JPH05298736A - ディスク記録装置 - Google Patents
ディスク記録装置Info
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- JPH05298736A JPH05298736A JP4099552A JP9955292A JPH05298736A JP H05298736 A JPH05298736 A JP H05298736A JP 4099552 A JP4099552 A JP 4099552A JP 9955292 A JP9955292 A JP 9955292A JP H05298736 A JPH05298736 A JP H05298736A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 記録前に、音声データを記録する記録トラッ
クに予め再生時用のレーザビームを照射することにより
得られた記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フ
ォーカスエラーデータをサーボエラーメモリ16に記憶
し、記録時に得られた記録時トラッキングエラーデータ
及び記録時フォーカスエラーデータと、上記記録前トラ
ッキングエラーデータ及び記録前フォーカスエラーデー
タの相関性を相関検出回路17で検出し、上記各データ
間において相関性が検出されなかった場合に、デトラッ
クが生じたとして光ピックアップ10から出射されるレ
ーザビームのレベルをレベルダウン、若しくは該レーザ
ビームをパワーオフして記録を中止する。 【効果】 デトラックによる誤記録を防止することがで
きる。
クに予め再生時用のレーザビームを照射することにより
得られた記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フ
ォーカスエラーデータをサーボエラーメモリ16に記憶
し、記録時に得られた記録時トラッキングエラーデータ
及び記録時フォーカスエラーデータと、上記記録前トラ
ッキングエラーデータ及び記録前フォーカスエラーデー
タの相関性を相関検出回路17で検出し、上記各データ
間において相関性が検出されなかった場合に、デトラッ
クが生じたとして光ピックアップ10から出射されるレ
ーザビームのレベルをレベルダウン、若しくは該レーザ
ビームをパワーオフして記録を中止する。 【効果】 デトラックによる誤記録を防止することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに記録デー
タを記録するディスク記録装置に関し、特に、振動等に
より予想外の記録トラックに上記記録データを記録して
しまう、デトラックによる誤記録を防止するディスク記
録装置に関する。
タを記録するディスク記録装置に関し、特に、振動等に
より予想外の記録トラックに上記記録データを記録して
しまう、デトラックによる誤記録を防止するディスク記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、高速アクセス及びデータ
の半永久的な保存が可能であることから記録媒体として
光ディスクが多く用いられるようになってきており、こ
の光ディスクに間欠的に記録データの記録を行うディス
ク記録装置が知られている。
の半永久的な保存が可能であることから記録媒体として
光ディスクが多く用いられるようになってきており、こ
の光ディスクに間欠的に記録データの記録を行うディス
ク記録装置が知られている。
【0003】上記光ディスクとしては、例えば光磁気膜
からなる光磁気ディスクが用いられている。上記光磁気
ディスクは、全体の記録領域がデータ記録領域とリード
イン領域とに分割されており、記録データは上記データ
記録領域に、また、このデータ記録領域に記録した記録
データの記録開始アドレス,記録終了アドレス,絶対時
間等のいわゆるTOC(Table of Contents )データは
上記リードイン領域に記録される。
からなる光磁気ディスクが用いられている。上記光磁気
ディスクは、全体の記録領域がデータ記録領域とリード
イン領域とに分割されており、記録データは上記データ
記録領域に、また、このデータ記録領域に記録した記録
データの記録開始アドレス,記録終了アドレス,絶対時
間等のいわゆるTOC(Table of Contents )データは
上記リードイン領域に記録される。
【0004】上記間欠的に記録データの記録を行うディ
スク記録装置は、記録データの記録時には、上記記録デ
ータをデータ用メモリに一旦記憶し、このデータ用メモ
リに一旦記憶した記録データを所定量毎に読み出し上記
光磁気ディスクのデータ記録領域に間欠的に記録する。
この記録データの記録の仕方としては、該記録データに
応じた磁界を上記光磁気ディスクの例えば上側から印加
するとともに、該光磁気ディスクの下側からレーザビー
ムを照射する。これにより、上記レーザビームが照射さ
れた箇所は、いわゆるキュリー温度まで上昇し、上記記
録データに応じて印加した磁界により磁化され、所望の
記録データの記録が行われる。
スク記録装置は、記録データの記録時には、上記記録デ
ータをデータ用メモリに一旦記憶し、このデータ用メモ
リに一旦記憶した記録データを所定量毎に読み出し上記
光磁気ディスクのデータ記録領域に間欠的に記録する。
この記録データの記録の仕方としては、該記録データに
応じた磁界を上記光磁気ディスクの例えば上側から印加
するとともに、該光磁気ディスクの下側からレーザビー
ムを照射する。これにより、上記レーザビームが照射さ
れた箇所は、いわゆるキュリー温度まで上昇し、上記記
録データに応じて印加した磁界により磁化され、所望の
記録データの記録が行われる。
【0005】なお、上記光磁気ディスクには、例えば案
内溝(プリグルーブ)が予め記録されており、上記プリ
グルーブ間が記録トラックとなっている。上記ディスク
記録装置は、上記記録時において、上記光磁気ディスク
上に照射する上記レーザビームの反射光から、例えばい
わゆるプッシュプル法により上記レーザビームが上記プ
リグルーブ間(記録トラック)に沿って走査しているか
否か(トラッキングエラー)を検出し、この検出したト
ラッキングエラーに応じてトラッキングサーボをかける
ことにより、上記記録トラック上に正確に記録データを
記録するようになっている。
内溝(プリグルーブ)が予め記録されており、上記プリ
グルーブ間が記録トラックとなっている。上記ディスク
記録装置は、上記記録時において、上記光磁気ディスク
上に照射する上記レーザビームの反射光から、例えばい
わゆるプッシュプル法により上記レーザビームが上記プ
リグルーブ間(記録トラック)に沿って走査しているか
否か(トラッキングエラー)を検出し、この検出したト
ラッキングエラーに応じてトラッキングサーボをかける
ことにより、上記記録トラック上に正確に記録データを
記録するようになっている。
【0006】ここで、上記記録時において、外部からの
振動等の衝撃が加わると、光ピックアップが動いてしま
い、いままでレーザビームを照射していた記録トラック
とは異なる記録トラックに該レーザビームが照射され
る、いわゆるデトラックが生じ、前に記録データを記録
した記録トラックに再度新たな記録データを記録(二重
記録)してしまったり、かなり先の記録トラックに記録
データを記録してしまう等の誤記録が生ずる。
振動等の衝撃が加わると、光ピックアップが動いてしま
い、いままでレーザビームを照射していた記録トラック
とは異なる記録トラックに該レーザビームが照射され
る、いわゆるデトラックが生じ、前に記録データを記録
した記録トラックに再度新たな記録データを記録(二重
記録)してしまったり、かなり先の記録トラックに記録
データを記録してしまう等の誤記録が生ずる。
【0007】このため、上記ディスク記録装置は、上記
光磁気ディスクを回転駆動するスピンドルモータ,光ピ
ックアップ,磁気記録ヘッド等で構成されるディスク駆
動系を、バネ及び制動機能部品等のいわゆるダンパーで
浮かせて取り付け、該ダンパーで上記外部からの衝撃を
吸収することにより、上記デトラック及び誤記録を防止
していた。
光磁気ディスクを回転駆動するスピンドルモータ,光ピ
ックアップ,磁気記録ヘッド等で構成されるディスク駆
動系を、バネ及び制動機能部品等のいわゆるダンパーで
浮かせて取り付け、該ダンパーで上記外部からの衝撃を
吸収することにより、上記デトラック及び誤記録を防止
していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のデ
ィスク記録装置は、上記ディスク駆動系を上記ダンパー
で浮かせて取り付けても、該ダンパーの衝撃吸収度を越
える衝撃が上記ディスク記録装置に加わった場合、やは
り上記デトラックによる誤記録が生じてしまっていた。
ィスク記録装置は、上記ディスク駆動系を上記ダンパー
で浮かせて取り付けても、該ダンパーの衝撃吸収度を越
える衝撃が上記ディスク記録装置に加わった場合、やは
り上記デトラックによる誤記録が生じてしまっていた。
【0009】なお、上記ダンバーで上記ディスク駆動系
を浮かせて取り付けることにより、ある程度の衝撃に対
処できるようにするとともに、プリグルーブによりアド
レスデータが記録された光磁気ディスクを用い、上記記
録時に、上記光磁気ディスクのプリグルーブからアドレ
スデータを再生し、この再生されるアドレスデータの連
続性を検出することにより上記デトラックによる誤記録
を防止するようなディスク記録装置も知られているが、
上記アドレスデータの連続性の検出に時間がかかるた
め、デトラックを検出してから対処するまでに時間がか
かり、やはり多少の誤記録を生じていた。
を浮かせて取り付けることにより、ある程度の衝撃に対
処できるようにするとともに、プリグルーブによりアド
レスデータが記録された光磁気ディスクを用い、上記記
録時に、上記光磁気ディスクのプリグルーブからアドレ
スデータを再生し、この再生されるアドレスデータの連
続性を検出することにより上記デトラックによる誤記録
を防止するようなディスク記録装置も知られているが、
上記アドレスデータの連続性の検出に時間がかかるた
め、デトラックを検出してから対処するまでに時間がか
かり、やはり多少の誤記録を生じていた。
【0010】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、振動等の衝撃によりデトラックが生じて
も誤記録を生じないようなディスク記録装置の提供を目
的とする。
たものであり、振動等の衝撃によりデトラックが生じて
も誤記録を生じないようなディスク記録装置の提供を目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク記
録装置は、記録データをデータ用メモリに一旦記憶し、
このデータ用メモリに一旦記憶した記録データを所定量
毎に読み出して光ディスクに記録するようなディスク記
録装置であって、光ディスクにレーザビームを照射して
上記記録データの記録を行う光ピックアップと、上記光
ディスクにレーザビームを照射することにより生ずる反
射光からトラッキングエラーを検出してトラッキングエ
ラー信号を出力するトラッキングエラー検出手段と、上
記光ディスクにレーザビームを照射することにより生ず
る反射光からフォーカスエラーを検出してフォーカスエ
ラー信号を出力するフォーカスエラー検出手段と、上記
記録データの記録を行う前に、上記データ用メモリから
読み出される所定量の記録データが記録される記録トラ
ックに上記レーザビームを照射することにより、上記ト
ラッキングエラー検出手段又はフォーカスエラー検出手
段により形成されたトラッキングエラー信号又はフォー
カスエラー信号をそれぞれ記録前トラッキングエラー信
号又は記録前フォーカスエラー信号として記憶するサー
ボエラーメモリと、上記記録データの記録を行う記録時
に、上記トラッキングエラー検出手段又はフォーカスエ
ラー検出手段により検出されたトラッキングエラー信号
又はフォーカスエラー信号である記録時トラッキングエ
ラー信号又は記録時フォーカスエラー信号と、上記サー
ボエラーメモリから読み出された上記記録前トラッキン
グエラー信号又は上記記録前フォーカスエラー信号とを
それぞれ比較することにより相関性を検出する相関検出
手段と、上記相関検出手段により上記各信号間における
相関性が検出されなかった場合、上記レーザビームのレ
ベルをレベルダウン、若しくは、上記レーザビームをパ
ワーオフして記録を中止するように上記光ピックアップ
を制御する制御手段とを有することを特徴として上述の
課題を解決する。
録装置は、記録データをデータ用メモリに一旦記憶し、
このデータ用メモリに一旦記憶した記録データを所定量
毎に読み出して光ディスクに記録するようなディスク記
録装置であって、光ディスクにレーザビームを照射して
上記記録データの記録を行う光ピックアップと、上記光
ディスクにレーザビームを照射することにより生ずる反
射光からトラッキングエラーを検出してトラッキングエ
ラー信号を出力するトラッキングエラー検出手段と、上
記光ディスクにレーザビームを照射することにより生ず
る反射光からフォーカスエラーを検出してフォーカスエ
ラー信号を出力するフォーカスエラー検出手段と、上記
記録データの記録を行う前に、上記データ用メモリから
読み出される所定量の記録データが記録される記録トラ
ックに上記レーザビームを照射することにより、上記ト
ラッキングエラー検出手段又はフォーカスエラー検出手
段により形成されたトラッキングエラー信号又はフォー
カスエラー信号をそれぞれ記録前トラッキングエラー信
号又は記録前フォーカスエラー信号として記憶するサー
ボエラーメモリと、上記記録データの記録を行う記録時
に、上記トラッキングエラー検出手段又はフォーカスエ
ラー検出手段により検出されたトラッキングエラー信号
又はフォーカスエラー信号である記録時トラッキングエ
ラー信号又は記録時フォーカスエラー信号と、上記サー
ボエラーメモリから読み出された上記記録前トラッキン
グエラー信号又は上記記録前フォーカスエラー信号とを
それぞれ比較することにより相関性を検出する相関検出
手段と、上記相関検出手段により上記各信号間における
相関性が検出されなかった場合、上記レーザビームのレ
ベルをレベルダウン、若しくは、上記レーザビームをパ
ワーオフして記録を中止するように上記光ピックアップ
を制御する制御手段とを有することを特徴として上述の
課題を解決する。
【0012】また、本発明に係るディスク記録装置は、
上記サーボエラーメモリは、記録データの記録を行う前
において、少なくとも上記記録前トラッキングエラー信
号を記憶し、上記相関検出手段は、上記記録前トラッキ
ングエラー信号及び上記記録時トラッキングエラー信号
を比較して相関性を検出し、上記相関検出手段により上
記各信号間において相関性が検出されなかった場合、上
記制御手段は、上記レーザビームのレベルをレベルダウ
ン、若しくは、上記レーザビームをパワーオフして記録
を中止するように上記光ピックアップを制御することを
特徴として上述の課題を解決する。
上記サーボエラーメモリは、記録データの記録を行う前
において、少なくとも上記記録前トラッキングエラー信
号を記憶し、上記相関検出手段は、上記記録前トラッキ
ングエラー信号及び上記記録時トラッキングエラー信号
を比較して相関性を検出し、上記相関検出手段により上
記各信号間において相関性が検出されなかった場合、上
記制御手段は、上記レーザビームのレベルをレベルダウ
ン、若しくは、上記レーザビームをパワーオフして記録
を中止するように上記光ピックアップを制御することを
特徴として上述の課題を解決する。
【0013】
【作用】本発明に係るディスク記録装置は、記録データ
の記録を行う前に、記録データを一旦記憶するデータ用
メモリから読み出される所定量の記録データが記録され
る記録トラックにレーザビームを照射することによりト
ラッキングエラー検出手段又はフォーカスエラー検出手
段から得られた記録前トラッキングエラー信号又は記録
前フォーカスエラー信号をサーボエラーメモリが記憶
し、記録データの記録を行う記録時に、相関検出手段
が、上記サーボエラーメモリから読み出された上記記録
前トラッキングエラー信号又は上記記録前フォーカスエ
ラー信号と、当該記録時に上記トラッキングエラー検出
手段又はフォーカスエラー検出手段から得られた記録時
トラッキングエラー信号又は記録時フォーカスエラー信
号との相関性を検出し、上記相関検出回路により上記各
信号間における相関性が検出されなかった場合、制御手
段が、レーザビームのレベルをレベルダウン、若しく
は、レーザビームをパワーオフして記録を中止するよう
に光ピックアップを制御する。
の記録を行う前に、記録データを一旦記憶するデータ用
メモリから読み出される所定量の記録データが記録され
る記録トラックにレーザビームを照射することによりト
ラッキングエラー検出手段又はフォーカスエラー検出手
段から得られた記録前トラッキングエラー信号又は記録
前フォーカスエラー信号をサーボエラーメモリが記憶
し、記録データの記録を行う記録時に、相関検出手段
が、上記サーボエラーメモリから読み出された上記記録
前トラッキングエラー信号又は上記記録前フォーカスエ
ラー信号と、当該記録時に上記トラッキングエラー検出
手段又はフォーカスエラー検出手段から得られた記録時
トラッキングエラー信号又は記録時フォーカスエラー信
号との相関性を検出し、上記相関検出回路により上記各
信号間における相関性が検出されなかった場合、制御手
段が、レーザビームのレベルをレベルダウン、若しく
は、レーザビームをパワーオフして記録を中止するよう
に光ピックアップを制御する。
【0014】また、本発明に係るディスク記録装置は、
上記記録データの記録を行う前に、上記サーボエラーメ
モリが、少なくとも上記記録前トラッキングエラー信号
を記憶し、上記記録時に、上記相関検出回路が、上記サ
ーボエラーメモリから読み出された記録前トラッキング
エラー信号と、上記記録時トラッキングエラー信号との
相関性を検出し、上記相関検出回路により上記各信号間
における相関性が検出されなかった場合、制御手段が、
レーザビームのレベルをレベルダウン、若しくは、レー
ザビームをパワーオフして記録を中止するように光ピッ
クアップを制御する。
上記記録データの記録を行う前に、上記サーボエラーメ
モリが、少なくとも上記記録前トラッキングエラー信号
を記憶し、上記記録時に、上記相関検出回路が、上記サ
ーボエラーメモリから読み出された記録前トラッキング
エラー信号と、上記記録時トラッキングエラー信号との
相関性を検出し、上記相関検出回路により上記各信号間
における相関性が検出されなかった場合、制御手段が、
レーザビームのレベルをレベルダウン、若しくは、レー
ザビームをパワーオフして記録を中止するように光ピッ
クアップを制御する。
【0015】上記相関検出回路で行われる、上記記録前
トラッキングエラー信号又は記録時トラッキングエラー
信号の相関性の検出、又は、記録前フォーカスエラー信
号又は記録時フォーカスエラー信号の相関性の検出は、
リアルタイムで行われるため、上記各信号間において相
関性が検出されなかった場合、すなわちデトラックが生
じた場合、上記光ピックアップからのレーザビームのレ
ベルをレベルダウン、若しくは、レーザビームを直ちに
パワーオフして記録データの記録を直ちに中止すること
ができるため、上記デトラックによる誤記録を防止する
ことができる。
トラッキングエラー信号又は記録時トラッキングエラー
信号の相関性の検出、又は、記録前フォーカスエラー信
号又は記録時フォーカスエラー信号の相関性の検出は、
リアルタイムで行われるため、上記各信号間において相
関性が検出されなかった場合、すなわちデトラックが生
じた場合、上記光ピックアップからのレーザビームのレ
ベルをレベルダウン、若しくは、レーザビームを直ちに
パワーオフして記録データの記録を直ちに中止すること
ができるため、上記デトラックによる誤記録を防止する
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るディスク記録装置の実施
例について図面を参照しながら説明する。本実施例に係
るディスク記録装置は、記録データである例えば音声デ
ータを間欠的に記録するディスク記録装置であって、図
1に示すように光ディスクである光磁気ディスク1と、
上記光磁気ディスク1を例えば線速度一定で回転駆動す
るスピンドルモータ2と、アナログ信号である音声信号
からサンプリング周波数の1/2以上の周波数成分をカ
ットするローパスフィルタ3(LPF)と、上記LPF
3からの音声信号をデジタル化して音声データを形成す
るA/D変換器4と、上記A/D変換器4からの音声デ
ータに後に説明するATRAC(Adaptive Transform A
coustic Coding)エンコード処理を施すATRACエン
コーダ5と、上記ATRACエンコードされた音声デー
タを一旦記憶するデータ用メモリ6と、上記データ用メ
モリ6から読み出された音声データに例えばEFM(8
−14変調)符号化処理等を施すエンコーダ7と、上記
エンコーダ7からの音声データに応じた変調磁界を形成
する磁気ヘッド駆動回路8と、上記磁気ヘッド駆動回路
8からの変調磁界に応じて上記光磁気ディスク1に変調
磁界を印加する磁気ヘッド9とを有している。
例について図面を参照しながら説明する。本実施例に係
るディスク記録装置は、記録データである例えば音声デ
ータを間欠的に記録するディスク記録装置であって、図
1に示すように光ディスクである光磁気ディスク1と、
上記光磁気ディスク1を例えば線速度一定で回転駆動す
るスピンドルモータ2と、アナログ信号である音声信号
からサンプリング周波数の1/2以上の周波数成分をカ
ットするローパスフィルタ3(LPF)と、上記LPF
3からの音声信号をデジタル化して音声データを形成す
るA/D変換器4と、上記A/D変換器4からの音声デ
ータに後に説明するATRAC(Adaptive Transform A
coustic Coding)エンコード処理を施すATRACエン
コーダ5と、上記ATRACエンコードされた音声デー
タを一旦記憶するデータ用メモリ6と、上記データ用メ
モリ6から読み出された音声データに例えばEFM(8
−14変調)符号化処理等を施すエンコーダ7と、上記
エンコーダ7からの音声データに応じた変調磁界を形成
する磁気ヘッド駆動回路8と、上記磁気ヘッド駆動回路
8からの変調磁界に応じて上記光磁気ディスク1に変調
磁界を印加する磁気ヘッド9とを有している。
【0017】なお、上記光磁気ディスク1には、製造時
に、所定の周波数で蛇行させてアドレスを記録した案内
溝(プリグルーブ)が形成されており、後に説明するが
このプリグルーブを用いて所望のアドレスにアクセスす
るとともに、トラッキングエラー,フォーカスエラー等
を検出するようになっている。
に、所定の周波数で蛇行させてアドレスを記録した案内
溝(プリグルーブ)が形成されており、後に説明するが
このプリグルーブを用いて所望のアドレスにアクセスす
るとともに、トラッキングエラー,フォーカスエラー等
を検出するようになっている。
【0018】また、上記ディスク記録装置は、上記磁気
ヘッド9により変調時間の印加された箇所にレーザビー
ムを照射するとともに、このレーザビームの反射光から
トラッキングエラー,フォーカスエラー及び回転エラー
を検出し、トラッキングエラー信号,フォーカスエラー
信号及び回転エラー信号を出力する光ピックアップ10
と、上記光磁気ディスク1に記録した音声データのアド
レス等を示すいわゆるTOC(Table of Contents )デ
ータを記憶するTOCメモリ11と、上記光ピックアッ
プ10からのトラッキングエラー信号,フォーカスエラ
ー信号及び回転エラー信号を増幅して出力するRFアン
プ12と、上記RFアンプ12からのトラッキングエラ
ー信号及びフォーカスエラー信号に応じて上記光ピック
アップ10のトラッキングサーボ及びフォーカスサーボ
を行うとともに、上記回転エラー信号に応じて上記スピ
ンドルモータ2の回転サーボであるスピンドルサーボを
行うサーボ制御回路13とを有している。
ヘッド9により変調時間の印加された箇所にレーザビー
ムを照射するとともに、このレーザビームの反射光から
トラッキングエラー,フォーカスエラー及び回転エラー
を検出し、トラッキングエラー信号,フォーカスエラー
信号及び回転エラー信号を出力する光ピックアップ10
と、上記光磁気ディスク1に記録した音声データのアド
レス等を示すいわゆるTOC(Table of Contents )デ
ータを記憶するTOCメモリ11と、上記光ピックアッ
プ10からのトラッキングエラー信号,フォーカスエラ
ー信号及び回転エラー信号を増幅して出力するRFアン
プ12と、上記RFアンプ12からのトラッキングエラ
ー信号及びフォーカスエラー信号に応じて上記光ピック
アップ10のトラッキングサーボ及びフォーカスサーボ
を行うとともに、上記回転エラー信号に応じて上記スピ
ンドルモータ2の回転サーボであるスピンドルサーボを
行うサーボ制御回路13とを有している。
【0019】なお、上記光ピックアップ10内に、トラ
ッキングエラー検出手段及びフォーカスエラー検出手段
が含まれている。
ッキングエラー検出手段及びフォーカスエラー検出手段
が含まれている。
【0020】また、上記ディスク記録装置は、後に説明
するが、上記音声データの記録を行う前に、所望の記録
トラックにレーザビームを照射することにより生じた反
射光から形成される記録前トラッキングエラー信号及び
記録前フォーカスエラー信号をそれぞれデジタル化して
記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フォーカス
エラーデータを形成するTE(トラッキングエラー)用
A/D変換器14及びFE(フォーカスエラー)用A/
D変換器15と、上記TE用A/D変換器14及びFE
用A/D変換器15からの記録前トラッキングエラーデ
ータ及び記録前フォーカスエラーデータを記憶するサー
ボエラーメモリ16とを有している。
するが、上記音声データの記録を行う前に、所望の記録
トラックにレーザビームを照射することにより生じた反
射光から形成される記録前トラッキングエラー信号及び
記録前フォーカスエラー信号をそれぞれデジタル化して
記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フォーカス
エラーデータを形成するTE(トラッキングエラー)用
A/D変換器14及びFE(フォーカスエラー)用A/
D変換器15と、上記TE用A/D変換器14及びFE
用A/D変換器15からの記録前トラッキングエラーデ
ータ及び記録前フォーカスエラーデータを記憶するサー
ボエラーメモリ16とを有している。
【0021】また、上記ディスク記録装置は、当該ディ
スク記録装置全体の動作を制御する制御手段であるシス
テムコントローラ19と、上記音声データを記録する記
録時に、上記TE用A/D変換器14及びFE用A/D
変換器15から供給される記録時トラッキングエラーデ
ータ及び記録時フォーカスエラーデータと、上記サーボ
エラーメモリ16から読み出された記録前トラッキング
エラーデータ及び記録前フォーカスエラーデータとの相
関性を検出し相関検出データを出力する相関検出回路1
7と、上記相関検出回路17から上記各データに相関性
が無いことを示す相関検出データが供給され、また、上
記システムコントローラ19から上記記録時であること
を示すデータが供給された場合、音声データの記録の停
止を示す記録停止データを上記光ピックアップ10に供
給するアンドゲート18とを有している。
スク記録装置全体の動作を制御する制御手段であるシス
テムコントローラ19と、上記音声データを記録する記
録時に、上記TE用A/D変換器14及びFE用A/D
変換器15から供給される記録時トラッキングエラーデ
ータ及び記録時フォーカスエラーデータと、上記サーボ
エラーメモリ16から読み出された記録前トラッキング
エラーデータ及び記録前フォーカスエラーデータとの相
関性を検出し相関検出データを出力する相関検出回路1
7と、上記相関検出回路17から上記各データに相関性
が無いことを示す相関検出データが供給され、また、上
記システムコントローラ19から上記記録時であること
を示すデータが供給された場合、音声データの記録の停
止を示す記録停止データを上記光ピックアップ10に供
給するアンドゲート18とを有している。
【0022】なお、上記相関検出回路17及びアンドゲ
ート18とで相関検出手段を構成している。
ート18とで相関検出手段を構成している。
【0023】また、上記ディスク記録装置は、音声デー
タの記録開始を指定するための記録開始指定キー及び音
声データの記録終了を指定するための記録終了キー等が
設けられているキーボード20と、上記キーボード20
の各キーの操作状況等を表示するための表示部21とを
有している。
タの記録開始を指定するための記録開始指定キー及び音
声データの記録終了を指定するための記録終了キー等が
設けられているキーボード20と、上記キーボード20
の各キーの操作状況等を表示するための表示部21とを
有している。
【0024】次に、このような構成を有する本実施例に
係るディスク記録装置の動作説明をする。まず、上記音
声データの記録を行うには、上記光磁気ディスク1をタ
ーンテーブル上にセットし、上記キーボード20に設け
られている記録アドレス指定キーを用いて音声データの
記録を行うアドレスを指定し、上記記録開始指定キーを
オン操作する。このようなキーボード20のキー操作の
状況は、上記システムコントローラ19により表示部2
1に表示されるようになっている。
係るディスク記録装置の動作説明をする。まず、上記音
声データの記録を行うには、上記光磁気ディスク1をタ
ーンテーブル上にセットし、上記キーボード20に設け
られている記録アドレス指定キーを用いて音声データの
記録を行うアドレスを指定し、上記記録開始指定キーを
オン操作する。このようなキーボード20のキー操作の
状況は、上記システムコントローラ19により表示部2
1に表示されるようになっている。
【0025】上記システムコントローラ19は、上記記
録開始指定キーがオン操作されると、上記スピンドルモ
ータ2を例えば線速度一定で回転駆動するとともに、上
記光磁気ディスク1上にプリグルーブとともに記録され
ているアドレスに基づいて上記記録アドレス指定キーに
より指定されたアドレスを検出し、この検出されたアド
レスに上記光ピックアップ10及び磁気ヘッド9を移動
するようにサーボ制御回路13を制御する。
録開始指定キーがオン操作されると、上記スピンドルモ
ータ2を例えば線速度一定で回転駆動するとともに、上
記光磁気ディスク1上にプリグルーブとともに記録され
ているアドレスに基づいて上記記録アドレス指定キーに
より指定されたアドレスを検出し、この検出されたアド
レスに上記光ピックアップ10及び磁気ヘッド9を移動
するようにサーボ制御回路13を制御する。
【0026】また、上記記録開始指定キーがオン操作さ
れると、入力端子22を介してアナログ信号である音声
信号がLPF3に供給される。上記LPF3は、上記音
声信号からA/D変換器4のサンプリング周波数の1/
2以上の周波数成分を除去し、これを上記A/D変換器
4に供給する。上記A/D変換器4は、上記音声信号を
量子化し、2CH×16bit×44.1kHz≒1.
4Mbit/secのデータレートの音声データを形成
し、これを上記ATRACエンコーダ5に供給する。
れると、入力端子22を介してアナログ信号である音声
信号がLPF3に供給される。上記LPF3は、上記音
声信号からA/D変換器4のサンプリング周波数の1/
2以上の周波数成分を除去し、これを上記A/D変換器
4に供給する。上記A/D変換器4は、上記音声信号を
量子化し、2CH×16bit×44.1kHz≒1.
4Mbit/secのデータレートの音声データを形成
し、これを上記ATRACエンコーダ5に供給する。
【0027】上記ATRACエンコーダ5は、上記音声
信号を上記A/D変換器4により量子化した1.4Mb
it/secのデータレートの音声データについて、最
大約20msecのデータを1ブロックとして、時間軸
の波形をいわゆる直交変換によって周波数軸の約100
0の成分に分析し、聴感上重要な周波数成分から順に抽
出して300kbit/secのデータレートの音声デ
ータを形成する。すなわち、上記1.4Mbit/se
cのデータレートの音声データを1/5の300kbi
t/secのデータレートの音声データに圧縮する処理
を行い、データの転送速度を標準のCD−DAフォーマ
ットにおける75セクタ/秒から15セクタ/秒に変換
する(例えば、1セクタは2352バイト)。この圧縮
された音声データ(圧縮データ)は、上記データ用メモ
リ6に供給される。
信号を上記A/D変換器4により量子化した1.4Mb
it/secのデータレートの音声データについて、最
大約20msecのデータを1ブロックとして、時間軸
の波形をいわゆる直交変換によって周波数軸の約100
0の成分に分析し、聴感上重要な周波数成分から順に抽
出して300kbit/secのデータレートの音声デ
ータを形成する。すなわち、上記1.4Mbit/se
cのデータレートの音声データを1/5の300kbi
t/secのデータレートの音声データに圧縮する処理
を行い、データの転送速度を標準のCD−DAフォーマ
ットにおける75セクタ/秒から15セクタ/秒に変換
する(例えば、1セクタは2352バイト)。この圧縮
された音声データ(圧縮データ)は、上記データ用メモ
リ6に供給される。
【0028】上記システムコントローラ19は、上記デ
ータ用メモリ6に供給された上記圧縮データの書き込み
制御をするとともに、例えば36セクタからなる1クラ
スタ分の上記圧縮データが書き込まれると、この1クラ
スタの圧縮データを1単位として読み出すような読み出
し制御を行う。上記データ用メモリ6から1クラスタ毎
に読み出される(間欠的に読み出される)上記圧縮デー
タは、上記エンコーダ7に供給される。
ータ用メモリ6に供給された上記圧縮データの書き込み
制御をするとともに、例えば36セクタからなる1クラ
スタ分の上記圧縮データが書き込まれると、この1クラ
スタの圧縮データを1単位として読み出すような読み出
し制御を行う。上記データ用メモリ6から1クラスタ毎
に読み出される(間欠的に読み出される)上記圧縮デー
タは、上記エンコーダ7に供給される。
【0029】上記エンコーダ7は、上記データ用メモリ
6から間欠的に供給される圧縮データについて、エラー
訂正のための符号化処理(パリティ付加及びインターリ
ーブ処理)やEFM符号化処理等を施す。このエンコー
ダ7により上記符号化処理の施された音声データが上記
磁気ヘッド駆動回路8に供給される。上記磁気ヘッド駆
動回路8は、上記圧縮データに応じた磁界変調を上記光
磁気ディスク1に印加するように上記磁気ヘッド9を駆
動する。
6から間欠的に供給される圧縮データについて、エラー
訂正のための符号化処理(パリティ付加及びインターリ
ーブ処理)やEFM符号化処理等を施す。このエンコー
ダ7により上記符号化処理の施された音声データが上記
磁気ヘッド駆動回路8に供給される。上記磁気ヘッド駆
動回路8は、上記圧縮データに応じた磁界変調を上記光
磁気ディスク1に印加するように上記磁気ヘッド9を駆
動する。
【0030】また、上記システムコントローラ19は、
磁気ヘッド9から上記変調磁界が印加された箇所にレー
ザビームが照射されるように上記光ピックアップ10を
制御する。これにより、上記光磁気ディスク1上のレー
ザビームが照射された箇所が、いわゆるキュリー温度ま
で熱せられ上記変調磁界により磁化され、上記1クラス
タ毎に上記圧縮データが記録されることとなる。
磁気ヘッド9から上記変調磁界が印加された箇所にレー
ザビームが照射されるように上記光ピックアップ10を
制御する。これにより、上記光磁気ディスク1上のレー
ザビームが照射された箇所が、いわゆるキュリー温度ま
で熱せられ上記変調磁界により磁化され、上記1クラス
タ毎に上記圧縮データが記録されることとなる。
【0031】なお、上記システムコントローラ19は、
上記1クラスタの圧縮データの記録が終了すると、最後
に該圧縮データを記録したアドレスである最終アドレス
を記憶しておき、次の1クラスタの圧縮データの記録
は、この最終アドレスから開始するように、上記磁気ヘ
ッド9及び光ピックアップ10を制御する。これによ
り、記録は上記1クラスタ毎に間欠的に行われるが、上
記光磁気ディスク1上に記録される圧縮データは連続的
なものとなる。
上記1クラスタの圧縮データの記録が終了すると、最後
に該圧縮データを記録したアドレスである最終アドレス
を記憶しておき、次の1クラスタの圧縮データの記録
は、この最終アドレスから開始するように、上記磁気ヘ
ッド9及び光ピックアップ10を制御する。これによ
り、記録は上記1クラスタ毎に間欠的に行われるが、上
記光磁気ディスク1上に記録される圧縮データは連続的
なものとなる。
【0032】ここで、当該ディスク記録装置は、上述の
ように間欠記録を行うため、上記データ用メモリ6から
1クラスタの圧縮データを読み出してから次の1クラス
タの圧縮データを読み出すまでに間が空くこととなる。
このため、上記システムコントローラ19は、この次の
1クラスタの圧縮データを読み出すまでの間(記録停止
期間)に、上記1クラスタの圧縮データが記録される記
録トラックを予めトレースすることにより、この記録前
におけるトラッキングエラー及びフォーカスエラーを検
出し、これらをサーボエラーメモリ16に記憶するよう
に制御する。
ように間欠記録を行うため、上記データ用メモリ6から
1クラスタの圧縮データを読み出してから次の1クラス
タの圧縮データを読み出すまでに間が空くこととなる。
このため、上記システムコントローラ19は、この次の
1クラスタの圧縮データを読み出すまでの間(記録停止
期間)に、上記1クラスタの圧縮データが記録される記
録トラックを予めトレースすることにより、この記録前
におけるトラッキングエラー及びフォーカスエラーを検
出し、これらをサーボエラーメモリ16に記憶するよう
に制御する。
【0033】すなわち、上記システムコントローラ19
は、記録が開始されると、上記データ用メモリ6から1
クラスタの圧縮データを読み出す前に、この1クラスタ
の圧縮データを記録する記録トラックに、記録用のレー
ザビームより弱い再生時用のレーザビームを照射するよ
うに上記光ピックアップ10を制御する。これにより、
上記レーザビームの反射光生ずる。上記光ピックアップ
10は、例えばいわゆるプシュプル法によりトラッキン
グエラーを検出して記録前トラッキングエラー信号を形
成するとともに、非点収差法によりフォーカスエラーを
検出して記録前フォーカスエラー信号を形成する。この
記録前トラッキングエラー信号及び記録前フォーカスエ
ラー信号は、それぞれサーボ制御回路13に供給される
とともに、TE用A/D変換器14及びFE用A/D変
換器15に供給される。
は、記録が開始されると、上記データ用メモリ6から1
クラスタの圧縮データを読み出す前に、この1クラスタ
の圧縮データを記録する記録トラックに、記録用のレー
ザビームより弱い再生時用のレーザビームを照射するよ
うに上記光ピックアップ10を制御する。これにより、
上記レーザビームの反射光生ずる。上記光ピックアップ
10は、例えばいわゆるプシュプル法によりトラッキン
グエラーを検出して記録前トラッキングエラー信号を形
成するとともに、非点収差法によりフォーカスエラーを
検出して記録前フォーカスエラー信号を形成する。この
記録前トラッキングエラー信号及び記録前フォーカスエ
ラー信号は、それぞれサーボ制御回路13に供給される
とともに、TE用A/D変換器14及びFE用A/D変
換器15に供給される。
【0034】上記サーボ制御回路13は、上記記録前ト
ラッキングエラー信号及び記録前フォーカスエラー信号
に応じて上記光ピックアップ10のトラッキングサーボ
及びフォーカスサーボを行う。
ラッキングエラー信号及び記録前フォーカスエラー信号
に応じて上記光ピックアップ10のトラッキングサーボ
及びフォーカスサーボを行う。
【0035】上記TE用A/D変換器14及びFE用A
/D変換器15は、アナログ信号として供給される上記
記録前トラッキングエラー信号及び記録前フォーカスエ
ラー信号を、それぞれデジタル化して記録前トラッキン
グエラーデータ及び記録前フォーカスエラーデータを形
成し、これをサーボエラーメモリ16に供給する。上記
システムコントローラ19は、このサーボエラーメモリ
16に供給された記録前トラッキングエラーデータ及び
記録前フォーカスエラーデータを一旦記憶するように、
該サーボエラーメモリ16を制御する。
/D変換器15は、アナログ信号として供給される上記
記録前トラッキングエラー信号及び記録前フォーカスエ
ラー信号を、それぞれデジタル化して記録前トラッキン
グエラーデータ及び記録前フォーカスエラーデータを形
成し、これをサーボエラーメモリ16に供給する。上記
システムコントローラ19は、このサーボエラーメモリ
16に供給された記録前トラッキングエラーデータ及び
記録前フォーカスエラーデータを一旦記憶するように、
該サーボエラーメモリ16を制御する。
【0036】このようにして、上記1クラスタの圧縮デ
ータを記録する記録トラックの記録前トラッキングエラ
ーデータ及び記録前フォーカスエラーデータが上記サー
ボエラーメモリ16に供給されると、上記システムコン
トローラ19は、上述のように、上記1クラスタの圧縮
データを読み出して上記光磁気ディスク1上の上記予め
トレースした記録トラックに記録するように、上記デー
タ用メモリ6,光ピックアップ10及び磁気ヘッド9等
を制御する。
ータを記録する記録トラックの記録前トラッキングエラ
ーデータ及び記録前フォーカスエラーデータが上記サー
ボエラーメモリ16に供給されると、上記システムコン
トローラ19は、上述のように、上記1クラスタの圧縮
データを読み出して上記光磁気ディスク1上の上記予め
トレースした記録トラックに記録するように、上記デー
タ用メモリ6,光ピックアップ10及び磁気ヘッド9等
を制御する。
【0037】この記録時において、上記光ピックアップ
10から記録時用の強いレーザビームが照射されるが、
これによりやはり反射光が生じ、該光ピックアップ10
によりこの記録時におけるトラッキングエラー信号及び
フォーカスエラー信号(記録時トラッキングエラー信号
及び記録時フォーカスエラー信号)が形成される。この
記録時トラッキングエラー信号及び記録時フォーカスエ
ラー信号は、それぞれ上記TE用A/D変換器14及び
FE用A/D変化器15により、記録時トラッキングエ
ラーデータ及び記録時フォーカスエラーデータとされ、
相関検出回路17に供給される。
10から記録時用の強いレーザビームが照射されるが、
これによりやはり反射光が生じ、該光ピックアップ10
によりこの記録時におけるトラッキングエラー信号及び
フォーカスエラー信号(記録時トラッキングエラー信号
及び記録時フォーカスエラー信号)が形成される。この
記録時トラッキングエラー信号及び記録時フォーカスエ
ラー信号は、それぞれ上記TE用A/D変換器14及び
FE用A/D変化器15により、記録時トラッキングエ
ラーデータ及び記録時フォーカスエラーデータとされ、
相関検出回路17に供給される。
【0038】一方、上記システムコントローラ19は、
上記記録時となると、上記サーボエラーメモリ16に予
め記憶した上記記録前トラッキングエラーデータ及び記
録前フォーカスエラーデータを読み出すように、上記サ
ーボエラーメモリ16を制御する。このサーボエラーメ
モリ16から読み出された上記記録前トラッキングエラ
ーデータ及び記録前フォーカスエラーデータは、上記記
録時トラッキングエラーデータ及び記録時フォーカスエ
ラーデータが供給される上記相関検出回路17に供給さ
れる。
上記記録時となると、上記サーボエラーメモリ16に予
め記憶した上記記録前トラッキングエラーデータ及び記
録前フォーカスエラーデータを読み出すように、上記サ
ーボエラーメモリ16を制御する。このサーボエラーメ
モリ16から読み出された上記記録前トラッキングエラ
ーデータ及び記録前フォーカスエラーデータは、上記記
録時トラッキングエラーデータ及び記録時フォーカスエ
ラーデータが供給される上記相関検出回路17に供給さ
れる。
【0039】上記相関検出回路17は、上記記録時トラ
ッキングエラーデータ及び記録時フォーカスエラーデー
タと、上記サーボエラーメモリ16から読み出された上
記記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フォーカ
スエラーデータとの相関性を検出する。そして、上記各
データ間における相関性が検出されなかった場合、ハイ
レベル(“1”)の相関検出データを出力する。なお、
上記相関検出回路17は、上記各データ間において相関
性が検出された場合はローレベル(“0”)の相関検出
データを出力する。
ッキングエラーデータ及び記録時フォーカスエラーデー
タと、上記サーボエラーメモリ16から読み出された上
記記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フォーカ
スエラーデータとの相関性を検出する。そして、上記各
データ間における相関性が検出されなかった場合、ハイ
レベル(“1”)の相関検出データを出力する。なお、
上記相関検出回路17は、上記各データ間において相関
性が検出された場合はローレベル(“0”)の相関検出
データを出力する。
【0040】この相関検出データは、アンドゲート18
及びシステムコントローラ19に供給される。
及びシステムコントローラ19に供給される。
【0041】上記システムコントローラ19は、上記記
録停止期間にはローレベルのデータを上記アンドゲート
18に供給し、上記記録時にはハイレベルのデータを上
記アンドゲート18に供給する。このため、上記アンド
ゲート18からは、上記記録時に上記相関検出回路17
からハイレベルの相関検出データが供給された場合の
み、記録停止を示すハイレベルのデータである記録停止
データが出力される。
録停止期間にはローレベルのデータを上記アンドゲート
18に供給し、上記記録時にはハイレベルのデータを上
記アンドゲート18に供給する。このため、上記アンド
ゲート18からは、上記記録時に上記相関検出回路17
からハイレベルの相関検出データが供給された場合の
み、記録停止を示すハイレベルのデータである記録停止
データが出力される。
【0042】すなわち、上記記録前トラッキングエラー
データと上記記録時トラッキングエラーデータに相関性
が検出されなかった場合、又は、上記記録前フォーカス
エラーデータと上記記録時フォーカスエラーデータに相
関性が検出されなかった場合というのは、当該ディスク
記録装置に何らかの衝撃が加わり、上記光ピックアップ
10から照射されたレーザビームが上記圧縮データを記
録すべき記録トラックに照射されていないという、いわ
ゆるデトラックを生じた場合である。このため、上記各
信号間において相関性が検出されなかった場合は、デト
ラックが生じたとして、上記アンドゲート18から記録
停止データを出力する。この記録停止データは、上記光
ピックアップ10に供給される。
データと上記記録時トラッキングエラーデータに相関性
が検出されなかった場合、又は、上記記録前フォーカス
エラーデータと上記記録時フォーカスエラーデータに相
関性が検出されなかった場合というのは、当該ディスク
記録装置に何らかの衝撃が加わり、上記光ピックアップ
10から照射されたレーザビームが上記圧縮データを記
録すべき記録トラックに照射されていないという、いわ
ゆるデトラックを生じた場合である。このため、上記各
信号間において相関性が検出されなかった場合は、デト
ラックが生じたとして、上記アンドゲート18から記録
停止データを出力する。この記録停止データは、上記光
ピックアップ10に供給される。
【0043】上記光ピックアップ10は、上記記録停止
データが供給されると、直ちに、上記光磁気ディスク1
に照射しているレーザビームを、上記記録トラックを予
めトレースするために照射したレーザビームのレベルに
レベルダウンするか、若しくは、レーザビームをパワー
オフする。
データが供給されると、直ちに、上記光磁気ディスク1
に照射しているレーザビームを、上記記録トラックを予
めトレースするために照射したレーザビームのレベルに
レベルダウンするか、若しくは、レーザビームをパワー
オフする。
【0044】上記相関検出回路17における上記各デー
タ間における相関性の検出は、記録時にリアルタイムで
行われるため、上記各データ間において相関性が検出さ
れなかった場合(デトラックが生じた場合)は、直ちに
上記レーザビームのレベルをレベルダウンするか、若し
くは、レーザビームをパワーオフして記録を中止するこ
とができ、上記デトラックにより、予想外の記録トラッ
クに上記圧縮データを記録してしまうような誤記録を確
実に防止することができる。
タ間における相関性の検出は、記録時にリアルタイムで
行われるため、上記各データ間において相関性が検出さ
れなかった場合(デトラックが生じた場合)は、直ちに
上記レーザビームのレベルをレベルダウンするか、若し
くは、レーザビームをパワーオフして記録を中止するこ
とができ、上記デトラックにより、予想外の記録トラッ
クに上記圧縮データを記録してしまうような誤記録を確
実に防止することができる。
【0045】なお、上記システムコントローラ19は、
上記相関検出回路17からハイレベルの相関検出データ
が供給されると、上記デトラックが生じ記録が中止され
たことを検出し、該記録の中止にかかる1クラスタの圧
縮データを再度読み出すように上記データ用メモリ6を
制御するとともに、この再度読み出した1クラスタの圧
縮データを上記光磁気ディスク1上の記録トラックに再
度記録し直すように上記磁気ヘッド9,光ピックアップ
10等を制御する。
上記相関検出回路17からハイレベルの相関検出データ
が供給されると、上記デトラックが生じ記録が中止され
たことを検出し、該記録の中止にかかる1クラスタの圧
縮データを再度読み出すように上記データ用メモリ6を
制御するとともに、この再度読み出した1クラスタの圧
縮データを上記光磁気ディスク1上の記録トラックに再
度記録し直すように上記磁気ヘッド9,光ピックアップ
10等を制御する。
【0046】上記システムコントローラ19は、上記1
クラスタの圧縮データの記録が終了する毎に、該圧縮デ
ータの記録アドレスをTOCメモリ11に書き込みTO
Cテーブルを形成する。そして、全ての圧縮データの記
録が終了したとき(上記キーボード20の記録停止キー
がオン操作されたとき)に、上記TOCメモリ11から
上記TOCテーブルを読み出し、これを上記光磁気ディ
スク1の上記圧縮データを記録する領域とは別に設けら
れているTOCデータ記録領域に記録するように、上記
磁気ヘッド9及び光ピックアップ10等を制御する。
クラスタの圧縮データの記録が終了する毎に、該圧縮デ
ータの記録アドレスをTOCメモリ11に書き込みTO
Cテーブルを形成する。そして、全ての圧縮データの記
録が終了したとき(上記キーボード20の記録停止キー
がオン操作されたとき)に、上記TOCメモリ11から
上記TOCテーブルを読み出し、これを上記光磁気ディ
スク1の上記圧縮データを記録する領域とは別に設けら
れているTOCデータ記録領域に記録するように、上記
磁気ヘッド9及び光ピックアップ10等を制御する。
【0047】なお、上述の実施例の説明では、記録前に
おけるトラッキングエラーデータ及びフォーカスエラー
データを上記サーボエラーメモリ16に記憶して、この
記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フォーカス
エラーデータと、記録時に得られる記録時トラッキング
エラーデータ及び記録時フォーカスエラーデータとの相
関性をそれぞれ検出することとしたが、これは、例えば
上記記録前トラッキングエラーデータ及び上記記録時ト
ラッキングエラーデータのみの相関性を検出するように
しても良いし、また、上記記録前フォーカスエラーデー
タ及び上記記録時フォーカスエラーデータのみの相関性
を検出するようにしても良い。
おけるトラッキングエラーデータ及びフォーカスエラー
データを上記サーボエラーメモリ16に記憶して、この
記録前トラッキングエラーデータ及び記録前フォーカス
エラーデータと、記録時に得られる記録時トラッキング
エラーデータ及び記録時フォーカスエラーデータとの相
関性をそれぞれ検出することとしたが、これは、例えば
上記記録前トラッキングエラーデータ及び上記記録時ト
ラッキングエラーデータのみの相関性を検出するように
しても良いし、また、上記記録前フォーカスエラーデー
タ及び上記記録時フォーカスエラーデータのみの相関性
を検出するようにしても良い。
【0048】また、上記光磁気ディスク1に記録する記
録データとして音声データのみを記録するようにした
が、これは、例えば映像データ及び音声データを記録す
るようにしても良いし、上記光ディスクとして光磁気デ
ィスクを用いることとしたが、これは、例えばピットに
よりデータを記録するようないわゆるコンパクトディス
クを用いても良い等のように、“間欠的に記録データの
記録を行うようなディスク記録装置において、記録前に
おけるエラーデータ(トラッキングエラーデータ,フォ
ーカスエラーデータ)と、記録時におけるエラーデータ
の相関性を検出し、相関性が検出されなかった場合に、
これをデトラックが生じたとして光ピックアップから出
射されるレーザビームのレベルをレベルダウンするか、
若しくは、該レーザビームをパワーオフする”という、
本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可
能であることは勿論である。
録データとして音声データのみを記録するようにした
が、これは、例えば映像データ及び音声データを記録す
るようにしても良いし、上記光ディスクとして光磁気デ
ィスクを用いることとしたが、これは、例えばピットに
よりデータを記録するようないわゆるコンパクトディス
クを用いても良い等のように、“間欠的に記録データの
記録を行うようなディスク記録装置において、記録前に
おけるエラーデータ(トラッキングエラーデータ,フォ
ーカスエラーデータ)と、記録時におけるエラーデータ
の相関性を検出し、相関性が検出されなかった場合に、
これをデトラックが生じたとして光ピックアップから出
射されるレーザビームのレベルをレベルダウンするか、
若しくは、該レーザビームをパワーオフする”という、
本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可
能であることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】本発明に係るディスク記録装置は、記録
データの記録を行う前に、記録データを一旦記憶するデ
ータ用メモリから読み出される所定量の記録データが記
録される記録トラックにレーザビームを照射することに
よりトラッキングエラー検出手段又はフォーカスエラー
検出手段から得られた記録前トラッキングエラー信号又
は記録前フォーカスエラー信号をサーボエラーメモリが
記憶し、記録データの記録を行う記録時に、相関検出手
段が、上記サーボエラーメモリから読み出された上記記
録前トラッキングエラー信号又は上記記録前フォーカス
エラー信号と、当該記録時に上記トラッキングエラー検
出手段又はフォーカスエラー検出手段から得られた記録
時トラッキングエラー信号又は記録時フォーカスエラー
信号との相関性を検出し、上記相関検出回路により上記
各信号間における相関性が検出されなかった場合、制御
手段が、レーザビームのレベルをレベルダウン、若しく
は、レーザビームをパワーオフして記録を中止するよう
に光ピックアップを制御する。
データの記録を行う前に、記録データを一旦記憶するデ
ータ用メモリから読み出される所定量の記録データが記
録される記録トラックにレーザビームを照射することに
よりトラッキングエラー検出手段又はフォーカスエラー
検出手段から得られた記録前トラッキングエラー信号又
は記録前フォーカスエラー信号をサーボエラーメモリが
記憶し、記録データの記録を行う記録時に、相関検出手
段が、上記サーボエラーメモリから読み出された上記記
録前トラッキングエラー信号又は上記記録前フォーカス
エラー信号と、当該記録時に上記トラッキングエラー検
出手段又はフォーカスエラー検出手段から得られた記録
時トラッキングエラー信号又は記録時フォーカスエラー
信号との相関性を検出し、上記相関検出回路により上記
各信号間における相関性が検出されなかった場合、制御
手段が、レーザビームのレベルをレベルダウン、若しく
は、レーザビームをパワーオフして記録を中止するよう
に光ピックアップを制御する。
【0050】また、本発明に係るディスク記録装置は、
上記記録データの記録を行う前に、上記サーボエラーメ
モリが、少なくとも上記記録前トラッキングエラー信号
を記憶し、上記記録時に、上記相関検出回路が、上記サ
ーボエラーメモリから読み出された記録前トラッキング
エラー信号と、上記記録時トラッキングエラー信号との
相関性を検出し、上記相関検出回路により上記各信号間
における相関性が検出されなかった場合、制御手段が、
レーザビームのレベルをレベルダウン、若しくは、レー
ザビームをパワーオフして記録を中止するように光ピッ
クアップを制御する。
上記記録データの記録を行う前に、上記サーボエラーメ
モリが、少なくとも上記記録前トラッキングエラー信号
を記憶し、上記記録時に、上記相関検出回路が、上記サ
ーボエラーメモリから読み出された記録前トラッキング
エラー信号と、上記記録時トラッキングエラー信号との
相関性を検出し、上記相関検出回路により上記各信号間
における相関性が検出されなかった場合、制御手段が、
レーザビームのレベルをレベルダウン、若しくは、レー
ザビームをパワーオフして記録を中止するように光ピッ
クアップを制御する。
【0051】これにより、上記相関検出回路で行われる
上記各信号間における相関性の検出は、リアルタイムで
行うことができるため、上記各信号間において相関性が
検出されなかった場合、すなわちデトラックが生じた場
合、上記記録データの記録を直ちに中止することがで
き、上記デトラックによる誤記録を確実に防止すること
ができる。
上記各信号間における相関性の検出は、リアルタイムで
行うことができるため、上記各信号間において相関性が
検出されなかった場合、すなわちデトラックが生じた場
合、上記記録データの記録を直ちに中止することがで
き、上記デトラックによる誤記録を確実に防止すること
ができる。
【図1】本発明に係るディスク記録装置の実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
1・・・・・・・・・・・・・光磁気ディスク 2・・・・・・・・・・・・・スピンドルモータ 3・・・・・・・・・・・・・ローパスフィルタ(LP
F) 4・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 5・・・・・・・・・・・・・ATRACエンコーダ 6・・・・・・・・・・・・・データ用メモリ 7・・・・・・・・・・・・・エンコーダ 8・・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド駆動回路 9・・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド 10・・・・・・・・・・・・光ピックアップ 11・・・・・・・・・・・・TOCメモリ 12・・・・・・・・・・・・RFアンプ 13・・・・・・・・・・・・サーボ制御回路 14・・・・・・・・・・・・TE(トラッキングエラ
ー)用A/D変換器 15・・・・・・・・・・・・FE(フォーカスエラ
ー)用A/D変換器 16・・・・・・・・・・・・サーボエラーメモリ 17・・・・・・・・・・・・相関検出回路 18・・・・・・・・・・・・アンドゲート 19・・・・・・・・・・・・システムコントローラ 20・・・・・・・・・・・・キーボード 21・・・・・・・・・・・・表示部
F) 4・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 5・・・・・・・・・・・・・ATRACエンコーダ 6・・・・・・・・・・・・・データ用メモリ 7・・・・・・・・・・・・・エンコーダ 8・・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド駆動回路 9・・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド 10・・・・・・・・・・・・光ピックアップ 11・・・・・・・・・・・・TOCメモリ 12・・・・・・・・・・・・RFアンプ 13・・・・・・・・・・・・サーボ制御回路 14・・・・・・・・・・・・TE(トラッキングエラ
ー)用A/D変換器 15・・・・・・・・・・・・FE(フォーカスエラ
ー)用A/D変換器 16・・・・・・・・・・・・サーボエラーメモリ 17・・・・・・・・・・・・相関検出回路 18・・・・・・・・・・・・アンドゲート 19・・・・・・・・・・・・システムコントローラ 20・・・・・・・・・・・・キーボード 21・・・・・・・・・・・・表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 記録データをデータ用メモリに一旦記憶
し、このデータ用メモリに一旦記憶した記録データを所
定量毎に読み出して光ディスクに記録するようなディス
ク記録装置であって、 光ディスクにレーザビームを照射して上記記録データの
記録を行う光ピックアップと、 上記光ディスクにレーザビームを照射することにより生
ずる反射光からトラッキングエラーを検出してトラッキ
ングエラー信号を出力するトラッキングエラー検出手段
と、 上記光ディスクにレーザビームを照射することにより生
ずる反射光からフォーカスエラーを検出してフォーカス
エラー信号を出力するフォーカスエラー検出手段と、 上記記録データの記録を行う前に、上記データ用メモリ
から読み出される所定量の記録データが記録される記録
トラックに上記レーザビームを照射することにより、上
記トラッキングエラー検出手段又はフォーカスエラー検
出手段により形成されたトラッキングエラー信号又はフ
ォーカスエラー信号をそれぞれ記録前トラッキングエラ
ー信号又は記録前フォーカスエラー信号として記憶する
サーボエラーメモリと、 上記記録データの記録を行う記録時に、上記トラッキン
グエラー検出手段又はフォーカスエラー検出手段により
検出されたトラッキングエラー信号又はフォーカスエラ
ー信号である記録時トラッキングエラー信号又は記録時
フォーカスエラー信号と、上記サーボエラーメモリから
読み出された上記記録前トラッキングエラー信号又は上
記記録前フォーカスエラー信号とをそれぞれ比較するこ
とにより相関性を検出する相関検出手段と、 上記相関検出手段により上記各信号間における相関性が
検出されなかった場合、上記レーザビームのレベルをレ
ベルダウン、若しくは、上記レーザビームをパワーオフ
して記録を中止するように上記光ピックアップを制御す
る制御手段とを有することを特徴とするディスク記録装
置。 - 【請求項2】 上記サーボエラーメモリは、記録データ
の記録を行う前において、少なくとも上記記録前トラッ
キングエラー信号を記憶し、上記相関検出手段は、上記
記録前トラッキングエラー信号及び上記記録時トラッキ
ングエラー信号を比較して相関性を検出し、上記相関検
出手段により上記各信号間において相関性が検出されな
かった場合、上記制御手段は、上記レーザビームのレベ
ルをレベルダウン、若しくは、上記レーザビームをパワ
ーオフして記録を中止するように上記光ピックアップを
制御することを特徴とする請求項1記載のディスク記録
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099552A JPH05298736A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ディスク記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099552A JPH05298736A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ディスク記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05298736A true JPH05298736A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14250339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4099552A Withdrawn JPH05298736A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ディスク記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05298736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6930964B2 (en) | 2000-05-30 | 2005-08-16 | Ricoh Company, Ltd. | Information storage apparatus |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP4099552A patent/JPH05298736A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6930964B2 (en) | 2000-05-30 | 2005-08-16 | Ricoh Company, Ltd. | Information storage apparatus |
US7120103B2 (en) | 2000-05-30 | 2006-10-10 | Ricoh Company, Ltd. | Information storage apparatus |
US7453783B2 (en) | 2000-05-30 | 2008-11-18 | Ricoh Company, Ltd. | Information storage apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |