JPH06275120A - 照明用昇降装置 - Google Patents

照明用昇降装置

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Publication number
JPH06275120A
JPH06275120A JP8530993A JP8530993A JPH06275120A JP H06275120 A JPH06275120 A JP H06275120A JP 8530993 A JP8530993 A JP 8530993A JP 8530993 A JP8530993 A JP 8530993A JP H06275120 A JPH06275120 A JP H06275120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
roller
winding
elevating
limit switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8530993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Koitabashi
正利 小板橋
Yukinobu Tomaru
幸信 都丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUTAATENGU KOGYO KK
Original Assignee
SUTAATENGU KOGYO KK
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Publication date
Application filed by SUTAATENGU KOGYO KK filed Critical SUTAATENGU KOGYO KK
Priority to JP8530993A priority Critical patent/JPH06275120A/ja
Publication of JPH06275120A publication Critical patent/JPH06275120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井に取付けられた昇降装置本体にワイヤを
巻き取る巻取装置と本体下部にワイヤにより上昇・下降
する照明器具等を取付けた昇降体とを有する昇降装置
で、天井から床までの高さの違いによって途中でワイヤ
が繰り出し終って折れ曲がったり、照明器具が床に着地
して破損することを防止する簡単な装置を得ることであ
る。 【構成】 巻取りドラム2から略水平に伸びたワイヤ5
を下向きに方向転換する第1のローラ6aを長孔8等に
遊嵌し、このローラ6aをスプリング9により略ばね力
方向に移動可能にし、ローラ6aがばね力方向へ移動す
ることで揺動するローラ検知部10aとワイヤ5が全て
繰り出され巻取りドラム2とローラ6aとの間の定常状
態が変化し、ワイヤ5の位置が変移するワイヤ検知部1
0bの両者を持つ検知レバー10で1個のリミットスイ
ッチ11を作動し巻取装置の回転を停止することを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として電動式により照
明器具等を天井にセットするための昇降装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種昇降装置はモータによって
移動される巻取装置のワイヤによって照明器具を昇降さ
せるが、天井から床までの高さが各家によって夫々異な
るため、途中でワイヤが繰り出し終ってワイヤに折れ曲
りくせがついてしまったり、照明器具が床に着地して破
損したりすることがある。そのためこれらの状態を検知
してモータを停止させる装置が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は床の着
地検知と繰り出し終りの検知とを別々のリミットスイッ
チにより別々の位置で作動させていた。
【0004】そのため装置・配線が複雑となり、また組
み立てもやりにくく、従って装置自体が高価になるとい
う欠点があった。
【0005】本発明が解決しようとする問題点は装置及
び配線を簡単にして、しかも組立ても容易な昇降装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る照明用昇降
装置は、天井に取付けられた昇降装置本体にワイヤを巻
き取る巻取装置と昇降装置本体下部にワイヤにより上昇
・下降する照明器具等を取付けた昇降体とを有する昇降
装置において、巻取りドラムから略水平に伸びたワイヤ
を、下向きに方向転換するローラを上向きに延びる長孔
に遊嵌すると共にスプリングによりローラを上向き方向
に加圧して移動可能に設け、ローラのばね力方向への移
動により揺動するローラ検知部とワイヤが全て繰り出さ
れ、巻取りドラムとローラとの間の定常状態が変化する
とその位置が変移するワイヤにより揺動するワイヤ検知
部とを有する検知レバーを設け、この検知レバーの揺動
により作動するリミットスイッチで巻取装置の回転を停
止せしめることを要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明は、床に照明器具が着地すると照明器具
の重さが消え、ワイヤがたるむことを利用してワイヤの
方向転換用ローラをスプリングによって移動可能に設
け、さらにこのローラと巻取りドラムの間のワイヤはワ
イヤを繰り出し終ると定常状態から位置が変わることを
利用した。さらにローラの移動とワイヤの定常状態から
の変化は近接した位置で起こるから、これらを検知する
検知レバーを設け、このレバーの揺動によって作動する
リミットスイッチを1個設けることで、モータの回転が
制御できるようにした。
【0008】したがって目的である簡単な構造で、問題
点が解決でき安価な装置が提供できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明昇降装置の一実施例を示す縦断
正面図で、この種の昇降装置は天井に取付けられた昇降
装置本体にワイヤを巻き取る巻取装置と昇降装置本体下
部にワイヤにより上昇・下降する照明器具等を取付けた
昇降体とにより構成される。
【0010】この昇降装置本体1は建物の構造体、例え
ば天井内にボルト等で水平に取付けられており、内部に
はモータ(図示せず)やワイヤ巻取りドラム2等の巻取
装置が設けられている。また照明器具3等を取付けた昇
降体4は昇降装置本体1の中央下側に後記するワイヤ5
によって上昇及び下降できるよう取付けられている。
【0011】ところで、昇降体4を吊り下げるワイヤ5
は、その一端が昇降装置本体1内に取付けた巻取りドラ
ム2に固定され、他端はドラム2の下側から略水平に伸
びたワイヤ5を下向き方向に転換する第1のローラ6a
より昇降体4に取付けられた2個のローラ6b、6cを
経て昇降装置本体1の下部に固定される。なお、第1の
ローラ6aの軸7は上向きの長孔8等に遊嵌され、定常
状態では軸7は昇降体4の重力により下向きに、またワ
イヤ5がゆるむとスプリング9のばね力により上向きに
軸7の移動ができるようにしておく。
【0012】次に、このローラ6aの変位を検知するロ
ーラ検知部10aとワイヤ5が繰り出され、巻取りドラ
ム2とローラ6a間の定常状態が変化すると、その位置
が変移したワイヤ5により揺動するワイヤ検知部10b
との両者を兼ねた検知レバー10を設けたものである。
なお、この両検知部は近接した位置で起こるのでその一
体化は容易に可能である。
【0013】この検知レバー10の揺動によって作動す
るリミットスイッチ11により巻取装置の回転を停止す
るようにする。
【0014】次に、その動作を図2、図3により説明す
る。
【0015】図2は照明器具3が着地した場合の動作図
で、図に示すように床12に着地すると、ワイヤ5がた
るみ、方向転換用の第1のローラ6aがスプリング9の
ばね力によって上方に移動し、検知レバー10のローラ
検知部10aを押し上げ、リミットスイッチ11を作動
させモータの回転を停止する。
【0016】次に、ローラ6aと巻取りドラム2の間の
ワイヤ5の繰り出しが終った場合、図3に示すように、
ワイヤ5は定常状態(破線で示す)から巻取りドラム2
に固定されたワイヤエンド13が上方に変位し、ワイヤ
端が上方に移動して検知レバー10のワイヤ検知部10
bを押し上げる。したがって、検知レバー10がリミッ
トスイッチ11を作動してモータの回転を停止する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明昇降装置は、
モータによって駆動される巻取装置のワイヤで照明器具
を昇降させるが、天井から床までの高さが家によって夫
々異なるため、照明器具が床に着地したり、ワイヤが短
かくてワイヤの繰り出しが途中で終ることによって発生
する事故に対して1個のリミットスイッチ11で回転を
停止できるようにしたから装置及び配線が簡単になり、
したがって装置が安価にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明昇降装置の一実施例を示す縦断正面図で
ある。
【図2】本発明の動作を示す説明図で、(a)は要部断
面図、(b)は全体概略図である。
【図3】本発明の他の動作を示す説明図で、(a)は要
部断面図、(b)は全体概略図である。
【符号の説明】
1 昇降装置本体 2 ワイヤ巻取りドラム 3 照明器具 4 昇降体 5 ワイヤ 6a 第1のローラ 6b ローラ 6c ローラ 7 軸 8 長孔 9 スプリング 10 検知レバー 10a ローラ検知部 10b ワイヤ検知部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に取付けられた昇降装置本体にワイ
    ヤを巻き取る巻取装置と昇降装置本体下部にワイヤによ
    り上昇・下降する照明器具等を取付けた昇降体とを有す
    る昇降装置において、巻取りドラムから略水平に伸びた
    ワイヤを、下向きに方向転換するローラを上向きに延び
    る長孔に遊嵌すると共にスプリングによりローラを上向
    き方向に加圧して移動可能に設け、ローラのばね力方向
    への移動により揺動するローラ検知部とワイヤが全て繰
    り出され、巻取りドラムとローラとの間の定常状態が変
    化するとその位置が変移するワイヤにより揺動するワイ
    ヤ検知部とを有する検知レバーを設け、この検知レバー
    の揺動により作動するリミットスイッチで巻取装置の回
    転を停止せしめることを特徴とする照明用昇降装置。
JP8530993A 1993-03-19 1993-03-19 照明用昇降装置 Pending JPH06275120A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8530993A JPH06275120A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 照明用昇降装置

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JP8530993A JPH06275120A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 照明用昇降装置

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Publication Number Publication Date
JPH06275120A true JPH06275120A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13855006

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JP8530993A Pending JPH06275120A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 照明用昇降装置

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JP (1) JPH06275120A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100507764B1 (ko) * 1999-03-31 2005-08-09 주식회사 엔티 뱅크 조명등지지구 자동조절장치
JP2008204899A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Matsushita Electric Works Ltd 昇降装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100507764B1 (ko) * 1999-03-31 2005-08-09 주식회사 엔티 뱅크 조명등지지구 자동조절장치
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