JPH0896533A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH0896533A
JPH0896533A JP6233099A JP23309994A JPH0896533A JP H0896533 A JPH0896533 A JP H0896533A JP 6233099 A JP6233099 A JP 6233099A JP 23309994 A JP23309994 A JP 23309994A JP H0896533 A JPH0896533 A JP H0896533A
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JP
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disk
difference
access
initial
head
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JP6233099A
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Hideho Maeda
秀穂 前田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 光学ピックアップ4を光磁気ディスク2の半
径方向に移動させるステッピングモータ10と、光磁気
ディスク2に対する光学ピックアップ4の例えば電源投
入後のアクセス初期位置(デフォルト位置)を記憶する
ROM23と、アクセス初期位置と光磁気ディスク2の
リードインエリアとの差(ズレ)を検出するシステムコ
ントローラ15と、その差の値を記憶するメモリ25と
を有し、さらにシステムコントローラ15は、光磁気デ
ィスク2に対する光学ピックアップ4の2回目以降の初
期アクセス時にはメモリ25に記憶した差の値によりR
OM23からのアクセス初期位置を補正する。 【効果】 装置の姿勢が変わったとしてもディスク再生
開始までの所要時間を短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半径方向の位置を表す
アドレス情報が少なくとも記録されているディスク状記
録媒体を扱うディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスク状記録媒体として
は、例えばいわゆるコンパクトディスク(CD)やミニ
ディスク(MD: Mini Disc 、ソニー株式会社商標)な
どの光ディスクが存在する。ここで、上記ディスク状記
録媒体のうち、例えば上記MDは、記録再生可能なディ
スク(レコーダブルディスク)や再生専用のディスク
(プリマスタディスク)、さらにはディスク内に記録可
能なレコーダブル領域と予めピットが刻まれたプリマス
タ領域とが設けられているディスク(ハイブリッドディ
スク)等が存在する。これら各種MDにおいても、光記
録上の基本的なパラメータと記録密度はCDと同じであ
る。
【0003】図4には、上記3種類のMDのディスクフ
ォーマットの概略を示しており、図4の(A)には上記
プリマスタディスクを、図4の(B)には上記レコーダ
ブルディスクを、図4の(C)には上記ハイブリッドデ
ィスクの断面を概略的に示している。
【0004】これらディスクにおいて、インフォメーシ
ョンエリアのうち最内周部分はリードインエリアとなっ
ており、ここにはTOC(Table Of Contents )と呼ば
れるレーザパワーの設定のための情報やディスクを扱う
上での基本的な情報がピット情報として記録されてい
る。また、これら各ディスクの上記最内周のリードイン
エリア以外のインフォメーションエリアは、上記再生専
用、記録再生可能等のディスクの特性に応じて、ピット
エリア又はレコーダブルグルーブとなされている。
【0005】さらに、図5を用いて例えば上記図4の
(B)に示すレコーダブルディスクについてより詳細に
説明すると、当該ディスクは半径が30.5mmであ
り、上記リードインエリアとレコーダブルエリアの境界
は、ディスク回転中心から16.0mmとなっており、
さらにレコーダブルエリアは上記リードインエリアから
外周側に14.5mmまでとなっている。
【0006】また、上記記録可能なディスクにおいて、
記録可能領域全周の記録溝には、ディスク成形時にAD
IP(ADdress In Pregroove)と呼ぶクラスタ,セクタア
ドレス情報がウォブリングにより形成してある。これを
用いてトラッキングとCLV(線速度一定)のスピンド
ルサーボの制御のみならず、記録時,再生時のアクセス
動作を含むシステム制御が行われるようになっている。
上記ADIP信号は22.05kHzのキャリアをアド
レス情報で変調してあるものであり、記録グルーブはこ
のキャリアで約30nm蛇行している。光学ピックアッ
プは、このウォブリンググルーブによるアドレス情報
を、記録信号とは独立に読み出すことができ、記録時に
はこのアドレス情報に基づいてクラスタ単位で記録が行
われる。
【0007】図6には上記記録可能なディスクの約1ク
ラスタ分のデータ構造を示す。この図6において、1ク
ラスタは3セクタのリンクセンタLSを有するリンク領
域と、1セクタのサブデータセクタSSと、32セクタ
のデータセクタDSを有するデータ領域とからなってい
る。
【0008】なお、再生専用のディスクでは、データが
連続記録されているので、リンク領域の3セクタは不要
であり、この3セクタを加えて先頭4セクタを全てサブ
データセクタSSに割り当てている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような光ディ
スクを扱う光ディスク装置においては、光ディスクを回
転させるための構成として例えばスピンドルモータを有
し、また、光学ピックアップ等を移動させるためのスレ
ッド送り機構を有している。
【0010】ここで、上記光ディスク装置において、光
学ピックアップ位置の初期化時には、上記スレッド送り
機構によって、上記光学ピックアップを例えば光ディス
クの最内周のリミット位置(例えば上記TOCが記録さ
れたリードインエリア)まで移動させるようになされて
いる。このときの光ディスク装置内の上記リミット位置
には、機械的なリミット機構又はリミットスイッチが設
けられており、当該リミット位置を越えて光学ピックア
ップが移動することがないようになされている。また、
これらリミット機構を設けておくことで、光ディスクの
再生時の初期化等において、上記スレッド送り機構で光
ディスクの内周側に送られてくる光学ピックアップを、
上記光ディスクのリードインエリアに対応する位置で停
止させることが可能となっている。
【0011】ところで、光学ピックアップ内部にはフォ
ーカス及びトラッキング方向の2軸について対物レンズ
の位置制御ができる機構(すなわち2軸アクチュエー
タ)が内蔵されていおり、この機構では対物レンズをバ
ネやゴム等の弾性体で支持するようになされている。
【0012】このため、例えば、当該光ディスク装置を
水平に置いたり垂直に置いたりするなどの当該装置の置
き方(装置の姿勢)によっては、上記対物レンズを支持
するバネ等が受ける重力の方向が変わり、当該バネ等の
撓む方向が変わる(撓み方が変わる)ことになる。
【0013】このようなことから、上記装置の置き方
(装置の姿勢)によっては、光学ピックアップ自体が装
置内で同じ位置にあったとしても、光学ピックアップ内
の上記バネ等により支持される対物レンズの位置が変わ
り、このため、光ディスクに対する対物レンズの視野も
変わる(同じ位置にない)ことになる。
【0014】ところが、例えば光ディスクを再生する場
合において、再生の初期段階では上述したように先ず光
ディスクの最内周のリードインエリアのデータを読む必
要があるので、光学ピックアップは当該リードインエリ
アに移動されることになるが、当該光学ピックアップを
上記リミット機構によってリードインエリアに停止させ
ることができたとしても、上記装置の姿勢によっては対
物レンズの視野が光ディスク上の再生すべき位置に無い
ことが起こり得る。
【0015】このような場合、光ディスク装置はその位
置で光ディスクの再生を行い、当該光ディスク上のいず
れの位置を再生しているのかを、その光ディスク上に記
録されたアドレス情報から読み取り、しかるのち正しい
位置(最初に再生すべきリードインエリア)を再生すべ
く、光学ピックアップをスレッド機構によって送るよう
にする。このため、再生開始までに時間がかかるように
なる。
【0016】上述したように、従来の光ディスク装置で
は、光学ピックアップ位置の初期化時に、機械的リミッ
ト機構又はスイッチによるリミット位置まで光学ピック
アップを移動させるのみで、装置全体の姿勢による光学
ピックアップ内の2軸光学系のズレまでは考慮していな
い。このため、従来の光ディスク装置では、光ディスク
初期再生の際に光学ピックアップが最適位置に無い場合
には、その都度、光ディスク上のアドレスをたよりにア
クセス動作をする必要があり、時間がかかることが欠点
となっている。
【0017】その他、光学ピックアップのスレッド送り
機構に、例えばボイスコイルモータやDCブラシモータ
を用いた装置では、ある一定のリミット位置までは容易
に光学ピックアップを移動することはできても、そこか
ら任意の距離だけずれた位置に移動させるには、スレッ
ド送り機構の他に位置センサを設けなければならず、コ
ストアップになっている。
【0018】また、従来の光ディスク装置における光学
ピックアップ位置の初期化は、一度ディスク最内周へ光
学ピックアップを送って、そこを基準位置とするように
なされているため、例えば初期化で最内周以外の位置へ
光学ピックアップを送る必要があるような場合には、当
該光学ピックアップを一度が最内周へ送って、そこで光
学ピックアップが安定するのを待ってから方向転換して
ある一定距離だけ移動させるという2度の動作を行わな
ければならなく、アクセスが遅くなる。
【0019】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みて提案されたものであり、装置の姿勢が変わったとし
てもディスク再生開始までの所要時間を短くすることが
できると共に、光学ピックアップ位置の初期化のアクセ
ススピードを高速化可能なディスク装置を提供すること
を目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するために提案されたものであり、最初に読み出す
べき情報が所定位置に記録されたディスク状記録媒体を
扱うディスク装置において、ヘッドをディスク状記録媒
体の半径方向に移動させるスレッド送り手段と、ディス
ク状記録媒体に対するヘッドのアクセス初期位置を記憶
する初期位置記憶手段と、上記初期位置記憶手段に記憶
されたヘッドのアクセス初期位置と上記ディスク状記録
媒体の上記所定位置との差を検出する差検出手段と、上
記差検出手段により検出した上記差の値を記憶する差記
憶手段と、上記差記憶手段に記憶した上記差の値に基づ
いて上記初期位置記憶手段からのアクセス初期位置を補
正する初期位置補正手段とを有することを特徴とするも
のである。
【0021】また、本発明ディスク装置は、上記所定位
置が上記ディスク状記録媒体の最内周位置であると共に
初期アクセス時には上記ヘッドをディスク状記録媒体の
内周側に移動させるようになっているとき、上記スレッ
ド送り手段により送られる上記ヘッドの初期位置検出用
のスイッチ手段を、上記ディスク状記録媒体の上記所定
位置よりも外周側に設けるようにしている。
【0022】さらに、本発明のディスク装置には、少な
くとも上記ヘッドの姿勢を検出可能な姿勢検出手段を設
け、上記差検出手段は上記姿勢検出手段により検出した
姿勢情報に基づいて上記ヘッドのアクセス初期位置とデ
ィスク状記録媒体の上記所定位置との差を求めるように
することも可能である。このときの上記差検出手段は、
上記姿勢情報と上記差との対応表を備えるものとするこ
とができる。
【0023】
【作用】本発明によれば、初期アクセス時にはディスク
状記録媒体の所定位置に対応するアクセス初期位置にヘ
ッドを送るが、例えば装置の姿勢が変わることによって
アクセス初期位置と所定位置との間にずれ(差)が生ず
ることがあり、差検出手段はこの姿勢が変わることによ
って生ずる差を検出する。したがって、初期アクセス時
には、差検出手段によって検出した差に応じてアクセス
初期位置を補正することで、ヘッドのアクセス初期位置
と所定位置とを合わせることができるようになる。
【0024】また、所定位置がディスク状記録媒体の最
内周位置であると共に初期アクセス時にヘッドをディス
ク状記録媒体の内周側に移動させるときには、スレッド
送り手段により送られるヘッドの初期位置検出用のスイ
ッチを、ディスク状記録媒体の所定位置よりも外周側に
設けることで、ヘッドのアクセス位置の初期化がスレッ
ド送り手段の同一動作の延長上となるようにしている。
【0025】さらに、姿勢検出手段により姿勢を検出す
れば、差検出手段はその検出した姿勢情報に基づいてヘ
ッドのアクセス初期位置とディスク状記録媒体の所定位
置との差を求めることができ、また、このとき姿勢情報
と差との対応表を備えておけば、差の検出を容易かつ高
速に行うことが可能となる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て詳述する。
【0027】図1には本発明実施例のディスク装置の概
略構成を示す。
【0028】本発明実施例のディスク装置は、図1に示
すように、再生時に最初に読み出すべき情報が所定位置
(前記リードインエリア)に記録されたディスク状記録
媒体としてのMDの光磁気ディスク2を扱う光ディスク
装置100である。この光ディスク装置100は、ヘッ
ドである光学ピックアップ4を光磁気ディスク2の半径
方向に移動させるスレッド送り手段のスレッド送りの駆
動源としてのステッピングモータ10と、光磁気ディス
ク2に対する光学ピックアップ4の例えば電源投入後若
しくはディスク交換後の最初のアクセス初期位置(デフ
ォルト位置)を記憶する初期位置記憶手段としてのRO
M23と、上記ROM23に記憶された光学ピックアッ
プ4のアクセス初期位置と上記光磁気ディスク2の上記
リードインエリアとの差(ズレ量)を検出する差検出手
段としての機能も有するシステムコントローラ15と、
上記システムコントローラ15が検出した上記差の値を
記憶する差記憶手段としてのメモリ25とを有し、さら
にシステムコントローラ15は、上記光磁気ディスク2
に対する光学ピックアップ4の初期アクセス時(電源投
入後若しくはディスク交換後の2回目以降の初期アクセ
ス時)には上記メモリ25に記憶した上記差の値に基づ
いて上記ROM23からのアクセス初期位置を補正する
初期位置補正手段としての機能をも有することを特徴と
するものである。
【0029】また、図2には、光磁気ディスク2と光学
ピックアップ4、初期位置検出スイッチ28、ステッピ
ングモータ10の各配置を示している。
【0030】すなわちこの図1及び図2に示す光ディス
ク装置100において、先ず記録媒体としては、スピン
ドルモータ9により回転駆動される例えば前記レコーダ
ブルのMDのような光磁気ディスク2が用いられる。
【0031】光学ピックアップ4は、例えば、レーザダ
イオード等のレーザ光源、コリメータレンズ、対物レン
ズ3、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等
の光学部品及び所定パターンの受光部を有するフォトデ
ィテクタ等から構成されており、対物レンズ3は2軸ア
クチュエータによって駆動される。さらに、この光学ピ
ックアップ4は、ステッピングモータ10によって光磁
気ディスク2の半径方向に移動可能となされている。
【0032】この光学ピックアップ4は、光磁気ディス
ク2を介して上記記録磁気ヘッド1と対向する位置に設
けられている。光磁気ディスク2にデータを記録すると
きには、記録系のヘッド駆動回路であるOWH(オーバ
ーライトヘッド)ドライバ(ライトドライバ)5により
記録磁気ヘッド1を駆動して記録データに応じた変調磁
界を上記光磁気ディスク2の記録面に印加すると共に、
上記光学ピックアップ4により対物レンズ3を介して光
磁気ディスク2の目的トラックに所定パワーのレーザ光
を照射することによって、いわゆる磁界変調方式による
熱磁気記録を行う。
【0033】この記録時には、記録すべきデータがSC
SI(small computer systems interface)バスを介して
例えばホストコンピュータ101や外部から供給され
る。当該データは、コンピュータ・IF(interface) コ
ントローラ24を介し、さらにバッファメモリとしての
RAM22を制御するバッファメモリコントローラ21
を介して当該RAM22に一旦記憶された後、読み出さ
れて信号処理回路6のエンコーダに送られる。なお、上
記バッファメモリ21,コンピュータ・IFコントロー
ラ24及びシステムコントローラ23は、データバスを
介して接続されるROM23内に記憶されたプログラム
データに基づいて各種制御動作を行うようになされてい
る。
【0034】上記信号処理回路6では、上記記録すべき
データに対して、誤り訂正符号の付加と8−14変調
(EFM)とを施して記録信号に変換する。この記録信
号が上記OWHドライバ5へ送られ、当該ドライバ5が
上記記録信号に応じて記録磁気ヘッド1を駆動する。ま
た、このとき同時に、光学ピックアップ4は、PWM
(パルス幅変調)ドライバ12によってレーザ光が記録
用のパワーとなるように制御され、これにより記録トラ
ックの記録面の温度をいわゆるキュリー点まで上昇させ
る。
【0035】また、再生時には、光磁気ディスク2の記
録トラックを光学ピックアップ4によりレーザ光でトレ
ースしていわゆるカー効果を利用した磁気光学的な再生
を行う。
【0036】上記光学ピックアップ4は、目的トラック
に照射したレーザ光の反射光を検出し、この検出信号を
RFアンプ8に送る。この検出信号には、再生時のレー
ザ光の目的トラックからの反射光の偏光角(カー回転
角)の違いに対応する再生信号や、記録及び再生時の例
えばいわゆる非点収差法によるフォーカスエラー信号及
びいわゆるプッシュプル法によるトラッキングエラー信
号、さらには記録時に使用される前記ウォブリンググル
ーブによるアドレス情報が含まれる。
【0037】当該RFアンプ8は、光磁気ディスク2か
らデータを再生するとき、光学ピックアップ4の出力信
号から上記再生信号を抽出し、これを信号処理回路6に
送る。このときの信号処理回路6は、デコーダ部によっ
て上記再生信号に対して前記EFMの復調と誤り訂正処
理とを行うことで再生データを得る。この再生データ
は、前記バッファメモリコントローラ21を介してRA
M22に一旦蓄えられた後に読み出され、コンピュータ
・IFコントローラ24を介し、さらにSISCバスを
介して例えばホストコンピュータ101等に送られる。
【0038】また、上記RFアンプ8は、記録及び再生
時の上記光学ピックアップ4の出力信号から、上記フォ
ーカスエラー信号とトラッキングエラー信号とを抽出
し、これらエラー信号をサーボ回路13に送る。
【0039】上記サーボ回路13では、上記光学ピック
アップ4によって読み取られたフォーカスエラー信号と
トラッキングエラー信号とを用いて、フォーカスサーボ
信号とトラッキングサーボ信号を生成し、これらサーボ
信号をPWMドライバ12を介して光学ピックアップ4
へ送る。これにより、光学ピックアップ4でのフォーカ
スサーボとトラッキングサーボがなされる。すなわち、
上記フォーカスサーボのためには、上記フォーカスエラ
ー信号がゼロになるように、光学ピックアップ4の光学
系のフォーカス制御を行う。また上記トラッキングサー
ボのためには、上記トラッキングエラー信号がゼロにな
るように光学ピックアップ4の光学系のトラッキング制
御を行う。
【0040】さらに、上記サーボ回路13は、上述した
フォーカスサーボのための構成やトラッキングサーボの
ための構成の他に、光磁気ディスク2を回転させるスピ
ンドルモータ9の回転サーボのための構成をも有してい
る。すなわち、当該サーボ回路13は、光磁気ディスク
2を所定の回転速度(例えば一定線速度:CLV)で回
転駆動するように、上記スピンドルモータ9を駆動する
スピンドルドライバ11を介して上記スピンドルモータ
9のサーボを行う。
【0041】このスピンドルモータ9のラフサーボは、
スピンドルドライバ11からのFG信号に基づいてモー
タ制御回路14が行う。また、モータ制御回路14及び
システムコントローラ15は、光磁気ディスク2に対す
る光学ピックアップ4の位置に応じた当該光磁気ディス
ク2の回転速度制御(CLV制御)を行うようにしてい
る。このモータ制御回路14及びシステムコントローラ
15におけるCLV制御は、ステッピングモータ10の
送り量に対するカウント値に基づいて行われる。
【0042】また、この光ディスク装置100において
は、システムコントローラ15により指定される光磁気
ディスク2の目的トラック位置に、上記光学ピックアッ
プ4及び記録磁気ヘッド1を移動させるようになされて
いる。これらの移動は、上記システムコントローラ15
からの指定に基づいて、モータ制御回路14がスレッド
送り機構の駆動源としてのステッピングモータ10を制
御することで実現されている。言い換えれば、システム
コントローラ15は、ステッピングモータ10のステッ
プ数をカウントしたカウント値によって、光学ピックア
ップ4の光磁気ディスク2上の半径方向の位置を知るこ
とができるようになっている。さらに、システムコント
ローラ15は、上記光学ピックアップ4が読み取った上
記ウォブリンググルーブに対応するアドレス情報から
も、光学ピックアップ4の光磁気ディスク2上の半径方
向の位置を知ることができる。
【0043】アドレスデコーダ7は、例えば書き込み時
にのみ使用され、RFアンプ8を介して抽出された光磁
気ディスク2上のウォブリンググルーブに対応する信号
に応じて、アドレス信号とFMキャリア信号を発生し
て、これを信号処理回路6のエンコーダ部に送る。
【0044】このときの信号処理回路6は、上記アドレ
ス信号をOWHドライバ5に送ると共に、上記FMキャ
リア信号と所定の基準クロック信号とを比較し、この比
較結果に応じてモータ制御回路14のスピンドルモータ
コントロール部を制御する。
【0045】システムコントローラ15は例えばCPU
(中央処理装置)からなり、各部を制御すると共に、ホ
ストコンピュータ101との間のデータ送受の制御をも
行う。
【0046】また、このシステムコントローラ15に
は、上記モータ制御回路14が発生するステッピングモ
ータ10のステップアドレス(スレッド送り量に対応す
るステップ数)が供給され、したがって、当該システム
コントローラ15は、スレッド送り機構により光学ピッ
クアップ4が送られた光磁気ディスク2に対する当該光
学ピックアップ4の位置を知ることができる。
【0047】このため、当該システムコントローラ15
は、光学ピックアップ4の初期アクセス時において、前
記ROM23に記憶された光学ピックアップ4の上記光
磁気ディスク2に対するアクセス初期位置(デフォルト
位置)と、実際の上記光磁気ディスク2の上記リードイ
ンエリアとの間に差(ズレ)が発生しているような場合
に、当該ズレ量を知ることができることになる。すなわ
ち、当該システムコントローラ15は、前述したように
対物レンズ3を支持する2軸アクチュエータのバネやゴ
ム等の弾性体が、例えば装置が水平或いは垂直方向に設
置されたことによって重力の影響を受けて撓み、本来な
らば光磁気ディスク2のリードインエリア上にあるべき
対物レンズ3の位置が当該リードインエリア上からずれ
ている(対物レンズ3の視野が変わっている)ときのズ
レ量を検出することができる。
【0048】このような場合、本実施例装置の上記シス
テムコントローラ15は、上記アクセス初期位置と実際
のリードインエリアとの差(ズレ)を検出すると、当該
差の情報をメモリ25に記憶する。すなわち当該システ
ムコントローラ15は、上記差の情報をメモリ25に記
憶することで、装置が水平或いは垂直方向に設置された
ことによって発生した上記ズレ量を学習するようにされ
ている。
【0049】当該ズレ量を学習した上記システムコント
ローラ15は、次回の上記光磁気ディスク2に対する光
学ピックアップ4の初期アクセス時には、上記メモリ2
5に記憶した上記差の情報によって、上記ROM23か
らのアクセス初期位置(デフォルト位置)を補正する。
本実施例装置100は、システムコントローラ15から
上記補正したアクセス初期位置を上記モータ制御回路1
4に送り、当該モータ制御回路14において補正したア
クセス初期位置(ステップアドレスで示される)によっ
て上記ステッピングモータ10を駆動制御することで、
対物レンズ3の位置(すなわち対物レンズ3の視野)が
本来のリードインエリア上になるように光学ピックアッ
プ4の位置を補正することが可能となる。
【0050】なお、本実施例装置100において、同一
ディスクに対して2回目以降の初期アクセス時には、装
置100の姿勢が変えられない限り、前回学習した前記
差の情報で補正したアクセス初期位置に光学ピックアッ
プ4を移動させるようにする。言い換えれば、光磁気デ
ィスク2を交換したときの最初の初期アクセス時には、
前記デフォルト位置で初期化を行うが、その後の2回目
以降は当該ディスクに対して学習した差の情報で補正し
たアクセス初期位置を用いて光学ピックアップ4の移動
を行うようにする。
【0051】また、本実施例装置100は、上記ステッ
ピングモータ10によって送られる上記光学ピックアッ
プ4の初期位置検出用のスイッチ28も有しており、こ
の位置検出スイッチ28は、上記リードインエリアが前
述したように上記光磁気ディスク2の最内周位置である
と共に上記アクセス初期時には上記光学ピックアップ4
を光磁気ディスク2の内周側に移動させるようになされ
ているとき、当該光磁気ディスク2の上記リードインエ
リアよりも外周側に設けるようにもしている。すなわ
ち、本実施例装置100は、上記位置検出スイッチ28
を、装置100がどのような姿勢に置かれた場合の光学
ピックアップ4のアクセス初期位置よりも、光磁気ディ
スク2の外周側に設置することで、ステッピングモータ
10のステップアドレスの初期化(イニシャライズ)
と、目的の初期位置へのアクセスがステッピングモータ
10の一連の同一方向への移動で行えるようになり、こ
れによって効率のよいアクセス初期位置の補正が可能と
なる。
【0052】なお、位置検出スイッチ28は、オンにな
る位置からさらに光学ピックアップ4が光磁気ディスク
2の内周側へ移動することになるので、その移動量が確
保できるだけるストロークを持たせる位置に設置され
る。また、この位置検出スイッチ28は、機械式のスイ
ッチの他に、光学式の例えばフォトインタラプタ等を用
いることも可能である。
【0053】図3には、本実施例装置における光学ピッ
クアップ4のアクセス初期化の位置の書き替え(学習
と、その学習値を用いたアクセス初期位置の補正)まで
のフローチャートを示す。
【0054】この図3において、ステップS1では例え
ば通電後最初のアクセス初期化か否かの判定がなされ、
このステップS1でイエスと判定した場合にはアクセス
初期化の位置をデフォルト値(前記アクセス初期位置)
にする。具体的には、ステッピングモータ9のステップ
アドレスをデフォルト値にする。また、ステップS1で
ノーと判定した場合には、ステップS3においてアクセ
ス初期化の位置を前回の初期化でディスクのアドレスを
読むことができた位置にセットする。すなわち、当該ス
テップS3ではステッピングモータ9のステップアドレ
スを前回初期化したときのステップアドレスにセットす
る。
【0055】次のステップS4では、ピックアップの位
置検出スイッチ28がオンかオフかの判定を行う。この
ステップS4でスイッチ28がオンであると判定した場
合にはステップS5に進み、ここで位置検出スイッチ2
8がオフになるまで光学ピックアップを外周側に移動さ
せる。すなわち、ステップS5ではステッピングモータ
9を駆動することで光学ピックアップ4を外周側に戻す
ように移動させる。また、ステップS4で検出スイッチ
28がオフであると判定した場合には、ステップS6に
進む。
【0056】上記ステップS4でオフと判定された場合
又はステップS5の後のステップS6では光学ピックア
ップ4を内周側へ移動させ、次のステップS7では再び
位置検出スイッチ28がオンかオフかの判定を行う。こ
のステップS7で位置検出スイッチ28がオフであると
判定した場合にはステップS6に戻る。
【0057】上記ステップS7で検出スイッチ28がオ
ンであると判定した場合にはステップS8に進む。この
ステップS8では、ステッピングモータ10のステップ
アドレスを位置検出スイッチ28がオンする値に修正す
る。ここでは、位置検出スイッチ28がオンするステッ
プアドレスが、初期化ステップアドレスよりも大きい
(外周側を示している)ことになる。
【0058】次のステップS9では、初期化位置まで光
学ピックアップ4を移動させる。すなわち、ディスク2
のデータが読める位置まで光学ピックアップ4を移動さ
せるため、ステッピングモータ10のステップを制御す
る。
【0059】次に、ステップS10からステップS14
まででは、ディスク2上に記録されているアドレスを再
生して目的のアドレスまでトラックジャンプする処理を
行う。なお、ここでは、光学ピックアップ4の2軸アク
チュエータを使用した対物レンズ3の移動によって目的
トラックを捜すが、必要に応じてステッピングモータ1
0を駆動して光学ピックアップ4の移動も行う。
【0060】すなわち、このステップS10からステッ
プS14において、先ずステップS10ではディスク2
上に記録されたアドレスを読み取り、次のステップS1
1ではそのアドレスが目的アドレスか否かの判定を行
う。このステップS11で目的アドレスであると判定し
た場合には処理を終了し、目的アドレスでないと判定し
た場合にはステップS12に進む。
【0061】ステップS12ではディスク2から読み取
ったアドレスと目的アドレスとの差から、光学ピックア
ップ4の位置を修正するためのステッピングモータ10
のステップ数を求める。
【0062】次のステップS13ではステップS12で
求めたステップ数だけステッピングモータ10を駆動す
ることで、光学ピックアップ4を移動させる。
【0063】次のステップS14では上記光学ピックア
ップ4の移動後の位置を初期化位置として書き替える
(後のアクセス初期位置の補正のための学習値を保存す
る)ようにする。
【0064】その他、本発明実施例のディスク装置10
0には、少なくとも上記光学ピックアップ4の姿勢を検
出可能な姿勢検出手段として例えば重力センサ29を設
け、上記システムコントローラ15は上記重力センサ2
9により検出した姿勢情報に基づいて上記光学ピックア
ップ4のアクセス初期位置と光磁気ディスク2の上記リ
ードインエリアとの差を求めるようにすることも可能で
ある。このとき、例えばROM23には、予め求めた上
記姿勢情報と上記差との対応表(変換テーブル)を保持
しておくようにすることで、上記システムコントローラ
15における前記アクセス初期位置の補正が高速に行え
るようになる。
【0065】なお、上述した実施例では、ディスク状記
録媒体としてMDのような光磁気ディスクを例に挙げて
いるが、CDや書換え可能な相変化型の光ディスクや、
磁気ディスク等であっても同様の効果を得ることができ
ることは言うまでもない。
【0066】また、上述した実施例では、光学ピックア
ップ4のスレッド送り機構の駆動源としてステッピング
モータ10を用いる例を挙げているが、例えばボイスコ
イルモータと磁気又は光学スケール、或いはポテンショ
メータ、DCモータと送りネジ又はそれに連動したギア
に付けた回転角度検出器の組み合わせとすることも可能
である。
【0067】さらに、光磁気ディスク2の前記所定位置
(初期データの再生位置)は、最内周でなく、ディスク
の中周や外周にある場合も前述同様の処理が可能となる
ことは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】上述のように本発明においては、装置の
姿勢(少なくともヘッドの姿勢)によって、初期位置記
憶手段が記憶しているディスク状記録媒体に対するヘッ
ドのアクセス初期位置とディスク状記録媒体の所定位置
との間に差が生じているときには、その差の値を学習し
ておき、次回のヘッドの初期アクセス時には、当該学習
した差の値により初期位置記憶手段が記憶しているアク
セス初期位置を補正し、その補正した位置にヘッドを送
るようにすることで、装置の姿勢によるズレの影響を取
り除き、アクセススピードの高速化を図ることが可能で
ある。すなわち、装置の姿勢が変わったとしてもディス
ク再生開始までの所要時間を短くすることができる。
【0069】また、本発明のディスク装置においては、
所定位置がディスク状記録媒体の最内周位置であると共
に初期アクセス時にはヘッドをディスク状記録媒体の内
周側に移動させるようにするとき、スレッド送り手段に
より送られるヘッドの初期位置検出用のスイッチを、デ
ィスク状記録媒体の上記所定位置よりも外周側に設ける
ようにすることで、ヘッド位置のアクセス初期時のアク
セススピードを高速化可能となる。
【0070】さらに、本発明のディスク装置において
は、姿勢検出手段によって少なくともヘッドの姿勢を検
出し、姿勢検出手段により検出した姿勢情報に基づいて
ヘッドのアクセス初期位置とディスク状記録媒体の上記
所定位置との差を求めているため、初期アクセス時のア
クセススピードを高速化でき、さらに、姿勢情報と差の
情報との対応表を備えることで、より高速な初期アクセ
スが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の光ディスク装置の概略構成を示
すブロック回路図である。
【図2】本実施例装置の光磁気ディスク,光学ピックア
ップ,位置検出スイッチ,ステッピングモータの配置を
示す図である。
【図3】初期化位置の学習処理のフローチャートであ
る。
【図4】MDのディスクタイプと記録レイアウトを示す
図である。
【図5】レコーダブルディスクフォーマットの概略を示
す図である。
【図6】記録用ディスクの約1クラスタ分のデータ構造
を示す図である。
【符号の説明】
1 記録磁気ヘッド 2 光ディスク 4 光学ピックアップ 5 OWHドライバ 6 信号処理回路 7 アドレスデコーダ 8 RFアンプ 9 スピンドルモータ 10 ステッピングモータ 11 スピンドルドライバ 13 サーボ回路 14 モータ制御回路 15 システムコントローラ 21 バッファメモリコントローラ 22 RAM 23 ROM 24 コンピュータ・IFコントローラ 25 メモリ 28 位置検出スイッチ 29 重力センサ 100 光ディスク装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最初に読み出すべき情報が所定位置に記
    録されたディスク状記録媒体を扱うディスク装置におい
    て、 ヘッドをディスク状記録媒体の半径方向に移動させるス
    レッド送り手段と、 ディスク状記録媒体に対するヘッドのアクセス初期位置
    を記憶する初期位置記憶手段と、 上記初期位置記憶手段に記憶されたヘッドのアクセス初
    期位置と上記ディスク状記録媒体の上記所定位置との差
    を検出する差検出手段と、 上記差検出手段により検出した上記差の値を記憶する差
    記憶手段と、 上記差記憶手段に記憶した上記差の値に基づいて上記初
    期位置記憶手段からのアクセス初期位置を補正する初期
    位置補正手段とを有することを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 上記所定位置は上記ディスク状記録媒体
    の最内周位置であると共に初期アクセス時には上記ヘッ
    ドをディスク状記録媒体の内周側に移動させるとき、上
    記スレッド送り手段により送られる上記ヘッドの初期位
    置検出用のスイッチ手段を、上記ディスク状記録媒体の
    上記所定位置よりも外周側に設けることを特徴とする請
    求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも上記ヘッドの姿勢を検出可能
    な姿勢検出手段を設け、 上記差検出手段は上記姿勢検出手段により検出した姿勢
    情報に基づいて上記ヘッドのアクセス初期位置とディス
    ク状記録媒体の上記所定位置との差を求めることを特徴
    とする請求項1又は2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記差検出手段は、上記姿勢情報と上記
    差との対応表を備えてなることを特徴とする請求項3記
    載のディスク装置。
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