JPH09100461A - シリコーンゴム系目地部材 - Google Patents

シリコーンゴム系目地部材

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JPH09100461A
JPH09100461A JP7256070A JP25607095A JPH09100461A JP H09100461 A JPH09100461 A JP H09100461A JP 7256070 A JP7256070 A JP 7256070A JP 25607095 A JP25607095 A JP 25607095A JP H09100461 A JPH09100461 A JP H09100461A
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silicone rubber
joint
silicone
joint member
protective member
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JP7256070A
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English (en)
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Kinji Kuroiwa
欣治 黒岩
Takashi Kawai
隆 川合
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】耐候性、耐熱性、耐オゾン性、耐寒性等の耐久
性に優れ、着色の自由度があり、意匠性に優れたカラー
目地を付与できるほか、施工が容易で熟練を必要とせ
ず、短時間に硬化し、塵埃の付着により汚染や生産性を
阻害することがなく、固定性と信頼性の高いシリコーン
系目地部材を提供する。 【解決手段】このシリコーン系目地部材は、予め賦形さ
れた未硬化の反応接着型シリコーンゴム系材料2に保護
部材3を被覆してなるもの、硬化済のシリコーンゴム成
形品12、前記反応接着型シリコーンゴム系材料13および
保護部材14を順次積層してなるもの、および前記シリコ
ーンゴム成形品22、補強部材23、シリコーンゴム系粘着
剤層24および保護部材25を順次積層してなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ALC板、押出し
コンクリートパネル、PC板、セメント板、煉瓦、タイ
ル、ガラスブロック、天然石材、スレート板、金属板、
化粧板、合板、積層板等からなる床、壁、天井等への各
種内外装材の目地に使用される、施工が容易で固定性と
信頼性の高いシリコーンゴム系目地部材に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記各種内外装材の目地部材とし
ては、変性アクリル系、ポリサルファイド系、ウレタン
系等のシーラント等が用いられてきたが、これらには下
記のような欠点があった。 1)着色が困難で意匠性に乏しい。 2)硬化時間が長い(2週間〜1ケ月:湿気が無いと全
く硬化しない)ので、この間に塵埃が付着し汚染され易
い。 3)施工生産性が悪く熟練度が要求される。 4)硬化時間が長く、温・湿度に影響され易く、工期が
長くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、耐候性、耐熱性、耐オゾン性、耐寒性等の耐久
性に優れ、着色の自由度があり、意匠性に優れたカラー
目地を付与できるほか、施工が容易で熟練を必要とせ
ず、短時間に硬化し、塵埃の付着による汚染や生産性の
阻害がなく、また加圧挿入により接着層または粘着層が
流動化し、間隙を充填して気密性、水密性の良好な信頼
性のある、新規なシリコーンゴム系目地部材を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、シリコー
ンゴム系材料が耐候性、耐熱性、耐オゾン性、耐寒性等
の耐久性に優れているほか、着色性にも優れていること
に着目し、これを使用した目地部材の開発のため、鋭意
研究の結果、本発明に到達した。すなわち、本発明は、
1)予め賦形された未硬化の反応接着型シリコーンゴム
系材料に保護部材を被覆してなることを特徴とするシリ
コーンゴム系目地部材、2)硬化済のシリコーンゴム成
形品、予め賦形された未硬化の反応接着型シリコーンゴ
ム系材料および保護部材を順次積層してなることを特徴
とするシリコーンゴム系目地部材並びに3)硬化済のシ
リコーンゴム成形品、補強部材、シリコーンゴム系粘着
材および保護部材を順次積層してなることを特徴とする
シリコーンゴム系目地部材に係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、例示した図面に
基づいて、さらに詳細に説明する。図1(a)は本発明
の第1の発明によるシリコーンゴム系目地部材1を縦断
面図で示したもので、図中、2はシート状をした保護部
材、3は予め賦形された未硬化の反応接着型シリコーン
ゴム系材料(以下、反応接着型シリコーンゴム系材料と
する)で、その一方の面は保護部材2により被覆されて
いる。保護部材2は反応接着型シリコーンゴム系材料3
の離型材、保護材(接着層の形状保持)および目地外観
の転写手段として機能するもので、材質としては厚みが
0.10〜0.30mmの、PE、PP、OPP等のシート、特に
はOPPが好ましく、その表面には反応接着型シリコー
ンゴム系材料3の偏伸び防止と目地外観意匠性を付与す
るための、鏡面加工、エンボス加工等任意の加工が施さ
れる。したがって、保護部材2はシリコーン系目地部材
1の輸送、保管、目地施工時における、不均一変形、伸
び変形、コールドフロー等を防止するほか、シート状を
した保護部材2の表面の鏡面またはエンボス面を、反応
接着型シリコーンゴム系材料3の表面に転写すること
で、目地外観の均一性を維持する等の効果を奏する。
【0006】他方、反応接着型シリコーンゴム系材料3
としては、次のようなものが例示される。すなわち、有
機過酸化物によるラジカル反応架橋によりゴム状弾性体
となるもの、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと
白金系触媒に代表される付加反応系硬化触媒とを添加し
た付加反応架橋により硬化するもののいずれであっても
よく、平均単位式:RaSiO(4-a)/2 で示され、式
中、a=1.90〜2.05で、Rはメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等のアルキル基、ビニル基、アリル基
等のアルケニル基、フェニル基、トリル基等のアリール
基またはこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一
部または全部をハロゲン原子、シアノ基等で置換したク
ロロメチル基、3,3,3-トリフルオロプロピル基、シアノ
メチル基等のような同一または異種の非置換または置換
1価炭化水素基で、好ましくはその80モル%がメチル基
であり、 0.1〜 0.5モル%がビニル基とされるオルガノ
ポリシロキサンで、好ましくは25℃における粘度が 100
cS以上、特には1000cS以上であるものをベースとすれば
よい。なお、本オルガノポリシロキサンの末端はシラノ
ール基、メチル基、ビニル基で封鎖されたもの、特には
ビニル基で封鎖されたものが望ましい。
【0007】反応接着型シリコーンゴム系材料3には上
記したオルガノポリシロキサンにシリカ系充填剤を配合
したものが一般的とされ、この充填剤としてはフユーム
ドシリカ、沈降性シリカ、石英粉末、けいそう土等が代
表的なものとして例示されるが、これらはその粒子径が
50μm 以下のものとするのがよく、この添加量はオルガ
ノポリシロキサン 100重量部に対し20〜 200重量部の範
囲とすればよい。なお、反応接着型シリコーンゴム系材
料はシリカ分散剤としてアルコキシ基、シラノール基等
を含有するシランや低分子シロキサン、さらには着色の
ための無機系顔料等を含んだものとしてもよい。
【0008】反応接着型シリコーンゴム系材料3は有機
過酸化物の存在下でのラジカル架橋により加熱硬化させ
ることができ、この有機過酸化物としてはベンゾイルパ
ーオキサイド、2,4-ジクロロベンゾイルパーオキサイ
ド、オルソクロロベンゾイルパーオキサイド、ジ-t- ブ
チルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5-ビ
ス(t-ブチルパーオキサイド)-2,5-ジメチルヘキサン等
が例示される。また、反応接着型シリコーンゴム系材料
3には、付加反応型が特によく、この場合は分子中にけ
い素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有するオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサンと白金系触媒(塩
化白金酸、塩化白金酸とアルコール、エーテル、アルデ
ヒド、オレフィン、ビニルシロキサンとの錯塩等が一般
的である)を、シリコーンゴム系材料に対し1〜100ppm
の範囲で添加すればよい。このオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンとしては次のものが例示される。
【0009】
【化1】
【0010】この添加量は上記したオルガノポリシロキ
サン中のビニル基量に対し、≡SiH/≡Si(CH=CH2)= 0.5
〜 5.0(モル比)を与える範囲とすればよい。さらには
反応接着型シリコーンゴム系材料に発泡剤、例えばアゾ
ビス・イソ・ブチロニトリルを添加したスポンジゴムを
使用することもできる。未硬化シリコーンゴム系材料の
可塑度は 150〜 500のものがよい。幅と厚さはこのもの
の幅と長さにより決定され、予め賦形される。このもの
はその両面がポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル等からなる保護部材で覆われて
外界から保護されている必要がある。これらの内、室温
で反応して接着硬化する付加反応型のシリコーンゴム系
材料が特によく、着色自由でカラー化が容易である、プ
ライマーの選択により、あらゆる内外装材、下地材の接
着ができる、押圧・挿入により変形が容易である等の特
性を備えている。
【0011】図2(a)〜(c)は、上記図1(a)に
示した第1の発明によるシリコーン系目地部材を用い
て、目地工法を行うときの状態を、工程順に縦断面図で
示すものである。下地材4上に設けられた単一または2
以上の複層シートからなる(図では単一シートを示す)
外装材(または内装材)5、5間の目地6の側面および
底面に、必要に応じてプライマー7を塗布した後、上記
シリコーン系目地部材1を、反応接着型シリコーンゴム
系材料3側より目地6内に挿入する[図2(a)]。挿
入後、ロール等の治具(図示せず)を用いてシリコーン
系目地部材1を目地6内に押圧固定する。シリコーン系
目地部材1は反応接着型シリコーンゴム系材料3により
下地材4および外装材(または内装材)5に接着・固定
され、気密性(ないし水密性)が確保される[図2
(b)]。反応終了(1〜2日)後、必要に応じて保護
部材2を除去すれば(保護部材2が意匠性、機能性に富
んだ材料からなっているときは、適宜プライマー、粘着
剤、接着剤等を用いて一体化し、そのまま残すこともあ
る)、目地6の封止加工が完成する[図2(c)]。
【0012】図1(b)は本発明の第2の発明によるシ
リコーン系目地部材11を縦断面図で示したもので、図
中、12は硬化済のシリコーンゴム成形品、13は反応接着
型シリコーンゴム系材料、14はフィルム状をした保護部
材であり、各材料を順次積層してシリコーン系目地部材
11を構成している。硬化済のシリコーンゴム成形品12は
着色、形状が任意に選択される加硫済のもので、前記第
1の発明で用いられた反応接着型シリコーンゴム系材料
3を硬化したものが例示され、その周縁部には図示のよ
うな鍔状の突起15を設けるのが好ましい。また、この表
面を粗面化したり波付けにより凹凸を設けると、反応接
着型シリコーンゴム系材料13との接着性の向上と応力の
分散ができる。反応接着型シリコーンゴム系材料13およ
び保護部材14は、図1(a)に示したシリコーン系目地
部材1のものと同様のものが使用され、このものは硬化
済のシリコーンゴム成形品12と同種または異種のもので
あってもよい。
【0013】図3(a)〜(b)は、上記図1(b)に
示した第2の発明によるシリコーン系目地部材11を用い
て、目地工法を行うときの状態を、工程順に縦断面図で
示すものである。下地材4上に設けられた単一または2
以上の複層シートからなる(図では3層シートを示す)
外装材(または内装材)5、5間の目地6の側面および
底面に、必要に応じてプライマー7を塗布した後、フィ
ルム状の保護部材14を剥した上記シリコーン系目地部材
11を、反応接着型シリコーンゴム系材料13側より、目地
6内に挿入する[図3(a)]。挿入後、ロール等の治
具(図示せず)を用いてシリコーン系目地部材11を目地
6内に押圧固定する。シリコーン系目地部材11は反応接
着型シリコーンゴム系材料13が加圧流動して下地材4お
よび外装材(または内装材)5に接着・固定され、気密
性(ないし水密性)が確保され、目地の封止加工が完成
する[図3(b)]。
【0014】図1(c)は本発明の第3の発明によるシ
リコーン系目地部材21を縦断面図で示したもので、図
中、22は硬化済のシリコーンゴム成形品、23は補強部
材、24はシリコーンゴム系粘着剤層、25はフィルム状を
した保護部材であり、各材料を順次積層してシリコーン
系目地部材21を構成している。硬化済のシリコーンゴム
成形品22は着色、形状が任意に選択される加硫済のもの
で、周縁部に図示のような鍔状の突起26を設けるのが好
ましい。また、この表面を粗面化したり波付けにより凹
凸を設けると、補強部材23との接着性の向上と応力の分
散が図られる。補強部材23はガラス繊維、セラミック繊
維、各種合成繊維等による編織布、不織布、網状物等か
らなり、シリコーン系目地部材21自体の粘着強度の維
持、機械的強度および剛性の向上のために用いられる。
シリコーンゴム系粘着剤層24はシリコーン系目地部材21
を上記下地材4および外装材(または内装材)5と粘着
固定するために用いられる。必要に応じてプライマーを
併用することができる。このシリコーンゴム系粘着剤に
は、例えば、シリコーンレジンとシリコーンゴムとを組
み合わせた材料等が挙げられる。保護部材25はシリコー
ンゴム系粘着剤層24との離型材または保護材として機能
するもので、厚みが0.05〜0.50mmの、表面にフッ素シリ
コーン樹脂等の離型剤が処理された、PE、PP等のフ
ィルム、紙等が用いられる。
【0015】図4(a)〜(b)は、上記図1(c)に
示した第3の発明によるシリコーン系目地部材21を用い
て、目地工法を行うときの状態を、工程順に縦断面図で
示すものである。下地材4上に設けられた単一または2
以上の積層シートからなる(図では3層シートを示す)
外装材(または内装材)5、5間の目地6の側面または
底面に、必要に応じてプライマー7を塗布した後、上記
シリコーン系目地部材21を、底面のフィルム状をした保
護部材25を剥してシリコーンゴム系粘着剤層24側より、
目地6内に挿入する[図4(a)]。挿入後、ロール等
の治具(図示せず)を用いてシリコーン系目地部材21を
目地6内に押圧固定する。シリコーン系目地部材21はシ
リコーンゴム系粘着剤により下地材4および外装材(ま
たは内装材)5と接着・固定され、気密性(ないし水密
性)が確保され、目地の封止加工が完成する[図4
(b)]。
【0016】
【実施例】次に、本発明の具体的態様を実施例により説
明する。 実施例1 コンクリート下地材に外装材としての複合化粧板がブチ
ルゴム系接着剤で貼合されている、幅15mm、深さ5mmの
目地の側面および底面に、予めアクリル・シリコーン系
プライマーを塗布・風乾した後、この目地内に、未硬化
の反応接着型シリコーンゴム系材料としての厚さ4mm、
幅14mmの反応接着ゴム(信越ポリマー社製)に、保護部
材としての厚さ0.45mm、幅14mmのOPPシートを被覆し
た、図1(a)に示した構造のシリコーン系目地部材
を、図2に示したのと同様に挿入し、上からロール等の
治具で押圧・固定した。シリコーン系目地部材は反応接
着ゴムにより下地材および外装材に接着固定され、気密
性ないし水密性が確保された。さらに2日間放置後、O
PPシートを除去した。従来に比べ1/10の時間で作業が
終了し均一に接着した。
【0017】実施例2 木質下地材に、外装材としての窒素系サイジング材が釘
打ち固定されている、幅20mm、深さ20mmの目地の側面お
よび底面に、予めアクリル・シリコーン系プライマーを
塗布・風乾した後、この目地内に、頂面の幅が25mm、底
面の幅が18mm、厚さが12mmの硬化済のパーオキサイド型
シリコーンゴム成形品と、反応接着型シリコーンゴム系
材料としての厚さ4mm、幅18mmの付加反応型シリコーン
と、厚さ0.25mm、幅18mmのOPPフィルムからなる保護
部材との積層物からなる、図1(b)に示した構造のシ
リコーン系目地部材を、フィルム状の保護部材を取り除
いてから、付加反応型シリコーンの側より図3に示した
のと同様に挿入し、シリコーン系目地部材の上からロー
ル等の治具で押圧・固定した。シリコーン系目地部材は
付加反応型シリコーンにより下地材および外装材と接着
・固定され、気密性ないし水密性が確保された。
【0018】実施例3 木質下地材に、内装材としての壁紙付き石膏ボードが釘
打ち固定されている、幅15mm、深さ12mmの目地に、頂面
の幅が20mm、底面の幅が12mm、厚さが6mmの硬化済のシ
リコーンゴム成形品と、ガラス繊維不織布からなる補強
部材と、厚さ3mm、幅12mmのシリコーンゴム系粘着剤層
と、厚さ0.25mm、幅18mmのOPPフィルムからなる保護
部材との積層物からなる、図1(c)に示した構造のシ
リコーン系目地部材を、フィルム状の保護部材を取り除
いてから、シリコーンゴム系粘着剤層の側より図4に示
したのと同様に挿入し、シリコーン系目地部材の上から
ロール等の治具で押圧・固定した。シリコーン系目地部
材はシリコーンゴム系粘着剤により下地材および外装材
と接着・固定され、気密性ないし水密性が確保された。
【0019】
【発明の効果】本発明のシリコーン系目地部材は、耐候
性、耐熱性、耐オゾン性、耐寒性等の耐久性に優れ、着
色の自由度があり、意匠性に優れたカラー目地を付与で
きるほか、施工が容易で熟練を必要とせず、短時間に硬
化し、塵埃の付着により汚染や生産性を阻害することが
なく、固定性と信頼性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)はいずれも本発明の異なる実施
態様についての縦断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、図1(a)に示したシリコ
ーン系目地部材を用いて、目地工法を行うときの状態を
工程順に縦断面図で示すものである。
【図3】(a)〜(b)は、図1(b)に示したシリコ
ーン系目地部材を用いて、目地工法を行うときの状態を
工程順に縦断面図で示すものである。
【図4】(a)〜(b)は、図1(c)に示したシリコ
ーン系目地部材を用いて、目地工法を行うときの状態を
工程順に縦断面図で示すものである。
【符号の説明】
1、11、21…シリコーン系目地部材、 2、14、25…保護部材、 3、13…反応接着型シリコーンゴム系材料、 4…下地材、 5…外装材(内装材)、 6…目地、 7…プライマー、 12、22…硬化済のシリコーンゴム成形品、 15、26…突起、 23…補強部材、 24…シリコーンゴム系粘着剤層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め賦形された未硬化の反応接着型シリコ
    ーンゴム系材料に保護部材を被覆してなることを特徴と
    するシリコーンゴム系目地部材。
  2. 【請求項2】硬化済のシリコーンゴム成形品、予め賦形
    された未硬化の反応接着型シリコーンゴム系材料および
    保護部材を順次積層してなることを特徴とするシリコー
    ンゴム系目地部材。
  3. 【請求項3】硬化済のシリコーンゴム成形品、補強部
    材、シリコーンゴム系粘着材および保護部材を順次積層
    してなることを特徴とするシリコーンゴム系目地部材。
JP7256070A 1995-10-03 1995-10-03 シリコーンゴム系目地部材 Pending JPH09100461A (ja)

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