JPH089850A - 釣 糸 - Google Patents
釣 糸Info
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- JPH089850A JPH089850A JP6152512A JP15251294A JPH089850A JP H089850 A JPH089850 A JP H089850A JP 6152512 A JP6152512 A JP 6152512A JP 15251294 A JP15251294 A JP 15251294A JP H089850 A JPH089850 A JP H089850A
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- Japan
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- fishing line
- tape
- core yarn
- yarn
- synthetic resin
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
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- D07B1/02—Ropes built-up from fibrous or filamentary material, e.g. of vegetable origin, of animal origin, regenerated cellulose, plastics
- D07B1/025—Ropes built-up from fibrous or filamentary material, e.g. of vegetable origin, of animal origin, regenerated cellulose, plastics comprising high modulus, or high tenacity, polymer filaments or fibres, e.g. liquid-crystal polymers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/10—Rope or cable structures
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- D07B2201/00—Ropes or cables
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- D07B2201/2083—Jackets or coverings
- D07B2201/2089—Jackets or coverings comprising wrapped structures
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2205/00—Rope or cable materials
- D07B2205/20—Organic high polymers
- D07B2205/201—Polyolefins
- D07B2205/2014—High performance polyolefins, e.g. Dyneema or Spectra
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
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- D07B2205/2046—Polyamides, e.g. nylons
- D07B2205/205—Aramides
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- D07B2501/00—Application field
- D07B2501/20—Application field related to ropes or cables
- D07B2501/2038—Agriculture, forestry and fishery
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】糸癖をなくし、操業性の向上を図るとともに、
太さを細くしても高強力で、船に積んだときに嵩張りを
小さくでき、水切れ性の良い釣糸を提供する。 【構成】合成繊維により芯糸３を構成し、この芯糸３の
周りに合成樹脂からなるテープ２を巻回して被覆してな
り、このテープ２で被覆された糸条１を複数本用いて製
紐されてなる釣糸。
太さを細くしても高強力で、船に積んだときに嵩張りを
小さくでき、水切れ性の良い釣糸を提供する。 【構成】合成繊維により芯糸３を構成し、この芯糸３の
周りに合成樹脂からなるテープ２を巻回して被覆してな
り、このテープ２で被覆された糸条１を複数本用いて製
紐されてなる釣糸。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、大きな魚を釣るのに好
適な釣糸に関するものである。
適な釣糸に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から大型の魚、例えばまぐろを釣る
のに使用される太い釣糸としては合成繊維、例えばナイ
ロン糸またはポリエステル糸を多数本まとめた束を３本
用いて３子撚りしてなるものが知られている。
のに使用される太い釣糸としては合成繊維、例えばナイ
ロン糸またはポリエステル糸を多数本まとめた束を３本
用いて３子撚りしてなるものが知られている。
【０００３】しかしながら、３子撚りにより作られた釣
糸は、撚り糸特有の癖、即ち糸癖を有し、硬くなりす
ぎ、作業中にキンクが入りやすく、釣糸のからまりが発
生するなどして釣糸の投入、巻き上げ作業がスムーズに
行なえず、操業性が悪いという問題があった。また、前
述のようにナイロン糸やポリエステル糸を用いて３子撚
りにより延縄用幹縄を作る場合、強力を持たせるために
かなり太くしなければならず、リールに巻くときに充分
な糸長を確保できず、また船に積んだときに嵩張り、多
く積むことができないという問題があった。さらに、釣
糸の繊維間に水が浸入しやすく、これによって釣糸が重
くなって、作業性が悪くなるという問題があった。
糸は、撚り糸特有の癖、即ち糸癖を有し、硬くなりす
ぎ、作業中にキンクが入りやすく、釣糸のからまりが発
生するなどして釣糸の投入、巻き上げ作業がスムーズに
行なえず、操業性が悪いという問題があった。また、前
述のようにナイロン糸やポリエステル糸を用いて３子撚
りにより延縄用幹縄を作る場合、強力を持たせるために
かなり太くしなければならず、リールに巻くときに充分
な糸長を確保できず、また船に積んだときに嵩張り、多
く積むことができないという問題があった。さらに、釣
糸の繊維間に水が浸入しやすく、これによって釣糸が重
くなって、作業性が悪くなるという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、糸癖をなくし、操業性の向上を図
るとともに、太さを細くしても高強力で、船に積んだと
きに嵩張りを小さくでき、水切れ性の良い釣糸を提供す
ることを目的とするものである。
題を解決するもので、糸癖をなくし、操業性の向上を図
るとともに、太さを細くしても高強力で、船に積んだと
きに嵩張りを小さくでき、水切れ性の良い釣糸を提供す
ることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段および作用】この課題を解
決するために本発明は、合成繊維により芯糸を構成し、
この芯糸の周りに合成樹脂からなるテープを巻回して被
覆してなり、このテープで被覆された糸条を複数本用い
て製紐されてなることを要旨とするものである。また本
発明は、芯糸を被覆するテープの内面に粘着性の接着剤
を塗付してなることを要旨とするものである。さらに本
発明は、芯糸を被覆するテープの内面にホットメルト型
の合成樹脂を付着させてなり、前記テープにより芯糸を
被覆した後、前記ホットメルト型の合成樹脂を溶融させ
て芯糸に付着させてなることを要旨とするものである。
決するために本発明は、合成繊維により芯糸を構成し、
この芯糸の周りに合成樹脂からなるテープを巻回して被
覆してなり、このテープで被覆された糸条を複数本用い
て製紐されてなることを要旨とするものである。また本
発明は、芯糸を被覆するテープの内面に粘着性の接着剤
を塗付してなることを要旨とするものである。さらに本
発明は、芯糸を被覆するテープの内面にホットメルト型
の合成樹脂を付着させてなり、前記テープにより芯糸を
被覆した後、前記ホットメルト型の合成樹脂を溶融させ
て芯糸に付着させてなることを要旨とするものである。
【０００６】以下、本発明を詳細に説明すると、芯糸を
構成する合成繊維は引張強度２０ｇ／ｄ以上、破断伸度
が４〜８％の範囲にあるのが望ましく、この条件に合っ
た合成繊維とは、液晶紡糸やゲル紡糸により得られる低
伸度、高強力タイプと言われる合成繊維、例えばアラミ
ド系樹脂からなるケブラー（登録商標，デュポン社製）
糸、ポリアリレート系樹脂からなるベクトラン（登録商
標，（株）クラレ製）糸、ポリエチレン系樹脂からなる
テクミロン（登録商標，三井石油化学工業（株）製）糸
およびダイニーマ（登録商標，東洋紡（株）製）糸など
がある。また、芯糸を構成するこれらの糸はモノフィラ
メントもしくはマルチフィラメントの何れでも良い。
構成する合成繊維は引張強度２０ｇ／ｄ以上、破断伸度
が４〜８％の範囲にあるのが望ましく、この条件に合っ
た合成繊維とは、液晶紡糸やゲル紡糸により得られる低
伸度、高強力タイプと言われる合成繊維、例えばアラミ
ド系樹脂からなるケブラー（登録商標，デュポン社製）
糸、ポリアリレート系樹脂からなるベクトラン（登録商
標，（株）クラレ製）糸、ポリエチレン系樹脂からなる
テクミロン（登録商標，三井石油化学工業（株）製）糸
およびダイニーマ（登録商標，東洋紡（株）製）糸など
がある。また、芯糸を構成するこれらの糸はモノフィラ
メントもしくはマルチフィラメントの何れでも良い。
【０００７】ところで、前記芯糸を構成する合成繊維の
引張強度を２０ｇ／ｄ以上、破断伸度を４〜８％とした
理由について述べると、引張強度が２０ｇ／ｄ未満であ
ると、延縄などの漁法に耐えうる力が得られないという
問題があり、また破断伸度が４％未満であると、ショッ
ク切れのトラブルが発生するという問題があり、破断伸
度が８％を超えると、巻き上げ時に伸びて作業性が悪い
という問題があるからである。
引張強度を２０ｇ／ｄ以上、破断伸度を４〜８％とした
理由について述べると、引張強度が２０ｇ／ｄ未満であ
ると、延縄などの漁法に耐えうる力が得られないという
問題があり、また破断伸度が４％未満であると、ショッ
ク切れのトラブルが発生するという問題があり、破断伸
度が８％を超えると、巻き上げ時に伸びて作業性が悪い
という問題があるからである。
【０００８】前記芯糸を包み込むテープとしては、ナイ
ロン、ポリエステル、ポリオレフィンなどの合成樹脂か
らなる細幅テープが使用される。また、このテープの内
面に塗付される粘着性の接着剤としては、ウレタン系、
アクリル系、エチレン酢ビ系の樹脂からなる接着剤が使
用される。さらに、前記テープの内面に付着されるホッ
トメルト型の合成樹脂としては、変性ナイロン、変性ポ
リエステル、ポリオレフィンなどの融点１５０℃以下の
合成樹脂が使用される。ホットメルト型の合成樹脂の融
点を１５０℃以下としたのは、それ以上であると前記テ
ープや芯糸が軟化，溶融する恐れがあるからである。こ
のように、テープの内面に付着させた粘着性の接着剤や
ホットメルト型の合成樹脂を介して芯糸をテーピングす
ることにより得られた糸条は棒状となり、集束性が向上
するとともに、耐久性も向上する。
ロン、ポリエステル、ポリオレフィンなどの合成樹脂か
らなる細幅テープが使用される。また、このテープの内
面に塗付される粘着性の接着剤としては、ウレタン系、
アクリル系、エチレン酢ビ系の樹脂からなる接着剤が使
用される。さらに、前記テープの内面に付着されるホッ
トメルト型の合成樹脂としては、変性ナイロン、変性ポ
リエステル、ポリオレフィンなどの融点１５０℃以下の
合成樹脂が使用される。ホットメルト型の合成樹脂の融
点を１５０℃以下としたのは、それ以上であると前記テ
ープや芯糸が軟化，溶融する恐れがあるからである。こ
のように、テープの内面に付着させた粘着性の接着剤や
ホットメルト型の合成樹脂を介して芯糸をテーピングす
ることにより得られた糸条は棒状となり、集束性が向上
するとともに、耐久性も向上する。
【０００９】前記テープで芯糸が被覆された糸条を複数
本用いて製紐することにより釣糸を作製することができ
るのであるが、延縄用幹縄を考えると８本打ちまたは１
２本打ちが好ましい。特に、延縄用幹縄はできるだけ海
面近くに浮いた状態で設置されるのが好ましく、そのた
めには材料を選定して比重を海水の比重１．０４以下に
する必要がある。具体的には芯糸として比重が０．９６
と小さなテクミロン（登録商標，三井石油化学工業
（株）製）糸およびダイニーマ（登録商標，東洋紡
（株）製）糸を用いると、海中への沈み込みがなく、海
面近くに定着しやすくなる。また、テープで芯糸が被覆
された糸条を複数本用いて製紐することにより得られた
釣糸はこしが強く、かつ前記従来の３子撚りにより作ら
れた釣糸のような糸癖がなく、さばきが良くなる。さら
に、芯糸がテープで被覆されているので、水を含みにく
く、水切れ性が良い。
本用いて製紐することにより釣糸を作製することができ
るのであるが、延縄用幹縄を考えると８本打ちまたは１
２本打ちが好ましい。特に、延縄用幹縄はできるだけ海
面近くに浮いた状態で設置されるのが好ましく、そのた
めには材料を選定して比重を海水の比重１．０４以下に
する必要がある。具体的には芯糸として比重が０．９６
と小さなテクミロン（登録商標，三井石油化学工業
（株）製）糸およびダイニーマ（登録商標，東洋紡
（株）製）糸を用いると、海中への沈み込みがなく、海
面近くに定着しやすくなる。また、テープで芯糸が被覆
された糸条を複数本用いて製紐することにより得られた
釣糸はこしが強く、かつ前記従来の３子撚りにより作ら
れた釣糸のような糸癖がなく、さばきが良くなる。さら
に、芯糸がテープで被覆されているので、水を含みにく
く、水切れ性が良い。
【００１０】ところで、前記芯糸を被覆するテープに等
間隔おきに色を変えて着色することも可能で、これによ
り水深を知ることができる。図１に本発明によって得ら
れる釣糸を斜視図で示し、図２に芯糸がテープで被覆さ
れている状態を拡大図で示し、図３に本発明によって得
られる釣糸を断面図にて示しており、１はテープ２で芯
糸３が被覆された糸条で、この糸条１を１２本用いて製
紐することにより釣糸を作製している。
間隔おきに色を変えて着色することも可能で、これによ
り水深を知ることができる。図１に本発明によって得ら
れる釣糸を斜視図で示し、図２に芯糸がテープで被覆さ
れている状態を拡大図で示し、図３に本発明によって得
られる釣糸を断面図にて示しており、１はテープ２で芯
糸３が被覆された糸条で、この糸条１を１２本用いて製
紐することにより釣糸を作製している。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 実施例１ 引張強度２５ｇ／ｄ、破断伸度５％のテクミロン（登録
商標，三井石油化学工業（株）製）糸１０００デニール
／１００ｆ×３本（トータル３０００デニール）を芯糸
に用い、その周囲をナイロンフィルムからなる幅３ｍ
ｍ、厚み２５μｍの細幅テープ３本でカバリングした糸
条を１２本用いて製紐し、直径４．５ｍ／ｍφの釣糸を
作製した。
商標，三井石油化学工業（株）製）糸１０００デニール
／１００ｆ×３本（トータル３０００デニール）を芯糸
に用い、その周囲をナイロンフィルムからなる幅３ｍ
ｍ、厚み２５μｍの細幅テープ３本でカバリングした糸
条を１２本用いて製紐し、直径４．５ｍ／ｍφの釣糸を
作製した。
【００１２】比較例１ 引張強度２５ｇ／ｄ、破断伸度５％のテクミロン（登録
商標，三井石油化学工業（株）製）糸１０００デニール
／１００ｆ×３本（トータル３０００デニール）の糸条
を１２本用いて製紐し、直径４．５ｍ／ｍφの釣糸を作
製した。
商標，三井石油化学工業（株）製）糸１０００デニール
／１００ｆ×３本（トータル３０００デニール）の糸条
を１２本用いて製紐し、直径４．５ｍ／ｍφの釣糸を作
製した。
【００１３】比較例２ 引張強度２５ｇ／ｄ、破断伸度５％のテクミロン（登録
商標，三井石油化学工業（株）製）糸１０００デニール
／１００ｆ×１２本を下撚りし、これを３本引き揃えて
上撚りを掛け、直径４．５ｍ／ｍφの釣糸を作製した。
商標，三井石油化学工業（株）製）糸１０００デニール
／１００ｆ×１２本を下撚りし、これを３本引き揃えて
上撚りを掛け、直径４．５ｍ／ｍφの釣糸を作製した。
【００１４】表１に実施例１および比較例１に基づき作
製された釣糸の比較データを示す。
製された釣糸の比較データを示す。
【００１５】
【表１】
【００１６】なお、表中において、耐摩耗性、吸水性は
以下の試験方法により評価した。 耐摩耗性（エッヂ法） 図４に示すように、試験用の釣糸４の一端を３０ｒｐｍ
のストロークを有する機器５に取り付け、釣糸４の他端
には２ｋｇの荷重６をつけて、釣糸４の摩耗性を評価す
る部分はエメリーペーパーＣＣ−８００ＣＷ番７を巻い
た支持棒８と直角に接触するようにして、１０分間摩耗
試験した後、（株）島津製作所製のオートグラフ試験器
で強力を測定して、ブランクに対する保持率で評価し
た。 吸水性 一定の長さにカットした試験片を絶乾状態にした後
（Ａ）、１０分間水中に浸し、その後取り出して、１０
分間水を切って、その試験片の重量（Ｂ）を測定し、次
式で計算して、その値で評価した。
以下の試験方法により評価した。 耐摩耗性（エッヂ法） 図４に示すように、試験用の釣糸４の一端を３０ｒｐｍ
のストロークを有する機器５に取り付け、釣糸４の他端
には２ｋｇの荷重６をつけて、釣糸４の摩耗性を評価す
る部分はエメリーペーパーＣＣ−８００ＣＷ番７を巻い
た支持棒８と直角に接触するようにして、１０分間摩耗
試験した後、（株）島津製作所製のオートグラフ試験器
で強力を測定して、ブランクに対する保持率で評価し
た。 吸水性 一定の長さにカットした試験片を絶乾状態にした後
（Ａ）、１０分間水中に浸し、その後取り出して、１０
分間水を切って、その試験片の重量（Ｂ）を測定し、次
式で計算して、その値で評価した。
【００１７】
【数１】
【００１８】表１からも、実施例１により作製された釣
糸は、比較例１により作製された釣糸よりも各特性にお
いて優れていることが分かる。
糸は、比較例１により作製された釣糸よりも各特性にお
いて優れていることが分かる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明の釣糸は製紐されて
いるので、前記従来の３子撚りにより作られた釣糸が持
つような糸癖がなく、操業性の向上を図ることができ
る。また、芯糸がテープで被覆されているので、水を含
みにくく、水切れ性が良い。さらに、テープの内面に付
着させた粘着性の接着剤やホットメルト型の合成樹脂を
介して芯糸をテーピングすることにより得られた糸条は
棒状となり、集束性が向上するとともに、耐久性も向上
し、太さを細くしても高強力で、船に積んだときに嵩張
りを小さくできる。
いるので、前記従来の３子撚りにより作られた釣糸が持
つような糸癖がなく、操業性の向上を図ることができ
る。また、芯糸がテープで被覆されているので、水を含
みにくく、水切れ性が良い。さらに、テープの内面に付
着させた粘着性の接着剤やホットメルト型の合成樹脂を
介して芯糸をテーピングすることにより得られた糸条は
棒状となり、集束性が向上するとともに、耐久性も向上
し、太さを細くしても高強力で、船に積んだときに嵩張
りを小さくできる。
【図１】本発明による釣糸の斜視図である。
【図２】同芯糸がテープで被覆されている状態を示す拡
大図である。
大図である。
【図３】同釣糸の断面図である。
【図４】耐摩耗性評価方法を示す説明図である。
１ 糸条 ２ テープ ３ 芯糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｄ０６Ｍ 15/00 Ａ０１Ｋ 91/00 Ｂ
Claims (3)
- 【請求項１】 合成繊維により芯糸を構成し、この芯糸
の周りに合成樹脂からなるテープを巻回して被覆してな
り、このテープで被覆された糸条を複数本用いて製紐さ
れてなることを特徴とする釣糸。 - 【請求項２】 芯糸を被覆するテープの内面に粘着性の
接着剤を塗付してなることを特徴とする請求項１記載の
釣糸。 - 【請求項３】 芯糸を被覆するテープの内面にホットメ
ルト型の合成樹脂を付着させてなり、前記テープにより
芯糸を被覆した後、前記ホットメルト型の合成樹脂を溶
融させて芯糸に付着させてなることを特徴とする請求項
１記載の釣糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152512A JP2525132B2 (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 釣 糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152512A JP2525132B2 (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 釣 糸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089850A true JPH089850A (ja) | 1996-01-16 |
| JP2525132B2 JP2525132B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=15542077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6152512A Expired - Lifetime JP2525132B2 (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 釣 糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525132B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002054041A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-19 | Yotsuami:Kk | 高強力繊維融着糸 |
| JP2002262742A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-17 | Yotsuami:Kk | 被覆製紐釣糸 |
| JP2007289102A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Shimano Inc | 釣り竿 |
-
1994
- 1994-07-05 JP JP6152512A patent/JP2525132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002054041A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-19 | Yotsuami:Kk | 高強力繊維融着糸 |
| JP2002262742A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-17 | Yotsuami:Kk | 被覆製紐釣糸 |
| JP4533549B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2010-09-01 | 有限会社よつあみ | 被覆製紐釣糸 |
| JP2007289102A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Shimano Inc | 釣り竿 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2525132B2 (ja) | 1996-08-14 |
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