JPH0899658A - 車体下部部品の組付方法および車体下部部品の組付装置 - Google Patents

車体下部部品の組付方法および車体下部部品の組付装置

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JPH0899658A
JPH0899658A JP6237453A JP23745394A JPH0899658A JP H0899658 A JPH0899658 A JP H0899658A JP 6237453 A JP6237453 A JP 6237453A JP 23745394 A JP23745394 A JP 23745394A JP H0899658 A JPH0899658 A JP H0899658A
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JP
Japan
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work
pallet
vehicle body
tightening
robot
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JP6237453A
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Takeyoshi Dan
剛良 団
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、車体の底部に対する車体下
部部品の組付け作業を効率良く実施し得る組付方法およ
び組付装置を提供することにある。 【構成】 作業ロボット102によって、ワークパレッ
ト1に載置されたリヤサスペンションアッセンブリAを
パレットシフタ101から車体Bの取付け位置へ移送
し、パレット支持リフタ103によってワークパレット
1を支持するとともに、保持具104に収容されたナッ
トランナ105を作業ロボット102に装着し、このナ
ットランナ105によってワークパレット1におけるツ
ールユニット10の締付けソケット11を回転させて取
付けボルトSを締付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リヤサスペンションア
ッセンブリ等の車体下部部品を、車体の底部に組付ける
ための方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車製造施設の艤装組立ラインでは、
車体の所定箇所に対する各種艤装部品の組付けが行なわ
れ、特に車体の底部に対しては車体下部部品としてのフ
ューエルタンクやリヤサスペンションアッセンブリ等の
組付け作業が実施される。図6に示す如く上記リヤサス
ペンションアッセンブリAは、サスペンションフレーム
A1にアッパアームA2、ロワアームA3およびコント
ロールアームA4を介してナックルA5およびハブA6
を組付け、さらにディファレンシャル装置A7等の各種
要素をサスペンションフレームA1に組付けることによ
って構成されており、上記サスペンションフレームA1
の孔A1aに貫挿した取付けボルト(図示せず)を介し
て車体の底部に組付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リヤサ
スペンションアッセンブリAを車体の底部に組付ける場
合、車体の下方域に二人の作業員を配置し、油圧リフタ
を用いてリヤサスペンションアッセンブリAを車体底部
の取付け位置に上昇させたのち、上記各作業員によって
下方から取付けボルトの締付け作業を実施している。こ
のため、上記リヤサスペンションアッセンブリAを組付
ける工程では、油圧リフタの操作に関わる繁雑な作業
や、車体の下方に潜り込んでの極端な上向き姿勢による
取付けボルトの締付け作業を作業員に強いることとな
り、作業効率の著しい低下を招来する不都合があった。
本発明は上記実状に鑑みて、車体の底部に対する車体下
部部品の組付け作業を効率良く実施することの可能な、
車体下部部品の組付方法および組付装置を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明に関わる車
体下部部品の組付方法は、ワークパレットにおけるツー
ルユニットの締付けソケットに取付けボルトをセットす
る工程と、ワークパレットに車体下部部品をセットする
工程と、作業位置にセットされた車体の底部における車
体下部部品の取付け位置を作業ロボットに設けられた検
出手段によって計測する工程と、作業ロボットの動作に
よってワークパレットをパレットシフタから車体の底部
へ移送して車体の底部における車体下部部品の取付け位
置に車体下部部品をセットする工程と、パレット支持リ
フタを上昇させてワークパレットを支持する工程と、作
業ロボットをワークパレットからリリースさせたのち保
持具に収容されている締付工具を作業ロボットにチャッ
クさせる工程と、作業ロボットによって締付工具をワー
クパレットにおけるツールユニットに係合させるととも
に締付けソケットを駆動旋回させて車体の底部および車
体下部部品に対する取付けボルトの締付けを行なう工程
と、作業ロボットによって締付工具を保持具に戻すとと
もに作業ロボットから締付工具をリリースさせたのち作
業ロボットにワークパレットをチャックさせる工程と、
パレット支持リフタを下降させてワークパレットから離
隔させたのち作業ロボットによってワークパレットをパ
レットシフタに移送する工程とを含んでいる。
【0005】また、本発明に関わる車体下部部品の組付
装置は、取付けボルトのセットされるツールユニットを
備えかつ車体下部部品の載置されるワークパレットと、
搬入位置と搬出位置との間でワークパレットを移動させ
るパレットシフタと、パレットシフタから取り出したワ
ークパレットを車体の底部における取付け位置に車体下
部部品をセットするとともに車体下部部品が組付けられ
たのちワークパレットをパレットシフタに移送する作業
ロボットとを備え、さらに上昇位置において車体下部部
品を取付け位置にセットさせた状態でワークパレットを
支持するとともに下降位置においてワークパレットから
離隔するパレット支持リフタと、ワークパレットをリリ
ースした作業ロボットに装着されて駆動旋回されるとと
もにワークパレットのツールユニットに係合されて締付
けソケットを駆動旋回させることで取付けボルトの締付
けを行なう締付工具と、作業ロボットから分離された締
付工具を収容する保持具とを具備している。
【0006】
【作用】上述した車体下部部品の組付方法および組付装
置によれば、車体下部部品を車体の底部における取付け
位置に搬送してセットする作業が、作業ロボットの動作
に基づいて行なわれ、さらに締付工具を用いた取付けボ
ルトの締付け作業も、上記作業ロボットの動作に基づい
て行なわれることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を一実施例を示す図面に基づい
て詳細に説明する。図1ないし図3は、自動車製造施設
において車体の底部に車体下部部品としてのリヤサスペ
ンションアッセンブリを組付けるための艤装組立ライン
に、本発明に関わる組付方法および組付装置を適用した
例を示している。
【0008】上記組付装置としての艤装組立ライン10
0は、フロア上に設置されたパレットシフタ101、作
業ロボット102、パレット支持リフタ103および保
持具104と、上記保持具104に収容された締付工具
としてのナットランナ105とを具備しており、艤装組
立ライン100に隣接するリヤサス組立ライン200に
おいて組立てられたリヤサスペンションアッセンブリA
(図6参照)は、パレットシフタ101にセットされた
ワークパレット1に載置されたのち、後述する工程に従
って車体Bの底部に組付けられる。なお、図中の符号1
06,107は各種制御盤、符号108は操作パネルを
示している。
【0009】図4および図5に示すように、ワークパレ
ット1はパレットベース2と、該パレットベース2に立
設された複数個のワークサポート3,3…、ワーク位置
決めピン4、および複数個のツールユニット10,10
…とを具備しており、これらツールユニット10,10
…は、ワークサポート3,3…に載置されたリヤサスペ
ンションアッセンブリAの、サスペンションフレームA
1における8箇所の取付け孔A1a,A1a…に各々対
応する態様で、取付けプレート2Aを介してパレットベ
ース2に固設されている。
【0010】ツールユニット10は、取付けボルトSの
セットされる締付けソケット11および被駆動ソケット
12を具備しており、上記締付けソケット11は延長ロ
ッド13を介して中間ソケット14と一体に連結されて
おり、上記中間ソケット14は取付けプレート2Aに固
設された上方側ガイド15に対し、上下軸を中心として
旋回自在かつ上下方向に沿って移動自在に設けられてい
る。
【0011】一方、上記被駆動ソケット12は、取付け
プレート2Aに固設された下方側ガイド16に対して、
上下軸を中心に旋回自在かつ上下動自在に設けられ、ま
た上記被駆動ソケット12には中間ロッド17が一体に
連結され、該中間ロッド17の上端部17aは中間ソケ
ット14に対して上下移動自在かつ回転不可能に嵌合し
ており、もって締付けソケット11と被駆動ソケット1
2とは、同軸上に沿って各々上下移動し得るとともに、
締付けソケット11は被駆動ソケット12の旋回動作に
伴って旋回されることとなる。
【0012】また、中間ロッド17と中間ソケット14
との間には、締付けソケット11と被駆動ソケット12
とを互いに離隔する方向に付勢するバネ18が介装さ
れ、図5に示した常態において、締付けソケット11は
上方側ガイド15のストッパリブ15aによって係止さ
れ、被駆動ソケット12は下方側ガイド16内のスリー
ブ19によって係止されている。
【0013】以下では、車体Bに対するリヤサスペンシ
ョンアッセンブリAの組付け工程を述べることによっ
て、本発明に関わる組付方法および組付装置の構成をさ
らに詳しく説明する。先ず、パレットシフタ101上に
おいて、図6に鎖線で示す搬入位置にセットされている
ワークパレット1の、各ツールユニット10,10…に
おける各締付けソケット11,11…に、それぞれ取付
けボルトS,S…をセットする。
【0014】こののち、リヤサス組立ライン200にお
いて組立てられたリヤサスペンションアッセンブリA
を、上記ワークパレット1のワークサポート3,3…に
載置して、ワークパレット1における所定の位置にセッ
トする。
【0015】次いで、操作パネル108上における起動
スイッチ(図示せず)を操作することにより、上記パレ
ットシフタ101が動作して、上記リヤサスペンション
アッセンブリAをワークパレット1と共に、上記搬入位
置から図6に実線で示す搬出位置へ移動させる。
【0016】なお、上記パレットシフタ101において
は、後に述べる作業ロボット102によるワークパレッ
ト1の取出し作業が容易となるよう、図6に示すように
上記ワークパレット1を搬出位置において傾斜させて立
ち上げている。
【0017】一方、オーバーヘッドコンベアにより作業
位置に搬入された車体Bに対し、作業ロボット102の
動作に基づいて、該作業ロボット102に設けられたC
CDカメラ等の検出手段により、上記車体Bの底部にお
けるリヤサスペンションアッセンブリAの取付け位置を
計測する。
【0018】なお、図6および図7中の符号301は、
オーバーヘッドコンベアにおけるハンガーアームであ
り、このハンガーアーム301は前工程において載置さ
れた車体Bを搬送し、かつ所定の位置において停止した
のち下降して、図示していないストッパ等によって位置
決めされることにより、上記車体Bを所定の作業位置に
占位させるよう動作する。
【0019】ここで、上記ハンガーアーム301にセッ
トされた車体Bは、車体毎に前後左右方向、回転方向、
さらには上下方向において多少の位置ずれを生じている
ために、一般的なティーチングプレイバック方式では、
次々に搬入されてくる各車体に対してリヤサスペンショ
ンアッセンブリAを取り付けることができない。
【0020】そこで、上述のように作業ロボット102
に設けられたCCDカメラ等の検出手段を用いて、車体
BにおけるリヤサスペンションアッセンブリAの取付け
位置を計測し、この計測結果に基づいて、後述するリヤ
サスペンションアッセンブリAのセット作業、および取
付けボルトSの締付け作業に関する上記作業ロボット1
02の動作を制御している。
【0021】上記車体Bの底部における取付け位置を計
測したのち、作業ロボット102の動作に基づいて、パ
レットシフタ101からワークパレット1と共にリヤサ
スペンションアッセンブリAを取出し、次いでワークパ
レット1を車体Bの底部へ移送して、上記リヤサスペン
ションアッセンブリAを車体Bの底部における取付け位
置にセットする。
【0022】ここで、リヤサスペンションアッセンブリ
Aの載置されたワークパレット1をパレットシフタ10
1からの取出し、ワークパレット1を車体Bの底部へ移
送してリヤサスペンションアッセンブリAをセットする
作業が、上述した如く作業ロボット102の動作に基づ
いて行なわれることにより、車体の下方域に配置した二
人の作業員が油圧リフタを用いてリヤサスペンションア
ッセンブリAを車体底部の取付け位置にセットしていた
従来の方法に比べ、極めて容易に作業が行なわれること
となる。
【0023】ワークパレット1を車体Bの底部へ移送し
たのち、パレット支持リフタ103を上動させて、取付
け位置にリヤサスペンションアッセンブリAをセットし
た状態においてワークパレット1を支持し、次いで上記
作業ロボット102をワークパレット1からリリースさ
せたのち、保持具104に収容されているナットランナ
105を作業ロボット102にチャックさせる。
【0024】上記ナットランナ105は、ワークパレッ
ト1におけるツールユニット10の締付けソケット11
を旋回させるための駆動手段であって、作業ロボット1
02にチャックされることによって駆動回転するスピン
ドル105Aを有し、このスピンドル105Aをツール
ユニット10の被駆動ソケット12に係合させることに
より、上記締付けソケット11を駆動旋回させるもので
ある。
【0025】作業ロボット102がナットランナ105
をチャックしたのち、上記作業ロボット102の動作に
基づいて、1つのツールユニット10における被駆動ソ
ケット12に、上記ナットランナ105のスピンドル1
05Aを係合させ、このスピンドル105Aの回転動作
により、車体Bの底部およびリヤサスペンションアッセ
ンブリAに対して取付けボルトSを締付ける。
【0026】1つのツールユニット10にセットされた
取付けボルトSの締付け作業が完了したのち、上記作業
ロボット102の動作に基づいて、ナットランナ105
を他のツールユニット10における被駆動ソケット12
に係合させるとともに、上記スピンドル105Aの回転
動作により取付けボルトSの締付けを行なう。
【0027】以下、上記作業ロボット102の動作に基
づいて、ナットランナ105を他のツールユニット10
へ移動させる動作と、上記ナットランナ105による取
付けボルトSの締付け作業とを繰り返すことによって、
全てのツールユニット10,10…にセットされた全数
の取付けボルトSに対して締付け作業を行なう。
【0028】ここで、上述したようにワークパレット1
には、リヤサスペンションアッセンブリAにおける8箇
所の取付け孔A1a,A1a…に対応する態様で、複数
個のツールユニット10,10…が設けられているため
に、作業ロボット102によって動作される1つのナッ
トランナ105によって、全ての取付けボルトSに対す
る締付け作業を実施することができる。
【0029】また、ワークパレット1の各ツールユニッ
ト10,10…は、取付けボルトSのセットされる締付
けソケット11を有し、この締付けソケットにセットさ
れた取付ボルトSは、ワークの所定位置(ボルト穴)に
臨むので、各ツールユニット10における締付けソケッ
ト11を、ナットランナ105によって旋回駆動させる
ことにより、取付けボルトSの締付け作業を容易に行な
うことができる。
【0030】さらに、取付けボルトSの締付け作業が、
作業ロボット102の動作によって行なわれるため、車
体の下方に潜り込んだ作業員が極端な上向き姿勢で行な
っていた従来の方法に比べ、作業員に無理な姿勢を強い
ることなく、取付けボルトSの締付け作業が極めて容易
に行なわれることとなる。
【0031】全数の取付けボルトSに対する締付け作業
が完了したのち、上記作業ロボット102の動作に基づ
いて、ナットランナ105を保持具104上に戻すとと
もに作業ロボット102からリリースさせ、次いで上記
作業ロボット102にワークパレット1をチャックさせ
のち、パレット支持リフタ103を下降させてワークパ
レット1から離隔させる。
【0032】次いで、空になったワークパレット1を、
作業ロボット102の動作に基づいて、パレットシフタ
101に移送することにより、1台の車体Bに対するリ
ヤサスペンションアッセンブリAの組付け作業が終了す
ることとなる。
【0033】こののち、上述した工程を繰り返し実行す
ことにより、オーバーヘッドコンベアを介して次々に搬
入される車体に対して、それぞれリヤサスペンションア
ッセンブリAを効率良く組付けることができる。
【0034】なお、上述した実施例においては、自動車
の車体底部にリヤサスペンションアッセンブリを組付け
るための艤装組立ラインに本発明を適用した例を示した
が、本発明の組付方法および組付装置は上述したリヤサ
スペンションアッセンブリの組付け作業に止まらず、様
々な車体下部部品、例えばエンジンと足廻りとから成る
フロントサスペンションアッセンブリや、フューエルタ
ンク等の組付け作業においても有効に適用し得るもので
あることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わる車
体下部部品の組付方法では、ワークパレットに載置され
た車体下部部品を、作業ロボットによってパレットシフ
タから車体の取付け位置へ移送し、パレット支持リフタ
によってワークパレットを支持するとともに、保持具に
収容された締付工具を作業ロボットに装着し、この締付
工具によってワークパレットにおけるツールユニットの
締付けソケットを駆動回転させ、取付けボルトの締付け
を行なっている。このため、車体下部部品を車体の底部
における取付け位置に搬送してセットする作業と、締付
工具による取付けボルトの締付け作業とが、共に作業ロ
ボットの動作に基づいて行なわれ、もって本発明に関わ
る車体下部部品の組付方法によれば、車体の底部に対す
る車体下部部品の組付け作業を効率良く実施することが
できる。また、本発明に関わる車体下部部品の組付装置
では、ツールユニットを有するワークパレットと、この
ワークパレットを搬入位置から搬出位置へ移動させるパ
レットシフタと、このパレットシフタからワークパレッ
トを取り出して車体下部部品を車体の取付け位置にセッ
トする作業ロボットと、取付け位置にセットされたワー
クパレットを支持するパレット支持リフタと、作業ロボ
ットに装着されて駆動旋回される締付工具と、上記締付
工具を収容する保持具とを具備している。上記構成によ
れば、作業ロボットの動作に基づいて、車体下部部品を
車体の底部における取付け位置に搬送してセットする作
業と、締付工具による取付けボルトの締付け作業とを行
なうことができ、もって本発明に関わる車体下部部品の
組付装置によれば、車体の底部に対する車体下部部品の
組付け作業を効率良く実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる車体下部部品の組付装置を示す
概念的な全体平面図。
【図2】本発明に関わる車体下部部品の組付装置を示す
概念的な全体側面図。
【図3】本発明に関わる車体下部部品の組付装置を示す
概念的な全体正面図。
【図4】ワークパレットを示す全体側面図。
【図5】ワークパレットのツールユニットを示す断面側
面図。
【図6】車体下部部品としてのリヤサスペンションアッ
センブリを示す全体斜視図。
【符号の説明】
1…ワークパレット、 10…ツールユニット、 11…締付けソケット、 100…艤装組立ライン(組付装置)、 101…パレットシフタ、 102…作業ロボット、 103…パレット支持リフタ、 104…保持具、 105…ナットランナ(締付工具)、 A…リヤサスペンションアッセンブリ(車体下部部
品)、 B…車体、 S…取付けボルト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットシフタにワークパレットを
    載置するとともに、上記ワークパレットにおけるツール
    ユニットの締付けソケットに取付けボルトをセットする
    工程と、 上記締付けソケットに取付けボルトをセットしたのち、
    上記ワークパレットに車体下部部品をセットする工程
    と、 上記ワークパレットに車体下部部品をセットしたのち、
    作業位置にセットされた車体の底部における車体下部部
    品の取付け位置を、作業ロボットに設けられた検出手段
    によって計測する工程と、 上記検出手段によって取付け位置を計測したのち、上記
    作業ロボットの動作によって上記ワークパレットを上記
    パレットシフタから上記車体の底部へ移送し、上記車体
    の底部における車体下部部品の取付け位置に上記車体下
    部部品をセットする工程と、 上記車体の底部に上記車体下部部品をセットしたのち、
    パレット支持リフタを上昇させて上記ワークパレットを
    支持する工程と、 上記パレット支持リフタによって上記ワークパレットを
    支持したのち、上記作業ロボットを上記ワークパレット
    からリリースさせ、次いで保持具に収容されている締付
    工具を上記作業ロボットにチャックさせる工程と、 上記作業ロボットが上記締付工具をチャックしたのち、
    上記作業ロボットの動作によって、上記締付工具を上記
    ワークパレットにおける上記ツールユニットに係合させ
    るとともに上記締付けソケットを駆動旋回させることに
    より、上記車体の底部および上記車体下部部品に対する
    上記取付けボルトの締付けを行なう工程と、 上記取付けボルトの締付けを行なったのち、上記作業ロ
    ボットの動作によって上記締付工具を上記保持具に戻す
    とともに、上記作業ロボットから上記締付工具をリリー
    スさせ、次いで上記作業ロボットに上記ワークパレット
    をチャックさせる工程と、 上記作業ロボットが上記ワークパレットをチャックした
    のち、上記パレット支持リフタを下降させて上記ワーク
    パレットから離隔させ、次いで上記作業ロボットの動作
    によって上記ワークパレットを上記パレットシフタに移
    送する工程と、 を含んで成ることを特徴とする車体下部部品の組付方
    法。
  2. 【請求項2】 取付けボルトのセットされる締付け
    ソケットを旋回自在に設けて成るツールユニットを備
    え、かつ所定の位置に車体下部部品がセットされるワー
    クパレットと、 上記ワークパレットに上記車体下部部品をセットさせる
    搬入位置と、上記車体下部部品のセットされた上記ワー
    クパレットが取り出される搬出位置との間において、上
    記ワークパレットを移動させるパレットシフタと、 上記パレットシフタから上記車体下部部品のセットされ
    た上記ワークパレットを取り出したのち、所定の作業位
    置にセットされた車体の底部へ上記ワークパレット移送
    し、上記車体の底部における車体下部部品の取付け位置
    に上記車体下部部品をセットするとともに、上記車体下
    部部品が上記車体の底部に組付けられたのち、上記ワー
    クパレットを車体の底部から上記パレットシフタに移送
    する作業ロボットと、 上記車体の下方域において上下移動自在に設けられ、上
    昇位置において上記車体下部部品を上記取付け位置にセ
    ットさせた状態で上記ワークパレットを支持するととも
    に、下降位置において上記車体の底部に占位する上記ワ
    ークパレットから離隔するパレット支持リフタと、 上記パレット支持リフタによって上記ワークパレットが
    支持されている状態において、上記ワークパレットをリ
    リースした上記作業ロボットに装着されて駆動旋回され
    るとともに、上記作業ロボットの動作に基づいて上記ワ
    ークパレットにおける上記ツールユニットに係合され、
    上記締付けソケットを駆動旋回させることによって上記
    取付けボルトの締付けを行なう締付工具と、 上記作業ロボットが上記ワークパレットをチャックして
    いる状態において、上記作業ロボットから分離された上
    記締付工具を収容する保持具と、 を具備して成ることを特徴とする車体下部部品の組付装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093818A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Hyundai Motor Co Ltd ねじ締結作業用ジグ装置

Cited By (1)

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JP2008093818A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Hyundai Motor Co Ltd ねじ締結作業用ジグ装置

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