JPH0899425A - サーマルヘッドの駆動装置 - Google Patents

サーマルヘッドの駆動装置

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Publication number
JPH0899425A
JPH0899425A JP23718394A JP23718394A JPH0899425A JP H0899425 A JPH0899425 A JP H0899425A JP 23718394 A JP23718394 A JP 23718394A JP 23718394 A JP23718394 A JP 23718394A JP H0899425 A JPH0899425 A JP H0899425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating resistor
thermal head
reference value
height
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP23718394A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Otobe
悦生 乙部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0899425A publication Critical patent/JPH0899425A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、濃度ムラの発生をなくしたサー
マルヘッドの駆動装置を提供することをその目的とす
る。 【構成】 この発明は、多数の発熱抵抗体を備えたサー
マルヘッドと、画信号に応じて前記発熱抵抗体を選択的
に通電させる駆動回路と、を備えたサーマルヘッドの駆
動装置において、各発熱抵抗体の記録媒体方向の高さの
基準値に対する増減値を記憶するEEPROM14と、
このEEPROM14に記憶された増減値に応じ、発熱
抵抗体の高さが基準値より大きい場合には発熱抵抗体に
通電するパルス幅を小さくし、発熱抵抗体の高さが基準
値より小さい場合には発熱抵抗体に通電するパルス幅を
大きくするように制御する制御装置(10,13)と、
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ、プリ
ンタ等に用いられるサーマルヘッドによる記録画像の不
均一を解消するサーマルヘッドの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来の熱転写記録装
置は、ライン型サーマルヘッド1をインクシート2を介
して記録紙3に対向させ、プラテンローラ4をパルスモ
ータ(図示しない)で駆動して記録紙3を搬送する一
方、サーマルヘッド1の発熱抵抗体に通電し、発熱抵抗
体の熱によってインクシート2を溶融させ、記録紙3に
画像を転写している。
【0003】上記のごとくサーマルヘッドを使用した熱
転写記録装置では、サーマルヘッド上の多数の発熱抵抗
体を選択的に駆動するための駆動回路を備えている。
【0004】従来の熱転写記録装置又は感熱記録装置に
用いられているサーマルヘッドは一般に、絶縁性基板上
に熱伝導率の低い材質で保温層が形成され、その上に発
熱抵抗体と記録用電極対が形成されている。そして、記
録信号に応じて、個々の記録用電極対に通電すること
で、任意の発熱抵抗体を発熱し、感熱記録又は熱転写記
録が行われる。
【0005】ところで、前述したサーマルヘッドにおい
ては、通電時間とその後の冷却時間で構成される印写周
期で発熱抵抗体が繰り返し発熱すると、その近傍の保温
層に蓄熱が発生し、温度が上昇する。
【0006】発熱抵抗体の近傍の蓄熱状態は、当該ドッ
トの左右や、過去に印写した前ドット及びこの前ドット
の左右といった周囲の発熱状態に影響される。
【0007】このため、従来は、発熱抵抗体の駆動を隣
接した各発熱抵抗体の駆動状態に応じて通電するパルス
幅を制御し、濃度ムラの発生を防止していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サーマ
ルヘッドにおいては、図2に示すように、各発熱抵抗体
の記録媒体方向の高さにばらつきがあり、すなわち、基
準値に対して平坦ではなく突出していたり、凹んでいた
りし、一様の平坦度が得られていない。従って、基準値
に対して発熱抵抗体の駆動を制御しても、熱の伝わり方
に差が生じ印写時に濃度差がでるなどの問題があった。
【0009】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたものにして、濃度ムラの発生をなく
したサーマルヘッドの駆動装置を提供することをその目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、多数の発熱
抵抗体を備えたサーマルヘッドと、画信号に応じて前記
発熱抵抗体を選択的に通電させる駆動回路と、を備えた
サーマルヘッドの駆動装置において、前記各発熱抵抗体
の記録媒体方向の高さの基準値に対する増減値を記憶す
る手段と、この記憶手段に記憶された増減値に応じ、発
熱抵抗体の高さが基準値より大きい場合には発熱抵抗体
に通電するパルス幅を小さくし、発熱抵抗体の高さが基
準値より小さい場合には発熱抵抗体に通電するパルス幅
を大きくするように制御する制御装置と、を備えたこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】発熱抵抗体の高さが基準値より大きい場合には
発熱抵抗体に通電するパルス幅を小さくし、発熱抵抗体
の高さが基準値より小さい場合には発熱抵抗体に通電す
るパルス幅を大きくするように制御するので、発熱抵抗
体の高さ(平坦度)のばらつきに関係なく良好な印写が
行え、濃度ムラの発生を抑制することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は、この発明の駆動装置の制御回路の構成
を示すブロック図である。
【0013】図1のブロック図に示すように、このサー
マルヘッド駆動装置の制御回路は、システムの全体を制
御するCPU10、この制御回路のプログラムが格納さ
れたROM11、この制御回路のメモリとして使用する
RAM12、サーマルヘッド16の駆動用パルスを発生
させるパルス発生回路13、サーマルヘッドの各発熱抵
抗体の記録媒体方向の高さの基準値に対する増減値を記
憶する記憶手段としてのEEPROM14、このEEP
ROM14に増減値を入力するためのスイッチ15を備
え、各ブロックはバスライン17を介して接続されてい
る。
【0014】図2に示したように、サーマルヘッドの各
発熱抵抗体は、基準値に対して記録媒体方向の高さにば
らつきがあり、平坦度は一様ではなく、インクシートへ
の熱伝わり方に差が生じる。通常、サーマルヘッドは所
定の個数の発熱抵抗体を1つのブロックとしているの
で、この図では発熱抵抗体をブロック単位で現してい
る。
【0015】従って、図2のブロックNo.3、No.
4のように基準値より高さが低い(平坦度が低い)場合
は”3”、ブロックNo.7のように基準値より高さが
高い(平坦度が高い)場合は”1”のように、スイッチ
15を用いてEEPROM14に各サーマルヘッド16
の発熱抵抗体のブロックに対して基準値に対する増減値
を入力する。
【0016】図3はこの発明が適用されるサーマルヘッ
ドの内部回路図、図4はこの発明のサーマルヘッドの駆
動装置のタイミングチャートである。
【0017】図3に示すように、サーマルヘッドの各発
熱抵抗体20の端子は、電圧共通端子とゲート回路21
にそれぞれ接続されている。そして、このゲート回路2
1にはサーマルヘッドの各ブロックの通電を制御するた
めのストローブ(STROBE)信号と、1ラインの画
信号データ(DATA)を格納するシフトレジスタ22
からの信号が与えられる。
【0018】上記シフトレジスタ22には、1ライン分
のデータ(DATA)がクロック信号(CLOCK)に
基づき送られる。1ラインのデータ転送終了ごとに、ラ
ッチ(LATCH)信号で1ライン分のデータがシフト
レジスタ22内のラッチ回路23にラッチされる。ラッ
チ回路23からの出力データは、ゲート回路21に入力
される。このラッチされたデータとストローブ信号によ
りゲート回路21でアンドが採られ、発熱抵抗体20が
発熱される。
【0019】この発明の装置においては、上記ゲート回
路21に与えるストローブ信号をEEPROM14に格
納された発熱抵抗体の各ブロックの基準値に対する増減
値、すなわち平坦度に応じて異なったパルス幅の信号を
ブロックごとに選択し、パルス発生回路13にてこの信
号を作成する。
【0020】例えば、図2に示すブロックNo.3、N
o.4のように基準値より高さが低い(平坦度が低い)
場合は、熱の伝達度が悪くなるので通電時間を多くする
ために長いパルス幅のストローブ信号3、ブロックN
o.7のように基準値より高さが高い(平坦度が高い)
場合は、逆に通電時間を短くするために、短いパルス幅
のストローブ信号1、平坦度が基準値に近いその他のブ
ロックの場合は場合には、標準のパルス幅のストローブ
信号2のように、CPU10はセレクトして、パルス発
生回路13を制御する。このようにしてサーマルヘッド
16への通電制御を行い記録を行う。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、発熱抵抗体の高さが基準値より大きい場合には発熱
抵抗体に通電するパルス幅を小さくし、発熱抵抗体の高
さが基準値より小さい場合には発熱抵抗体に通電するパ
ルス幅を大きくするように制御するので、発熱抵抗体の
高さのばらつきに関係なく良好な印写が行え、濃度ムラ
の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の駆動装置の制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】サーマルヘッドの各発熱抵抗体のブロックごと
の基準値との関係を示す図である。
【図3】サーマルヘッドの内部回路図である。
【図4】この発明によるサーマルヘッドの駆動装置のタ
イミングチャートである。
【図5】熱転写記録装置の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 パルス発生回路 14 EEPROM 15 スイッチ 16 サーマルヘッド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図2に示したように、サーマルヘッドの各
発熱抵抗体は、基準値に対して記録媒体方向の高さにば
らつきがあり、平坦度は一様ではなく、インクシートへ
の熱の伝わり方に差が生じる。通常、サーマルヘッドは
所定の個数の発熱抵抗体を1つのブロックとしているの
で、この図では発熱抵抗体をブロック単位で表してい
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の発熱抵抗体を備えたサーマルヘッ
    ドと、画信号に応じて前記発熱抵抗体を選択的に通電さ
    せる駆動回路と、を備えたサーマルヘッドの駆動装置に
    おいて、前記各発熱抵抗体の記録媒体方向の高さの基準
    値に対する増減値を記憶する手段と、この記憶手段に記
    憶された増減値に応じ、発熱抵抗体の高さが基準値より
    大きい場合には発熱抵抗体に通電するパルス幅を小さく
    し、発熱抵抗体の高さが基準値より小さい場合には発熱
    抵抗体に通電するパルス幅を大きくするように制御する
    制御装置と、を備えたことを特徴とするサーマルヘッド
    の駆動装置。
JP23718394A 1994-09-30 1994-09-30 サーマルヘッドの駆動装置 Pending JPH0899425A (ja)

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JP23718394A JPH0899425A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 サーマルヘッドの駆動装置

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JP23718394A JPH0899425A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 サーマルヘッドの駆動装置

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JPH0899425A true JPH0899425A (ja) 1996-04-16

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ID=17011607

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JP23718394A Pending JPH0899425A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 サーマルヘッドの駆動装置

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