JP3196205B2 - ディスク記録装置及びディスク再生装置 - Google Patents

ディスク記録装置及びディスク再生装置

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JP3196205B2
JP3196205B2 JP22136590A JP22136590A JP3196205B2 JP 3196205 B2 JP3196205 B2 JP 3196205B2 JP 22136590 A JP22136590 A JP 22136590A JP 22136590 A JP22136590 A JP 22136590A JP 3196205 B2 JP3196205 B2 JP 3196205B2
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【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、連続して入力される入力データをディスク
状記録媒体に連続的に記録するディスク記録装置及びデ
ィスク状記録媒体から連続的な再生出力データを得るデ
ィスク再生装置に関し、特に、ディスク状記録媒体の回
転速度を切り換えることができるディスク記録装置及び
ディスク再生装置に関する。
B.従来の技術 ディスク装置、例えばディジタルオーディオデータが
ピット列として記録された同心円状のトラックを有する
コンパクトディスク(CD)を再生するCDプレーヤでは、
ディスクをスピンドルモータで線速度一定(CLV:Consta
nt Linear Velocity)に回転駆動しながら、上記ディス
ク上のトラックに沿ってレーザビームを照射し、上記ピ
ットの有無による反射光の強度変化を検出することによ
り、上記ディジタルオーディオデータを再生するように
なされている。
また、CDプレーヤでは、データ再生の際のエラーレー
トが例えば10-5程度になる場合があるが、エラー検出符
号やエラー訂正符号が用いたエラー訂正処理によって、
通常の使用環境においては支障がないようになされてい
る。
ところで、光学的な再生ヘッドを備えるCDプレーヤで
は、振動や衝撃などの機械的な外乱によって、上記再生
ヘッドのフォーカスサーボやトラッキングサーボ等のサ
ーボ系が外れてしまい、正常なデータ再生を行うことが
できないことがある。この場合には、上述のエラー検出
符号やエラー訂正符号を用いてもエラー訂正することが
できず、再生が一時的に中断されてしまう。
一般家庭で使用される据え置き型のCDプレーヤと異な
り、非常に大きい振動や衝撃が加えられる虞れの大きい
車載用のCDプレーヤや可搬用のCDプレーヤでは、従来、
機械的な防振機構を設けることによって、上述のように
サーボ系が外れてしまうのを防止するようにしていた。
また、従来より、コンパクトディスク(CD)に、オー
ディオ情報のほかに、画像データ、文字データ等を同時
に記録する所謂CD−I(CD−Interactive)方式では、
例えばオーディオ情報として第7図に示すように7つの
モードが規格化されている。
音質のレベルが現行の16ビットPCM相当のCD−DAモー
ドでは、サンプリング周波数44.1kHz、量子化数16ビッ
トの直線PCM(Pulse Code Modulation)が用いられ、LP
レコード相当の音質を有するAレベル・ステレオモード
及びAレベル・モノラルモードでは、サンプリング周波
数37.8kHz、量子化数8ビットのADPCM(Adaptive Delta
Pulse Code Modulation)が用いられ、FM放送相当の音
質を有するBレベル・ステレオモード及びBレベル・モ
ノラルモードでは、サンプリング周波数37.8kHz、量子
化数4ビットのADPCMが用いられ、AM放送相当の音質を
有するCレベル・ステレオモード及びCレベル・モノラ
ルモードでは、サンプリング周波数18.9kHz、量子化数
4ビットのADPCMが用いられる。
すなわち、第7図に示すように、CD−DAモードに比し
て、Aレベル・ステレオモードでは、ビット節減率が1/
2となり、所謂2セクタおきにデータが記録され(■が
データが記録されているセクタを示す)、ディスク1枚
の再生時間は約2時間となり、Aレベル・モノラルモー
ドでは、ビット節減率が1/4となり、4セクタおきにデ
ータが記録され、再生時間は約4時間となり、Bレベル
・ステレオモードでは、ビット節減率が1/4となり、4
セクタおきにデータが記録され、再生時間は約4時間と
なり、Bレベル・モノラルモードでは、ビット節減率が
1/8となり、8セクタおきにデータが記録され、再生時
間は約8時間となり、Cレベル・ステレオモードでは、
ビット節減率が1/8となり、8セクタおきにデータが記
録され、再生時間は約8時間となり、Cレベル・モノラ
ルモードでは、ビット節減率が1/16となり、16セクタお
きにデータが記録され、再生時間は約16時間となる。
例えばBレベル・ステレオモードでは、オーディオ情
報がセクタ単位で最内周のトラックの第1番目のセクタ
から最外周のトラック方向に4セクタおきに離散的に記
録され、最外周のトラックにオーディオ情報が記録され
た後に、再び最内周のトラックの第2番目のセクタから
4セクタおきにオーディオ情報が最外周のトラック方向
に記録されるようになっている。すなわち、オーディオ
情報は、最内周→最外周、最内周→最外周、最内周→最
外周、最内周→最外周となる形態でディスクに記憶され
る。このように記録されたオーディオ情報を再生する
と、再生ヘッドが最外周トラックから最内周トラックへ
ジャンプする(戻る)間、データが再生されず、再生さ
れる音楽が中断する問題があった。
また、従来より、追記型の光ディスクや情報の書き換
え可能な光磁気ディスクなどに上述の如きCDやCD−Iの
規格に適合したディジタルデータを記録するディスク記
録装置も提供されているが、このディスク記録装置にお
いても、振動や衝撃などの機械的な外乱によって、記録
ヘッドのフォーカスサーボやトラッキングサーボ等のサ
ーボ系が外れてしまい、記録が一時的に中断されてしま
うことがあった。
C.発明が解決しようとする課題 上述のように、光学的な再生ヘッドを備えるCDプレー
ヤでは、振動や衝撃などの機械的な外乱によって、上記
再生ヘッドのフォーカスサーボやトラッキングサーボ等
のサーボ系が外れてしまい、再生が一時的に中断されて
しまう虞れが大きい。上記サーボ系が外れないようにす
るには、サーボゲインを上げればよいのであるが、サー
ボゲインを上げるとディスク上の傷等によるエラー信号
の影響でサーボ系が異常な動作をしてしまうため、サー
ボゲインをあまり高くすることはできない。また、CD−
I方式を採用した場合に、再生ヘッドが最外周トラック
から最内周トラックへジャンプする(戻る)間、データ
が再生されず、再生される音楽が中断する問題があっ
た。
また、追記型の光ディスクや情報の書き換え可能な光
磁気ディスクのディスク状記録媒体を使用するディスク
記録装置においても、振動や衝撃などの機械的な外乱に
よって、記録ヘッドのフォーカスサーボやトラッキング
サーボ等のサーボ系が外れてしまい、記録が一時的に中
断されてしまうことがあった。
そこで、本発明は、このような従来の実情に鑑み、外
乱によるサーボ系の乱れ等に拘らず、ディスク状記録媒
体上の記録トラックに連続的にデータを記録することが
できるディスク記録装置を提供するものである。
また、外乱によるサーボ系の乱れ等に拘らず、ディス
ク状記録媒体上の記録トラックからデータを連続的に再
生することができるディスク再生装置を提供するもので
ある。
D.課題を解決するための手段 本発明に係るディスク記録装置は、連続して入力され
る入力データが順次書き込まれ、書き込まれた入力デー
タが該入力データの転送速度よりも早い転送速度の記録
データとして順次読み出されるメモリ手段と、ディスク
状記録媒体を回転させる回転駆動手段と、上記回転駆動
手段の回転速度を切り換える操作手段と、上記操作手段
の操作に応じて利得と位相廻りによる発振を防止するフ
ィルタの位相特性とを変化させる制御手段と、上記ディ
スク状記録媒体に上記メモリ手段から読み出された記録
データを記録する記録手段と、上記メモリ手段に記憶さ
れている上記入力データのデータ量が所定量以上になる
と上記記録データを所定量だけ当該メモリ手段から順次
読み出し、上記メモリ手段に所定量以上の書き込み空間
を確保しておくようにメモリ制御を行うメモリ制御手段
と、上記メモリ制御手段により上記メモリ手段から不連
続に順次読み出される上記記録データを上記ディスク状
記録媒体上の記録トラックに連続的に記録するように記
録位置を制御する記録制御手段とを備えることを特徴と
するものである。
また、本発明に係るディスク再生装置は、ディスク状
記録媒体を回転させる回転駆動手段と、上記ディスク状
記録媒体に記録されている記録データを再生する再生手
段と、上記再生手段により得られる記録データを一旦記
憶するメモリ手段と、上記回転駆動手段の回転速度を切
り換えることで、上記メモリ手段への上記再生手段から
の再生データの書き込み速度を変化させる操作手段と、
上記操作手段の操作に応じて利得と位相廻りによる発振
を防止するフィルタの位相特性とを変化させる制御手段
と、上記メモリ手段に記憶されているデータ量が所定量
以下になると上記記録データの書き込みを行い、上記メ
モリ手段に所定量以上の読み出し空間を確保しておくよ
うにメモリ制御を行うとともに上記書き込み速度より遅
い読み出し速度でメモリ手段に蓄積された再生データを
読み出すメモリ制御手段と、上記メモリ制御手段により
上記メモリ手段に不連続に順次書き込まれる上記再生デ
ータを上記ディスク状記録媒体上の記録トラックから連
続的に再生するように再生位置の制御を行う再生制御手
段とを備えることを特徴とするものである。
E.作 用 本発明に係るディスク記録装置では、連続して入力さ
れる入力データをメモリ手段に順次書き込み、このメモ
リ手段に書き込まれた入力データを該メモリ手段から上
記入力データの転送速度よりも早い転送速度の記録デー
タとして順次読み出す。メモリ制御手段は、上記メモリ
手段に記憶されている上記入力データのデータ量が所定
量以上になると上記記録データを所定量だけ該メモリ手
段から順次読み出し、上記メモリ手段に所定データ量以
上の書き込み空間を確保しておくようにメモリ制御を行
う。記録手段は、回転駆動手段により回転駆動されるデ
ィスク状記録媒体に上記メモリ手段から読み出される上
記記録データを記録する。記録制御手段は、上記メモリ
制御手段により上記メモリ手段から不連続に順次読み出
される上記記録データを上記ディスク状記録媒体上の記
録トラックに連続的に記録するように記録位置の制御を
行う。
また、本発明に係るディスク再生装置では、回転駆動
手段により回転駆動されるディスク状記録媒体に記録さ
れている記録データを再生手段により順次再生して、上
記再生手段により得られる再生データをメモリ手段に順
次書き込み、このメモリ手段に書き込まれた再生データ
を該メモリ手段から所定の読み出し速度の再生出力デー
タとして順次読み出して連続的に出力する。メモリ制御
手段は、上記メモリ手段に記憶されている上記再生デー
タのデータ量が所定量以下になると上記再生データの書
き込みを行い、上記メモリ手段に所定データ量以上の読
み出し空間を確保しておくようにメモリ制御を行う。ま
た、再生制御手段は、このメモリ制御により上記メモリ
手段に不連続に順次書き込まれる上記再生データを上記
ディスク状記録媒体上の記録トラックから連続的に再生
するように再生位置の制御を行う。
F.実施例 以下、本発明に係るディスク記録装置及びディスク再
生装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明に係るディスク記録装置及びディスク
再生装置を適用したディスク記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。
このディスク記録再生装置は、第1図に示すように、
スピンドルモータ(1)により回転駆動される光磁気デ
ィスク(2)をディスク状記録媒体として備え、この光
磁気ディスク(2)に光学ヘッド(3)によりレーザ光
を照射した状態で記録データに応じた変調磁界を磁気ヘ
ッド(4)により印加することによって、上記光磁気デ
ィスク(2)の記録トラックに沿ってデータの記録を行
い、また、上記光磁気ディスク(2)の記録トラックを
上記光学ヘッド(3)によりレーザ光でトレースするこ
とによってデータの再生を行うものである。
上記光学ヘッド(3)は、例えばレーザダイオード等
のレーザ光源やコリメータレンズ,対物レンズ、偏光ビ
ームスプリッタ,シリンドリカルレンズ等の光学部品及
び所定の配置に分割されたフォトディテクタ等から構成
されおり、上記光磁気ディスク(2)を間にして上記磁
気ヘッド(4)と対向する位置に設けられている。この
光学ヘッド(3)は、上記光磁気ディスク(2)にデー
タを記録するときに、後述する記録系のヘッド駆動回路
(16)により上記磁気ヘッド(4)が駆動されて記録デ
ータに応じた変調磁界が印加される上記光磁気ディスク
(2)の目的トラックに照射することによって、熱磁気
記録によりデータ記録を行う。また、この光学ヘッド
(3)は、目的トラックに照射したレーザ光の反射光を
検出することにより、例えば所謂非点収差法によりフォ
ーカスエラーを検出し、また例えば所謂プシュプル法に
よりトラッキングエラーを検出するとともに、上記光磁
気ディスク(2)からデータを再生するときに、レーザ
光を目的トラックからの反射光の偏光角(カー回転角)
の違いを検出して再生信号を生成する。
上記光学ヘッド(3)の出力は、RF回路(5)に供給
される。このRF回路(5)は、上記光学ヘッド(3)の
出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信
号を抽出してサーボ制御回路(6)に供給するととも
に、再生信号を2値化して後述する再生系のデコーダ
(21)に供給する。
上記サーボ制御回路(6)は、例えば第2図に示すよ
うにフォーカスサーボ回路(61),トラッキングサーボ
回路(62),スピンドルサーボ回路(62)や図示しない
スレッドサーボ回路などから構成される。上記フォーカ
スサーボ回路(61)は、フォーカスエラー信号が位相補
償回路(61A)を介して供給される演算増幅器(61B)に
よる反転型増幅回路(61C)などからなり、上記フォー
カスエラー信号が零になるように、上記光学ヘッド
(3)の光学系のフォーカス制御を行う。また、上記ト
ラッキングサーボ回路(62)は、トラッキングエラー信
号が位相補償回路(62A)を介して供給される演算増幅
器(62B)による反転型増幅回路(62C)などからなり、
上記トラッキングエラー信号が零になるように上記光学
ヘッド(3)の光学系のトラッキング制御を行う。さら
に、上記スピンドルサーボ回路(63)は、システムコン
トローラ(7)により与えられる速度制御信号がローパ
スフィルタ回路(63A)を介して供給される演算増幅器
(63B)による反転型増幅回路(63B)などからなり、上
記光磁気ディスク(2)を所定の回転速度で回転駆動す
るように上記スピンドルモータ(1)を制御する。ま
た、上記スレッドサーボ制御回路は、上記システムコン
トローラ(7)により指定される上記光磁気ディスク
(2)の目的トラック位置に上記光学ヘッド(3)及び
磁気ヘッド(4)を移動させる。このような各種制御動
作を行う上記サーボ制御回路(6)は、該サーボ制御回
路(6)により制御される各部の動作状態を示す情報を
上記システムコントローラ(7)に供給している。
なお、上記サーボ制御回路(6)の上記フォーカスサ
ーボ回路(61),トラッキングサーボ回路(62)及びス
ピンドルサーボ回路(63)は、上記システムコントロー
ラ(7)から供給されるゲイン切換信号により各帰還路
の各スイッチ(61D),(62D),(63D)が開閉制御さ
れることによりゲインが切り換えられるようになってお
り、高速回転モード時に通常回転モード時よりもゲイン
が高く設定されるようになっている。また、上記フォー
カスサーボ回路(61)及びトラッキングサーボ回路(6
2)の各位相補償回路(61A),(62A)と上記スピンド
ルサーボ回路(63)のローパスフィルタ回路(63A)
は、上記ゲインの切り換えにともなう位相廻りによる発
振を防止するために、上記ゲイン切換信号により制御さ
れる切り換えスイッチ(64)によって位相特性が切り換
えられるようになっている。
また、上記システムコントローラ(7)は、キー入力
操作部(8)や表示部(9)が接続されている。このシ
ステムコントローラ(7)は、上記キー入力操作部
(8)による操作入力情報により指定される動作モード
で記録系及び再生系の制御を行う。また、このシステム
コントローラ(7)は、上記光磁気ディスク(2)の記
録トラックからヘッダータイムやサブQデータ等により
再生されるセクタ単位のアドレス情報に基づいて、上記
光学ヘッド(3)及び磁気ヘッド(4)がトレースして
いる上記記録トラック上の記録位置や再生位置を管理す
る。
そして、このディスク記録再生装置の記録系は、入力
端子(10)からローパスフィルタ(11)を介してアナロ
グのオーディオ信号AINが供給されるA/D変換器(12)を
備えている。
上記A/D変換器(12)は、上記オーディオ信号AINを量
子化して、上記のCD−I方式におけるCD−DAモードに対
応する所定転送速度(75セクタ/秒)のディジタルオー
ディオデータを形成する。このA/D変換器(12)により
得られるディジタルオーディオデータは、ADPCMエンコ
ーダ(13)に供給される。
上記ADPCMエンコーダ(13)は、上記オーディオ信号A
INを上述A/D変換器(12)により量子化した所定転送速
度のディジタルオーディオデータについて、上述のCD−
I方式における各種モードに対応するデータ圧縮処理を
行うもので、上記システムコントローラ(7)により動
作モードが指定されるようになっている。この実施例で
は、例えば第3図に示すように上記CD−DAモードのディ
ジタルオーディオデータが上記ADPCMエンコーダ(13)
により1/4にデータ圧縮されて転送速度が18.75(75/4)
セクタ/秒のBレベル・ステレオモードのADPCMオーデ
ィオデータに変換されるものとする。このADPCMエンコ
ーダ(13)から18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に
出力されるBレベル・ステレオモードのADPCMオーディ
オデータは、メモリ(14)に供給される。
上記メモリ(14)は、データの書き込み及び読み出し
が上記システムコントローラ(7)により制御され、上
記ADPCMエンコーダ(13)から供給されるBレベル・ス
テレオモードのADPCMオーディオデータがその18.75セク
タ/秒の転送速度で連続的に書き込まれる。また、この
メモリ(14)は、上記18.75セクタ/秒の転送速度で連
続的に書き込まれたBレベル・ステレオモードのADPCM
オーディオデータが記録データとして上記75セクタ/秒
の転送速度でバースト的に読み出される。
上記システムコントローラ(7)は、第4図に示すよ
うに、上記メモリ(14)のライトポインタ(W)を18.7
5セクタ/秒の転送速度で連続的にインクリメントする
ことにより、ADPCMオーディオデータを上記メモリ(1
4)に18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に書き込み、
上記メモリ(14)内に記憶されている上記ADPCMオーデ
ィオデータのデータ量が所定量K以上になると、上記メ
モリ(14)のリードポインタ(R)を75セクタ/秒の転
送速度でバースト的にインクリメントして、上記メモリ
(14)から上記ADPCMオーディオデータを記録データと
して所定量Kだけ上記75セクタ/秒の転送速度でバース
ト的に読み出すようにメモリ制御を行う。
上記メモリ(14)から上記75セクタ/秒の転送速度で
バースト的に読み出されたADPCMオーディオデータすな
わち記録データは、エンコーダ(15)に供給される。
上記エンコーダ(15)は、上記メモリ(14)からバー
スト的に供給される記録データにエラー訂正のための符
号化処理やEFM符号化処理などを施す。このエンコーダ
(15)による符号化処理の施された記録データが、上記
磁気ヘッド駆動回路(16)に供給される。
この磁気ヘッド駆動回路(16)は、上記磁気ヘッド
(4)が接続されており、上記記録データに応じた変調
磁界を上記光磁気ディスク(2)に印加するように上記
磁気ヘッド(4)を駆動する。
また、上記システムコントローラ(7)は、上記メモ
リ(14)に対する上述の如きメモリ制御を行うととも
に、このメモリ制御により上記メモリ(14)からバース
ト的に読み出される上記記録データを第3図に示してあ
るように上記光磁気ディスク(2)の記録トラックに連
続的に記録するように記録位置の制御を行う。この記録
位置の制御は、上記システムコントローラ(7)により
上記メモリ(14)からバースト的に読み出される上記記
録データの記録位置を管理して、上記光磁気ディスク
(2)の記録トラック上の記録位置を指定する制御信号
を上記サーボ制御回路(6)に供給することによって行
われる。
このディスク記録再生装置における記録系では、上記
システムコントローラ(7)による上記メモリ制御によ
って、上記ADPCMエンコーダ(13)から18.75セクタ/秒
の転送速度で連続して出力されるADPCMオーディオデー
タを上記18.75セクタ/秒の転送速度で上記メモリ(1
4)に書き込み、このメモリ(14)内に記憶されている
上記ADPCMオーディオデータのデータ量が所定量K以上
になると、上記メモリ(14)から上記ADPCMオーディオ
データを記録データとして所定量Kだけ75セクタ/秒の
転送速度でバースト的に読み出すようにしたので、上記
メモリ(14)内に常に所定量以上のデータ書き込み領域
を確保しながら、入力データを上記メモリ(14)に連続
的に書き込むことができる。また、上記メモリ(14)か
らバースト的に読み出される記録データは、上記システ
ムコントローラ(7)により上記光磁気ディスク(2)
の記録トラック上の記録位置を制御することによって、
上記光磁気ディスク(2)の記録トラック上で連続する
状態に記録することができる。しかも、上述のように上
記メモリ(14)には常に所定量以上のデータ書き込み領
域が確保されているので、外乱等によりトラックジャン
プ等が発生したことを上記システムコントローラ(7)
が検出して上記光磁気ディスク(2)に対する記録動作
を中断した場合にも、上記所定量以上のデータ書き込み
領域に入力データを書き込み続け、その間に復帰処理動
作を行うことができ、上記光磁気ディスク(2)の記録
トラック上には、入力データを連続した状態に記録する
ことができる。
なお、上記光磁気ディスク(2)には、上記セクタの
物理アドレスに対応するヘッダタイムデータが上記ADPC
Mオーディオデータにセクタ毎に付加されて記録され
る。また、その記録領域と記録モードを示す目録データ
が目録領域に記録される。
この記録系において、上記メモリ(14)から上記ADPC
Mオーディオデータを上記75セクタ/秒の転送速度でバ
ースト的に読み出して記録データとして上記光磁気ディ
スク(2)に記録する動作は、上記光磁気ディスク
(2)を上記75セクタ/秒の転送速度に対応する回転速
度で回転駆動する通常回転モードで行われる。
そして、上記キー入力操作部(8)による操作入力を
受け付けて高速回転モードが上記システムコントローラ
(7)に設定された場合には、上記通常回転モードにお
ける光磁気ディスク(2)を回転速度のN倍の回転速度
で上記光磁気ディスク(2)を回転させるように上記サ
ーボ制御回路(6)を制御するとともに、上記メモリ
(14)から上記ADPCMオーディオデータを上記75セクタ
/秒のN倍の転送速度でバースト的に読み出して記録デ
ータとして上記光磁気ディスク(2)に記録するように
記録系の制御を行う。
この高速回転モードでは、上記通常回転モードにおけ
る光磁気ディスク(2)を回転速度のN倍の回転速度で
上記光磁気ディスク(2)を回転させるので、上記光磁
気ディスク(2)の回転速度をより安定に制御すること
ができる。また、第5図に示すように、振動などによる
サーボ系のエラーの周波数成分はディスクの回転数に依
存しないが、ディスク上の傷などによるサーボ系のエラ
ー成分はディスクの回転数に比例して周波数は高くなる
ので、高速回転モードでは、光磁気ディスク(2)を回
転速度を速めた分だけはサーボ系のゲンイを高めても、
ディスク上の傷等によるエラー信号の影響でサーボ系が
異常な動作をすることがなく、上記サーボ系が外れない
ようにすることができる。
次に、このディスク記録再生装置における再生系につ
いて説明する。
この再生系は、上述の如き記録系により上記光磁気デ
ィスク(2)の記録トラック上に連続的に記録された記
録データを再生するためのものであり、上記光学ヘッド
(3)によって上記光磁気ディスク(2)の記録トラッ
クをレーザ光でトレースすることにより得られる再生出
力が上記RF回路(5)により2値化されて供給されるデ
コーダ(21)を備える。
上記デコーダ(21)は、上述の記録系における上記エ
ンコーダ(15)に対応するものであって、上記RF回路
(5)により2値化された再生出力について、エラー訂
正のための復号化処理やEFM復号化処理などの処理を行
い上述のBレベル・ステレオモードのADPCMオーディオ
データを上記Bレベル・ステレオモードにおける正規の
転送速度よりも早い75セクタ/秒の転送速度で再生す
る。このデコーダ(21)により得られる再生データは、
メモリ(22)に供給される。
上記メモリ(22)は、データの書き込み及び読み出し
が上記システムコントローラ(7)により制御され、上
記デコーダ(21)から75セクタ/秒の転送速度で供給さ
れる再生データがその75セクタ/秒の転送速度でバース
ト的に書き込まれる。また、このメモリ(22)は、上記
75セクタ/秒の転送速度でバースト的に書き込まれた上
記再生データがBレベル・ステレオモードの正規の18.7
5セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出される。
上記システムコントローラ(7)は、第6図に示すよ
うに、上記メモリ(22)のライトポインタ(W)を75セ
クタ/秒の転送速度でインクリメントして、上記再生デ
ータを上記メモリ(22)に75セクタ/秒の転送速度で書
き込むとともに、上記メモリ(22)のリードポインタ
(R)を18.75セクタ/秒の転送速度で連続的にインク
リメントして、上記メモリ(22)から上記再生データを
上記18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出し、
上記ライトポインタ(W)が上記リードポインタ(R)
に追い付いたら書き込みを停止し、上記メモリ(22)内
に記憶されている上記再生データのデータ量が所定量L
以下になると書き込みを行うように上記メモリ(22)の
ライトポインタ(W)を75セクタ/秒の転送速度でバー
スト的にインクリメントしてメモリ制御を行う。
また、上記システムコントローラ(7)は、上記メモ
リ(22)に対する上述の如きメモリ制御を行うととも
に、このメモリ制御により上記メモリ(22)からバース
ト的に書き込まれる上記再生データを上記光磁気ディス
ク(2)の記録トラックから連続的に再生するように再
生位置の制御を行う。この再生位置の制御は、上記シス
テムコントローラ(7)により上記メモリ(22)からバ
ースト的に読み出される上記再生データの再生位置を管
理して、上記光磁気ディスク(2)の記録トラック上の
再生位置を指定する制御信号を上記サーボ制御回路
(6)に供給することによって行われる。
上記メモリ(22)から18.75セクタ/秒の転送速度で
連続的に読み出された再生データとして得られるBレベ
ル・ステレオモードのADPCMオーディオデータは、ADPCM
デコーダ(23)に供給される。
このADPCMデコーダ(23)は、上記記録系のADPCMデコ
ーダ(13)に対応するもので、上記システムコントロー
ラ(7)により動作モードが指定されて、この実施例で
はBレベル・ステレオモードのADPCMオーディオデータ
を4倍にデータ伸長してCD−DAモードのディジタルオー
ディオデータを再生する。このADPCMデコーダ(23)に
よりディジタルオーディオデータは、D/A変換器(24)
に供給される。
上記D/A変換器(24)は、上記ADPCMデコーダ(23)か
ら供給されるディジタルオーディオデータをアナログ化
して、アナログのオーディオ信号AOUTを形成する。この
D/A変換器(24)により得られるアナログのオーディオ
信号AOUTは、ローパスフィルタ(25)を介して出力端子
(26)から出力される。
なお、この実施例のディスク記録再生装置の再生系で
は、ディジタル出力機能も備えており、上記ADPCMデコ
ーダ(23)によりディジタルオーディオデータがディジ
タル出力エンコーダ(27)を介してディジタルオーディ
オ信号DOUTとしてディジタル出力端子(28)から出力さ
れるようになっている。
このディスク記録再生装置における再生系では、上記
システムコントローラ(7)による上記メモリ制御によ
って、上記光磁気ディスク(2)の記録トラックから再
生されるBレベル・ステレオモードのADPCMオーディオ
データを75セクタ/秒の転送速度でバースト的に上記メ
モリ(22)に書き込み、上記メモリ(22)から上記ADPC
Mオーディオデータを再生データとして75セクタ/秒の
転送速度で連続的に読み出すようにしたので、上記メモ
リ(14)内に常に所定量L以上のデータ読み出し領域を
確保しながら、再生データを上記メモリ(22)から連続
的に読み出すことができる。また、上記メモリ(22)か
らバースト的に読み出される再生データは、上記システ
ムコントローラ(7)により上記光磁気ディスク(2)
の記録トラック上の再生位置を制御することによって、
上記光磁気ディスク(2)の記録トラックから連続する
状態で再生することができる。しかも、上述のように上
記メモリ(22)には常に所定量L以上のデータ読み出し
領域が確保されているので、外乱等によりトラックジャ
ンプ等が発生したことを上記システムコントローラ
(7)が検出して上記光磁気ディスク(2)に対する再
生動作を中断した場合にも、上記所定量L以上のデータ
読み出し領域から再生データを読み出してアナログオー
ディオ信号の出力を継続することができ、その間に復帰
処理動作を行うことができる。
このような再生系において、上記光磁気ディスク
(2)の記録トラックから再生されるBレベル・ステレ
オモードのADPCMオーディオデータを75セクタ/秒の転
送速度でバースト的に上記メモリ(22)に書き込み、こ
のメモリ(22)から上記ADPCMオーディオデータを再生
データとして75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出
す再生動作は、上記光磁気ディスク(2)を75セクタ/
秒の転送速度に対応する回転速度で回転駆動する通常回
転モードで行われる。
そして、上記キー入力操作部(8)による操作入力を
受け付けて高速回転モードが上記システムコントローラ
(7)に設定された場合には、上記通常回転モードにお
ける光磁気ディスク(2)を回転速度のN倍の回転速度
で上記光磁気ディスク(2)を回転させるように上記サ
ーボ制御回路(6)を制御して、上記光磁気ディスク
(2)の記録トラックから75セクタ/秒のN倍の転送速
度で再生されるBレベル・ステレオモードのADPCMオー
ディオデータをバースト的に上記メモリ(22)に書き込
み、このメモリ(22)から上記ADPCMオーディオデータ
を再生データとして75セクタ/秒の転送速度で連続的に
読み出すように再生系の制御を行う。
上述の記録系と同様に、この再生系においても、高速
回転モードでは、上記通常回転モードにおける光磁気デ
ィスク(2)を回転速度のN倍の回転速度で上記光磁気
ディスク(2)を回転させるので、上記光磁気ディスク
(2)の回転速度をより安定に制御することができる。
また、光磁気ディスク(2)を回転速度を速めた分だけ
はサーボ系のゲンイを高めても、ディスク上の傷等によ
るエラー信号の影響でサーボ系が異常な動作をすること
がなく、上記サーボ系が外れないようにすることができ
る。従って、振動などの外乱に対してても、サーボ系の
追従性が向上し、音飛びなどが発生することのない、信
頼性の高い再生動作を行うことができる。
なお、この高速回転モードにおける記録動作及び再生
動作は、このディスク記録再生装置を携帯して使用し、
特に振動などの外乱の多い環境で使用する場合に設定す
れば良い。なお、ポータブルタイプのディスク記録再生
装置では、上記高速回転モードによる消費電力が大きく
なるが、使用環境に応じて通常回転モードと高速回転モ
ードとを切り換えることにより、消費電力が必要以上に
増加することがない。
ここで、この実施例のディスク記録再生装置では、B
レベル・ステレオモードのADPCMオーディオデータの記
録・再生について説明したが、他のCD−I方式における
他のモードのADPCMオーディオデータについても同様に
記録・再生を行うことができる。なお、CD−DAモードの
PCMオーディオデータについては、上記記録系では、上
記メモリ(14)において時間軸圧縮処理を行い、この時
間軸圧縮処理の圧縮比に応じた速度で上記光磁気ディス
ク(2)を高速回転モードで駆動しながら記録データの
記録を行い、また、上記再生系では、上記光磁気ディス
ク(2)を高速回転モードで駆動して再生データを得
て、上記メモリ(22)において時間軸伸長処理を行うよ
うにすれば良い。
G.発明の効果 上述のように本発明に係るディスク記録装置では、連
続して入力される入力データをメモリ手段に順次書き込
み、このメモリ手段内に記憶されている入力データのデ
ータ量が所定量以上になると、このメモリ手段に書き込
まれた入力データを該入力データの転送速度よりも早い
転送速度の記録データとしてバースト的に順次バースト
的に読み出すようにしたので、上記メモリ手段内に常に
所定量以上のデータ書き込み領域を確保しながら、入力
データを上記メモリ手段に連続的に書き込むことができ
る。また、利得と位相廻りによる発振を防止するフィル
タの位相特性とを変化させることにより、利得の変更に
伴う位相廻りによる発振を防止することができる。ま
た、上記メモリ手段からバースト的に読み出される記録
データは、ディスク状記録媒体の記録トラック上の記録
位置を制御することによって、上記記録トラック上で連
続する状態に記録される。しかも、上述のように上記メ
モリ手段には常に所定量以上のデータ書き込み領域が確
保されているので、外乱等によりトラックジャンプ等が
発生して上記ディスク状記録媒体に対する記録動作を中
断した場合にも、上記所定量以上のデータ書き込み領域
に入力データを上記メモリ手段に書き込み続けて、その
間に復帰処理動作を行うことができ、上記ディスク状記
録媒体の記録トラック上には、入力データを連続した状
態に記録することができる。さらに、上記ディスク状記
録媒体を高速回転モードで回転駆動させることにより回
転速度をより安定に制御することができ、また、回転速
度を速めた分だけはサーボ系のゲンイを高めても、ディ
スク上の傷等によるエラー信号の影響でサーボ系が異常
な動作をすることがなく、上記サーボ系が外れないよう
にすることができる。これにより、振動などの外乱に対
して、サーボ系の追従性が向上し、音飛びなどが発生す
ることのない、信頼性の高い記録動作を行うことができ
る。
従って、本発明によれば、外乱によるサーボ系の乱れ
等に拘らず、ディスク状記録媒体上の記録トラックに連
続的にデータを記録することができるディスク記録装置
を提供することができる。
また、本発明に係るディスク再生装置では、所定速度
で回転駆動されるディスク状記録媒体に記録されている
記録データを再生手段により順次再生して、上記再生手
段により得られる再生データをメモリ手段に順次書き込
み、このメモリ手段に書き込まれた再生データを該メモ
リ手段から所定の読み出し速度の再生出力データとして
順次読み出すようにしたので、上記メモリ手段内に常に
所定量以上のデータ読み出し領域を確保しながら、再生
出力データを上記メモリ手段から連続的に読み出すこと
ができる。また、利得と位相廻りによる発振を防止する
フィルタの位相特性とを変化させることにより、利得の
変更に伴う位相廻りによる発振を防止することができ
る。また、上記メモリ手段からバースト的に読み出され
る再生データは、ディスク状記録媒体の記録トラック上
の再生位置を制御することによって、上記記録トラック
から連続する状態で再生される。しかも、上述のように
上記メモリ手段には常に所定量以上のデータ読み出し領
域が確保されているので、外乱等によりトラックジャン
プ等が発生して上記ディスク状記録媒体に対する再生動
作を中断した場合にも、上記所定量以上のデータ読み出
し領域から再生データを読み出し続けて、その間に復帰
処理動作を行うことができ、再生オーディオ信号を連続
的に出力することができる。さらに、上記ディスク状記
録媒体を高速回転モードで回転駆動させることにより回
転速度をより安定に制御することができ、また、回転速
度を速めた分だけはサーボ系のゲンイを高めても、ディ
スク上の傷等によるエラー信号の影響でサーボ系が異常
な動作をすることがなく、上記サーボ系が外れないよう
にすることができる。これにより、振動などの外乱に対
して、サーボ系の追従性が向上し、音飛びなどが発生す
ることのない、信頼性の高い再生動作を行うことができ
る。
従って、本発明よれば、外乱によるサーボ系の乱れ等
に拘らず、ディスク状記録媒体上の記録トラックからデ
ータを連続的に再生することができるディスク再生装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したディスク記録再生装置の構成
を示すブロック図、第2図は上記ディスク記録再生装置
におけるサーボ制御回路の要部構成を示すブロック図、
第3図は上記ディスク記録再生装置に用いたデータフォ
ーマットを示す図であり、第4図は上記ディスク記録再
生装置の記録系においてメモリ制御されたメモリの状態
を示す図、第5図は上記サーボ制御回路のゲイン特性を
示す特性線図、第6図は上記ディスク記録再生装置の再
生系においてメモリ制御されたメモリの状態を示す図、
第7図はCD−Iのデータフォーマットを示す図である。 (1)……スピンドルモータ (2)……光磁気ディスク (3)……光学ヘッド (4)……磁気ヘッド (6)……サーボ制御回路 (7)……システムコントローラ (10)……入力端子 (12)……A/D変換器 (13)……ADPCMエンコーダ (14)……メモリ (15)……エンコーダ (16)……磁気ヘッド駆動回路 (21)……デコーダ (22)……メモリ (23)……ADPCMデコーダ (24)……D/A変換器 (26)……出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長嶋 秀樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 吉田 忠雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 藤家 和彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−292670(JP,A) 特開 平1−149263(JP,A) 特開 昭63−70988(JP,A) 特開 昭62−150560(JP,A) 特開 昭62−52769(JP,A) 特開 昭61−196465(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続して入力される入力データが順次書き
    込まれ、書き込まれた入力データが該入力データの転送
    速度よりも早い転送速度の記録データとして順次読み出
    されるメモリ手段と、 ディスク状記録媒体を回転させる回転駆動手段と、 上記回転駆動手段の回転速度を切り換える操作手段と、 上記操作手段の操作に応じて利得と位相廻りによる発振
    を防止するフィルタの位相特性とを変化させる制御手段
    と、 上記ディスク状記録媒体に上記メモリ手段から読み出さ
    れた記録データを記録する記録手段と、 上記メモリ手段に記憶されている上記入力データのデー
    タ量が所定量以上になると上記記録データを所定量だけ
    当該メモリ手段から順次読み出し、上記メモリ手段に所
    定量以上の書き込み空間を確保しておくようにメモリ制
    御を行うメモリ制御手段と、 上記メモリ制御手段により上記メモリ手段から不連続に
    順次読み出される上記記録データを上記ディスク状記録
    媒体上の記録トラックに連続的に記録するように記録位
    置を制御する記録制御手段とを備えること を特徴とするディスク記録装置。
  2. 【請求項2】ディスク状記録媒体を回転させる回転駆動
    手段と、 上記ディスク状記録媒体に記録されている記録データを
    再生する再生手段と、 上記再生手段により得られる記録データを一旦記憶する
    メモリ手段と、 上記回転駆動手段の回転速度を切り換えることで、上記
    メモリ手段への上記再生手段からの再生データの書き込
    み速度を変化させる操作手段と、 上記操作手段の操作に応じて利得と位相廻りによる発振
    を防止するフィルタの位相特性とを変化させる制御手段
    と、 上記メモリ手段に記憶されているデータ量が所定量以下
    になると上記記録データの書き込みを行い、上記メモリ
    手段に所定量以上の読み出し空間を確保しておくように
    メモリ制御を行うとともに上記書き込み速度より遅い読
    み出し速度でメモリ手段に蓄積された再生データを読み
    出すメモリ制御手段と、 上記メモリ制御手段により上記メモリ手段に不連続に順
    次書き込まれる上記再生データを上記ディスク状記録媒
    体上の記録トラックから連続的に再生するように再生位
    置の制御を行う再生制御手段とを備えること を特徴とするディスク再生装置。
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WO1997033281A1 (fr) * 1996-03-08 1997-09-12 Sony Corporation Dispositif d'actionnement de disque et procede d'enregistrement et de reproduction

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