JPH0589597A - データ記録方法 - Google Patents

データ記録方法

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JPH0589597A
JPH0589597A JP27682491A JP27682491A JPH0589597A JP H0589597 A JPH0589597 A JP H0589597A JP 27682491 A JP27682491 A JP 27682491A JP 27682491 A JP27682491 A JP 27682491A JP H0589597 A JPH0589597 A JP H0589597A
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JP27682491A
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Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 メモリ19は、システムコントローラ20の
制御のもとに、インターフェイス21を介して供給され
るユーザセクタサイズが512バイトのデータにエラー
訂正符号等を付加し、5ユーザセクタ分を記憶する。そ
して、記憶したデータを、セグメント(20バイト)単
位であって1ユーザセクタに対しては5セグメントおき
に順次に読み出し、変復調回路18に供給する。変復調
回路18は、読み出されたデータを変調して磁気ヘッド
駆動回路14に供給する。磁気ヘッド13は、記録デー
タに応じた変調磁界を光磁気ディスク1に印加する。こ
の結果、1ユーザセクタのデータが、セグメント単位で
あって5セグメントおきに光磁気ディスク1に記録され
る。 【効果】 1ユーザセクタのデータが、セグメント単位
であって5セグメントおきに記録されているので、再生
の際に、バーストエラーに対するデータの信頼性を向上
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ記録方法に関
し、例えば光磁気ディスク装置におけるデータの記録方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおける外部記憶
装置としては、磁気ディスク装置やフロッピーディスク
装置が広く用いられ、これらの装置では、データの送受
やエラー訂正等のデータ処理単位の大きさ(以下ユーザ
セクタサイズという)は、512バイトが主流となって
いる。
【0003】一方、近年、ファイルが大型化し、またデ
ータ信頼性の向上を図るために、ユーザセクタサイズの
大型化が図られている。例えば所謂コンパクトディスク
(以下CD:Compact Discという)を読出専用のデータ
ストレージとして用いるCD−ROM(CD−Read Onl
y Memory)や光磁気ディスク装置では、CDフォーマッ
トにおける所謂1サブコードブロック(98フレーム)
をユーザセクタサイズとし、このユーザセクタに2Kバ
イトあるいは約2.5バイトのデータを取り扱うように
なっている。
【0004】そして、このようなCD−ROMや光磁気
ディスク装置においても、上述した512バイトを1ユ
ーザセクタとする例えばコンピュータ用のデータの記録
や再生ができることが望ましく、またそのような要望が
多々ある。すなわち、1ユーザセクタサイズを2Kバイ
トや512バイトとする複数のユーザセクタサイズのデ
ータを取り扱うことが可能な装置の実現が切望され、種
々の提案がなされている。しかし、現在提案されている
記録方法は、小さなユーザセクタサイズのデータのバー
ストエラーに対する保護が弱いという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実情に鑑みてなされたものであり、複数のユーザセクタ
サイズのデータを記録でき、また、小さなユーザセクタ
サイズのデータに対しても信頼性を向上させることがで
きるデータ記録方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、所定のデータ処理単位のデータを記録
媒体における記録単位であるセグメントに分割し、分割
された各セグメントのデータを、mセグメント単位であ
ってm×nセグメントおきに上記記録媒体に離散的に記
録することを特徴とする。
【0007】また、所定のデータ処理単位のデータをn
分割し、分割された各単位のデータを記録媒体における
記録単位であるセグメントに分割し、分割された各セグ
メントのデータを、mセグメント単位であってm×nセ
グメントおきに上記記録媒体に離散的に記録することを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るデータ記録方法では、所定のデー
タ処理単位、例えば1ユーザセクタのデータをセグメン
トに分割し、この分割された各セグメントのデータを、
mセグメント単位であってm×nセグメントおきに記録
媒体に記録する。
【0009】また、所定のデータ処理単位、例えば1ユ
ーザセクタのデータをn分割し、分割された各単位のデ
ータをセグメントに分割し、この分割された各セグメン
トのデータを、mセグメント単位であってm×nセグメ
ントおきに記録媒体に記録する。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るデータ記録方法の実施例
を図面を参照しながら説明する。この実施例は、光磁気
ディスク装置に本発明に係るデータ記録方法を適用した
ものであり、図1は、この光磁気ディスク装置の回路構
成を示すブロック図であり、図2及び図3は、上記光磁
気ディスク装置に用いられる光磁気ディスクの記録形態
を模式的に示す図である。
【0011】先ず、この光磁気ディスク装置に用いられ
る光磁気ディスクについて説明する。この光磁気ディス
ク1には、例えば図1に示すように、ユーザが光磁気記
録により、データ記録又は再生を行う複数のトラック2
が、例えば同心円状に形成されている。これらのトラッ
ク2には、例えばデータの送受やエラー訂正等のデータ
処理単位の大きさ(以下ユーザセクタサイズという)が
2560(=512×5)バイトのデータを記録するセ
クタ3が6個設けられている。
【0012】上記セクタ3(セクタ#0〜#5)は、例
えば図3b及び図3cに示すように、セクタアドレス等
が予め記録(所謂プリフォーマット)されているアドレ
ス領域4と、150セグメント(以下セグメント#0〜
#149という)からなるユーザ領域5とが設けられて
いる。
【0013】上記セグメント#0〜#149は、例えば
図3dに示すように、所謂サンプル・サーボ制御を行う
ためのサーボバイトがプリフォーマットされている4バ
イトからなるサーボ領域6と、1バイトのリファレンス
領域7と、20バイトからなるユーザデータ領域8とが
設けられている。そして、このユーザデータ領域8に
は、例えば、ユーザセクタサイズを所謂CD−ROM
(CD−Read Only Memory)における2Kバイトや約
2.5Kバイトとするデータや、ユーザセクタサイズを
512バイトとするコンピュータ用のデータが記録され
るようになっている。
【0014】上記サーボ領域6にプリフォーマットされ
ているサーボバイトは、例えば図3eに示すように、所
謂トラッキングサーボ制御のための所謂ウォブリングさ
れたピット9や、クロックを再生するためのクロックピ
ット(図示せず)から構成される。
【0015】つぎに、上述のような光磁気ディスク1に
データを記録し、又は記録されたデータを再生する光磁
気ディスク装置について説明する。
【0016】この光磁気ディスク装置は、例えば図1に
示すように、スピンドルモータ11により上記光磁気デ
ィスク1を回転駆動する。この光磁気ディスク1に対
し、例えば光学ヘッド12によりレーザ光を照射した状
態で記録データに応じた変調磁界を磁気ヘッド13によ
って印加することにより、上記光磁気ディスク1のトラ
ック2に沿ってデータの記録(所謂磁界変調記録)を行
い、また上記光磁気ディスク1のトラック2を上記光学
ヘッド12によってレーザ光でトレースすることによ
り、磁気光学的にデータの再生を行うようになってい
る。そして、これらのデータ記録あるいはデータ再生
は、上記光磁気ディスク1に予め記録(プリフォーマッ
ト)されている上記セクタアドレスとサーボバイトに基
づいて行われる。
【0017】上記光学ヘッド12は、例えばレーザダイ
オード等のレーザ光源やコリメータレンズ、対物レン
ズ、ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学
部品及び所定の配置に分割されたフォトディテクタ等か
ら構成されおり、上記光磁気ディスク1を間にして上記
磁気ヘッド13と対向する位置に設けられている。この
光学ヘッド12は、上記光磁気ディスク1にデータを記
録するときは、磁気ヘッド駆動回路14により上記磁気
ヘッド13が駆動されて、記録データに応じた変調磁界
が印加される上記光磁気ディスク1の目的トラックにレ
ーザ光を照射することによって、熱磁気記録によりデー
タ記録を行う。また、この光学ヘッド12は、目的トラ
ックに照射したレーザ光の反射光を検出することによ
り、例えば所謂非点収差法によりフォーカスエラーを検
出し、また例えば所謂プシュプル法によりトラッキング
エラーを検出すると共に、上記光磁気ディスク1からデ
ータを再生するときは、レーザ光の目的トラックからの
反射光の偏光角(カー回転角)の違いを検出して再生信
号を生成する。そして、光学ヘッド12に対する上述の
記録と再生の切換制御は、この光学ヘッド12のレーザ
光源の駆動電流を制御するレーザ駆動回路15からの電
流の大小により行われる。また、この光学ヘッド12
は、セクタの先頭に同期信号等と共にピットとしてプリ
フォーマットされている上記セクタアドレス等を再生す
る。
【0018】上記光学ヘッド12の出力は、RF回路1
6に供給される。このRF回路16は、上記光学ヘッド
12の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエ
ラー信号を抽出してサーボ制御回路17に供給すると共
に、再生信号を2値化して変復調回路18に供給する。
【0019】上記サーボ制御回路17は、例えばフォー
カスサーボ制御回路、トラッキングサーボ制御回路、ス
ピンドルモータサーボ制御回路、スレッドサーボ制御回
路等から構成される。上記フォーカスサーボ制御回路
は、上記フォーカスエラー信号が零になるように、上記
光学ヘッド12の光学系のフォーカス制御を行う。ま
た、上記トラッキングサーボ制御回路は、上記トラッキ
ングエラー信号が零になるように上記光学ヘッド12の
光学系のトラッキング制御を行う。さらに、上記スピン
ドルモータサーボ制御回路は、上記光磁気ディスク1を
所定の回転速度(例えば一定角速度)で回転駆動するよ
うに上記スピンドルモータ11を制御する。また、上記
スレッドサーボ制御回路は、後述するシステムコントロ
ーラ20により指定される上記光磁気ディスク1の目的
トラック位置に上記光学ヘッド12及び磁気ヘッド13
を移動させる制御を行う。
【0020】上記変復調回路18は、例えば所謂4/1
5(4 out of15 )変調や2,7変調等の所定の変調方
式を採用した変復調回路であり、データ記録の際にはメ
モリ19からセグメント単位に読み出された記録データ
を変調して、上記磁気ヘッド駆動回路14に供給し、デ
ータ再生の際には上記RF回路16からの再生信号を2
値化して得られる再生データを復調して、上記メモリ1
9に供給する。
【0021】上記メモリ19は、例えば所謂RAM(Ra
ndom Access memory )及びエラー訂正回路等からな
り、データの書込及び読出が上記システムコントローラ
20により制御される。すなわち、データ記録の際は、
インターフェイス21を介してユーザセクタ単位に供給
されるデータを一旦記憶し、このデータに例えば所謂リ
ード・ソロモン符号(Reed Solomon coding )によるエ
ラー訂正符号を付加すると共に、エラー訂正符号が付加
されたデータをセグメント単位に読み出して、上記変復
調回路18に供給する。一方、データ再生の際は、上記
変復調回路18からセグメント単位に供給される再生デ
ータを一旦記憶し、この再生データのエラー訂正を行う
と共に、エラー訂正されたデータをユーザセクタ単位に
読み出して、上記インターフェイス21に供給する。
【0022】上記システムコントローラ20は、上記光
磁気ディスク1から再生されるセクタアドレス等に基づ
いて、上記光学ヘッド12及び磁気ヘッド13がトレー
スしているトラック上の記録位置や再生位置を管理す
る。すなわち、この記録位置の制御は、上記メモリ19
から読み出されるデータの記録位置を上記セクタアドレ
ス及びセクタ内のセグメント位置に基づいて管理し、上
記光磁気ディスク1のトラック上の記録位置を指定する
制御信号を上記サーボ制御回路17に供給することによ
って行われる。
【0023】上記インターフェイス21は、所謂SCS
I(Small Computor System Interface )等からなり、
例えばコンピュータとのデータの送受を所定のフォーマ
ットに従って行うようになっている。
【0024】つぎに、上述のように構成される光磁気デ
ィスク装置のデータ記録、例えばCD−ROMにおける
2Kバイトあるいは約2.5Kバイトをユーザセクタサ
イズとするデータの記録(以下記録モード1という)の
動作、及び例えば512バイトをユーザセクタサイズと
するデータの記録(以下記録モード2という)の動作に
ついて説明する。
【0025】記録モード1では、例えばコンピュータか
らインターフェイス21を介して、例えば約2.5Kバ
イト毎にデータがメモリ19に供給される。このメモリ
19は、ユーザセクタサイズが約2.5K(例えば23
52)バイトからなるデータを、512バイトからなる
ブロックに例えば5分割し、各ブロックのデータに例え
ばシステムコントローラ20から供給される8バイトの
コントロールバイトを付加して、各ブロックが520バ
イトとなるように記憶する。そして、このメモリ19
は、記憶された各ブロックのデータにリード・ソロモン
符号化による80バイトのエラー訂正符号を付加した
後、各ブロックのデータを上述した記録単位であるセグ
メントの大きさ、すなわち例えば20バイト毎に分割し
て繰り返し読み出し、20バイト毎に読み出したデータ
を、上述した光磁気ディスク1の1セグメント分のデー
タとして変復調回路18に供給する。なお、上述のメモ
リ19へのデータ書込及び読出は、システムコントロー
ラ20からのアドレス制御によって行われる。
【0026】具体的には、例えば図4aに示すように、
メモリ19は、縦方向に25バイト、横方向に120バ
イトの容量を有すると共に、この600(=25×12
0)バイトの記憶領域を縦方向に5つの小セクタ#0〜
#4に分割する。そして分割されて得られる縦方向が5
(=25÷5)バイト、横方向が120バイトの各小セ
クタ#0〜#4を、横方向に104バイトの領域(全体
として5×104=520バイトとなる)をユーザデー
タ領域31とし、横方向に残りの16バイトの領域(全
体として5×16=80バイトとなる)をエラー訂正符
号領域32としている。
【0027】そして、上述のようにインターフェイスを
介して供給されるユーザセクタサイズが約2.5Kバイ
トからなるデータを、先頭から順に512バイトからな
るブロックに分割し、分割された各ブロックのデータに
8バイトのコントロールバイトを付加して、各ブロック
を520バイトとする。このとき、最後のブロックに対
して512バイト分のデータがないときは、例えば値が
16進数表現で「FF」のダミーデータをデータの最後
に付加して、各ブロックを520バイトとする。そし
て、メモリ19は、これらの520バイトとされた各ブ
ロックのデータを、上述の図4aに示す小セクタ#0〜
#4の各ユーザデータ領域31に、例えばこの領域31
の左側の5バイトから順次右方向にそれぞれ記憶する。
このとき、メモリ19のエラー訂正回路は、小セクタ#
0〜#4の各ユーザデータ領域31に記録されたデータ
に対して、例えば横方向に、すなわち120バイトのデ
ータに対してリード・ソロモン符号による16バイトの
エラー訂正符号を形成し、このメモリ19は、これらの
エラー訂正符号をエラー訂正符号領域32に記憶する。
【0028】つぎに、システムコントローラ20は、こ
のようにしてメモリ19に記憶されたデータを、小セク
タ#0〜#4の各先頭から20(=4×5)バイト毎
に、小セクタ#0〜小セクタ#4の順に繰り返して読み
出すようにメモリ19を制御する。そして、メモリ19
は、20バイト毎に読み出したデータを変復調回路18
に供給する。すなわち、メモリ19からは、上述の図3
dに示すユーザデータ領域8の記録容量に対応して20
バイト毎にデータが読み出されると共に、ユーザセクタ
サイズを約2.5Kバイトとする1ユーザセクタのデー
タが上述の図3aに示す1セクタに対応して読み出され
る。
【0029】変復調回路18は、メモリ19から上述の
ようにしてセグメント単位に供給されるデータを例えば
4/15変調して、磁気ヘッド駆動回路14に供給す
る。磁気ヘッド駆動回路14は、磁気ヘッド13を駆動
し、磁気ヘッド13は、記録データに応じた変調磁界を
光磁気ディスク1に印加する。そして、このとき、シス
テムコントローラ20は、上述の図3bに示すアドレス
領域4を再生して得られるセクタアドレスに基づいて、
光学ヘッド12が光磁気ディスク1の目的トラックの所
定のセクタにレーザ光を照射するように、サーボ制御回
路17を制御する。
【0030】この結果、上述の図4aに示すメモリ19
の小セクタ#0の先頭から20バイト毎に分割される領
域31a、31b、31c・・・に記憶されているデー
タが、図4bに示すように、光磁気ディスク1の例えば
セクタ#0の先頭セグメント#0から5セグメントおき
に記録され、小セクタ#1の先頭から20バイト毎に分
割される領域31a、31b、31c・・・に記憶され
ているデータが、セクタ#0のセグメント#1から5セ
グメントおきに記録され、以下同様に、各小セクタ#2
〜#4の先頭から20バイト毎に分割された領域31
a、31b、31c・・・に記憶されているデータが、
5セグメントおきに記録される。
【0031】つぎに、記録モード2では、例えばコンピ
ュータからインターフェイス21を介してユーザセクタ
サイズ毎に、例えば512バイト毎にデータがメモリ1
9に供給される。このメモリ19は、ユーザセクタサイ
ズが512バイトとからなるデータに、上述の記録モー
ド1と同様に、8バイトのコントロールバイトをユーザ
セクタ毎にそれぞれ付加し、コントローラバイトが付加
されて各々520バイトとなる各ユーザセクタのデータ
を、上述の各小セクタ#0〜#4にそれぞれ記憶する。
そして、このメモリ19は、上述の記録モード1と同様
に、記憶された各ユーザセクタのデータにリード・ソロ
モン符号化による80バイトのエラー訂正符号を付加し
た後、各ユーザセクタのデータを上述した記録単位であ
るセグメントの大きさ、すなわち例えば20バイト毎に
分割して繰り返し読み出し、20バイト毎に読み出した
データを、上述した光磁気ディスク1の1セグメント分
のデータとして変復調回路18に供給する。なお、この
記録モード2におけるメモリ19へのデータ書込及び読
出も、システムコントローラ20からのアドレス制御に
よって行われる。
【0032】具体的には、上述のようにインターフェイ
スを介して供給されるユーザセクタサイズが512バイ
トからなるデータに、ユーザセクタ毎に8バイトのコン
トロールバイトを付加して、各ユーザセクタを520バ
イトとする。そして、メモリ19は、5ユーザセクタ分
のデータを、小セクタ#0〜#4の各ユーザデータ領域
31に、例えばこの領域31の左側の5バイトから順次
右方向にそれぞれ記憶する。このとき、メモリ19のエ
ラー訂正回路は、上述の記録モード1と同様に、小セク
タ#0〜#4の各ユーザデータ領域31に記録されたデ
ータに対して、例えば横方向に、すなわち120バイト
のデータに対してリード・ソロモン符号による16バイ
トのエラー訂正符号を形成し、このメモリ19は、これ
らのエラー訂正符号をエラー訂正符号領域32に記憶す
る。
【0033】つぎに、システムコントローラ20は、上
述の記録モード1と同様に、メモリ19に記憶されたデ
ータを、小セクタ#0〜#4の各先頭から20バイト毎
に、小セクタ#0〜小セクタ#4の順に繰り返して読み
出すようにメモリ19を制御する。そして、メモリ19
は、20バイト毎に読み出したデータを変復調回路18
に供給する。すなわち、メモリ19からは、上述の記録
モード1と同様に、上述の図3dに示すユーザデータ領
域8の記録容量に対応して20バイト毎にデータが読み
出されると共に、ユーザセクタサイズを512バイトと
する5ユーザセクタ分のデータが、上述の図3aに示す
1セクタに対応して読み出される。
【0034】上述のようにしてメモリ19から読み出さ
れたデータは、上述の記録モード1と同様に、変復調回
路18、磁気ヘッド駆動回路14を介して磁気ヘッド1
3に供給され、このとき、システムコントローラ20
は、光学ヘッド12が光磁気ディスク1の目的トラック
の所定のセクタにレーザ光を照射するように、サーボ制
御回路17を制御する。
【0035】この結果、ユーザセクタサイズを512バ
イトとするデータの5ユーザセクタ分も、上述の記録モ
ード1と同様に、メモリ19の小セクタ#0の先頭から
20バイト毎に分割される領域31a、31b、31c
・・・に記憶されているデータが、光磁気ディスク1の
例えばセクタ#0の先頭セグメント#0から5セグメン
トおきに記録され、小セクタ#1の先頭から20バイト
毎に分割される領域31a、31b、31c・・・に記
憶されているデータが、セクタ#0のセグメント#1か
ら5セグメントおきに記録され、以下同様に、小セクタ
#2〜#4の各先頭から20バイト毎に分割された領域
31a、31b、31c・・・に記憶されているデータ
が、5セグメントおきに記録される。
【0036】以上のように、この光磁気ディスク装置で
は、記録モード1では、ユーザセクタサイズを約2.5
Kバイトとするデータの1ユーザセクタ分を、n個の、
例えば5個の小セクタ#0〜#4に分割し、各小セクタ
#0〜#4のデータを記録媒体における記録単位である
セグメント(20バイト毎)に分割し、分割された各セ
グメントのデータを、mセグメント単位、例えば1セグ
メント単位であって、m×n(5×1)セグメントおき
に光磁気ディスク1の所定のセクタに離散的に記録し、
一方、記録モード2では、ユーザセクタサイズを512
Kバイトとするデータの1ユーザセクタ分を、記録媒体
における記録単位であるセグメント(20バイト毎)に
分割し、分割された各セグメントのデータを、mセグメ
ント単位、例えば1セグメント単位であって5セグメン
トおきに光磁気ディスク1の所定のセクタに離散的に記
録することにより、複数のユーザセクタサイズのデータ
を同じ信号処理回路を用いて記録することができ、ユー
ザの要望を実現することができる。なお、上記n、mの
値は、上述のようにそれぞれ「5」、「1」に限定され
るものではなく、例えばmの値を「2」として、2セグ
メント単位であって10セグメントおきに記録するよう
にしてもよい。
【0037】つぎに、上述のように、記録モード1によ
って記録されたデータを再生する動作(以下再生モード
1という)、及び記録モード2によって記録されたデー
タを再生する動作(以下再生モード2という)について
説明する。
【0038】システムコントローラ20は、光磁気ディ
スク1の各セクタ#0〜#5のアドレス領域4を再生し
て得られるセクタアドレスに基づいて、再生するセクタ
が存在する目的トラックに光学ヘッド12が位置するよ
うに、サーボ制御回路17を制御する。光学ヘッド12
は、光磁気ディスク1の目的トラックをレーザ光でトレ
ースすることにより得られる再生信号をRF回路16に
供給し、このRF回路16は、再生信号に等化、増幅、
2値化等の信号処理を施し、得られる再生データを変復
調回路18に供給する。変復調回路18は、上述の記録
の際の変調に対応した復調、すなわち例えば4/15復
調を施してデータを再生して、再生したデータをメモリ
19に供給する。
【0039】メモリ19は、上述のように、データの書
込及び読出がシステムコントローラ20により制御さ
れ、システムコントローラ20は、上記変復調回路18
から光磁気ディスク1の所定のセクタの先頭から順に再
生されるデータ、すなわちセグメント#0〜#149の
データがセグメント毎に小セクタ#0〜小セクタ#4の
順に繰り返して記憶されるように、メモリ19を制御す
る。そして、メモリ19は、記憶されたデータのエラー
訂正を行うと共に、再生モード1では、メモリ19の各
小セクタ#0〜#4に記憶されているデータを小セクタ
#0〜小セクタ#4の順に連続して読み出して、全体と
してユーザセクタサイズが例えば約2.5Kバイトのデ
ータとしてインターフェイス21に供給する。一方、再
生モード2では、小セクタ#0〜#4の各データを小セ
クタ単位に読み出し、すなわちそれぞれユーザセクタサ
イズが512バイトのデータとして読み出して、インタ
ーフェイス21に供給する。インターフェイス21は、
これらのデータをSCSIの伝送フォーマットに基づい
て、例えばコンピュータに供給する。
【0040】具体的には、再生モード1では、光磁気デ
ィスク1の例えばセクタ#0には、約2.5Kバイトを
ユーザセクタサイズとする1ユーザセクタのデータが、
上述の如く、小セクタ#0〜#4に5分割されると共
に、各小セクタ#0〜#4のデータが20バイト毎に分
割され、小セクタ#0〜小セクタ#4の順に5セグメン
トおきに記録されている。したがって、メモリ19に
は、1ユーザセクタのデータが、セグメント単位にセグ
メント#0〜セグメント#149の順に、すなわち小セ
クタ#0〜#4の各先頭の20バイトに対応するデータ
が小セクタ#0〜小セクタ#4の順に、小セクタ#0〜
#4の各々次の20バイトに対応するデータが小セクタ
#0〜小セクタ#4の順に、・・・となる形態で供給さ
れる。そして、このメモリ19は、システムコントロー
ラ20の制御のもとに、セグメント#0〜#4の各デー
タ、すなわち小セクタ#0〜#4の各先頭の20バイト
に対応したデータを、上述の図3aに示す小セクタ#0
〜#4の各領域31aにそれぞれ記憶し、セグメント#
5〜#9の各データ、すなわち小セクタ#0〜#4の次
の20バイトに対応するデータを、小セクタ#0〜#4
の各領域31bにそれぞれ記憶し、以下同様に、セグメ
ント#10〜#149の各データを対応する小セクタ#
0〜#4に順に記憶する。
【0041】そして、このメモリ19は、小セクタ#0
〜#4の各領域31に記憶されたデータに対して、デー
タと共に再生されて領域32に記憶されているエラー訂
正符号を用いてエラー訂正を行った後、領域31に記憶
されている8バイトのコントロールバイトを分離し、領
域31に記憶されている残りのデータを、小セクタの先
頭から小セクタ#0〜小セクタ#4の順に連続して読み
出し、読み出したデータをインターフェイス21に供給
する。この結果、ユーザセクタサイズが約2.5Kバイ
トのデータがコンピュータ等に供給される。
【0042】一方、再生モード2では、上述の再生モー
ド1と同様してメモリ19の各小セクタ#0〜#4に記
憶されたデータを、1小セクタのデータを1ユーザセク
タのデータとして読み出し、ユーザセクタ毎に読み出し
たデータをインターフェイスに供給する。この結果、ユ
ーザセクタサイズが512バイトのデータが、ユーザセ
クタ毎にコンピュータ等に供給される。
【0043】以上のように、この光磁気ディスク装置で
は、記録の際に、2.5Kバイトのユーザセクタサイズ
のデータを、512バイトの小セクタ#0〜#4に分割
し、小セクタのデータとユーザセクタサイズが512バ
イトのデータを対応させて、同じ信号処理を施して記録
しておくことにより、複数のユーザセクタサイズのデー
タを同じ信号処理回路を用いて再生することができる。
【0044】ところで、例えば50バイトのバーストの
エラーが発生した場合、記録の際に、上述の如く、ユー
ザセクタサイズを512バイトとするデータを、セグメ
ント(20バイト)単位であって5セグメントおき記録
しておくことにより、1ユーザセクタのデータに対する
バーストエラーは最大でも20バイト以上となることは
なく、エラー訂正能力を、1ユーザセクタのデータを連
続して記録する従来の記録方法に比して高くすることが
できる。
【0045】なお、本発明は、上述の実施例の光磁気デ
ィスク装置に限定されるものではなく、例えば磁気ディ
スク装置や、さらには所謂光カード装置等のサンプルサ
ーボ方式を用いて、セグメント単位に記録が可能な装置
に、本発明を適用できることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、所定の
データ処理単位であるユーザセクタサイズを例えば51
2バイトとするデータの1ユーザセクタ分を、記録媒体
における記録単位であるセグメントに分割し、分割され
た各セグメントのデータを、mセグメント単位であって
m×nセグメントおきに記録媒体に離散的に記録し、ま
た、所定のデータ処理単位であるユーザセクタサイズを
例えば約2.5Kバイトとするデータの1ユーザセクタ
分を、n分割し、分割された各単位のデータを記録媒体
における記録単位であるセグメントに分割し、分割され
た各セグメントのデータを、mセグメント単位であって
m×nセグメントおきに記録媒体に離散的に記録するこ
とにより、複数のユーザセクタサイズのデータを記録
し、また再生することができる。
【0047】また、1ユーザセクタのデータをmセグメ
ント単位に、m×nセグメントおきに記録することによ
り、バーストエラーに対するエラー訂正能力を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光磁気ディスク装置の回路構
成を示すブロック図である。
【図2】上記光磁気ディスク装置に用いられる光磁気デ
ィスクの記録形態を模式的に示す図である。
【図3】上記光磁気ディスクのトラックのセクタ及びセ
グメントの構成を示す図である。
【図4】上記光磁気ディスク装置を構成するメモリの記
憶形態及び上記光磁気ディスクのトラック上の記録形態
を示す図である。
【符号の説明】
1・・・光磁気ディスク 12・・・光学ヘッド 13・・・磁気ヘッド 19・・・メモリ 20・・・システムコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータ処理単位のデータを記録媒
    体における記録単位であるセグメントに分割し、 分割された各セグメントのデータを、mセグメント単位
    であってm×nセグメントおきに上記記録媒体に離散的
    に記録することを特徴とするデータ記録方法。
  2. 【請求項2】 所定のデータ処理単位のデータをn分割
    し、 分割された各単位のデータを記録媒体における記録単位
    であるセグメントに分割し、 分割された各セグメントのデータを、mセグメント単位
    であってm×nセグメントおきに上記記録媒体に離散的
    に記録することを特徴とするデータ記録方法。
JP27682491A 1991-09-27 1991-09-27 データ記録方法 Withdrawn JPH0589597A (ja)

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JP27682491A JPH0589597A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 データ記録方法

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