接着層4を介して一体化されている
ので、外部から衝撃を受けても、ステンレス箔2が塑性
変形することによってその衝撃が緩和され、かつ、石膏
ボード1はその衝撃によって飛び散るようなことがない
といった利点がある。
また、表面仕上材Aの基体をなす石膏ボード1の端面
は、ステンレス箔2によって全体的に包み込まれている
ので、建材ボード全体の耐水性もあるといった利点もあ
る。
さらに、表面仕上材Aの表面はステンレス箔2のエン
ボス加工によって種々の形態(たとえば図示例ではスタ
ッコ状の形態)を実現することができるので、外観的に
も優れたものとなり、またエンボス加工によってステン
レス箔自身の補強がなされ、取り扱い時の凹みを防止す
ることができるといった長所もある。
なお、前記実施例において示した各構成部材の諸形状
や寸法等は一例であって、家屋内における適用する壁面
の形状等や設計要求等に基づき種々変更可能である。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は、形成すべき表面仕上材
の基体をなす板状の石膏ボードと、この石膏ボードの表
面全面を覆うようにして接着固定されたステンレス箔と
からなる表面仕上材を、家屋の壁面に沿って施工する方
法であって、予め、壁面の出隅部に臨む石膏ボードの内
面に出隅部に沿って延在しかつ先端がステンレス箔の裏
面まで達する大きさの断面V字状の切欠部を形成すると
ともに、壁面の入隅部に臨む石膏ボードの内面に入隅部
に沿っ延在しかつステンレス箔の裏面まで達するスリッ
トを少なくとも1つ以上形成しておき、前記表面仕上材
を家屋の壁面に沿って貼りつける際に、壁面の出隅部に
おいては、石膏ボード内面の切欠部に沿ってステンレス
箔を山折りするとともに、壁面の入隅部においては、ス
テンレス箔を谷折りして、表面仕上材の石膏ボードを家
屋の壁面に貼り付けることを特徴とするものであるか
ら、次のような優れた効果を奏する。
(a) 本発明にかかる表面仕上材の施工方法にあって
は、基体をなす石膏ボードの表面に、展延性に富む薄紙
状のステンレス箔が接着されてなる表面仕上材を用い、
この表面仕上材を、山折りもしくは谷折りすることによ
り壁面の出隅部および入隅部に添わせて壁面に貼り付け
ていくことができるので、メタリック感のある表面仕上
ならびに内装下地を現場で容易に施工することができ
る。
(b) また、このような表面仕上材により施工された
壁面は、外面全面がステンレス箔に覆われるため、その
防水性を向上することができ、さらには、ステンレス箔
により石膏ボードの強度が補われ、ボード全体の耐衝撃
性および強度が向上するとともに、耐候性および耐久性
をも向上することができる。
(c) さらに本発明によれば、表面仕上材の表面はス
テンレス箔で覆われているので、当該ステンレス箔にエ
ンボス加工等を施すことによって、外観的にも優れたも
のとなり、またエンボス加工によってステンレス箔自身
の補強がなされ、取り扱い時の凹みを防止することがで
きる。
(d) 前記により、本発明にかかる表面仕上材の施工
方法によれば、仕上た部分の強度、耐久性、耐水性およ
び美観等を向上することができ、また、施工が簡単で、
コストを低減し得るといった利点がある。
(e) なお、前記表面仕上材の施工方法において、壁
面の出隅部に臨む石膏ボードの内面に形成する断面V字
状の切欠部を複数密に形成しておくと、壁面の出隅部に
添わせて表面仕上材を貼る際に、出隅部に位置する表面
仕上材の部分を円弧状に湾曲させることができるので、
出隅部のコーナーを緩やかな曲線に施工することが可能
になる。
(f) また、同様にして、壁面の入隅部に臨む石膏ボ
ードの内面に形成するスリットを複数密に形成しておく
と、壁面の入隅部に添わせて表面仕上材を貼る際に、入
隅部に位置する表面仕上材の部分を円弧状に湾曲させる
ことができるので、入隅部のコーナーを緩やかな曲線に
施工することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は表面仕上材を壁面に沿って貼り付けた状態を示
す斜視図、第2図(イ)は表面仕上材の側面図、第2図
(ロ)は表面仕上材を山折り、谷折りした状態を示す側
面図、第3図は山折り、谷折りした表面仕上材の要部を
示す側面図、第4図は表面仕上材を出隅側に山折りした
状態を示す側面図、第5図(イ)および(ロ)はそれぞ
れ表面仕上材を用いて実際に施工する方法を説明するた
めに示した平面図である。 1……石膏ボード、 1a……切欠部、 1b……スリット、 1c……石膏、 1d……ボード用原紙、 2……ステンレス箔、 3……パネル本体、 4……接着層、 5……蓋体、 W……壁面、 A……表面仕上材。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】形成すべき表面仕上材(A)の基体をなす
    板状の石膏ボード(1)と、この石膏ボード(1)の表
    面全面を覆うようにして接着固定されたステンレス箔
    (2)とからなる表面仕上材(A)を、家屋の壁面
    (W)に沿って施工する方法であって、予め、壁面
    (W)の出隅部に臨む石膏ボード(1)の内面に出隅部
    に沿って延在しかつ先端がステンレス箔(2)の裏面ま
    で達する大きさの断面V字状の切欠部(1a)を形成する
    とともに、壁面の入隅部に臨む石膏ボード(1)の内面
    に入隅部に沿って延在しかつステンレス箔(2)の裏面
    まで達するスリット(1b)を形成しておき、前記表面仕
    上材(A)を家屋の壁面に沿って貼りつける際に、壁面
    (W)の出隅部においては、石膏ボード(1)内面の切
    欠部(1a)に沿ってステンレス箔(2)を山折りすると
    ともに、壁面(W)の入隅部においては、ステンレス箔
    (2)を谷折りして、表面仕上材(A)の石膏ボード
    (1)を家屋の壁面に貼り付けることを特徴とする家屋
    における表面仕上材の施工方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の家屋における表面仕上材の
    施工方法において、壁面(W)の出隅部に臨む石膏ボー
    ド(1)の内面に形成する断面V字状の切欠部(1a)を
    複数密に形成しておき、壁面(W)の出隅部に添わせて
    表面仕上材(A)を貼る際に、出隅部に位置する表面仕
    上材(A)の部分を円弧状に湾曲させることを特徴とす
    る家屋における表面仕上材の施工方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の家屋における表面仕上材の
    施工方法において、壁面(W)の入隅部に臨む石膏ボー
    ド(1)の内面に形成するスリット(1b)を複数密に形
    成しておき、壁面(W)の入隅部に添わせて表面仕上材
    (A)を貼る際に、入隅部に位置する表面仕上材(A)
    の部分を円弧状に湾曲させることを特徴とする家屋にお
    ける表面仕上材の施工方法。
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