JPH04105272A - デェスク記録装置及びディスク再生装置 - Google Patents

デェスク記録装置及びディスク再生装置

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JPH04105272A
JPH04105272A JP22282290A JP22282290A JPH04105272A JP H04105272 A JPH04105272 A JP H04105272A JP 22282290 A JP22282290 A JP 22282290A JP 22282290 A JP22282290 A JP 22282290A JP H04105272 A JPH04105272 A JP H04105272A
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recording
disk
disc
sectors
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JP22282290A
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Yasuaki Maeda
保旭 前田
Akira Ando
亮 安藤
Hideo Obata
小幡 英生
Hideki Nagashima
長嶋 秀樹
Tadao Yoshida
忠雄 吉田
Kazuhiko Fujiie
和彦 藤家
Hirotoshi Fujisawa
藤沢 裕利
Hiroshi Takegawa
洋 武川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスク記録装置及びディスク再生装置に関
し、特に、光学的手段によりディジタルデータの記録及
び/又は再生を行うようなディスク記録装置及びディス
ク再生装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、光学的手段によりディジタルデータの記録を
行うようなディスク記録装置において、ビット圧縮処理
のための複数の圧縮モードの内の一つを選択する手段と
、上記圧縮処理された記録データを一時記憶する記憶手
段と、記憶手段からの記録データを上記ディスク状記録
媒体に連続的に記録する記録手段とを設けることにより
、圧縮モードか切り換わっても記憶手段によるバッファ
リングかなされ、処理の変更を最小限に抑えることを可
能とする。このときの切換選択された圧縮モードは表示
手段により表示される。
また、光学的手段によりディジタルデータの再生を行う
ようなディスク再生装置において、ビット圧縮された記
録データか、ビット圧縮モード情報とともにディスク上
に連続的に記録されたディスク状記録媒体を再生する再
生手段と、この再生手段からの再生データを一時記憶す
る記憶手段と、上記再生手段からの上記ビット圧縮モー
ト情報に応じて上記記憶手段からのデータ読み出しを制
御すると共にビット圧縮モードを選択制御する制御手段
とを有することにより、記憶手段か異なる圧縮モードに
対するバッファとなり、一定の速度で連続的な再生デー
タを記憶手段から読み出すことかてきるため、処理の変
更を最小限に抑えることかできる。また再生データの圧
縮モードは表示手段により表示される。さらに、圧縮モ
ードと現在再生位置情報とに応じて現在の再生時間を表
示させることもてきる。
〔従来の技術〕
光ディスクは、磁気ディスクに比べて記録容量を2〜3
桁程度大きくでき、テープ状記録媒体に比べて高速アク
セスが可能であり、また、媒体に対して非接触でデータ
の記録/再生か行え耐久性に優れる等の利点を有してい
ることから、近年において多く用いられるようになって
きている。この光ディスクとしては、いわゆるCD(コ
ンパクトディスク)が最も広く知られている。
ところで、光ディスクを用いて携帯用の、特にいわゆる
ポケットサイズ程度のヘッドホンステレオ装置あるいは
それに類似する記録及び/又は再生装置を提供しようと
する場合において、例えば上述したような既存のCDに
おいては、ディスク径か12cmのものと、8cmのも
の(いわゆるCDシングル)とかフォーマット上規定さ
れているか、径が12cmのディスクでは、記録再生装
置の外形寸法が大きくなり過ぎて携帯性に悪いことから
、8cm、あるいはより小さな径のディスクを用いるこ
とが考えられる。しかしながら、この8cm程度以下の
小さな径の光ディスクを用いて携帯用あるいはポケット
サイズ程度の記録及び/又は再生装置を構成しようとす
る場合には、次のような問題がある。
先ず、サンプリング周波数か44.1kHzで16ビツ
ト量子化されたステレオのディジタルPCMオーディオ
信号か記録された光ディスクかメーカ側から供給され、
ユーザ側では再生のみが行われるような標準的なCDフ
ォーマット(CD−DAフォーマット)においては、径
が8cmのディスクの再生時間(記録時間)は最大でも
20分〜22分程度と短く、クラシック音楽の交響曲を
1曲通して収録できないことになる。再生時間としては
、現在の12cmcDと同程度の最大74分強程度か望
まれる。また、このCD−DAフォーマットにおいては
、ユーザ側での記録か行えない。
さらに、非接触の光学ピックアップヘッドは機械的な振
動等に弱く、振動等によりトラックずれやフォーカスず
れ等か生じ易いため、装置を携帯する場合においては、
これらのトラックずれやフォーカスずれ等による再生動
作への悪影響を抑えるための何らかの強力な対策が必要
とされる。
次に、上記標準的なCDフォーマット(CD−DAフォ
ーマット)の拡張フォーマットとしてのCD−MOフォ
ーマット(記録可能な光磁気ディスフを用いるフォーマ
ット)は、径か8cmのディスクの記録再生時間か上記
CD−DAフォーマットと同じく20分〜22分程度で
あり、短いという欠点がある。また、機械的振動等によ
る光学ピックアップヘッドのトラックずれやフォーカス
ずれか生し易く、これによる記録、再生動作への悪影響
を防止する対策か必要とされる。
次に、CD−I (CD−インタラクティブ)フォーマ
ットや、CD−ROM/XAフォーマットにおいては、
ビット圧縮されたディジタルオーディオ信号を記録/再
生するモードとして、次の第1表に示すような各レベル
か規定されている。
第1表 この第1表において、例えばレベルBのモードて記録さ
れたディスクを再生するときには、標準的なCD−DA
フォーマットのディジタル信号を約4倍にヒツト圧縮し
た信号か再生される。従って、例えば記録データの全て
かステレオのオーディオ圧縮データとなっているときに
は、約4倍の時間(あるいは4チャンネル分)の再生か
行えるようになり、径か8cm程度以下の光ディスつて
も70分程度の記録再生か可能となる。
〔発明か解決しようとする課題〕
ところで、上記CD−Iフォーマットにおいては、標準
のCD−DAフォーマットと同し線速度でディスクか回
転駆動されることより、連続するオーディオ圧縮データ
かディスク上での再生単位のn単位につき1単位の割合
で再生されることになる。この単位は、ブロックあるい
はセクタと称されるものであり、1ブロツク(セクタ)
は98フレームで、周期は1/75秒である。nは上記
再生時間、あるいはデータのビット圧縮率に応した数値
てあり、例えばレベルBのステレオのモードでは、n=
4となる。従って、このレベルBのステレオのモードで
は、セクタ単位で、 5DDDSDDD  ・・・ (ただし、Sはオーディオセクタ、 Dは他のデータセクタ) のように、4セクタにつき1セクタがオーディオセクタ
とされたデータ列が、ディスクに記録されていることに
なる。ただし実際の記録時には、上記データ列は、通常
のCDフォーマットのオーディオデータに対するのと同
様な所定のエンコード処理(誤り訂正符号化処理及びイ
ンターリーブ処理)が施されるため、ディスク上の記録
セクタにはオーディオセクタSのデータとデータセクタ
Dのデータとか分散されて配置されることになる。
ここで上記能のデータセクタDとしては、例えばビデオ
データやコンピュータデータ等か用いられるわけである
が、このデータセクタDにもビット圧縮オーディオ信号
を用いる場合には、4チャンネル分のオーディオセクタ
5l−S4か順次巡回的に配置されたデータ列である SI  S2  S3  S4  SI  S2  S
3  S4   ・ ・ ・かエンコード処理されてデ
ィスク上に記録されることになる。そして、連続するオ
ーディオ信号を記録再生する場合には、上記4チヤンネ
ルのオーディオ信号を第1チヤンネルから順次第4チヤ
ンネルまで接続して用いることになる。このとき、ディ
スク最内周からオーディオセクタS1に対応する第1チ
ヤンネルのデータを最外周まで再生した後、再びディス
ク最内周に戻って、今度はオーディオセクタS2に対応
する第2チヤンネルのデータを最外周まで再生し、次に
再びディスク最内周から次のオーディオセクタS3に対
応する第3チヤンネルのデータを最外周まで再生し、最
後に再びディスク最内周から残りのオーディオセクタS
4に対応する第4チヤンネルのデータを最外周まで再生
することによって、連続した4倍の時間の再生か行われ
るわけである。
ところか、上述のような連続再生の際には、最外周から
最内周に戻る長距離のトラックジャンプ動作か何度か必
要となり、このトラックジャンプ動作は瞬時には行えな
いため、この間の再生データか無くなって再生音が途切
れてしまうという大きな問題かある。また、連続するオ
ーディオ信号を記録しようとすると、記録時のインター
リーブ処理の関係から、例えばセクタS2の信号のみを
単独に記録することはできず、隣接するセクタS1と8
3、あるいはさらに周辺のセクタのデータをも含めたイ
ンターリーブか必要となって、既に記録されているセク
タの信号を書き換えることか必要となる。従って、この
ような連続的な圧縮オーディオデータの記録は事実上不
可能に近い。
さらに、上述したような複数の圧縮モードか切換選択可
能であると、記録再生装置の用途か大幅に拡大され、好
ましいわけであるが、これらの切換選択された圧縮モー
ド毎に、例えばディスク回転速度や記録パターンや信号
処理動作等を切り換えると、回路構成が複雑化し、安価
な供給か困難となる。従って、圧縮モードか異なっても
、制御動作や記録パターンや信号処理動作等における変
更部分か少ないことが望ましい。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、
圧縮オーディオデータをディスクに記録する際に、イン
ターリーブによる処理の複雑化を回避し、圧縮モードを
いくつかの種類の内で切換選択しても制御動作や信号処
理動作の変更を最小限に抑えることか可能なディスク記
録装置及びディスク再生装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るディスク記録装置は、ディジタル記録デー
タをビット圧縮処理し、インターリーブ処理を施してデ
ィスク状記録媒体に記録するディスク記録装置において
、上記ビット圧縮処理のための複数の圧縮モードの内の
一つを選択する手段と、上記圧縮処理された記録データ
を一時記憶する記憶手段と、上記記憶手段からの記録デ
ータを上記ディスク状記録媒体に連続的に記録する記録
手段とを有して成ることにより、上述の課題を解決する
。上記選択された圧縮モードは表示手段により表示させ
てもよい。
また、本発明に係るディスク再生装置は、ビット圧縮さ
れた記録データが、ビット圧縮モード情報とともにディ
スク上に連続的に記録されたディスク状記録媒体を再生
する再生手段と、この再生手段からの再生データを一時
記憶する記憶手段と、上記再生手段からの上記ビット圧
縮モード情報に応じて上記記憶手段からのデータ読み出
しを制御すると共にビット圧縮モードを選択制御する制
御手段とを有して成ることにより、上述の課題を解決す
る。上記再生されたビット圧縮モード情報は表示手段に
より表示させてもよい。また、上記ディスク状記録媒体
の再生位置情報と上記ビット圧縮モード情報とに応じて
求められる再生時間情報を表示手段により表示させても
よい。
なお、上記記憶手段は、圧縮モードの違いによる記録再
生動作の変更を最小限に止めると共に、機械的振動等に
よる記録再生動作の変動を吸収するためのものである。
記録時には、この記憶手段に対して圧縮モードに応じた
データ転送速度にて記録データを書き込み、バースト的
(断続的)に所定の標準的なデータ転送速度でデータを
読み出してディスク状記録媒体に記録するようにし、ま
た再生時には、ディスク状記録媒体からバースト的(断
続的)に所定の標準的なデータ転送速度でデータを再生
して上記記憶手段に書き込み、圧縮モードに応じたデー
タ転送速度にてデータを読み出すようにすればよい。
〔作 用〕
記録時に、圧縮モード選択手段により圧縮モードが切換
選択されたとき、記憶手段により入力データと実際の記
録データとの間でバッファリングかなされるため、処理
の変更を最小限に抑えることを可能とする。
また、再生時には、再生データが記憶手段にて一時記憶
されて読み出されるため、例えば一定の速度で連続的な
再生データを記憶手段から読み出すことが可能となり、
処理の変更を最小限に抑えることができる。
〔実施例〕
先ず第1図は、本発明の一実施例となる光デイスク記録
再生装置の概略構成を示すブロック回路図である。
この第1図に示すディスク記録再生装置において、スピ
ンドルモータ(1)により回転駆動される光磁気ディス
ク(2)が記録媒体として用いられる。
この光磁気ディスク(2)に対し、例えば光学ヘッド(
3)によりレーザ光を照射した状態で記録データに応じ
た変調磁界を磁気ヘッド(4)により印加することによ
って、上記光磁気ディスク(2)の記録トラックに沿っ
てデータの記録(いわゆる磁界変調記録)を行い、また
上記光磁気ディスク(2)の記録トラックを上記光学ヘ
ッド(3)によりレーザ光でトレースすることによって
、磁気光学的にデータの再生を行うものである。
上記光学ヘッド(3)は、例えばレーザダイオード等の
レーザ光源やコリメータレンズ、対物レンズ、偏光ビー
ムスプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学部品及び
所定の配置に分割されたフォトディテクタ等から構成さ
れおり、上記光磁気ディスク(2)を間にして上記磁気
ヘッド(4)と対向する位置に設けられている。この光
学ヘッド(3)は、上記光磁気ディスク(2)にデータ
を記録するときに、後述する記録系のヘッド駆動回路(
16)により上記磁気ヘッド(4)か駆動されて記録デ
ータに応じた変調磁界か印加される上記光磁気ディスク
(2)の目的トラックに照射することによって、熱磁気
記録によりデータ記録を行う。また、この光学ヘット(
3)は、目的トラックに照射したレーザ光の反射光を検
出することにより、例えば所謂非点収差法によりフォー
カスエラーを検出し、また例えば所謂ブシュプル法によ
りトラッキングエラーを検出するとともに、上記光磁気
ディスク(2)からデータを再生するときに、レーザ光
を目的トラックからの反射光の偏光角(カー回転角)の
違いを検出して再生信号を生成する。
上記光学ヘッド(3)の出力は、RF回路(5)に供給
される。このRF回路(5)は、上記光学ヘッド(3)
の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー
信号を抽出してサーボ制御回路(6)に供給するととも
に、再生信号を2値化して後述する再生系のデコーダ(
21)に供給する。
上記サーボ制御回路(6)は、例えばフォーカスサーボ
制御回路やトラッキングサーボ制御回路、スピンドルモ
ータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路などから
構成される。上記フォーカスサーボ制御回路は、上記フ
ォーカスエラー信号が零になるように、上記光学ヘッド
(3)の光学系のフォーカス制御を行う。また、上記ト
ラッキングサーボ制御回路は、上記トラッキングエラー
信号が零になるように上記光学ヘッド(3)の光学系の
トラッキング制御を行う。さらに、上記スピンドルモー
タサーボ制御回路は、上記光磁気ディスク(2)を所定
の回転速度(例えば一定線速度)で回転駆動するように
上記スピンドルモータ(1)を制御する。また、上記ス
レッドサーボ制御回路は、システムコントローラ(7)
により指定される上記光磁気ディスク(2)の目的トラ
ック位置に上記光学ヘッド(3)及び磁気ヘッド(4)
を移動させる。
このような各種制御動作を行う上記サーボ制御回路(6
)は、該サーボ制御回路(6)により制御される各部の
動作状態を示す情報を上記システムコントローラ(7)
に供給している。
また、上記システムコントローラ(7)は、キー人力操
作部(8)や表示部(9)が接続されている。
このシステムコントローラ(7)は、上記キー人力操作
部(8)による操作入力情報により指定される動作モー
ドで記録系及び再生系の制御を行う。また、このシステ
ムコントローラ(7)は、上記光磁気ディスク(2)の
記録トラックからヘッダータイムやサブQデータ等によ
り再生されるセクタ単位のアドレス情報に基づいて、上
記光学ヘッド(3)及び磁気ヘッド(4)かトレースし
ている上記記録トラック上の記録位置や再生位置を管理
する。さらに、システムコントローラ(7)は、上記キ
ー人力操作部(8)により切換選択された後述するAD
PCMエンコーダ(13)でのビット圧縮モード情報や
、上記RF回路(5)から後述する再生系を介して得ら
れる再生データ内のビット圧縮モード情報に基づいて、
このビット圧縮モートを表示部(9)に表示させると共
に、該ビット圧縮モートにおけるデータ圧縮率と上記記
録トラック上の再生位置情報とに基づいて、表示部(9
)に再生時間を表示させる制御を行う。
この再生時間表示は、上記光磁気ディスク(2)の記録
トラックからヘッダータイムやサブQデータ等により再
生されるセクタ単位のアドレス情報(絶対時間情報)に
、上記ビット圧縮モートにおけるデータ圧縮率の逆数(
例えば1/4圧縮のときには4)を乗算することにより
、実際の時間情報を求め、これを表示部(9)に表示さ
せるものである。なお、記録時においても、例えば光磁
気ディスク等の記録トラックに予め絶対時間情報か記録
されている(プリフォーマットされている)場合に、こ
のプリフォーマットされた絶対時間情報を読み取ってデ
ータ圧縮率の逆数を乗算することにより、現在位置を実
際の記録時間で表示させることも可能である。
ここで、このディスク記録再生装置の記録系は、入力端
子(10)からローパスフィルタ(11)を介してアナ
ログのオーディオ信号AINか供給されるA/D変換器
(12)を備えている。
上記A/D変換器(12)は、上記オーディオ信号A 
INを量子化し、このA/D変換器(12)から得られ
たディジタルオーディオデータは、AD(適応デルタ)
PCMエンコーダ(13)に供給される。このADPC
Mエンコーダ(13)は、上記オーディオ信号A IN
を上記A/D変換器(12)により量子化した所定転送
速度のディジタルオーディオデータについて、前記第1
表に示したCD−1方式における各種モードに対応する
データ圧縮処理を行うもので、上記システムコントロー
ラ(7)により動作モードか指定されるようになってい
る。例えば第1表のBレベルのモードでは、サンプリン
グ周波数か37.8kHzで1サンプル当たりのビット
数か4ビツトの圧縮データ(ADPCMオーディオデー
タ)とされ、メモリ(14)に供給される。このBレベ
ルのステレオモードでのデータ転送速度は、標準のCD
−DAのフォーマットのデータ転送速度(75セクタ/
秒)の1/4(18,75セクタ/秒)に低減されてい
る。
二こで第1図の実施例においては、A/D変換器(12
)のサンプリング周波数か例えば上記標準的なCD−D
Aフォーマットのサンプリング周波数である44.1k
l(zに固定されており、ADPCMエンコーダ(13
)においては、上記圧縮モードに応じたサンプリングレ
ート変換(例えばレベルBては44.1kl(zから3
7.8kHzへの変換)か行われた後、16ビツトから
4ビツトへのビット圧縮処理か施されるようなものを想
定している。なお、他の構成例として、A/D変換器(
12)のサンプリング周波数自体を上記圧縮モードに応
じて切換制御するようにしてもよく、この場合には、切
換制御されたA/D変換器(12)のサンプリング周波
数に応じてローパスフィルタ(11)のカットオフ周波
数も切換制御する。すなわち、上記圧縮モードに応じて
A/D変換器(12)のサンプリング周波数及びローパ
スフィルタ(11)のカットオフ周波数を同時に切換制
御するようにすればよい。
次に上記メモリ(14)は、データの書き込み及び読み
出しか上記システムコントローラ(7)により制御され
、上記ADPCMエンコーダ(13)から供給されるA
DPCMオーディオデータを一時的に記憶しておき、必
要に応じてディスク上に記録するためのバッファメモリ
として用いられている。
すなわち、上記Bレベルのステレオのモートにおいて、
上記ADPCMエンコーダ(13)から供給される圧縮
オーディオデータは、そのデータ転送速度か、標準的な
CD−DAフォーマットのデータ転送速度(75セクタ
/秒)の1/4、すなわち18、75セクタ/秒に低減
されており、この圧縮データがメモリ(14)に連続的
に書き込まれる。この圧縮データ(ADPCMデータ)
は、前述したように4セクタにつきlセクタの記録を行
えば足りるが、このような4セクタおきの記録は事実上
不可能に近いため、後述するようなセクタ連続の記録を
行うようにしている。この記録は、休止期間を介して、
所定の複数セクタ(例えば32セクタ+数セクタ)から
成るクラスタを記録単位として、標準的なCD−DAフ
ォーマットと同しデータ転送速度(75セクタ/秒)で
バースト的に行われる。すなわちメモリ(14)におい
ては、上記ビット圧縮レートに応した18.75 (=
75/4)セクタ7秒の低い転送速度で連続的に書き込
まれたBレベル・ステレオモードのADPCMオーディ
オデータか、記録データとして上記75セクタ/秒の転
送速度でバースト的に読み出される。この読み出されて
記録されるデータについて、記録休止期間を含む全体的
なデータ転送速度は、上記18、75セクタ/秒の低い
速度となっているか、バースト的に行われる記録動作の
時間内での瞬時的なデータ転送速度は上記標準的な75
セクタ/秒となっている。従って、ディスク回転速度が
標準的なCD−DAフォーマットと同じ速度(一定線速
度)のとき、該CD−DAフォーマットと同じ記録密度
、記憶パターンの記録か行われることになる。
上記メモリ(14)から上記75セクタ/秒の転送速度
でバースト的に読み出されたADPCMオーディオデー
タすなわち記録データは、エンコーダ(15)に供給さ
れる。ここで、上記メモリ(14)からエンコーダ(1
5)に供給されるデータ列において、1回の記録で連続
記録される単位は、複数セクタ(例えば32セクタ)か
ら成るクラスタ及び該クラスタの前後位置に配されたク
ラスタ接続用の数セクタとしている。このクラスタ接続
用セクタは、エンコーダ(15)でのインターリーブ長
より長く設定しており、インターリーブされても他のク
ラスタのデータに影響を与えないようにしている。この
クラスタ単位記録の詳細については、第2図を参照しな
から後述する。
上記エンコーダ(15)は、上記メモリ(14)から上
述したようにバースト的に供給される記録データについ
て、エラー訂正のための符号化処理(パリティ付加及び
インターリーブ処理)やEFM符号化処理などを施す。
このエンコーダ(15)による符号化処理の施された記
録データか、上記磁気l\ラッド動回路(16)に供給
される。
この磁気ヘッド駆動回路(16)は、上記磁気ヘノド(
4)が接続されており、上記記録データに応した変調磁
界を上記光磁気ディスク(2)に印加するように上記磁
気ヘッド(4)を駆動する。
また、上記システムコントローラ(7)は、上記メモリ
(14)に対する上述の如きメモリ制御を行うとともに
、このメモリ制御により上記メモリ(14)からバース
ト的に読み出される上記記録データを上記光磁気ディス
ク(2)の記録トラックに連続的に記録するように記録
位置の制御を行う。この記録位置の制御は、上記システ
ムコントローラ(7)により上記メモリ(14)からバ
ースト的に読み出される上記記録データの記録位置を管
理して、上記光磁気ディスク(2)の記録トラック上の
記録位置を指定する制御信号を上記サーボ制御回路(6
)に供給することによって行われる。
次に、このディスク記録再生装置における再生系につい
て説明する。
この再生系は、上述の如き記録系により上記光磁気ディ
スク(2)の記録トラック上に連続的に記録された記録
データを再生するためのものであり上記光学ヘッド(3
)によって上記光磁気ディスク(2)の記録トラックを
レーザ光でトレースすることにより得られる再生出力か
上記RF回路(5)により2値化されて供給されるデコ
ーダ(21)を備える。
上記デコーダ(21)は、上述の記録系における上記エ
ンコーダ(15)に対応するものであって、上記RF回
路(5)により2値化された再生出力について、エラー
訂正のための上述の如き復号化処理やEFM復号化処理
なとの処理を行い上述のBレベル・ステレオモードのA
DPCMオーディオデータを上記Bレベル・ステレオモ
ードにおける正規の転送速度よりも早い75セクタ/秒
の転送速度で再生する。このデコーダ(21)により得
られる再生データは、メモリ(22)に供給される。
上記メモリ(22)は、データの書き込み及び読み出し
か上記システムコントローラ(7)により制御され、上
記デコーダ(21)から75セクタ/秒の転送速度で供
給される再生データかその75セクタ/秒の転送速度で
バースト的に書き込まれる。また、このメモリ(22)
は、上記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に書き
込まれた上記再生データかBレベル・ステレオモードの
正規の18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み
出される。
上記システムコントローラ(7)は、上記再生データを
上記メモリ(22)に75セクタ/秒の転送速度で書き
込むとともに、上記メモリ(22)から上記再生データ
を上記18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み
出すようなメモリ制御を行う。
また、上記システムコントローラ(7)は、上記メモリ
(22)に対する上述の如きメモリ制御を行うとともに
、このメモリ制御により上記メモリ(22)からバース
ト的に書き込まれる上記再生データを上記光磁気ディス
ク(2)の記録トラックから連続的に再生するように再
生位置の制御を行う。この再生位置の制御は、上記シス
テムコントローラ(7)により上記メモリ(22)から
バースト的に読み出される上記再生データの再生位置を
管理して、上記光磁気ディスク(2)の記録トラック上
の再生位置を指定する制御信号を上記サーホ制御回路(
6)に供給することによって行われる。
上記メモリ(22)から18.75セクタ/秒の転送速
度で連続的に読み出された再生データとして得られるB
レベル・ステレオモートのADPCMオーディオデータ
は、ADPCMデコーダ(23)に供給される。
このADPCMデコーダ(23)は、上記記録系のAD
PCMデコーダ(I3)に対応するもので、上記システ
ムコントローラ(7)により動作モードか指定されて、
このディスク記録再生装置ではBレベル・ステレオモー
ドのADPCMオーディオデータを4倍にデータ伸長し
てCD−DAモードのディジタルオーディオデータを再
生する。このADPCMデコーダ(23)によりディジ
タルオーディオデータは、D/A変換器(24)に供給
される。
上記D/A変換器(24)は、上記ADPCMデコーダ
(23)から供給されるディジタルオーディオデータを
アナログ化して、アナログのオーディオ信号A。IJτ
を形成する。このD/A変換器(24)により得られる
アナログのオーディオ信号A。U、は、ローパスフィル
タ(25)を介して出力端子(26)から出力される。
なお、この実施例のディスク記録再生装置の再生系ては
、ディジタル出力機能も備えており、上記ADPCMデ
コーダ(23)によりディジタルオーディオデータかデ
ィジタル出力エンコーダ(27)を介してディジタルオ
ーディオ信号り。、アとしてディジタル出力端子(28
)から出力されるようになっている。
ところで、このようなディスク記録再生装置に用いられ
る光磁気ディスク(2)は、ステレオオーディオ信号で
60分以上74分程度までを記録可能な容量とすること
が望ましく、例えば上記Bレベルのようなl/4のデー
タ圧縮率を採用するとき、約130Mバイト程度か必要
となる。また、携帯用あるいはポケットサイズ程度の記
録及び/又は再生装置を構成するためには、ディスク外
径は8cm、あるいはより小さな径のディスクを用いる
ことか望ましい。さらに、トラックピッチ及び線速度に
ついては、CDと同じトラックピッチ1.6μm、線速
度1.2〜1.4m/sとすることか望まれる。これら
の条件を満足するディスクとしては、例えばディスク外
径を64mmとし、データ記録領域の外径を61mm、
データ記録領域の内径を32m+r+、リードイン領域
の内径を30mm、センターホール径を10mmとすれ
ばよい。このディスクを、縦横が70mmX74mmの
ディスクキャディに収納して市場に供給するようにすれ
ば、ボケラットサイズ程度の記録再生装置により該ディ
スクに対する記録再生が可能となる。なお上記1/4の
データ圧縮モードで72分〜76分程度の記録再生を可
能とするためのディスクのデータ記録領域の内径及び外
径の寸法の範囲としては、内径を32mmとするときの
外径60mm〜62mmから、内径を50闘とするとき
の外径71mm〜73n+mまでの範囲で適当に設定す
ればよい。
次に、以上説明したようなディスク記録再生装置による
記録再生動作について、さらに詳細に説明する。
先ず、記録データ(メモリ(14)から読み出されたデ
ータ)は、一定数(例えば32個)のセクタ(あるいは
ブロック)毎にクラスタ化され、これらのクラスタの間
にクラスタ接続用のいくつかのセクタか配された形態と
なっている。具体的には第2図に示すように、クラスタ
Cは32個のセクタ(ブロック) BO〜831から成
っており、これらのクラスタCの間にそれぞれ5個の接
続用(リンキング用)セクタL1〜L5か配されて隣の
クラスタと連結されている。ここで1つのクラスタ、例
えばに番目のクラスタCkを記録する場合には、このク
ラスタCkの32個のセクタBO〜831のみならず、
前後それぞれ3セクタずつの接続用セクタ、すなわちク
ラスタC3−1側の3個のセクタL3〜L5(ラン−イ
ンブロック)と、クラスタCk+I側の3個のセクタL
1〜L3 (ラン−アウトブロック)とを含めて、計3
8セクタを単位として記録を行うようにしている。この
とき、これらの38セクタ分の記録データかメモリ(1
4)からエンコーダ(15)に送られ、このエンコーダ
(15)でインターリーブ処理が行われることにより、
最大108フレーム(約1.1セクタに相当)の距離の
並へ換えか行われるが、上記クラスタ接続用のデータに
ついては、上記ラン−インブロックL3〜L5からラン
−アウトブロックLl−13までの範囲内に充分に収ま
っており、他のクラスタCk−0やCk41に影響を及
ぼすことかない。なお、リンキング用セクタLl−15
には、例えば0等のダミイデータか配されており、イン
ターリーブ処理による本来のデータに対する悪影響を回
避できる。また、次のクラスタCk。
を記録するときには、クラスタC3との間の5個のリン
キング用セクタL1〜L5の内の3個のセクタL3〜L
5かラン−インブロックとして用いられるから、セクタ
L3は重複して記録されることになるか、何ら問題はな
い。また、上記クラスタとしては、リンキング用セクタ
を含めた例えば38セクタを1クラスタとしてもよい。
このようなりラスタ単位の記録を行わせることにより、
他のクラスタとの間でのインターリーブによる相互干渉
を考慮する必要がなくなり、データ処理が大幅に簡略化
される。また、フォーカス外れ、トラッキングずれ、そ
の他の誤動作等により、記録時に記録データが正常に記
録できなかった場合には上記クラスタ単位で再記録が行
え、再生時に有効なデータ読み取りが行えなかった場合
には上記クラスタ単位で再読み取りが行える。
ところで、lセクタ(ブロック)は、2352バイトか
ら成り、先頭から同期用の12バイト、ヘッダ用の4バ
イト、及びデータDOOOI〜D 2336となる23
36バイトが、この順に配列されている。このセクタ構
造(ブロック構造)は、第3図のようにも表され、上記
同期用の12バイトは、最初の1バイトが0OH(Hは
16進数を示す)で、lOバイトのFFHが続き、最後
の1バイトがOOHとなっている。次の4バイトのヘッ
ダは、それぞれ1バイトずつの分、秒、ブロックのアド
レス部分に続いて、モード情報用の1バイトから成って
いる。このモード情報は、主としてCD−ROMのモー
ドを示すためのものであり、第2図や第3図に示すセク
タ構造は、CD−ROMフォーマットのモード2に相当
している。CD−1は、このモード2を用いた規格であ
り、上記データのDOOOI〜D 0008の内容か、
第4図のように規定されている。
第5図は、CD−1の規格のフオーム1及びフオーム2
を示しており、同期用12バイト及びヘッダ用4バイト
は、上記CD−ROMのモート2(第2図及び第3図参
照)と同しものである。次のサブヘッダ用の8バイトは
、上記第4図のように規定されており、データDOOO
I、 DOOO5がファイル番号、データD 0002
、D 0006かチャンネル番号、データD 0003
、D 0007かサブモード情報、データD 0004
、D 0008がデータタイプ情報となっている。デー
タDOOOI〜D 0004とD 0005〜D 00
08とは、同じ内容か2重書きされているものである。
以下の2328バイトは、第5図Aのフオーム1かユー
ザデータ用の2048バイト、エラー検出用の4バイト
、Pパリティ用の172バイト、及びQパリティ用の1
04バイトから成っている。
このフオームlは、文字情報、バイナリデータ、高圧縮
ビデオデータ等を記録する用途に用いられる。第5図B
のフオーム2では、サブヘッダ以下の2324バイトか
ユーザデータ、残り4バイトかりザーブデータとなって
おり、このフオーム2は、圧縮オーディオデータやビデ
オデータの記録に用いられる。圧縮オーディオデータの
場合には、ユーザデータの2324バイト内に、128
バイトのサウンドグループか18グループ(2304バ
イト)配置され、残り20バイトは空きスペースとなっ
ている。
ところで、このようなセクタ構造のデータかディスク上
に記録される際には、エンコーダ15によりパリティ付
加やインターリーブ処理等を含む符号化処理が施され、
EFM(8−14変調)処理か施されて、第6図に示す
ような記録フォーマットにて記録か行われる。
この第6図において、1ブロツク(1セクタ)か第1フ
レームから第98フレームまでの98フレームから成り
、■フレームはチャンネルクロック周期Tの588倍(
588T )で、■フレーム内には、24T(十接続ビ
ット3T)のフレーム同期パターン部分、14T(+接
続ビット3T)のサブコード部分、及び544Tのデー
タ(オーディオデータ及びパリティデータ)部分か設け
られている。
544Tのデータ部分は、12バイト(12シンボル)
のオーディオデータ、4バイトのパリティデータ、12
バイトのオーディオデータ、及び4バイトのパリティデ
ータがいわゆるEFM変調されたものであり、■フレー
ム内のオーディオデータは24バイト(すなわちオーデ
ィオサンプルデータの1ワードが16ビツトであるから
12ワード)となっている。上記サブコード部分は8ビ
ツトのサブコードデータかEFM変調されたものであり
、98フレ一ム単位でブロック化されて、各ビットか8
つのサブコードチャンネルP−Wを構成している。ただ
し第1及び第2フレームのサブコード部分は、EFM変
調の規則外(アウトオヴルール)のブロック同期パター
ンS。Slとなっており、各サブコードチャンネルP−
Wは第3フレームから第98フレームまでのそれぞれ9
6ビツトずつとなっている。
上記オーディオデータはインターリーブ処理されて記録
されているか、再生時にはデインターリーブ処理されて
時間の順序に従ったデータ配列のオーディオデータとさ
れる。このオーディオデータの代わりに、例えば第3図
や第5図に示すようなCD−Iデータ等を記録すること
かできる。
ところで、上記第1図のディスク記録再生装置において
、A/D変換器(12)から得られるディジタルデータ
は、第7図に示すように、上記CD−DAフォーマット
と同様のデータ、すなわちサンプリング周波数44.1
kHz、量子化ビット数16ビツト、データ転送速度7
5セクタ/秒のオーディオPCMデータである。これが
ADPCMエンコーダ(13)に送られて、例えば上記
Bレベルのステレオモードにビット圧縮される場合には
、先ず37.8kHzのサンプリング周波数にレート変
換され、量子化ビット数が4ビツトに圧縮されることに
より、データ転送レートが1/4の18.75セクタ/
秒のADPCMオーディオデータとなって出力される。
このADPCMエンコーダ(13)から18、75セク
タ/秒の転送速度で連続的に出力されるBレベル・ステ
レオモードのADPCMオーディオデータは、メモリ(
14)に供給される。
上記システムコントローラ(7)は、第8図に示すよう
に、上記メモリ(14)のライトポインタff)を18
.75セクタ/秒の転送速度で連続的にインクリメント
することにより、ADPCMオーディオデータを上記メ
モリ(14)に18.75セクタ/秒の転送速度で連続
的に書き込み、上記メモIJ(+4)内に記憶されてい
る上記ADPCMオーディオデータのデータ量か所定量
に以上になると、上記メモリ(14)のリードポインタ
(R)を75セクタ/秒の転送速度でバースト的にイン
クリメントして、上記メモリ(14)から上記ADPC
Mオーディオデータを記録データとして所定量にだけ上
記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に読み出すよ
うにメモリ制御を行う。
すなわち、上記第1図に示すディスク記録再生装置の記
録系においては、上記システムコントローラ(7)によ
る上記メモリ制御によって、上記ADPCMエンコーダ
(13)から例えば18.75セクタ/秒の転送速度で
連続して出力されるADPCMオーディオデータを上記
18.75セクタ/秒の転送速度で上記メモリ(14)
に書き込み、このメモリ(14)内に記憶されている上
記ADPCMオーディオデータのデータ量か所定量に以
上になると、上記メモリ(14)から上記ADPCMオ
ーディオデータを記録データとして所定量にだけ75セ
クタ/秒の転送速度でバースト的に読み出すようにした
ので、上記メモリ(14)内に常に所定量以上のデータ
書き込み領域を確保しなから入力データを上記メモリ(
14)に連続的に書き込むことかできる。
ここで、上記メモリ(14)からバースト的に読み出さ
れる記録データは、上記システムコントローラ(7)に
より上記光磁気ディスク(2)の記録トラック上の記録
位置を制御することによって、上記光磁気ディスク(2
)の記録トラック上で連続する状態に記録することかで
きる。しかも上述のように上記メモリ(14)には常に
所定量以上のデータ書き込み領域か確保されているので
、外乱等によりトラックジャンプ等が発生したことを上
記システムコントローラ(7)か検出して上記光磁気デ
ィスク(2)に対する記録動作を中断した場合にも、上
記所定量以上のデータ書き込み領域に入力データを書き
込み続け、その間に復帰処理動作を行うことかでき、上
記光磁気ディスク(2)の記録トランク上には、入力デ
ータを連続した状態に記録することかできる。
なお、上記光磁気ディスク(2)には、上記セクタの物
理アドレスに対応するヘッダタイムデータか上記ADP
CMオーディオデータにセクタ毎に付加されて記録され
る。また、その記録領域と記録モードを示す目録データ
か目録領域に記録される。
次に、第1図のディスク記録再生装置における再生系で
は、上記システムコントローラ(7)は、第9図に示す
ように、上記メモリ(22)のライトポインタ(W)を
75セクタ/秒の転送速度でインクリメントして、上記
再生データを上記メモリ(22)に75セクタ/秒の転
送速度で書き込むとともに、上記メモリ(22)のリー
ドポインタ(R)を18.75セクタ/秒の転送速度で
連続的にインクリメントして、上記メモリ(22)から
上記再生データを上記18、75セクタ/秒の転送速度
で連続的に読み出し、上記ライトポインタ(W)が上記
リードポインタ(R)に追い付いたら書き込みを停止し
、上記メモリ(22)内に記憶されている上記再生デー
タのデータ量が所定量り以下になると書き込みを行うよ
うに上記メモリ(22)のライトポインタ(W)を75
セクタ/秒の転送速度でバースト的にインクリメントし
てメモリ制御を行う。
従って、このようなディスク記録再生装置の再生系にお
いては、上記システムコントローラ(7)による上記メ
モリ制御によって、上記光磁気ディスク(2)の記録ト
ラックから再生されるBレベル・ステレオモートのAD
PCMオーディオデータを75セクタ/秒の転送速度で
バースト的に上記メモリ(22)に書き込み、上記メモ
リ(14)から上記ADPCMオーディオデータを再生
データとして75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み
出すようにしたので、上記メモリ(22)に対するメモ
リ上記メモリ(22)内に常に所定量り以上のデータ読
み出し領域を確保しなから、再生データを上記メモリ(
22)から連続的に読み出すことかできる。また、上記
メモリ(22)からバースト的に読み出される再生デー
タは、上記システムコントローラ(7)により上記光磁
気ディスク(2)の記録トラック上の再生位置を制御す
ることによって、上記光磁気ディスク(2)の記録トラ
ックから連続する状態で再生することができる。しかも
、上述のように上記メモリ(22)には常に所定量り以
上のデータ読み出し領域か確保されているので、外乱等
によりトラックジャンプ等か発生したことを上記システ
ムコントローラ(7)か検出して上記光磁気ディスク(
2)に対する再生動作を中断した場合にも、上記所定量
り以上のデータ読み出し領域から再生データを読み出し
てアナログオーディオ信号の出力を継続することかでき
その間に復帰処理動作を行うことができる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、例えば、上記ディスク記録再生装置では、Bレベル
・ステレオのモードのADPCMオーディオデータの記
録・再生について説明したか、他のCD−1方式におけ
る他のモードのADPCMオーディオデータについても
同様に記録・再生を行うことかできる。また、クラスタ
を構成するセクタ数も32個に限定されず、例えば64
セクタ等の任意の個数のセクタでIクラスタを構成する
ようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明に係るディスク記録装置によれば、ビット圧縮処
理のための複数の圧縮モードの内の一つを選択する手段
と、上記圧縮処理された記録データを一時記憶する記憶
手段と、記憶手段からの記録データを上記ディスク状記
録媒体に連続的に記録する記録手段とを設けることによ
り、記録時に、圧縮モード選択手段により圧縮モードか
切換選択されたとき、記憶手段により入力データと実際
の記録データとの間てバッファリングかなされるため、
処理の変更を最小限に抑えることか可能となり、回路構
成も簡略化できる。このときの切換選択された圧縮モー
ドは表示手段により表示させることもてきる。
また、本発明に係るディスク再生装置によれば、ビット
圧縮された記録データか、ヒツト圧縮モード情報ととも
にディスク上に連続的に記録されたディスク状記録媒体
を再生する再生手段と、この再生手段からの再生データ
を一時記憶する記憶手段と、上記再生手段からの上記ビ
ット圧縮モード情報に応じて上記記憶手段からのデータ
読み出しを制御すると共にビット圧縮モードを選択制御
する制御手段とを有している。従って、再生データか記
憶手段にて一時記憶されて読み出されるため、記憶手段
が異なる圧縮モードに対するバッファとなり、例えば一
定の速度で連続的な再生データを記憶手段から読み出す
ことが可能となり、処理の変更を最小限に抑えることが
でき、回路構成の簡略化にも効果的である。再生データ
の圧縮モードは表示手段により表示させてもよい。さら
に、圧縮モードと現在再生位置情報とに応じて現在の再
生時間を表示させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのディスク記録再生装
置の構成例を示すブロック図、第2図は記録単位となる
クラスタ構造のフォーマットを示す図、第3図は1セク
タ(1ブロツク)のデータ構造の一例を示す図、第4図
はサブヘッダの内容を示す図、第5図はいわゆるCD−
1のセクタ内データ構造を示す図、第6図はいわゆるC
Dの規格におけるフレーム及びブロック(セクタ)のフ
ォーマットを示す図、第7図は上記ディスク記録再生装
置に用いたデータフォーマットを示す図、第8図は上記
ディスク記録再生装置の記録系においてメモリ制御され
たメモリの状態を示す図、第9図は上記ディスク記録再
生装置の再生系においてメモリ制御されたメモリの状態
を示す図である。 (2)・・・・・・光磁気ディスク (3)・・・・・・光学ヘッド (4)・・・・・・ (6)・・・・・・ (7)・・・・・・ (lO)・・・・・・ (12)・・・・・・ (13)・・・・・・ (14)・・・・・・ (15)・・・・・・ (16)・・・・・・ (21)・・・・・・ (22)・・・・・・ (23)・・・・・・ (24)・・・・・・ (26)・・・・・・ 磁気ヘッド サーボ制御回路 システムコントローラ 入力端子 A/D変換器 ADPCMエンコーダ メモリ エンコーダ 磁気ヘッド駆動回路 デコーダ メモリ ADPCMデコーダ D/A変換器 出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル記録データをビット圧縮処理し、イン
    ターリーブ処理を施してディスク状記録媒体に記録する
    ディスク記録装置において、 上記ビット圧縮処理のための複数の圧縮モードの内の一
    つを選択する手段と、 上記圧縮処理された記録データを一時記憶する記憶手段
    と、 上記記憶手段からの記録データを上記ディスク状記録媒
    体に連続的に記録する記録手段と を有して成るディスク記録装置。
  2. (2)上記選択手段により選択されたビット圧縮モード
    を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項(
    1)記載のディスク記録装置。
  3. (3)ビット圧縮された記録データが、ビット圧縮モー
    ド情報とともにディスク上に連続的に記録されたディス
    ク状記録媒体を再生する再生手段と、この再生手段から
    の再生データを一時記憶する記憶手段と、 上記再生手段からの上記ビット圧縮モード情報に応じて
    上記記憶手段からのデータ読み出しを制御すると共にビ
    ット圧縮モードを選択制御する制御手段と を有して成るディスク再生装置。
  4. (4)上記再生手段からのビット圧縮モード情報を表示
    する表示手段を設けたことを特徴とする請求項(3)記
    載のディスク再生装置。
  5. (5)上記再生手段からの再生データに基づき得られる
    上記ディスク状記録媒体の再生位置情報と、上記ビット
    圧縮モード情報とに応じて、再生時間情報を求め、この
    再生時間情報を表示する表示手段を設けたことを特徴と
    する請求項(3)記載のディスク再生装置。
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