JP2877605B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP2877605B2 JP6119292A JP6119292A JP2877605B2 JP 2877605 B2 JP2877605 B2 JP 2877605B2 JP 6119292 A JP6119292 A JP 6119292A JP 6119292 A JP6119292 A JP 6119292A JP 2877605 B2 JP2877605 B2 JP 2877605B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクなどの
ディスクにデータを記録再生するディスク記録再生装置
に係り、特にデータを記録しながら直前に記録したデー
タのモニタ再生およびエラー検出と再記録を可能とした
ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録再生することができるディス
ク装置として光磁気ディスクを使用したものがある。こ
の装置は光磁気ディスクに対してデータの記録及び再生
をすることができようになっており、ディスクにデータ
を記録する場合は、光学式ピックアップから高出力のレ
ーザ光を照射してディスクをキュリー温度以上に加熱
し、この加熱と同時にディスクを挟んで対向する磁気ヘ
ッドの印加電流の方向を正逆いづれかの方向へ変化させ
る。
【0003】また、データを再生する場合は、光学式ピ
ックアップからデータ読み取り用の低出力のレーザビー
ムを照射し、ディスクの記録面からの戻り光のカー回転
角を検出して、記録信号に基づいたデータを得ている。
上記の光磁気ディスクを記録媒体としたディスク装置
は、今後音響製品の分野において、記録・再生および再
記録が可能な製品として普及することが予測される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のディス
ク装置では、記録動作と再生動作とが、異なる光学経路
にて行なわれるため、音楽などを記録すると同時に、記
録された信号を再生するモニタ再生を行うことができな
い欠点を有している。すなわち、磁気テープを使用した
テーププレーヤの場合には、記録用磁気ヘッドと再生用
磁気ヘッドを並べて配置させ、磁気テープを走行させて
記録用磁気ヘッドにより音楽を記録した直後に、再生用
磁気ヘッドにより、直前に記録した信号を再生するモニ
タ再生が可能であるが、前記の光磁気ディスクを使用し
た音響機器では、このようなモニタ再生ができないこと
になり、高品質が必要となるダビング操作などに支障が
おきる。
【0005】本発明は上記の従来の課題を解決するもの
であり、ディスクを記録媒体とする装置において、音楽
などの記録時に再生モニタができるようにしたディスク
装置を提供することを目的としている。
【0006】さらに本発明は記録信号に支障があったと
きに、モニタ再生時に異常を検出し、記録を停止するこ
となく正常なデータを再記録できるようにすることを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力されたデ
ータをディスクに所定量ずつ記録するにあたり、この所
定量のデータをその入力時間よりも短い時間でディスク
に記録する記録処理部が設けられているディスク記録再
生装置であって、前記記録処理部により所定量のデータ
をディスクに記録した後の記録休止期間中に以下の処理
が行われることを特徴とするディスク記録再生装置。
再生処理部によって、ディスクに既に記録されているデ
ータを読み出し、エラー検出部によって読み出されたデ
ータのエラー検出を行なう前記エラー検出によりエラ
ーが検出された前記データを抹消し、エラーが検出され
たデータを再記録する制御を行うまた本発明では、前記
のデータの抹消は、データのアドレスコードを抹消す
ることにより行われることが好ましい。
【0008】また本発明は、入力されたデータをディス
クに所定量ずつ記録するにあたり、この所定量のデータ
をその入力時間よりも短い時間でディスクに記録する記
録処理部が設けられているディスク記録再生装置であっ
て、前記記録処理部により所定量のデータをディスクに
記録した後の記録休止期間中に以下の処理が行われるこ
とを特徴とするディスク記録再生装置。再生処理部に
よって、ディスクに既に記録されているデータを読み出
し、エラー検出部によって読み出されたデータのエラー
検出を行なう前記エラー検出によりエラーが検出され
た前記データを、前記データ記録されていたブロックに
重ね書きするまた本発明では、前記で重ね書きするデ
ータは、先に同じデータを記録したときにメモリに記憶
させていたものを用いることが好ましい。
【0009】
【作用】上記手段では、記録処理部により、入力された
データを圧縮処理して、所定量ずつのデータをその入力
時間よりも短い時間でディスクに記録し、または所定量
ずつのデータをその入力時間よりも速い処理速度でディ
スクに記録する。これによりディスクにデータを記録す
る時間に休止期間が生じる。この休止期間中に、既に記
録されているデータを読み出し、データの時間幅を延ば
して連続信号として再生処理することにより、記録した
音楽データなどのモニタ再生が可能になる。さらに、前
記休止期間中に、既に記録されているデータを読み出し
て、エラー検出部によりエラー検出し、エラー検出によ
り再記録が必要であると判断したときには、エラーを有
するデータを記録抹消処理部によって抹消し、その後、
前記休止期間中に同じデータを再記録する。あるいは、
エラーデータの記録位置にデータを重ねて再記録する。
これにより、データ記録の確実性を高めることができ
しかもエラーデータの抹消処理によって、再生時に、前
記エラーデータを読み込んでしまうことを確実に回避す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明について音響用を例として図面
を参照して説明する。図1は本発明のディスク記録再生
装置の第1実施例としての光磁気ディスクを記録媒体と
する装置を示す概略構成ブロック図、図2(A)はデー
タ記録のタイミングを示し、(B)はモニタ再生のタイ
ミングを示す時間軸上の概念図、図3はディスク上の記
録状態を示す概略説明図、図4は例えばディスクにおけ
るセクタとデータ圧縮との関係を示す時間軸上の概念図
である。図1において、符号1は入力されたアナログの
音響データをディジタルデータに変換し、圧縮エンコー
ダ2に出力するA/Dコンバータである。この圧縮エン
コーダ2は、ディジタルの音響データを所定の周波数帯
域ごとのデータに分割し、可聴域のデータを主体とする
記録データとなるように圧縮して符号化して出力するも
のである。
【0011】符号3はメモリ4を制御するメモリコント
ローラであり、RAM(Random Access Memory)等から
構成されている。記録時には前記圧縮エンコーダ2によ
り圧縮符号化されたデータが所定量ずつこのメモリ4に
記憶され、メモリコントローラ3の制御によりディスク
Dへの記録タイミングに合わせてデータがエンコーダ5
に送られる。また再生時にはディスクDから先読みされ
たデータがメモリ4に記憶されてから伸長デコーダ14
に出力され、これにより再生時に装置に衝撃が与えら
れ、ピックアップ8による読み取りが中断されたような
場合のショックプルーフが行えるようになっている。
【0012】前記エンコーダ5は、メモリ4から出力さ
れたデータをディスクDに記録するためにフォーマット
化する機能を有している。符号6はヘッド駆動部であ
り、このヘッド駆動部6では、フォーマット化された記
録データにより変調された変調電流が形成され、これが
磁気ヘッド7に送られる。
【0013】光学式ピックアップ8は、対物レンズL、
発光素子としての半導体レーザ、ビームスプリッタ、受
光素子としてのフォトダイオード(いずれも図示しな
い)、さらにフォーカスサーボ機構やトラッキングサー
ボ機構などから構成され、送りアクチュエータ9により
ディスクDのほぼ半径方向に移動させられる。記録時に
は、半導体レーザからパルス状に発光されるレーザ光が
対物レンズLにより集光されてディスクDの記録面に照
射され、このレーザ光により記録面が加熱されたときに
前記磁気ヘッド7により磁界変調を受けてデータが記録
される。再生時には、半導体レーザからのレーザ光が対
物レンズLによりディスクDの記録面に連続して照射さ
れ、この記録面からの反射戻り光がフォトダイオードに
より受光され、戻り光のカー回転角が読み取られる。
【0014】符号10はスピンドルモータであり、この
スピンドルモータ10により、図示しないクランプ機構
などによりクランプされたディスクDが回転させられ
る。このスピンドルモータ10は、サーボ回路11から
の制御により、対物レンズLにより照射されるレーザ光
のスポットとディスクDの記録面の線方向の相対速度が
常に一定になるように回転力を出力する。前記サーボ回
路11により、前記光学式ピックアップ8内のフォーカ
スサーボ機構ならびにトラッキングサーボ機構が制御さ
れ、また送りアクチュエータ9によるピックアップ送り
速度が制御され、さらにスピンドルモータ10が前記線
速度一定となるように制御される。
【0015】符号12はRFアンプであり、これにより
再生時に光学式ピックアップ8内のフォトダイオードに
より読み出されたRF信号が増幅される。符号13はデ
コーダであり、前記RFアンプ12により増幅されたR
F信号がデフォーマット化される。また符号13aはア
ドレスデコーダであり、再生時の信号の1単位ごとのア
ドレス信号を識別して、ディスクDからの再生データを
アドレスごとに送り出す機能を有している。このデフォ
ーマットされた信号は、メモリコントローラ3により一
旦メモリ4に記憶された後、メモリコントローラ3の制
御により読み出され伸長デコーダ14に送られる。
【0016】伸長デコーダ14では、前記メモリ4から
読み出された圧縮されている再生データが伸長されて音
響のディジタルデータとして復元される。この復元され
たディジタルデータがD/Aコンバータ15によりアナ
ログ信号に変換されて出力される。符号17aは制御部
であり、この制御部17aには、CPUを主体としてこ
の装置全体を制御するシステムコントローラ17と、モ
ニタ再生の際に、光学式ピックアップ8および、サーボ
回路11を制御するモニタ再生制御部16とから構成さ
れている。符号18はこの装置の操作釦,各種表示部等
(いずれも図示しない)が配置された操作パネルであ
る。
【0017】次に、図2(A)(B),図3及び図4を
参照して上記構成のディスク装置の動作について説明す
る。操作パネル18よりモニタ再生が選択されて例えば
音楽などのデータの記録が開始されると、入力されたア
ナログの音響信号が前記A/Dコンバータ1によりディ
ジタルデータに変換される。圧縮エンコーダ2にて、デ
ィジタルの音響データが演算処理されて符号化され、可
聴域のデータを主体とする圧縮データが形成される。こ
の圧縮データはメモリ4に記憶され、メモリコントロー
ラ3の制御タイミングによりメモリ4からデータが引出
されてエンコーダ5に送られる。
【0018】さらにデータはエンコーダ5によりフォー
マット化され、磁気ヘッド駆動部6において、磁気ヘッ
ド7に送られる電流が変調される。この磁気ヘッド7に
変調電流が与えられているときには、モニタ再生制御部
16により、光学式ピックアップ8ならびにサーボ回路
11は記録モードに切換えられている。よって、光学式
ピックアップ8では、半導体レーザからパルス状にレー
ザ光が発せられ、ディスクDの記録面が加熱され、この
加熱タイミングに合わせて磁気ヘッド7によりディスク
に磁界変調が与えられ、データがディスクDに記録され
る。図1の実施例において例えば、圧縮エンコーダ2に
より、データが時間長にてほぼ1/5に圧縮されるもの
とし、図2(A)において、圧縮エンコーダ2により圧
縮される前のデータの所定量の単位をDa,Db,…で
示し、この単位ごとのデータの時間長をTで示してい
る。
【0019】図2(A)はデータの入力とディスク上の
実際の記録再生の時間軸上の概念図を示し、メモリコン
トローラ3の制御タイミングによりメモリ4から引出さ
れてエンコーダ5、ヘッド駆動部6を介してディスクに
記録される圧縮データ(前記データDa,Db,…を圧
縮したもの)をDa1,Db1,…で示している。この
圧縮されたデータDa1,Db1,…の時間長はほぼ
(1/5)・Tであり、メモリコントローラ3によりデ
ータが引出されるタイミングはT時間ごとである。この
圧縮された(1/5)・Tのデータ量であるが、連続番
地のアドレス信号が付された2kB(ビット)程度のデ
ータ量を1ブロックとした場合、(1/5)・Tのデー
タ量は、例えば数十ブロック単位を1セクタとして数セ
クタまたは数十セクタに相当する量である。この場合、
メモリ4の容量は1MB(ビット)程度で十分にショッ
クプルーフとして機能できる。ここで、時間軸で見る
と、図2(A)に示すように、所定長の圧縮データがメ
モリ4から引出される間に(4/5)・Tの、記録休止
期間が生じる。
【0020】モニタ再生モードでは、モニタ再生制御部
16により、圧縮された(1/5)Tの時間長のデータ
が記録されるときだけ、光学式ピックアップ8などが記
録モードに切換えられ、残りの(4/5)・Tの記録休
止期間では、光学式ピックアップ8およびサーボ回路1
1などが再生モードに切換えられて、光学式ピックアッ
プ8では半導体レーザからレーザ光が連続照射され、デ
ィスクDからの戻り光のカー回転角がフォトダイオード
により読み取られる。
【0021】ここで、前記(4/5)・Tの休止期間中
は、ディスクのトラックを走査していくレーザ光のスポ
ットは、次の記録時間がくるまで内周トラックへのジャ
ンプを繰返す。例えば上記(1/5)・Tの間に記録さ
れる圧縮されたデータ量が、図3に示すトラック(例え
ばディスクの最外周トラック)のほぼ1周分である場
合、すなわち図4に示すように所定量のデータ(例えば
Da)が圧縮されこの圧縮後のデータが例えば最外周ト
ラックの1周分のセクタS1,S2,…S6に(1/
5)・Tの時間で記録されたと仮定すると、レーザ光の
スポットが(ロ)の位置から(イ)の位置へ移動した
後、次の記録を行うまで、(ロ)の位置にジャンプす
る。このとき再生モードとなっている光学式ピックアッ
プ8から照射されるレーザ光が、直前に書き込まれたデ
ータをセクタS1,S2,S3,…の順に走査し、記録
直後の信号の読み出しが行なわれる。
【0022】上記の(4/5)・Tごとに読み出された
圧縮データは、図2(B)にてDa2,Db2,…で示
す順にデコーダ13及びアドレスデコーダ13aへ送ら
れ、各ブロック単位のアドレス信号により連続番地順に
並べられてデフォーマット化され、メモリ4に記憶され
る。メモリコントローラ3からのタイミング制御により
メモリ4から引出されたデータDa2,Db2,…は、
伸長デコーダ14により伸長される。その結果図2
(B)に示すDa,Db,…の連続した再生信号が得ら
れ、これがD/Aコンバータ15でアナログに変換さ
れ、音楽信号として出力される。すなわち、上記のモニ
タ再生モードでは、Da,Db,…で示す連続する音楽
信号がディスクDに記録されている途中にて、記録直後
の音楽データを連続して再生することができ、記録同時
モニタ再生が可能になる。
【0023】なお、上記の圧縮されたデータの記録時間
(1/5)・Tあたりの単位量は、必らずしも、図3に
示すように最外周トラックのほぼ1周分である必要はな
く、メモリ4の例えば数周トラック分であってもよい。
この場合でもトラックを内周側へジャンプさせることに
より、記録直後に直ちに記録が完了したトラックを再度
走査できる状態となり、モニタ再生のために、レーザ光
のスポットを走査させる時間は残りの記録休止期間(4
/5)・Tの間に十分に確保できる。逆に前記の(1/
5)・Tのデータ量の記録が、例えばトラックの半周で
完了した場合、記録完了後にレーザ光のスポットを内周
側のトラックにジャンプさせれば、記録休止期間(4/
5)・T内に記録後のデータを再生する時間は確保でき
る。
【0024】次に、例えば(1/5)・Tの記録時間
に、トラックの1周分または数周分のデータの記録を行
った場合に、記録完了直後にレーザ光のスポットを内周
側のトラックにジャンプさせ、再度同じトラックを走査
して、再生モードの光学式ピックアップ8によりデータ
の再生を行い、図2(B)で示すような連続するモニタ
再生出力を得る場合、このモニタ再生のために同じトラ
ックを走査した後に、さらに(3/5)・Tだけ時間が
余る。
【0025】上記の余り時間を利用して記録データのエ
ラーチェックと、再記録が可能である。すなわち図1に
て破線のブロックで示すように、デコーダ13へのデー
タの入力部にエラー検出部19を設けておく。そして前
記の(1/5)・Tの記録時間の直後にトラックジャン
プして再度同じトラックを走査して再生モニタ出力を得
るときに、同時に読み出したデータのエラー検出を行
う。このエラー検出によりエラー量が多く再生音質など
に影響があることが、システムコントローラ17により
判断された場合には、モニタ再生制御部16の指令によ
り、光学式ピックアップ8を記録モードに切換え、再度
トラックジャンプして同じトラックを再走査させる。そ
してモニタ再生後の(3/5)・Tの余り時間中に、エ
ラー量の多かった記録ブロックに対し、抹消記録を行
う。この抹消記録は再生時に、読み取りを行わないため
の信号である。この抹消記録は再生を行なったときにデ
ータを無視する符号を書き込むか、あるいは少なくとも
ブロック単位のアドレスコードを抹消することによって
実行できる。あるいはそのブロック部分に同じデータを
重ね書きして再記録を行ってもよい。この再記録を行う
場合には、記録完了したデータをエラー検出完了までメ
モリ4に保持させておき、この記憶されたデータを使用
すればよい。
【0026】前記においてエラーのあったブロックの抹
消記録を行った場合には、抹消記録のために同じトラッ
クを走査した後に、まだ記録開始まで(2/5)・Tの
余り時間がある。この時間を利用して、モニタ再生制御
部16の指令により光学式ピックアップ8を再度記録モ
ードにし、エラーの生じていたブロックのデータを新た
なトラック(次の記録を行うトラック)の最初の領域に
再記録する。この再記録のデータは、エラー検出までメ
モリ4に記憶されているデータを使用すればよい。ある
いはエラーが検出されたブロックのデータを次のデータ
の記録のときに一緒に記録してもよい。
【0027】上記のようにエラー検出により再記録され
たブロックは本来のブロックの記録位置でない位置に記
録されてしまうが、このブロックに連続番地がアドレス
信号として付されているため、再生時にはアドレスデコ
ーダ13aのアドレス制御機能により、連続するブロッ
クに整理させることができる。よって再生動作には支障
はない。また、エラーのあったブロックに抹消記録を行
なわずに、異なる位置にそのブロックのアドレスコード
とデータを再記録しておいてもよい。この場合には後の
再生時に同じアドレスコードのブロックが読みとられて
しまうが、この場合アドレスデコーダ13aの制御によ
り後から読み出されたブロックのデータを採用すればよ
い。
【0028】図5は、上記の圧縮記録(ステップ1)、
モニタ再生(ステップ2)、エラー検出(ステップ
3)、抹消記録(ステップ4)、再記録(ステップ5)
をフローチャートにより示している。また、上記実施例
ではデータ圧縮率が5分の1の場合について説明した
が、次のデータを記録するまでの空き時間に直前に記録
されたデータをモニタ再生をすることを考慮すれば、少
なくとも圧縮率を2分の1以下に設定すれば上記同様の
効果が得られる。
【0029】なお、上記実施例では、データを圧縮エン
コーダ2により圧縮して記録する場合について示した
が、データを圧縮せず、記録データをその入力時間より
も速い時間により高速処理してディスクに記録する場合
においても、同様に記録時間と記録時間の間に余り時間
が生じる。よってこの余り時間にデータを高速再生する
ことにより同様にしてモニタ再生およびエラー検出、再
記録などが可能になる。なお、ディスクは光磁気ディス
クに限られず、磁気ディスクや他の方式の記録再生可能
なディスクであればよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録中
にすでに記録されたデータを再生モニタすること
き、テーププレーヤなどと同様に、音楽データなどの記
録同時再生が可能になる。また本発明では、記録された
データにエラーが検出され、前記データの再記録を必要
と判断された場合に、前記エラーデータを抹消した後、
データの再記録を行ない、あるいは前記エラーデータの
上にデータを重ねてデータを再記録することによって、
再生時においてエラーデータの読み込みを確実に回避す
ることが可能である。また、エラー検出されたデータの
うち、アドレスコードのみを抹消することで、簡単にし
かも確実に前記エラーデータの抹消を行なうことができ
る。さらにデータを記録したときに、前記データをメモ
リに記憶させておき、そのデータで重ね書きすること
で、簡単にしかも確実にデータの再記録を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク記録再生装置の一実施例とし
ての光磁気装置を示す概略構成ブロック図である。
【図2】(A)はデータ記録のタイミングを示し(B)
はモニタ再生のタイミングを示す時間軸上の概念図であ
る。
【図3】ディスクの記録トラックを示す説明図である。
【図4】所定量のデータとトラック上のセクタとの関係
の一例を示す時間軸上の概念図である。
【図5】エラー検出を行った場合の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 A/Dコンバータ 2 圧縮エンコーダ 3 メモリコントローラ 4 メモリ 5 エンコーダ 6 ヘッド駆動部 7 記録ヘッド 8 光学式ピックアップ 9 送りアクチュエータ 10 スピンドルモータ 11 サーボ回路 12 RFアンプ 13 デコーダ 13a アドレスデコーダ 14 伸長デコーダ 15 D/Aコンバータ 16 モニタ再生制御部 17 システムコントローラ 18 操作パネル D ディスク L 対物レンズ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータをディスクに所定量ず
    つ記録するにあたり、この所定量のデータをその入力時
    間よりも短い時間でディスクに記録する記録処理部が設
    けられているディスク記録再生装置であって、前記記録
    処理部により所定量のデータをディスクに記録した後の
    記録休止期間中に以下の処理が行われることを特徴とす
    るディスク記録再生装置。再生処理部によって、ディ
    スクに既に記録されているデータを読み出し、エラー検
    出部によって読み出されたデータのエラー検出を行なう
    前記エラー検出によりエラーが検出された前記データ
    を抹消し、エラーが検出されたデータを再記録する制御
    を行う
  2. 【請求項2】 前記のデータの抹消は、データのアド
    レスコードを抹消することにより行われる請求項1記載
    のディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 入力されたデータをディスクに所定量ず
    つ記録するにあたり、この所定量のデータをその入力時
    間よりも短い時間でディスクに記録する記録処理部が設
    けられているディスク記録再生装置であって、前記記録
    処理部により所定量のデータをディスクに記録した後の
    記録休止期間中に以下の処理が行われることを特徴とす
    るディスク記録再生装置。再生処理部によって、ディ
    スクに既に記録されているデータを読み出し、エラー検
    出部によって読み出されたデータのエラー検出を行なう
    前記エラー検出によりエラーが検出された前記データ
    を、前記データ記録されていたブロックに重ね書きする
  4. 【請求項4】 前記で重ね書きするデータは、先に同
    じデータを記録したときにメモリに記憶させていたもの
    を用いる請求項3記載のディスク記録再生装置。
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