JP2000067520A - 再生装置および再生方法 - Google Patents

再生装置および再生方法

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JP2000067520A
JP2000067520A JP11255117A JP25511799A JP2000067520A JP 2000067520 A JP2000067520 A JP 2000067520A JP 11255117 A JP11255117 A JP 11255117A JP 25511799 A JP25511799 A JP 25511799A JP 2000067520 A JP2000067520 A JP 2000067520A
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哲平 横田
Nobuyuki Kihara
信之 木原
Junichi Aramaki
純一 荒牧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1曲内では早送り再生し、曲単位では巻き戻
しとなる再生を行うことができる再生方法を提供する。 【解決手段】 記録順序が後の曲の再生を、順方向に、
デコード最小単位のn倍(nは正の整数)の圧縮された
オーディオデータの再生と、デコード最小単位のm倍
(mは正の整数)の圧縮されたオーディオデータの飛び
越しとを順次繰り返すことにより行う。記録順序が後の
曲内の高速再生が終了したら、記録順序がその一つ前の
曲の記録開始位置に再生ヘッドを移送する。一つ前の曲
の再生は、順方向に、デコード最小単位のn倍の圧縮さ
れたオーディオデータの再生と、デコード最小単位のm
倍の圧縮されたオーディオデータの飛び越しとを順次繰
り返すことにより行う。以下、これを繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体として
例えばミニディスクを用いる再生装置および再生方法に
関し、特に、いわゆる早送り再生や、巻き戻し再生など
の高速再生の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばCD(コンパクトディスク)で
は、光ピックアップをノーマル再生時より速い送り速度
で、順方向に移動させることにより、早送り再生を行
い、逆方向に移動させることにより巻き戻し再生を行う
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オーディオ
信号をデータ圧縮して、CDよりも小径のディスク(い
わゆるミニディスク)に間欠的に記録し、再生して元の
オーディオ信号に伸長する記録再生装置が提供されてい
る。このミニディスクの記録再生装置においても、CD
プレーヤと同様に、早送り再生や巻き戻し再生を行なう
ことが考えられる。
【0004】しかしながら、ミニディスク記録再生装置
は、圧縮されたオーディオ信号について間欠的な記録再
生を行うものであり、また、ディスク上のランダムな記
録再生位置において、記録再生することができる場合も
あるので、従来のCDプレーヤでの早送り再生や巻き戻
し再生の技術をそのまま適用することはできない。
【0005】この発明は、ミニディスクの早送り再生や
巻き戻し再生をも行うことができる再生装置および再生
方法を提供するもので、特に、1曲内では早送り再生
し、曲単位では巻き戻しとなる再生を行うことができる
再生方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるディスク
再生方法は、圧縮されたオーディオデータが、デコード
最小単位毎にブロック化されて記録されるとともに、連
続したオーディオデータ単位が離散的に複数のパーツに
分割されて記録される記録媒体から、記録順序が後のオ
ーディオデータ単位から記録順序が前のオーディオデー
タ単位に向かって順次高速再生を行う再生方法であっ
て、前記記録順序が後のオーディオデータ単位の再生
を、順方向に、前記デコード最小単位のn倍(nは正の
整数)の圧縮されたオーディオデータの再生と、前記デ
コード最小単位のm倍(mは正の整数)の圧縮されたオ
ーディオデータの飛び越しとを順次繰り返すことにより
行い、前記記録順序が後のオーディオデータ単位内の高
速再生が終了したら、記録順序がその一つ前のオーディ
オデータ単位の記録開始位置に再生ヘッドを移送し、前
記一つ前のオーディオデータ単位の再生を、順方向に、
前記デコード最小単位のn倍(nは正の整数)の圧縮さ
れたオーディオデータの再生と、前記デコード最小単位
のm倍(mは正の整数)の圧縮されたオーディオデータ
の飛び越しとを順次繰り返すことにより行うようにする
ことを特徴とする。
【0007】上記の構成においては、ディスク上の情報
的、時間的に連続するデータ中から、データが、前記単
位ブロック毎に、飛び飛びに抽出される。そして、その
抽出されたデータがデコードされ、伸長されて音声が再
生される。早送り再生のときには、データの時間的な連
続性の正方向に飛び飛びにデータがディスクから抽出さ
れ、巻き戻し再生のときには、データの時間的な連続性
の負方向に飛び飛びにデータがディスクから抽出され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明による再生装置の
実施の形態を、前述のミニディスクの記録再生装置に適
用した場合を例にとって、図を参照しながら説明する。
【0009】[記録再生装置の構成の説明]図4は、こ
の発明が適用されたミニディスクレコーダの構成を示す
ものである。この図4において、1はミニディスクであ
る。ミニディスク1は、カートリッジ1A内に直径64
mmのディスク1Bを収納して構成されている。このミ
ニディスク1には、再生専用光ディスク、記録可能な光
磁気ディスク、再生専用領域と記録可能領域が混在する
ハイブリッドディスクの3種類のものがある。
【0010】また、ディスク1Bには、予め、光スポッ
ト制御用(トラッキング制御用)のプリグルーブが形成
(プリピット)されているが、特に、この例の場合に
は、このプリグルーブにトラッキング用のウォブリング
信号に重畳して絶対アドレスデータが記録されている。
【0011】ミニディスク1のディスク1Bは、スピン
ドルモータ2により回転される。スピンドルモータ2の
回転は、サーボ制御回路5により制御され、ディスク1
Bが線速度一定の状態で回転するように制御される。ミ
ニディスク1にはシャッターが設けられており、ミニデ
ィスク1がディスク装着トレイ上に載置され、装置に装
填されると、シャッターが開かれる。そして、記録可能
な光ディスクの場合には、ディスク1Bのシャッター開
口部の上部には記録用の磁気ヘッド3が対向して配置さ
れ、ディスク1Bのシャッター開口部の下部には光ピッ
クアップ4が対向して配置される。
【0012】光ピックアップ4は、送りモータ6によ
り、ディスク1Bの径方向に移動制御される。また、サ
ーボ制御回路5により、光ピックアップ24のフォーカ
ス及びトラッキング制御がなされる。
【0013】システムコントローラ20は、マイクロコ
ンピュータを搭載して構成されており、全体の動作を管
理している。このシステムコントローラ20には、キー
群10からキー入力信号が与えられる。このキー群10
は、電源キー、イジェクトキー、再生キー、一時停止キ
ー、停止キー、録音キー、早送り再生キー、巻き戻し再
生キーなどを備える。
【0014】また、ディスプレイ30には、装着された
ミニディスクの総演奏時間、演奏中の曲の経過時間、再
生中の曲の残り演奏時間、全体の残りの演奏時間等の時
間情報や、演奏中の曲のトラックナンバ等が表示され
る。また、ディスクネームやトラックネームが記録され
ているディスクでは、ディスクネームやトラックネーム
が表示される。さらに、曲やディスクの記録日時が記録
されていれば記録日時が表示される。
【0015】図4の実施例の記録再生信号系の構成は、
IC化によりできるだけ構成を簡略化できるように工夫
されている。なお、記録時と再生時とでは、システムコ
ントローラからのモード切換信号により、各部がモード
切り換えされるようにされている。
【0016】記録時には、入力端子31にオーディオ信
号が供給される。このオーディオ信号は、A/Dコンバ
ータ32において、サンプリング周波数44.1kH
z、量子化ビット数16ビットでデジタル化される。
【0017】このデジタルオーディオ信号は、音声圧縮
エンコード/デコード回路33に供給される。音声圧縮
エンコード/デコード回路33では、オーディオ信号が
約1/5にデータ圧縮される。この場合、オーディオ信
号の圧縮技術としては、例えば変形DCT(Modified Di
screate Cosine Transform) が用いられる。
【0018】音声圧縮エンコード/デコード回路33で
圧縮されたオーディオ信号は、メモリコントローラ34
を介して、このメモリコントローラ34により制御され
るバッファメモリ35に一度蓄えられる。この例の場
合、バッファメモリ35は、データ容量が、1Mビット
のDRAMが用いられる。
【0019】メモリコントローラ34は、記録中に振動
等によりディスク21B上の記録位置が飛んでしまうト
ラックジャンプが生じなければ、バッファメモリ35か
ら圧縮データを書き込み速度の約5倍の転送速度で順次
読み出し、読み出したデータを、セクタ構造のデータエ
ンコード/デコード回路36に転送する。
【0020】また、記録中にトラックジャンプが生じた
ことを検出したときは、メモリコントローラ34は、デ
ータエンコード/デコード回路36へのデータ転送を停
止し、音声圧縮エンコード/デコード回路33からの圧
縮データをバッファメモリ35に蓄積する。そして、記
録位置が修正されたとき、バッファメモリ35からデー
タエンコード/デコード回路36へのデータ転送を再開
するようにする制御を行う。
【0021】トラックジャンプが生じたか否かの検出
は、例えば振動計を装置に設け、振動の大きさがトラッ
クジャンプが生じるようなものであるか否かを検出する
ことにより行うことができる。また、この例のディスク
21Bには、前述したように、プリグルーブに絶対アド
レスデータが記録されているので、その絶対アドレスデ
ータを記録時に読み取り、そのデコード出力からトラッ
クジャンプを検出することもできる。また、振動計と絶
対アドレスデータのオアを取ってトラックジャンプを検
出するようにしても良い。なお、トラックジャンプが生
じたときには、光磁気記録のためのレーザ光のパワーを
下げる、あるいはパワーを零とするようにしておくもの
である。
【0022】そして、トラックジャンプが生じたときの
記録位置の修正は、前記の絶対アドレスデータを用いて
行うことができる。また、この場合のバッファメモリ3
5のデータ容量としては、上述から理解されるように、
トラックジャンプが生じてから記録位置が正しく修正さ
れるまでの間の時間分に相当する圧縮データを蓄積でき
る容量が最低必要である。この例では、バッファメモリ
35の容量としては、前記のように1Mビット有し、こ
の容量は前記の条件を十分に満足するように余裕を持っ
たものとして選定されているものである。
【0023】また、この場合、メモリコントローラ34
は、この記録時において、正常動作時は、できるだけバ
ッファメモリ35に蓄積されるデータが少なくなるよう
にメモリ制御を行う。すなわち、バッファメモリ35の
データ量が予め定められた所定量以上になったら、所定
量のデータ、例えば32セクタ分(1セクタは1CD−
ROMセクタ(約2Kバイト))のデータだけバッファ
メモリ35から読み出して、常に所定データ量以上の書
込み空間を確保しておくようにメモリ制御を行う。
【0024】データエンコード/デコード回路36は、
バッファメモリ35から転送されてきた圧縮データをC
D−ROMのセクタ構造のデータにエンコードする。な
お、32セクタ分のオーディオデータを含む36セクタ
のデータを以下クラスタと称する。後述するように、記
録再生は、このクラスタ単位で行うものである。
【0025】データエンコード回路36の出力データ
は、EFM及びCIRCエンコード/デコード回路37
に供給される。この回路37では、データにエラー検出
訂正用の符号化処理を行うと共に、記録に適した変調処
理、この例ではEFM(8−14変調)処理を施す。エ
ラー検出訂正用の符号は、この例ではCDのCIRC
(クロスインターリーブ・リード・ソロモン符号)に対
してインターリーブを変更したものを用いる。記録デー
タが間欠的なデータであり、32セクタのオーディオデ
ータの前後に、クラスタ接続用の合計4個のセクタ(以
下リンキングセクタと称する)が付加され、36セクタ
からなる1クラスタの記録データとされる。
【0026】すなわち、図5は、エンコード処理後の記
録データを説明するための図であり、Ck ,Ck+1 ,C
k+2 ,…は、それぞれk番目,(k+1)番目,(k+
2)番目,…のクラスタ内のエンコードデータ(メイン
データ)を示している。すなわち、記録データは、32
個のセクタB0 〜B31からなっているメインデータ間
に、それぞれ4個のリンキングセクタL1 〜L4 が挿入
された配列とされている。この場合、1個のクラスタ、
例えばk番目のクラスタを記録する場合には、図5に示
すように、メインデータCk の32個のセクタB0 〜B
31の前に3個のリンキングセクタ、データCk の後に1
個のリンキングセクタを付加して、36セクタからなる
クラスタを検出し、これを単位として記録する。
【0027】データCk の前に付加するリンキングセク
タは、ラン−インブロック用の2個のセクタL2 ,L3
と、サブデータ用の1個のセクタL4 である。サブデー
タ用のセクタL4 は、現在のところ、未定義のエリアで
ある。クラスタのメインデータCk の後のセクタL1
は、ラン−アウトブロック用である。こうして、記録デ
ータは36セクタを単位として間欠的に取り扱われる。
リンキングセクタの4セクタは、間欠記録開始時の磁気
ヘッド3の磁界の立上りや、レーザーパワーの制御に対
してタイミングを合わせるためのエリアとしても使われ
る。
【0028】また、図5に示すように、1セクタは23
52バイトからなり、その先頭は16バイトのヘッダと
される。そして、各1セクタには、サウンドグループ
(SG)と呼ばれる424バイトからなる単位データ
が、5.5個分含まれ、2セクタで、11個のサウンド
グループが形成される。圧縮されたオーディオデータ
は、サウンドグループ単位でデコードすることが可能で
あるが、2セクタに含まれる11個のサウンドグループ
により、2チャンネルステレオ音声信号が正しく再生で
きる。
【0029】このようにして形成された記録データは、
ヘッド駆動回路38を介して記録用磁気ヘッド3に供給
される。これにより、記録データで変調された磁界がデ
ィスク1B(光磁気ディスク)に印加される。また、光
ピックアップ4からのレーザービームがディスク1Bに
照射される。この記録時は、記録トラックには、再生時
より大きな一定のパワーのレーザ光が照射されている。
この光照射と、磁気ヘッド3による変調磁界とにより、
ディスク1Bには熱磁気記録によってデータが記録され
る。そして、磁気ヘッド3と光ピックアップ4とは、共
に同期してディスク1の半径方向に沿って移動できるよ
うに構成されている。
【0030】また、この記録時において、光ピックアッ
プ4の出力がRFアンプ39を介してアドレスデコーダ
40に供給されて、ディスク1Bのトラックに沿って設
けられたプリグルーブにウォブル記録されている絶対ア
ドレスデータが抽出され、デコードされる。そして、そ
の検出された絶対アドレスデータがEFM及びCIRC
エンコード/デコード回路37に供給され、記録データ
中に挿入されて、ディスクに記録される。また、絶対ア
ドレスデータは、システム制御回路20に供給され、記
録位置の認識及び位置制御に用いられる。
【0031】また、RFアンプ39からの信号がサーボ
制御回路5に供給され、ディスク1Bのプリグルーブか
らの信号からスピンドルモータ2の線速度一定サーボの
ための制御信号が形成され、スピンドルモータ2が速度
制御される。
【0032】次に、再生時について説明する。すなわ
ち、この再生時には、記録時と同様にして、サーボ制御
回路5により、スピンドルモータ2が、プリグルーブか
らの信号により、ディスク1が記録時と同じ線速度一定
の回転速度制御される。
【0033】再生時、光ピックアップ4は、目的トラッ
クに照射したレーザ光の反射光を検出することにより、
例えば非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、ま
た、例えばプッシュプル法によりトラッキングエラーを
検出すると共に、目的トラックからの反射光の偏光角
(カー回転角)の違いを検出して、再生RF信号を出力
する。
【0034】光ピックアップ4の出力は、RFアンプ3
9に供給される。RFアンプ39は、光ピックアップ4
の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー
信号を抽出してサーボ制御回路5に供給すると共に、再
生信号を2値化してEFM及びCIRCエンコード/デ
コード回路37に供給する。
【0035】サーボ制御回路5は、前記フォーカスエラ
ー信号が零になるように、光ピックアップ4の光学系の
フォーカス制御を行うと共に、トラッキングエラー信号
が零になるように、光ピックアップ4の光学系のトラッ
キング制御を行う。
【0036】また、RFアンプ39の出力はアドレスデ
コーダ40に供給され、プリグルーブからの絶対アドレ
スデータを抽出してデコードする。そして、このデコー
ダ40からの絶対アドレスデータが回路37を介してシ
ステム制御回路20に供給され、サーボ制御回路5によ
る光ピックアップ4のディスク半径方向の再生位置制御
のために使用される。また、システム制御回路20は、
再生データ中から抽出されるセクタ単位のアドレス情報
も、光ピックアップ4が走査している記録トラック上の
位置を管理するために用いることができる。
【0037】この再生時、後述するように、ディスク1
Bから読み出された圧縮データはバッファメモリ35に
書き込まれ、読み出されて伸長されるが、両データの伝
送レートの違いから、ディスク1Bからの光ピックアッ
プ4によるデータ読み出しは、例えばバッファメモリ3
5に蓄えられるデータが所定量以下にならないように間
欠的に行われる。
【0038】EFM及びCIRCエンコード/デコード
回路37では、RFアンプ39を介して供給された信号
がEFM復調され、エラー訂正処理される。EFM及び
CIRCエンコード/デコード回路37の出力は、セク
タ構造のデータエンコード/デコード回路36に供給さ
れて、CD−ROMのセクタ構造を解き、データを圧縮
された状態の元データにデコードする。
【0039】データエンコード/デコード回路36の出
力はメモリコントローラ34を介して、バッファメモリ
35に一旦記憶される。そして、メモリコントローラ3
4は、再生中に振動等により再生位置が飛んでしまうト
ラックジャンプが生じなければ、回路36からの圧縮さ
れた状態のデータを書き込み速度の約1/5倍の転送速
度で順次読み出し、読み出したデータを、音声圧縮エン
コード/デコード回路33に転送する。この場合、メモ
リコントローラ34は、バッファメモリ35に蓄えられ
ているデータ量が、所定以下にならないようにバッファ
メモリ35の書き込み/読み出しを制御する。
【0040】また、再生中にトラックジャンプが生じた
ことを検出したときは、データエンコード/デコード回
路36からバッファメモリ35へのデータの書き込みを
停止し、回路33へのデータの転送のみを行う。そし
て、再生位置が修正されたとき、回路36からバッファ
メモリ35へのデータ書き込みを再開するようにする制
御を行う。
【0041】また、前述もしたように、メモリコントロ
ーラ34は、正常動作時は、できるだけバッファメモリ
35に必要最小限以上の所定データが蓄積されるように
メモリ制御を行う。例えば、バッファメモリ35のデー
タ量が予め定められた所定量以下になったら、光ピック
アップ4によりディスク1Bからのデータの間欠的な取
り込みを行って、データエンコード/デコード回路36
からのデータの書き込みを行い、常に所定データ量以上
の読み出し空間を確保しておくようにメモリ制御を行
う。
【0042】なお、バッファメモリ35にデータを一杯
に読み込むのにかかる時間は約0.9秒であり、このデ
ータは約3秒間のオーディオデータに相当する。すなわ
ち、バッファメモリにデータが一杯蓄えられている時
に、ディスク1Bの信号が読み取れなくなっても、約3
秒間は再生信号を出力し続けることが可能である。その
間に光ピックアップをもとの位置に再アクセスし、信号
読み取りを再度行なうことで、音とびの発生を防止でき
る。
【0043】音声圧縮エンコード/デコード回路33で
圧縮が解かれたデータは、D/Aコンバータ41に供給
され、アナログ信号に戻される。このアナログ信号が出
力端子42から出力される。
【0044】ミニディスク1のディスク1Bの再内周に
は、TOC(Table Of Contents)が設けられている。T
OCにはそのディスクの各曲のスタートアドレスやエン
ドアドレス、曲の名前であるトラックネームやディスク
の名前であるディスクネームなどが書かれている。
【0045】さらに、ミニディスク1では、記録したオ
ーディオ信号を管理するために、記録可能なディスクに
は、UTOC(ユーザTOC)が設けられている。UT
OCにはセクタ0、セクタ1、セクタ2がある。
【0046】図6はセクタ0の構造を示すものである。
このセクタ0には、ディスク1の記録状況が書かれてい
る。P−TNOn(n=1,2,…,255)には、n
曲目の曲が始まるアドレスが入っているセクタ0上のポ
インタが書かれている。つまり、P−TNOnに「m」
(m=1,2,…)が入っていたら、セクタ0の(76
+m×2)×4バイトを先頭に、スタートアドレスとエ
ンドアドレスが書かれている。
【0047】図7はセクタ1の構造を示すものである。
このセクタ1には、ディスクネーム、トラックネームの
情報が入っている。情報はアスキーコードである。P−
TNAn(n=1,2,…,255)はn曲目のトラッ
クネームが入っているセクタn上の先頭アドレスが書か
れている。例えば、P−TNA1が「2」ならセクタ1
の(76+2×2)×4バイトを先頭に、1曲目のトラ
ックネームが入っている。P−TNA2以降も同じであ
る。ディスクネームはセクタ1の76×4バイトを先頭
にして入っている。
【0048】図8はセクタ2の構造を示すものである。
このセクタ2は、録音した日時を記録しておくセクタで
ある。対応しているミニディスクレコーダでは、普通、
録音と同時に自動的に記録される。P−TRDnはn曲
目が記録された日時が入っているセクタ2上の先頭アド
レスが書かれている。例えば、P−TRD1が「3」な
ら、セクタ2の(76+3×2)×4バイトを先頭に、
1曲目の録音日時が書かれている。P−TRD2以降も
同じである。ディスクの記録日時はセクタの76×4バ
イトを先頭にして入っている。
【0049】UTOCのセクタ0とセクタ1の、各トラ
ックの情報には、Link−Pという情報が含められ
る。この情報Link−Pは、セクタ0では、例えば曲
のデータがクラスタ単位のデータで飛び飛びの記録位置
に記録されるとき、その曲のデータが、次にディスク上
のどこの記録位置につながるかを示すものであり、セク
タ1では、その曲の名前が、次にディスク上のどこの記
録位置につながるかを示すものである。
【0050】TOC情報、UTOC情報は、ディスク装
着時にディスクから読み出されてバッファメモリ35の
一部に記憶される。UTOCを変更する操作は、録音、
編集、ディスク名や曲名の入力を行なった時である。そ
の操作を行なうと、まず、バッファメモリ35の一部に
記憶されたUTOC情報が更新される。そして、イジェ
クトキーあるいは2次的な電源キー(メインの電源スイ
ッチが別個に存在する)を操作したとき、ディスク1B
のUTOCエリアに、新しいUTOC情報が記録され
る。
【0051】[早送り再生及び巻き戻し再生の方法の説
明]この例においては、デコード可能な最小単位のデー
タはサウンドグループであるので、1サウンドグループ
のn倍(n=1,2,3,…)を単位ブロックとして早
送り再生あるいは巻き戻し再生を行う。そして、早送り
再生、巻き戻し再生は、情報的、時間的に連続するデー
タについて、この単位ブロックのデータを、その単位ブ
ロックのm倍(m=1,2,…)のデータおきにディス
クから抽出して行う。
【0052】この早送り再生の例を図1Aに示す。この
図1Aの例は、ディスク上に内周から外周方向に順次に
連続的にオーディオデータが記録されているときの早送
り再生の例であり、UTOCの情報を参照せずとも、デ
ィスクの内周から外周のトラックを順次に走査してデー
タを再生することにより、時間的に連続するデータにつ
いての早送り再生ができる。再生速度は、ノーマル速度
の(m+1)倍の再生速度となる。
【0053】図1Aの例は、n=11、m=4としてい
る。すなわち、1サウンドグループの11倍のデータ、
つまり、2セクタを単位ブロックのデータとして、その
4倍、つまり、8セクタづつを飛び越して、2セクタづ
つをディスクから取り出して、再生を行う。これは、5
倍速再生となる。
【0054】前述したように、2セクタであれば、ステ
レオ信号を左右チャンネルを誤りなく再生できる。2セ
クタ分の音声は、0.127秒分に相当するので、この
例では、0.127秒づつの音声の5倍速再生ができる
ことになる。
【0055】この早送り再生のときにも、ディスク1B
からのデータの抽出のタイミングは、前述したノーマル
再生時と全く同様にしてメモリコントローラ34による
バッファメモリ35のメモリコントロールに関連したも
のとなり、バッファメモリ35に蓄積されるデータ量が
所定量以下とならないように、制御される。そして、デ
ィスク1Bから抽出された単位ブロック毎のオーディオ
データは、順次、バッファメモリ35に継ぎ目なく書き
込まれ、メモリコントローラ34による前述したような
メモリコントロールにより順次に読み出されてデータ伸
長されてデコードされ、とぎれることなく音声が再生さ
れる。この場合の再生音声のピッチは、ノーマル再生時
と変わらない。
【0056】次に、ディスク上に内周から外周方向に順
次に連続的にオーディオデータが記録されているときの
巻きモードし再生の例を図1Bに示す。この例もn=1
1、m=4であり、5倍速の巻き戻し再生の例である。
なお、図1Bにも示したように、この巻き戻し再生の場
合においては、データを飛び越す方向は早送り再生の場
合とは逆になるが、単位ブロックのデータの再生方向
は、ノーマル再生方向と同方向である。
【0057】この図1Bの例も、UTOCの情報を参照
せずに、ディスクの外周から内周のトラックを順次に走
査してデータを再生することにより、情報的または時間
的に連続するデータについての巻き戻し再生ができる。
【0058】以上の例は、データがディスクの内周から
外周に渡って連続的に記録されている場合の例である
が、前述したLINK−Pのモードで、1曲のデータが
ディスク上の飛び飛びの記録位置に記録される場合の例
について、以下に説明する。以下の例においては、前述
したUTOCの情報を用いて、情報的、時間的に連続す
るデータのディスク上における記録位置を認識するもの
である。
【0059】図2Aの例は、この場合の早送り再生の例
である。すなわち、図2Aの例においては、1曲目の曲
のデータが、2曲目の曲のデータと交互になるような状
態で、飛び飛びの記録位置に記録されている。この早送
り再生の場合には、UTOCの情報を用いて、先ず、飛
び飛びの1曲目の曲のデータを情報的及び時間的に連続
するデータとして、これについて、上述したような早送
り再生を行う。次に、2曲目の曲のデータについて同様
の再生処理を行ない、次に、3曲目、…というようにし
て早送り再生を行ってゆく。この例の場合も、n=1
1、m=4であれば、5倍速の早送り再生ができる。
【0060】図2Bは、同様に、LINK−Pの場合の
巻き戻し再生である。この例も巻き戻し再生の状態は、
図1Bの例と全く同様であるが、UTOC情報を用い
て、i曲目から順に、i曲目、(i−1)曲目、(i−
2)曲目、(i−3)曲目、…、2曲目、1曲目と、順
次、巻き戻し再生を行う。
【0061】図3の例は、この発明による再生方法の一
例であって、早送り再生と、巻き戻し再生を混合した再
生を行う例である。この例は、記録順序が後のオーディ
オデータ単位である曲から、記録順序が前のオーディオ
データ単位である曲に向かって順次高速再生を行うもの
である。この場合、曲単位で巻き戻し再生を行うが、1
曲の間では、早送り再生を行う。すなわち、記録順序が
後のオーディオデータ単位である曲を高速再生し、その
高速再生が終わったら、記録順序が一つ前のオーディオ
データ単位である曲を高速再生し、以下、これを順次繰
り返して、高速巻き戻し再生を行うものである。
【0062】図3においては、先ず、記録順序が5番目
であって、順次再生したときには5曲目となる曲の先頭
から上述したような早送り再生を行って、この5曲目の
早送り再生が終了したら、5曲目の最後のデータ位置か
ら、その1曲前の4曲目の曲の先頭にジャンプし、この
4曲目について、上述のような早送り再生を行い、この
4曲目の早送り再生が終了したら、4曲目の最後のデー
タ位置から3曲目の先頭にジャンプして、この3曲目に
ついて、上述のような早送り再生を行う、…というよう
にして、再生を行う。
【0063】この図3の例においては、図2の例の場合
と同様に、UTOC情報を使用するものである。そし
て、図3においては、順次にオーディオデータが記録さ
れているが、図2の例のように、LINK−Pとして、
各1曲のデータが飛び飛びの記録位置に記録されている
場合であっても、同様にしてこの早送り再生と巻き戻し
再生の混合再生を行なうことができる。
【0064】なお、以上の例では、早送り再生及び巻き
戻し再生された音声は、音切れなく再生されるが、適当
な時間間隔毎に、あるいは曲と曲の間等には、無音区間
を設けるようにしてもよい。また、無音の代わりに何等
かのメッセージを挿入することもできる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、オーディオデータがデータ圧縮されて記録されてい
る記録媒体からの再生に際し、デコードできる最小のブ
ロックのデータ毎に飛び飛びにディスクからデータを抽
出することにより、早送り再生と巻き戻し再生の混合再
生を行なって、例えば1曲単位では早送り再生を行う
が、記録媒体からの再生順序としては曲単位の巻き戻し
再生を行うことができる。
【0066】この場合に、各1曲のデータが飛び飛びに
記録されている場合であっても、データの記録位置に関
する情報(例えばUTOC)を用いることにより、曲単
位の早送り再生、巻き戻し再生を行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による再生方法の一例を説明するため
の図である。
【図2】この発明による再生方法の一例を説明するため
の図である。
【図3】この発明による再生方法の一例を説明するため
の図である。
【図4】この発明が適用されるディスク記録再生装置の
構成の一例を示すブロック図である。
【図5】図4の例のディスクの記録再生データを説明す
るための図である。
【図6】この発明による再生方法が適用されるミニディ
スクのUTOC情報を説明するための図である。
【図7】この発明による再生方法が適用されるミニディ
スクのUTOC情報を説明するための図である。
【図8】この発明による再生方法が適用されるミニディ
スクのUTOC情報を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ミニディスク 1A カートリッジ 1B ディスク 2 スピンドルモータ 3 磁気ヘッド 4 光ピックアップ 5 サーボ制御回路 6 送りモータ 20 システムコントローラ 31 入力端子 32 A/Dコンバータ 33 音声圧縮エンコード/デコード回路 34 メモリコントローラ 35 バッファメモリ 36 セクタ構造のデータエンコード/デコード回
路 37 EFM及びCIRCエンコード/デコード回
路 38 ヘッド駆動回路 39 RFアンプ 40 アドレスデコーダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮されたオーディオデータが、デコード
    最小単位毎にブロック化されて記録されるとともに、連
    続したオーディオデータ単位が離散的に複数のパーツに
    分割されて記録される記録媒体を再生する再生装置にお
    いて、 前記記録媒体に記録された圧縮されたオーディオデータ
    を再生する再生手段と、 記録順序が後のオーディオデータ単位から、記録順序が
    前のオーディオデータ単位に向かって順次高速再生を指
    示操作するための指示操作手段と、 前記指示操作手段での指示操作に応じて、前記記録順序
    が後のオーディオデータ単位の再生を、順方向に、前記
    デコード最小単位のn倍(nは正の整数)の圧縮された
    オーディオデータの再生と、前記デコード最小単位のm
    倍(mは正の整数)の圧縮されたオーディオデータの飛
    び越しとを順次繰り返すことにより行うと共に、前記記
    録順序が後のオーディオデータ単位内の高速再生が終了
    したら、記録順序がその一つ前のオーディオデータ単位
    の記録開始位置に再生ヘッドを移送し、前記一つ前のオ
    ーディオデータ単位の再生を、順方向に、前記デコード
    最小単位のn倍(nは正の整数)の圧縮されたオーディ
    オデータの再生と、前記デコード最小単位のm倍(mは
    正の整数)の圧縮されたオーディオデータの飛び越しと
    を順次繰り返すことにより行うように前記再生手段を制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記離散的に分割された
    複数のパーツに跨がって、前記連続したオーディオデー
    タ単位が記録されている場合には、前記デコード最小単
    位のn倍(nは正の整数)の圧縮されたオーディオデー
    タの再生と、前記デコード最小単位のm倍(mは正の整
    数)の圧縮されたオーディオデータの飛び越しを順次繰
    り返すと共に、前記パーツ間を移送するように前記再生
    手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の再生
    装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体は、前記離散的に分割された
    複数のパーツの接続情報と前記複数のパーツの記録アド
    レスとを管理する管理情報が記録された管理領域を備
    え、 前記制御手段は、前記管理領域の管理情報にも基づいて
    前記パーツ間を接続するために前記パーツ間を移送する
    ように前記再生手段を制御することを特徴とする請求項
    2に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】圧縮されたオーディオデータが、デコード
    最小単位毎にブロック化されて記録される記録媒体を再
    生する再生装置において、 前記記録媒体に記録された圧縮されたオーディオデータ
    を再生する再生手段と、 記録順序が後のオーディオデータ単位から、記録順序が
    前のオーディオデータ単位に向かって順次高速再生を指
    示操作するための指示操作手段と、 前記指示操作手段での指示操作に応じて、前記記録順序
    が後のオーディオデータ単位の再生を、順方向に、前記
    デコード最小単位のn倍(nは正の整数)の圧縮された
    オーディオデータの再生と、前記デコード最小単位のm
    倍(mは正の整数)の圧縮されたオーディオデータの飛
    び越しとを順次繰り返すことにより行うと共に、前記記
    録順序が後のオーディオデータ単位内の高速再生が終了
    したら、記録順序がその一つ前のオーディオデータ単位
    の記録開始位置に再生ヘッドを移送し、前記一つ前のオ
    ーディオデータ単位の再生を、順方向に、前記デコード
    最小単位のn倍(nは正の整数)の圧縮されたオーディ
    オデータの再生と、前記デコード最小単位のm倍(mは
    正の整数)の圧縮されたオーディオデータの飛び越しと
    を順次繰り返すことにより行うように前記再生手段を制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  5. 【請求項5】圧縮されたオーディオデータが、デコード
    最小単位毎にブロック化されて記録されるとともに、連
    続したオーディオデータ単位が離散的に複数のパーツに
    分割されて記録される記録媒体から、記録順序が後のオ
    ーディオデータ単位から記録順序が前のオーディオデー
    タ単位に向かって順次高速再生を行う再生方法であっ
    て、 前記記録順序が後のオーディオデータ単位の再生を、順
    方向に、前記デコード最小単位のn倍(nは正の整数)
    の圧縮されたオーディオデータの再生と、前記デコード
    最小単位のm倍(mは正の整数)の圧縮されたオーディ
    オデータの飛び越しとを順次繰り返すことにより行い、 前記記録順序が後のオーディオデータ単位内の高速再生
    が終了したら、記録順序がその一つ前のオーディオデー
    タ単位の記録開始位置に再生ヘッドを移送し、 前記一つ前のオーディオデータ単位の再生を、順方向
    に、前記デコード最小単位のn倍(nは正の整数)の圧
    縮されたオーディオデータの再生と、前記デコード最小
    単位のm倍(mは正の整数)の圧縮されたオーディオデ
    ータの飛び越しとを順次繰り返すことにより行うように
    することを特徴とする再生方法。
  6. 【請求項6】前記離散的に分割された複数のパーツに跨
    がって、前記連続したオーディオデータ単位が記録され
    ている場合には、前記デコード最小単位のn倍(nは正
    の整数)の圧縮されたオーディオデータの再生と、前記
    デコード最小単位のm倍(mは正の整数)の圧縮された
    オーディオデータの飛び越しとを順次繰り返すと共に、
    前記パーツ間を接続するために前記パーツ間を移送する
    ように前記再生ヘッドを制御することを特徴とする請求
    項5に記載の再生方法。
  7. 【請求項7】前記記録媒体は、前記離散的に分割された
    複数のパーツの接続情報と前記複数のパーツの記録アド
    レスとを管理する管理情報が記録された管理領域を備
    え、 前記管理領域の管理情報にも基づいて、前記パーツ間を
    接続するために前記パーツ間を移送するように前記再生
    ヘッドを制御することを特徴とする請求項6に記載の再
    生方法。
  8. 【請求項8】圧縮されたオーディオデータが、デコード
    最小単位毎にブロック化されて記録される記録媒体か
    ら、記録順序が後のオーディオデータ単位から記録順序
    が前のオーディオデータ単位に向かって順次高速再生を
    行う再生方法であって、 前記記録順序が後のオーディオデータ単位の再生を、順
    方向に、前記デコード最小単位のn倍(nは正の整数)
    の圧縮されたオーディオデータの再生と、前記デコード
    最小単位のm倍(mは正の整数)の圧縮されたオーディ
    オデータの飛び越しとを順次繰り返すことにより行い、 前記記録順序が後のオーディオデータ単位内の高速再生
    が終了したら、記録順序がその一つ前のオーディオデー
    タ単位の記録開始位置に再生ヘッドを移送し、 前記一つ前のオーディオデータ単位の再生を、順方向
    に、前記デコード最小単位のn倍(nは正の整数)の圧
    縮されたオーディオデータの再生と、前記デコード最小
    単位のm倍(mは正の整数)の圧縮されたオーディオデ
    ータの飛び越しを順次繰り返すことにより行うようにす
    るを備えることを特徴とする再生方法。
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