JP3407734B2 - ディスク及びデータ記録方法 - Google Patents

ディスク及びデータ記録方法

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JP3407734B2
JP3407734B2 JP2000386055A JP2000386055A JP3407734B2 JP 3407734 B2 JP3407734 B2 JP 3407734B2 JP 2000386055 A JP2000386055 A JP 2000386055A JP 2000386055 A JP2000386055 A JP 2000386055A JP 3407734 B2 JP3407734 B2 JP 3407734B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続信号をディジタル
化した入力データにビット圧縮処理を施して記録するデ
ィスク及びデータ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、磁気ディスクに比べて記
録容量を2〜3桁程度大きくでき、テープ状記録媒体に
比べて高速アクセスが可能である。また、媒体に対して
非接触でデータの記録/再生が行え耐久性に優れる等の
利点を有していることから、近年において多く用いられ
るようになってきている。この光ディスクとしては、い
わゆるCD(コンパクトディスク)が最も広く知られて
いる。
【0003】ところで、光ディスクを用いて携帯用の、
特にいわゆるポケットサイズ程度のヘッドホンステレオ
装置あるいはそれに類似する記録及び/又は再生装置を
提供しようとする場合において、例えば上述したような
既存のCDにおいては、ディスク径が12cmのもの
と、8cmのもの(いわゆるCDシングル)とがフォー
マット上規格化されているが、径が12cmのディスク
では、記録再生装置の外形寸法が大きくなり過ぎて携帯
性に悪いことから、8cm、あるいはより小さな径のデ
ィスクを用いることが考えられる。しかしながら、この
8cm程度以下の小さな径の光ディスクを用いて携帯用
あるいはポケットサイズ程度の記録及び/又は再生装置
を構成しようとする場合には、次のような問題がある。
【0004】先ず、サンプリング周波数が44.1kH
zで16ビット量子化されたステレオのディジタルPC
Mオーディオ信号が記録された光ディスクがメーカ側か
ら供給され、ユーザ側では再生のみが行われるような標
準的なCDフォーマット(CD−DAフォーマット)に
おいては、径が8cmのディスクの再生時間(記録時
間)は最大でも20分〜22分程度と短く、クラシック
音楽の交響曲を1曲通して収録できないことになる。再
生時間としては、現在の12cmCDと同程度の最大7
4分強程度が望まれる。また、このCD−DAフォーマ
ットにおいては、ユーザ側での記録が行えない。さら
に、非接触の光学ピックアップ装置は機械的な振動等に
弱く、振動等によりトラックずれやフォーカスずれ等が
生じ易いため、装置を携帯する場合においては、これら
のトラックずれやフォーカスずれ等による再生動作への
悪影響を抑えるための何らかの強力な対策が必要とされ
る。
【0005】次に、上記標準的なCDフォーマット(C
D−DAフォーマット)の拡張フォーマットとしてのC
D−MOフォーマット(記録可能な光磁気ディスクを用
いるフォーマット)では、径を8cmとしたディスクの
記録再生時間が上記CD−DAフォーマットと同じく2
0分〜22分程度であり、短いという欠点がある。ま
た、機械的振動等による光学ピックアップ装置のトラッ
クずれやフォーカスずれが生じ易く、これによる記録、
再生動作への悪影響を防止する対策が必要とされる。
【0006】次に、CD−I(CD−インタラクティ
ブ)フォーマットにおいては、ビット圧縮されたディジ
タルオーディオ信号を記録/再生するモードとして、次
の表1に示すような各レベルが規定されている。
【0007】
【表1】
【0008】この表1において、例えばレベルBのモー
ドで記録されたディスクを再生するときには、標準的な
CD−DAフォーマットのディジタル信号を約4倍にビ
ット圧縮した信号が再生される。従って、例えば記録デ
ータの全てがステレオのオーディオ圧縮データとなって
いるときには、約4倍の時間(あるいは4チャンネル
分)の再生が行えるようになり、径が8cm程度以下の
光ディスクでも70分程度の記録再生が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記CD−
Iフォーマットにおいては、標準のCD−DAフォーマ
ットと同じ線速度でディスクが回転駆動されることよ
り、連続するオーディオ圧縮データがディスク上での記
録単位のn単位につき1単位の割合で再生されることに
なる。この単位は、ブロックあるいはセクタと称される
ものであり、1ブロック(セクタ)は98フレームで、
周期は1/75秒である。nは上記再生時間、あるいはデー
タのビット圧縮率に応じた数値であり、例えばレベルB
のステレオのモードでは、n=4となる。従って、この
レベルBのステレオのモードでは、セクタ単位で、S
D D D S D D D ・・・(ただし、Sはオ
ーディオセクタ、Dは他のデータセクタ)のように、4
セクタにつき1セクタがオーディオセクタとされたデー
タ列が、ディスクに記録されていることになる。ただし
実際の記録時には、上記データ列は、通常のCDフォー
マットのオーディオデータに対するのと同様な所定のエ
ンコード処理(誤り訂正符号化処理及びインターリーブ
処理)が施されるため、ディスク上の記録セクタにはオ
ーディオセクタSのデータとデータセクタDのデータと
が分散されて配置されることになる。ここで上記他のデ
ータセクタDとしては、例えばビデオデータやコンピュ
ータデータ等が用いられるわけであるが、このデータセ
クタDにもビット圧縮オーディオ信号を用いる場合に
は、4チャンネル分のオーディオセクタS1〜S4が順
次巡回的に配置されたデータ列〔S1,S2,S3,S
4,S1,S2,S3,S4・・・〕がエンコード処理
されてディスク上に記録されることになる。
【0010】そして、連続するオーディオ信号を記録再
生する場合には、上記4チャンネルのオーディオ信号を
第1チャンネルから順次第4チャンネルまで接続して用
いることになる。このとき、ディスク最内周からオーデ
ィオセクタS1に対応する第1チャンネルのデータを最
外周まで再生した後、再びディスク最内周に戻って、今
度はオーディオセクタS2に対応する第2チャンネルの
データを最外周まで再生し、次に再びディスク最内周か
ら次のオーディオセクタS3に対応する第3チャンネル
のデータを最外周まで再生し、最後に再びディスク最内
周から残りのオーディオセクタS4に対応する第4チャ
ンネルのデータを最外周まで再生することによって、連
続した4倍の時間の再生が行われるわけである。
【0011】ところが、上述のような連続再生の際に
は、最外周から最内周に戻る長距離のトラックジャンプ
動作が何度か必要となり、このトラックジャンプ動作は
瞬時には行えないため、この間の再生データが無くなっ
て再生音が途切れてしまうという大きな問題がある。ま
た、連続するオーディオ信号を記録しようとすると、記
録時のインターリーブ処理の関係から、例えばセクタS
2の信号のみを単独に記録することはできず、隣接する
セクタS1とS3、あるいはさらに周辺のセクタのデー
タをも含めたインターリーブが必要となって、既に記録
されているセクタの信号を書き換えることが必要とな
る。従って、このような連続的な圧縮オーディオデータ
の記録は非常に困難である。
【0012】
【0013】本発明は、極めて長い畳み込まれたインタ
ーリーブ処理が施されたデータ構造を有する記録データ
の記録再生が行われる記録再生領域と、この記録再生領
域と同じデータ構造の記録データが記録され、しかも、
サブコードとして記録される付加データの記録領域を有
するディスクを提供するものである。
【0014】また、本発明は、インターリーブ処理が施
されたデータ構造を有する記録データの記録ができ、し
かも、上記再生専用領域におけるサブデータの記録量を
記録再生領域に比べ多くすることができるデータ記録方
法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク
は、一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各クラスタの
接続部分にインターリーブ処理の際のインターリーブ長
より長いクラスタ接続用セクタが設けられ、上記インタ
ーリーブ処理が施された上記クラスタ接続用セクタが付
加されたクラスタを記録単位として記録データがクラス
タ単位で記録される光磁気領域からなる記録再生領域
と、上記一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各クラス
タの接続部分にインターリーブ処理の際のインターリー
ブ長より長いクラスタ接続用セクタが設けられ、上記イ
ンターリーブ処理が施された上記クラスタ接続用セクタ
が付加されたクラスタを記録単位として記録データがク
ラスタ単位で記録されているとともに、上記クラスタ接
続用セクタにサブコードセクタ付加データが記録されて
いるピット領域からなる再生専用領域を備えたことを特
徴とする。
【0016】また、本発明に係るデータ記録方法は、一
定数のセクタ毎にクラスタ化され、各クラスタの接続部
分にインターリーブ処理の際のインターリーブ長より長
いクラスタ接続用セクタが設けられ、上記インターリー
ブ処理が施された上記クラスタ接続用セクタが付加され
たクラスタを記録単位として記録データが記録される光
磁気領域からなる記録再生領域と、上記一定数のセクタ
毎にクラスタ化され、各クラスタの接続部分にインター
リーブ処理の際のインターリーブ長より長いクラスタ接
続用セクタが設けられ、上記インターリーブ処理が施さ
れた上記クラスタ接続用セクタが付加されたクラスタを
記録単位として記録データが記録されているピット領域
からなる再生専用領域を備えたディスクに対するデータ
記録方法において、上記サブコードセクタとして使用す
る上記再生専用領域のクラスタ接続用セクタの数を、上
記サブコードセクタとして使用する上記記録再生領域の
クラスタ接続用セクタの数より多くしたことを特徴とす
る。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】先ず図1は、本発明の一実施例と
なる光ディスク記録再生装置の概略構成を示すブロック
回路図である。
【0019】この図1に示す光ディスク記録再生装置
は、データの記録再生可能な記録再生領域を有する光磁
気ディスクと、記録データの再生専用領域を有する再生
専用の光ディスクと、さらに、データの記録再生可能な
記録再生領域と記録データの再生専用領域を有する光磁
気ディスクが記録媒体として使用されるもので、これら
のディスクがスピンドルモータ1により回転駆動される
ようになっている。ここでは、例えば図2に示すように
再生専用領域A10とこの再生専用領域A10の外側に
設けられた記録再生領域A20とを有する光磁気ディス
ク2が上記スピンドルモータ1により回転駆動されるよ
うになっている。
【0020】上記光磁気ディスク2の再生専用領域A
10は、演奏情報などのデータが記録されたデータ領域
11と、その内周側に設けられたリードイン領域A
12とを有している。このリードイン領域A12には、
上記データ領域A11の記録位置や記録内容を示す目録
(TOC :Table of Contents)データが記録されている。
この再生専用領域A10には、ディジタルデータが
「1」,「0」に対応するピットの有無として記録され
ている。
【0021】また、上記光ディスク1の記録再生領域A
20は、演奏情報などのデータが記録されるデータ領域
21と、その内周側に設けられたリードイン領域A
22とを有している。このリードイン領域A22には、
上記データ領域A21の記録位置や記録内容を示すTO
Cデータが記録されている。この記録再生領域A20
光磁気記録媒体領域となっている。
【0022】そして、この実施例の光ディスク記録再生
装置は、上記スピンドルモータ1により回転される光磁
気ディスク1に対し、例えば光学ヘッド3によりレーザ
光を照射した状態で記録データに応じた変調磁界を磁気
ヘッド4により印加することによって、上記光磁気ディ
スク2の上記記録再生領域A20の記録トラックに沿っ
てデータの記録(いわゆる磁界変調記録)を行い、また
上記光磁気ディスク2の再生専用領域A10及び記録再
生領域A20の記録トラックを上記光学ヘッド3により
レーザ光でトレースすることによって、光学的にデータ
の再生を行うものである。
【0023】上記光学ヘッド3は、例えば図3に示すよ
うに、レーザダイオード等のレーザ光源31やコリメー
タレンズ32、ビームスプリッタ33、対物レンズ3
4、偏光ビームスプリッタ35等の光学部品及び上記偏
光ビームスプリッタ35により分離された光を検出する
第1及び第2のフォトディテクタ36,37、これらの
フォトディテクタ36,37による各検出出力を加算合
成する第1の信号合成器38及び各検出出力を減算合成
する第1の信号合成器39等から構成されており、上記
光磁気ディスク1を間にして上記磁気ヘッド4と対向す
る位置に設けられている。この光学ヘッド3は、上記光
磁気ディスク2の記録再生領域A20にデータを記録す
るときに、後述する記録系のヘッド駆動回路16により
上記磁気ヘッド4が駆動されて記録データに応じた変調
磁界が印加される上記光磁気ディスク2の目的トラック
に照射することによって、熱磁気記録によりデータ記録
を行う。また、この光学ヘッド3は、目的トラックに照
射したレーザ光の反射光を検出することにより、例えば
所謂非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、また
例えば所謂プッシュプル法によりトラッキングエラーを
検出する。さらに、この光学ヘッド3は、上記光磁気デ
ィスク2の再生専用領域A10からデータを再生すると
きには、レーザ光の目的トラックからの反射光の光量変
化を検出することにより再生信号を得ることができ、上
記フォトディテクタ36,37による各検出出力を上記
第1の信号合成器38により加算合成した再生信号を切
り換えスイッチ40を介して出力する。また、上記光磁
気ディスク2の記録再生領域A からデータを再生す
るときには、レーザ光の目的トラックからの反射光の偏
光角(カー回転角)の違いを検出することにより再生信
号を得ることができ、上記フォトディテクタ36,37
による各検出出力を上記第2の信号合成器39により減
算合成した再生信号を上記切り換えスイッチ40を出力
する。ここで、上記切り換えスイッチ40は、後述する
システムコントローラ7により各動作モードに応じた切
り換え制御がなされるようになっている。
【0024】上記光学ヘッド3の出力は、図1に示すよ
うにRF回路5に供給される。このRF回路5は、上記
光学ヘッド3の出力からフォーカスエラー信号やトラッ
キングエラー信号を抽出してサーボ制御回路6に供給す
るとともに、再生信号を2値化して後述する再生系のデ
コーダ21に供給する。
【0025】上記サーボ制御回路6は、例えばフォーカ
スサーボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路、スピ
ンドルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回路
などから構成される。上記フォーカスサーボ制御回路
は、上記フォーカスエラー信号が零になるように、上記
光学ヘッド3の光学系のフォーカス制御を行う。また、
上記トラッキングサーボ制御回路は、上記トラッキング
エラー信号が零になるように上記光学ヘッド3の光学系
のトラッキング制御を行う。さらに、上記スピンドルモ
ータサーボ制御回路は、上記光磁気ディスク2を所定の
回転速度(例えば一定線速度)で回転駆動するように上
記スピンドルモータ1を制御する。また、上記スレッド
サーボ制御回路は、システムコントローラ7により指定
される上記光磁気ディスク2の目的トラック位置に上記
光学ヘッド3及び磁気ヘッド4を移動させる。このよう
な各種制御動作を行う上記サーボ制御回路6は、該サー
ボ制御回路6により制御される各部の動作状態を示す情
報を上記システムコントローラ7に供給する。
【0026】また、上記システムコントローラ7は、キ
ー入力操作部8や表示部9が接続されている。このシス
テムコントローラ7は、上記キー入力操作部8による操
作入力情報により指定される動作モードで記録系及び再
生系の制御を行う。また、このシステムコントローラ7
は、上記光磁気ディスク2の記録トラックから再生され
るセクタ単位のアドレス情報に基づいて、上記光学ヘッ
ド3及び磁気ヘッド4がトレースしている上記記録トラ
ック上の記録位置や再生位置を管理する。
【0027】そして、この光ディスク記録再生装置の記
録系は、入力端子10からローパスフィルタ11を介し
てアナログのオーディオ信号AINが供給されるA/D
変換器12を備えている。
【0028】上記A/D変換器12は、上記オーディオ
信号AINを量子化し、2ch×16bit ×44.1kH
z≒1.4M bit/sのデータレートのディジタルオー
ディオデータを形成する。このA/D変換器12から得
られたディジタルオーディオデータは、ATRAC(Ad
aptive Transform Acoustic Coding) エンコーダ13に
供給される。
【0029】このATRACエンコーダ13は、上記オ
ーディオ信号AINを上記A/D変換器12により量子
化した1.4M bit/sのデータレートのディジタルオ
ーディオデータについて、最大約20msのデータを1
ブロックとして、時間軸の波形をいわゆる直交変換によ
って周波数軸の約1,000の成分に分析し、聴感上重
要な周波数成分から順に抽出して300k bit/sのデ
ータレートのディジタルオーディオデータを生成する。
すなわち、上記1.4M bit/sのデータレートのディ
ジタルオーディオデータを1/5の300k bit/sの
データレートのディジタルオーディオデータに圧縮する
処理を行う。これによりデータの転送速度を標準のCD
−DAフォーマットにおける75セクタ/秒から15セ
クタ/秒に変換する。
【0030】次に上記メモリ14は、データの書き込み
及び読み出しが上記システムコントローラ7により制御
され、上記ATRACエンコーダ13から供給される圧
縮オーディオデータを一時的に記憶しておき、必要に応
じてディスク上に記録するためのバッファメモリとして
用いられている。すなわち、上記ATRACエンコーダ
13から供給される圧縮オーディオデータは、そのデー
タ転送速度が、標準的な75セクタ/秒のデータ転送速
度の1/5、すなわち15セクタ/秒に低減されてお
り、この圧縮データがメモリ14に連続的に書き込まれ
る。この圧縮データは、5セクタにつき1セクタの記録
を行えば足りるが、このような5セクタおきの記録は事
実上不可能に近いため、後述するようなセクタ連続の記
録を行うようにしている。この記録は、休止期間を介し
て、所定の複数セクタ(例えば32セクタ+数セクタ)
から成るクラスタを記録単位として、75セクタ/秒の
データ転送速度でバースト的に行われる。すなわちメモ
リ14においては、上記ビット圧縮レートに応じた15
(=75/5)セクタ/秒の低い転送速度で連続的に書
き込まれた圧縮オーディオデータが、記録データとして
上記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に読み出さ
れる。この読み出されて記録されるデータについて、記
録休止期間を含む全体的なデータ転送速度は、上記15
セクタ/秒の低い速度となっているが、バースト的に行
われる記録動作の時間内での瞬時的なデータ転送速度は
上記75セクタ/秒となっている。
【0031】上記メモリ14から上記75セクタ/秒の
転送速度でバースト的に読み出された圧縮オーディオデ
ータすなわち記録データは、エンコーダ15に供給され
る。ここで、上記メモリ14からエンコーダ15に供給
されるデータ列において、1回の記録で連続記録される
単位は、複数セクタ(例えば32セクタ)から成るクラ
スタ及び該クラスタの前後位置に配されたクラスタ接続
用の数セクタとしている。このクラスタ接続用セクタ
は、エンコーダ15でのインターリーブ長より長く設定
しており、インターリーブされても他のクラスタのデー
タに影響を与えないようにしている。
【0032】すなわち、この光ディスク記録再生装置に
おける記録データ(メモリ14から読み出されたデー
タ)は、一定数のセクタ(あるいはブロック)毎にクラ
スタ化され、これらのクラスタの間にクラスタ接続用の
いくつかのセクタが配された形態となっている。具体的
には図4に示すように、クラスタCは32個のセクタ
(ブロック)B0〜B31と1個のサブコードセクタS
と3個の接続用(リンキング用)セクタL1〜L3の計
36セクタからなり、上記リンキングセクタL1〜L3
を介して隣のクラスタと連結されている。ここで1つの
クラスタ、例えばk番目のクラスタC を記録する場
合には、このクラスタC の32個のセクタB0〜B
31及び1個のサブコードセクタSのみならず、クラス
タCk−1側の2個のセクタL2,L3(ラン−インブ
ロック)とクラスタCk+1 側の1個のセクタL1
(ラン−アウトブロック)とを含めて、計36セクタを
単位として記録を行うようにしている。このとき、これ
らの36セクタ分の記録データが上記メモリ14からエ
ンコーダ15に送られ、このエンコーダ15でインター
リーブ処理が行われることにより、最大108フレーム
(約1.1セクタに相当)の距離の並べ換えが行われる
が、上記クラスタC 内のデータについては、上記ラ
ン−インブロックL2,L3からラン−アウトブロック
L1までの範囲内に充分に収まっており、他のクラスタ
k−1 やCk+1 に影響を及ぼすことがない。な
お、リンキング用セクタL1〜L3には、例えば0等の
ダミィデータが配されており、インターリーブ処理によ
る本来のデータに対する悪影響を回避できる。
【0033】このようなクラスタ単位の記録を行わせる
ことにより、他のクラスタとの間でのインターリーブに
よる相互干渉を考慮する必要がなくなり、データ処理が
大幅に簡略化される。また、フォーカス外れ、トラッキ
ングずれ、その他の誤動作等により、記録時に記録デー
タが正常に記録できなかった場合には上記クラスタ単位
で再記録が行え、再生時に有効なデータ読み取りが行え
なかった場合には上記クラスタ単位で再読み取りが行え
る。
【0034】上記エンコーダ15は、上記メモリ14か
ら上述したようにバースト的に供給される記録データに
ついて、エラー訂正のための符号化処理(パリティ付加
及びインターリーブ処理)やEFM符号化処理などを施
す。このエンコーダ15による符号化処理の施された記
録データが、上記磁気ヘッド駆動回路16に供給され
る。この磁気ヘッド駆動回路16は、上記磁気ヘッド4
が接続されており、上記記録データに応じた変調磁界を
上記光磁気ディスク2に印加するように上記磁気ヘッド
4を駆動する。
【0035】また、上記システムコントローラ7は、上
記メモリ14に対する上述の如きメモリ制御を行うとと
もに、このメモリ制御により上記メモリ14からバース
ト的に読み出される上記記録データを上記光磁気ディス
ク2の記録トラックに連続的に記録するように記録位置
の制御を行う。この記録位置の制御は、上記システムコ
ントローラ7により上記メモリ14からバースト的に読
み出される上記記録データの記録位置を管理して、上記
光磁気ディスク2の記録トラック上の記録位置を指定す
る制御信号を上記サーボ制御回路6に供給することによ
って行われる。
【0036】すなわち、この光ディスク記録再生装置に
おいて、上記A/D変換器12から得られるディジタル
データは、上述のようにサンプリング周波数44.1k
Hz、量子化ビット数16ビット、データ転送速度75
セクタ/秒のオーディオPCMデータである。これがA
TARCエンコーダ13に送られて、データ転送レート
が1/5の15セクタ/秒の圧縮オーディオデータとな
って出力される。このATRACエンコーダ13から1
5セクタ/秒の転送速度で連続的に出力される圧縮オー
ディオデータが上記メモリ14に供給される。
【0037】そして、上記システムコントローラ7は、
図5に示すように、上記メモリ14のライトポインタW
を15セクタ/秒の転送速度で連続的にインクリメント
することにより、圧縮オーディオデータを上記メモリ1
4に15セクタ/秒の転送速度で連続的に書き込み、上
記メモリ14内に記憶されている上記圧縮オーディオデ
ータのデータ量が所定量K以上になると、上記メモリ1
4のリードポインタRを75セクタ/秒の転送速度でバ
ースト的にインクリメントして、上記メモリ14から上
記圧縮オーディオデータを記録データとして所定量Kだ
け上記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に読み出
すようにメモリ制御を行う。
【0038】このような上記システムコントローラ7に
よる上記メモリ制御によって、上記ATRACエンコー
ダ13から例えば15セクタ/秒の転送速度で連続して
出力される圧縮オーディオデータを上記15セクタ/秒
の転送速度で上記メモリ14に書き込み、このメモリ1
4内に記憶されている上記圧縮オーディオデータのデー
タ量が所定量K以上になると、上記メモリ14から上記
圧縮オーディオデータを記録データとして所定量Kだけ
75セクタ/秒の転送速度でバースト的に読み出すよう
にしたので、上記メモリ14内に常に所定量以上のデー
タ書き込み領域を確保しながら入力データを上記メモリ
14に連続的に書き込むことができる。
【0039】ここで、上記メモリ14からバースト的に
読み出される記録データは、上記システムコントローラ
7により上記光磁気ディスク2の記録トラック上の記録
位置を制御することによって、上記光磁気ディスク2の
記録トラック上で連続する状態に記録することができ
る。しかも上述のように上記メモリ14には常に所定量
以上のデータ書き込み領域が確保されているので、外乱
等によりトラックジャンプ等が発生したことを上記シス
テムコントローラ7が検出して上記光磁気ディスク2に
対する記録動作を中断した場合にも、上記所定量以上の
データ書き込み領域に入力データを書き込み続け、その
間に復帰処理動作を行うことができ、上記光磁気ディス
ク2の記録トラック上には、入力データを連続した状態
に記録することができる。
【0040】なお、上記光磁気ディスク2には、上記セ
クタの物理アドレスに対応するヘッダタイムデータが上
記圧縮オーディオデータにセクタ毎に付加されて記録さ
れる。また、その記録領域や記録内容などを示す目録デ
ータが目録領域に記録される。
【0041】ここで、上記光磁気ディスク2の再生専用
領域A10にピットの有無として記録されている記録デ
ータは、上述の図4に示した記録再生領域A20におけ
る記録データの接続用セクタL1 〜L3 をサブコードセ
クタSとして、図6に示すように、32個のクラスタC
は32個のセクタ(ブロック)B0〜B31と4個のサ
ブコードセクタS1〜S4の計36セクタで1クラスタ
が構成されている。上記再生専用領域A10の記録デー
タは書き換えられることがないので、上記接続用セクタ
L1 〜L3 サブコードセクタSとして用いることができ
る。そして、このように上記再生専用領域A10には、
1クラスタ毎に4個のサブコードセクタS1〜S4を設
けることによって、上記記録再生領域A20の1クラス
タ毎に1個のサブコードセクタSに記録する付加データ
の3倍の量の付加データを上記サブコードセクタS1〜
S4に記録することができる。
【0042】次に、この光ディスク記録再生装置におけ
る再生系について説明する。
【0043】この再生系は、上記光磁気ディスク2の再
生専用領域A10及び記録再生領域A20の記録トラッ
ク上に連続的に記録された記録データを再生するための
ものであり上記光学ヘッド3によって上記光磁気ディス
ク2の記録トラックをレーザ光でトレースすることによ
り得られる再生出力、すなわち、上記第1の信号合成器
38上記切り換えスイッチ40を介して出力される上記
再生専用領域A10の再生信号又は第2の信号合成器3
9から上記切り換えスイッチ40を介して出力される上
記記録再生領域A20の再生信号が上記RF回路5によ
り2値化されて供給されるデコーダ21を備える。
【0044】上記デコーダ21は、上述の記録系におけ
る上記エンコーダ15に対応するものであって、上記R
F回路5により2値化された再生出力について、エラー
訂正のための上述の如き復号化処理やEFM復号化処理
などの処理を行い上述の圧縮オーディオデータを75セ
クタ/秒の転送速度で再生する。このデコーダ21によ
り得られる再生データは、メモリ22に供給される。上
記メモリ22は、データの書き込み及び読み出しが上記
システムコントローラ7により制御され、上記デコーダ
21から75セクタ/秒の転送速度で供給される再生デ
ータがその75セクタ/秒の転送速度でバースト的に書
き込まれる。また、このメモリ22は、上記75セクタ
/秒の転送速度でバースト的に書き込まれた上記再生デ
ータが15セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出され
る。
【0045】上記システムコントローラ7は、上記再生
データを上記メモリ22に75セクタ/秒の転送速度で
書き込むとともに、上記メモリ22から上記再生データ
を上記15セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出すよ
うなメモリ制御を行う。
【0046】また、上記システムコントローラ7は、上
記メモリ22に対する上述の如きメモリ制御を行うとと
もに、このメモリ制御により上記メモリ22からバース
ト的に書き込まれる上記再生データを上記光磁気ディス
ク2の記録トラックから連続的に再生するように再生位
置の制御を行う。この再生位置の制御は、上記システム
コントローラ7により上記メモリ22からバースト的に
読み出される上記再生データの再生位置を管理して、上
記光磁気ディスク2の記録トラック上の再生位置を指定
する制御信号を上記サーボ制御回路6に供給することに
よって行われる。
【0047】すなわち、上記システムコントローラ7
は、図7に示すように、上記メモリ22のライトポイン
タWを75セクタ/秒の転送速度でインクリメントし
て、上記再生データを上記メモリ22に75セクタ/秒
の転送速度で書き込むとともに、上記メモリ22のリー
ドポインタRを15セクタ/秒の転送速度で連続的にイ
ンクリメントして、上記メモリ22から上記再生データ
を上記15セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出し、
上記ライトポインタW) が上記リードポインタRに追い
付いたら書き込みを停止し、上記メモリ22内に記憶さ
れている上記再生データのデータ量が所定量L以下にな
ると書き込みを行うように上記メモリ22のライトポイ
ンタWを75セクタ/秒の転送速度でバースト的にイン
クリメントしてメモリ制御を行う。
【0048】このような上記システムコントローラ7に
よる上記メモリ制御によって、上記光磁気ディスク2の
記録トラックから再生される圧縮オーディオデータを7
5セクタ/秒の転送速度でバースト的に上記メモリ22
に書き込み、上記メモリ14から上記圧縮オーディオデ
ータを再生データとして75セクタ/秒の転送速度で連
続的に読み出すようにしたので、上記メモリ22に対す
るメモリ上記メモリ22内に常に所定量L以上のデータ
読み出し領域を確保しながら、再生データを上記メモリ
22から連続的に読み出すことができる。また、上記メ
モリ22からバースト的に読み出される再生データは、
上記システムコントローラ7により上記光磁気ディスク
2の記録トラック上の再生位置を制御することによっ
て、上記光磁気ディスク2の記録トラックから連続する
状態で再生することができる。しかも、上述のように上
記メモリ22には常に所定量L以上のデータ読み出し領
域が確保されているので、外乱等によりトラックジャン
プ等が発生したことを上記システムコントローラ7が検
出して上記光磁気ディスク2に対する再生動作を中断し
た場合にも、上記所定量L以上のデータ読み出し領域か
ら再生データを読み出してアナログオーディオ信号の出
力を継続することができその間に復帰処理動作を行うこ
とができる。
【0049】上記メモリ22から15セクタ/秒の転送
速度で連続的に読み出された再生データとして得られ圧
縮オーディオデータは、ATRACデコーダ23に供給
される。このADPCMデコーダ23は、上記記録系の
ATRACエンコーダ13に対応するもので、上記シス
テムコントローラ7により動作モードが指定されて、こ
の光ディスク記録再生装置では上記圧縮オーディオデー
タを5倍にデータ伸長して75セクタ/秒の転送速度の
ディジタルオーディオデータを再生する。このATRA
Cデコーダ23によりディジタルオーディオデータは、
D/A変換器24に供給される。
【0050】上記D/A変換器24は、上記ATRAC
デコーダ23から供給されるディジタルオーディオデー
タをアナログ化して、アナログのオーディオ信号A
OUTを形成する。このD/A変換器24により得られ
るアナログのオーディオ信号A UTは、ローパスフィ
ルタ25を介して出力端子26から出力される。
【0051】なお、この実施例の光ディスク記録再生装
置の再生系では、ディジタル出力機能も備えており、上
記ATRACデコーダ23によりディジタルオーディオ
データがディジタル出力エンコーダ27を介してディジ
タルオーディオ信号DOUTとしてディジタル出力端子
28から出力されるようになっている。
【0052】以上のように、この実施例の光ディスク記
録再生装置では、アナログオーディオ信号AINすなわ
ち連続信号をA/D変換器12によりディジタル化した
ディジタルオーディオデータにATRACエンコーダ1
3によりデータ圧縮した記録データを一定数のセクタ毎
にクラスタ化し、各クラスタCの接続部分にインターリ
ーブ処理の際のインターリーブ長より長いクラスタ接続
用セクタL1〜L3を設け、インターリーブ処理を施し
てクラスタ単位で光磁気ディスク2の記録再生領域A
20に記録し、上記記録再生領域A20から記録データ
を再生する。このように、上記クラスタ接続用セクタL
1〜L3を設けることにより、記録データがクラスタ単
位に分離されるので、極めて長い畳み込まれたインター
リーブ処理が施されたデータ構造を有する記録データの
記録再生が可能となる。
【0053】また、上記記録再生領域A20と同じデー
タフォーマットで記録データが記録されるとともに、上
記クラスタ接続用セクタL1〜L3に対応するセクタを
サブコードセクタとし、4個のサブコードセクタS1〜
S4に付加データが記録された再生専用領域A10から
記録データ及び付加データを再生する。そして、上記記
録再生手段又は再生手段からの再生データメモリ手段に
より再生データに時間軸伸長処理を施す。これにより、
上記記録再生領域A20と同じデータ構造の記録データ
を記録した再生専用領域A10付加データの記録領域を
確保して、記録データとともに付加データを再生するこ
とができる。
【0054】ここで、この実施例の光ディスク記録再生
装置は、上記再生専用領域A10と記録再生領域A20
とを有する光磁気ディスク2を記録媒体として用いた
が、上記再生専用領域A10を設けることなく、全面を
上記記録再生領域A20とした光磁気ディスクを記録媒
体として用いて、一定数のセクタ毎にクラスタ化され記
録データの各クラスタの接続部分に設けられたインター
リーブ処理の際のインターリーブ長より長いクラスタ接
続用セクタを設けた上述の図4に示したデータ構造の記
録データを上記記録再生領域A20に記録し、この記録
再生領域A20から上記記憶データを再生することもで
きる。
【0055】また、上記記録再生領域A20を設けるこ
となく、全面を上記再生専用領域A 10として、上述の
図6に示したデータ構造の記録データを全面に記録した
再生専用光ディスクを記録媒体として用いて、上記再生
専用領域A10の記憶データを再生することもできる。
この再生専用光ディスクでは、一定数のセクタ毎にクラ
スタ化され記録データの各クラスタの接続部分に設けら
れたクラスタ接続用セクタをサブコードセクタとして用
いて、付加データを記録しておくことにより、付加デー
タの量の多くすることができる。これにより、上記光磁
気ディスクすなわち記録再生ディスクよりも付加データ
の記録領域が多い再生専用ディスクを提供することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るディスクで
は、一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各クラスタの
接続部分にインターリーブ処理の際のインターリーブ長
より長いクラスタ接続用セクタが設けられ、上記インタ
ーリーブ処理が施された上記クラスタ接続用セクタが付
加されたクラスタを記録単位として記録データがクラス
タ単位で記録される光磁気領域からなる記録再生領域を
備えているので、インターリーブ処理が施された記録デ
ーを記録再生領域を介してクラスタ単位で記録再生する
ことができる。また、上記一定数のセクタ毎にクラスタ
化され、各クラスタの接続部分にインターリーブ処理の
際のインターリーブ長より長いクラスタ接続用セクタが
設けられ、上記インターリーブ処理が施された上記クラ
スタ接続用セクタが付加されたクラスタを記録単位とし
て記録データがクラスタ単位で記録されているととも
に、上記クラスタ接続用セクタにサブコードセクタ付加
データが記録されているピット領域からなる再生専用領
域を備えるので、上記記録再生領域と同じデータフォー
マットの記録データを付加データとともに再生すること
ができ、しかも、上記クラスタ接続用セクタを付加デー
タセクタとして用いることで付加データの記録量を記録
再生領域に比べ多くすることが可能となる。
【0057】また、本発明に係るデータ記録方法では、
一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各クラスタの接続
部分にインターリーブ処理の際のインターリーブ長より
長いクラスタ接続用セクタが設けられ、上記インターリ
ーブ処理が施された上記クラスタ接続用セクタが付加さ
れたクラスタを記録単位として記録データが記録される
光磁気領域からなる記録再生領域と、上記一定数のセク
タ毎にクラスタ化され、各クラスタの接続部分にインタ
ーリーブ処理の際のインターリーブ長より長いクラスタ
接続用セクタが設けられ、上記インターリーブ処理が施
された上記クラスタ接続用セクタが付加されたクラスタ
を記録単位として記録データが記録されているピット領
域からなる再生専用領域を備えたディスクに対するデー
タ記録方法において、上記サブコードセクタとして使用
する上記再生専用領域のクラスタ接続用セクタの数を、
上記サブコードセクタとして使用する上記記録再生領域
のクラスタ接続用セクタの数より多くしたことにより、
インターリーブ処理が施されたデータ構造を有する記録
データの記録ができるばかりでなく、上記再生専用領域
におけるサブデータの記録量を記録再生領域に比べ多く
することができる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての光ディスク記録再生
装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】上記光ディスク記録再生装置に使用した光磁気
ディスクの構造を説明するための模式的な平面図であ
る。
【図3】上記光ディスク記録再生装置に用いた光学ヘッ
ド部分の構成を示すブロック図である。
【図4】上記光磁気ディスクの記録再生領域に記録する
記録データのクラスタ構造のフォーマットを示す図であ
る。
【図5】上記光ディスク記録再生装置の記録系において
メモリ制御されたメモリの状態を示す図である。
【図6】上記光磁気ディスクの再生専用領域に記録され
た記録データのクラスタ構造のフォーマットを示す図で
ある。
【図7】上記光ディスク記録再生装置の再生系において
メモリ制御されたメモリの状態を示す図である。
【符号の説明】
2 光磁気ディスク、3 光学ヘッド、4 磁気ヘッ
ド、6 サーボ制御回路、7 システムコントローラ、
12 A/D変換器、13 ATRACエンコーダ、1
4 メモリ、15 エンコーダ、16 磁気ヘッド駆動
回路、21 デコーダ、22 メモリ、23 ATRA
Cデコーダ、24 D/A変換器、A10再生専用領
域、A20 記録再生領域、C クラスタ、L1〜L3
リンキングセクタ、B0〜B31 セクタ、S,S1
〜S3 サブコードセクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/007 G11B 20/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各
    クラスタの接続部分にインターリーブ処理の際のインタ
    ーリーブ長より長いクラスタ接続用セクタが設けられ、
    上記インターリーブ処理が施された上記クラスタ接続用
    セクタが付加されたクラスタを記録単位として記録デー
    タがクラスタ単位で記録される光磁気領域からなる記録
    再生領域と、 上記一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各クラスタの
    接続部分にインターリーブ処理の際のインターリーブ長
    より長いクラスタ接続用セクタが設けられ、上記インタ
    ーリーブ処理が施された上記クラスタ接続用セクタが付
    加されたクラスタを記録単位として記録データがクラス
    タ単位で記録されているとともに、上記クラスタ接続用
    セクタにサブコードセクタ付加データが記録されている
    ピット領域からなる再生専用領域を備えたことを特徴と
    するディスク。
  2. 【請求項2】 一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各
    クラスタの接続部分にインターリーブ処理の際のインタ
    ーリーブ長より長いクラスタ接続用セクタが設けられ、
    上記インターリーブ処理が施された上記クラスタ接続用
    セクタが付加されたクラスタを記録単位として記録デー
    タが記録される光磁気領域からなる記録再生領域と、上
    記一定数のセクタ毎にクラスタ化され、各クラスタの接
    続部分にインターリーブ処理の際のインターリーブ長よ
    り長いクラスタ接続用セクタが設けられ、上記インター
    リーブ処理が施された上記クラスタ接続用セクタが付加
    されたクラスタを記録単位として記録データが記録され
    ているピット領域からなる再生専用領域を備えたディス
    クに対するデータ記録方法において、 上記サブコードセクタとして使用する上記再生専用領域
    のクラスタ接続用セクタの数を、上記サブコードセクタ
    として使用する上記記録再生領域のクラスタ接続用セク
    タの数より多くしたことを特徴とするデータ記録方法。
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