JP2003030929A - データ記録方法 - Google Patents

データ記録方法

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JP2003030929A
JP2003030929A JP2002161909A JP2002161909A JP2003030929A JP 2003030929 A JP2003030929 A JP 2003030929A JP 2002161909 A JP2002161909 A JP 2002161909A JP 2002161909 A JP2002161909 A JP 2002161909A JP 2003030929 A JP2003030929 A JP 2003030929A
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disk
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Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 追加記録の際のデータの破壊を防止し、異な
るデータレートの信号でも同一の線速度で記録あるいは
再生できるようにする。 【解決手段】 ADPCMエンコーダ43により圧縮デ
ータをメモリ44に第1の転送速度で順次記憶し、メモ
リ44に記憶された所定量の圧縮データを連続的に読み
出して磁気ヘッド34により第1の転送速度より速い第
2の転送速度で光磁気ディスク32に記録し、所定量の
圧縮データを記録した後に、再び上記メモリ44に所定
量の圧縮データが記憶されて読み出されるまでの期間、
記録ヘッド34がデータの記録動作を停止させることに
より、セクタを最小単位として表現するアドレス情報
が、記録するデータのデータレートより低いデータレー
トで間断なく記録された光磁気ディスク32に対して、
上記アドレス情報によりセクタの記録位置を決定し、連
続する複数の上記セクタからなるデータを単位として上
記データを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクにデー
タを記録するデータ記録方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ディスク装置、例えばディジタル
オーディオデータがピット列として記録された同心円状
のトラックを有するコンパクトディスク(CD)を再生
するCDプレーヤでは、ディスクをスピンドルモータで
線速度一定(CLV:Constant Linear Velocity)に回転駆
動しながら、上記ディスク上のトラックに沿ってレーザ
ビームを照射し、上記ピットの有無による反射光の強度
変化を検出することにより、上記ディジタルオーディオ
データを再生するようになされている。 【0003】また、CDプレーヤでは、データ再生の際
のビットエラーレートが例えば10 −5程度になる場合
があるが、エラー検出符号やエラー訂正符号を用いたエ
ラー訂正処理によって、通常の使用環境においては支障
がないようになされている。 【0004】ところで、光学的な再生ヘッドを備えるC
Dプレーヤでは、振動や衝撃などの機械的な外乱によっ
て、上記再生ヘッドのフォーカスサーボやトラッキング
サーボ等のサーボ系が外れてしまい、正常なデータ再生
を行うことができなくことがある。この場合には、上述
のエラー検出符号やエラー訂正符号を用いてもエラー訂
正することができず、再生が一時的に中断されてしま
う。 【0005】一般家庭で使用される据え置き型のCDプ
レーヤと異なり、非常に大きい振動や衝撃が加えられる
虞れの大きい車載用のCDプレーヤや可搬用のCDプレ
ーヤでは、従来、機械的な防振機構を設けることによっ
て、上述のようにサーボ系が外れてしまうのを防止する
ようにしていた。 【0006】また、従来より、コンパクトディスク(C
D)に、オーディオ情報のほかに、画像データ、文字デ
ータ等を同時に記録する所謂CD−I(CD-Interactiv
e)方式では、例えばオーディオ情報として図1に示す
ように7つのモードが規格化されている。 【0007】音質のレベルが現行の16ビットPCM相
当のCD−DAモードでは、サンプリング周波数44.
1kHz、量子化数16ビットの直線PCM(Pulse Co
de Modulation)が用いられ、LPレコード相当の音質
を有するAレベル・ステレオモード及びAレベル・モノ
ラルモードでは、サンプリング周波数37.8kHz、
量子化数8ビットのADPCM(Adaptive Differentia
l Pulse Code Modulation)が用いられ、FM放送相当
の音質を有するBレベル・ステレオモード及びBレベル
・モノラルモードでは、サンプリング周波数37.8k
Hz、量子化数4ビットのADPCMが用いられ、AM
放送相当の音質を有するCレベル・ステレオモード及び
Cレベル・モノラルモードでは、サンプリング周波数1
8.9kHz、量子化数4ビットのADPCMが用いら
れる。 【0008】すなわち、図1に示すように、CD−DA
モードに比して、Aレベル・ステレオモードでは、ビッ
ト節減率が1/2となり、所謂2セクタおきにデータが
記録され(■がデータが記録されているセクタを示
す)、ディスク1枚の再生時間は約2時間となり、Aレ
ベル・モノラルモードでは、ビット節減率が1/4とな
り、4セクタおきにデータが記録され、再生時間は約4
時間となり、Bレベル・ステレオモードでは、ビット節
減率が1/4となり、4セクタおきにデータが記録さ
れ、再生時間は約4時間となり、Bレベル・モノラルモ
ードでは、ビット節減率が1/8となり、8セクタおき
にデータが記録され、再生時間は約8時間となり、Cレ
ベル・ステレオモードでは、ビット節減率が1/8とな
り、8セクタおきにデータが記録され、再生時間は約8
時間となり、Cレベル・モノラルモードでは、ビット節
減率が1/16となり、16セクタおきにデータが記録
され、再生時間は約16時間となる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上記
各モードにおけるディスクの回転速度は同一であり、す
なわち例えば1秒当たりのデータ記録可能なデータ転送
速度あるいはデータ再生可能なデータ転送速度は75セ
クタであり、例えばBレベル・ステレオモードにおい
て、オーディオ情報をディスクに記録する場合、このB
レベル・ステレオモードのデータ転送速度は18.75
(75÷4)セクタ/秒であり、オーディオ情報がセク
タ単位で最内周のトラックの第1番目のセクタから最外
周のトラック方向に4セクタおきに離散的に記録され、
最外周のトラックにオーディオ情報が記録された後に、
再び最内周のトラックの第2番目のセクタから4セクタ
おきにオーディオ情報が最外周のトラック方向に記録さ
れる。すなわち、オーディオ情報は、最内周→最外周、
最内周→最外周、最内周→最外周、最内周→最外周とな
る形態でディスクに記録される。したがって、再生の
際、再生ヘッドが最外周トラックから最内周トラックへ
ジャンプする(戻る)間、データが再生されず、再生さ
れる音楽が中断するという問題があった。 【0010】また、従来より、追記型の光ディスクや情
報の書き換え可能な光磁気ディスクなどに上述の如きC
DやCD−Iの規格に適合したディジタルデータを記録
するディスク記録装置も提供されているが、このディス
ク記録装置においても、振動や衝撃などの機械的な外乱
によって、記録ヘッドのフォーカスサーボやトラッキン
グサーボ等のサーボ系が外れてしまい、記録が一時的に
中断されてしまうことがあった。 【0011】そこで、本発明は、このような従来のディ
スク装置における実情に鑑み、例えばディスク回転速度
が各モードにおいて同一であり、Bレベル・ステレオモ
ードにおけるデータ記録のようにディスク回転速度がデ
ータ転送速度に相当する回転速度より速いときに、この
データ転送速度に相当するディスク回転速度よりも速い
回転速度で回転されるディスクのトラックにデータを連
続して記録することができ、データ再生の際、連続した
データ再生を可能にするデータ記録方法の提供を目的と
する。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクに
データを記録するデータ記録方法において、セクタを最
小単位として表現するアドレス情報が、記録するデータ
のデータレートより低いデータレートで間断なく記録さ
れた光ディスクに対して、上記アドレス情報によりセク
タの記録位置を決定し、連続する複数の上記セクタから
なるデータを単位として上記データを記録することを特
徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。 【0014】図2は、本発明方法を実施するための光デ
ィスク装置の構成を示すブロック回路図である。 【0015】まず、この光ディスク装置のデータ記録系
を利用して、本発明に係るデータ記録方法を説明する。 【0016】図2において、ディスク1は例えば光磁気
ディスク等のデータの書換え可能な光ディスクであり、
該ディスク1はスピンドルモータ2により、例えば上述
したCD−IのデータフォーマットにおけるCD−DA
モードのデータ転送速度である75セクタ/秒に相当す
る角速度で回転駆動される。 【0017】端子10には、例えば上述したCD−Iの
データフォーマットにおけるBレベル・ステレオモード
のADPCM変換されたオーディオ情報(以下記録デー
タという)が供給される。すなわち、データ転送速度が
18.75(75÷4)セクタ/秒の記録データが入力
される。 【0018】上記端子10に接続されたバッファ回路1
1は、例えばトラック1周分のデータを記憶するメモリ
であり、トラック1周分の記録データを18.75セク
タ/秒の速度で記憶し、記憶後75セクタ/秒の速度で
記憶したトラック1周分のデータをECCエンコーダ1
2にバースト的に出力する。 【0019】上記ECCエンコーダ12は、例えば所謂
ECC(Error Correcting Code)符号器であり、デー
タ再生の際のエラー訂正のためのパリティビット等のエ
ラー検出符号やエラー訂正符号等を付加し、符号化した
データを変調回路13に出力する。 【0020】上記変調回路13は、例えば所謂4/15
(4 out of 15)変調器であり、変調した信号を記録ヘ
ッド14に出力する。 【0021】上記記録ヘッド14は、例えば光磁気ディ
スク用の光学ヘッドであり、レーザビームをディスクの
記録面に照射するとともに、記録面に印加する磁界の向
きを上記変調回路13からの信号を用いて変調する。す
なわち、所謂光熱磁気記録により記録データをトラック
に沿って記録する。 【0022】このような構成のデータ記録系では、上述
のように記録データのデータ転送速度の4倍に相当する
角速度で上記ディスク1が回転駆動されているので、上
記ディスク1が1回転する間に、バッファ回路11に記
憶されているトラック1周分の記録データを上記ディス
ク1に連続して記録し、上記ディスク1が残りの3回転
する間は、記録ヘッド14が記録動作を行わず(アイド
リング状態で)同一トラックを走査するようにする。す
なわち、図3に示すように、従来のデータフォーマット
において4セクタおきにデータを記録していたのを、デ
ータが記録されないセクタが無いように連続してデータ
を記録するようにする。この結果、ディスク1のトラッ
クに記録データを連続して記録することが可能となる。 【0023】ところで、例えば上述のBレベル・モノラ
ルモードにおけるオーディオ情報が端子10を介して供
給される場合は、この端子10を介して入力される記録
データのデータ転送速度は、9.375(75÷8)セ
クタ/秒であり、記録ヘッド14が同一トラックをアイ
ドリング状態で7回走査するようにしてデータ記憶を行
う。また例えば、Cレベル・ステレオモードの場合も、
記録ヘッド14が同一トラックをアイドリング状態で7
回走査するようにようにしてデータの記憶の行う。他の
モードの場合も同様にデータ転送速度に応じて記録ヘッ
ド14が同一トラックをアイドリング状態で走査する回
数を変え、データ記録を行うようにする。すなわち、同
一のディスク回転速度を用いて、データ転送速度が異な
るデータを連続して記録することができる。 【0024】以上のように、端子10を介して入力され
る記録データのデータ転送速度に相当するディスク回転
速度よりも速い回転速度を用いてディスク1を回転駆動
し、記録ヘッド14がデータを記録している以外の期
間、上記記録ヘッド14が同一トラックを走査するよう
にすることにより、データを連続してディスク1のトラ
ックに記録することができ、データ再生際に、再生ヘッ
ドが上述したように最外周のトラックから最内周のトラ
ックにジャンプするのを防止し、例えば連続した音楽を
再生することができる。 【0025】次に、この光ディスク装置のデータ再生系
を利用して、本発明に係るデータ再生方法について説明
する。 【0026】このデータ再生系では、例えば上述のよう
にBレベル・ステレオモードのオーディオ情報(記録デ
ータ)が連続して記録された上記ディスク1は、上記ス
ピンドルモータ2により、例えばデータ記録時と同様に
上述したCD−IのCD−DAモードにおけるデータ転
送速度である75セクタ/秒に相当する角速度で回転駆
動される。 【0027】再生ヘッド21は、例えば、レーザダイオ
ード、コリメータレンズ、対物レンズ、ビームスプリッ
タ、シリンドリカルレンズ等の光学部品、所定の配置に
分割されたフォトディテクタ、マトリックス構成のRF
アンプ等から構成され、レーザビームを上記ディスク1
のトラックに照射し、所謂カー効果等の磁気光学効果を
利用してデータの再生信号を再生するとともに、例えば
所謂非点収差方によりフォーカスエラー信号を検出し、
例えば所謂プシュプル法によりトラッキングエラー信号
を検出するようになっている。これらのフォーカスエラ
ー信号、トラッキングエラー信号は、上記再生ヘッド2
1の対物レンズと上記ディスク1の記録面の距離を一定
に保持するためのフォーカスサーボ制御、再生ヘッド2
1からのレーザビームがトラックを正確に走査するよう
にするためのトラッキングサーボ制御に用いられる。 【0028】上記再生ヘッド21に接続された同期検出
回路22は、上記再生ヘッド21からの再生信号を2値
化し、上記ディスク1に記録されているクロック信号を
再生し、クロック信号及び2値化された信号を用いて同
期信号を検出して同期を引き込むとともに、復調前のデ
ータを再生して復調回路23に出力する。 【0029】上記復調回路23は、上記同期検出回路2
2からのデータを例えば4/15復調して、その復調デ
ータをECCデコーダ24に出力する。 【0030】上記ECCデコーダ24は、例えばECC
(Error Correcting Code)復号器であり、上記復調回
路23からの復調されたデータのエラー訂正を行い、再
生データを形成し、端子20を介して18.75セクタ
/秒のデータ転送速度でエラー訂正が施された再生デー
タを出力する。 【0031】このような構成のデータ再生系では、上述
のように再生データのデータ転送速度の4倍に相当する
角速度で上記ディスク1が回転駆動されているので、上
記再生ヘッド21が同一トラックを4回走査し、トラッ
ク1周分のデータを4回再生する。この同一トラックを
4回再生したデータから1回分の再生データを所定のデ
ータ転送速度18.75セクタ/秒で端子20を介して
出力するようにする。 【0032】ところで、例えば上述したBレベル・モノ
ラルモードにおけるオーディオ情報がディスク1に連続
して記録されている場合は、このディスク1が再生デー
タのデータ転送速度の8倍に相当する角速度で回転駆動
されているので、上記再生ヘッド21が同一トラックを
8回走査し、トラック1周分のデータを8回再生する。
この同一トラックを8回再生したデータから1回分の再
生データを所定のデータ転送速度9.375(75÷
8)セクタ/秒で端子20を介して出力する。また例え
ば、Cレベル・ステレオモードの場合も、上記再生ヘッ
ド21が同一トラックを8回走査し、1回分の再生デー
タを所定のデータ転送速度9.375セクタ/秒で上記
端子20を介して出力する。他のモードの場合も同様に
データ転送速度に応じて上記再生ヘッド21が同一トラ
ックを繰り返し走査する回数を変え、1回分の再生デー
タを所定のデータ転送速度で出力するようにする。すな
わち、同一のディスク回転速度を用いて、データ転送速
度が異なるデータ再生を行うことができる。 【0033】以上のように、端子20を介して出力され
る再生データのデータ転送速度に相当するディスク回転
速度よりも速い回転速度を用いてディスク1を回転駆動
し、再生ヘッド21がディスクの同一トラックを複数回
走査してトラック1周分のデータを複数回再生し、この
再生データから1回分の再生データを所定のデータ転送
速度を用いて出力することにより、所定のデータ転送速
度でデータ再生を行うことができ、例えば音楽を連続し
て再生することができる。 【0034】なお、本発明は上記実施例には限定される
ものではなく、例えば、所謂追記型の光ディスク装置、
磁気ディスク装置、あるいは所謂リード・オンリー型の
CD装置やCD−ROM装置の再生系等に適用できるこ
とは勿論である。また、本発明はディスクを線速度一定
で回転駆動するディスク装置にも適用することができ
る。 【0035】以上のように、図2に示した光ディスク装
置では、記録データのデータ転送速度に相当するディス
ク回転速度よりも速い回転速度を用いてディスクを回転
駆動し、記録ヘッドがディスクのトラックにデータを記
録している以外の時間は、記録ヘッドが同一トラックを
走査するようにすることにより、記録データをトラック
に連続して記録することができ、データ再生の際に、従
来のように再生ヘッドが最外周のトラックから最内周の
トラックにジャンプすることなく、例えば連続した音楽
を再生することができる。 【0036】また、上記のように連続して記録されたデ
ータを再生する際に、再生データのデータ転送速度に相
当するディスク回転速度よりも速い回転速度を用いてデ
ィスクを回転駆動し、再生ヘッドがディスクの同一トラ
ックを複数回走査し、複数回分のデータを再生し、この
再生されたデータから1回分のデータを所定のデータ転
送速度を用いて出力することにより、所定のデータ転送
速度でデータ再生を行うことができ、従来のように再生
ヘッドが最外周のトラックから最内周のトラックにジャ
ンプことなく、例えば音楽を連続して再生することがで
きる。 【0037】次に、図4のブロック回路図に示すような
構成のディスク記録再生装置を用いて実施した本発明方
法の他の実施例について、詳細に説明する。 【0038】このディスク記録再生装置は、図4に示す
ように、スピンドルモータ31により回転駆動される光
磁気ディスク32を記録媒体として備え、この光磁気デ
ィスク32に光学ヘッド33によりレーザ光を照射した
状態で記録データに応じた変調磁界を磁気ヘッド34に
より印加することによって、上記光磁気ディスク32の
記録トラックに沿ってデータの記録を行い、また、上記
光磁気ディスク32の記録トラックを上記光学ヘッド3
3によりレーザ光でトレースすることによってデータの
再生を行うものである。 【0039】上記光学ヘッド33は、例えばレーザダイ
オード等のレーザ光源やコリメータレンズ,対物レン
ズ、偏光ビームスプリッタ,シリンドリカルレンズ等の
光学部品及び所定の配置に分割されたフォトディテクタ
等から構成されおり、上記光磁気ディスク32を間にし
て上記磁気ヘッド34と対向する位置に設けられてい
る。この光学ヘッド33は、上記光磁気ディスク32に
データを記録するときに、後述する記録系のヘッド駆動
回路46により上記磁気ヘッド34が駆動されて記録デ
ータに応じた変調磁界が印加される上記光磁気ディスク
32の目的トラックに照射することによって、熱磁気記
録によりデータ記録を行う。また、この光学ヘッド33
は、目的トラックに照射したレーザ光の反射光を検出す
ることにより、例えば所謂非点収差法によりフォーカス
エラーを検出し、また例えば所謂プシュプル法によりト
ラッキングエラーを検出するとともに、上記光磁気ディ
スク32からデータを再生するときに、レーザ光を目的
トラックからの反射光の偏光角(カー回転角)の違いを
検出して再生信号を生成する。 【0040】上記光学ヘッド33の出力は、RF回路3
5に供給される。このRF回路35は、上記光学ヘッド
33の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエ
ラー信号を抽出してサーボ制御回路36に供給するとと
もに、再生信号を2値化して後述する再生系のデコーダ
51に供給する。 【0041】上記サーボ制御回路36は、例えばフォー
カスサーボ制御回路やトラッキングサーボ制御回路,ス
ピンドルモータサーボ制御回路,スレッドサーボ制御回
路などから構成される。上記フォーカスサーボ制御回路
は、上記フォーカスエラー信号が零になるように、上記
光学ヘッド33の光学系のフォーカス制御を行う。ま
た、上記トラッキングサーボ制御回路は、上記トラッキ
ングエラー信号が零になるように上記光学ヘッド33の
光学系のトラッキング制御を行う。さらに、上記スピン
ドルモータサーボ制御回路は、上述のCD−I方式にお
けるCD−DAモードに対応する所定転送速度(75セ
クタ/秒)に対応する回転速度で上記光磁気ディスク3
2を回転駆動するように上記スピンドルモータ31を制
御する。また、上記スレッドサーボ制御回路は、システ
ムコントローラ37により指定される上記光磁気ディス
ク32の目的トラック位置に上記光学ヘッド33及び磁
気ヘッド34を移動させる。このような各種制御動作を
行う上記サーボ制御回路36は、該サーボ制御回路36
により制御される各部の動作状態を示す情報を上記シス
テムコントローラ37に供給している。 【0042】また、上記システムコントローラ37は、
キー入力操作部38や表示部39が接続されている。こ
のシステムコントローラ37は、上記キー入力操作部3
8による操作入力情報により指定される動作モードで記
録系及び再生系の制御を行う。また、このシステムコン
トローラ37は、上記光磁気ディスク32の記録トラッ
クからヘッダータイムやサブQデータ等により再生され
るセクタ単位のアドレス情報に基づいて、上記光学ヘッ
ド33及び磁気ヘッド34がトレースしている上記記録
トラック上の記録位置や再生位置を管理するとともに、
その記録位置や再生位置に対応する時間データを上記表
示部39に供給して、該表示部39に記録時間や再生時
間を表示させる制御を行う。 【0043】そして、このディスク記録再生装置の記録
系は、入力端子40からローパスフィルタ41を介して
アナログのオーディオ信号AINが供給されるA/D変
換器42を備えている。 【0044】上記A/D変換器42は、上記オーディオ
信号AINを量子化して、上述のCD−I方式における
CD−DAモードに対応する所定転送速度(75セクタ
/秒)のディジタルオーディオデータを形成する。この
A/D変換器42により得られるディジタルオーディオ
データは、ADPCMエンコーダ43に供給される。 【0045】上記ADPCMエンコーダ43は、上記オ
ーディオ信号AINを上記A/D変換器12により量子
化した所定転送速度のディジタルオーディオデータにつ
いて、上述のCD−I方式における各種モードに対応す
るデータ圧縮処理を行うもので、上記システムコントロ
ーラ37により動作モードが指定されるようになってい
る。 【0046】この実施例では、例えば上記CD−DAモ
ードのディジタルオーディオデータが上記ADPCMエ
ンコーダ43により1/4にデータ圧縮されて転送速度
が18.75(75/4)セクタ/秒のBレベル・ステ
レオモードのADPCMオーディオデータに変換される
ものとする。このADPCMエンコーダ43から18.
75セクタ/秒の転送速度で連続的に出力されるBレベ
ル・ステレオモードのADPCMオーディオデータは、
メモリ44に供給される。 【0047】上記メモリ44は、データの書き込み及び
読み出しが上記システムコントローラ37により制御さ
れ、上記ADPCMエンコーダ43から供給されるBレ
ベル・ステレオモードのADPCMオーディオデータが
その18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に書き込
まれる。 【0048】そして、上記メモリ44に18.75セク
タ/秒の転送速度で連続的に書き込まれたBレベル・ス
テレオモードのADPCMオーディオデータは、第1の
記録モードの場合に、記録データとして上記メモリ44
から上記75セクタ/秒の転送速度でバースト的に読み
出され、また、第2の記録モードの場合には、上記1
8.75セクタ/秒の転送速度で順次読み出される。 【0049】ここで、上記システムコントローラ37
は、第1の記録モードの場合に、上記メモリ44のライ
トポインタを18.75セクタ/秒の転送速度でインク
リメントすることにより、ADPCMオーディオデータ
を上記メモリ44に18.75セクタ/秒の転送速度で
連続的に書き込み、上記メモリ44内に記憶されている
上記ADPCMオーディオデータのデータ量が所定量K
以上になると、上記メモリ44のリードポインタを75
セクタ/秒の転送速度でにインクリメントして、上記メ
モリ44から上記ADPCMオーディオデータを記録デ
ータとして所定量Kだけ上記75セクタ/秒の転送速度
でバースト的に読み出すようにメモリ制御を行う。ま
た、上記システムコントローラ37は、第2の記録モー
ドの場合に、上記メモリ44のライトポインタを18.
75セクタ/秒の転送速度でインクリメントすることに
より、ADPCMオーディオデータを上記メモリ44に
18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に書き込み、
上記メモリ44内に記憶されている上記ADPCMオー
ディオデータのデータ量が所定量K以上になると、上記
メモリ44のリードポインタを18.75セクタ/秒の
転送速度でインクリメントして、上記メモリ44から上
記ADPCMオーディオデータを記録データとして上記
18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出すよ
うにメモリ制御を行う。さらに、上記システムコントロ
ーラ37は、上記ADPCMオーディオデータの記録モ
ードを示す識別情報IDをID発生器47により発生さ
せる。 【0050】そして、上記メモリ44から読み出された
ADPCMオーディオデータすなわち記録データは、そ
の記録モードを示す識別情報IDとともに、エンコーダ
45に供給される。 【0051】上記エンコーダ45は、上記メモリ44か
ら供給される記録データにエラー訂正のための符号化処
理やEFM符号化処理などを施す。このエンコーダ45
による符号化処理の施された記録データが、上記磁気ヘ
ッド駆動回路46に供給される。 【0052】この磁気ヘッド駆動回路46は、上記磁気
ヘッド34が接続されており、上記記録データに応じた
変調磁界を上記光磁気ディスク32に印加するように上
記磁気ヘッド34を駆動する。 【0053】また、上記システムコントローラ37は、
上記メモリ44に対する上述の如きメモリ制御を行うと
ともに、上記メモリ44から読み出される記録データを
上記光磁気ディスク32の記録トラックに連続的に記録
するように記録位置の制御を行う。 【0054】この記録位置の制御は、第1の記録モード
の場合、上記システムコントローラ37により上記メモ
リ44からバースト的に読み出される上記記録データの
記録位置を管理して、上記光磁気ディスク32の記録ト
ラック上の記録位置を指定する制御信号を上記サーボ制
御回路46に供給することによって行われ、同一トラッ
クを4回走査してそのうちの1回で記録データを記録
し、他の3回の走査期間中を記録動作を停止して、次の
記録データの記録を行う時に次のトラック位置すなわち
記録開始位置に移動させるようにする。これにより、第
1の記録モードでは、図5に示すように、上記メモリ4
4から読み出されるADPCMオーディオデータすなわ
ち記録データが連続的に記録される。この第1の記録モ
ードでは、上記記録動作を停止している3回の走査期間
中に、その上記記録動作を停止した直前に記録されたデ
ータを再生する再生動作を行うようにすることもでき
る。これにより、記録確認処理いわゆるベリファイ処理
を行いながら、データの記録を行うことが可能になる。
また、第2の記録モードでは、図6に示すように、上記
システムコントローラ37により上記メモリ44から上
記18.75セクタ/秒の転送速度で順次読み出される
ADPCMオーディオデータすなわち記録データがその
まま記録される。この第2の記録モードでは、4チャン
ネル分のADPCMオーディオデータを4チャンネル分
多重化して記録することができる。 【0055】ここで、上記ADPCMオーディオデータ
の記録モードを示す識別情報IDは、その記録領域を示
す領域指定情報とともに目録情報として上記光磁気ディ
スク32の目録領域に記録される。 【0056】このディスク記録再生装置における記録系
では、第1の記録モードの場合に、上記システムコント
ローラ37による上記メモリ制御によって、上記ADP
CMエンコーダ43から18.75セクタ/秒の転送速
度で連続して出力されるADPCMオーディオデータを
上記18.75セクタ/秒の転送速度で上記メモリ44
に書き込み、このメモリ44内に記憶されている上記A
DPCMオーディオデータのデータ量が所定量K以上に
なると、上記メモリ44から上記ADPCMオーディオ
データを記録データとして所定量Kだけ75セクタ/秒
の転送速度でバースト的に読み出すようにしたので、上
記メモリ44内に常に所定量以上のデータ書き込み領域
を確保しながら、入力データを上記メモリ44に連続的
に書き込むことができる。また、上記メモリ44からバ
ースト的に読み出される記録データは、上記システムコ
ントローラ37により上記光磁気ディスク32の記録ト
ラック上の記録位置を制御することによって、上記光磁
気ディスク32の記録トラック上で連続する状態に記録
することができる。しかも、上述のように上記メモリ4
4には常に所定量以上のデータ書き込み領域が確保され
ているので、外乱等によりトラックジャンプ等が発生し
たことを上記システムコントローラ37が検出して上記
光磁気ディスク32に対する記録動作を中断した場合に
も、上記所定量以上のデータ書き込み領域に入力データ
を書き込み続け、その間に復帰処理動作を行うことがで
き、上記光磁気ディスク32の記録トラック上には、入
力データを連続した状態に記録することができる。 【0057】次に、このディスク記録再生装置における
再生系について説明する。 【0058】この再生系は、上述の如き記録系によりA
DPCMオーディオデータが上記第1の記録モードで記
録された領域ARと、上記第2の記録モードで記録さ
れた領域ARとが混在するとともに、それぞれの領域
のADPCMオーディオデータすなわち記録データに対
する記録モードを示す識別情報IDが目録情報として目
録領域に記録された上記光磁気ディスク32からデータ
を再生するものである。 【0059】この実施例では、図7に示すように、上記
領域ARにはADPCMオーディオデータ〔A,A
,A,・・・,A〕が上記第1の記録モードで連
続的に記録されており、また、上記領域ARには、A
DPCMオーディオデータ〔B,B,B,・・
・,B〕、ADPCMオーディオデータ〔C
,C,・・・,C〕、ADPCMオーディオデ
ータ〔D,D,D,・・・,D〕及びADPC
Mオーディオデータ〔E,E,E,・・・,
〕が上記第2の記録モードで多重化して記録されて
いるものとする。 【0060】この再生系は、上記光学ヘッド33によっ
て上記光磁気ディスク32の記録トラックをレーザ光で
トレースすることにより得られる再生出力が上記RF回
路35により2値化されて供給されるデコーダ51を備
える。 【0061】上記デコーダ51は、上述の記録系におけ
る上記エンコーダ45に対応するものであって、上記R
F回路35により2値化された再生出力について、エラ
ー訂正のための復号化処理やEFM復号化処理などの処
理を行い上述のBレベル・ステレオモードのADPCM
オーディオデータを再生する。このデコーダ51により
得られる再生データは、メモリ52とID検出器59に
供給される。 【0062】上記ID検出器59は、上記光磁気ディス
ク32の目録領域から再生される再生データから、上述
の記録データの記録モードを示す識別情報IDを検出し
て上記システムコントローラ37に供給する。 【0063】上記システムコントローラ37は、上記I
D検出器59により検出された識別情報IDに基づい
て、上記デコーダ51により得られる再生データが、上
述の第1の記録モードで記録された領域ARからの再
生データであるか、第2の記録モードで記録された領域
ARからの再生データであるかの識別を行い、その識
別結果に応じた再生動作制御を行う。 【0064】すなわち、上記第1の記録モードで記録さ
れた領域ARからの再生データ〔A,A,A
・・・,A〕に対しては、上記メモリ52は、データ
の書き込み及び読み出しが上記システムコントローラ3
7により制御され、上記デコーダ51から75セクタ/
秒の転送速度で供給される再生データがその75セクタ
/秒の転送速度でバースト的に書き込まれる。そして、
図7に示すように、上記75セクタ/秒の転送速度でバ
ースト的に書き込まれた上記再生データが上記メモリ5
2からBレベル・ステレオモードの正規の18.75セ
クタ/秒の転送速度で連続的に読み出されて、ADPC
Mデコーダ53に供給される。 【0065】また、上記第2の記録モードで記録された
領域ARからの多重化された再生データ〔B
,D,E,B,C,D,E,・・・,
,C ,D,E〕に対しては、上記デコーダ5
1により18.75セクタ/秒の転送速度でチャンネル
別の再生データ〔B,B,B,・・・,B〕、
再生データ〔C,C,C,・・・,C〕、再生
データ〔D,D,D,・・・,D〕又は再生デ
ータ〔E,E,E,・・・,E〕を得て、その
1チャンネル分の再生データ例えば再生データ〔B
,B,・・・,B〕が上記メモリ52を介して
上記18.75セクタ/秒の転送速度でそのまま上記A
DPCMデコーダ53に供給される。 【0066】ここで、上記システムコントローラ37
は、上記第1の記録モードで記録された領域ARから
の再生データに対しては、上記メモリ52のライトポイ
ンタを75セクタ/秒の転送速度でインクリメントし
て、上記再生データを上記メモリ52に75セクタ/秒
の転送速度で書き込むとともに、上記メモリ52のリー
ドポインタを18.75セクタ/秒の転送速度でインク
リメントして、上記メモリ52から上記再生データを上
記18.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出
し、上記ライトポインタが上記リードポインタに追い付
いたら書き込みを停止し、上記メモリ52内に記憶され
ている上記再生データのデータ量が所定量L以下になる
と書き込みを行うように上記メモリ52のライトポイン
タを75セクタ/秒の転送速度でインクリメントしてメ
モリ制御を行う。また、上記システムコントローラ37
は、上記第2の記録モードで記録された領域ARから
の再生データに対しては、上記メモリ52のライトポイ
ンタを18.75セクタ/秒の転送速度でインクリメン
トすることにより、ADPCMオーディオデータを上記
メモリ52に18.75セクタ/秒の転送速度で連続的
に書き込み、上記メモリ52内に記憶されている上記A
DPCMオーディオデータのデータ量が所定量になった
時点から、上記メモリ52のリードポインタを18.7
5セクタ/秒の転送速度でインクリメントして、上記メ
モリ52から上記ADPCMオーディオデータを再生デ
ータとして上記18.75セクタ/秒の転送速度で連続
的に読み出すようにメモリ制御を行う。 【0067】また、上記システムコントローラ37は、
上記メモリ52に対する上述の如きメモリ制御を行うと
ともに、このメモリ制御により上記メモリ52からバー
スト的に書き込まれる上記再生データを上記光磁気ディ
スク32の記録トラックから連続的に再生するように再
生位置の制御を行う。 【0068】この再生位置の制御は、上記第1の記録モ
ードで記録された領域ARからの再生データに対して
は、上記光磁気ディスク32の記録トラック上の再生位
置を指定する制御信号を上記サーボ制御回路36に供給
することにより、同一トラックを4回走査してそのうち
の1回でデータを読み取り、他の3回の走査期間中はデ
ータの読み取り動作を停止して、次のトラックのデータ
の読み取り再生を行う時に次のトラック位置すなわち読
み取り開始位置に移動させるようにする。これにより、
上記光磁気ディスク32に第1の記録モードで記録され
た領域ARの記録トラックから連続的にデータを読み
取ることができる。また、上記第2の記録モードで記録
された領域ARからの再生データに対しては、上記光
磁気ディスク32の記録トラックから上記18.75セ
クタ/秒の転送速度で順次読み取る。 【0069】そして、上記メモリ52から18.75セ
クタ/秒の転送速度で連続的に読み出された再生データ
として得られるBレベル・ステレオモードのADPCM
オーディオデータは、ADPCMデコーダ53に供給さ
れる。 【0070】このADPCMデコーダ53は、上記記録
系のADPCMデコーダ13に対応するもので、上記シ
ステムコントローラ37により動作モードが指定され
て、この実施例ではBレベル・ステレオモードのADP
CMオーディオデータを4倍にデータ伸長してディジタ
ルオーディオデータを再生する。このADPCMデコー
ダ53によりディジタルオーディオデータは、D/A変
換器54に供給される。 【0071】上記D/A変換器54は、上記ADPCM
デコーダ53から供給されるディジタルオーディオデー
タをアナログ化して、アナログのオーディオ信号A
OUTを形成する。このD/A変換器54により得られ
るアナログのオーディオ信号A UTは、ローパスフィ
ルタ55を介して出力端子56から出力される。 【0072】なお、この実施例のディスク記録再生装置
の再生系では、ディジタル出力機能も備えており、上記
ADPCMデコーダ53によりディジタルオーディオデ
ータがディジタル出力エンコーダ57を介してディジタ
ルオーディオ信号DOUTとしてディジタル出力端子5
8から出力されるようになっている。 【0073】このディスク記録再生装置における再生系
では、上記システムコントローラ37による上記メモリ
制御によって、上記光磁気ディスク32の記録トラック
から再生されるBレベル・ステレオモードのADPCM
オーディオデータを75セクタ/秒の転送速度でバース
ト的に上記メモリ52に書き込み、上記メモリ52から
上記ADPCMオーディオデータを再生データとして1
8.75セクタ/秒の転送速度で連続的に読み出すよう
にしたので、上記メモリ52内に常に所定量L以上のデ
ータ読み出し領域を確保しながら、再生データを上記メ
モリ52から連続的に読み出すことができる。また、上
記メモリ52からバースト的に読み出される再生データ
は、上記システムコントローラ37により上記光磁気デ
ィスク32の記録トラック上の再生位置を制御すること
によって、上記光磁気ディスク32の記録トラックから
連続する状態で再生することができる。しかも、上述の
ように上記メモリ52には常に所定量L以上のデータ読
み出し領域が確保されているので、外乱等によりトラッ
クジャンプ等が発生したことを上記システムコントロー
ラ37が検出して上記光磁気ディスク32に対する再生
動作を中断した場合にも、上記所定量L以上のデータ読
み出し領域から再生データを読み出してアナログオーデ
ィオ信号の出力を継続することができ、その間に復帰処
理動作を行うことができる。 【0074】ここで、このディスク記録再生装置では、
Bレベル・ステレオモードのADPCMオーディオデー
タの記録・再生について説明したが、他のCD−I方式
における他のモードのADPCMオーディオデータにつ
いても同様に記録・再生を行うことができ、上記識別情
報IDとしてADPCMオーディオデータの圧縮率の情
報も目録領域に記録するようすることによって、各モー
ドのADPCMオーディオデータの記録・再生を行うこ
とができる。 【0075】なお、上記識別情報IDは、目録情報とし
て目録領域に記録する以外に、例えば記録データに付加
して記録するようにしても良い。 【0076】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光ディ
スクにデータを記録するデータ記録方法において、セク
タを最小単位として表現するアドレス情報が、記録する
データのデータレートより低いデータレートで間断なく
記録された光ディスクに対して、上記アドレス情報によ
りセクタの記録位置を決定し、連続する複数の上記セク
タからなるデータを単位として上記データを記録するこ
とにより、例えばディスク回転速度が各モードにおいて
同一であり、Bレベル・ステレオモードにおけるデータ
記録のように、ディスク回転速度がデータ転送速度に相
当する回転速度より速いときに、このデータ転送速度に
相当するディスク回転速度よりも速い回転速度で回転さ
れるディスクのトラックにデータを連続して記録するこ
とができ、データ再生の際、連続したデータ再生を可能
にすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】CD−Iのデータ構成を示す図である。 【図2】本発明方法を実施するための光ディスク装置の
構成を示すブロック回路図である。 【図3】上記図2に示した光ディスク装置によりディス
クに記録されるデータの構成の一例を示す図である。 【図4】本発明方法を実施するディスク記録再生装置の
構成を示すブロック回路図である。 【図5】上記図4に示したディスク記録再生装置の記録
系によりディスクにデータを記録する第1の記録モード
の動作説明に供する図である。 【図6】上記図4に示したディスク記録再生装置の記録
系によりディスクにデータを記録する第2の記録モード
の動作説明に供する図である。 【図7】第1の記録モードで記録された領域と第2の記
録モードで記録された領域が混在するディスクからデー
タを再生する上記ディスク記録再生装置の再生系の動作
説明に供する図である。 【符号の説明】 1 ディスク、2 スピンドルモータ、10 端子、1
1 バッファ回路、12 ECCエンコーダ、13 変
調回路、14 記録ヘッド、20 端子、21記再生ヘ
ッド、22 同期検出回路、23 復調回路、24 E
CCデコーダ、31 スピンドルモータ、32 光磁気
ディスク、33 光学ヘッド、34磁気ヘッド、35
RF回路、36 サーボ制御回路、37 システムコン
トローラ、38 キー入力操作部、39 表示部、40
入力端子、41 ローパスフィルタ、42 A/D変
換器、43 ADPCMエンコーダ、44 メモリ、4
5 エンコーダ、46 磁気ヘッド駆動回路、51 デ
コーダ、52 メモリ、53 ADPCMデコーダ、5
4 D/A変換器、55 ローパスフィルタ、56,5
8 出力端子、57 ディジタル出力エンコーダ、59
ID検出器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光ディスクにデータを記録するデータ記
    録方法において、 セクタを最小単位として表現するアドレス情報が、記録
    するデータのデータレートより低いデータレートで間断
    なく記録された光ディスクに対して、 上記アドレス情報によりセクタの記録位置を決定し、連
    続する複数の上記セクタからなるデータを単位として上
    記データを記録することを特徴とするデータ記録方法。
JP2002161909A 1990-01-19 2002-06-03 データ記録方法 Pending JP2003030929A (ja)

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