JPH0899459A - 印刷・記録用シート - Google Patents
印刷・記録用シートInfo
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- JPH0899459A JPH0899459A JP6236926A JP23692694A JPH0899459A JP H0899459 A JPH0899459 A JP H0899459A JP 6236926 A JP6236926 A JP 6236926A JP 23692694 A JP23692694 A JP 23692694A JP H0899459 A JPH0899459 A JP H0899459A
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- recording sheet
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Abstract
(57)【要約】
【構成】プラスチックフィルムの少なくとも片面に、厚
み0.5〜7.0μmの被覆層を設けてなる印刷・記録
用シートにおいて、色調Lab値がL=93.0〜9
8.0、a=0〜2.0、b=0〜2.0、光沢度が1
0.0%未満、光学濃度が0.2〜0.8であり、該被
覆層の中心線平均表面粗さ(Ra)が0.4〜0.9μ
m、最大表面粗さ(Rt)が2.0〜7.0μmであ
り、表面比抵抗が1×107 〜1×1013Ω/□である
ことを特徴とする印刷・記録用シート。 【効果】白色性、艶消し性、隠蔽性が優れ、かつ適度な
表面形態(平滑度、粗さ)、表面比抵抗を有しているた
め、各種印刷・記録用シートとして使用できるという特
徴を持つ。
み0.5〜7.0μmの被覆層を設けてなる印刷・記録
用シートにおいて、色調Lab値がL=93.0〜9
8.0、a=0〜2.0、b=0〜2.0、光沢度が1
0.0%未満、光学濃度が0.2〜0.8であり、該被
覆層の中心線平均表面粗さ(Ra)が0.4〜0.9μ
m、最大表面粗さ(Rt)が2.0〜7.0μmであ
り、表面比抵抗が1×107 〜1×1013Ω/□である
ことを特徴とする印刷・記録用シート。 【効果】白色性、艶消し性、隠蔽性が優れ、かつ適度な
表面形態(平滑度、粗さ)、表面比抵抗を有しているた
め、各種印刷・記録用シートとして使用できるという特
徴を持つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷・記録用シートに
関するものである。詳しくは、感熱転写記録、電子写真
記録、インパクトドット(ファブリック)記録、UVオ
フセット印刷などの各種印刷・記録に適用される印刷・
記録用シートに関するものである。
関するものである。詳しくは、感熱転写記録、電子写真
記録、インパクトドット(ファブリック)記録、UVオ
フセット印刷などの各種印刷・記録に適用される印刷・
記録用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年印刷・記録技術の発展に伴い、多種
多様の印刷・記録方式がある。中でも感熱転写記録、電
子写真記録、インパクトドット(ファブリック)記録は
現在最もポピュラーな記録方式である。これら記録方式
の記録媒体としては、従来紙支持体が支配的であった
が、近年プラスチックフィルムが普及しつつある。中で
もポリエステルフィルムは耐水性、耐薬品性、機械的性
質など優れた性質を持つためこれら特性が要求される分
野では急速に普及しつつある。しかし、一般にポリエス
テルフィルム表面は凝集性が高く、しかも接着性に乏し
いため表面上に種々の印刷・記録処理を施すにあたって
は、各種インク、トナーなどとの親和性に優れた被覆層
を形成することが盛んに実施されている。
多様の印刷・記録方式がある。中でも感熱転写記録、電
子写真記録、インパクトドット(ファブリック)記録は
現在最もポピュラーな記録方式である。これら記録方式
の記録媒体としては、従来紙支持体が支配的であった
が、近年プラスチックフィルムが普及しつつある。中で
もポリエステルフィルムは耐水性、耐薬品性、機械的性
質など優れた性質を持つためこれら特性が要求される分
野では急速に普及しつつある。しかし、一般にポリエス
テルフィルム表面は凝集性が高く、しかも接着性に乏し
いため表面上に種々の印刷・記録処理を施すにあたって
は、各種インク、トナーなどとの親和性に優れた被覆層
を形成することが盛んに実施されている。
【0003】しかし、前記被覆層は感熱転写記録、電子
写真記録、インパクトドット(ファブリック)記録に対
し、それぞれの表面形態(表面粗さ、平滑度)や表面電
気特性(表面比抵抗)、被覆層の液体吸収機構(吸油
性、吸水性)を考慮しなければならなく、現在それぞれ
の印刷・記録に対しそれぞれの印刷・記録シート(記録
媒体)があり、事実上これら種々の印刷・記録に対した
統合記録媒体の設計、製造は困難である。
写真記録、インパクトドット(ファブリック)記録に対
し、それぞれの表面形態(表面粗さ、平滑度)や表面電
気特性(表面比抵抗)、被覆層の液体吸収機構(吸油
性、吸水性)を考慮しなければならなく、現在それぞれ
の印刷・記録に対しそれぞれの印刷・記録シート(記録
媒体)があり、事実上これら種々の印刷・記録に対した
統合記録媒体の設計、製造は困難である。
【0004】前記種々の印刷・記録用シート(記録媒
体)としては、例えば支持体の少なくとも片面に、水溶
性のアクリル酸エステル共重合体を塗布した感熱転写記
録用シート(例えば特開平4−33894)などが知ら
れている。
体)としては、例えば支持体の少なくとも片面に、水溶
性のアクリル酸エステル共重合体を塗布した感熱転写記
録用シート(例えば特開平4−33894)などが知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な記録用シートは、艶消し性が乏しく表面がキラつくば
かりか、白色性、隠蔽性が低いため連票伝票として使用
する場合、下側の印刷・記録部分が透けて見えるという
欠点がある。
な記録用シートは、艶消し性が乏しく表面がキラつくば
かりか、白色性、隠蔽性が低いため連票伝票として使用
する場合、下側の印刷・記録部分が透けて見えるという
欠点がある。
【0006】またこのようなシートは感熱転写記録性は
良好であるが、表面形態、表面比抵抗、液体吸収機構が
原因で電子写真記録、インパクトドット(ファブリッ
ク)記録特性が不良であり一用途(感熱転写記録)に使
用が限定される記録用シートである。
良好であるが、表面形態、表面比抵抗、液体吸収機構が
原因で電子写真記録、インパクトドット(ファブリッ
ク)記録特性が不良であり一用途(感熱転写記録)に使
用が限定される記録用シートである。
【0007】従って本発明は、光沢度、白色性、光学濃
度(隠蔽性)を調整し表面のキラつき、透けを防止し、
被覆層の表面形態、表面比抵抗、液体吸収機構を調整
し、各種の印刷・記録例えば感熱転写記録、電子写真記
録、インパクトドット(ファブリック)記録やUVオフ
セット印刷などの印刷・記録特性の優れた印刷・記録シ
ートを提供することを目的とする。
度(隠蔽性)を調整し表面のキラつき、透けを防止し、
被覆層の表面形態、表面比抵抗、液体吸収機構を調整
し、各種の印刷・記録例えば感熱転写記録、電子写真記
録、インパクトドット(ファブリック)記録やUVオフ
セット印刷などの印刷・記録特性の優れた印刷・記録シ
ートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を達成するために、プラスチックフィルムの少なくと
も片面に、厚み0.5〜7.0μmの被覆層を設けてな
る印刷・記録用シートにおいて、色調Lab値がL=9
3.0〜98.0、a=0〜2.0、b=0〜2.0、
光沢度が10%未満、光学濃度が0.2〜0.8であ
り、該被覆層の中心線平均表面粗さ(Ra)が0.4〜
0.9μm、最大表面粗さ(Rt)が2.0〜7.0μ
mであり、表面比抵抗が1×107 〜1×1013Ω/□
であることを特徴とする印刷・記録用シートを要旨とす
るものである。
的を達成するために、プラスチックフィルムの少なくと
も片面に、厚み0.5〜7.0μmの被覆層を設けてな
る印刷・記録用シートにおいて、色調Lab値がL=9
3.0〜98.0、a=0〜2.0、b=0〜2.0、
光沢度が10%未満、光学濃度が0.2〜0.8であ
り、該被覆層の中心線平均表面粗さ(Ra)が0.4〜
0.9μm、最大表面粗さ(Rt)が2.0〜7.0μ
mであり、表面比抵抗が1×107 〜1×1013Ω/□
であることを特徴とする印刷・記録用シートを要旨とす
るものである。
【0009】本発明におけるプラスチックフイルムとし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテル、
ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリスチレン、ポリ−
P−フェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポ
リ(メタ)アクリル酸エステルなどが好ましい。さらに
これらの共重合体やブレンド物やさらに架橋したものを
用いることもできる。中でもポリエステル、好ましくは
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン2,6−ナ
フタレート、ポリエチレンα,β−ビス(2−クロルフ
ェノキシ)エタン4,4’−ジカルボキシレート、ポリ
ブチレンテレフタレートがこのましく、これらの中でも
機械的特性、作業性などの品質、経済性などを総合的に
勘案すると、ポリエチレンテレフタレートが好ましい
が、例えば印加エネルギーの増大により高品質画像を得
ようとする場合は耐熱性が要求される。このような場合
は、ポリエチレン2,6−ナフタレート単独、あるいは
ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面あるいは両
面にポリエチレン2,6−ナフタレートフィルムを積層
した構成のものが好ましい。
ては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
ィン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテル、
ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリスチレン、ポリ−
P−フェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポ
リ(メタ)アクリル酸エステルなどが好ましい。さらに
これらの共重合体やブレンド物やさらに架橋したものを
用いることもできる。中でもポリエステル、好ましくは
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン2,6−ナ
フタレート、ポリエチレンα,β−ビス(2−クロルフ
ェノキシ)エタン4,4’−ジカルボキシレート、ポリ
ブチレンテレフタレートがこのましく、これらの中でも
機械的特性、作業性などの品質、経済性などを総合的に
勘案すると、ポリエチレンテレフタレートが好ましい
が、例えば印加エネルギーの増大により高品質画像を得
ようとする場合は耐熱性が要求される。このような場合
は、ポリエチレン2,6−ナフタレート単独、あるいは
ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面あるいは両
面にポリエチレン2,6−ナフタレートフィルムを積層
した構成のものが好ましい。
【0010】本発明においていうポリエステルとは、周
知のもの、具体的には例えば、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビス−α,β(2−ク
ロルフェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボン酸、ア
ジピン酸、セバシン酸等の2官能カルボン酸の少なくと
も1種と、エチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、デカメチレングリコール等のグリコールの少なく
とも1種とを重縮合して得られるポリエステルを挙げる
ことができる。また、該ポリエステルには本発明の目的
を阻害しない範囲内で他種ポリマをブレンドしたり、共
重合してもよいし、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔
料、紫外線吸収剤などが含まれていてもよい。ポリエス
テルの固有粘度(25℃オルトクロルフェノール中で測
定)は0.4〜2.0であり、好ましくは0.5〜1.
0の範囲のものが通常用いられる。
知のもの、具体的には例えば、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビス−α,β(2−ク
ロルフェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボン酸、ア
ジピン酸、セバシン酸等の2官能カルボン酸の少なくと
も1種と、エチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、デカメチレングリコール等のグリコールの少なく
とも1種とを重縮合して得られるポリエステルを挙げる
ことができる。また、該ポリエステルには本発明の目的
を阻害しない範囲内で他種ポリマをブレンドしたり、共
重合してもよいし、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔
料、紫外線吸収剤などが含まれていてもよい。ポリエス
テルの固有粘度(25℃オルトクロルフェノール中で測
定)は0.4〜2.0であり、好ましくは0.5〜1.
0の範囲のものが通常用いられる。
【0011】本発明に用いるポリエステルフィルムに
は、ポリエステル中に白色無機粒子を含有させることに
より白色化させているものを用いることもできる。
は、ポリエステル中に白色無機粒子を含有させることに
より白色化させているものを用いることもできる。
【0012】白色無機粒子とは、公知の無着色に近い無
機粒子をいい、例えば炭酸カルシウム、非晶質ゼオライ
ト粒子、アナターゼ型の二酸化チタン、リン酸カルシウ
ム、シリカ、カオリン、タルク、クレーなどが挙げられ
る。又このような微粒子以外にもポリエステル重合反応
系で触媒残渣とリン化合物との反応により析出した微粒
子を用いることもできる。
機粒子をいい、例えば炭酸カルシウム、非晶質ゼオライ
ト粒子、アナターゼ型の二酸化チタン、リン酸カルシウ
ム、シリカ、カオリン、タルク、クレーなどが挙げられ
る。又このような微粒子以外にもポリエステル重合反応
系で触媒残渣とリン化合物との反応により析出した微粒
子を用いることもできる。
【0013】また本発明に用いるポリエステルフイルム
は、フイルム内部に微細な気泡を含有させ、該気泡で光
を散乱させることにより白色化させているものを用いる
こともできる。この微細な気泡の形成は、フイルム母
材、例えばポリエステル中に、非相溶ポリマ、例えばポ
リ−3−メチルブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン
−1、ポリプロピレン、ポリビニル−t−ブタン、1,
4−トランス−ポリ−2,3−ジメチルブタジエン、セ
ルローストリアセテート、セルローストリプロピオネー
ト、ポリクロロトリフルオロエチレン等を細かく分散さ
せる、あるいは上記白色化微粒子を添加して、それを一
軸または二軸に延伸することにより形成される。延伸に
際して、非相溶ポリマ粒子や白色微粒子の周りにボイド
(気泡)が形成され、これが光の散乱作用を発揮するた
め白色化される。また微細気泡を有するため比重が低く
なり、クッション性も有し、感熱記録ヘッド等との密着
性も良くなり鮮明な画像が得られる。
は、フイルム内部に微細な気泡を含有させ、該気泡で光
を散乱させることにより白色化させているものを用いる
こともできる。この微細な気泡の形成は、フイルム母
材、例えばポリエステル中に、非相溶ポリマ、例えばポ
リ−3−メチルブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン
−1、ポリプロピレン、ポリビニル−t−ブタン、1,
4−トランス−ポリ−2,3−ジメチルブタジエン、セ
ルローストリアセテート、セルローストリプロピオネー
ト、ポリクロロトリフルオロエチレン等を細かく分散さ
せる、あるいは上記白色化微粒子を添加して、それを一
軸または二軸に延伸することにより形成される。延伸に
際して、非相溶ポリマ粒子や白色微粒子の周りにボイド
(気泡)が形成され、これが光の散乱作用を発揮するた
め白色化される。また微細気泡を有するため比重が低く
なり、クッション性も有し、感熱記録ヘッド等との密着
性も良くなり鮮明な画像が得られる。
【0014】このような気泡含有ポリエステルフィルム
を用いる場合、該気泡含有ポリエステルフィルムの見掛
け比重は0.4以上1.3以下が好ましくは、さらに好
ましくは0.6以上1.2以下であるのが望ましい。見
掛け比重が上記範囲より低いと機械的性質や熱寸法安定
性が劣り好ましくない。
を用いる場合、該気泡含有ポリエステルフィルムの見掛
け比重は0.4以上1.3以下が好ましくは、さらに好
ましくは0.6以上1.2以下であるのが望ましい。見
掛け比重が上記範囲より低いと機械的性質や熱寸法安定
性が劣り好ましくない。
【0015】また、非相溶ポリマを均一に分散させ、か
つ微細気泡を十分に生成させるために低比重化剤を添加
することが好ましい。低比重化剤とは、前記非相溶ポリ
マとともに助剤として添加され、ポリエステルと非相溶
ポリマとの界面のボイドの生成を促し、比重を小さくす
る効果を持つ化合物のことであり、特定の化合物のみ、
その効果が認められる。例えば、ポリエステルに対して
は、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレング
リコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピ
レングリコールなどのポリアルキレングリコールおよび
その誘導体、エチレンオキサイド/プロピレンオキサイ
ド共重合体、さらにはドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、アルキルスルホネートナトリウム塩、グリセリ
ンモノステアレート、テトラブチルホスホニウムパラア
ミノベンゼンスルホネートで代表されるものである。本
発明の場合、特にポリエチレングリコールが好ましい。
つ微細気泡を十分に生成させるために低比重化剤を添加
することが好ましい。低比重化剤とは、前記非相溶ポリ
マとともに助剤として添加され、ポリエステルと非相溶
ポリマとの界面のボイドの生成を促し、比重を小さくす
る効果を持つ化合物のことであり、特定の化合物のみ、
その効果が認められる。例えば、ポリエステルに対して
は、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレング
リコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピ
レングリコールなどのポリアルキレングリコールおよび
その誘導体、エチレンオキサイド/プロピレンオキサイ
ド共重合体、さらにはドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、アルキルスルホネートナトリウム塩、グリセリ
ンモノステアレート、テトラブチルホスホニウムパラア
ミノベンゼンスルホネートで代表されるものである。本
発明の場合、特にポリエチレングリコールが好ましい。
【0016】前記低比重化剤の添加量としては0.1〜
5.0重量%であることが好ましい。低比重化剤の添加
量が0.1未満であると添加の効果が薄れ、5.0重量
%を超えるとフィルム母材の特性を損なうおそれがあ
る。
5.0重量%であることが好ましい。低比重化剤の添加
量が0.1未満であると添加の効果が薄れ、5.0重量
%を超えるとフィルム母材の特性を損なうおそれがあ
る。
【0017】次に、前記非相溶ポリマのポリエステルフ
ィルム中での形状は球形に近いことが好ましい。すなわ
ち、形状係数すなわち長径と短径の比が1〜4が好まし
く、さらに好ましくは1〜2である場合をいう。ポリエ
ステルフィルム中の非相溶ポリマの形状によって、得ら
れるフィルムの特性、特にフィルムの比重とクッション
率との相関性、熱寸法安定性、表面粗さ、白色性などに
大きな相違点が生じてくる。すなわち、非相溶ポリマの
形状が球形に近い場合、層状に分散している場合に比べ
て低比重化できるのみならず、白色度、クッション率が
高く熱寸法性のよいフィルムが得ることができる。
ィルム中での形状は球形に近いことが好ましい。すなわ
ち、形状係数すなわち長径と短径の比が1〜4が好まし
く、さらに好ましくは1〜2である場合をいう。ポリエ
ステルフィルム中の非相溶ポリマの形状によって、得ら
れるフィルムの特性、特にフィルムの比重とクッション
率との相関性、熱寸法安定性、表面粗さ、白色性などに
大きな相違点が生じてくる。すなわち、非相溶ポリマの
形状が球形に近い場合、層状に分散している場合に比べ
て低比重化できるのみならず、白色度、クッション率が
高く熱寸法性のよいフィルムが得ることができる。
【0018】また、本発明で使用される白色フィルム
は、微細気泡を含有する白色フィルムと無機粒子を含有
する白色フィルムの多層構成のものを使用してもよい。
は、微細気泡を含有する白色フィルムと無機粒子を含有
する白色フィルムの多層構成のものを使用してもよい。
【0019】これら白色フィルムの色調Lab値はL=
85.0〜95.0、a=0〜2.0、b=0〜2.0
であることが、印刷・記録用シートの白色性、隠蔽性を
調整する点から好ましい。ここでいうL値とは、明度を
表す指数であり、L値が85.0未満では白色性が劣る
ため好ましくない。またa値、b値はそれぞれ赤味、黄
色味を表す指数である。a値が0未満では全体に緑がか
ったものになり、2を超えると反対に赤味が強いものに
なるため好ましくない。またb値に関しても0未満では
青味が強くなり、また2を超えると反対に黄色味が強く
なるため好ましくない。
85.0〜95.0、a=0〜2.0、b=0〜2.0
であることが、印刷・記録用シートの白色性、隠蔽性を
調整する点から好ましい。ここでいうL値とは、明度を
表す指数であり、L値が85.0未満では白色性が劣る
ため好ましくない。またa値、b値はそれぞれ赤味、黄
色味を表す指数である。a値が0未満では全体に緑がか
ったものになり、2を超えると反対に赤味が強いものに
なるため好ましくない。またb値に関しても0未満では
青味が強くなり、また2を超えると反対に黄色味が強く
なるため好ましくない。
【0020】また、本発明で使用されるポリエステルフ
ィルムは必要に応じて、接着性を向上させるために、公
知の表面処理、例えばコロナ放電処理、プラズマ放電処
理、アンカーコートなどを行ってもよい。
ィルムは必要に応じて、接着性を向上させるために、公
知の表面処理、例えばコロナ放電処理、プラズマ放電処
理、アンカーコートなどを行ってもよい。
【0021】本発明で使用されるプラスチックフィルム
の厚みは、10〜300μmであることが好ましい。さ
らに好ましくは15〜200μmであることが基材ベー
スとして実用面での取り扱い性に優れている。
の厚みは、10〜300μmであることが好ましい。さ
らに好ましくは15〜200μmであることが基材ベー
スとして実用面での取り扱い性に優れている。
【0022】本発明の印刷・記録用シートを構成する被
覆層の基本組成としては、バインダ樹脂/帯電防止剤/
無機粒子であることが塗工性、塗膜安定性、表面比抵
抗、表面形態を調整する意味から好ましい。
覆層の基本組成としては、バインダ樹脂/帯電防止剤/
無機粒子であることが塗工性、塗膜安定性、表面比抵
抗、表面形態を調整する意味から好ましい。
【0023】ここでいうバインダ樹脂とは公知のものか
ら選んで使用でき、たとえばアクリル樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂な
どが挙げられ、これら樹脂を単独、または2種以上併用
して用いる。
ら選んで使用でき、たとえばアクリル樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂な
どが挙げられ、これら樹脂を単独、または2種以上併用
して用いる。
【0024】これらバインダ樹脂の被覆層内での含有量
は固形分重量比で20〜95%が好ましく、さらに好ま
しくは30〜80%である。バインダ樹脂が20%未満
では、基材であるフィルムとの密着性が低下し、また9
5%を超えると以下に述べる表面形態などの調整が困難
になるため好ましくない。
は固形分重量比で20〜95%が好ましく、さらに好ま
しくは30〜80%である。バインダ樹脂が20%未満
では、基材であるフィルムとの密着性が低下し、また9
5%を超えると以下に述べる表面形態などの調整が困難
になるため好ましくない。
【0025】また本発明で使用される帯電防止剤とは、
被覆層の表面比抵抗を調整する目的で添加され、これも
公知のものから選んで使用できるが、経時安定性、ブリ
ードアウトしないという理由や、他成分(バインダ樹
脂、溶剤)との相溶性などの点から、第4級アンモニウ
ム塩含有カチオン系アクリルポリマが好ましい。
被覆層の表面比抵抗を調整する目的で添加され、これも
公知のものから選んで使用できるが、経時安定性、ブリ
ードアウトしないという理由や、他成分(バインダ樹
脂、溶剤)との相溶性などの点から、第4級アンモニウ
ム塩含有カチオン系アクリルポリマが好ましい。
【0026】これら第4級アンモニウム塩含有カチオン
系アクリル樹脂の被覆層内での含有量は、固形分重量比
で20〜80%が好ましく、さらに好ましくは25〜6
0%であることが、塗膜安定性、表面比抵抗安定性など
の点から望ましい。
系アクリル樹脂の被覆層内での含有量は、固形分重量比
で20〜80%が好ましく、さらに好ましくは25〜6
0%であることが、塗膜安定性、表面比抵抗安定性など
の点から望ましい。
【0027】また本発明における無機粒子としては、公
知のものから選んで使用できるが、中でも吸油性多孔質
粒子が好ましい。ここでいう吸油性多孔質粒子とは、粒
子表面に細孔を有する多孔質状のもので、中空多孔質あ
るいは非中空多孔質形態として内部に液体、固体や気体
を自由に封入、放出できるものである。
知のものから選んで使用できるが、中でも吸油性多孔質
粒子が好ましい。ここでいう吸油性多孔質粒子とは、粒
子表面に細孔を有する多孔質状のもので、中空多孔質あ
るいは非中空多孔質形態として内部に液体、固体や気体
を自由に封入、放出できるものである。
【0028】吸油性多孔質粒子を構成するものとして
は、非晶質シリカ、無水シリカ、ケイ酸アルミニウム、
ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛、ケイ酸カルシウム、
ハイドロタルサイト、ゼオライト、サチンホワイト、酸
化チタン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸
カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ藻
土、カオリン、タルク、酸性白土、活性白土、ベントナ
イトなどが挙げられる。
は、非晶質シリカ、無水シリカ、ケイ酸アルミニウム、
ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛、ケイ酸カルシウム、
ハイドロタルサイト、ゼオライト、サチンホワイト、酸
化チタン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭酸
カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ藻
土、カオリン、タルク、酸性白土、活性白土、ベントナ
イトなどが挙げられる。
【0029】また、前記吸油性無機粒子以外にも被覆層
の白色度、光沢度、隠蔽性(光学濃度)、Lab値を調
整する目的で、隠蔽性白色顔料を併用してもよい。ここ
でいう隠ぺい性白色顔料は公知のものから選んで使用で
きるが、中でも酸化チタン、炭酸カルシウムが好まし
い。
の白色度、光沢度、隠蔽性(光学濃度)、Lab値を調
整する目的で、隠蔽性白色顔料を併用してもよい。ここ
でいう隠ぺい性白色顔料は公知のものから選んで使用で
きるが、中でも酸化チタン、炭酸カルシウムが好まし
い。
【0030】これら無機粒子の被覆層内での含有量は5
〜70重量%が好ましく、20〜60重量%であること
がさらに好ましい。無機粒子の含有量が5重量%未満で
は、表面形態の調整が困難になり、また70重量%を超
えると基材であるフィルムとの密着性が低下するため好
ましくない。
〜70重量%が好ましく、20〜60重量%であること
がさらに好ましい。無機粒子の含有量が5重量%未満で
は、表面形態の調整が困難になり、また70重量%を超
えると基材であるフィルムとの密着性が低下するため好
ましくない。
【0031】本発明の印刷記録シートを構成する被覆層
の厚みは0.5〜7.0μmである必要がある。被覆層
の厚みが0.5μm未満では印刷・記録特性が達成され
ず、また7.0μmを超えると均一塗工性、塗膜外観、
基材との密着性が低下するため好ましくない。
の厚みは0.5〜7.0μmである必要がある。被覆層
の厚みが0.5μm未満では印刷・記録特性が達成され
ず、また7.0μmを超えると均一塗工性、塗膜外観、
基材との密着性が低下するため好ましくない。
【0032】また、本発明の印刷・記録用シートを構成
する被覆層の表面形態については、中心線平均表面粗さ
(Ra)が0.40〜0.90μm、最大表面粗さ(R
t)が2.0〜7.0μmであることが必要である。理
由はRa、Rtがそれぞれ前記範囲未満では、電子写真
記録特性、インパクトドット記録(ファブリック)記録
特性が劣り、また前記範囲を超えると、感熱転写記録特
性やUVオフセットインク転写性が劣るため好ましくな
い。本発明者らは表面粗さ形態が前記範囲内に調整する
ことにより各種印刷・記録特性を満足することを見いだ
した。
する被覆層の表面形態については、中心線平均表面粗さ
(Ra)が0.40〜0.90μm、最大表面粗さ(R
t)が2.0〜7.0μmであることが必要である。理
由はRa、Rtがそれぞれ前記範囲未満では、電子写真
記録特性、インパクトドット記録(ファブリック)記録
特性が劣り、また前記範囲を超えると、感熱転写記録特
性やUVオフセットインク転写性が劣るため好ましくな
い。本発明者らは表面粗さ形態が前記範囲内に調整する
ことにより各種印刷・記録特性を満足することを見いだ
した。
【0033】また、被覆層の平滑度は50〜1000秒
であることが好ましく、望ましくは100〜500秒で
あることが、表面形態調整の点から好ましい。
であることが好ましく、望ましくは100〜500秒で
あることが、表面形態調整の点から好ましい。
【0034】本発明の印刷・記録用シートのLab値
は、L=93.0〜98.0、a=0〜2.0、b=0
〜2.0であることが必要である。ここでいうLab値
とは、前記白色フィルムの色調を表した指数と同様であ
り、L値が前記範囲未満では、十分な白色性が得られな
い。また赤味−緑味、黄色味−青味を制御するためa
値、b値は前記範囲内であることが必要である。
は、L=93.0〜98.0、a=0〜2.0、b=0
〜2.0であることが必要である。ここでいうLab値
とは、前記白色フィルムの色調を表した指数と同様であ
り、L値が前記範囲未満では、十分な白色性が得られな
い。また赤味−緑味、黄色味−青味を制御するためa
値、b値は前記範囲内であることが必要である。
【0035】また、本発明の印刷・記録シートの隠蔽性
を表す光学濃度は0.2〜0.8であることが必要であ
る。光学濃度が0.2未満ではシート全体の外観上の
「さえ」が低下し、また0.8を越えると連票伝票とし
て使用した場合下側の印刷・記録部分が透けて見えるた
めである。
を表す光学濃度は0.2〜0.8であることが必要であ
る。光学濃度が0.2未満ではシート全体の外観上の
「さえ」が低下し、また0.8を越えると連票伝票とし
て使用した場合下側の印刷・記録部分が透けて見えるた
めである。
【0036】また、本発明の印刷・記録用シートの光沢
度は10%未満であることが必要である。光沢度が10
%を越えるとシート表面がキラつくためである。
度は10%未満であることが必要である。光沢度が10
%を越えるとシート表面がキラつくためである。
【0037】また、本発明の印刷・記録用シートの表面
比抵抗は1×107 〜1×1013Ω/□であることが必
要である。表面比抵抗が前記範囲外では電子写真記録特
性が劣り、トナーの飛び散りや、転写不良などが発生す
るためである。
比抵抗は1×107 〜1×1013Ω/□であることが必
要である。表面比抵抗が前記範囲外では電子写真記録特
性が劣り、トナーの飛び散りや、転写不良などが発生す
るためである。
【0038】また、本発明の印刷・記録シートを構成す
る被覆層には必要に応じて本発明の特性を損なわない範
囲で、公知の添加剤、例えば塗布性改良剤、増粘剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、染料を含有せしめてもよい。
る被覆層には必要に応じて本発明の特性を損なわない範
囲で、公知の添加剤、例えば塗布性改良剤、増粘剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、染料を含有せしめてもよい。
【0039】また、本発明の印刷・記録シートの裏面に
は、シートの取扱い性、印刷・記録時の搬送性を考慮
し、帯電防止層を設けてもよい。ここでいう帯電防止層
とは、公知の帯電防止剤、導電性ポリマを塗布した層が
一般的に適用されるが、もちろん用途に応じ前記被覆層
と同一の被覆層を裏面に設けてもよい。
は、シートの取扱い性、印刷・記録時の搬送性を考慮
し、帯電防止層を設けてもよい。ここでいう帯電防止層
とは、公知の帯電防止剤、導電性ポリマを塗布した層が
一般的に適用されるが、もちろん用途に応じ前記被覆層
と同一の被覆層を裏面に設けてもよい。
【0040】本発明において被覆層を設ける方法として
は、製膜工程内で基材となるフィルム支持体をあらか
じめ延伸しておき、次いで所定量に調整した液体を塗布
し、しかる後乾燥する方法、基材フィルム単膜として
巻き取った後、塗布−乾燥の工程を設ける方法などが好
ましく適用される。
は、製膜工程内で基材となるフィルム支持体をあらか
じめ延伸しておき、次いで所定量に調整した液体を塗布
し、しかる後乾燥する方法、基材フィルム単膜として
巻き取った後、塗布−乾燥の工程を設ける方法などが好
ましく適用される。
【0041】塗布方法は特に限定されないが、高速で薄
膜コートすることが可能であるという理由からグラビア
コート法、リバースコート法、リバースグラビアコート
法、キッスコート法、ダイコート法、メタリングバーコ
ート法など公知の方法を適用できる。
膜コートすることが可能であるという理由からグラビア
コート法、リバースコート法、リバースグラビアコート
法、キッスコート法、ダイコート法、メタリングバーコ
ート法など公知の方法を適用できる。
【0042】
【特性の評価法】まず、本発明における各種特性の評価
方法について説明する。
方法について説明する。
【0043】(1)被覆層厚み マイクロメーターあるいはダイヤルゲージなどで測定し
求めた。
求めた。
【0044】(2)被覆層の密着性 被覆層/支持体の密着性は、被覆層上にクロスカット
(100ケ/cm2 )をいれ、該クロスカット面に対し
45゜に“セロテープ”:CT−24(ニチバン(株)
製)を貼り、ハンドローラーを用いて約5kgの荷重で
10回往復して圧着させ、“セロテープ”を180゜方
向に強制剥離し、被覆層の剥離度合を観察し評価した。
判定基準は ◎:非常に良好(剥離なし) ○:良好(剥離面積5%未満) △:やや劣る(剥離面積5%以上10%未満) ×:劣る(剥離面積10%以上)
(100ケ/cm2 )をいれ、該クロスカット面に対し
45゜に“セロテープ”:CT−24(ニチバン(株)
製)を貼り、ハンドローラーを用いて約5kgの荷重で
10回往復して圧着させ、“セロテープ”を180゜方
向に強制剥離し、被覆層の剥離度合を観察し評価した。
判定基準は ◎:非常に良好(剥離なし) ○:良好(剥離面積5%未満) △:やや劣る(剥離面積5%以上10%未満) ×:劣る(剥離面積10%以上)
【0045】(3)色調Lab値 スガ試験機(株)製SMカラーコンピューター(型式S
M−6)を用い、C光2゜視野における反射光に対する
色調Lab値を測定した。
M−6)を用い、C光2゜視野における反射光に対する
色調Lab値を測定した。
【0046】(4)光沢度 JIS−K5400−1979に準じて、60度鏡面光
沢度を測定した。
沢度を測定した。
【0047】(5)光学濃度 マクベス濃度計TR−927(マクベス社製)を用い、
光学濃度(透過)を測定した。
光学濃度(透過)を測定した。
【0048】(6)表面粗さ JIS−B0601−1967に準じて測定し、カット
オフ0.25mm、測定長4.0mmで中心線平均表面
粗さRa(μm)と最大表面粗さRt(μm)を求め
た。
オフ0.25mm、測定長4.0mmで中心線平均表面
粗さRa(μm)と最大表面粗さRt(μm)を求め
た。
【0049】(7)表面比抵抗 ADVANTEST製デジタル超高抵抗、微小電流計
(型式R8340)で表面比抵抗を測定した。
(型式R8340)で表面比抵抗を測定した。
【0050】(8)平滑度 旭精工(株)製王研式平滑度試験機(型式KB−15)
で測定した。n=5の平均で示した。
で測定した。n=5の平均で示した。
【0051】(9)比重 四塩化炭素−n−ヘプタン系の密度勾配管によって、2
5℃で測定した値を用いた。
5℃で測定した値を用いた。
【0052】(10)感熱転写記録性 オートニクス製熱転写プリンター(型式BC−8 MK
II)に、感熱転写リボンB110C(リコー(株)製)
をセットしパターン記録を行い、感熱転写リボンの転写
度合いを目視により観察し、下記判定基準により判定し
た。
II)に、感熱転写リボンB110C(リコー(株)製)
をセットしパターン記録を行い、感熱転写リボンの転写
度合いを目視により観察し、下記判定基準により判定し
た。
【0053】 ○:転写性良好 △:転写性やや劣る ×:転写性劣る
【0054】(11)電子写真記録性 A4版の評価用サンプルに富士ゼロックス(株)製“F
UJI ZEROX”5027を用いパターン記録を行
い、トナーの転写度合いを下記判定基準により判定し
た。
UJI ZEROX”5027を用いパターン記録を行
い、トナーの転写度合いを下記判定基準により判定し
た。
【0055】 ○:転写性良好 △:転写性やや劣る ×:転写性劣る
【0056】(12)インパクトドット(ファブリッ
ク)記録性 日本電気(株)日本語シリアルプリンター(PC−PR
201V)に専用ファブリックリボンカートリッジ(E
F−1266B)をセットし、パターン記録を行った。
次いで記録部分を指で軽くこすり記録部分のよごれ度合
い(擦過性)を下記判定基準により判定した。
ク)記録性 日本電気(株)日本語シリアルプリンター(PC−PR
201V)に専用ファブリックリボンカートリッジ(E
F−1266B)をセットし、パターン記録を行った。
次いで記録部分を指で軽くこすり記録部分のよごれ度合
い(擦過性)を下記判定基準により判定した。
【0057】 ○:よごれなし(擦過性良好) △:若干よごれあり(擦過性やや劣る) ×:よごれる(擦過性劣る)
【0058】(13)UVオフセットインク密着性 印刷適性試験機RI−2型((株)明製作所製)に、専
用ゴムロールをセットし、これにUV硬化型オフセット
インク:フラッシュドライO墨(東洋インキ(株)製)
を0.4cc盛り付け、ベタ塗り印刷を行った。
用ゴムロールをセットし、これにUV硬化型オフセット
インク:フラッシュドライO墨(東洋インキ(株)製)
を0.4cc盛り付け、ベタ塗り印刷を行った。
【0059】次いで、印刷面に高圧水銀灯(80W/c
m 距離12cm 1灯)によりライン速度5m/分
2passで紫外線(UV)を照射し、UVインクを硬
化させた。
m 距離12cm 1灯)によりライン速度5m/分
2passで紫外線(UV)を照射し、UVインクを硬
化させた。
【0060】次いで、印刷面上にクロスカット(100
ケ/cm2 )をいれ、該クロスカット面に対し45゜に
“セロテープ”:CT−24(ニチバン(株)製)を貼
り、ハンドローラーを用いて約5kgの荷重で10回往
復して圧着させ、“セロテープ”を180゜方向に強制
剥離し、印刷層の剥離度合を観察し評価した。下記判定
基準により判定した。
ケ/cm2 )をいれ、該クロスカット面に対し45゜に
“セロテープ”:CT−24(ニチバン(株)製)を貼
り、ハンドローラーを用いて約5kgの荷重で10回往
復して圧着させ、“セロテープ”を180゜方向に強制
剥離し、印刷層の剥離度合を観察し評価した。下記判定
基準により判定した。
【0061】 ◎:非常に良好(剥離なし) ○:良好(剥離面積5%未満) △:やや劣る(剥離面積5%以上10%未満) ×:劣る(剥離面積10%以上)
【0062】
実施例1 ポリエチレンテレフタレートのチップ、および分子量4
000のポリエチレングリコールを、180℃で真空乾
燥したのちに、ポリエチレンテレフタレート89重量
部、ポリエチレングリコール1重量部、ポリメチルペン
テン10重量部となるように混合し、270〜300℃
に加熱された押出機Bに供給する。
000のポリエチレングリコールを、180℃で真空乾
燥したのちに、ポリエチレンテレフタレート89重量
部、ポリエチレングリコール1重量部、ポリメチルペン
テン10重量部となるように混合し、270〜300℃
に加熱された押出機Bに供給する。
【0063】また、平均粒子径1.0μmの炭酸カルシ
ウムを10重量部含有したポリエチレンテレフタレート
を前記のように乾燥した後に、押出機Aに供給する。押
出機A、Bより押出されたポリマをA/B/Aの3層構
成となるように積層し、Tダイよりシート状に成形し
た。さらにこのフィルムを表面温度25℃の冷却ドラム
で冷却固化した未延伸フィルムを85〜95℃に加熱し
たロール群に導き、長手方向に3.4倍延伸し、25℃
のロール群で冷却した。次いで、縦延伸したフィルムの
両端をクリップで把持しながらテンターに導き130℃
に加熱された雰囲気中で長手に垂直な方向に3.6倍横
延伸した。その後テンター内で230℃の熱固化を行
い、均一除冷後、室温まで冷やして巻き取り、厚み10
0μm、色調L=93.0、a=0、b=0、比重0.
9の白色フィルムを得た。
ウムを10重量部含有したポリエチレンテレフタレート
を前記のように乾燥した後に、押出機Aに供給する。押
出機A、Bより押出されたポリマをA/B/Aの3層構
成となるように積層し、Tダイよりシート状に成形し
た。さらにこのフィルムを表面温度25℃の冷却ドラム
で冷却固化した未延伸フィルムを85〜95℃に加熱し
たロール群に導き、長手方向に3.4倍延伸し、25℃
のロール群で冷却した。次いで、縦延伸したフィルムの
両端をクリップで把持しながらテンターに導き130℃
に加熱された雰囲気中で長手に垂直な方向に3.6倍横
延伸した。その後テンター内で230℃の熱固化を行
い、均一除冷後、室温まで冷やして巻き取り、厚み10
0μm、色調L=93.0、a=0、b=0、比重0.
9の白色フィルムを得た。
【0064】[塗材組成]アクリルポリオール樹脂“コ
ータックス”LH−613(東レ(株)製)52重量
部、カチオン系アクリル樹脂“エレコンド”PQ−50
B(綜研化学(株)製)40重量部、ウレタン樹脂“ニ
ッポラン”N−3113(日本ポリウレタン(株)製)
8重量部と、多孔質シリカ“ファインシール”K−41
(徳山曹達(株)製、平均粒子径1.5μm)40重量
部、酸化チタンCR−50B(石原産業(株)製)20
重量部よりなる塗材を、トルエン/メチルエチルケトン
混合溶剤(1/1)で25%に希釈した塗材を得た。
ータックス”LH−613(東レ(株)製)52重量
部、カチオン系アクリル樹脂“エレコンド”PQ−50
B(綜研化学(株)製)40重量部、ウレタン樹脂“ニ
ッポラン”N−3113(日本ポリウレタン(株)製)
8重量部と、多孔質シリカ“ファインシール”K−41
(徳山曹達(株)製、平均粒子径1.5μm)40重量
部、酸化チタンCR−50B(石原産業(株)製)20
重量部よりなる塗材を、トルエン/メチルエチルケトン
混合溶剤(1/1)で25%に希釈した塗材を得た。
【0065】かくして得られた塗材を、前記ポリエステ
ルフィルムの表面にコロナ放電処理を行った上にグラビ
アコータで塗工し、印刷記録用シートを得た。
ルフィルムの表面にコロナ放電処理を行った上にグラビ
アコータで塗工し、印刷記録用シートを得た。
【0066】かくして得られた印刷・記録用シートは表
1、表2に示す通り、所定の被覆層厚み、色調Lab
値、光沢度、光学濃度、表面粗さ、表面比抵抗を有する
ものであり、感熱転写記録性、電子写真記録性、インパ
クトドット(ファブリック)記録性、UVオフセット印
刷適性の優れたものであった。
1、表2に示す通り、所定の被覆層厚み、色調Lab
値、光沢度、光学濃度、表面粗さ、表面比抵抗を有する
ものであり、感熱転写記録性、電子写真記録性、インパ
クトドット(ファブリック)記録性、UVオフセット印
刷適性の優れたものであった。
【0067】比較例1 実施例1と同様のポリエステルフィルム上に、カチオン
系アクリル樹脂“サフトマー”2500(三菱油化
(株)製)をバーコーターにより塗工し、印刷・記録用
シートを得た。
系アクリル樹脂“サフトマー”2500(三菱油化
(株)製)をバーコーターにより塗工し、印刷・記録用
シートを得た。
【0068】かくして得られた印刷・記録用シートは表
1、表2に示す通り所定の表面比抵抗を有し、感熱転写
記録性、UVオフセット印刷適性は良好であるが、表面
形態が所定外であるため、インパクトドット(ファブリ
ック)記録性が劣るものであった。
1、表2に示す通り所定の表面比抵抗を有し、感熱転写
記録性、UVオフセット印刷適性は良好であるが、表面
形態が所定外であるため、インパクトドット(ファブリ
ック)記録性が劣るものであった。
【0069】実施例2 実施例1と同一のポリエステルフィルム上に、アクリル
樹脂“オレスター”Q187(三井東圧(株)製)60
重量部、カチオン系アクリル樹脂“サフトマー”ST−
2100(三菱油化(株)製)40重量部)、多孔質シ
リカ“ファインシール”K−41(徳山曹達(株)製、
平均粒子径1.5μm)40重量部、酸化チタンCR−
50(石原産業(株)製)20重量部よりなる塗材を、
トルエン/メチルエチルケトン混合溶剤(1/1)で2
5%に希釈しグラブアコーターで塗工し、印刷記録用シ
ートを得た。
樹脂“オレスター”Q187(三井東圧(株)製)60
重量部、カチオン系アクリル樹脂“サフトマー”ST−
2100(三菱油化(株)製)40重量部)、多孔質シ
リカ“ファインシール”K−41(徳山曹達(株)製、
平均粒子径1.5μm)40重量部、酸化チタンCR−
50(石原産業(株)製)20重量部よりなる塗材を、
トルエン/メチルエチルケトン混合溶剤(1/1)で2
5%に希釈しグラブアコーターで塗工し、印刷記録用シ
ートを得た。
【0070】かくして得られた印刷・記録用シートは表
1、表2に示す通り、所定の被覆層厚み、色調Lab
値、光沢度、光学濃度、表面粗さ、表面比抵抗を有する
ものであり、感熱転写記録性、電子写真記録性、インパ
クトドット(ファブリック)記録性、UVオフセット印
刷適性の優れたものであった。
1、表2に示す通り、所定の被覆層厚み、色調Lab
値、光沢度、光学濃度、表面粗さ、表面比抵抗を有する
ものであり、感熱転写記録性、電子写真記録性、インパ
クトドット(ファブリック)記録性、UVオフセット印
刷適性の優れたものであった。
【0071】実施例3 ポリエチレン2、6−ナフタレート(極限粘度[η]=
0.7)を94重量%、ポリ−4−メチルペンテン−1
(三井石油化学(株)TPX−D820)5重量%、分
子量4000のポリエチレングリコール1重量%の割合
で予めペレタイズした原料を押出機Aに供給し、常法に
より295℃で溶融してTダイ3層口金の中央部に導入
した。
0.7)を94重量%、ポリ−4−メチルペンテン−1
(三井石油化学(株)TPX−D820)5重量%、分
子量4000のポリエチレングリコール1重量%の割合
で予めペレタイズした原料を押出機Aに供給し、常法に
より295℃で溶融してTダイ3層口金の中央部に導入
した。
【0072】一方、上記ポリエチレン2、6−ナフタレ
ート86重量%に炭酸カルシウム(平均粒径0.8μ
m)を14重量%添加した原料を押出機Bに供給し、常
法により295℃で溶融しTダイ3層口金の両表層にラ
ミネートして、該溶融体シートを表面温度25℃に保た
れた冷却ドラム上に静電荷法で密着冷却固化させた。続
いて該キャストシートを常法に従い長手方向に120℃
に加熱されたロール群を用いて3.5倍に延伸し、25
℃に冷却した。さらに、該延伸フィルムをテンターに導
き125℃に加熱された雰囲気中で幅方向に3.2倍延
伸し、225℃で熱固定を行ない、厚さ100μm、比
重1.0の二軸延伸フィルムを得た。各フィルム層の厚
みは表層6μmずつ、中央層88μmの構成であった。
ート86重量%に炭酸カルシウム(平均粒径0.8μ
m)を14重量%添加した原料を押出機Bに供給し、常
法により295℃で溶融しTダイ3層口金の両表層にラ
ミネートして、該溶融体シートを表面温度25℃に保た
れた冷却ドラム上に静電荷法で密着冷却固化させた。続
いて該キャストシートを常法に従い長手方向に120℃
に加熱されたロール群を用いて3.5倍に延伸し、25
℃に冷却した。さらに、該延伸フィルムをテンターに導
き125℃に加熱された雰囲気中で幅方向に3.2倍延
伸し、225℃で熱固定を行ない、厚さ100μm、比
重1.0の二軸延伸フィルムを得た。各フィルム層の厚
みは表層6μmずつ、中央層88μmの構成であった。
【0073】こうして得たフィルム表面上に実施例1と
同様にして印刷・記録シートを得た。
同様にして印刷・記録シートを得た。
【0074】かくして得られた印刷・記録用シートは表
1、表2に示す通り、所定の被覆層厚み、色調Lab
値、光沢度、光学濃度、表面粗さ、表面比抵抗を有する
ものであり、感熱転写記録性、電子写真記録性、インパ
クトドット(ファブリック)記録性、UVオフセット印
刷適性の優れたものであった。
1、表2に示す通り、所定の被覆層厚み、色調Lab
値、光沢度、光学濃度、表面粗さ、表面比抵抗を有する
ものであり、感熱転写記録性、電子写真記録性、インパ
クトドット(ファブリック)記録性、UVオフセット印
刷適性の優れたものであった。
【0075】比較例2 実施例1の塗材において、多孔質シリカを“ニップシー
ル”E−150K(平均粒子系4.5μm)に変更した
他は、同一手法により印刷・記録用シートを得た。
ル”E−150K(平均粒子系4.5μm)に変更した
他は、同一手法により印刷・記録用シートを得た。
【0076】かくして得られた印刷・記録用シートは表
1、表2に示す通り表面粗さが規定外であるため、感熱
転写記録特性が劣るものであった。
1、表2に示す通り表面粗さが規定外であるため、感熱
転写記録特性が劣るものであった。
【0077】比較例3 実施例1と同一のポリエステルフィルム上に、アクリル
ポリオール樹脂“コータックス”LH−613をグラビ
アコーターにより塗工し印刷・記録用シートを得た。
ポリオール樹脂“コータックス”LH−613をグラビ
アコーターにより塗工し印刷・記録用シートを得た。
【0078】かくして得られた印刷・記録用シートは、
表1、表2に示す通り表面比抵抗が規定外であり、電子
写真記録特性が劣るものであり、さらに表面形態が所定
外であるため、インパクトドット(ファブリック)記録
性が劣るものであった。
表1、表2に示す通り表面比抵抗が規定外であり、電子
写真記録特性が劣るものであり、さらに表面形態が所定
外であるため、インパクトドット(ファブリック)記録
性が劣るものであった。
【0079】
【表1】
【表2】
【0080】
【発明の効果】本発明の印刷・記録用シートは、白色
性、艶消し性、隠蔽性が優れ、かつ適度な表面形態(平
滑度、粗さ)、表面比抵抗を有しているため、各種印刷
・記録用シートとして使用できるという特徴を持つ。
性、艶消し性、隠蔽性が優れ、かつ適度な表面形態(平
滑度、粗さ)、表面比抵抗を有しているため、各種印刷
・記録用シートとして使用できるという特徴を持つ。
【0081】以上のようにして得られた印刷・記録用シ
ートは、感熱転写記録、電子写真記録、インパクトドッ
ト(ファブリック)記録、UVオフセット印刷用シート
として好ましく使用でき、特に連票伝票、単票伝票(例
えば宅配伝票など)ラベル、棚札、カード、ステッカ
ー、シール、タグなどの用途に好ましく使用できる。
ートは、感熱転写記録、電子写真記録、インパクトドッ
ト(ファブリック)記録、UVオフセット印刷用シート
として好ましく使用でき、特に連票伝票、単票伝票(例
えば宅配伝票など)ラベル、棚札、カード、ステッカ
ー、シール、タグなどの用途に好ましく使用できる。
Claims (7)
- 【請求項1】 プラスチックフィルムの少なくとも片面
に、厚み0.5〜7.0μmの被覆層を設けてなる印刷
・記録用シートにおいて、色調Lab値がL=93.0
〜98.0、a=0〜2.0、b=0〜2.0、光沢度
が10.0%未満、光学濃度が0.2〜0.8であり、
該被覆層の中心線平均表面粗さ(Ra)が0.4〜0.
9μm、最大表面粗さ(Rt)が2.0〜7.0μmで
あり、表面比抵抗が1×107 〜1×1013Ω/□であ
ることを特徴とする印刷・記録用シート。 - 【請求項2】 被覆層の平滑度が50〜1000秒であ
ることを特徴とする請求項1に記載の印刷・記録用シー
ト。 - 【請求項3】 プラスチックフィルムがポリエステルフ
ィルムであることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の印刷・記録用シート。 - 【請求項4】 プラスチックフィルムの色調Lab値が
L=85.0〜95.0、a=0〜2.0、b=0〜
2.0である白色フィルムであることを特徴とする請求
項1〜請求項3のいずれかに記載の印刷・記録用シー
ト。 - 【請求項5】 白色フィルムの見かけ比重が0.4〜
1.3以下であることを特徴とする請求項4に記載の印
刷・記録用シート。 - 【請求項6】 被覆層の反対面が帯電防止層であること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の印
刷・記録用シート。 - 【請求項7】 プラスチックフィルムがポリエチレン
2,6−ナフタレートであることを特徴とする請求項1
〜請求項6のいずれかに記載の印刷・記録用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6236926A JPH0899459A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 印刷・記録用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6236926A JPH0899459A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 印刷・記録用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0899459A true JPH0899459A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17007806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6236926A Pending JPH0899459A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 印刷・記録用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0899459A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0866376A1 (en) * | 1997-03-21 | 1998-09-23 | Agfa-Gevaert N.V. | Image receiving layer for use in non-impact printing |
EP0880079A1 (en) * | 1997-05-22 | 1998-11-25 | Arkwright Inc. | Color electrophotographic media |
JPH11160905A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-18 | Oji Paper Co Ltd | 電子写真用転写シート |
WO1999054145A1 (fr) * | 1998-04-21 | 1999-10-28 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Papier registre pour jet d'encre |
US6378983B1 (en) | 1999-08-25 | 2002-04-30 | Mitsubishi Paper Mills, Limited | Digital prepress system |
WO2007040134A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | エンボス加工装置及び印画物 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6236926A patent/JPH0899459A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1999054145A1 (fr) * | 1998-04-21 | 1999-10-28 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Papier registre pour jet d'encre |
US6969445B1 (en) | 1998-04-21 | 2005-11-29 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Ink jet recording paper |
US6378983B1 (en) | 1999-08-25 | 2002-04-30 | Mitsubishi Paper Mills, Limited | Digital prepress system |
WO2007040134A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | エンボス加工装置及び印画物 |
JP2007098586A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dainippon Printing Co Ltd | エンボス加工装置及び印画物 |
JP4641918B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-03-02 | 大日本印刷株式会社 | エンボス加工装置 |
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