JP2554546Y2 - 釣 糸 - Google Patents
釣 糸Info
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- JP2554546Y2 JP2554546Y2 JP1523092U JP1523092U JP2554546Y2 JP 2554546 Y2 JP2554546 Y2 JP 2554546Y2 JP 1523092 U JP1523092 U JP 1523092U JP 1523092 U JP1523092 U JP 1523092U JP 2554546 Y2 JP2554546 Y2 JP 2554546Y2
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- fishing line
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- Ropes Or Cables (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主として鮎の友釣りに用
いられる釣糸に関するものである。
いられる釣糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】釣糸の分野では従来より釣り方の対象に
より、合成繊維のモノフィラメントやマルチフィラメン
トの他に、各種の金属の単線、もしくは複数本で製紐し
たり、または撚糸状のものを種々組み合わせて多く用い
られている。
より、合成繊維のモノフィラメントやマルチフィラメン
トの他に、各種の金属の単線、もしくは複数本で製紐し
たり、または撚糸状のものを種々組み合わせて多く用い
られている。
【0003】その中でも、特に鮎の友釣りの場合は、オ
トリ鮎に行動の負担をかけないように、釣糸(水中糸)
にいろいろな工夫がなされてきた。例えば、水中抵抗を
減じる目的で、ナイロンまたはポリエステルモノフィラ
メント糸に撥水加工を施こした釣糸が多く用いられてき
た、さらに魚信がとりやすいように、伸びが少なく、高
強力な釣糸が望まれてきた。近年、アラミド系、ポリア
リレート系、ポリエチレン系樹脂の液晶紡糸により得ら
れた合成繊維を撚糸または組紐状に加工したものが多く
の釣り分野で用いられてきている。一方、釣糸の一種で
あるハリスとして用いる場合、合成繊維では剛直性が不
足しているので、一層の剛直性を望む場合があり、その
際金属線材、主としてスチール線、タングステン線が使
用されてきた。
トリ鮎に行動の負担をかけないように、釣糸(水中糸)
にいろいろな工夫がなされてきた。例えば、水中抵抗を
減じる目的で、ナイロンまたはポリエステルモノフィラ
メント糸に撥水加工を施こした釣糸が多く用いられてき
た、さらに魚信がとりやすいように、伸びが少なく、高
強力な釣糸が望まれてきた。近年、アラミド系、ポリア
リレート系、ポリエチレン系樹脂の液晶紡糸により得ら
れた合成繊維を撚糸または組紐状に加工したものが多く
の釣り分野で用いられてきている。一方、釣糸の一種で
あるハリスとして用いる場合、合成繊維では剛直性が不
足しているので、一層の剛直性を望む場合があり、その
際金属線材、主としてスチール線、タングステン線が使
用されてきた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記に述べた従来の釣
糸には以下のごとく、多くの欠点がある。液晶紡糸によ
り得られる低伸度、高強力タイプと言われる合成繊維、
例えばアラミド系樹脂のケブラー糸(登録商標、デュポ
ン社製)、ポリアリレート系樹脂のベクトラン糸(登録
商標、株式会社クラレ製)、ポリエチレン系樹脂のテク
ミロン糸(登録商標、三井石油化学工業株式会社製)お
よびダイニーマ糸(登録商標、東洋紡績株式会社製)を
それぞれ釣りの目的に応じて、撚糸もしくは製紐して、
釣糸として用いた場合、比重が軽く、剛直性が全くない
ため、糸ふけ現象が認められる。また、剛直性が必要な
ハリス糸には適さず、幹糸にからまりやすい。さらに、
各種の仕掛けを作るとき、作業中に手にまとわりつき、
著しく作業性を悪化させる。また、合成繊維からなるた
め、竿のガイドや岩および船辺りとのこすれにより耐摩
耗性が低下して切断に至る。これらの合成繊維の欠点を
防止する目的で金属線を釣り糸として使用したとき、ス
プールに巻いた巻きぐせが容易にとれず、その結果カー
ルやキンクが発生し、切断する。
糸には以下のごとく、多くの欠点がある。液晶紡糸によ
り得られる低伸度、高強力タイプと言われる合成繊維、
例えばアラミド系樹脂のケブラー糸(登録商標、デュポ
ン社製)、ポリアリレート系樹脂のベクトラン糸(登録
商標、株式会社クラレ製)、ポリエチレン系樹脂のテク
ミロン糸(登録商標、三井石油化学工業株式会社製)お
よびダイニーマ糸(登録商標、東洋紡績株式会社製)を
それぞれ釣りの目的に応じて、撚糸もしくは製紐して、
釣糸として用いた場合、比重が軽く、剛直性が全くない
ため、糸ふけ現象が認められる。また、剛直性が必要な
ハリス糸には適さず、幹糸にからまりやすい。さらに、
各種の仕掛けを作るとき、作業中に手にまとわりつき、
著しく作業性を悪化させる。また、合成繊維からなるた
め、竿のガイドや岩および船辺りとのこすれにより耐摩
耗性が低下して切断に至る。これらの合成繊維の欠点を
防止する目的で金属線を釣り糸として使用したとき、ス
プールに巻いた巻きぐせが容易にとれず、その結果カー
ルやキンクが発生し、切断する。
【0005】そこで、これら合成繊維と金属線の欠点を
補うために、金属線を芯材として、合成繊維を外側にカ
ーリングまたは製紐して釣糸が作成される場合がある。
この場合、金属線と合成繊維の伸びが異なるために、荷
重が掛かった場合、伸びの小さい素材が先に切れてしま
い、残った素材の強力のみしか発現しない。さらに、金
属線は剛直性が強いために、スプールに巻いた巻きぐせ
が解消されず、ちぢれやカール、キンクが発生し、釣糸
としての十分な機能を発揮しないなど、多くの欠点があ
った。
補うために、金属線を芯材として、合成繊維を外側にカ
ーリングまたは製紐して釣糸が作成される場合がある。
この場合、金属線と合成繊維の伸びが異なるために、荷
重が掛かった場合、伸びの小さい素材が先に切れてしま
い、残った素材の強力のみしか発現しない。さらに、金
属線は剛直性が強いために、スプールに巻いた巻きぐせ
が解消されず、ちぢれやカール、キンクが発生し、釣糸
としての十分な機能を発揮しないなど、多くの欠点があ
った。
【0006】本考案はこのような課題を解決するもの
で、高強力で、巻きぐせが容易に解消され、使い勝手の
良い釣糸を提供することを目的とするものである。
で、高強力で、巻きぐせが容易に解消され、使い勝手の
良い釣糸を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案者は上記の欠点に
鑑み鋭意研究した結果、下記の如く、従来の釣糸に比べ
て数段の性能を有する釣り糸を考案するに至った。
鑑み鋭意研究した結果、下記の如く、従来の釣糸に比べ
て数段の性能を有する釣り糸を考案するに至った。
【0008】即ち、本考案は1本または複数本の形状記
憶合金線材を芯材とし、この芯材を包むように引張強度
が20g/d以上、破断伸度が4%〜8%の範囲にある
合成繊維からなる複数本の外側糸による製紐部を設けた
ことを特徴とする釣糸を要旨とするものである。
憶合金線材を芯材とし、この芯材を包むように引張強度
が20g/d以上、破断伸度が4%〜8%の範囲にある
合成繊維からなる複数本の外側糸による製紐部を設けた
ことを特徴とする釣糸を要旨とするものである。
【0009】本考案の主要な構成の1つとして、釣糸の
芯材に形状記憶合金線材を用いている。形状記憶合金線
材は金属線として高強力であるばかりでなく、4%以下
の伸びしかない他の金属線(例えばタングステン線の場
合、その伸びは1.5%〜2.5%)に比べて、その伸
びが4%〜8%であり、芯材の周りを包み込むように製
紐される外側糸に使用する合成繊維の伸びと殆ど同じで
あるため、芯材と外側糸に使用する合成繊維の強力が合
さり、非常に高強力を発揮することができる。
芯材に形状記憶合金線材を用いている。形状記憶合金線
材は金属線として高強力であるばかりでなく、4%以下
の伸びしかない他の金属線(例えばタングステン線の場
合、その伸びは1.5%〜2.5%)に比べて、その伸
びが4%〜8%であり、芯材の周りを包み込むように製
紐される外側糸に使用する合成繊維の伸びと殆ど同じで
あるため、芯材と外側糸に使用する合成繊維の強力が合
さり、非常に高強力を発揮することができる。
【0010】芯材として形状記憶合金線材を使用する最
大の目的は、前述の如く、他の金属線を使用した場合の
巻きぐせ、カール、キンクなどによる欠点を容易に解決
することにある。釣糸の芯材として形状記憶合金線材を
用いることにより、釣糸を適度の温水に入れるだけで層
変化を起こし、直線状になり、上記の欠点が解消され、
糸さばきや手ざわりの優れた釣糸として使用できる。ま
た、芯材に形状記憶合金線材を使用することにより、釣
糸の使用時、釣糸がガイド、岩や船辺りとのこすれによ
り発生する摩擦熱で釣糸がカール状に変形することがな
く、根がかりに対しても強く、釣りの楽しみを一層向上
させ得る。
大の目的は、前述の如く、他の金属線を使用した場合の
巻きぐせ、カール、キンクなどによる欠点を容易に解決
することにある。釣糸の芯材として形状記憶合金線材を
用いることにより、釣糸を適度の温水に入れるだけで層
変化を起こし、直線状になり、上記の欠点が解消され、
糸さばきや手ざわりの優れた釣糸として使用できる。ま
た、芯材に形状記憶合金線材を使用することにより、釣
糸の使用時、釣糸がガイド、岩や船辺りとのこすれによ
り発生する摩擦熱で釣糸がカール状に変形することがな
く、根がかりに対しても強く、釣りの楽しみを一層向上
させ得る。
【0011】次に、本考案の外側糸に用いる合成繊維は
芯材として用いる形状記憶合金線材の伸びと同程度であ
ることが重要な要素であり、その繊維としてアラミド
系、ポリアリレート系、ポリエチレン系樹脂よりなる糸
条が挙げられる。特にそれらの物性として引張強度が20
g/d以上で、破断伸度が4%〜8%の範囲にあること
が必要である。このことは芯材に用いる形状記憶合金線
材の伸びが、前記合成繊維の破断伸度4%〜8%内にあ
るため、一方の素材だけに荷重が掛からず、両方の素材
で荷重を支えることになり、高強力を発揮することが可
能となる。これは釣糸の最も重要な必要特性である魚信
を的確に捕らえ、その際の大きな衝撃力に耐えることを
満足し、且つ各種の摩擦によるカールやキングを起さ
ず、耐摩耗性に優れていることを十分に発現するもので
ある。
芯材として用いる形状記憶合金線材の伸びと同程度であ
ることが重要な要素であり、その繊維としてアラミド
系、ポリアリレート系、ポリエチレン系樹脂よりなる糸
条が挙げられる。特にそれらの物性として引張強度が20
g/d以上で、破断伸度が4%〜8%の範囲にあること
が必要である。このことは芯材に用いる形状記憶合金線
材の伸びが、前記合成繊維の破断伸度4%〜8%内にあ
るため、一方の素材だけに荷重が掛からず、両方の素材
で荷重を支えることになり、高強力を発揮することが可
能となる。これは釣糸の最も重要な必要特性である魚信
を的確に捕らえ、その際の大きな衝撃力に耐えることを
満足し、且つ各種の摩擦によるカールやキングを起さ
ず、耐摩耗性に優れていることを十分に発現するもので
ある。
【0012】特に、鮎の友釣りの場合、オトリ鮎の活動
性を損なわないようにするため、使用する水中糸はでき
るだけ細く、伸びが低く、高強力で、水中抵抗が小さい
ことが要求される。そこで本考案者は、さらに芯材と外
側糸(製紐部)の間および外側糸(製紐部)の周りに樹
脂コーティングにより被覆層を設けて、良い効果を見い
出した。使用する樹脂としては、例えばポリアミド系、
ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、
フッ素系、天然ゴム系、合成ゴム系などのエマルジョン
タイプまたは溶媒タイプがある。これらの樹脂で被覆層
を形成することにより、発水性、耐摩耗性が一層優れた
ものになる。
性を損なわないようにするため、使用する水中糸はでき
るだけ細く、伸びが低く、高強力で、水中抵抗が小さい
ことが要求される。そこで本考案者は、さらに芯材と外
側糸(製紐部)の間および外側糸(製紐部)の周りに樹
脂コーティングにより被覆層を設けて、良い効果を見い
出した。使用する樹脂としては、例えばポリアミド系、
ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、
フッ素系、天然ゴム系、合成ゴム系などのエマルジョン
タイプまたは溶媒タイプがある。これらの樹脂で被覆層
を形成することにより、発水性、耐摩耗性が一層優れた
ものになる。
【0013】図1に本考案の一例における釣糸の断面図
を示し、1は形状記憶合金線材からなる芯材、2はこの
芯材1を包むように外側糸3からなる製紐部、4は製紐
部2の周りおよび製紐部2と芯材1との間に設けられた
樹脂の被覆層である。
を示し、1は形状記憶合金線材からなる芯材、2はこの
芯材1を包むように外側糸3からなる製紐部、4は製紐
部2の周りおよび製紐部2と芯材1との間に設けられた
樹脂の被覆層である。
【0014】
【作用】本考案は上記のような構成を備え、芯材として
形状記憶合金線材を用い、その周りを、形状記憶合金線
材と同程度の伸びを有する高強力タイプの合成繊維から
なる外側糸を製紐して包んでいるので、芯材と外側糸の
両方でもって高強力の釣糸が得られる。特に芯材として
形状記憶合金線材を用いているので、温水に浸漬するだ
けで、スプールに巻いた巻きぐせなどを容易に解消で
き、真直ぐな釣糸が得られて、これを用いることにより
オトリ鮎の負担を軽減し、その結果良い釣果が得られ
る。さらに、巻きぐせがないので加工し易く、使い勝手
の良い釣糸を提供することができる。
形状記憶合金線材を用い、その周りを、形状記憶合金線
材と同程度の伸びを有する高強力タイプの合成繊維から
なる外側糸を製紐して包んでいるので、芯材と外側糸の
両方でもって高強力の釣糸が得られる。特に芯材として
形状記憶合金線材を用いているので、温水に浸漬するだ
けで、スプールに巻いた巻きぐせなどを容易に解消で
き、真直ぐな釣糸が得られて、これを用いることにより
オトリ鮎の負担を軽減し、その結果良い釣果が得られ
る。さらに、巻きぐせがないので加工し易く、使い勝手
の良い釣糸を提供することができる。
【0015】
【実施例】以下、本考案を実施例により具体的に説明す
る。釣糸を作成するにあたり、まず芯材として0.02
m/mφの太さの形状記憶合金線材を1本用い、その周
りを10d/10fのポリエチレン系繊維(商品名前記
ダイニーマ糸)からなる外側糸を4本用いて包み込むよ
うに製紐し、これをウレタン系樹脂の中に通して、コー
ティング加工して、樹脂層を形成せしめた。物性比較試
験に際しては、90℃の温水に浸漬し真直ぐな形状にし
てから供した。比較例として前述と同様の方法で、芯材
として0.02m/mφの太さのタングステン線1本を
用い、その周りを10d/10fのポリエチレン系繊維
からなる外側糸を4本用いて包み込むように製紐し、こ
れに上記実施例と同様の樹脂コーティング処理を施こし
て、上記実施例と同一糸径の釣糸を作成した。
る。釣糸を作成するにあたり、まず芯材として0.02
m/mφの太さの形状記憶合金線材を1本用い、その周
りを10d/10fのポリエチレン系繊維(商品名前記
ダイニーマ糸)からなる外側糸を4本用いて包み込むよ
うに製紐し、これをウレタン系樹脂の中に通して、コー
ティング加工して、樹脂層を形成せしめた。物性比較試
験に際しては、90℃の温水に浸漬し真直ぐな形状にし
てから供した。比較例として前述と同様の方法で、芯材
として0.02m/mφの太さのタングステン線1本を
用い、その周りを10d/10fのポリエチレン系繊維
からなる外側糸を4本用いて包み込むように製紐し、こ
れに上記実施例と同様の樹脂コーティング処理を施こし
て、上記実施例と同一糸径の釣糸を作成した。
【0016】次に、表1に本考案の実施例による釣糸と
前記比較例による釣糸の強度、カール性、耐摩耗性を比
較した。
前記比較例による釣糸の強度、カール性、耐摩耗性を比
較した。
【0017】
【表1】
【0018】※1 カール性;1m間の撚り数(よじれ
回数)で表示した。 ※2 耐摩耗性;1kgの荷重を吊り下げ、試験部が4
5°の角度に曲がり100回摩擦し、その引張強力を測
定し、未試験試料に対する強力保持率%で表示した。
回数)で表示した。 ※2 耐摩耗性;1kgの荷重を吊り下げ、試験部が4
5°の角度に曲がり100回摩擦し、その引張強力を測
定し、未試験試料に対する強力保持率%で表示した。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、芯材とし
て形状記憶合金線材を用い、その周りを、形状記憶合金
線材と同程度の伸びを有する高強力タイプの合成繊維か
らなる外側糸による製紐部で包んでいるので、芯材と外
側糸の両方でもって高強力の釣糸が得られる。特に芯材
として形状記憶合金線材を用いているので、温水に浸漬
するだけで、スプールに巻いた巻きぐせなどを容易に解
消でき、真直ぐな釣糸が得られて、これを用いることに
よりオトリ鮎の負担を軽減し、その結果良い釣果が得ら
れる。さらに、巻きぐせがないので加工し易く、使い勝
手の良い釣糸を提供することができる。
て形状記憶合金線材を用い、その周りを、形状記憶合金
線材と同程度の伸びを有する高強力タイプの合成繊維か
らなる外側糸による製紐部で包んでいるので、芯材と外
側糸の両方でもって高強力の釣糸が得られる。特に芯材
として形状記憶合金線材を用いているので、温水に浸漬
するだけで、スプールに巻いた巻きぐせなどを容易に解
消でき、真直ぐな釣糸が得られて、これを用いることに
よりオトリ鮎の負担を軽減し、その結果良い釣果が得ら
れる。さらに、巻きぐせがないので加工し易く、使い勝
手の良い釣糸を提供することができる。
【図1】本考案の一例における釣糸の断面図である。
1 芯材 2 製紐部 3 外側糸 4 樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01K 91/00 F
Claims (2)
- 【請求項1】 1本または複数本の形状記憶合金線材を
芯材とし、この芯材を包むように引張強度が20g/d
以上、破断伸度が4%〜8%の範囲にある合成繊維から
なる複数本の外側糸による製紐部を設けたことを特徴と
する釣糸。 - 【請求項2】 請求項1記載の釣糸であって、芯材と製
紐部の間および製紐部の周りに樹脂の被覆層を設けたこ
とを特徴とする釣糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1523092U JP2554546Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 釣 糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1523092U JP2554546Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 釣 糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576276U JPH0576276U (ja) | 1993-10-19 |
JP2554546Y2 true JP2554546Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=11883067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1523092U Expired - Fee Related JP2554546Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 釣 糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554546Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4615145B2 (ja) * | 2001-05-15 | 2011-01-19 | 有限会社よつあみ | 金属線を芯部に有する釣糸 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP1523092U patent/JP2554546Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0576276U (ja) | 1993-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |