JP3438248B2 - ディスク及びディスクアクセス装置 - Google Patents

ディスク及びディスクアクセス装置

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JP3438248B2 JP06117993A JP6117993A JP3438248B2 JP 3438248 B2 JP3438248 B2 JP 3438248B2 JP 06117993 A JP06117993 A JP 06117993A JP 6117993 A JP6117993 A JP 6117993A JP 3438248 B2 JP3438248 B2 JP 3438248B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線速度一定で回転され
て1クラスタのデータが複数トラックに亘って記録さ
れ、クラスタ化したデータが1クラスタ単位で記録及び
/又は再生されるディスク及び上記ディスクをアクセス
するディスクアクセス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、線速度一定で回転されて1クラス
タのデータが複数トラックに亘って記録され、クラスタ
化したデータが1クラスタ単位で記録及び/又は再生さ
れるディスクをアクセスするディスクアクセス装置で
は、アドレス計算のため数十クラスタ毎にトラック番号
との対応を示す変換テーブルを記憶したROMを備え、
移動トラック量をそのテーブルに基づいて計算して、ア
クセスを行うようにしている。また、テーブルに無いク
ラスタの対応するトラック番号の場合は、そのデータを
補間演算により求めている。そして、その補間演算によ
り得られたトラック番号を基に移動トラック量を計算し
て、アクセスを行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如き
従来のディスクアクセス装置では、アドレス計算に数十
クラスタ毎の変換テーブルを使用していたので、テーブ
ルに無いクラスタの対応するトラック番号は、補間演算
により求める必要があり、正確なトラック番号を求める
ことができない。正しいトラック番号が求められない
と、アクセス後再び計算しなおして正しい位置へ再度ア
クセスをしなければならない。従って、補間したトラッ
ク番号でアクセスした場合、目的のクラスタを通り過ぎ
たり、手前からサーチしなければならなかったりして遅
くなる。
【0004】なお、全てのクラスタ毎の変換テーブルを
ROM上に持つのでは、上記ROMの容量が増大する。
【0005】また、クラスタとトラック番号との対応が
異なるディスクがドライブにロードされた場合には、R
OM上に変換テーブルを使用することはできない。従っ
て、ROM上に変換テーブルを持つ場合には、それぞれ
の線速度に対応したデータを持たなければならず、上記
ROMの容量が増大する。
【0006】そこで、本発明は、上述の如き従来のディ
スクアクセス装置における問題点に鑑み、線速度一定で
回転されて1クラスタのデータが複数トラックに亘って
記録され、クラスタ化したデータが1クラスタ単位で記
録及び/又は再生されるディスクの高速アクセス及び正
確なアクセスを可能にすることを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るディスクは、線速度一定で回転され
て1クラスタのデータが複数トラックに亘って記録さ
れ、クラスタ化したデータが1クラスタ単位で記録及び
/又は再生されるディスクであって、上記線速度に対応
したクラスタとトラック番号との対応を示す変換テーブ
ルと、上記変換テーブルに基づいてトラック番号を計算
するための定数とが予め記録される領域を有することを
特徴とする。線速度一定で回転されて1クラスタのデー
タが複数トラックに亘って記録され、クラスタ化したデ
ータが1クラスタ単位で記録及び/又は再生されるディ
スクであって、クラスタとトラック番号との対応を示す
変換テーブルが予め記録される変換テーブル領域を有す
ることを特徴とする。本発明に係るディスクにおいて、
上記変換テーブルは、例えば、ディスクの全てのクラス
タとトラック番号との対応を示す変換テーブルである。
また、本発明に係るディスクにおいて、上記変換テーブ
ルと上記定数とが予め記録される領域は、例えば、リー
ドイン領域である。
【0008】また、本発明に係るディスクアクセス装置
は、線速度一定で回転されて1クラスタのデータが複数
トラックに亘って記録され、クラスタ化したデータが1
クラスタ単位で記録及び/又は再生されるとともに、上
記線速度に対応したクラスタとトラック番号との対応を
示す変換テーブルと上記変換テーブルに基づいてトラッ
ク番号を計算するための定数とが予め記録される領域を
有するディスクをアクセスするディスクアクセス装置で
あって、上記領域から再生される上記変換テーブルと上
記定数に基づいて上記ディスクのアクセスを行うアクセ
ス部を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係るディスクは、線速度に対応した
ラスタとトラック番号との対応を示す変換テーブルと
上記変換テーブルに基づいてトラック番号を計算するた
めの定数を所定の領域に保持する。
【0010】また、本発明に係るディスクアクセス装置
では、線速度一定で回転されて1クラスタのデータが複
数トラックに亘って記録され、クラスタ化したデータが
1クラスタ単位で記録及び/又は再生されるとともに、
上記線速度に対応したクラスタとトラック番号との対応
を示す変換テーブルと上記変換テーブルに基づいてトラ
ック番号を計算するための定数とが予め記録される領域
を有するディスクに対して、アクセス部により上記領域
から再生される上記変換テーブルと上記定数に基づいて
上記ディスクのアクセスを行う。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るディスク及びディスクア
クセス装置の実施例について、図面を参照して詳細に説
明する。
【0012】図1は、本発明に係るディスク及びディス
クアクセス装置を適用した光ディスク記録再生装置の概
略構成を示すブロック図である。
【0013】この図1に示す光ディスク記録再生装置
は、線速度一定で回転されて1クラスタのデータが複数
トラックに亘って記録され、クラスタ化したデータが1
クラスタ単位で記録及び/又は再生されるディスクを記
録媒体として使用するものであって、データの記録再生
可能な記録再生領域を有する光磁気ディスクと、データ
の再生専用領域を有する再生専用の光ディスクと、さら
に、データの記録再生可能な記録再生領域とデータの再
生専用領域の両方を有する光磁気ディスクが記録媒体と
して使用可能になっている。そして、これらのディスク
がスピンドルモータ1により線速度一定で回転駆動され
る。ここでは、例えば図2に示すように再生専用領域A
10とこの再生専用領域A10の外側に設けられた記録再生
領域A20とを有する光磁気ディスク2が上記スピンドル
モータ1により線速度一定で回転駆動されるようになっ
ている。
【0014】上記光磁気ディスク2の再生専用領域A
10は、演奏情報などのプログラムデータが記録された
データ領域A11と、その内周側に設けられたリードイ
ン領域A12とを有している。この再生専用領域A10
には、ディジタルデータが「1」,「0」に対応するピ
ットの有無として予め記録されている。そして、上記リ
ードイン領域A12には、上記データ領域A11の記録
位置や記録内容を示す目録(TOC :Table of Contents)
データとして、全てのプログラムデータについて順番に
記録開始アドレス情報と記録終了アドレス情報が記録さ
れている。また、上記リードイン領域A12の2セクタ
分の領域が変換テーブル領域として使用されており、こ
の変換テーブル領域には、各クラスタ2バイトずつのデ
ータ領域が確保され、クラスタ0より全クラスタのトラ
ック番号情報が図3に示すようなクラスタ:トラック番
号変換テーブルとして順次格納されている。
【0015】また、上記光磁気ディスク2の記録再生領
域A20は、演奏情報などのプログラムデータが記録され
るデータ領域A21と、その内周側に設けられたリードイ
ン領域A22とを有している。この記録再生領域A20が光
磁気記録媒体領域となっている。そして、上記リードイ
ン領域A22には、上記データ領域A21に記録されたデー
タの記録位置や記録内容を示すTOCデータとして、各
データ領域に記録された一連のデータを示すトラック番
号情報と、各データ領域の位置を示すアドレス情報が記
録される。
【0016】この実施例における光磁気ディスク2のよ
うに、線速度一定で回転されて1クラスタのデータが複
数トラックに亘って記録され、クラスタ化したデータが
1クラスタ単位で記録及び/又は再生されるディスクに
おいて、クラスタとトラック番号との対応を示す変換テ
ーブルが予め記録される変換テーブル領域に予め記録し
ておくことにより、この光磁気ディスク2の記録及び/
又は再生を行う装置に対して、クラスタとトラック番号
との正確な対応関係を示すデータを上記変換テーブル領
域に記憶した変換テーブルとして与えることができる。
従って、この光磁気ディスク2の記録及び/又は再生を
行う装置側では、クラスタとトラック番号との対応関係
を示す変換テーブルを記憶したROMを必要とすること
なく、上記光磁気ディスク2の高速アクセス及び正確な
アクセスが可能になる。
【0017】そして、この実施例の光ディスク記録再生
装置は、上記スピンドルモータ1により線速度一定で回
転される光磁気ディスク2に対し、例えば光学ピックア
ップ3によりレーザ光を照射した状態で記録データに応
じた変調磁界を磁気ヘッド4により印加することによっ
て、上記光磁気ディスク2の上記記録再生領域A20の記
録トラックに沿ってデータの記録(いわゆる磁界変調記
録)を行い、また上記光磁気ディスク2の再生専用領域
10及び記録再生領域A20の記録トラックを上記光学ピ
ックアップ3によりレーザ光でトレースすることによっ
て、光学的にデータの再生を行うもので、上記磁気ヘッ
ド4を駆動する磁気ヘッド駆動回路5、上記光学ピック
アップ3により得られる再生出力が供給されるRF回路
6、アドレスデコーダ7やサーボ制御回路8などを備え
るとともに、システム全体の制御を行うシステムコント
ローラ9、上記光学ピックアップ3及び磁気ヘッド4を
移動させるスレッドモータ10、データを格納するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)11、外部とのデータの
遣り取りを行うホストデータインターフェース12、デ
ータの転送のマネージメントを行うバッファコントロー
ラ13、ディスクフォーマットに対応した変換処理を行
うエンコーダ/デコーダ14などを備えてなる。
【0018】上記光学ピックアップ3は、上記光磁気デ
ィスク2の記録再生領域A20にデータを記録するとき
に、上記磁気ヘッド4がヘッド駆動回路5により駆動さ
れて記録データに応じた変調磁界が印加される上記光磁
気ディスク2の目的トラックにレーザ光を照射すること
によって、熱磁気記録によりデータ記録を行う。また、
この光学ピックアップ3は、目的トラックに照射したレ
ーザ光の反射光を検出することにより、例えば所謂非点
収差法によりフォーカスエラーを検出し、また例えば所
謂プシュプル法によりトラッキングエラーを検出する。
さらに、この光学ピックアップ3は、上記光磁気ディス
ク2の再生専用領域A10からデータを再生するときに
は、レーザ光の目的トラックからの反射光の光量変化を
検出することにより得られる再生信号を出力する。ま
た、上記光磁気ディスク2の記録再生領域A20からデー
タを再生するときには、レーザ光の目的トラックからの
反射光の偏光角(カー回転角)の違いを検出することに
より得られる再生信号を出力する。
【0019】上記光学ピックアップ3の出力は、図1に
示すようにRF回路6に供給される。このRF回路6
は、上記光学ピックアップ3の出力からフォーカスエラ
ー信号やトラッキングエラー信号を抽出してサーボ制御
回路6に供給するとともに、再生信号を2値化して上記
アドレスデコーダ6及びエンコーダ/デコーダ7に供給
する。
【0020】上記サーボ制御回路6は、例えばフォーカ
スサーボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路、スピ
ンドルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路
などから構成される。上記フォーカスサーボ制御回路
は、上記フォーカスエラー信号が零になるように、上記
光学ピックアップ3の光学系のフォーカス制御を行う。
また、上記トラッキングサーボ制御回路は、上記トラッ
キングエラー信号が零になるように上記光学ピックアッ
プ3の光学系のトラッキング制御を行う。さらに、上記
スピンドルモータサーボ制御回路は、上記光磁気ディス
ク2を所定の一定線速度で回転駆動するように上記スピ
ンドルモータ1を制御する。また、上記スレッドサーボ
制御回路は、上記システムコントローラ9により指定さ
れる上記光磁気ディスク2の目的トラック位置に上記光
学ピックアップ3及び磁気ヘッド4を移動させるように
上記スレッドモータ10を制御する。このような各種制
御動作を行う上記サーボ制御回路8は、該サーボ制御回
路8により制御される各部の動作状態を示す情報を上記
システムコントローラ9に供給する。
【0021】また、上記システムコントローラ9は、図
示しないキー入力操作部による操作入力情報により指定
される記録モード又は再生モードので動作制御を行う。
また、このシステムコントローラ9は、上記光磁気ディ
スク2の記録トラックから再生されるセクタ単位のアド
レス情報に基づいて、上記光学ピックアップ3及び磁気
ヘッド4がトレースしている上記記録トラック上の記録
位置や再生位置を管理する。上記システムコントローラ
9は、上記光磁気ディスク2の再生専用領域A10のリー
ドイン領域A12から読み出される上記変換テーブルを含
むTOCデータを上記RAM11に記憶しておき、この
TOCデータに基づいて再生専用領域A10のデータ領域
11の再生位置を管理する。さらに、上記システムコン
トローラ7は、上記光磁気ディスク2の記録再生領域A
20のリードイン領域A22から読み出されるTOCデータ
を上記RAM11に記憶しておき、このTOCデータに
基づいて記録再生領域A20のデータ領域A21に対する記
録位置や再生位置を管理する。
【0022】そして、この光ディスク記録再生装置にお
けるディスクアクセス制御は、図4のフローチャートに
示す手順に従って、上記システムコントローラ9によ
り、次のようにして行われる。
【0023】先ず、ステップ1では、光磁気ディスク2
が装着されたか否かの判定処理を行う。そして、このス
テップ1における判定結果がYESすなわち光磁気ディ
スク2が装着されたときには、ステップ2に移る。ま
た、このステップ1における判定結果がNOすなわち光
磁気ディスク2が装着されていないとき又は以前に装着
されてていたときには、ステップ3に移る。
【0024】また、上記ステップ2では、上記光磁気デ
ィスク2の各リードイン領域A12,A22から読み出され
るTOCデータを上記RAM11に記憶して、上記ステ
ップ3に移る。これにより、上記リードイン領域A12
記憶されていた上記クラスタとトラック番号との対応関
係を示す変換テーブルが上記RAM11に格納される。
【0025】また、上記ステップ3では、光磁気ディス
ク2が装着されているか否の判定処理を行う。そして、
このステップ3における判定結果がYESすなわち光磁
気ディスク2が装着されていたときには、ステップ4に
移る。また、このステップ3における判定結果がNOす
なわち光磁気ディスク2が装着されていないときには、
上記ステップ1に戻って、光磁気ディスク2が装着され
たか否かの判定処理を繰り返し行う。
【0026】また、上記ステップ4では、光磁気ディス
ク2をアクセスするか否の判定処理を行う。そして、こ
のステップ3における判定結果がYESすなわち光磁気
ディスク2をアクセスするときには、ステップ5に移
る。また、このステップ4における判定結果がNOすな
わち光磁気ディスク2をアクセスしないときには、上記
ステップ1に戻って、光磁気ディスク2が装着されたか
否かの判定処理を繰り返し行う。
【0027】また、上記ステップ5では、現在のクラス
タアドレスを求める。
【0028】そして、次のステップ6では、目標のクラ
スタアドレスと上記ステップ5で求めた現在のクラスタ
アドレスに対応する各トラック番号を上記RAM11上
の変換テーブルから求める。
【0029】また、次のステップ7では、上記ステップ
5で求めた目標のクラスタアドレスに対応するトラック
番号と現在のクラスタアドレスに対応するトラック番号
との差を算出し、その差の絶対値とセクター番号による
補正を行い、移動トラック量を算出する。
【0030】また、次のステップ8では、上記ステップ
5で求めた目標のクラスタアドレスに対応するトラック
番号と現在のクラスタアドレスに対応するトラック番号
の大小比較により送り方向を決定する。
【0031】そして、次のステップ9では、上記ステッ
プ7で求めた移動トラック量及び上記ステップ8で決定
した送り方向を示す制御データを上記サーボ制御回路8
に与えて、上記スレッドモータ10を駆動する。これに
より、上記光学ピックアップ3及び磁気ヘッド4を上記
移動トラック量だけ移動させて、目標クラスタをアクセ
スする。
【0032】そして、この光ディスク記録再生装置は、
上記ホストデータインターフェース12を介して外部か
ら転送されてきたデータが上記バッファコントローラ1
3を介して上記RAM11に格納され、記録モード時に
は、このRAM11から上記バッファコントローラ13
を介して読み出されるデータが上記エンコーダ/デコー
ダ14に供給されるようになっている。
【0033】上記エンコーダ/デコーダ14は、上記シ
ステムコントローラ9により動作モードが制御されてお
り、記録モード時には、上記RAM11から上記バッフ
ァメモリコントローラ13を介して供給されるデータに
ついて、エラー訂正のための符号化処理やEFM符号化
処理などを施す。そして、このエンコーダ/デコーダ1
4による符号化処理の施されたデータが、上記磁気ヘッ
ド駆動回路5に供給される。この磁気ヘッド駆動回路5
は、上記磁気ヘッド4が接続されており、上記データに
応じた変調磁界を上記光磁気ディスク2に印加するよう
に上記磁気ヘッド4を駆動する。なお、記録モード時に
は、上記システムコントローラ9は、上記記録再生領域
20のデータ領域A21の記録位置などを示す上述の如き
TOCデータテーブルを上記RAM11に自動的に生成
し、このTOCデータを記録モードの終了時に上記リー
ドイン領域A22に記録する制御を行う。
【0034】また、再生モード時には、上記エンコーダ
/デコーダ14は、上記RF回路6により2値化された
再生出力について、エラー訂正のための復号化処理やE
FM復号化処理などの処理を行いデータを再生する。そ
して、このエンコーダ/デコーダ14により得られる再
生データが上記バッファメモリコントローラ13を介し
て上記RAM11に格納される。そして、上記再生デー
タは、上記バッファメモリコントローラ13を介して上
記RAM11から読み出されて、上記ホストデータイン
ターフェース12を介して外部に転送されるようになっ
ている。
【0035】この実施例の光ディスク記録再生装置で
は、線速度一定で回転されて1クラスタのデータが複数
トラックに亘って記録され、クラスタ化したデータが1
クラスタ単位で記録及び/又は再生される光磁気ディス
ク2に対して、上記磁気ディスク2のリードイン領域A
12から再生される上記クラスタとトラック番号との対応
を示す変換テーブルに基づいてアクセスを行うので、ク
ラスタとトラック番号との対応関係を示す変換テーブル
を記憶したROMを必要とすることなく、目標とするク
ラスタへアクセスするための移動量の計算が正確に行
え、その結果としてアクセスが速くなり、高速アクセス
を行うことができる。また、線速度が異なるディスクに
対しても目標のクラスタを正確に且つ高速にアクセスす
ることができる。
【0036】なお、上述の実施例では、クラスタとトラ
ック番号との対応を示す変換テーブルを上記光磁気ディ
スク2の再生専用領域A10のリードイン領域A12
記録するようにしたが、記録再生領域A20のリードイ
ン領域A22に記録するようにして良く、また、上記再
生専用領域A10のデータ領域A11や上記記録再生領
域A20のデータ領域A21に記録するようにして良
い。さらに、上記クラスタとトラック番号との対応を示
す変換テーブルとしては、1クラスタ毎にトラック番号
との対応を示す方が正確なトラック番号を得ることがで
きるのであるが、2クラスタ毎や3クラスタ毎のように
数クラスタ毎のトラック番号との対応を示す変換テーブ
ルとするようにして良い。また、上記変換テーブルとと
もにトラック番号計算に必要な定数をディスクの空き領
域に記録しておくことにより、上記変換テーブルを使用
したトラック番号計算の計算効率を上げることができる
ようにすることも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るディスクで
は、線速度に対応したクラスタとトラック番号との対応
を示す変換テーブルと、上記変換テーブルに基づいてト
ラック番号を計算するための定数を所定の領域に保持す
るので、線速度一定で回転されて1クラスタのデータが
複数トラックに亘って記録され、クラスタ化したデータ
が1クラスタ単位で記録及び/又は再生されるディスク
において、上記変換テーブルによりクラスタとトラック
番号との正確な対応関係を示すデータを与えることがで
きる。
【0038】また、本発明に係るディスクアクセス装置
では、線速度一定で回転されて1クラスタのデータが複
数トラックに亘って記録され、クラスタ化したデータが
1クラスタ単位で記録及び/又は再生されるとともに、
上記線速度に対応したクラスタとトラック番号との対応
を示す変換テーブルと上記変換テーブルに基づいてトラ
ック番号を計算するための定数とが予め記録される領域
を有するディスに対して、アクセス部により上記領域か
ら再生される上記変換テーブルと上記定数に基づいて上
記ディスクのアクセスを行うので、目標とするクラスタ
へアクセスするための移動量の計算が正確に行え、その
結果としてアクセスが速くなり、高速アクセスを行うこ
とができる。また、線速度が異なるディスクに対しても
目標のクラスタを正確に且つ高速にアクセスすることが
できる。
【0039】従って、本発明によれば、線速度一定で回
転されて1クラスタのデータが複数トラックに亘って記
録され、クラスタ化したデータが1クラスタ単位で記録
及び/又は再生されるディスクの高速アクセス及び正確
なアクセスを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク及びディスクアクセス装
置を適用した光ディスク記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】上記光ディスク記録再生装置に使用した光磁気
ディスクの構造を説明するための模式的な平面図であ
る。
【図3】上記光磁気ディスクに記録したクラスタとトラ
ック番号との対応を示す変換テーブルを示す図である。
【図4】上記光ディスク記録再生装置におけるシステム
コントローラによるディスクアクセスの制御動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・・スピンドルモータ 2・・・・・・・・光磁気ディスク 3・・・・・・・・光学ピックアップ 4・・・・・・・・磁気ヘッド 5・・・・・・・・磁気ヘッド駆動回路 6・・・・・・・・RF回路 7・・・・・・・・アドレスデコーダ 8・・・・・・・・サーボ制御回路 9・・・・・・・・システムコントローラ 10・・・・・・・・スレッドモータ 11・・・・・・・・RAM 12・・・・・・・・ホストインターフェース 13・・・・・・・・バッファコントローラ 14・・・・・・・・エンコーダ/デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 20/12 G11B 27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線速度一定で回転されて1クラスタのデ
    ータが複数トラックに亘って記録され、クラスタ化した
    データが1クラスタ単位で記録及び/又は再生されるデ
    ィスクであって、上記線速度に対応した クラスタとトラック番号との対応
    を示す変換テーブルと、上記変換テーブルに基づいてト
    ラック番号を計算するための定数とが予め記録される
    を有することを特徴とするディスク。
  2. 【請求項2】 上記変換テーブルはディスクの全てのク
    ラスタとトラック番号との対応を示す変換テーブルであ
    ることを特徴とする請求項1記載のディスク。
  3. 【請求項3】 上記変換テーブルと上記定数とが予め記
    録される領域はリードイン領域であることを特徴とする
    請求項1記載のディスク。
  4. 【請求項4】 線速度一定で回転されて1クラスタのデ
    ータが複数トラックに亘って記録され、クラスタ化した
    データが1クラスタ単位で記録及び/又は再生される
    ともに、上記線速度に対応したクラスタとトラック番号
    との対応を示す変換テーブルと上記変換テーブルに基づ
    いてトラック番号を計算するための定数とが予め記録さ
    れる領域を有するディスクをアクセスするディスクアク
    セス装置であって、上記領域 から再生される上記変換テーブルと上記定数
    基づいて上記ディスクのアクセスを行うアクセス部を有
    することを特徴とするディスクアクセス装置。
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