JPS604341Y2 - 照明バトン昇降装置の制御装置 - Google Patents

照明バトン昇降装置の制御装置

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JPS604341Y2
JPS604341Y2 JP11678180U JP11678180U JPS604341Y2 JP S604341 Y2 JPS604341 Y2 JP S604341Y2 JP 11678180 U JP11678180 U JP 11678180U JP 11678180 U JP11678180 U JP 11678180U JP S604341 Y2 JPS604341 Y2 JP S604341Y2
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JP
Japan
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lighting
lighting baton
baton
longitudinal direction
mercury switch
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JP11678180U
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JPS5740205U (ja
Inventor
幸四郎 日比野
喜明 池田
Original Assignee
株式会社龍電社
日本テレビ放送網株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社龍電社, 日本テレビ放送網株式会社 filed Critical 株式会社龍電社
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Publication of JPS5740205U publication Critical patent/JPS5740205U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビ、映画、写真スタジオ及び劇場舞台用
の照明バトン昇降装置の制御装置に関するものである。
従来、テレビスタジオ、劇場舞台等において用いられて
いる照明バトン昇降装置は、照明バンドを吊り下げてい
るワイヤ等の支持索の弛みを検出し、巻上げ装置を制御
して、照明バトンを水平状態に保持しながら安全に降下
させる方式をとっている。
すなわち、照明バトンの昇降は、テレビスタジオや劇場
舞台の壁、副調整室等に設けられた操作盤の操作により
行われているが、スタジオや舞台には、建物、樹木等の
大道具を設置することが多く、見通しの悪い状態で昇降
操作することもある。
このような場合、照明バトンまたはバトンに取り付けら
れた照明器具が大道具に接触しても、これに気付かず巻
上げ装置を作動させて照明バトンを降下させることによ
り、不測の事故を招くおそれがある。
そこで、水平状態にある照明バトンが大道具等に接触し
て傾くと、照明バトンを吊り下げている複数本のワイヤ
ー等の支持索のいずれかが弛むことを利用して、支持索
が弛むとリミットスイッチが作動し、巻上げ装置の運転
を停止させることができる制御装置が使用されている。
ところで、従来の照明バトンはその長手方向を、スタジ
オや舞台等の長手方向またはそれと直角方向に合わせて
、同一方向に略等間隔に並列して配置されており、平面
的な移動はできない構造になっているため、最適な照明
効果が得られないか、あるいは困難となる欠点を有して
いた。
そこで本願出願人は、照明バトン昇降装置を平面的に回
転自在とし、照明すべき被射体の配置状況に対応した任
意の位置に照明器具を位置させて、煩雑な調整を要する
ことなく良好な照明効果が得られる回転式照明バトン昇
降装置を開発した(実願昭55−27595号)。
しかしながら、照明バトンを昇降及び回転自在とした装
置において、照明バトンの回転中に、照明バトンまたは
バトンに取り付けられた照明器具が大道具等に接触して
も、支持索は弛まず回転を続けるから、上記従来の制御
装置では正確に作動し得ない場合がある。
本考案は、照明バトンを昇降のみならず回転自在とした
装置であっても、常に正確に作動し得る、照明バトン昇
降装置の制御装置を提供することを目的とし、照明バト
ンが支持索により天井側から吊り下げられ巻上げ装置お
よび/または回転装置により昇降および/または回転す
る装置において、照明バトンまたは支持索により天井側
から吊り下げられ照明バトンを支持する部材に水銀スイ
ッチを設け、照明バトンの昇降および/または回転操作
時に照明バトンが長°手方向および/または長手方向と
直交する方向において傾くことにより巻上げ装置および
/または回転装置の作動を停止するようにしたものであ
る。
本案装置を構成する水銀スイッチは、最近実用化されて
いる、姿勢の変化により水銀が移動し、ON、 OFF
動作するものであって、水平状態から一定角度以上傾斜
すると作動するものであれば、その構成に特に限定はな
い。
水銀スイッチは、支持索を介して天井側から吊り下げら
れた、照明バトンまたは照明バトンの支持部材に、照明
バトンの長手方向および長手方向と直交する方向におい
て作動するように設ければよく、その設置位置に制限は
ない。
また、水銀スイッチが一旦作動した際は、若干の時間経
過後に再作動可能となるように、リレー等による遅延回
路を設けることが好ましい。
すなわち、照明バトンは通常天井部近傍から床面近傍ま
で昇降し、最も降下した場合には天井部からの間隔は相
当の距離になり、昇降および/または回転操作によって
小さく揺動することがあり、さらに照明バトンまたは照
明器具が大道具等に接触した場合は大きく揺動して水平
状態に静止するまでに若干時間を必要とするため、照明
バトンの傾斜により巻上げおよび/または回転装置の作
動を瞬時に停止させる装置では、照明バトンの小さな揺
動でも装置が断続的に作動して昇降および/または回転
操作が不能になるおそれがある。
したがって、水銀スイッチが一旦作動した際は再作動可
能となるまでに若干の時間差を設けることにより、照明
バトンの揺動がおさまるまで待機することなく昇降およ
び/または回転操作を続けることがでる。
なお、水銀スイッチを設ける照明バトンは従来のものと
同様の構成に係るものであり、巻上げ装置の運転により
照明バトンが昇降自在であり、および/または回転装置
の運転により天井部に設けられた支持部材が回転し、支
持索により支持部材から垂下された照明バトンもこの回
転に伴って回転可能なものであれば如何なる構成であっ
てもよい。
以下、本考案の照明バトン昇降装置の制御装置を図示の
実施例につ、いて説明する。
図において、照明1バトン1はワイヤ2を介して支持部
材3に吊り下げられ、図示しない適宜の巻上げ装置によ
り昇降自在に支持されている。
支持部材3は図示しないが適宜の回転装置を介してグリ
ッドに水平回転自在に取り付けられており、照明バトン
1は支持部材3にワイヤ2を介して吊り下げられた状態
で、支持部材3の回転に伴い水平回転できるようになっ
ている。
4および5は水銀スイッチであり、水銀スイッチ4は照
明バトンの長手方向における傾斜に作動する位置に、ま
た水銀スイッチ5は照明バトンの長手方向と直交する方
向における傾斜に作動する位置に、夫々設けられている
本考案は上記の如き構造を有するものであって、巻上げ
装置および/または回転装置の運転により昇降中および
/または回転中の照明バトン1が、例えば第3図に示す
ように、その長手方向において傾いた場合は、水銀スイ
ッチ4は照明バトン1の傾きに伴い傾斜して作動し、巻
上げ装置および/または回転装置の運転を停止すること
ができ、また、第4図に示すように照明バトン1がその
長手方向と直交する方向において傾いた場合には、水銀
スイッチ5が作動して、巻上げ装置および/または回転
装置の運転を停止することができる。
また、照明バトン1がその長手方向においても長手方向
と直交する方向においても傾斜した場合は、水銀スイッ
チ4および5がいずれも作動して、巻上げ装置および回
転装置を停止することができ、さらに、巻上げ装置およ
び/または回転装置の運転停止中に、大道具の設置・移
動等により照明バトン1が傾斜した場合は、照明器トン
1の昇降および/または回転操作の開始により水銀スイ
ッチ4および/または水銀スイッチ5が作動し、巻上げ
装置および/または回転装置を停止状態に保持すること
ができる。
なお、長い照明バトンはその傾斜角度が小さなものでも
事故の危険性があり、短い照明バトンは大きく傾いても
危険性は少ないが、水銀スイッチの設置姿勢の調整は容
易であるから、照明バトンの長さにより、水銀スイッチ
が作動する傾斜角度は任意に設定することができる。
また、上記実施例においては、照明バトンの長子方向お
よび長子方向と直交する方向において、夫々1個、計2
個の水銀スイッチが設けられているが、例えば360度
の方向の傾斜に作動し7得る水銀スイッチであれば1個
でよい。
以上述べたことから明らかなように、本考案は、照明バ
トンが大道具等に接触して傾いても、確実に検知し、巻
上げおよび/または回転装置を自動的に停止することが
でき、不測の事故を未然に防止し得て、しかも、その構
成は簡単であり、安価であるから、極めて有益なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案装置の一実施例における正
面図および側面図、第3図および第4図は作動状態を説
明する正面図および側面図である。 1・・・・・・照明バトン、2・・・・・・ワイヤ、3
・・・・・・支持部材、4,5・・・・・・水銀スイッ
チ、6・・・・・・大道具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 照明バトンが支持索により天井側から吊り下げられ巻上
    げ装置および/または回転装置により昇降および/また
    は回転する装置において、照明バトンまたは支持索によ
    り天井側から吊り下げられ照明バトンを支持する部材に
    水銀スイッチを設け、照明バトンの昇降および/または
    回転操作時に照明バトンが長手方向および/または長手
    方向と直交する方向において傾くことにより巻上げ装置
    および/または回転装置の作動を停止するようにしたこ
    とを特徴とする照明バトン昇降装置の制御装置。
JP11678180U 1980-08-20 1980-08-20 照明バトン昇降装置の制御装置 Expired JPS604341Y2 (ja)

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JP11678180U JPS604341Y2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 照明バトン昇降装置の制御装置

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JP11678180U JPS604341Y2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 照明バトン昇降装置の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5740205U JPS5740205U (ja) 1982-03-04
JPS604341Y2 true JPS604341Y2 (ja) 1985-02-07

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ID=29477601

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JP11678180U Expired JPS604341Y2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 照明バトン昇降装置の制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62258033A (ja) * 1986-04-30 1987-11-10 清水建設株式会社 音響反射体

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Publication number Publication date
JPS5740205U (ja) 1982-03-04

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