JPH056572A - デイスク状記録媒体 - Google Patents

デイスク状記録媒体

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JPH056572A
JPH056572A JP3208871A JP20887191A JPH056572A JP H056572 A JPH056572 A JP H056572A JP 3208871 A JP3208871 A JP 3208871A JP 20887191 A JP20887191 A JP 20887191A JP H056572 A JPH056572 A JP H056572A
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JP
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data
recording
disc
disk
sectors
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JP3208871A
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Inventor
Katsuaki Tsurushima
克明 鶴島
Tadao Yoshida
忠雄 吉田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】圧縮オーディオデータ等が記録されるディスク
状記録媒体において、ディスクのデータ記録領域の内径
寸法を28mm〜50mmの範囲内の所定値に設定すると
き、データ記録領域の内径寸法が28mmのときの外径寸
法は58mm〜62mmの範囲内の値とし、データ記録領域
の内径寸法が50mmのときの外径寸法は71mm〜73mm
の範囲内の値とする。 【効果】小型携帯用のディスク記録/再生装置に使用可
能とすると共に、例えば圧縮率が1/4の圧縮オーディ
オデータを記録することで標準的な12cmCDと同程
度の再生時間が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状記録媒体に
関し、特に、圧縮オーディオPCMデータが記録され
て、小型携帯用のディスク記録/再生装置に使用して好
適なディスク状記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、磁気ディスクに比べて記
録容量を2〜3桁程度大きくでき、テープ状記録媒体に
比べて高速アクセスが可能であり、また、媒体に対して
非接触でデータの記録/再生が行え耐久性に優れる等の
利点を有していることから、近年において多く用いられ
るようになってきている。この光ディスクとしては、い
わゆるCD(コンパクトディスク)が最も広く知られて
いる。
【0003】ところで、光ディスクを用いて携帯用の、
特にいわゆるポケットサイズ程度のヘッドホンステレオ
装置あるいはそれに類似する記録及び/又は再生装置を
提供しようとする場合において、例えば上述したような
既存のCDにおいては、ディスク径が12cmのもの
と、8cmのもの(いわゆるCDシングル)とがフォー
マット上規定されているが、径が12cmのディスクで
は、記録再生装置の外形寸法が大きくなり過ぎて携帯性
に悪いことから、8cm、あるいはより小さな径のディ
スクを用いることが考えられる。しかしながら、この8
cm程度以下の小さな径の光ディスクを用いて携帯用あ
るいはポケットサイズ程度の記録及び/又は再生装置を
構成しようとする場合には、次のような問題がある。
【0004】先ず、サンプリング周波数が44.1kHz
で16ビット量子化されたステレオのディジタルPCM
オーディオ信号が記録された光ディスクがメーカ側から
供給され、ユーザ側では再生のみが行われるような標準
的なCDフォーマット(CD−DAフォーマット)にお
いては、径が8cmのディスクの再生時間(記録時間)
は最大でも20分〜22分程度と短く、クラシック音楽
の交響曲を1曲通して収録できないことになる。再生時
間としては、現在の12cmCDと同程度の74分強程
度が望まれる。また、このCD−DAフォーマットにお
いては、ユーザ側での記録が行えない。さらに、非接触
の光学ピックアップヘッドは機械的な振動等に弱く、振
動等によりトラックずれやフォーカスずれ等が生じ易い
ため、装置を携帯する場合においては、これらのトラッ
クずれやフォーカスずれ等による再生動作への悪影響を
抑えるための何らかの強力な対策が必要とされる。
【0005】次に、上記標準的なCDフォーマット(C
D−DAフォーマット)の拡張フォーマットとしてのC
D−MOフォーマット(記録可能な光磁気ディスクを用
いるフォーマット)は、径が8cmのディスクの記録再
生時間が上記CD−DAフォーマットと同じく20分〜
22分程度であり、短いという欠点がある。また機械的
振動等による光学ピックアップヘッドのトラックずれや
フォーカスずれが生じ易く、これによる記録、再生動作
への悪影響を防止する対策が必要とされる。
【0006】次に、CD−I(CD−インタラクティ
ブ)フォーマットにおいては、ビット圧縮されたディジ
タルオーディオ信号を記録/再生するモードとして、次
の第1表に示すような各レベルが規定されている。
【0007】
【表1】 この第1表において、例えばレベルBのモードで記録さ
れたディスクを再生するときには、標準的なCD−DA
フォーマットのディジタル信号を約4倍にビット圧縮し
た信号が再生される。従って、例えば記録データの全て
がステレオのオーディオ圧縮データとなっているときに
は、約4倍の時間(あるいは8チャンネル分)の再生が
行えるようになり、径が6cm程度の光ディスクでも7
0分程度の記録再生が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記CD−
Iフォーマットにおいては、標準のCD−DAフォーマ
ットと同じ線速度でディスクが回転駆動されることよ
り、連続するオーディオ圧縮データがディスク上での再
生単位のn単位につき1単位の割合で再生されることに
なる。この単位は、ブロックあるいはセクタと称される
ものであり、1ブロック(セクタ)は98フレームで、
周期は1/75秒である。nは上記再生時間、あるいはデー
タのビット圧縮率に応じた数値であり、例えばレベルB
のステレオのモードでは、n=4となる。従って、この
レベルBのステレオのモードでは、セクタ単位で、 S D D D S D D D ・・・ (ただし、Sはオーディオセクタ、Dは他のデータセク
タ)のように、4セクタにつき1セクタがオーディオセ
クタとされたデータ列が、ディスクに記録されているこ
とになる。ただし実際の記録時には、上記データ列は、
通常のCDフォーマットのオーディオデータに対するの
と同様な所定のエンコード処理(誤り訂正符号化処理及
びインターリーブ処理)が施されるため、ディスク上の
記録セクタにはオーディオセクタSのデータとデータセ
クタDのデータとが分散されて配置されることになる。
ここで上記他のデータセクタDとしては、例えばビデオ
データやコンピュータデータ等が用いられるわけである
が、このデータセクタDにもビット圧縮オーディオ信号
を用いる場合には、4チャンネル分のオーディオセクタ
S1〜S4が順次巡回的に配置されたデータ列である S1 S2 S3 S4 S1 S2 S3 S4 ・・・ がエンコード処理されてディスク上に記録されることに
なる。そして、連続するオーディオ信号を記録再生する
場合には、ディスク最内周からオーディオセクタS1に対
応する第1チャンネルのデータを最外周まで再生した
後、再びディスク最内周に戻って、今度はオーディオセ
クタS2に対応する第2チャンネルのデータを最外周まで
再生し、次に再びディスク最内周から次のオーディオセ
クタS3に対応する第3チャンネルのデータを最外周まで
再生し、最後に再びディスク最内周から残りのオーディ
オセクタS4に対応する第4チャンネルのデータを最外周
まで再生することによって、連続した4倍の時間の再生
が行われるわけである。
【0009】ところが、上述のような連続再生の際に
は、最外周から最内周に戻る長距離のトラックジャンプ
動作が何度か必要となる。このトラックジャンプ動作は
瞬時には行えないため、この間の再生データが無くなっ
て再生音が途切れてしまうという大きな問題がある。ま
た、連続するオーディオ信号を記録しようとすると、記
録時のインターリーブ処理の関係から、例えばセクタS2
の信号のみを単独に記録することはできず、隣接するセ
クタS1とS3、あるいはさらに周辺のセクタのデータをも
含めたインターリーブが必要となって、既に記録されて
いるセクタの信号を書き換えることが必要となる。従っ
てこのような連続的な圧縮オーディオデータの記録は非
常に困難であり、リアルタイムでの処理は事実上不可能
に近い。
【0010】さらに、上述したような複数の圧縮モード
が切換選択可能であると、記録再生装置の用途が大幅に
拡大され、好ましいわけであるが、これらの切換選択さ
れた圧縮モード毎に、例えばディスク回転速度や記録パ
ターンや信号処理動作等を切り換えると、回路構成が複
雑化し、安価な供給が困難となる。従って、圧縮モード
が異なっても、制御動作や記録パターンや信号処理動作
等における変更部分が少ないことが望ましい。
【0011】これらの欠点が解決されたとき、8cmあ
るいはより小さな外径寸法のディスクを用いて標準的な
12cmのCDと同じ程度以上の記録再生時間が得られ
るわけである。このとき、ディスク記録/再生装置の小
型化の要求と、ディスクの記録容量とを考慮して、最適
のディスク各部寸法を選定することが必要とされる。こ
の各部寸法の選定は、ディスク記録/再生装置の寸法に
影響を与えることから、装置の使用感等にも大きな影響
を与え、普及度にも影響が及ぶ重要なものである。
【0012】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであり、圧縮オーディオデータ等が記録されるディ
スク状記録媒体として、適度な記録再生時間がとれると
共に、ディスク寸法として記録/再生装置の寸法の小型
化要求に応え得るようなディスク状記録媒体の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク状
記録媒体は、ディスクのデータ記録領域の内径寸法を2
8mm〜50mmの範囲内の値に設定すると共に、上記デー
タ記録領域の内径寸法が28mmのときの外径寸法を58
mm〜62mmの範囲内の値とし、上記データ記録領域の内
径寸法が50mmのときの外径寸法を71mm〜73mmの範
囲内の値とすることにより、上述の課題を解決するもの
である。
【0014】
【作用】データ記録領域の内径、外径寸法を上記条件に
設定することにより、トラックピッチが1.6μm、線
速度が1.2〜1.4m/s、圧縮率が1/4の圧縮オ
ーディオデータを記録するとき、最低でも約60分、平
均的には約72分〜76分の記録再生時間を得ることが
できる。
【0015】上記条件の内、いわゆるCDと同形状のデ
ィスクを用いる場合には、データ記録領域内径寸法が3
2mmより小さいと、リードイン領域の内径がさらに小さ
いことより、光学ヘッドを内径方向に移動する際にディ
スク回転駆動用スピンドルやチャッキング、クランピン
グ部材等に当接して移動が規制され、リードイン領域を
トレースすることができなくなる。また、ディスクのチ
ャッキングやクランピングが短い幅で確実に行えるよう
な構造のディスク、例えばディスク基板の片側の主面部
にセンターホールを囲んで膨出部が形成されてなるディ
スクを用いる場合には、チャッキング、クランピングの
幅をより小さくできるため、光学ヘッドをディスクのさ
らに内側にまで移動させることが可能となり、データ記
録領域内径寸法を28mmまで小さくすることができる。
一方、上記条件の内、データ記録領域外径寸法が73mm
より大きいと、通常の8cmCDと同程度の寸法とな
り、ディスク記録/再生装置の小型化の要求に充分応え
られなくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るディスク状記録媒体の一
実施例について、図1乃至図3を参照しながら説明す
る。すなわち、図1は本発明の一実施例となるディスク
状記録媒体のデータ記録領域の内径寸法及び外径寸法を
示している。図2はディスク状記録媒体の平面図、図3
は該ディスク状記録媒体をカートリッジ(あるいはキャ
ディ)に収納した状態を示す概略平面図である。
【0017】先ず、例えば光磁気ディスク等のディスク
状記録媒体は、図2に示すように、ディスク32の中心
位置に径dH の孔、いわゆるセンターホール38が穿設
されており、このセンターホール38にスピンドルが挿
入され、チャッキングされることによって、ディスク3
2が回転駆動されるようになっている。このディスク3
2は、例えば図3に示すようなカートリッジ(あるいは
ディスクキャディ)31内に収納されてディスク装置3
0を構成するものであり、このカートリッジ31には、
例えば開閉自在のシャッタ板39等が設けられている。
【0018】再び図2のディスク32において、データ
記録領域RAの内径寸法をdI 、外径寸法をdO として
いる。データ記録領域RAのさらに内側にはリードイン
領域あるいはTOC(テーブルオブコンテンツ)領域が
設けられ、この領域の内径寸法をdL としている。ま
た、データ記録領域RAのさらに外側のディスク外径寸
法dD との間がいわゆるリム部となっている。なお、図
2の破線に示す光学ヘッドOPは、上記リードイン領域
の最内周(内径寸法dL )をトレースする状態を示して
いる。
【0019】次に図1において、横軸にはデータ記録領
域RAの外径寸法dO をとり、縦軸にはデータ記録領域
RAの内径寸法dI をとっており、図中の5本の曲線L
60、L64、L68、L72、L76は、前述したCD−Iフォ
ーマットのレベルB、ステレオモードのときの記録再生
時間がそれぞれ60分、64分、68分、72分、78
分となるような上記外径寸法dO と内径寸法dI との関
係を示している。このときのディスクの記録フォーマッ
トの他の条件は、標準的なCDフォーマット(CD−D
Aフォーマット)と同様であり、例えばトラックピッチ
1.6μm、線速度1.2m/s等となっている。
【0020】ここで、データ記録領域RAの内径寸法d
I としては、28mmを下限としているが、通常のいわゆ
るCDと同様な両面が平坦な形状のディスクを用いる場
合には32mmを下限とするのが好ましい。これは、現在
の技術で実現可能な光学ヘッドの最小寸法とディスクの
チャッキング(クランピング)に要する寸法とを考慮し
たものである。すなわち、上記内径寸法dI が32mmの
ときには、上記リードイン領域の内径寸法dL が30mm
程度となるが、センターホール38の径dH として最低
10mm程度が必要であることから、センターホール38
と上記リードイン領域の内周との間には、片側で10mm
程度しかとれないことになる。このセンターホール38
の周辺にはチャッキング、クランピングのための幅が必
要とされることから、光学ヘッドの寸法としては、中心
から外壁までの距離が上記10mmから上記チャッキン
グ、クランピングのための幅を差し引いたものに制限さ
れることになり、これが現時点で実現可能な光学ヘッド
の最小寸法の限界に近い。このような点から、上記リー
ドイン領域の内径寸法dLの下限を30mm程度とするこ
とが必要とされ、データ記録領域RAの内径寸法dI
下限を32mmとすることが必要とされる。
【0021】次に、データ記録領域RAの内径寸法dI
の上限は、標準的なCDの寸法を越えても記録容量が減
るだけで利点が少ないことを考慮して、標準的なCDの
データ記録領域内径寸法である50mmとしている。従っ
て、データ記録領域RAの内径寸法dI は、32mm以
上、50mm以下の範囲内で選定することが好ましい。
【0022】次に、データ記録領域RAの外径寸法dO
は、上記内径寸法dI に応じて、必要とされる記録容量
を考慮して決定すればよい。すなわち、現在のデータ圧
縮技術によれば、必要とされる音質、例えばFM放送レ
ベルの音質を満足させ得るデータ圧縮率は、1/4(あ
るいは4倍)程度が限度であり、例えば上述したレベル
Bのステレオモードが適当である。このときの記録再生
時間とデータ記録領域の内径、外径各寸法との関係は、
他の条件を標準的なCDと同様とし、線速度を1.2m
/sとするとき、図1の各曲線L60〜L76のようにな
る。これに対して、ユーザ側で使用する際に適切な記録
再生時間としては、クラシック音楽の交響曲を1曲通し
て収録できることが目安とされ、すなわち現在の12c
mCDと同程度の74分強程度の記録再生時間が望まれ
る。ここで、最低72分〜76分程度の記録再生時間を
とれるための各寸法dO 及びdI は、図1の網線部分の
範囲に入ることになり、さらに記録条件の変更等による
データ記録容量の増減等を見込んで、データ記録領域R
Aの内径寸法dI が32mmのときには、上記外径寸法d
O を60mm〜62mm(図1の点Pa 〜Pb )の範囲内の
値に選定し、上記データ記録領域RAの内径寸法dI
50mmのときには、上記外径寸法dO を71mm〜73mm
(図1の点Pc 〜Pd )の範囲内の値に選定することが
好ましい。
【0023】ここで、好ましい一つの値の具体例は、図
1の点Q1 に示すように、 データ記録領域RAの内径寸法dI =32mm データ記録領域RAの外径寸法dO =61mm であり、このときの他の各寸法としては、例えば センターホール内径寸法dH =10mm リードイン領域内径寸法dL =30mm ディスク外径寸法dD =64mm となり、このディスクを縦横が70mm×74mmのディス
クカートリッジ(キャディ)に収納して市場に供給する
ようにすれば、超小型のいわゆるポケットサイズ程度の
記録/再生装置により、該ディスクに対する記録/再生
が可能となる。
【0024】この他、図1の点Q2 に示すように、 データ記録領域RAの内径寸法dI =42mm データ記録領域RAの外径寸法dO =67mm とすることも考えられ、このときの他の各寸法として
は、例えば リードイン領域内径寸法dL =40mm ディスク外径寸法dD =70mm とすればよい。また、図1の点Q3 に示すように、 データ記録領域RAの内径寸法dI =50mm データ記録領域RAの外径寸法dO =72mm とすることも考えられ、このときの他の各寸法として
は、例えば リードイン領域内径寸法dL =46mm ディスク外径寸法dD =76mm とすればよい。この他、上述した寸法条件を満足する範
囲内で種々の組合せが可能であることは勿論である。
【0025】ところで、以上の条件は、いわゆるCDと
同様に平板状のディスクを用いた場合を示しているが、
チャッキングやクランピングが短い幅で確実に行えるよ
うな構造のディスクを用いる場合には、上記データ記録
領域RAの内径寸法dI を、最小で28mm程度にまで小
さくすることができる。このような構造の具体例として
は、本件出願人が先に提出した特願平3−40965号
の明細書及び図面において提案した記録ディスクを挙げ
ることができる。この具体例について図4を参照しなが
ら説明する。
【0026】図4において、ディスク状記録媒体として
は光磁気ディスク100を想定しており、一方の主面側
に配設された磁性板である金属板103をディスクテー
ブル201側に配設したマグネット205で吸引し、光
磁気ディスク100をディスクテーブル201上にクラ
ンプするようにしている。このマグネットの吸引力を利
用したディスク装着方式に用いられる光磁気ディスク1
00は、図4に示すように、透明なポリカーボネート樹
脂等の合成樹脂を円盤状に成形して形成されたディスク
基板101を備えている。このディスク基板101の一
方の主面101a側には、所望の情報信号が記録される
情報信号記録層が被着形成されている。このディスク基
板101を用いて構成される光磁気ディスク100は、
上記ディスク基板101の情報信号記録層が被着形成さ
れる一方の主面101aと対向する他方の主面101b
を情報信号の書込み読出し面となし、この書込み読出し
面側から上記信号記録層に光ビームを照射することによ
って情報信号の記録再生が行われる。
【0027】また、上記ディスク基板101の中央部に
は、当該光磁気ディスク100が図4に示すようにディ
スク回転駆動装置200のディスクテーブル201上に
装着されるとき、上記光磁気ディスク100の回転中心
を上記ディスクテーブル201の回転軸心に一致させる
ように機能するセンタリング部材202が係合するセン
ターホール102が穿設されている。さらに、上記ディ
スク基板101の一方の主面101a側の中央部には、
上記センターホール102を閉塞するように平板な円板
状をなす磁性板である金属板103が接着剤等を用いて
接合配設されている。
【0028】光磁気ディスク100のディスク基板10
1は、その厚さが例えば1.2mm程度の薄いものとして
形成されるとき、ディスクテーブル201側に配設され
るセンタリング部材202が係合するセンターホール1
02の深さを充分に大きくなすことができない。さら
に、ディスク基板100の一方の主面101a側には、
上記センターホール102を閉塞して金属板103が配
設されてなるので、上記センターホール102に係合す
るセンタリング部材202の高さを充分に大きくするこ
とができない。
【0029】ところで、光磁気ディスク100がディス
クテーブル201上に装着される際、上記光磁気ディス
ク100の回転中心を上記ディスクテーブル201の回
転軸心に一致させるように機能するセンタリング操作を
行うセンタリング部材202は、ディスクテーブル20
1を支持する駆動軸203の軸方向に進退可能であっ
て、コイルバネ204によって上記駆動軸203の先端
側に付勢されて取付けられている。そして、上記センタ
リング部材202は、光磁気ディスク100がディスク
テーブル201上に装着されて行く際、上記光磁気ディ
スク100の負荷を受けてコイルバネ204の付勢力に
抗して駆動軸203の軸方向に進退しながらセンターホ
ール102に係合して行くことによって上記光磁気ディ
スク100のディスクテーブル201に対するセンタリ
ング操作を行う。
【0030】このようなセンタリング操作を確実に行う
ために、センタリング部材202の高さを充分に大きく
なし、光磁気ディスク100とセンタリング部材202
の相対移動量を大きくしている。すなわち、ディスク基
板101の金属板103が配設される一方の主面101
aと対向する他方の主面101bにセンターホール10
2を囲んでリング状に膨出部104を突設してセンター
ホール102の深さを充分に大きくなし、センタリング
部材202の高さを充分に大きなものとなすことによっ
て確実なセンタリング操作を実現している。
【0031】なお、センタリング部材202によってセ
ンタリング操作が図られてディスクテーブル201上に
装着された光磁気ディスク100は、図4に示すよう
に、上記膨出部104の端面を装着基準面104aとな
し、この装着基準面104aをディスクテーブル201
のディスク載置面201a上に載置して上記ディスクテ
ーブル201上に装着される。また、上記光磁気ディス
ク100は、ディスクテーブル201上に装着されたと
き、ディスクテーブル201側に配設されるマグネット
205によって金属板103が吸引されてクランプさ
れ、駆動モータ206により上記ディスクテーブル20
1と一体化されて回転操作される。
【0032】以上説明したような構造のディスク状記録
媒体を用いる場合には、ディスクをクランプするための
クランプ幅をより小さく(狭く)できるため、上記デー
タ記録領域の内径寸法d1 を28mm程度にまで小さくす
ることができる。このようにデータ記録領域の内径寸法
1 をより内側に位置させることは、ディスクの特性の
良好な部分を有効に用いる観点から好ましいことであ
る。すなわち、ディスクを樹脂成形する際には、通常の
場合、金型のディスク内側部分から樹脂を注入している
が、樹脂注入後にディスク全体を均一に硬化させること
が極めて困難であり、一般にディスク周辺部分が先に硬
化することから特性低下(複屈折、そり、不純物濃度等
の点での劣化)が生じ易いのに対して、ディスク内側部
分は特性が良好であり、この部分を有効利用することが
望ましいわけである。ここで、記録条件の変更等による
データ記録容量の増減等を見込んで、データ記録領域の
内径寸法d1 を28mmとするときには、図1の点Pc
示すように、外径寸法dO の最小値を58mmとすればよ
い。
【0033】このようなクランプ方式対応形のディスク
を用いる場合における最も好ましい各部寸法の具体例を
以下に挙げる。先ずセンターホール102の直径は、例
えば11mmに広げて上記金属板103が上記マグネット
205と対向する面積を大きくすることで確実なクラン
プを行わせる。ディスク装着時の高さ方向の位置決めの
ための装着基準面を、膨出部104の端面104aとす
ることで、光学ヘッドの移動範囲をより内周側にまで広
げ、上記データ記録領域の内径寸法d1 を31mmとす
る。このときのデータ記録領域の外径寸法dO は例えば
61mmとする。上記図1上の点Q0 がこれらの内径寸法
1 及び外径寸法dO の条件を満足する点である。内径
寸法31mmのデータ記録領域の内側には、例えば幅1.
5mmのリードイン領域が形成され、リードインデータが
プリピットとして記録形成されている。外径寸法61mm
のデータ記録領域の外側には、例えば幅0.5mmのリー
ドアウト領域が形成され、リードアウトデータがプリピ
ットとして記録形成されている。
【0034】上述したようなマグネットクランプ方式を
採用する場合に、上記光磁気ディスク100の代わりに
通常のいわゆるCDと同様なアルミニウム反射面の光デ
ィスクを用いてもよく、この他、種々の光ディスクに適
用できる。なお図1の斜線部は、上記最大72〜76分
の記録再生時間よりもさらに時間をとりたい場合や、デ
ータ圧縮率を抑えて音質を向上させる用途等に適用可能
な上記各部寸法dI 及びdO の組合せを示すものであ
る。
【0035】次に、このようなディスク状記録媒体が使
用されるディスク記録再生装置の具体例について、図5
を参照しながら説明する。すなわち、図5は、本発明の
一実施例である上記ディスク状記録媒体が用いられるデ
ィスク記録再生装置の概略構成を示している。この図5
に示すディスク記録再生装置において、スピンドルモー
タ1により回転駆動される光磁気ディスク2が記録媒体
として用いられる。この光磁気ディスク2に対し、例え
ば光学ヘッド3によりレーザ光を照射した状態で記録デ
ータに応じた変調磁界を磁気ヘッド4により印加するこ
とによって、上記光磁気ディスク2の記録トラックに沿
ってデータの記録(いわゆる磁界変調記録)を行い、ま
た上記光磁気ディスク2の記録トラックを上記光学ヘッ
ド3によりレーザ光でトレースすることによって、磁気
光学的にデータの再生を行うものである。
【0036】上記光学ヘッド3は、例えばレーザダイオ
ード等のレーザ光源やコリメータレンズ、対物レンズ、
偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学
部品及び所定の配置に分割されたフォトディテクタ等か
ら構成されおり、上記光磁気ディスク2を間にして上記
磁気ヘッド4と対向する位置に設けられている。この光
学ヘッド3は、上記光磁気ディスク2にデータを記録す
るときに、後述する記録系のヘッド駆動回路16により
上記磁気ヘッド4が駆動されて記録データに応じた変調
磁界が印加される上記光磁気ディスク2の目的トラック
に照射することによって、熱磁気記録によりデータ記録
を行う。また、この光学ヘッド3は、目的トラックに照
射したレーザ光の反射光を検出することにより、例えば
所謂非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、また
例えば所謂プシュプル法によりトラッキングエラーを検
出するとともに、上記光磁気ディスク2からデータを再
生するときに、レーザ光を目的トラックからの反射光の
偏光角(カー回転角)の違いを検出して再生信号を生成
する。
【0037】上記光学ヘッド3の出力は、RF回路5に
供給される。このRF回路5は、上記光学ヘッド3の出
力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号
を抽出してサーボ制御回路6に供給するとともに、再生
信号を2値化して後述する再生系のデコーダ21に供給
する。上記サーボ制御回路6は、例えばフォーカスサー
ボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路、スピンドル
モータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路などか
ら構成される。上記フォーカスサーボ制御回路は、上記
フォーカスエラー信号が零になるように、上記光学ヘッ
ド3の光学系のフォーカス制御を行う。また、上記トラ
ッキングサーボ制御回路は、上記トラッキングエラー信
号が零になるように上記光学ヘッド3の光学系のトラッ
キング制御を行う。さらに、上記スピンドルモータサー
ボ制御回路は、上記光磁気ディスク2を所定の回転速度
(例えば一定線速度)で回転駆動するように上記スピン
ドルモータ1を制御する。また、上記スレッドサーボ制
御回路は、システムコントローラ7により指定される上
記光磁気ディスク2の目的トラック位置に上記光学ヘッ
ド3及び磁気ヘッド4を移動させる。このような各種制
御動作を行う上記サーボ制御回路6は、該サーボ制御回
路6により制御される各部の動作状態を示す情報を上記
システムコントローラ7に供給している。
【0038】また、上記システムコントローラ7は、キ
ー入力操作部8や表示部9が接続されている。このシス
テムコントローラ7は、上記キー入力操作部8による操
作入力情報により指定される動作モードで記録系及び再
生系の制御を行う。また、このシステムコントローラ7
は、上記光磁気ディスク2の記録トラックからヘッダー
タイムやサブQデータ等により再生されるセクタ単位の
アドレス情報に基づいて、上記光学ヘッド3及び磁気ヘ
ッド4がトレースしている上記記録トラック上の記録位
置や再生位置を管理する。さらに、システムコントロー
ラ7は、上記キー入力操作部8により切換選択された後
述するADPCMエンコーダ13でのビット圧縮モード
情報や、上記RF回路5から後述する再生系を介して得
られる再生データ内のビット圧縮モード情報に基づい
て、このビット圧縮モードを表示部9に表示させると共
に、該ビット圧縮モードにおけるデータ圧縮率と上記記
録トラック上の再生位置情報とに基づいて、表示部9に
再生時間を表示させる制御を行う。
【0039】この再生時間表示は、上記光磁気ディスク
2の記録トラックからヘッダータイムやサブQデータ等
により再生されるセクタ単位のアドレス情報(絶対時間
情報)に、上記ビット圧縮モードにおけるデータ圧縮率
の逆数(例えば1/4圧縮のときには4)を乗算するこ
とにより、実際の時間情報を求め、これを表示部(9)に
表示させるものである。なお、記録時においても、例え
ば光磁気ディスク等の記録トラックに予め絶対時間情報
が記録されている(プリフォーマットされている)場合
に、このプリフォーマットされた絶対時間情報を読み取
ってデータ圧縮率の逆数を乗算することにより、現在位
置を実際の記録時間で表示させることも可能である。
【0040】ここで、このディスク記録再生装置の記録
系は、入力端子10からローパスフィルタ11を介して
アナログのオーディオ信号AINが供給されるA/D変換
器12を備えている。上記A/D変換器12は、上記オ
ーディオ信号AINを量子化し、このA/D変換器12か
ら得られたディジタルオーディオデータは、ADPCM
( AdaptiveDifferential Pulse Code Modulation)エ
ンコーダ13に供給される。このADPCMエンコーダ
13は、上記オーディオ信号AINを上記A/D変換器1
2により量子化した所定転送速度のディジタルオーディ
オデータについて、前記第1表に示したCD−I方式に
おける各種モードに対応するデータ圧縮処理を行うもの
で、上記システムコントローラ7により動作モードが指
定されるようになっている。例えば第1表のBレベルの
モードでは、サンプリング周波数が37.8kHzで1サ
ンプル当たりのビット数が4ビットの圧縮データ(AD
PCMオーディオデータ)とされ、メモリ14に供給さ
れる。このBレベルのステレオモードでのデータ転送速
度は18.75セクタ/秒)に低減されている。
【0041】ここで図5の具体例においては、A/D変
換器12のサンプリング周波数が例えば上記標準的なC
D−DAフォーマットのサンプリング周波数である4
4.1kHzに固定されており、ADPCMエンコーダ1
3においては、上記圧縮モードに応じたサンプリングレ
ート変換(例えばレベルBでは44.1kHzから37.
8kHzへの変換)が行われた後、16ビットから4ビッ
トへのビット圧縮処理が施されるようなものを想定して
いる。なお、他の構成例として、A/D変換器12のサ
ンプリング周波数自体を上記圧縮モードに応じて切換制
御するようにしてもよく、この場合には、切換制御され
たA/D変換器12のサンプリング周波数に応じてロー
パスフィルタ11のカットオフ周波数も切換制御する。
すなわち、上記圧縮モードに応じてA/D変換器12の
サンプリング周波数及びローパスフィルタ11のカット
オフ周波数を同時に切換制御するようにすればよい。
【0042】次に上記メモリ14は、データの書き込み
及び読み出しが上記システムコントローラ7により制御
され、上記ADPCMエンコーダ13から供給されるA
DPCMオーディオデータを一時的に記憶しておき、必
要に応じてディスク上に連続的に記録するためのバッフ
ァメモリとして用いられている。すなわち、上記Bレベ
ルのステレオのモードにおいて、上記ADPCMエンコ
ーダ13から供給される圧縮オーディオデータは、その
データ転送速度が、18.75セクタ/秒に低減されて
おり、この圧縮データがメモリ14に連続的に書き込ま
れる。この圧縮データ(ADPCMデータ)は、前述し
たように4セクタにつき1セクタの記録を行えば足りる
が、このような4セクタおきの記録は事実上不可能に近
いため、後述するようなセクタ連続の記録を行うように
している。この記録は、休止期間を介して、所定の複数
セクタ(例えば32セクタ)から成るクラスタを記録デ
ータ単位として75セクタ/秒でバースト的に行われ
る。すなわちメモリ14においては、上記ビット圧縮レ
ートに応じた18.75(=75/4)セクタ/秒の低
い転送速度で連続的に書き込まれたBレベル・ステレオ
モードのADPCMオーディオデータが、記録データと
して上記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に読み
出される。この読み出されて記録されるデータについ
て、記録休止期間を含む全体的なデータ転送速度は、上
記18.75セクタ/秒の低い速度となっているが、バ
ースト的に行われる記録動作の時間内での瞬時的なデー
タ転送速度は上記標準的な75セクタ/秒となってい
る。従って、ディスク回転速度が標準的なCD−DAフ
ォーマットと同じ速度(一定線速度)のとき、該CD−
DAフォーマットと同じ記録密度、記憶パターンの記録
が行われることになる。
【0043】上記メモリ14から上記75セクタ/秒の
転送速度でバースト的に読み出されたADPCMオーデ
ィオデータすなわち記録データは、エンコーダ15に供
給される。ここで、上記メモリ14からエンコーダ15
に供給されるデータ列において、1回の記録で連続記録
される単位は、複数セクタ(例えば32セクタ)から成
るクラスタ及び該クラスタの前後位置に配されたクラス
タ接続用の数セクタとしている。このクラスタ接続用セ
クタは、エンコーダ15でのインターリーブ長より長く
設定しており、インターリーブされても他のクラスタの
データに影響を与えないようにしている。このクラスタ
単位記録の詳細については、図5を参照しながら後述す
る。
【0044】上記エンコーダ15は、上記メモリ14か
ら上述したようにバースト的に供給される記録データに
ついて、エラー訂正のための符号化処理(パリティ付加
及びインターリーブ処理)やEFM符号化処理などを施
す。このエンコーダ15による符号化処理の施された記
録データが、上記磁気ヘッド駆動回路16に供給され
る。
【0045】この磁気ヘッド駆動回路16は、上記磁気
ヘッド4が接続されており、上記記録データに応じた変
調磁界を上記光磁気ディスク2に印加するように上記磁
気ヘッド4を駆動する。また、上記システムコントロー
ラ7は、上記メモリ14に対する上述の如きメモリ制御
を行うとともに、このメモリ制御により上記メモリ14
からバースト的に読み出される上記記録データを上記光
磁気ディスク2の記録トラックに連続的に記録するよう
に記録位置の制御を行う。この記録位置の制御は、上記
メモリ14からバースト的に読み出される上記記録デー
タの記録位置を上記システムコントローラ7により管理
して、上記光磁気ディスク2の記録トラック上の記録位
置を指定する制御信号を上記サーボ制御回路6に供給す
ることによって行われる。
【0046】次に、このディスク記録再生装置における
再生系について説明する。この再生系は、上述の如き記
録系により上記光磁気ディスク2の記録トラック上に連
続的に記録された記録データを再生するためのものであ
り上記光学ヘッド3によって上記光磁気ディスク2の記
録トラックをレーザ光でトレースすることにより得られ
る再生出力が上記RF回路5により2値化されて供給さ
れるデコーダ21を備える。
【0047】上記デコーダ21は、上述の記録系におけ
る上記エンコーダ15に対応するものであって、上記R
F回路5により2値化された再生出力について、エラー
訂正のための上述の如き復号化処理やEFM復号化処理
などの処理を行い上述のBレベル・ステレオモードのA
DPCMオーディオデータを上記Bレベル・ステレオモ
ードにおける正規の転送速度よりも早い75セクタ/秒
の転送速度で再生する。このデコーダ21により得られ
る再生データはメモリ22に供給される。
【0048】上記メモリ22は、データの書き込み及び
読み出しが上記システムコントローラ7により制御さ
れ、上記デコーダ21から75セクタ/秒の転送速度で
供給される再生データがその75セクタ/秒の転送速度
でバースト的に書き込まれる。また、このメモリ22
は、上記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に書き
込まれた上記再生データがBレベル・ステレオモードの
正規の18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み
出される。
【0049】上記システムコントローラ7は、上記再生
データを上記メモリ22に75セクタ/秒の転送速度で
書き込むとともに、上記メモリ22から上記再生データ
を上記18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み
出すようなメモリ制御を行う。また、上記システムコン
トローラ7は、上記メモリ22に対する上述の如きメモ
リ制御を行うとともに、このメモリ制御により上記メモ
リ22にバースト的に書き込まれる上記再生データを上
記光磁気ディスク2の記録トラックから連続的に再生す
るように再生位置の制御を行う。この再生位置の制御
は、上記メモリ22にバースト的に書き込まれる上記再
生データの光磁気ディスク2の記録トラック上の再生位
置を上記システムコントローラ7により管理して、上記
再生位置を指定する制御信号を上記サーボ制御回路6に
供給することによって行われる。
【0050】上記メモリ22から18.75セクタ/秒
の転送速度で連続的に読み出された再生データとして得
られるBレベル・ステレオモードのADPCMオーディ
オデータは、ADPCMデコーダ23に供給される。こ
のADPCMデコーダ23は、上記記録系のADPCM
デコーダ13に対応するもので、上記システムコントロ
ーラ7により動作モードが指定されて、このディスク記
録再生装置ではBレベル・ステレオモードのADPCM
オーディオデータを4倍にデータ伸長してCD−DAモ
ードのディジタルオーディオデータを再生する。このA
DPCMデコーダ23によりディジタルオーディオデー
タは、D/A変換器24に供給される。
【0051】上記D/A変換器24は、上記ADPCM
デコーダ23から供給されるディジタルオーディオデー
タをアナログ化して、アナログのオーディオ信号AOUT
を形成する。このD/A変換器24により得られるアナ
ログのオーディオ信号AOUT は、ローパスフィルタ25
を介して出力端子26から出力される。なお、この具体
例のディスク記録再生装置の再生系では、ディジタル出
力機能も備えており、上記ADPCMデコーダ23によ
りディジタルオーディオデータがディジタル出力エンコ
ーダ27を介してディジタルオーディオ信号DOUT とし
てディジタル出力端子28から出力されるようになって
いる。
【0052】以上説明したような記録再生装置による記
録再生動作について、さらに詳細に説明する。先ず、記
録データ(メモリ14から読み出されたデータ)は、一
定数(例えば32個)のセクタ(あるいはブロック)毎
にクラスタ化され、これらのクラスタの間にクラスタ接
続用のいくつかのセクタが配された形態とされる。具体
的には図6に示すように、クラスタCnは32個のセク
タ(ブロック)B0〜B31 から成っており、これらのクラ
スタCnの間にそれぞれ5個の接続用セクタ(Linking S
ector)L1〜L5が配されて隣のクラスタと連結されてい
る。ここで1つのクラスタ、例えばk番目のクラスタC
k を記録する場合には、このクラスタCk の32個のセ
クタB0〜B31 のみならず、前後それぞれ3セクタずつの
接続用セクタ、すなわちクラスタCk-1 側の3個のセク
タL3〜L5(ラン−インブロック)と、クラスタCk+1
の3個のセクタL1〜L3(ラン−アウトブロック)とを含
めて、計38セクタを単位として記録を行うようにして
いる。このとき、これらの38セクタ分の記録データに
対して、このエンコーダ15でインターリーブ処理が行
われることにより、最大108フレーム(約1.1セク
タに相当)の距離の並べ換えが行われるが、上記クラス
タCk 内のデータについては、上記ラン−インブロック
L3〜L5からラン−アウトブロックL1〜L3までの範囲内に
充分に収まっており、他のクラスタCk-1 やCk+1 に影
響を及ぼすことがない。なお、リンキング用セクタL1〜
L5には、例えば0等のダミィデータが配されており、イ
ンターリーブ処理による本来のデータに対する悪影響を
回避できる。また、次のクラスタCk+1を記録するとき
には、クラスタCk との間の5個のリンキング用セクタ
L1〜L5の内の3個のセクタL3〜L5がラン−インブロック
として用いられるから、セクタL3は重複して記録される
ことになるが、何ら問題はない。また、ライインブロッ
クまたはランアウトブロックの一方のL3を除いた37
セクタを単位として記録を行ってもよい。
【0053】このようなクラスタ単位の記録を行わせる
ことにより、他のクラスタとの間でのインターリーブに
よる相互干渉を考慮する必要がなくなり、データ処理が
大幅に簡略化される。また、フォーカス外れ、トラッキ
ングずれ、その他の誤動作等により、記録時に記録デー
タが正常に記録できなかった場合には上記クラスタ単位
で再記録が行え、再生時に有効なデータ読み取りが行え
なかった場合には上記クラスタ単位で再読み取りが行え
る。
【0054】ところで、1セクタ(ブロック)は、23
52バイトから成り、先頭から同期用の12バイト、ヘ
ッダ用の4バイト、及びデータD0001〜D2336となる2
336バイトが、この順に配列されている。このセクタ
構造(ブロック構造)は、図7のように2次元配列デー
タとして表され、上記同期用の12バイトは、最初の1
バイトが00H(Hは16進数を示す)で、10バイト
のFFHが続き、最後の1バイトが00Hとなってい
る。次の4バイトのヘッダは、それぞれ1バイトずつの
分、秒、ブロックのアドレス部分に続いて、モード情報
用の1バイトから成っている。このモード情報は、主と
してCD−ROMのモードを示すためのものであり、図
6や図7に示すセクタ構造は、CD−ROMフォーマッ
トのモード2に相当している。CD−Iは、このモード
2を用いた規格であり、上記データのD0001〜D0008の
内容が、図8のように規定されている。
【0055】図9は、CD−Iの規格のフォーム1及び
フォーム2を示しており、同期用12バイト及びヘッダ
用4バイトは、上記CD−ROMのモード2(図6及び
図7参照)と同じものである。次のサブヘッダ用の8バ
イトは、上記図5のように規定されており、データD00
01、D0005がファイル番号、データD0002、D0006がチ
ャンネル番号、データD0003、D0007がサブモード情
報、データD0004、D0008がデータタイプ情報となって
いる。データD0001〜D0004とD0005〜D0008とは、同
じ内容が2重書きされているものである。以下の232
8バイトは、図9(A)のフォーム1ではユーザデータ
用の2048バイト、エラー検出用の4バイト、Pパリ
ティ用の172バイト、及びQパリティ用の104バイ
トから成っている。このフォーム1は、文字情報、バイ
ナリデータ、高圧縮ビデオデータ等を記録する用途に用
いられる。図9(B)のフォーム2では、サブヘッダ以
下の2324バイトがユーザデータ、残り4バイトがリ
ザーブデータとなっており、このフォーム2は、圧縮オ
ーディオデータやビデオデータの記録に用いられる。圧
縮オーディオデータの場合には、ユーザデータの232
4バイト内に、128バイトのサウンドグループが18
グループ(2304バイト)配置され、残り20バイト
は空きスペースとなっている。
【0056】ところで、このようなセクタ構造のデータ
がディスク上に記録される際には、エンコーダ15によ
りパリティ付加やインターリーブ処理等を含む符号化処
理が施され、EFM(8-14変調)処理が施されて、図1
0に示すような記録フォーマットにて記録が行われる。
この図10において、1ブロック(1セクタ)が第1フ
レームから第98フレームまでの98フレームから成
り、1フレームはチャンネルクロック周期Tの 588倍(5
88T) で、1フレーム内には、24T(+接続ビット3
T)のフレーム同期パターン部分、14T(+接続ビッ
ト3T)のサブコード部分、及び 544Tのデータ(オー
ディオデータ及びパリティデータ)部分が設けられてい
る。 544Tのデータ部分は、12バイト(12シンボ
ル)のオーディオデータ、4バイトのパリティデータ、
12バイトのオーディオデータ、及び4バイトのパリテ
ィデータがいわゆるEFM変調されたものであり、1フ
レーム内のオーディオデータは24バイト(すなわちオ
ーディオサンプルデータの1ワードが16ビットである
から12ワード)となっている。上記サブコード部分は
8ビットのサブコードデータがEFM変調されたもので
あり、98フレーム単位でブロック化されて、各ビット
が8つのサブコードチャンネルP〜Wを構成している。
ただし第1及び第2フレームのサブコード部分は、EF
M変調の規則外(アウトオヴルール)のブロック同期パ
ターンS0,1 となっており、各サブコードチャンネル
P〜Wは第3フレームから第98フレームまでのそれぞ
れ96ビットずつとなっている。
【0057】上記オーディオデータはインターリーブ処
理されて記録されているが、再生時にはデインターリー
ブ処理されて時間の順序に従ったデータ配列のオーディ
オデータとされる。このオーディオデータの代わりに、
例えば図7や図9に示すようなCD−Iデータ等を記録
することができる。ところで、上記図5のディスク記録
再生装置において、A/D変換器12から得られるディ
ジタルデータは、図11図に示すように、上記CD−D
Aフォーマットと同様のデータ、すなわちサンプリング
周波数44.1kHz、量子化ビット数16ビット、デー
タ転送速度75セクタ/秒のオーディオPCMデータで
ある。これがADPCMエンコーダ13に送られて、例
えば上記Bレベルのステレオモードにビット圧縮される
場合には、先ず37.8kHzのサンプリング周波数にレ
ート変換され、量子化ビット数が4ビットに圧縮される
ことにより、データ転送レートが1/4の18.75セ
クタ/秒のADPCMオーディオデータとなって出力さ
れる。このADPCMエンコーダ13から18.75セ
クタ/秒の転送速度で連続的に出力されるBレベル・ス
テレオモードのADPCMオーディオデータは、メモリ
14に供給される。
【0058】上記システムコントローラ7は、図12に
示すように、上記メモリ14のライトポインタ(W) を1
8.75セクタ/秒の転送速度で連続的にインクリメン
トすることにより、ADPCMオーディオデータを上記
メモリ14に18.75セクタ/秒の転送速度で連続的
に書き込み、上記メモリ14内に記憶されている上記A
DPCMオーディオデータのデータ量が所定量K以上に
なると、上記メモリ14のリードポインタ(R) を75セ
クタ/秒の転送速度でバースト的にインクリメントし
て、上記メモリ14から上記ADPCMオーディオデー
タを記録データとして所定量Kだけ上記75セクタ/秒
の転送速度でバースト的に読み出すようにメモリ制御を
行う。ただし、上記所定量は1クラスタ分のデータ量を
単位としている。
【0059】すなわち、上記図5に示すディスク記録再
生装置の記録系においては、上記システムコントローラ
7による上記メモリ制御によって、上記ADPCMエン
コーダ13から例えば18.75セクタ/秒の転送速度
で連続して出力されるADPCMオーディオデータを上
記18.75セクタ/秒の転送速度で上記メモリ14に
書き込み、このメモリ14内に記憶されている上記AD
PCMオーディオデータのデータ量が所定量K以上にな
ると、上記メモリ14から上記ADPCMオーディオデ
ータを記録データとして所定量Kだけ75セクタ/秒の
転送速度でバースト的に読み出すようにしたので、上記
メモリ14内に常に所定量以上のデータ書き込み領域を
確保しながら入力データを上記メモリ14に連続的に書
き込むことができる。ここで、上記メモリ14からバー
スト的に読み出される記録データは、上記システムコン
トローラ7により上記光磁気ディスク2の記録トラック
上の記録位置を制御することによって、上記光磁気ディ
スク2の記録トラック上で連続する状態に記録すること
ができる。しかも上述のように上記メモリ14には常に
所定量以上の空き領域が確保されているので、外乱等に
よりトラックジャンプ等が発生したことを上記システム
コントローラ7が検出して上記光磁気ディスク2に対す
る記録動作を中断した場合にも、上記所定量以上の空き
領域に入力データを書き込み続け、その間に復帰処理動
作を行うことができ、上記光磁気ディスク2の記録トラ
ック上には、リアルタイムで入力された入力データを連
続した状態に記録することができる。
【0060】なお、上記光磁気ディスク2には、上記セ
クタの物理アドレスに対応するヘッダタイムデータが上
記ADPCMオーディオデータにセクタ毎に付加されて
記録される。また、その記録領域と記録モードを示す目
録データが目録領域(リードイン領域、TOC領域)に
記録される。次に、図5のディスク記録再生装置におけ
る再生系では、上記システムコントローラ7は、図13
に示すように、上記メモリ22のライトポインタ(W) を
75セクタ/秒の転送速度でインクリメントして、上記
再生データを上記メモリ22に75セクタ/秒の転送速
度で書き込むとともに、上記メモリ22のリードポイン
タ(R) を18.75セクタ/秒の転送速度で連続的にイ
ンクリメントして、上記メモリ22から上記再生データ
を上記18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み
出し、上記ライトポインタ(W) が上記リードポインタ
(R) に追い付いたら書き込みを停止し、上記メモリ22
内に記憶されている上記再生データのデータ量が所定量
L以下になると書き込みを行うように上記メモリ22の
ライトポインタ(W) を75セクタ/秒の転送速度でバー
スト的にインクリメントしてメモリ制御を行う。
【0061】従って、このようなディスク記録再生装置
の再生系においては、上記システムコントローラ7によ
る上記メモリ制御によって、上記光磁気ディスク2の記
録トラックから再生されるBレベル・ステレオモードの
ADPCMオーディオデータを75セクタ/秒の転送速
度でバースト的に上記メモリ22に書き込み、上記メモ
リ14から上記ADPCMオーディオデータを再生デー
タとして18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読
み出すようにしたので、上記メモリ22内に常に所定量
L以上のデータを確保しながら、再生データを上記メモ
リ22から連続的に読み出すことができる。また、上記
光磁気ディスク2からバースト的に読み出される再生デ
ータは、上記システムコントローラ7により上記光磁気
ディスク2の記録トラック上の再生位置を制御すること
によって、上記光磁気ディスク2の記録トラックから連
続する状態で再生することができる。しかも、上述のよ
うに上記メモリ22には常に所定量L以上のデータが確
保されているので、外乱等によりトラックジャンプ等が
発生したことを上記システムコントローラ7が検出して
上記光磁気ディスク2に対する再生動作を中断した場合
にも、上記メモリ22に蓄えられている再生データを読
み出してアナログオーディオ信号の出力を継続すること
ができその間に復帰処理動作を行うことができる。
【0062】ここで、このディスク記録再生装置では、
Bレベル・ステレオモードのADPCMオーディオデー
タの記録・再生について説明したが、他のCD−I方式
における他のモードのADPCMオーディオデータにつ
いても同様に記録・再生を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】本発明に係るディスク状記録媒体によれ
ば、ディスクのデータ記録領域の内径寸法を28mm〜5
0mmの範囲内の所定値に設定し、データ記録領域の内径
寸法が28mmのときの外径寸法は58mm〜62mmの範囲
内の値とし、データ記録領域の内径寸法が50mmのとき
の外径寸法は71mm〜73mmの範囲内の値とすることに
より、小型携帯用のディスク記録/再生装置に使用可能
とすると共に、例えば圧縮率が1/4の圧縮オーディオ
データを記録することで標準的な12cmCDと同程度
の再生時間を実現可能としたものである。すなわち、ト
ラックピッチが1.6μm、線速度が1.2〜1.4m
/s、圧縮率が1/4の圧縮オーディオデータを記録す
るとき、最低でも約60分、平均的には約72分〜76
分の記録再生時間を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例となるディスク状記録媒体の
データ記録領域の内径寸法と外径寸法との関係を示すグ
ラフである。
【図2】ディスク状記録媒体の平面図である。
【図3】該ディスク状記録媒体をカートリッジに収納し
た状態を示す概略平面図である。
【図4】マグネットクランプ方式のディスクを説明する
ための断面図である。
【図5】本発明の一実施例としてのディスク記録再生装
置の構成例を示すブロック図である。
【図6】記録単位となるクラスタ構造のフォーマットを
示す図である。
【図7】1セクタ(1ブロック)のデータ構造の一例を
示す図である。
【図8】サブヘッダの内容を示す図である。
【図9】いわゆるCD−Iのセクタ内データ構造を示す
図である。
【図10】いわゆるCDの規格におけるフレーム及びブ
ロック(セクタ)のフォーマットを示す図である。
【図11】上記ディスク記録再生装置に用いたデータフ
ォーマットを示す図である。
【図12】上記ディスク記録再生装置の記録系において
メモリ制御されたメモリの状態を示す図である。
【図13】上記ディスク記録再生装置の再生系において
メモリ制御されたメモリの状態を示す図である。
【符号の説明】
2・・・・・光磁気ディスク 3・・・・・光学ヘッド 4・・・・・磁気ヘッド 6・・・・・サーボ制御回路 7・・・・・システムコントローラ 10・・・・入力端子 31・・・・ディスクカートリッジ 32・・・・ディスク 38・・・・センターホール RA・・・・データ記録領域 dI ・・・・データ記録領域の内径寸法 dO ・・・・データ記録領域の外径寸法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスクのデータ記録領域の内径寸法を
    28mm〜50mmの範囲内の所定値に設定するとき、上記
    データ記録領域の内径寸法が28mmのときの外径寸法は
    58mm〜62mmの範囲内の値とし、上記データ記録領域
    の内径寸法が50mmのときの外径寸法は71mm〜73mm
    の範囲内の値とすることを特徴とするディスク状記録媒
    体。
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