JPH08990Y2 - 自主検定機における原料、屑粒、整粒の袋詰め装置 - Google Patents

自主検定機における原料、屑粒、整粒の袋詰め装置

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JPH08990Y2
JPH08990Y2 JP5490U JP5490U JPH08990Y2 JP H08990 Y2 JPH08990 Y2 JP H08990Y2 JP 5490 U JP5490 U JP 5490U JP 5490 U JP5490 U JP 5490U JP H08990 Y2 JPH08990 Y2 JP H08990Y2
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JP
Japan
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machine
grain
bagging
sizing
sample
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JP5490U
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JPH0394946U (ja
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愛次郎 金子
信行 阿部
敏晴 秦
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KANEKONOKI CO., LTD.
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KANEKONOKI CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、共同乾燥施設において、個人別、荷口人別
に持ち込まれた各原料穀物の持ち分を明確にするため、
生産者、個人別、荷口人別ごとの原料穀物についてそれ
ぞれ検定を行い、穀物の売り渡しの際の生産者売渡し代
金の配分ならびにこれに付随する諸支払金、施設利用料
金の算出基準数字となるための原料、屑粒、整粒を個別
に袋詰めすることができる自主検定機における原料、屑
粒、整粒の袋詰め装置に関する。
[従来の技術] 従来、共同乾燥施設において、個人別および荷口人別
に持ち込まれた各原料穀物の持ち分を明確にするため、
生産者、個人別、荷口人別ごとの原料穀物についてそれ
ぞれ検定を行い、穀物売り渡しの際の生産者売渡し代金
の配分ならびにそれに付随する諸支払金、施設利用料金
の算出数字を得る目的のために、投入ホッパー、試料計
量器、籾摺機、選別機および整粒、屑粒を計量する計量
器ならびにこれら整粒と屑粒を交互に袋詰めする袋詰機
を順次直列に接続して、1個の投入ホッパーより順次間
隔をおいて供給した試料穀物の重量を計量した後、これ
を脱選別し、得られた整粒と屑粒との重量を整粒およ
び屑粒計量器で夫々別個に計量した後、これらを袋詰機
で交互に袋詰めして試料穀物の品位を認定するための整
粒歩留および屑粒歩留を算出するための仕上米検定装置
は、本出願前例えば、特開昭60-90046号公報に記載され
ていて公知である。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従前のこの種仕上米検定装置においては、
袋詰機で袋詰めされるものは、脱選別された以後の整
粒と屑粒だけであり、原料穀物は袋詰めせず、単に袋詰
めされた屑粒袋の表面に、屑粒の演算結果や日付、農家
名および品種等を印字するだけであった。
したがって、検定時に、前記整粒および屑粒の原料が
どのような穀物であったかを直接比較検討することがで
きない許りか、各農家においても、検定結果の穀物が果
して自分が共同乾燥施設に持ち込んだものであるか否か
の不安がある等の問題点があった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、試
料穀物乾燥機で所定の仕上水分値に乾燥された試料穀物
を同等量に3等分し、その一つの試料穀物(原料)は荷
受年月日および荷受NOを印字した伝票と共に袋詰機に直
接投入して袋詰めし、次に他の一つの試料穀物は、計量
器、籾摺機、選別機および前記計量器を経て袋詰機の供
給ホッパーに接続して、得られた屑粒と整粒とを袋詰め
することで、伝票入り原料、屑粒および整粒の3者を個
別に、しかも交互に袋詰めして、データの照合や保管を
容易ならしめるは勿論のこと、農家の不安を解消せしめ
た自主検定機における原料、屑粒、整粒の袋詰め装置を
提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る自主検定機
における原料、屑粒、整粒の袋詰め装置は、搬送装置の
末端側に試料穀物を3等分する均分装置を設け、該均分
装置の第1排出ホッパーは伝票印字機を経て袋詰機の供
給ホッパーに接続し、第2排出ホッパーは、計量器、籾
摺機、選別機および前記計量器を経て袋詰機の供給ホッ
パーに接続し、第3排出ホッパーは機外に接続せしめる
と共に、前記袋詰機は伝票入り試料穀物、屑粒、整粒の
順となるよう個別に、しかも連続して袋詰めできるよう
に構成してなるものである。
[作用] 今、個人別或は荷口人別に持ち込まれた任意数の穀物
の中より少量(例えば1kg)の穀物を抽出し、これらの
穀物を試料穀物乾燥機により一定の含水率(例えば14.5
%)に乾燥した多数の試料穀物を得る。
このようにして、夫々の試料穀物が得られたならば、
上記多数の試料穀物の一部(例えば540g)を抽出し、こ
れを搬送装置により均分装置に供給して均等量宛に3等
分せしめる。そして、3等分された試料穀物の一つは、
第1排出ホッパーより何等の処理を受けることなく直接
袋詰機の供給ホッパーに投入される。この投入過程にお
いて、印字機により該試料穀物(原料)の荷受年月日お
よび荷受NOが印字された伝票が試料穀物(原料)中に供
給されるので、袋詰機により袋詰された試料穀物(原
料)中には伝票も一緒に袋詰めされる。
次いで、第2排出ホッパーより排出された試料穀物
は、計量器に供給されて、試料穀物全体の重量を計測し
た後、籾摺機に供給されて籾摺され、次いで選別機に供
給され、屑粒と整粒とに選別される。そして、選別され
た屑粒は先の計量器でその重量が計測された後、供給ホ
ッパーを経て袋詰機に供給され、個別に袋詰めされる。
また、整粒も先の計量器でその重量が計測された後、供
給ホッパーを経て袋詰機に供給され、個別に袋詰めされ
る。したがって、袋詰機により伝票入り試料穀物(原
料)と屑粒と整粒との順に別個に袋詰めされることにな
る。
第3排出ホッパーより排出された試料穀物は機外適所
に排出される。
それ故、前記作動を連続して行えば、検定したい試料
穀物(原料)、屑粒、整粒の順に、しかも交互に個別に
袋詰めされたものが連続して得られるので、これらを検
定し、試料穀物の品位(等級)を認定するための屑粒歩
留および整粒歩留を算出すればよい。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
図面において、1は、個人別および荷口人別に持ち込
まれた任意量の穀物の中より少量(例えば1kg)の穀物
を抽出し、これらの穀物をテストドライヤ(図示せず)
により一定の含水率(例えば14.5%)に乾燥して得られ
た多数の試料穀物を3等分し、その中の一つは何等の処
理を施さず、伝票と共に袋詰めすると共に、他の穀物は
その重量を計量器で計量し、次いで籾摺機、選別機を通
過させて整粒おおび屑粒を取出した後、該整粒および屑
粒を再び上記計量器に供給してその重量を夫々計量し、
整粒歩留および屑粒歩留を算出せしめ、籾米売り渡しの
際の生産者売渡し代金の配分ならびにこれに付随する諸
支払金、施設利用料金の算出基準用のサンプルである原
料、屑粒、整粒の3者を交互に連続して袋詰めすること
ができる自主検定機であって、該自主検定機1は次のよ
うに構成されている。
すなわち、2は、テストドライヤにより一定の含水率
に乾燥された試料穀物(原料)を搬送するためのベルト
コンベヤ式の搬送装置であって、該搬送装置2の末端側
には、前記搬送された試料穀物(例えば540g)を3等分
するための均分装置3が配設されている。この均分装置
3は、本体4内部に等間隔をおいて2枚の仕切壁5を立
設して本体4内部を3等分せしめると共に、2枚の仕切
壁5の先端側は搬送装置2の末端上にのぞませてあり、
しかも、3等分された各室5a,5b,5cの下端には、第1排
出ホッパー6、第2排出ホッパー7、第3排出ホッパー
8が夫々設けられている。
そして、前記第1排出ホッパー6は直接袋詰機9の供
給ホッパー10に接続されると共に、第1排出ホッパー6
と供給ホッパー10との接続途中には印字機11を接続せし
めて、供給ホッパー10に供給される原料(試料穀物)の
荷受年月日および荷受NOを印字した伝票12を原料中に投
入して袋詰機9により先ず伝票12入り原料(試料穀物)
を袋詰めする。
第2排出ホッパー7は、計量器13、籾摺機14、選別機
15、計量器13を経て袋詰機9の供給ホッパー10に接続せ
しめて、第2排出ホッパー7より排出された試料穀物の
重量を計量器13で計量した後、これを脱選別し得られ
た屑粒と整粒との重量を先の計量器13で別個に計量し、
屑粒歩留および整粒歩留を算出した後、それぞれの屑粒
および整粒を供給ホッパー10に供給して袋詰機9により
個別に袋詰めするものである。
したがって、第2排出ホッパー7より排出された試料
穀物は、前記操作で伝票入り原料(試料穀物)、屑粒、
整粒の順に連続して袋詰めされることになる。
第3排出ホッパー8は機外の適所に接続されており、
第3排出ホッパー8より排出された試料穀物を機外適所
に排出せしめる。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
搬送装置により搬送され、均分装置で3等分された試
料穀物の中、第1排出ホッパーより排出された原料であ
る試料穀物を何等の処理を施さず、印字機により印字さ
れた伝票と一緒に袋詰機に供給して袋詰めすると共に、
第2排出ホッパーより排出された試料穀物は、計量器、
籾摺機、選別機を経て屑粒と整粒とに分離し、これが屑
粒と整粒とを先の計量器でその重量を別個に計量した
後、袋詰機で袋詰めしたので、穀物売り渡しの際の生産
者売渡し代金の配分ならびにこれに付随する諸支払金、
施設利用料金の算出基準値を得るためのサンプルである
原料、屑粒、整粒の3者を別個に、しかも、交互に連続
して袋詰めせしめ、検定作業時におけるデーターの照合
や保管を容易ならしめることができる許りか、持込み農
家も屑粒と整粒と共に原料が伝票と一緒に袋詰めされて
いることで不信感を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自主検定機における原料、屑粒、整粒の袋詰め
装置の見取図、第2図は一部を切欠した均分装置の平面
図である。 1……自主検定機、2……搬送装置、3……均分装置、
6……第1排出ホッパー、7……第2排出ホッパー、8
……第3排出ホッパー、9……袋詰機、10……供給ホッ
パー、11……印字機、12……伝票、13……計量器、14…
…籾摺機、15……選別機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送装置の末端側に試料穀物を3等分する
    均分装置を設け、該均分装置の第1排出ホッパーは伝票
    印字機を経て袋詰機の供給ホッパーに接続し、第2排出
    ホッパーは、計量器、籾摺機、選別機および前記計量器
    を経て袋詰機の供給ホッパーに接続し、第3排出ホッパ
    ーは機外に接続せしめると共に、前記袋詰機は伝票入り
    試料穀物、屑粒、整粒の順となるよう個別に、しかも連
    続して袋詰めできるように構成した自主検定機における
    原料、屑粒、整粒の袋詰め装置。
JP5490U 1990-01-04 1990-01-04 自主検定機における原料、屑粒、整粒の袋詰め装置 Expired - Lifetime JPH08990Y2 (ja)

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