JPH0899663A - 自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の取付構造 - Google Patents

自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の取付構造

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Publication number
JPH0899663A
JPH0899663A JP23756194A JP23756194A JPH0899663A JP H0899663 A JPH0899663 A JP H0899663A JP 23756194 A JP23756194 A JP 23756194A JP 23756194 A JP23756194 A JP 23756194A JP H0899663 A JPH0899663 A JP H0899663A
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JP
Japan
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swing arm
rear swing
chain
motorcycle
accessory parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP23756194A
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English (en)
Inventor
Ikuo Sakai
郁夫 阪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リヤスイングアーム付属部品のリヤスイング
アームへの取付けが簡単で、しかも取付部品の点数も少
なくて済む新規な自動二輪車のリヤスイングアーム付属
部品の取付構造を提供すること。 【構成】 自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の
取付構造1は、自動二輪車2のリヤスイングアーム16
に螺合手段または/および溶着手段を介して取り付けら
れる少なくとも2つ以上の付属部品20、22にそれぞ
れ切欠き20b2、切欠き22raを設け、当該切欠き
同士の差し込みで前記付属部品同士が結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のリヤスイン
グアーム付属部品の取付構造に関する。詳しくは、チェ
ーンバッファやチェーンケース等自動二輪車のリヤスイ
ングアーム付属部品のリヤスイングアームへの取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンから変速機への動力伝達を一次
伝達といい、変速機から後輪への動力伝達を二次伝達と
いう。そして、この二次伝達にはチェーンドライブ方式
とシャフトドライブ方式とがあり、どちらを使用するか
はエンジンの型式や使用目的によって決定されるが、一
般的にはチェーンドライブ方式が採用される場合が多
い。これは、シャフトドライブ方式に比べてチェーンド
ライブ方式は構造が簡単で軽量であること、ギヤチェン
ジやスロットルのオンオフにショックを伴いにくいこと
等の利点があるからである。
【0003】反面、チェーン方式の欠点としては、チェ
ーンは伸びが伴うため遊びの調整を必要とすること、給
油が必要でチェーン自体の汚れやチェーンに給油された
オイルの飛散によって車体が汚れやすいこと等が挙げら
れる。遊びが大きすぎるとチェーンの振動が大きくなっ
てスイングアームに当たり、チェーンばかりかスイング
アームも損傷する。また、チェーンがスイングアームに
当たると打音を発する。このため、スイングアームに
は、従来より上記チェーンから車体へのオイルの飛散防
止のため、およびチェーンを石や砂利等の外因子から保
護するためにチェーンケースが取り付けられ、また、チ
ェーンおよびスイングアームの損傷防止並びに打音の発
生防止のため、緩衝板としてのいわゆるチェーンバッフ
ァが取り付けられていた。
【0004】ところが、これらチェーンケースやチェー
ンバッファのリヤスイングアームへの取り付けは、各々
別個に取り付けられ、しかも、チェーンケースもチェー
ンバッファもリヤスイングアームに取付けブラケットを
介してのビス止めであったり溶接によるものであったり
したので、それだけ取付けが面倒でかつ当該取付けのた
めの部品点数も多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みて考慮されたものであって、その解決しようとする
課題は、リヤスイングアーム付属部品のリヤスイングア
ームへの取付けが簡単で、しかも取付部品の点数も少な
くて済む新規な自動二輪車のリヤスイングアーム付属部
品の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動二輪車のリ
ヤスイングアーム付属部品の取付構造は、以上のような
課題を解決するものであって、次のようなものである。
すなわち、本発明の自動二輪車のリヤスイングアーム付
属部品の取付構造は、自動二輪車のリヤスイングアーム
に螺合手段または/および溶着手段を介して取り付けら
れる少なくとも2つ以上の付属部品にそれぞれ切欠きを
設け、当該切欠き同士の差し込みで前記付属部品同士が
結合される自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の
取付構造に存する。
【0007】
【作用】本発明の自動二輪車のリヤスイングアーム付属
部品の取付構造によれば、2つ以上の付属部品にそれぞ
れ切欠きを設け、当該切欠き同士の差し込みで前記付属
部品同士が結合され、しかもリヤスイングアームに対す
る付属部品の取り付けは、螺合手段または/および溶着
手段を用いてされるので、付属部品そのものが相互に他
の付属部品をリヤスイングアームに取り付けるための取
付けブラケットとしても機能する。また、付属部品に設
けた切欠き同士の差し込みによって、付属部品は、他の
付属部品に対してビス止めなしでも止められる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る自動二
輪車のリヤスイングアーム付属部品の取付構造1(以下
単に「取付構造1」という。)を図示した実施例に従っ
て詳細に説明する。図1は本発明に係る取付構造1を自
動二輪車2に適用した場合を示した全体側面図、図2は
図1の要部拡大斜視図、図3は図2の左側面図、図4は
図2の平面図、図5は図2の要部分解斜視図、図6は図
3のVI−VI線を含む平面で切った断面を矢印方向に見た
断面図である。
【0009】自動二輪車2は、図1からわかるように、
前後に延びる車体フレーム4を骨格とする。そして、車
体フレーム4の前部には、ハンドル6およびハンドル操
作によって左右に回動するフロントフォーク8が取り付
けられ、フロントフォーク8には、前輪9が、クッショ
ンユニット10を介して回転自在に取り付けられてい
る。
【0010】車体フレーム4の中央部には、主としてエ
ンジン11を車体に取り付けるための主フレーム4aが
形成されている。自動二輪車2の後部にある後輪12
は、クッションユニット14を介して左右一対の左リア
スイングアーム16lと右リアスイングアーム16rと
からなるリアスイングアーム16を介して上下に揺動
し、また両スイングアーム16l・16rの後端部に設
けた車軸12aによって回転自在に支持されている。そ
して、後輪12は、図3に示すようにエンジン11のド
ライブスプロケット11aと後輪12のドリブンスプロ
ケット12aとの間に設けられたドライブチェーン13
によって回転される。
【0011】なお、図1に符号17が示すものは、リア
スイングアーム16の揺動中心となるピボットであっ
て、車体フレーム4の適所に設けられている。また、図
2に符号18が示すものは、左リアスイングアーム16
lと右リアスイングアーム16rのピボット17側に設
けられ、両スイングアーム16l・16rを連結して補
強するリンフォースである。
【0012】そして、本発明に係る取付構造1は、左リ
アスイングアーム16lの上面16luに載置される付
属部品としてのチェーンバッファ20およびチェーンケ
ース22の左リアスイングアーム16lへの取り付けの
ためのものである。
【0013】チェーンバッファ20は、図1〜図4に示
すように、左リアスイングアーム16lのピボット17
側に位置し、長手方向における寸法よりも小口方向(車
幅方向)における寸法の方が短く設定されたほぼT字形
の板状体である。すなわち、チェーンバッファ20は、
左リアスイングアーム16lの長手方向に沿って延びる
脚片部20aと、脚片部20aの後部に位置し車幅方向
に延びる頭片部20bとからなり、脚片部20aに対し
て頭片部20bが短か目のT定規状になっている。ま
た、脚片部20aの車輛内側縁20a1のピボット17
側、および頭片部20bの車輛外側縁20b1には、そ
れそれフランジ状に突設し中央に通し孔21aを有する
突出片21・21が形成されている。これらの突出片2
1・21に設けた通し孔21a・21a(図5参照)に
対応して左リアスイングアーム16lには図示しない螺
孔が形成されている。そして、左リアスイングアーム1
6lの当該図示しない螺孔にチェーンバッファ20の通
し孔21a・21aにビス21b・21bを通した状態
でビス21b・21bを螺入するとチェーンバッファ2
0が左リアスイングアーム16lに固定的に取り付けら
れる。
【0014】また、頭片部20bは、その一部が図6に
示すように凹部状に切欠いて後方に開口する切欠き凹溝
20b2が形成されている。なお、この実施例では、切
欠き凹溝20b2のことも切欠きとする。なお、符号2
0b2’が示すものは、切欠き凹溝20b2の底板部であ
って、該底板部20b2’がチェーンケース22の後述
する切欠き22raに差し込まれるようになっている。
【0015】チェーンケース22は、チェーンバッファ
20の頭片部20bの後部に連続して設けられるもので
あって、車輛前方、後方および下方に開口し、並びに左
方および右方に一部開口し、上方で閉塞し、一横断面形
状で一方の側部が開放した如き箱体である。換言すれ
ば、チェーンケース22は、図2および図5からわかる
ように、車輛内側に位置する右壁22rと、車輛外側に
位置する左壁22lと、右壁22rと、左壁22lとを
つなぐ天井壁22cとからなる。
【0016】右壁22rは、図3で示すように、長四角
をその後部で一部アーチ状に削除した如き形状をしてい
る。左壁22lは、長四角をその前半部でアーチ状に削
除した如き段付き形状であって(図3参照)、その下部
22ldには、チェーンケース22を左リアスイングア
ーム16lの上面16luにブラケット23を介して固
定するための螺孔24・24が形成されている。ブラケ
ット23は、左リアスイングアーム16lに溶着または
ビス止めされており、このブラケット23には、螺孔2
4・24に対応した螺孔23a・23aが形成されてい
る。この螺孔23a・23aに左壁22lの螺孔24・
24にビス26・26を通した状態でビス26・26を
螺入すると、チェーンケース22が左リアスイングアー
ム16lに固定的に取り付けられる。また、右壁22r
には、チェーンバッファ20の切欠き凹溝20b2(正
しくは底板部20b2’)に対応して切欠き22raが
設けられている。切欠き22raは、図6に示すように
切欠き凹溝20b2と同じ長さで、かつ底板部20b2
よりもわずか大きめに切欠かれたものであって、チェー
ンケース22の右壁22rの前縁22r1から長手方向
に沿って平行に後方に延ばされかつ前方に開口したもの
である。なお、左壁22lおよび右壁22rの各後縁2
2l2・22r2または/および前縁22l1・22r1
玉縁状としてもよく、これによって、該縁の強度および
該縁への外因子の引っ掛かりを防止できる。また、天井
壁22cは長方形状をしており、その左縁の後部および
右縁の全部で左壁22lおよび右壁22rと一体にされ
ている。
【0017】そして、チェーンバッファ20とチェーン
ケース22とは、それらに別個設けられた切欠き20d
および22ra同士の差し込みで、詳しくは、チェーン
バッファ20の底板部20b2’がチェーンケース22
の切欠き22raの中に差し込まれ、チェーンバッファ
20の切欠き凹溝20b2の中にチェーンケース22の
切欠き22raの上縁22ra1を含む右壁22rの一
部22r’が入った状態になって、チェーンバッファ2
0の後部とチェーンケース22の前部とが連結され、こ
れによってチェーンバッファ20とチェーンケース22
とが一体に結合される。なお、チェーンバッファ20と
チェーンケース22の左リアスイングアーム16lに対
する直接の取付けには、溶接手段を用いてもよい。
【0018】しかして、取付構造1によれば、チェーン
バッファ20およびチェーンケース22にそれぞれ切欠
きとしての切欠き凹溝20b2および切欠き22raを
設け、当該切欠き凹溝20b2および切欠き22ra同
士の差し込みでチェーンバッファ20およびチェーンケ
ース22が結合され、しかも左リアスイングアーム16
lに対するチェーンバッファ20およびチェーンケース
22の直接の取り付けは、螺合手段または/および溶着
手段を用いてされるので、チェーンバッファ20および
チェーンケース22そのものが相互に他方を左リヤスイ
ングアーム16lに取り付けるための取付けブラケット
としても機能するようになる。したがって、それだけ部
品点数を少くすることができる。
【0019】また、チェーンバッファ20の切欠き凹溝
20b2とチェーンケース22の切欠き22raの差し
込みによって、チェーンバッファ20の後部、およびチ
ェーンケース22の前部は、相互に他方に対してビス止
めなしでも止められる。したがって、チェーンバッファ
20またはチェーンケース22は、他方を取付けブラケ
ットとして介して左リヤスイングアーム16lへ簡単に
取付けることができる。
【0020】なお、この実施例では、チェーンバッファ
20に切欠き凹溝20b2を設けこれも切欠きと定義し
たが、チェーンケース22の切欠き22raのように完
全なスリット状の切欠き、すなわち底板部20b2’を
削除した状態の切欠きとしてもよいのはもちろんであ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明の自動二輪車のリヤスイングアー
ム付属部品の取付構造によれば、リヤスイングアーム付
属部品のリヤスイングアームへの取付けが簡単で、しか
も取付部品の点数も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取付構造を自動二輪車に適用した
場合を示した全体側面図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】図2の要部分解斜視図である。
【図6】図3のVI−VI線を含む平面で切った断面を矢印
方向に見た断面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の
取付構造 2 自動二輪車 16 リヤスイングアーム 20 付属部品 20b2 切欠き(チェーンバッファ20の) 22 付属部品 22ra 切欠き(チェーンケース22の)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車のリヤスイングアームに螺合
    手段または/および溶着手段を介して取り付けられる少
    なくとも2つ以上の付属部品にそれぞれ切欠きを設け、
    当該切欠き同士の差し込みで前記付属部品同士が結合さ
    れる自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の取付構
    造。
JP23756194A 1994-09-30 1994-09-30 自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の取付構造 Pending JPH0899663A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23756194A JPH0899663A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 自動二輪車のリヤスイングアーム付属部品の取付構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021044038A1 (de) * 2019-09-04 2021-03-11 Jochen Klieber Kettenabschirmung für ein fahrrad
WO2021166438A1 (ja) * 2020-02-21 2021-08-26 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

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