JPH0896616A - 照明器具の係止構造 - Google Patents
照明器具の係止構造Info
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- JPH0896616A JPH0896616A JP6225405A JP22540594A JPH0896616A JP H0896616 A JPH0896616 A JP H0896616A JP 6225405 A JP6225405 A JP 6225405A JP 22540594 A JP22540594 A JP 22540594A JP H0896616 A JPH0896616 A JP H0896616A
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- screw member
- lighting fixture
- male screw
- luminaire
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
- F21V21/02—Wall, ceiling, or floor bases; Fixing pendants or arms to the bases
- F21V21/04—Recessed bases
- F21V21/048—Mounting arrangements for fastening lighting devices to false ceiling frameworks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
- F21Y2103/00—Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井面に取り付けられた照明器具をメンテナ
ンスなどの際に簡単に昇降移動させることが可能な照明
器具の係止構造を提供すること。 【構成】 天井面１０に直付けまたは埋め込まれて取り
付けられる照明器具２を係止する係止構造１６は、天井
下地材６に固定された支持部材２０と、支持部材に固定
された雌ネジ部材２２と、照明器具２の上部に相対回転
自在に軸支され、雌ネジ部材２２に螺合される長尺な雄
ネジ部材２４とを備えている。雄ネジ部材２４の下端部
には回転用の係合部材３０が形成され、係合部材３０に
は昇降移動操作用の回転棒３６が係脱自在に係合され
る。係合部材３０に係合した回転棒３６を回転させる
と、雄ネジ部材２４は供回りされて支持部材２０に固定
された雌ネジ部材２２に対し進退移動され、雄ネジ部材
２４下端に係止された照明器具２は昇降移動される。
ンスなどの際に簡単に昇降移動させることが可能な照明
器具の係止構造を提供すること。 【構成】 天井面１０に直付けまたは埋め込まれて取り
付けられる照明器具２を係止する係止構造１６は、天井
下地材６に固定された支持部材２０と、支持部材に固定
された雌ネジ部材２２と、照明器具２の上部に相対回転
自在に軸支され、雌ネジ部材２２に螺合される長尺な雄
ネジ部材２４とを備えている。雄ネジ部材２４の下端部
には回転用の係合部材３０が形成され、係合部材３０に
は昇降移動操作用の回転棒３６が係脱自在に係合され
る。係合部材３０に係合した回転棒３６を回転させる
と、雄ネジ部材２４は供回りされて支持部材２０に固定
された雌ネジ部材２２に対し進退移動され、雄ネジ部材
２４下端に係止された照明器具２は昇降移動される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、室内天井面に取り付け
られる照明器具の係止構造に関する。
られる照明器具の係止構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、室内天井面に取り付けられて
いる蛍光灯などの照明器具は、邪魔にならないような場
所、例えば天井面などの比較的高い位置に配設され、天
井面に螺子止めされ、一体的に固着されている。このた
め、切れた照明灯の交換や照明器具の清掃といった照明
器具に対して行うメンテナンス作業は、作業員が脚立な
どの作業台に載って行われていた。
いる蛍光灯などの照明器具は、邪魔にならないような場
所、例えば天井面などの比較的高い位置に配設され、天
井面に螺子止めされ、一体的に固着されている。このた
め、切れた照明灯の交換や照明器具の清掃といった照明
器具に対して行うメンテナンス作業は、作業員が脚立な
どの作業台に載って行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脚立な
どの作業台に載った作業員は、作業台という限られた狭
い範囲の足場しか確保できないので、上記メンテナンス
作業が困難であるとともに、作業姿勢を崩したような場
合に転落する虞などがあった。また、照明器具の中でも
比較的長尺な蛍光灯のメンテナンス作業は、作業台に載
っても手の届かない部分があり、いちいち作業台の位置
をずらしながら作業を行わなくてはならず、煩わしいと
いう問題があった。
どの作業台に載った作業員は、作業台という限られた狭
い範囲の足場しか確保できないので、上記メンテナンス
作業が困難であるとともに、作業姿勢を崩したような場
合に転落する虞などがあった。また、照明器具の中でも
比較的長尺な蛍光灯のメンテナンス作業は、作業台に載
っても手の届かない部分があり、いちいち作業台の位置
をずらしながら作業を行わなくてはならず、煩わしいと
いう問題があった。
【０００４】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、天井面に取り付けられた照明器
具をメンテナンスなどの際に簡単に昇降移動させること
が可能な照明器具の係止構造を提供することにある。
であって、その目的は、天井面に取り付けられた照明器
具をメンテナンスなどの際に簡単に昇降移動させること
が可能な照明器具の係止構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る照明器具の係止構造は、天井面に直付
けまたは埋め込まれて取り付けられる照明器具の係止構
造において、天井側部材に固定された支持部材と、該支
持部材に固定された雌ネジ部材と、照明器具の上部に相
対回転自在に軸支され、該雌ネジ部材に螺合される長尺
な雄ネジ部材とを備え、該雄ネジ部材の下端部には回転
用の係合部が形成され、該係合部には昇降移動操作用の
回転棒が係脱自在に係合されることを特徴とする。
に、本発明に係る照明器具の係止構造は、天井面に直付
けまたは埋め込まれて取り付けられる照明器具の係止構
造において、天井側部材に固定された支持部材と、該支
持部材に固定された雌ネジ部材と、照明器具の上部に相
対回転自在に軸支され、該雌ネジ部材に螺合される長尺
な雄ネジ部材とを備え、該雄ネジ部材の下端部には回転
用の係合部が形成され、該係合部には昇降移動操作用の
回転棒が係脱自在に係合されることを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明に係る照明器具の係止構造の作用につい
て述べると、照明器具の上部に相対回転自在に軸支され
た長尺な雄ネジ部材は、天井側部材に固定された雌ネジ
部材に螺合して当該照明器具を支えているので、雄ネジ
部材の下端部に形成された回転用の係合部に回転棒を係
合させ、この回転棒を介して雄ネジ部材を軸回りに回転
させれば、雄ネジ部材は螺合している雌ネジ部材に対し
て進退し、これに伴い照明器具は昇降移動される。従っ
て、上記昇降移動操作用の回転棒を用いて照明器具を昇
降させてその位置調整を行うことができるので、照明器
具の清掃または照明灯の交換などのメンテナンス作業を
行う際に、照明器具を手の届くような位置まで簡単に降
下させれば、上記メンテナンス作業を容易に行うことが
できるようになる。また、上記メンテナンス作業が終了
した際には、照明器具を上昇移動させて取付位置に納め
ることができる。
て述べると、照明器具の上部に相対回転自在に軸支され
た長尺な雄ネジ部材は、天井側部材に固定された雌ネジ
部材に螺合して当該照明器具を支えているので、雄ネジ
部材の下端部に形成された回転用の係合部に回転棒を係
合させ、この回転棒を介して雄ネジ部材を軸回りに回転
させれば、雄ネジ部材は螺合している雌ネジ部材に対し
て進退し、これに伴い照明器具は昇降移動される。従っ
て、上記昇降移動操作用の回転棒を用いて照明器具を昇
降させてその位置調整を行うことができるので、照明器
具の清掃または照明灯の交換などのメンテナンス作業を
行う際に、照明器具を手の届くような位置まで簡単に降
下させれば、上記メンテナンス作業を容易に行うことが
できるようになる。また、上記メンテナンス作業が終了
した際には、照明器具を上昇移動させて取付位置に納め
ることができる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明に係る照明器具の係止構造の好
適な実施例について、添付図面に基づき詳述する。
適な実施例について、添付図面に基づき詳述する。
【０００８】図１は、本実施例の照明器具の係止構造を
示した縦断面図である。本実施例の照明器具２は、天井
面１０に埋め込まれて天井裏空間１４に収納される埋設
型のものであり、オフィスなどで一般的よく使用されて
いる蛍光灯照明器具を例にしている。
示した縦断面図である。本実施例の照明器具２は、天井
面１０に埋め込まれて天井裏空間１４に収納される埋設
型のものであり、オフィスなどで一般的よく使用されて
いる蛍光灯照明器具を例にしている。
【０００９】同図において、４は建物躯体の床スラブ４
であり、このスラブ４の下方には、Ｃ型軽量鋼材により
格子状に構成された天井下地材６がスラブ４の下面から
垂下された吊ボルト８を介して吊下げ配設されている。
さらに、この天井下地材６の下側には、天井面１０を画
成する天井材１２が配設されている。そして、これら天
井側部材（天井下地材６，天井材１２）とスラブ４との
間に形成される天井裏空間１４には、図示していない
が、主に水道管または下水管などの配管や電気配線及び
空調用ダクトなどが配設されるようになっている。
であり、このスラブ４の下方には、Ｃ型軽量鋼材により
格子状に構成された天井下地材６がスラブ４の下面から
垂下された吊ボルト８を介して吊下げ配設されている。
さらに、この天井下地材６の下側には、天井面１０を画
成する天井材１２が配設されている。そして、これら天
井側部材（天井下地材６，天井材１２）とスラブ４との
間に形成される天井裏空間１４には、図示していない
が、主に水道管または下水管などの配管や電気配線及び
空調用ダクトなどが配設されるようになっている。
【００１０】上記照明器具２は、上記天井材１２に開口
形成された矩形の取付用開口部１３に、室内側つまり下
方から挿入されて天井裏空間１４に収納され、以下に述
べる係止構造により天井側部材に支持されるようになっ
ている。
形成された矩形の取付用開口部１３に、室内側つまり下
方から挿入されて天井裏空間１４に収納され、以下に述
べる係止構造により天井側部材に支持されるようになっ
ている。
【００１１】即ち、この係止構造１６は、上記天井下地
材６に固定される支持部材２０と、支持部材２０に固定
される雌ネジ部材２２と、照明器具２の上部に相対回転
自在に軸支されて上記雌ネジ部材２２に螺合される長尺
な雄ネジ部材２４とから主に構成されている。
材６に固定される支持部材２０と、支持部材２０に固定
される雌ネジ部材２２と、照明器具２の上部に相対回転
自在に軸支されて上記雌ネジ部材２２に螺合される長尺
な雄ネジ部材２４とから主に構成されている。
【００１２】図２は、この係止構造１６の要部を示した
縦断面図である。各構成について詳しく説明すると、ま
ず、支持部材２０は、上記天井下地材６と同様にＣ型軽
量鋼材でなり、上記収納された照明器具２の上方に配設
されて、照明器具２を吊り下げて支持している。即ち、
この支持部材２０は、照明器具２の収納位置上方付近に
またがるようにして配置され、その両端部がそれぞれ天
井下地材６に対して架設されている。そして、支持部材
２０の中央部分には、雌ネジ部材２２が固設されてい
る。
縦断面図である。各構成について詳しく説明すると、ま
ず、支持部材２０は、上記天井下地材６と同様にＣ型軽
量鋼材でなり、上記収納された照明器具２の上方に配設
されて、照明器具２を吊り下げて支持している。即ち、
この支持部材２０は、照明器具２の収納位置上方付近に
またがるようにして配置され、その両端部がそれぞれ天
井下地材６に対して架設されている。そして、支持部材
２０の中央部分には、雌ネジ部材２２が固設されてい
る。
【００１３】この雌ネジ部材２２は、中空筒体状に形成
されていて、内面には雌ネジ２２ａが螺刻されている。
この雌ネジ部材２２は、上記支持部材２０に上下方向に
貫通形成された取付孔２０ａに嵌入されて固定されてい
る。この雌ネジ部材２２の内面に形成された雌ネジ２２
ａには、照明器具２を軸支する雄ネジ部材２４が螺合さ
れている。
されていて、内面には雌ネジ２２ａが螺刻されている。
この雌ネジ部材２２は、上記支持部材２０に上下方向に
貫通形成された取付孔２０ａに嵌入されて固定されてい
る。この雌ネジ部材２２の内面に形成された雌ネジ２２
ａには、照明器具２を軸支する雄ネジ部材２４が螺合さ
れている。
【００１４】この雄ネジ部材２４は、長尺な棒体状に形
成されていて、その長さは、上端部がスラブ下面に達し
ないようになっている。そして、この雄ネジ部材２４の
下端部には、照明器具２が吊り下げ支持されている。即
ち、雄ネジ部材２４の下端部には、鉛直方向下方に向か
って突出した軸部２６が形成されていて、この軸部２６
が照明器具２に対し相対回転自在に挿入されている。
成されていて、その長さは、上端部がスラブ下面に達し
ないようになっている。そして、この雄ネジ部材２４の
下端部には、照明器具２が吊り下げ支持されている。即
ち、雄ネジ部材２４の下端部には、鉛直方向下方に向か
って突出した軸部２６が形成されていて、この軸部２６
が照明器具２に対し相対回転自在に挿入されている。
【００１５】ここで、この雄ネジ部材２４が軸支してい
る照明器具２は、２本の蛍光灯を収納する収納ハウジン
グ３を備えている。この収納ハウジング３は、蛍光灯の
長さ方向に沿って長く形成されていて、蛍光灯を収納す
る外殻ボディ３ａと、外殻ボディ３ａ内側に配設され、
蛍光灯からの照射光を反射する反射板３ｂとから構成さ
れている。
る照明器具２は、２本の蛍光灯を収納する収納ハウジン
グ３を備えている。この収納ハウジング３は、蛍光灯の
長さ方向に沿って長く形成されていて、蛍光灯を収納す
る外殻ボディ３ａと、外殻ボディ３ａ内側に配設され、
蛍光灯からの照射光を反射する反射板３ｂとから構成さ
れている。
【００１６】そして、上記雄ネジ部材２４の軸部２６
は、上記外殻ボディ３ａに照明器具２の重心軸線上に位
置させて形成された挿通孔２８に、挿通されている。さ
らに、挿通された軸部２６の軸端には、外殻ボディ３ａ
の下側から係止部材３０が装着され、照明器具２を係止
して支持するようになっている。ここで、外殻ボディ３
ａの上面側及び下面側両面の挿入孔２８周辺には、軸部
２６に挿通されるリング状の補強部材３２がそれぞれ配
設され、挿通孔２８の周りを補強するようになってい
る。また、外殻ボディ３ａ上面側に配設された補強部材
３２の上方には、軸部２６に挿通されたスベリ座金３４
が配設され、軸部２６が補強部材３２に対して円滑に相
対回転するようになっている。
は、上記外殻ボディ３ａに照明器具２の重心軸線上に位
置させて形成された挿通孔２８に、挿通されている。さ
らに、挿通された軸部２６の軸端には、外殻ボディ３ａ
の下側から係止部材３０が装着され、照明器具２を係止
して支持するようになっている。ここで、外殻ボディ３
ａの上面側及び下面側両面の挿入孔２８周辺には、軸部
２６に挿通されるリング状の補強部材３２がそれぞれ配
設され、挿通孔２８の周りを補強するようになってい
る。また、外殻ボディ３ａ上面側に配設された補強部材
３２の上方には、軸部２６に挿通されたスベリ座金３４
が配設され、軸部２６が補強部材３２に対して円滑に相
対回転するようになっている。
【００１７】他方、上記雄ネジ部材２４の軸部２６軸端
に装着された係止部材３０は、照明器具２を支持する台
座部３０ａと、雄ネジ部材２４を回転させるための係合
部となる係合爪３０ｂとが上下に重ね合わされて構成さ
れている。台座部３０ａは、その上面が平滑に形成され
ていて、その上面中央部分には嵌合孔（図示せず）が形
成されていて、雄ネジ部材２４の軸部２６に装着される
ようになっている。
に装着された係止部材３０は、照明器具２を支持する台
座部３０ａと、雄ネジ部材２４を回転させるための係合
部となる係合爪３０ｂとが上下に重ね合わされて構成さ
れている。台座部３０ａは、その上面が平滑に形成され
ていて、その上面中央部分には嵌合孔（図示せず）が形
成されていて、雄ネジ部材２４の軸部２６に装着される
ようになっている。
【００１８】また、係合爪３０ｂは、人の指でも十分把
持できる半円板状に形成されていて、上記台座部３０ａ
下面に一体に形成され、昇降移動操作用の回転棒３６が
係脱自在に係合されるようになっている。他方、回転棒
３６の上端面には、上記係合爪３０ｂに係合する係合溝
３６ａが切欠されていて、この係合溝３６ａに上記係合
爪３０ｂがはめ込まれるようになっている。これによ
り、回転棒３６の係合溝３６ａを係止部材３０の係合爪
３０ｂに係合させて、回転棒３６を軸回りに回転させる
と、係止部材３０は回転棒３６の回転に伴って供回りさ
れるので、係止部材３０と一体となっている雄ネジ部材
２４も回転されることになる。従って、回転棒３６の回
転運動は、係止部材３０を介して雄ネジ部材２４に伝達
されることになる。
持できる半円板状に形成されていて、上記台座部３０ａ
下面に一体に形成され、昇降移動操作用の回転棒３６が
係脱自在に係合されるようになっている。他方、回転棒
３６の上端面には、上記係合爪３０ｂに係合する係合溝
３６ａが切欠されていて、この係合溝３６ａに上記係合
爪３０ｂがはめ込まれるようになっている。これによ
り、回転棒３６の係合溝３６ａを係止部材３０の係合爪
３０ｂに係合させて、回転棒３６を軸回りに回転させる
と、係止部材３０は回転棒３６の回転に伴って供回りさ
れるので、係止部材３０と一体となっている雄ネジ部材
２４も回転されることになる。従って、回転棒３６の回
転運動は、係止部材３０を介して雄ネジ部材２４に伝達
されることになる。
【００１９】他方、反射板３ｂには、上記係合爪３０ｂ
の下方に位置した部分が開口されていて、この開口部分
には、これを覆うキャップ３８が取付られている。この
キャップ３８は円盤状に形成され、その表面中央部分は
十字状に切断されていて、回転棒３６がキャップ３８中
央部分に押し当てられると、その十字状の部分がめくれ
上がり、回転棒３６を係合爪３０ｂに係合させることが
できるようになっている。
の下方に位置した部分が開口されていて、この開口部分
には、これを覆うキャップ３８が取付られている。この
キャップ３８は円盤状に形成され、その表面中央部分は
十字状に切断されていて、回転棒３６がキャップ３８中
央部分に押し当てられると、その十字状の部分がめくれ
上がり、回転棒３６を係合爪３０ｂに係合させることが
できるようになっている。
【００２０】次に、以上説明した照明器具の係止構造１
６の作用について述べる。図３は、回転棒３６を回転さ
せて、照明器具２を降下させているところを示したもの
である。照明器具２を係止している係止構造１６を構成
している係止部材３０の係合爪３０ｂに、上記回転棒３
６の上端部を係合させて回転棒３６を回転させると、係
合爪３０を有する係止部材３０は、回転棒３６の回転と
ともに供回りされ、係止部材３０と一体になっている雄
ネジ部材２４をその軸回りに回転させる。このため、雄
ネジ部材２４は、螺合されている雌ネジ部材２２に対し
相対的に進退移動をすることになり、雄ネジ部材２４下
端部に支持されている照明器具２は、鉛直方向に昇降移
動するので、照明器具２の高さ位置を調節することがで
きるようになる。従って、照明器具２の清掃または照明
灯の交換などのメンテナンス作業を行う際には、回転棒
３６を係合爪３０ｂに係合させて照明器具２を降下させ
る方向に回転させれば、照明器具２は降下して手の届く
ような所に位置し、上記メンテナンス作業を容易に行う
ことができるようになる。尚、上記係合爪３０ｂは人の
指でも十分把持できるようになっているので、係合爪３
０ｂに手が届く位置まで照明器具２が降下したら、あと
は回転棒３６を使用せずに手で降下させても良い。ま
た、上記メンテナンス作業が終了した際には、回転棒３
６を再び係合爪３０ｂに係合させて照明器具２を上昇さ
せる方向に回転させれば、照明器具２は上昇移動されて
通常の取付位置に納めることができる。これによって、
作業台が不要となりその位置をいちいちずらしながら多
数の照明器具に対して作業を行う必要がないとともに、
作業員の安定した足場を確保することができ、作業の安
全性を向上させることができる。
６の作用について述べる。図３は、回転棒３６を回転さ
せて、照明器具２を降下させているところを示したもの
である。照明器具２を係止している係止構造１６を構成
している係止部材３０の係合爪３０ｂに、上記回転棒３
６の上端部を係合させて回転棒３６を回転させると、係
合爪３０を有する係止部材３０は、回転棒３６の回転と
ともに供回りされ、係止部材３０と一体になっている雄
ネジ部材２４をその軸回りに回転させる。このため、雄
ネジ部材２４は、螺合されている雌ネジ部材２２に対し
相対的に進退移動をすることになり、雄ネジ部材２４下
端部に支持されている照明器具２は、鉛直方向に昇降移
動するので、照明器具２の高さ位置を調節することがで
きるようになる。従って、照明器具２の清掃または照明
灯の交換などのメンテナンス作業を行う際には、回転棒
３６を係合爪３０ｂに係合させて照明器具２を降下させ
る方向に回転させれば、照明器具２は降下して手の届く
ような所に位置し、上記メンテナンス作業を容易に行う
ことができるようになる。尚、上記係合爪３０ｂは人の
指でも十分把持できるようになっているので、係合爪３
０ｂに手が届く位置まで照明器具２が降下したら、あと
は回転棒３６を使用せずに手で降下させても良い。ま
た、上記メンテナンス作業が終了した際には、回転棒３
６を再び係合爪３０ｂに係合させて照明器具２を上昇さ
せる方向に回転させれば、照明器具２は上昇移動されて
通常の取付位置に納めることができる。これによって、
作業台が不要となりその位置をいちいちずらしながら多
数の照明器具に対して作業を行う必要がないとともに、
作業員の安定した足場を確保することができ、作業の安
全性を向上させることができる。
【００２１】尚、雄ネジ部材２４に関しては、雌ネジ部
材２２と照明器具２との間にストッパー部材４０を配設
し、照明器具２が収納位置まで上昇された時にストッパ
ー部材４０が雌ネジ部材２２の下端面に当接されるよう
にすれば、上昇させすぎることを防止することができ
る。
材２２と照明器具２との間にストッパー部材４０を配設
し、照明器具２が収納位置まで上昇された時にストッパ
ー部材４０が雌ネジ部材２２の下端面に当接されるよう
にすれば、上昇させすぎることを防止することができ
る。
【００２２】
【発明の効果】以上実施例で説明したように、本発明に
係る照明器具の係止構造によれば、天井側部材に固定さ
れた雌ネジ部材に螺合している長尺な雄ネジ部材を、雄
ネジ部材の下端部に形成された係合部に係合された回転
棒によって回転させると、照明器具は天井側部材に相対
して昇降移動されるので、照明器具の位置調整を行うこ
とができる。このことから、照明器具の清掃または照明
灯の交換などのメンテナンス作業を行う際に、照明器具
を降下させて手の届くような所に位置させれば、上記メ
ンテナンス作業を容易に行うことができるようになる。
また、上記メンテナンス作業が終了した際には、照明器
具を上昇移動させて再び取付位置に納めることができ
る。これによって、作業台が不要となりその位置をいち
いちずらしながら作業を行う必要がないとともに、作業
員の安定した足場を確保することができ、作業の安全性
を向上させることができる。
係る照明器具の係止構造によれば、天井側部材に固定さ
れた雌ネジ部材に螺合している長尺な雄ネジ部材を、雄
ネジ部材の下端部に形成された係合部に係合された回転
棒によって回転させると、照明器具は天井側部材に相対
して昇降移動されるので、照明器具の位置調整を行うこ
とができる。このことから、照明器具の清掃または照明
灯の交換などのメンテナンス作業を行う際に、照明器具
を降下させて手の届くような所に位置させれば、上記メ
ンテナンス作業を容易に行うことができるようになる。
また、上記メンテナンス作業が終了した際には、照明器
具を上昇移動させて再び取付位置に納めることができ
る。これによって、作業台が不要となりその位置をいち
いちずらしながら作業を行う必要がないとともに、作業
員の安定した足場を確保することができ、作業の安全性
を向上させることができる。
【図１】本発明に係る照明器具の係止構造を示した縦断
面図である。
面図である。
【図２】本発明に係る照明器具の係止構造の要部を示し
た縦断面図である。
た縦断面図である。
【図３】本発明に係る照明器具の係止構造を示した縦断
面図である。
面図である。
２ 照明器具 ２２ 雌ネジ部
材 ４ スラブ ２４ 雄ネジ部
材 ６ 天井下地材 ２６ 軸部 １０ 天井面 ２８ 挿通孔 １２ 天井面材 ３０ 係止部材 １６ 係止構造 ３０ｂ 係合爪 ２０ 支持部材 ３６ 回転棒
材 ４ スラブ ２４ 雄ネジ部
材 ６ 天井下地材 ２６ 軸部 １０ 天井面 ２８ 挿通孔 １２ 天井面材 ３０ 係止部材 １６ 係止構造 ３０ｂ 係合爪 ２０ 支持部材 ３６ 回転棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２１Ｖ 17/02
Claims (1)
- 【請求項１】 天井面に直付けまたは埋め込まれて取り
付けられる照明器具の係止構造において、天井側部材に
固定された支持部材と、該支持部材に固定された雌ネジ
部材と、照明器具の上部に相対回転自在に軸支され、該
雌ネジ部材に螺合される長尺な雄ネジ部材とを備え、該
雄ネジ部材の下端部には回転用の係合部が形成され、該
係合部には昇降移動操作用の回転棒が係脱自在に係合さ
れることを特徴とする照明器具の係止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225405A JPH0896616A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 照明器具の係止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225405A JPH0896616A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 照明器具の係止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0896616A true JPH0896616A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16828854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6225405A Pending JPH0896616A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 照明器具の係止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0896616A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111076124A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-28 | 天津大学 | 可调节高度的办公室照明装置 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6225405A patent/JPH0896616A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111076124A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-28 | 天津大学 | 可调节高度的办公室照明装置 |
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