JP2006269144A - 昇降装置及び昇降式照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単かつ確実に水平度の調整を行うことができる昇降装置及び昇降式照明装置を提供する。
【解決手段】 駆動装置12及び駆動装置12で巻き入れ、巻き出しされるワイヤーロープ13、13により昇降される昇降部14を設けた本体ケース11と;本体ケース11を支持するための支持部材17と;本体ケース11を支持した際、下方に面する本体ケース11の面に下方から目視可能に設けた水準器15と;を具備する構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天井に設置される照明器具等を昇降させるための昇降装置及び昇降式照明装置に関する。
近年では、各種の店舗、オフィスや多目的ホール等では、より良好な照明効果を発揮させる目的から、吹き抜けのある高天井に照明器具を設置し高所からの照明を行うようになってきている。高天井に設置される照明装置の場合には、ランプ交換等、メンテナンスの面から照明器具を天井から床に下降させるための昇降装置を用いた昇降式照明装置が多用されている。
昇降式照明装置は、高天井に設置した昇降装置に対し、ワイヤーロープの巻き入れ、または巻き出により照明器具を連結した昇降部を出し入れするように構成され、昇降装置が天井に水平でなく傾いて設置された場合には、昇降部が傾いた状態で昇降され、昇降装置の嵌合部に正しく嵌合しなくなる。
このため、照明器具側の電気接点が昇降装置側の電気接点に正しく接触しなくなり、接点の接触不良によるランプの不点や点灯が繰り返へされたり、ランプが点灯したとしても照明器具が傾いた状態となって配光特性がずれ、所期の目的とする配光が得られない問題が生じる。
また、昇降部が傾き嵌合部に引掛かり係合してしまった場合には、昇降部を下降させることができなくなる問題が発生する。
この問題を解決するために、昇降装置に水準器を設け水平に設置しようとするものがあるが、従来の水準器は本体ケース内の配線用の端子盤等に隣接して設けられているのが一般的で、設置の際に本体ケースのカバーを取り外し、側面もしくは下面から水準器を目視しながら本体ケースを傾けて水平度の調整をする必要がある。
このため、カバーを取り外す別途の作業などが必要となって手間がかかると共に、水準器は本体ケース内にあるため、作業者から見難く、特にダウンライト式照明器具の場合には、高所で狭くかつ暗い天井裏等での作業となり、さらに見難くなって一層困難な作業となってしまう。
このために、本体ケースの外側に水準器を設けるものがある(例えば、特許文献1)。
これは、本体ケースの側面に水準器を設け、水平度の調整を容易にしようとするものである
特開平6−203623号公報
しかしながら、特許文献1に示されるものは、水準器が本体の側面に設けられているために、水準器を設けた反対側からは、本体が邪魔となり水準器を見ることができず、作業者がわざわざ目視できる位置まで移動する必要があり、高所におけるクレーン等の移動を伴う面倒な作業となって、作業者の経験、勘を頼りにした作業になりがちで、確実な水平度の調整がなされなくなる恐れがある。
このため、この種の昇降式照明装置においては、如何に簡単でかつ確実に水平度の調整を行うことができるようにするかが重要な課題となっている。
本発明は、上述した問題、課題を解決することを目的とし、簡単かつ確実に水平度の調整を行うことができる昇降装置及び昇降式照明装置を提供しようとするものである。
請求項1に記載の昇降装置の発明は、駆動装置及び駆動装置で巻き入れ、巻き出しされるワイヤーロープにより昇降される昇降部を設けた本体ケースと;本体ケースを支持するための支持部材と;本体ケースを支持した際、下方に面する本体ケースの面に下方から目視可能に設けた水準器と; を具備することを特徴とする。
本発明によれば、本体ケースを支持した際、下方に面する本体ケースの面に下方から目視可能に設けた水準器により、簡単かつ確実に水平度の調整を行うことができる昇降装置が構成される。
本発明において、「本体ケースを支持した際、下方に面する本体ケースの面」は、例えば、本体ケースの上面を支持した場合には、上面と相対向する本体ケースの下面であることが好ましいが、ここでは本体ケースの下面であることには限定されない。
例えば、設置する前の状態では本体ケースの側面として位置づけられる面であるが、本体ケースを支持した際、その側面が下方に面する面となれば、その面が本発明における「下方に面する本体ケースの面」として許容される。
昇降装置は、オートストップ式でも任意高さ設定方式でもよく、ワイヤーロープを巻き入れ、巻き出しする駆動装置は、駆動源を電気モーターとして構成することが好ましいが、例えば、駆動源を手動となした駆動装置であってもよい。
水準器は、錘を垂下したもの、水泡式水準器等、下方から目視できるものであればよく、その方式、構成は特に限定されない。
水準器は、設置された昇降装置専用のものであっても、また水準器を本体に対し着脱可能に設け、水平度の調整を完了した昇降装置から水準器を取り外して、これから設置する他の昇降装置に取付けることにより、1個の水準器により他の昇降装置の調整にも使用することができるようにしてもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の昇降装置において、前記水準器は、本体ケースに着脱可能に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、1個の水準器により他の昇降装置の調整にも使用することが可能となり、昇降装置自体には専用の水準器を組み込む必要がない昇降装置が構成される。
請求項3に記載の昇降式照明装置の発明は、請求項1または2に記載の昇降装置を具備することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、本体ケースを支持した際、下方に面する本体ケースの面に下方から目視可能に設けた水準器により、簡単かつ確実に水平度の調整を行うことができる昇降装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、簡単かつ確実に水平度の調整を行うことができると共に、水準器を本体ケースに着脱可能に設けたので、1個の水準器により他の昇降装置の調整にも使用することが可能となり、昇降装置自体には専用の水準器を組み込む必要がなく装置のコストを抑えることが可能な昇降装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、簡単かつ確実に水平度の調整を行うことができる昇降式照明装置を提供することができる。
以下、本発明の昇降装置及び昇降式照明装置の実施形態につき説明する。
10は本発明の昇降装置を構成するオートストップ式電動昇降装置で、本体ケース11、本体ケース内に収納される駆動装置12、駆動装置で巻き入れ、巻き出しされるワイヤーロープ13、ワイヤーロープにより昇降される昇降部14及び本体ケースの下面に設けた水準器15で構成する。
本体ケース11は、下面を開放した箱状のケース部材11aと、ケース部材の下面開放部分を閉塞するカバー部材11bにより構成する。
箱状のケース部材11aの前面側に開放部を形成し、この開放部に蓋11cを開閉可能に設ける。
カバー部材11bは板状に形成し、本体ケースの下面部分を構成する。
これらケース部材11aとカバー部材11bからなる本体ケース11は、鉄、ステンレスやアルミニウム等の金属か樹脂などで構成する。
箱状をなすケース部材11aには、内部の中心部分に昇降部が嵌合する下面開放の円筒状をなす嵌合部16を形成する。
嵌合部16の内底面には電源線に接続される本体側の一対の電気接点16aを露出させて設ける。
さらに嵌合部16の内側面には、図示しないが昇降部14をロックするための落下防止機構、自動停止装置等を設置する。
ケース部材11a内で、嵌合部16に隣接する側方部分には、本発明の駆動装置12を構成する直流式のモーター12a、ワイヤードラム12b及びリール12cを設置し、モーター12aの正逆回転によりドラム12b、リール12cを介してワイヤーロープ13の巻き入れ、巻き出しを行うように構成する。
ワイヤーロープ13は、ステンレス製のワイヤーで構成し、下端部に昇降部14を連結する。
昇降部14は、円筒状をなす嵌合部16に合致して嵌合するようにやや扁平の下面開放の円筒状をなす形状に構成し、その上面に一対の昇降側電気接点14aを露出させて設け、昇降部14が嵌合部16に嵌合したときに本体側電気接点16aと電気的に接続できるように構成する。
昇降部14は、嵌合部16に嵌合した際に、落下防止機構でロックされ、また自動停止装置により自動的に停止する。
昇降部14の下面には、昇降させる器具、本実施形態では照明器具20を取付け、照明器具のランプ20aには、昇降側電気接点14a及び本体側電気接点16aが接続されることにより電力が供給される。
昇降部14も本体ケース11と同様に鉄、ステンレスやアルミニウム等の金属か樹脂で構成する。
ケース本体11の板状をなすカバー部材11bは、嵌合部16に対応して円形の透孔11cを形成すると共に、水準器15を取付けるための取付孔11dを貫通して形成する。
カバー部材11bは、4本の取付ねじ11eをケース部材11aの4隅の角部に取付けて、ケース部材11aの下面の開放部分を閉塞すると共に、取付ねじ11eを外すことによりケース部材11aから取り外して下面の開放部分を開き、装置内部のモーター等部品の修理、点検等を行うことができるようにする。
15は水準器で、本体ケース11下面に位置するカバー部材11bの取付孔11dに取付ける。
水準器15は、図2(a)に示すように下方が開放し内部が空洞の透明ケース15aと、透明ケースの下方開放部に、透明ケースの軸線x−xに対して直角になるように水平方向に一体に形成した鍔状の枠15bと、透明ケースの上面から空洞内に吊り下げられたチェーン15cにより垂下させた錘15dで構成する。
鍔状の枠15bに円形のゲージ孔15eを形成し、錘15dはチェーン15cを介して、このゲージ孔15eから下方に貫通させて垂下させる。
図2(b)に示すように、円形のゲージ孔15eの外表面に直交する目盛り15fを形成し、目盛りが交差する中心点aに錘15dの中心点が位置しているか否かによって、水準器としての水平判断を行うように構成する。
透明ケース15aは、透明な合成樹脂またはガラス等で構成し、チェーン15c及び錘15dは金属で構成する。
上記に構成した水準器15は、カバー部材11bの取付孔11dに透明ケース15aを下方から差し込み、鍔状の枠15bを取付孔11d周囲の盤面に合致させて取付ける。
透明ケース15aに直角に形成した鍔状の枠15bが、取付孔11d周囲の盤面に合致することによって、水準器15の軸線x−xが本体ケース11の下面をなすカバー部材11bに対し垂直に位置して支持される。
水準器15は、カバー部材11bの取付孔11dに透明ケース15a差し込んだ状態で、板ばね材からなる取付金具15gの係合片15hを、透明ケースの外面に摩擦係合させることにより支持固定する。
図中17は、本発明の支持部材を構成する取付アームで、本体ケース11と同様に鉄、ステンレスやアルミニウム等の金属か樹脂で、略U字形状をなす形状に形成し、アームを構成する両側端部をケース部材11aの両側面に、2本の六角ボルト17aによってそれぞれ支持し、六角ボルト17aを中心として本体ケース11に対し回動できるように構成する。
U字形状をなす取付アーム17の水平部分に、アームを支持ボルト等で天井に固定するための貫通する支持孔17bを2個形成する。
18は送り配線が可能な操作用端子台やランプ用端子台等からなる端子台で、ケース部材11a内に前面側の開放部に対向して設置し、蓋11cを開放することにより外部から端子台18に対し、所定の電気配線が行えるようする。
上記に構成した昇降装置10の昇降部14に照明器具20を連結して、昇降式照明装置30を構成する。
照明器具20は、放電灯からなるランプ20a、ランプを装着するソケット20b及びランプを内包する反射体20cで構成する。
ランプを装着するソケット20bの両端子は、昇降部14の昇降側電気接点14aにリード線14bを介して接続する。
次に、上記のように構成した昇降装置10及び昇降式照明装置30を、多目的ホール等の吹き抜けのある高天井に設置するための施工の手順を図3に従い説明する。
まず、作業者はクレーン等で照明器具を設置する天井40の付近まで上り、昇降装置10を持ち上げ、取付アーム17の支持孔17bを、天板下地材やスラブにあらかじめ取付けられた2本の支持ボルト41に挿通し、ナット42をねじ込むことにより本体ケース11を天井40に固定する(図3(a))。
次に、本体ケース11を下から覗いて水準器15を目視し、枠15bの円形のゲージ孔15eと錘15dの位置関係を確認する。
円形のゲージ孔15eの交差する目盛り15fの中心点aに錘15dの中心点が位置していれば、本体ケース11が天井40に水平に支持されている。
円形のゲージ孔15eの交差する目盛り15fの中心点aと錘15dの中心点がずれている場合には、本体ケース11が水平に支持されていない。
この場合、図3(a)に示すa−a方向の水平度は、2本の支持ボルト41にねじ込んだ2個のナット42を回転させ、本体ケース11のa−a方向の向きを変えて円形のゲージ孔15eの交差する目盛り15fの中心点aに錘15dの中心点が位置するように調整する。
また、図3(b)に示すb−b方向の水平度は、取付アーム17の六角ボルト17aを中心として本体ケース11を回動させ本体ケースのb−b方向の向きを変えて円形のゲージ孔15eの交差する目盛り15fの中心点aに錘15dの中心点が位置するように調整する。この調整は、±2度の角度以内になるように調整する。
この際、水準器15は本体ケース11の下面に位置して設けられているので、天井付近に上がった作業者が、極自然に楽に下方から水準器15を目視することができ、わざわざクレーンにより目視するための位置を移動させる必要がなく、調整作業が簡単かつ迅速に行うことができ、高所で狭い天井裏等での作業がより一層楽になる。同時に昇降装置10の水平度の調整を簡単かつ確実に行うことができる。
次に、作業者は、本体ケース11の蓋11cを開放して端子台18に所定の電気配線作業を行って床に降りる。
次に、図3(c)に示すように、昇降装置10に電源を投入し、モーター12aを駆動してワイヤーロープ13を巻き出して繰り出し、昇降部14を床面43に降ろす。
降ろした昇降部14に、あらかじめ床面に用意した照明器具20と所定の電気配線を行った後に、ねじ等で連結して照明器具20と昇降部14を一体化する。
次に、図3(d)に示すように、モーター12aを逆転して駆動しワイヤーロープ13を巻き上げて昇降部14と共に照明器具20を上昇させ、昇降部14を本体ケース11の嵌合部16内に収納する。この際、昇降部14は自動停止装置によって嵌合した所定の位置に自動的に停止する。
これにより昇降部14の昇降側電気接点14aと、嵌合部16の本体側電気接点16aが接続される。
また、昇降部14はロック機構により嵌合部16内に確実にロックされ、照明器具20は天井40に上昇設置したまま確実に固定して支持される。
これにより、昇降装置10にあらかじめ配線された電源線に照明器具20のソケット部20bが接続され、ランプ20aに電力が供給される状態となり、照明器具20がその反射体20c及びランプ20aを下方に向け、下方床面を照明するようにセットされて、施工作業が完了する。
この際、昇降装置10は水準器15により水平に支持されており、昇降部14が本体ケース11の嵌合部16に正しく嵌合される。
このため、照明器具側の電気接点14aと本体側の電気接点16aが正しく確実に接触するため、従来のようにランプ20aが点灯しなくなったり、照明器具20が傾いて配光がずれてしまうことがない。
上記のように設置された昇降式照明装置において、ランプ交換や、照明器具の修理、点検を行う場合は、壁面等に配線設置された昇降用スイッチの「下降」ボタンを押し、昇降装置10を駆動してワイヤーロープ13、13を巻き戻して繰り出し照明器具20を床面43に降ろしてランプ交換等を行う。
下降の際、昇降部14が本体ケース11の嵌合部16に係合してしまうこともなく、スムーズに下降させることができる。
ランプ交換等が終了したら、昇降用スイッチの「上昇」ボタンを押し、昇降装置10のワイヤーロープ13、13を巻き上げればよい。
本実施形態において、昇降装置10を傾斜した天井に取付ける場合には、図4に示すように、取付アーム17を傾斜した天板下地材やスラブ40に固定し、六角ボルト17aを中心として本体ケース11を回動させて水平状態に位置させ、その後、上記と同様に水準器15によって水平度を正確に調整する。この場合、傾斜した天井40と本体ケース11の上面部がなす角度aは、0〜45度の角度が好ましい。
水平をなす天井の場合には、直付け型に構成してもよい。
すなわち、図5に示すように、本体ケース11の両側面にL字形の支持金具45を取付け、支持金具45に支持ボルト41、41を挿通して、支持金具45を天井40に当接し、支持ボルトにナット42、42を締め付けて固定する。その後、上記と同様に水準器により水平度を正確に調整する。
本実施形態において、水準器15は、板ばね材からなる取付金具15gの係合片15hを、透明ケース15aの外面に摩擦係合させることによりカバー部材11bに支持固定したが、カバー部材に対し着脱ができるように支持してもよい。
すなわち、図6に示すように、水準器15の透明ケース15aの下端に雄ねじ部15iを形成し、カバー部材11bの取付孔11dには雌ねじ部11fを有する合成樹脂製の取付リング11gを嵌め込む。
この取付リング11gに透明ケース15aを下方から挿入し、下端の雄ねじ部15iをねじ込み支持する。
水準器15を取り外す場合には、透明ケース15aを逆に回転して取付リング11gの雌ねじ部11fから取り外す。
このように、水準器15を本体ケース11に対して着脱自在に支持することにより、水平度の調整作業を完了した昇降装置から水準器を取り外し、これから設置する他の昇降装置に取付け、1個の水準器により他の昇降装置の水平調整も行うことができる。
本実施形態の昇降装置では、昇降部に照明器具を連結して昇降式照明装置を構成したが、照明器具以外の天井等に取付ける器具、部品、例えば、装飾用のミラーボール等を昇降部に連結して各種用途に応じた昇降装置として構成してもよい。
昇降させる器具、部品等が軽量、小型で、天井が低い場合には、駆動源として電動モーターを使用せずに、手動でワイヤードラム、リール等からなる駆動装置を動かすようにしてもよい。
本体ケース11、取付アーム17及び昇降部14を鉄、ステンレスやアルミニウム等の金属で構成したが、重量の軽い小型の照明器具等を昇降するような場合には、合成樹脂で構成してもよい。
本実施形態では、天井吊り下げ形の昇降式照明装置に適用したが、照明器具を天井に埋め込むダウンライト形の昇降式照明装置に適用してもよい。
本実施形態によれば、水準器15は本体ケース11の下面に位置して設けられているので、調整作業が簡単かつ迅速に行うことができ、高所で狭い天井裏等での作業がより一層楽になり、同時に昇降装置10の水平度の調整を簡単かつ確実に行うことができる。
昇降装置10は水準器15により確実に水平に支持させることができ、昇降部14が本体ケース11の嵌合部16に正しく嵌合され、照明器具側の電気接点14aと本体側の電気接点16aが正しく確実に接触するため、従来のようにランプ20aが点灯しなくなったり、照明器具20が傾いて配光がずれてしまうことがない。
さらに、照明器具の修理、点検を行う場合に昇降装置10を下降させても昇降部14が本体ケース11の嵌合部16に係合してしまうこともなく、スムーズに下降させることができる。
水準器15は、カバー部材11bの取付孔11dに下方から単に挿入し、取付金具15gや取付リング11gによる簡単な構成で支持固定した。
このため、昇降装置のカバー部材として合成樹脂製カバー部材や金属製カバー部材等が混在する中で、これら各種のカバー部材に対しても水準器が簡単に取付けることができ、汎用性を有する水準器の取付構成が提供できる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
本発明の実施形態における昇降装置及び昇降式照明装置を、一部を切り欠いて示す斜視図。 同じく昇降装置に取付けられた水準器を示し、(a)は一部を断面した正面図、(b)は底面図。 同じく昇降装置及び昇降式照明装置を天井に設置する施工の手順を示す図で、(a)は昇降装置を天井に設置した状態を正面から見た図、(b)は(a)と同様に昇降装置を天井に設置した状態を側面から見た図、(c)は昇降部を床に下降させて照明器具を連結した状態を示す図、(d)は昇降部を上昇させて照明器具を天井に設置した状態を示す図。 同じく昇降装置を傾斜した天井に取付けた状態を示す図。 同じく昇降装置の変形例を示し、天井に直付けして取付けた状態を示す図。 同じく水準器の変形例を示す一部を断面した正面図。
符号の説明
10 昇降装置
11 本体ケース
12 駆動装置
13 ワイヤーロープ
14 昇降部
15 水準器
17 支持部材
20 照明器具
30 昇降式照明装置

Claims (3)

  1. 駆動装置及び駆動装置で巻き入れ、巻き出しされるワイヤーロープにより昇降される昇降部を設けた本体ケースと;
    本体ケースを支持するための支持部材と;
    本体ケースを支持した際、下方に面する本体ケースの面に下方から目視可能に設けた水準器と;
    を具備することを特徴とする昇降装置。
  2. 前記水準器は、本体ケースに着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 請求項1または2に記載の昇降装置を具備することを特徴とする昇降式照明装置。

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CN104990011A (zh) * 2015-07-07 2015-10-21 柳州市华方电器厂 灯具

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